JPH0138469Y2 - - Google Patents

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JPH0138469Y2
JPH0138469Y2 JP1982079373U JP7937382U JPH0138469Y2 JP H0138469 Y2 JPH0138469 Y2 JP H0138469Y2 JP 1982079373 U JP1982079373 U JP 1982079373U JP 7937382 U JP7937382 U JP 7937382U JP H0138469 Y2 JPH0138469 Y2 JP H0138469Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暖房機用給排気筒トツプの取付構
造、詳しくは、壁貫通孔に固定したスリーブに、
暖房機用給排気筒トツプを取付ける取付構造に関
する。
一般に、此種取付構造は、実開昭56−28539号
公報の第2図に示され、また、第8図に示したご
とく壁貫通孔1に貫通させたスリーブ20の室内
側端部を、壁2における壁貫通孔1の室内側端縁
に当てがつたスリーブ固定用フランジ21の内周
縁に係合すると共に、該スリーブ20の室内側突
出部にナツト22を螺設することにより、スリー
ブ固定用フランジ21をスリーブ20とともに壁
2に固定する一方、暖房機背部に取付けた給排気
筒トツプ4の基部に、前記フランジ21に対する
トツプ用フランジ23を設けて、給排気筒トツプ
4をスリーブ20に挿通し、前記両フランジ2
1,23を重ねて、ネジ止めすべくしている。
ところが、暖房機の背面と壁面との間隔は、
精々10cm程度しかなく極めて狭いため、前記ネジ
止め作業が困難な問題がある。
そのため前記公開公報に記載の考案は、前記ス
リーブ20により壁2に固定した前記スリーブ固
定用フランジ21に、前記給排気筒トツプ4を、
単に係止により取付可能としたのである。
この取付構造を第9図に基づいて概略説明する
と、給排気筒トツプ4の基部にトツプ用フランジ
23を回転のみ自由に取付け、該フランジ23の
周方向に沿つて複数の爪部材24…を取付ける。
この爪部材24は、図面に詳記していないがフラ
ンジ23への固定部と、前記スリーブ固定用フラ
ンジ21に取付ける後記する係止突起25がトツ
プ用フランジ23の一方向への回転により進入係
合する係合部と、スリーブ固定用フランジ21に
圧接してトツプ用フランジ23の回転を阻止する
圧接部とから成るものである。また、前記スリー
ブ固定用フランジ21には、前記トツプ用フラン
ジ23の一方向への回転操作により、前記各爪部
材24の係合部に係合する前記係止突起25…を
螺設する。そして、第8図の場合と同様、前記給
排気筒トツプ4と、スリーブ(第9図には図示せ
ず)に挿通させて、両フランジ21,23を重合
させると共に、トツプ用フランジ23を一方向に
回転操作させることにより、爪部材24…と係止
突起25…とをそれぞれ係合させるごとくしたも
のである。
ところが、前記したごとく暖房機の背面と壁面
との間隔が極めて狭いため、前記トツプ用フラン
ジ23の各爪部材24…が、前記スリーブ固定用
フランジ21の各係止突起25…のいずれに対し
ても、正確に周方向に回転して係合するごとく両
フランジ21,23を面合わせすることが困難な
問題があつた。
しかして、本考案は、以上の問題を解決すべく
考暗したもので、目的とする所は、給排気筒トツ
プをスリーブ内に挿込み操作するだけで、スリー
ブに対し給排気筒トツプを係止により確実に取付
けることができ、取付作業の作業性を向上できる
暖房機用給排気筒トツプの取付構造を提供する点
にある。
本考案の構成は、取付壁の壁貫通孔に給排気筒
トツプを取付ける取付構造であつて、前記壁貫通
孔に固定のスリーブと、該スリーブに摺動可能に
挿嵌する前記給排気筒トツプとの一方に、剛性を
もち、かつ、傾斜状の接当面をもつ第1突起を突
設すると共に、他方に、前記第1突起と干渉して
弾性変形し、前記第1突起の乗り越えが可能で、
かつ乗り越えた時、前記第1突起の接当面との接
当で前記給排気筒トツプに挿嵌方向への押圧力を
与えるばね性をもつ第2突起を突設する一方、前
記給排気筒トツプの基部に、前記第2突起の、前
記第1突起の接当面への接当時、前記スリーブの
端面に接触して、前記給排気筒トツプの押圧力に
よる挿嵌方向の移動を規制するフランジを設けた
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1乃至第3図において、1は、取付壁2に設
けた壁貫通孔、3は、該壁貫通孔1に貫通させて
取付壁2に固定したスリーブであり、また、4
は、暖房機Aの背部に取付けて前記スリーブ3を
貫通套嵌させ外気中に突出させる給排気筒トツプ
で、外管4a内に内管4bを設けて、外管4aの
外気への突出部に給気口aを設け、外気を、該給
気口aから内、外管4b,4a間の通路を介して
給気管5により暖房機Aに導入させ、暖房機Aの
排気ガスを排気管6により内管4b内の通路を介
して外気中に排出すべくしている。
しかして、本考案は、前記取付壁2の壁貫通孔
1に給排気筒トツプ4を取付ける取付構造であつ
て、前記壁貫通孔1に固定のスリーブ3と、該ス
リーブ3に摺動可能に挿嵌する前記給排気筒トツ
プ4との一方に、剛性をもち、かつ、傾斜状の接
当面をもつ第1突起7を突設すると共に、他方
に、前記第1突起7と干渉して弾性変形し、前記
第1突起7の乗り越えが可能で、かつ乗り越えた
時、前記第1突起7の接当面との接当で前記給排
気筒トツプ4に挿嵌方向への押圧力を与えるばね
性をもつ第2突起8を突設する一方、前記給排気
筒トツプ4の基部に、前記第2突起8の、前記第
1突起7の接当面への接当時、前記スリーブ3の
端面に接触して、前記給排気筒トツプ4の押圧力
による挿嵌方向の移動を規制するフランジ13を
設けて、前記給排気筒トツプ4が挿嵌方向への押
圧力を付与したまま、前記スリーブ3に確実に固
定するようにしたものである。
具体的には、前記スリーブ3は、外気への突出
部外周にねじ3aを設けると共に、室内側端部に
末広がり状の保持部3bを形成して、前記取付壁
2における壁貫通孔1の室内、外側両端部周縁
に、室内側及び室外側フランジ9,10を固定
し、該室内側フランジ9に前記保持部3bを当て
がい、かつ、ねじ3aにナツト11を、螺合さ
せ、該ナツト11及び保持部3bにより両フラン
ジ9,10を挟圧することにより、取付壁2に固
定すべくしたのである。
そして、前記スリーブ3の壁貫通孔1への貫入
部を、内周に沿い凸縁状に突出させて、剛性をも
つた前記第1突起7を形成したのである。
また、前記給排気筒トツプ4の基部に、前記ス
リーブ3の保持部3bの端面に暖衝材12を介し
て接触させるフランジ13を嵌合保持せしめる。
即ち、前記基部におけるフランジ13の両側に、
該フランジ13の挿嵌方向への動きを阻止する段
部14,14を設けて、フランジ13を両段部1
4,14間に保持させるのである。
そして、前記給排気筒トツプ4の外面に周方向
に沿つて、弾性板により形成する複数の前記第2
突起8を設けるのであつて、斯く設ける位置は、
給排気筒トツプ4を、第3図のごとく前記フラン
ジ13がスリーブ3の保持部3b端面に接当する
迄、スリーブ3内に挿通したとき、前記第1突起
7の左側に係合する位置であり、かつ、形状は、
左側に給排気筒トツプ4の外面への取付部8aを
持ち、該取付部8aから右側にU字状に折曲り、
給排気筒トツプ4のスリーブ3内での移動による
第1突起7の乗越えにより、給排気筒トツプ4側
に撓み、第1突起7の乗越え完了により、スリー
ブ3側に復帰する撓み部8bとを持つごとく成し
たのである。
尚、15は給気管5の接続用接手、16は排気
管6の接続用口、17はカバーである。
しかして、以上の構成において、給排気筒トツ
プ4を、暖房機Aの背部に後向きに給気管5,排
気管6を介して取付けた状態で、暖房機Aととも
に取付壁2側に移動させて、給排気筒トツプ4を
スリーブ3内に挿通させる。このとき、給排気筒
トツプ4に設けた第2突起8が、取付壁2に固定
されたスリーブ3の第1突起7に対し、第4図の
ごとく接近して往き、第5図のごとく第1突起7
の右側に接当する状態となる。この状態から、さ
らに給排気筒トツプ4をスリーブ3内に挿込む
と、剛性の第1突起7により弾性の第2突起8が
給排気筒トツプ4側に撓み、第6図のごとく第1
突起7が第2突起8を乗り越えるごとく作動し、
この乗り越え作動の完了により、第3,第7図の
ごとく第2突起8はスリーブ3側に弾性的に復帰
して第1突起7の左側に接当した状態となり、か
つ、給排気筒トツプ4の基部に設けたフランジ1
3がスリーブ4の保持部3b端面に接触した状態
となつて押付け固定され、給排気筒トツプ4はス
リーブ3に対し挿通方向の動きなく確実に保持さ
れるのである。
また、暖房機Aを修理する場合のごとく、スリ
ーブ3から給排気筒トツプ4を取り外す必要があ
る場合には、第3図の状態で、給排気筒トツプ4
をスリーブ3から右方に引抜き操作するのであ
り、斯くすることにより、弾性の第2突起8が、
剛性の第1突起7により撓んで、該突起7を乗り
越えさせ、該突起7から離脱するごとく作用する
のであり、簡単に給排気筒トツプ4をスリーブ3
から取り外しできるのである。
以上のごとく、給排気筒トツプ4をスリーブ3
に単に挿通するだけで、第1,第2突起7,8が
常に安定に係合作用し、給排気筒トツプ4をスリ
ーブ3に確実に取付けでき、暖房機Aと取付壁2
との間隔が如何に狭くとも、この間隔に関係な
く、取付作業がきわめて簡単となるのであり、か
つ、給排気筒トツプ4をスリーブ3から簡単に取
外しできるのである。
尚、以上の説明では、スリーブ3の内面を周方
向に凸縁状に突出させて剛性の第1突起7を形成
すると共に、給排気筒トツプ4に弾性の第2突起
8を複数個取付けたが、逆に、給排気筒トツプ4
の外面を周方向に凸縁状に突出させて剛性の第1
突起7を形成すると共に、スリーブ3の内面に弾
性の前記第2突起8を複数個取付けるごとくして
もよい。
なお、室内側フランジ9にネジ孔を設けると共
に、給排気筒トツプ4のフランジ13にネジ孔に
対応するビス孔を設けて、ビス止めで固定できる
設置状況においてはビス止めを選択できるように
してもよい。
以上の如く本考案は、取付壁の壁貫通孔に給排
気筒トツプを取付ける取付構造であつて、前記壁
貫通孔に固定のスリーブと、該スリーブに摺動可
能に挿嵌する前記給排気筒トツプとの一方に、剛
性をもち、かつ、傾斜状の接当面をもつ第1突起
を突設すると共に、他方に、前記第1突起と干渉
して弾性変形し、前記第1突起の乗り越えが可能
で、かつ乗り越えた時、前記第1突起の接当面と
の接当で前記給排気筒トツプに挿嵌方向への押圧
力を与えるばね性をもつ第2突起を突設する一
方、前記給排気筒トツプの基部に、前記第2突起
の、前記第1突起の接当面への接当時、前記スリ
ーブの端面に接触して、前記給排気筒トツプの押
圧力による挿嵌方向の移動を規制するフランジを
設けたから、前記給排気筒トツプを高い寸法精度
を要求されることなく、前記スリーブに対し摺動
による挿嵌方向及び反挿嵌方向の何れの方向に
も、ガタつきなく確実に固定でき、前記給排気筒
トツプを前記スリーブを介して取付壁の壁貫通孔
に常に安定的に、かつ、確実に取付けることがで
き、しかも、前記給排気筒トツプを前記スリーブ
に摺動させて挿嵌するだけで、取付壁の壁貫通孔
に取付けられるから、その取付作業もきわめて簡
単化できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は壁に暖房機の給排気筒トツプを取付け
た状態を示す説明照、第2図は本考案の、給排気
筒トツプをスリーブ内に挿通する前の状態を示す
断面説明図、第3図は給排気筒トツプをスリーブ
内に挿通して取付完了した状態を示す断面説明
図、第4図乃至第7図は、第1,第2突起の作用
説明図、第8及び第9図は従来例を示す説明図で
ある。 1……壁貫通孔、3……スリーブ、4……給排
気筒トツプ、7……第1突起、8……第2突起、
A……暖房機、13…フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付壁2の壁貫通孔1に給排気筒トツプ4を取
    付ける取付構造であつて、前記壁貫通孔1に固定
    のスリーブ3と、該スリーブ3に摺動可能に挿嵌
    する前記給排気筒トツプ4との一方に、剛性をも
    ち、かつ、傾斜状の接当面をもつ第1突起7を突
    設すると共に、他方に、前記第1突起7と干渉し
    て弾性変形し、前記第1突起7の乗り越えが可能
    で、かつ乗り越えた時、前記第1突起7の接当面
    との接当で前記給排気筒トツプ4に挿嵌方向への
    押圧力を与えるばね性をもつ第2突起8を突設す
    る一方、前記給排気筒トツプ4の基部に、前記第
    2突起8の、前記第1突起7の接当面への接当
    時、前記スリーブ3の端面に接触して、前記給排
    気筒トツプ4の押圧力による挿嵌方向の移動を規
    制するフランジ13を設けたことを特徴とする暖
    房機用給排気筒トツプの取付構造。
JP7937382U 1982-05-29 1982-05-29 暖房機用給排気筒トツプの取付構造 Granted JPS58183444U (ja)

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JPS58183444U JPS58183444U (ja) 1983-12-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028610U (ja) * 1973-07-12 1975-04-02
JPS5233740B2 (ja) * 1972-02-19 1977-08-30

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JPS58183444U (ja) 1983-12-07

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