JPH0612452Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0612452Y2
JPH0612452Y2 JP1988061343U JP6134388U JPH0612452Y2 JP H0612452 Y2 JPH0612452 Y2 JP H0612452Y2 JP 1988061343 U JP1988061343 U JP 1988061343U JP 6134388 U JP6134388 U JP 6134388U JP H0612452 Y2 JPH0612452 Y2 JP H0612452Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
installation plate
air conditioner
latch
locking
Prior art date
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JP1988061343U
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English (en)
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JPH01163732U (ja
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祐一 寺田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は壁面に据付けられる空気調和機に関する。
〈従来の技術〉 最近、空気調和機は、小型,薄型のものが要求されるよ
うになっており、それに従い、背面に設けられる配管ス
ペースも狭くなりつつある。
従来、このような空気調和機としては、第6図に示すも
のがある(実開昭62−36314号公報)。この空気
調和機は、熱交換器51等を固定するケース50と据付
板60とを備えている。上記ケース50は、背面の上部
に係合部56を突設する一方、背面の下部に、前面側に
膨出して形成され、内部配管54,54を収納する凹部55
を有している。そしてこの凹部55の下端に係合穴55
aを設けている。一方、上記据付板60は、上部に上記
ケース50の係合部56に係合される被係合部57を、
また、下端に係合穴58を有している。そして、第7図
に示すように、この据付板60を、上記係合穴58に、
一端に係合部61aを有する第1固定金具61を係合した
後、ビス等により壁(図示せず)の所定の位置に固定し
ている。この壁に固定された据付板60の上記被係合部
57に、上記ケース50の係合部56を係合することに
より、上記ケース50を据付板60に、回転可能に取り
付けている。そして、上記ケース50の凹部55内に上
記内部配管54,54配置した後、上記第1固定金具61の
他端の連結部61bと、上記ケース50の係合穴55aに係合
部62aを係合した第2固定金具62の連結部62bとを互い
に当接して、それらをビス63により螺着して連結し
て、上記ケース50と上記据付板60とを固定するよう
にしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来の空気調和機は、壁に固定され
た据付板60に係合部56,57を介して回転自在に支持さ
れているケース50の下部を、上記据付板60に、ケー
ス50の背面52に形成された凹部55内に内部配管5
4,54を収納した後、上記据付板60の下端に係合部61a
を係合した第1固定金具61と、ケース50に係合部62
bを固定した第2固定金具62とをネジ63により連結
して、据付を行なっているため、その据付作業時に、上
記第1固定金具61と第2固定金具62とを、ケース5
0の背面52の凹部55に収納している内部配管54,54
の断熱材のふくらみに対向して上記ケース50を壁に向
って押さえながら連結しなければならず、据付け作業そ
のものが困難であるという問題がある。また、上記第1
固定金具61と第2固定金具62との連結にネジ締め作
業を必要とするため、上述のようにケース50を壁に向
って押さえながら行うことと相俟って、さらに据付け作
業が困難になるという問題もある。
そこで、この考案の目的は、壁への据付作業を容易に確
実に行うことのできる空気調和機を提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案は、背面の下部に前
面側に膨出して内部配管を収納する凹部を形成し、か
つ、背面の上部に係合部を有するケースと、上記ケース
の背面側に壁面に固定され、上記係合部が係合する据付
板とを備えた空気調和機において、上記ケースの背面の
下部あるいは上記据付板の下部の一方に設けられるラッ
チ部と、上記ケースの背面の下部あるいは上記据付板の
下部の他方に設けられ、上記ラッチ部に段階的に係止す
る係止部とを備えたことを特徴としている。
〈作用〉 背面の下部が前面側に膨出して内部配管を収納する凹部
を形成しているケースの上部は、壁面に固定された据付
板に、ケースの上部に設ける係合部を係合することによ
り回転可能に支持される。上記凹部には、内部配管が収
納される。内部配管が収納された状態で、上記据付板の
下部と上記ケースの背面の下部とは、上記ケースの背面
の下部あるいは上記据付板の下部の一方に設けられるラ
ッチ部を、上記ケースの背面の下部あるいは上記据付板
の下部の他方に設けられる係止部に段階的に係止するこ
とにより、係止される。このように、上部を夫々の係合
部により係合されたケースと据付板の下部とを、ラッチ
部を係止部に段階的に係止することにより、固定するよ
うにしているので、この空気調和機は据付作業時に、従
来のようにケース背面に収納している内部配管の断熱材
のふくらみに対向してケースを壁に向って押さえ続ける
必要がなく、したがって、壁に据付板を介して、容易に
確実に据付けられる。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図において、1は壁掛け形空気調和機のケースであ
り、内部に熱交換器2等を固定している。このケース1
の背面3の上部には、係合部4を突設している。一方、
上記ケース1の背面3の下部は、前面側5に膨出してお
り、断面が略台形の凹部6を形成している。この凹部6
は底面9が開放されている。上記凹部6内には、断熱材
7a,7aにより外周を包まれた内部配管7,7を収納してい
る。上記凹部6の下端には、断面が略L字形で、上記前
面側から見て幅方向に所定の幅を有する係止部8を、背
面側、つまり上記前面側と逆側に、突設している。この
係止部8は、第2図に示すように、基部8bと基部に直角
な上方への突出部8aとからなっている。上記突出部8aに
は、所定の位置に所定の寸法の矩形の係止穴8cを上記基
部8bの突出方向に貫通して設けている。この係止穴8c
に、後述のラッチ部が挿通され係止される。
上記ケース1の背面3側には、第1図に示すように、据
付板10を配置している。この据付板10は、図示しな
いネジにより壁面11の所定の位置に固定している。こ
の据付板10は、上部に被係合部12を、また下端にラ
ッチ部13を突設している。上記被係合部12は、上記
ケース1の係合部4を係合して、上記ケース1を、その
回りに回転自在に支持している。上記ラッチ部13は、
第2図に示すように、上記ケースの下端に設けられた係
止部8の突設方向に対向する方向に、つまり、上記前面
側に向って突設されており、四角柱の上面13aに、上記
ケース1の突出部8aの肉厚、つまり係止穴8cの厚さより
少し長い突設方向の間隔を有する4つの断面が直角三角
形で壁側が直角であるつめ13b,13b,…を有している。こ
のラッチ部13は、上記ケース1の係止部8の係止穴8c
に挿通される位置に突設されており、図示の矢印の方向
から押し進められる上記突出部8aの前面側の側面8dの上
部を、上記つめ13b,13b,…により壁面11に近ずく方向
に順に係止して、上記ケース1の下部を上記据付板10
の下部に、段階的に係止するようになっている。この状
態で、上記ラッチ部13の上記上面13aと上記係止部8
の係止穴8cの上面8eとは、その高さが一致するようにな
っており、上記ラッチ部13は、そのつめ部13bが、上
記係止穴8cを通過するとき、弾性的に下方に撓むように
なっている。そして、上記つめ13bを上記係止穴8cの通
過を終えたとき、弾性的に復元して、上記つめ13bが上
記突出部8aの前面側の側面8dに係止するようになってい
る。
上記構成の空気調和機は次のように据え付けられる。
まず、壁面11に固定された据付板10の被係合部12
に、ケース1の係止部4を係合して、ケース1を回転自
在に支持して、上記ケース1の背面3の凹部6内に内部
配管7,7を収納する。そして、ケース1の係合部8の突
出部8aの係止穴8cに、上記据付板10の下端のラッチ部
13の先端13cを嵌めた後、上記ケース1の下部を、前
面5側から据付板10の方向にに押し付けて、上記ラッ
チ部13の上面13aに設けられたつめ13b,13b,…に、先
端13c側から順に上記突出部8aの前面5側の端面8dの上
側を係止してゆき、所定の据付け状態となるよう固定す
る。このとき、上記ラッチ部13は下方に撓わむ。上記
ケース1を押し付けた時、上記ケース1の下部には、そ
の背面の凹部6内に収納した内部配管7,7の外周を包ん
でいる断熱材7a,7aの反発による前面5側に向かう力、
つまり上記押付け力に逆う力を受けるが、ケース1の下
部に設けた係合部8が、上記据付板10の下部に突設さ
れたラッチ部13の先端13c側のつめ13b,13b,…から順
に段階的に係止されるため、上記ケース1を、最終的な
据付状態に到る途中の状態において、手により据付板1
0の方向に常に押し付け続けたりする必要が全くない。
また、ケース1の下部を据付板10の方向に押し付ける
だけで据付作業を行うことができ、従来のようにケース
の下部を一方の手で押し付けながら他方の手でビス止め
作業を行ったりすることなく、ワンタッチで、確実に能
率良く所定の位置に据付作業を行うことができる。
上記実施例では、角柱の一面に所定の断面形状のつめ13
b,13b,…を所定の間隔に設けることによりラッチ部13
を形成したが、第3図および第4図に夫々示すように、
細長い板材21,31にコの字形の切り込み22,32を所定の間
隔で設け、その各々の舌状部を、所定の形状に曲げてつ
め23,23,…および33,33,…となすことにより、ラッチ部
20およびラッチ部30を形成するようにしてもよい。
この第3,4図の場合、つめ23,23,…および33,33,…は
弾性的に変形が可能となる。また第5図に示すように、
ラッチ部40を据付板41から独立するように設けても
よい。
〈考案の効果〉 以上より明らかなように、この考案は、背面の下部に前
面側に膨出して内部配管を収納する凹部を形成し、か
つ、背面の上部に係合部を有するケースと、上記ケース
の背面側に配置され、上記ケースの係合部が係合すると
共に、壁面に固定される据付板とを備えた空気調和機に
おいて、ケースの背面の下部あるいは上記据付板の下部
の一方に設けられるラッチ部と、上記ケースの背面の下
部あるいは上記据付板の下部に他方に設けられ、上記ラ
ッチ部に段階的に係止する係止部とを設けたので、ラッ
チ部と係止部との係止により、凹部内に内部配管を収納
したケースの下部を、従来のようにネジ締め作業を行っ
たりすることなく、ワンタッチで係止して固定すること
ができると共に、ラッチ部に段階的に係止部を係止し
て、常にケースを、据付板の方向に押し付け続けたりす
る必要なく、必要最小限の力で、据え付け作業をするこ
とができる。したがって、この考案の空気調和機は、据
付板を介して、壁に容易に確実に、能率良く据付ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機の一実施例の縦断面図、
第2図は第1図の要部の図、第3,4,5図は夫々要部
の変形例の図、第6図は従来の空気調和機の縦断面図、
第7図は第6図の要部の図である。 1……ケース、3……背面、4……係合部、5……前
面、 6……凹部、7……内部配管、8……係止部、 10……据付板、11……壁面、13……ラッチ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面(3)の下部に前面(5)側に膨出して内部
    配管(7)を収納する凹部(6)を形成し、かつ、背面(3)の
    上部に係合部(4)を有するケース(1)と、上記ケース(1)
    の背面(3)側の壁面(11)に固定され、上記係合部(4)が係
    合する据付板(10)とを備えた空気調和機において、 上記ケース(1)の背面(3)の下部あるいは上記据付板(10)
    の下部の一方に設けられるラッチ部(13)と、 上記ケース(1)の背面(3)の下部あるいは上記据付板(10)
    の下部の他方に設けられ、上記ラッチ部(13)に段階的に
    係止する係止部(8)とを備えたことを特徴とする空気調
    和機。
JP1988061343U 1988-05-10 1988-05-10 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0612452Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988061343U JPH0612452Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988061343U JPH0612452Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10 空気調和機

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JPH01163732U JPH01163732U (ja) 1989-11-15
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ID=31287018

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JP1988061343U Expired - Lifetime JPH0612452Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10 空気調和機

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JP2553161Y2 (ja) * 1991-09-10 1997-11-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の据付装置

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JPH01163732U (ja) 1989-11-15

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