JPH0493162A - 自動研削方法 - Google Patents

自動研削方法

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JPH0493162A
JPH0493162A JP20684590A JP20684590A JPH0493162A JP H0493162 A JPH0493162 A JP H0493162A JP 20684590 A JP20684590 A JP 20684590A JP 20684590 A JP20684590 A JP 20684590A JP H0493162 A JPH0493162 A JP H0493162A
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grinding
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Kenichi Hatta
謙一 八田
Takaaki Ishibashi
高明 石橋
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AIKOU ENG KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野コ 本発明は鋼構造部材の組立てや運搬のために溶接して取
伺けた補助部材を用済み後除去して母材表面まで仕上げ
る研削作業、あるいは鋳物の押し潟を切断した後の研削
仕上げ作業等を自動化づる研削方法に関する。
[従来の技術] 鋼構造物を運搬するために吊り具を溶接したり、2枚の
鋼板を突合せ溶接するために固定具を溶接したりするの
が通例である。これらの補助部材はそれぞれの目的を達
したのち除去しなければならない。
すなわち、第10Δ図、第103図に示すよう(t!4
構造物13を運搬する際に、鋼w4構造物面にあらかじ
め吊り具14を溶接する。吊り上げ運搬により所定位置
にセットされた鋼構造物13の吊り具14は第11A図
、第718図のように底部を残してガス切断する。また
、第12A図および第12B図に示すように2枚の鋼板
15.15を突合せ溶接する際には、溶接線近くにまた
がって固着具16を溶接し、突合せ溶接終了後、第13
A図、第133図のように底部を残してガス切断する。
ガス切断によって生じた残留余肉部(以下単に余肉部と
いう〉11の高さは、切断トーチの半径以下にはできな
いから、砥石で研削仕上げする作業を省くことができな
い。鋳物の押し湯をガス切断で除去する場合も同様ある
高さの余肉部11が生じるので、これを研削除去する作
業は不可避である。
「発明が解決しようとする課題] 一般に手作業によるガス切断面は不揃いで凹凸が大きく
、かつ残留高さも一定し難いし、また余肉部11を母材
表面10まで1ilI削する作業も自動化されていない
。余肉部11を除去するに際して母材表面10よりら深
く研削することは構造物の強度をaねるので許されない
から、仮になんらか機械装置を用いて研削したとしても
、作業員が常に研削面を監視し、母材表面10よりもあ
る余裕をもって機械研削を停止し、その後は手作業で母
材表面10まで仕上げざるを得ない。
また、特開平1−121169号のように単位時間当り
研削量を一定に制御する方法で自動研削すれば、余肉部
表面の凹凸が仕上げ面にも残留して均一に仕上げられな
いから、母材表面と一致するように仕上げるのは不可能
である。さらに、特開平295563号のように母材表
面を基準として仕上げ面の高さを計測しながら自動研削
する方法は、溶接余盛のように狭い帯状の余肉部に適用
できる方法であって、高さも面積も一定しない余肉部に
対して適用づるのは困難である。
本発明は、母材表面上に存在する余肉部を、常時作業員
が監視することなく、はぼ母材表面まで研削除去し、か
つ母材表面より深く削り込む量を最小限に抑えて自動研
削づる方法を提供することを目0勺とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、母材表面上に残存す
る余肉部を走査線に沿って砥石を移動させることにより
、はぼ母材表面まで研削除去する方法であって:余肉部
全面をカバーし、かつ走査線軌跡の山部および谷部が余
肉部の平面領域より外側に位置される矩形波状の走査線
を設定し;走査線軌跡の山部および谷部で砥石を母材表
面に向って接近させ、砥石が余肉部に当接してグランダ
のモータ電流が一定水準に達した瞬間に接近を停止し:
次いで砥石を余肉部の幅方向または長手力向に沿って他
端まで移動させ、この動作を反復し、矩形波状走査線に
従って余肉部全面を研削することからなる。
また、余肉部の厚さが大きく1回の走査期間で除去でき
ないとぎに、砥石が走査線軌跡の山部および谷部に位置
するごとにグラインダのモータ電流を測定しながら余肉
部の第1層を研削し、第1層におけるすべての電流測定
値が一定水準以下であれば砥石を余肉部厚み方向の第2
層レベルに下降させる。
上記のように本発明では、余肉部の厚さが砥石の1回の
走査で除去できる程度ならば、余肉部の全面に設定した
走査線に沿って砥石を移動させる。
また、余肉部の厚さが砥石の1回の走査では除去できな
いならば、1回の走査期間中は砥石を母材表面に接近さ
せることなく、走査を反復し、砥石が母材表面に当接し
たことをグラインダのモータ電流によって検知すれば直
ちに後最終回の走査として上記の1回仕上げ走査と同じ
動作に移行させるものである。
[実施例コ 第1図および第2図は本発明方法を実施する装置の正面
図および側面図で、支持フレーム1の下端に取付けられ
た電磁石(母材が非磁性材料の場合は真空パッド)3が
母材表面10に吸着し、砥石4によって余肉部11を研
削除去する際の反力によって浮き上らないように装置全
体を固定する。図中2はガーダ−15は電子グラインダ
、6は砥石4を母材表面10に向ってZ軸方向に近づけ
たり遠ざけたりする昇降用スライド機構、7は走査線1
2に沿って母材表面10の幅方向と平行に砥石4を移動
させる走行用スライド機構、8はスライド機構7を相隣
る走査線12へ移動させるためのトラバース用スライド
機構である。
第3図は制御装胃の一例で、砥石4が余肉部11の全面
を走査するように各スライド機構6,7゜8を順次駆動
するための走査駆動部40と、電子グラインダ5のモー
タ電流を測定して負荷検出信号を制御部20へ出力する
ための負荷検出部30から構成される。走査線12のパ
ターンは、第6図に示すように余肉部11の全面をカバ
ーし、かつ余肉部平面領域より外側に走査線軌跡の山部
・谷部が位置するような矩形波状をなしている。制御部
20は、走査線12の両端位置を決定するリミットスイ
ッチの信号によってスライド機構7の駆動モータ70を
交互に正転または逆転し、走査線12の間隔(第6図の
寸法ΔY)に相当するタイマと走査線の本数に相当する
カウンタの回数によってスライド機構8の駆動モータ8
0を正転または逆転し、これによって砥石4は余肉部全
面(数ブロックに分割したときは1ブロツクの全面)を
走査する。
制御部20からの信号によってスライド機M46の駆動
モータ60も正転または逆転する。負荷検出部30によ
り走査線両端のリミットスイッチ動作点でグラインダの
モータ電流を測定して第5図の限界値1pに達した瞬間
に負荷検出信号を制御部20に出力する。走査駆動部4
0のモータ60は負荷検出信号を受【プると直ちに正転
を停止し、または負荷検出信号が出力されなくなるまで
モータ60を逆転する9、これによって砥石4が母材表
面10に軽く接触した状態に保つことができるのである
次に作用について説明する。
砥石を空転させている状態から次第に研削対象物へ接近
させると、電子グラインダ5のモータ電流は第5図のよ
うに変化する。すなわち、無負荷回転では電流Iaであ
るが、砥石が余肉部である研削対象物に接触すると電流
Ibまで急激に上昇し、Tbの値は接触圧が大きい程大
きくなる。ここて、電流■aより僅かに大きい電流Ip
を限界値として判定すれば、砥石4が対象物に軽く接触
した瞬間を検知することができる。円板状の砥石を小さ
い傾斜角で対象物に接触させれば、電流It)での研削
深さを極めて浅くすることができ、砥石に若干の弾性が
あれば更に微小な研削深さで砥石の接触を検知すること
ができる。
そこで、第6図、第7図のような余肉部11を除去しよ
うとする場合、余肉部近傍の点Aで砥石4を母材表面1
0へ接近させ、グラインダのモータ電流が第5図のIl
lに達した瞬間に母材表面10への接近を停止する。そ
して母材表面10と砥石4との相対位置をそのまま保持
するよう砥石4を母材表面10と平行に点Bへ向って移
動さける。余肉部11の幅Wがあまり大きくなければ、
この間を1回研削することにより砥石の消耗はほとんど
無視できるから、線分ABを中心として幅△Yの帯状域
内がほぼ母材表面10まで仕上げられる。幅△Yは砥石
の直径によって定まり、直径が大きいほど大きくなる。
また、砥石の代わりに研磨ベルトを用いれば、そのベル
ト幅に等しくなる。
次に、砥石4を一旦母材表面10から遠ざけたのち0点
へ移動し、再び母材表面10へ接近してグラインダのモ
ータ電流が第5図のIpに達した瞬間、母材表面10へ
の接近を停止する。そして砥石4を母材表面10と平行
にD点まで移動させると、線分CDを中心として幅△Y
の帯状域内がほぼ母材表面10まで仕上げられる。
このような動作を間隔△Yで平行に並んだ走査線EF、
・・・・・・、R8に沿って反復し、余肉部11の全面
を走査すれば、研削加工に伴う砥石4の消耗を自動的に
補正して、余肉部11を削除し、はぼ母材表面10まで
仕上げることができる。
さらに、第4図のように母材表面10が曲面であっても
、砥石4が軽く接触するのを検知することによって自動
的に母材表面を探索するので、母材表面10に倣って余
肉部11を研削除去することができる。
以上の動作は余肉部の厚さがあまり大でなく、砥石が1
回走査するだけで母材表面10まで研削除去できる場合
に適用できるものであるが、余肉部の厚さが大で1回の
走査では全部を除去できない場合について次に説明する
第8図のような余肉部11の場合、最初は余肉部11の
最も厚い部分に接触するように砥石と母材表面10との
間隔を保ったまま、走査線AB、CD。
EF、・・・・・・、R8に沿って第1回目の走査を行
い、この間砥石4は母材表面10へ接近させない。第1
回の走査が終了すると8点で砥石を厚み方向の一定距離
△Zだ(プ母材表面へ接近させ、走査線に沿って逆方向
にSR,・・・・・・、FE、CD、BAの順で走査し
、やはり砥石は母材表面に接近させないで第2層目を研
削する。このようにして順次走査研削してゆりば余肉部
が層状に研削除去されるが、第1層から第N−111ま
では走査線の両端A、B。
C・・・、Sの各位置で砥石は空転状態であり、グライ
ンダのモータ電流は無負荷電流Jaである。しかし、第
N層の走査に移るために砥石4が距離△Zだけ母材表面
10へ接近しようとすると、途中で砥石が用材表面に接
触しグラインダ5のモータ電流が第5図の限界値Tpに
達するから、その瞬間に砥石4の接近を停止し、そのま
まの状態で第N層を走査研削すれば余肉部11はほぼ母
材表面10まで除去され、したがって第N層の走査終了
と共に加工を自動停止すればよい、。
第8図のように母材表面が平坦で歪がない場合、砥石が
最初に母材表面と接触するのは次層の走査開始に先立っ
て砥石が接近動作をJる点Aまたは点Sに限られるが、
第9図のように母材表面に歪があれば走査途中の折返し
点で接触することがある。
第9図の例では点Sから走査を始める第4層の途中の折
返し点Qで砥石が母材表面10に接触することになる。
したがって、点Qで測定したグラインダのモータ電流が
第5図の限界値■pに達した瞬間に砥石を急速に母材表
面10から遠ざり、砥石を走査の開始点Sに戻したのち
、第6図で説明した手順に従って仕上げ研削すればほぼ
母材表面10に倣って仕上げることが可能である。
一般に母材の歪は微小であるから、第9図の例において
第4@の途中折返し点Qでグラインダのモータ電流が第
5図の限界値1pを越えたとき、砥石を母材表面から遠
ざける動作を省略し、その代わり第4層の走査終了をも
って研削加工を打15切るようにすることも実用上可能
である。
上記多層研削では1層の研削における砥石の消耗が少量
であることを前提としているので、余肉部の面積が大き
いときは、適宜小面積のブロックに分割し、それぞれに
ついてこの加工法を適用すればよい。
[発明の効果] 上述のように本発明は鋼構造物に溶接した補助部材また
は鋳物の押し湯等を切断後、母初表面十に残存する余肉
部の全面をカバーし、かつ余肉部平面領域より外側に走
査線軌跡の山部・谷部が位置するような矩形波状の走査
線に沿って電子グラインダの砥石を移動さけ山部及び谷
部で砥石を軽く母材表面に接触させるものであるから、
余肉部位を母材表面まで自動的に研削除去することがで
きる。
余肉部の厚さが砥石の1回の走査で除去できる程度であ
れば、上記走査線に沿って砥石を移動させることにより
確実に研削除去できる。余肉部の厚さが1回の走査で除
去できないならば、1回の走査期間中は砥石を母材表面
に接近させることなく、その後、最終回の走査まで初回
の走査と同じ動作を反復させることにより確実に研削除
去することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明研削方法を実施する装置の正面図、第2
図は同じく側面図、第3図は制御装置のブロック図、第
4図は母材表面が湾曲している場合の余肉部を研削する
常置を示す拡大正面図、第6図は余肉部と走査線との関
係を示す平面図、第7図は余肉部の拡大断面図、第8図
は余肉部の厚さが大きい場合の研削加工を示す図、第9
図は変形した母材表面にある厚い余肉部の研削加工を示
す図、第10A図および第10B図は鋼橘造物運搬時に
固着した吊り具の正面図および側面図、第11A図およ
び第11B図は吊り具を切断した状態の正面図および側
面図、第12A図および第12B図は鋼板突き合せ部に
したがって溶接した固着具の正面図および側面図、第1
3A図および第13B図は固着具を切断した状態の正面
図および側面図である。 1・・・支持フレーム、 2・・・ガーダ3・・・電磁
石、    4・・・砥石、5・・・電子グラインダ、
6・・・昇降用スライド機構、7・・・走行用スライド
機構、 8・・・トラバース用スライド機構、 10・・・母材表面、   11・・・余肉部、12・
・・走査線、    13・・・鋼構造物、14・・・
吊り具、    15・・・鋼 板、1G・・・固定具
、    20・・・制御部、30・・・負荷検出部、
    40・・・走査駆動部、50・・・グラインダ
モー夕、 60・・・昇降用モータ、70・・・走行用
モータ、 80・・・1ヘラバース用モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鋼構造物に溶接した補助部材または鋳物の押し湯等
    を切断後、母材表面上に残存する余肉部を走査線に沿っ
    て砥石を移動させることにより、ほぼ母材表面まで研削
    除去する方法であって、 余肉部全面をカバーし、かつ走査線軌跡の山部および谷
    部が余肉部の平面領域より外側に位置される矩形波状の
    走査線を設定し、 走査線区軌跡の山部および谷部で砥石を母材表面に向っ
    て接近させ、砥石が余肉部に当接してグラインダのモー
    タ電流が一定水準に達した瞬間に接近を停止し、 次いで砥石を余肉部の幅方向または長手方向に沿って他
    端まで移動させ、この動作を反復し、矩形波状走査線に
    沿って余肉部全面を研削することからなる研削方法。 2、余肉部の厚さが大きく1回の走査期間で除去できな
    いときに、砥石が走査線軌跡の山部または谷部に位置す
    るごとにグランダのモータ電流を測定しながら余肉部の
    第1層を研削し、第1層におけるすべての電流測定値が
    一定水準以下であるとき砥石を余肉部厚み方向の第2層
    レベルに下降させ、走査線軌跡の山部または谷部で砥石
    を余肉部端に接近させ、第2層のすべての電流測定値が
    一定水準以下であれば砥石を第3層レベルに加工させ、
    これを反復して第N層の加工中いずれかの電流測定値が
    一定水準に達した瞬間に、砥石の下降を停止または電流
    測定値が一定水準を超えないよう砥石を引上げ、その後
    請求項1記載の動作に移行するか、又はその回の走査で
    加工を自動停止するようにした自動研削方法。
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JPS56157944A (en) * 1980-05-09 1981-12-05 Toshiba Corp Fillet welded part finishing device for round rod or cylinder
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