JPH0655439A - ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置 - Google Patents

ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置

Info

Publication number
JPH0655439A
JPH0655439A JP23265792A JP23265792A JPH0655439A JP H0655439 A JPH0655439 A JP H0655439A JP 23265792 A JP23265792 A JP 23265792A JP 23265792 A JP23265792 A JP 23265792A JP H0655439 A JPH0655439 A JP H0655439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
groove
glass
chamfering
air chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23265792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Takenoshita
敏昌 竹之下
Masayuki Shinkai
正幸 新海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Corning Japan KK
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Corning Japan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Corning Japan KK filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23265792A priority Critical patent/JPH0655439A/ja
Publication of JPH0655439A publication Critical patent/JPH0655439A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 人手によらないでドレッシングすることによ
り、従来の人手による場合の危険を除去し、また熟練を
要することもなく、疲労もないドレッシング装置の提
供。 【構成】 正方形或いは矩形に切断された薄いガラスの
四周辺の面取り及び四隅の角取りを行なう研磨機9に取
付けられた砥石のドレッシング装置において、薄いガラ
スの面取り及び角取りをして目詰りした砥石25の溝a
をドレッシングする工具27を掴むエアチャック32
と、この工具27をエアチャック32を介して設定され
た時間毎に、設定された時間砥石25の溝aに押し付け
るエアシリンダ34と、この工具27をエアチャック2
7にて掴む時、砥石25の溝aの位置に合わせるために
移動する工具設置台37と、エアチャック32にて掴ま
れた工具27の位置に合わせて複数の砥石25の溝a,
bに位置を移動させる研磨機に設けられた装置よりな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄いガラスの面取り及び
角取りに使用される研磨機の砥石に適用されるドレッシ
ング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の薄い(1mm前後)ガラス四周辺の
面取り及び四隅の角取りを研削にて行なった砥石の外周
面には、加工するガラスの形状に相当するU字形及びV
字形の溝(以下溝という)があるが、この溝が目詰りを
起こすと切れなくなる。よってこの溝の目詰りした部分
に薄い(2mm程度)硬質セラミック等にて作られたドレ
ッシング用工具(以下工具)を押し付け、目詰りした溝
の部分を削り取って新しい砥面が表面に出るようにして
いる。この場合工具を溝の位置に合わせて溝の方向に送
り込まないと、例えば工具の位置が少しでも溝の位置よ
り外れていたり、溝に対して傾いたりすると、工具が硬
くて薄いので欠けたり破損したりする。よって従来は工
具を手に持ち、手及び目にて溝に当たる感触をさぐりつ
つ、溝の方向に工具を押し込んでドレッシングを行なっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のドレッシン
グでは、工具を手に持って高速で回転している砥石の溝
のドレッシングを行なうので危険であった。またドレッ
シングを行なっている時、溝に対して工具を適当な位置
及び姿勢に、手で保持することは相当な熟練を要し、か
つ神経を使うので疲労が激しくなる欠点があった。本発
明は人手によらないでドレッシングを行なうオートドレ
ッシング装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、正方
形或いは矩形に切断された薄いガラスの四周辺の面取り
及び四隅の角取りを行なう研磨機に取付けられた砥石の
ドレッシング装置において、薄いガラスの面取り及び角
取りをして目詰りした砥石の溝をドレッシングする工具
を掴むエアチャックと、この工具を前記エアチャックを
介して設定された時間毎に、設定された時間前記砥石の
溝に押し付けるエアシリンダと、この工具を前記エアチ
ャックにて掴む時、前記砥石の溝の位置に合わせるため
に移動する工具設置台と、前記エアチャックにて掴まれ
た工具の位置に合わせて複数の前記砥石の溝の位置を移
動させる研磨機に設けられた装置よりなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】本発明ではエアチャックを介し、工具を砥石の
溝に設定された時間毎に、設定された時間エアシリンダ
により押付ける際、この工具をエアチャックにて無理な
く均一に掴むことが出来る。また面取り及び隅取りを行
なうガラスの大きさにより目詰りするまでの時間、並び
に目詰りした部分を研削して取り除く時間が予め設定さ
れているので、これら設定時間毎に設定された時間(例
えば1時間毎に10秒間)エアシリンダにて工具を溝に
押し付けて自動的にドレッシングを行なう。更に最初に
研磨する砥石の溝の位置に合わせて工具をセットするた
め、工具設置台を移動させてセンサ等の位置検知器によ
り正確な位置に停止させる。また広幅の砥石の外周面に
はガラスの面取り及び角取りを行なった溝が複数条、幅
方向にきざまれているので、これらの溝を前記工具をイ
ニシアルセットした時の溝位置に順次移動させてドレッ
シングを行なうことが出来る。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は本発明によるガラス研磨用砥石のオ
ートドレッシング装置の1実施例を示す平面図及び正面
図、図3は前記オートドレッシング装置を設けた液晶ガ
ラス加工ラインの概略を示す。さて図3に示す加工ライ
ンは、薄い(約1mm)正方形及び矩形(300mm角前
後)の液晶ガラス(以下ガラス)の四周辺の面取り及び
四隅の角取りを行なうための加工ラインで、供給コンベ
ア1、面取機2、反転機3、面取機4、角取機5よりな
り、供給コンベア1のチェーン6にて走行するホルダア
ーム7にて保持されつつ搬送されたガラスは、面取機2
の入口でばねにより押付けられているサンドウィッチコ
ンベア8の間に挟まれて運ばれながら、ガラスの一対の
対辺の縁が研磨機9にて面取されたのち、反転機3のア
ーム10にて90°方向変換され、面取機4に送られて
研磨機12にて前記一対の対辺と、直角をなす一対の対
辺の縁が面取されて角取機5に入り、ガラスの進行方向
と45°の傾きをなす4個の研磨機13にて四隅の角取
りが行なわれる。
【0007】ここで研磨機9及び12の詳細を図1及び
図2により説明すると、同研磨機にはスピンドルモータ
22、同モータ22を回転させるスピンドル23、同ス
ピンドル23に取付けられた砥石取付板24、及びスピ
ンドルモータ22をスピンドル軸方向い移動させる装置
21が設けてあり、砥石取付板24の間に、砥石25が
ボルト26′にて取付けられている。砥石25の外周面
には、ガラスの面取り及び角取り加工を行なうための、
Vの字又はUの字型の溝a,bが設けてある。この溝
a,bは砥石25の幅方向に複数条つけられている。こ
れは溝aが目詰りして切れなくなると、矢印の方向にス
ピンドルモータ22を移動させ、溝bにてガラス加工を
するためである。なお、図2の1点鎖線はスピンドルモ
ータ22が首振りしている状態を示す(砥石取替え時に
首振りするようになっている)。次にガラス加工中、砥
石25に注入される切削油又は水が飛散しないように設
けられた隔壁26の反対側にオートドレッシング装置3
1が設けてある。このオートドレッシング装置31に
は、工具27を掴むエアチャック32と、同エアチャッ
ク32をフロテングジョイント33を介して砥石25の
ラジアル方向に移動させるエアシリンダ34、エアチャ
ック32が移動する時の案内面を有し、エアシリンダ3
4を固設した台35、同台35に固定して取付けられた
ガイド付エアシリンダ36及び同エアシリンダ36によ
り昇降する工具設置台37が設けてある。
【0008】オートドレッシングを行なう時は、工具2
7を工具設置台37の上に位置を合わせて乗せ、エアシ
リンダ36にて工具設置台37を、ガラスがサンドウィ
ッチコンベア8にて搬送される高さまで上昇させる。次
にチヤキングする爪が開いているエアチャック32を、
エアシリンダ34にて工具設置台37の方に移動させて
工具27を掴む。工具27が掴まれると工具設置台37
は下降する。なお、この工具27を掴んだ位置を待機位
置とする。さてガラスを研磨し始めてから砥石に目詰り
が発生したと判断される一定の時間が経過する毎に、こ
の待機位置よりエアシリンダ34にて工具27を砥石2
5の方に移動させて砥石の溝aに工具27を当てると、
図示しないタイマー装置により、工具27は設定された
時間溝aに押し付けられるので、溝aの目詰りした部分
を研削により取り除きつつ、溝aの底の方に進み、底の
目詰りした部分も取除かれる。この設定された時間工具
27を押し付けると、目詰り部分がすべて取除かれるこ
とが過去のデータより裏付けされている。なお、一定の
時間毎に自動的にドレッシングを行なうのは、過去のデ
ータによりこの時間を経過すれば目詰りして切れなくな
ると判断された結果による。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明のガラス
研磨用砥石のオートドレッシング装置によると、自動的
にドレッシングが行なわれ、従来のように人手によらな
いので安全で、かつ熟練を要することもなく、また疲労
を感ずることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るオートドレッシング装置
の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】液晶ガラス加工ラインの概略説明図である。
【符号の説明】
1 供給コンベア 2 面取機 3 反転機 4,5 面取機 9 研磨機 12 研磨機 22 スピンドルモータ 23 スピンドル 24 砥石取付機 25 砥石 27 工具 31 オートドレッシング装置 32 エアチャック 34,36 エアシリンダ 37 工具設置台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方形或いは矩形に切断された薄いガラ
    スの四周辺の面取り及び四隅の角取りを行なう研磨機に
    取付けられた砥石のドレッシング装置において、薄いガ
    ラスの面取り及び角取りをして目詰りした砥石の溝をド
    レッシングする工具を掴むエアチャックと、この工具を
    前記エアチャックを介して設定された時間毎に、設定さ
    れた時間前記砥石の溝に押し付けるエアシリンダと、こ
    の工具を前記エアチャックにて掴む時、前記砥石の溝の
    位置に合わせるために移動する工具設置台と、前記エア
    チャックにて掴まれた工具の位置に合わせて複数の前記
    砥石の溝の位置を移動させる研磨機に設けられた装置よ
    りなるガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置。
JP23265792A 1992-08-10 1992-08-10 ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置 Withdrawn JPH0655439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23265792A JPH0655439A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23265792A JPH0655439A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655439A true JPH0655439A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16942744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23265792A Withdrawn JPH0655439A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655439A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626515B1 (ko) * 2004-12-28 2006-09-20 삼성코닝정밀유리 주식회사 유리 면취휠의 자동 드레싱 장치
KR100890525B1 (ko) * 2007-09-11 2009-03-27 (주)에스비즈 드레싱 장치를 구비한 유리 기판 연마 장치
JP2009090379A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd ドレス装置を備えた硬質脆性板の面取装置
KR20190091108A (ko) * 2018-01-26 2019-08-05 주식회사 에스에프에이 평면디스플레이용 면취기
WO2019204215A1 (en) * 2018-04-18 2019-10-24 Corning Incorporated Apparatus for dressing an abrasive wheel

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626515B1 (ko) * 2004-12-28 2006-09-20 삼성코닝정밀유리 주식회사 유리 면취휠의 자동 드레싱 장치
KR100890525B1 (ko) * 2007-09-11 2009-03-27 (주)에스비즈 드레싱 장치를 구비한 유리 기판 연마 장치
JP2009090379A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd ドレス装置を備えた硬質脆性板の面取装置
KR20190091108A (ko) * 2018-01-26 2019-08-05 주식회사 에스에프에이 평면디스플레이용 면취기
WO2019204215A1 (en) * 2018-04-18 2019-10-24 Corning Incorporated Apparatus for dressing an abrasive wheel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920004063B1 (ko) 반도체 웨이퍼 표면의 연삭 방법 및 그 장치
EP1963065B1 (en) Machine for optimized cutting of slabs in stone or lithoid material
KR101389924B1 (ko) 평판 글라스의 에지면 연마장치
JPH0655439A (ja) ガラス研磨用砥石のオートドレッシング装置
JP3980896B2 (ja) 板材の加工方法及びその装置
EP3581331B1 (en) Set of discs for grinding the edges of glass plates
JPH0215967A (ja) ガラス製品またはクリスタルガラス製品の研磨具を用いて切断―研磨を合わせて行う方法と、この方法を実施する装置
US3721465A (en) Method and apparatus for holding gems
CA2151400A1 (en) Workpiece grinding method and apparatus
JPS59129650A (ja) ガラス板の自動研磨装置
US4501091A (en) Apparatus for preparing an optical workpiece
JPH0790453B2 (ja) 板状体の研削方法及びその装置
SU795890A1 (ru) Устройство дл обработки изделий
KR20050096618A (ko) 손톱깍기 날의 자동 연마 방법 및 그 장치
JPH04360772A (ja) 平板面取用砥石及び平板面取装置
JPH01115565A (ja) 研削ベルトによる研摩方法
JPS58160049A (ja) 自動バリ取り装置
JPH0957588A (ja) 刃物の刃付装置および刃付方法
JPS58120461A (ja) 鋼材端面の研削方法及びその装置
JPH06198555A (ja) フォーク素材刃擦り研磨装置
JPS6133851A (ja) 多面同時加工装置
JPH10296599A (ja) Vベルトの自動バリ取り装置と自動バリ取り方法
JPH0758065A (ja) 半導体ウエハの面取方法
JPS593791Y2 (ja) 砥石成形装置
JPH0740215A (ja) ガラス板の加工機械

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102