JPH10225851A - 鋼板端面の自動バリ除去装置 - Google Patents
鋼板端面の自動バリ除去装置Info
- Publication number
- JPH10225851A JPH10225851A JP2889997A JP2889997A JPH10225851A JP H10225851 A JPH10225851 A JP H10225851A JP 2889997 A JP2889997 A JP 2889997A JP 2889997 A JP2889997 A JP 2889997A JP H10225851 A JPH10225851 A JP H10225851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- end surface
- polishing disk
- steel sheet
- burr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板剪断時に発生する鋼板剪断面のバリを除
去する際に、研磨ディスクを鋼板剪断面に倣わせながら
微少圧接力で研磨する自動バリ除去装置を提供する。 【解決手段】 鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置ま
で移動される搬入手段と、バリ除去後に鋼板を払い出す
為の搬出手段と、搬入手段の中間に設置された自走式バ
リ除去手段からなり、研磨ディスクの圧接力はエアバラ
ンス回路により微調整が可能な方式とし、鋼板停止位置
不良に対してはバリ除去装置に鋼板剪断面倣い機能を具
備させる事により鋼板剪断面のバリ除去作業を円滑に行
う事が出来る。
去する際に、研磨ディスクを鋼板剪断面に倣わせながら
微少圧接力で研磨する自動バリ除去装置を提供する。 【解決手段】 鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置ま
で移動される搬入手段と、バリ除去後に鋼板を払い出す
為の搬出手段と、搬入手段の中間に設置された自走式バ
リ除去手段からなり、研磨ディスクの圧接力はエアバラ
ンス回路により微調整が可能な方式とし、鋼板停止位置
不良に対してはバリ除去装置に鋼板剪断面倣い機能を具
備させる事により鋼板剪断面のバリ除去作業を円滑に行
う事が出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、 鋼板剪断時に発生
する鋼板剪断面のバリを除去する作業に使用する装置に
関するものである。
する鋼板剪断面のバリを除去する作業に使用する装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８に示すように、長尺な鋼板（１）は
剪断設備により順次剪断され、剪断後の鋼板（１）は鋼
板端面にバリ（２）が発生する。これに対して、 特開平
３−１０７５１号公報には、鋼板端面のバリ取り装置と
して、鋼板搬送ラインの始端位置に設置された搬入手段
と、 鋼板搬送ラインの終端位置に設置された搬出手段
と、鋼板搬送ラインに沿って搬入手段と搬出手段の間に
設置されたバリ取り手段からなり、且つバランスウエイ
トを備えて研磨ディスクが鋼板の面取り部に倣い接触す
るように揺動可能に支持されたディスクサンダを具備す
ることを特徴とする鋼板端面の自動バリ取り装置を紹介
している。該装置によると、鋼板は搬送手段により一定
位置を確保しつつバリ取り手段前を通過するので、バリ
取り手段は停止したままで鋼板を搬送させながら鋼板端
面のバリ取りを行う事が出来るとしている。 更に鋼板端
面の凹凸についても、研磨ディスクの反対側にバランス
ウエイトを設けているのでバランスウエイトの位置調整
する事で研磨ディスクの圧接力を調整して倣い研削をす
る事が出来るとしている。
剪断設備により順次剪断され、剪断後の鋼板（１）は鋼
板端面にバリ（２）が発生する。これに対して、 特開平
３−１０７５１号公報には、鋼板端面のバリ取り装置と
して、鋼板搬送ラインの始端位置に設置された搬入手段
と、 鋼板搬送ラインの終端位置に設置された搬出手段
と、鋼板搬送ラインに沿って搬入手段と搬出手段の間に
設置されたバリ取り手段からなり、且つバランスウエイ
トを備えて研磨ディスクが鋼板の面取り部に倣い接触す
るように揺動可能に支持されたディスクサンダを具備す
ることを特徴とする鋼板端面の自動バリ取り装置を紹介
している。該装置によると、鋼板は搬送手段により一定
位置を確保しつつバリ取り手段前を通過するので、バリ
取り手段は停止したままで鋼板を搬送させながら鋼板端
面のバリ取りを行う事が出来るとしている。 更に鋼板端
面の凹凸についても、研磨ディスクの反対側にバランス
ウエイトを設けているのでバランスウエイトの位置調整
する事で研磨ディスクの圧接力を調整して倣い研削をす
る事が出来るとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、対象とする鋼
板のサイズが異なる度に、鋼板端面位置を所定の位置に
正確に合せる為に鋼板位置合せ用のサイドガイドロール
設備を調整する必要がある。更に、 研磨ディスク圧接用
のバランスウエイトについても、バランスウエイト用の
重量分だけ装置重量に加算されるので、装置全体の重量
が大きくなってしまうという問題がある。本発明は、以
上の問題点を解決し、 鋼板端面のバリ除去作業を円滑に
行う事が出来る鋼板端面の自動バリ除去装置を提供する
事を目的とする。
板のサイズが異なる度に、鋼板端面位置を所定の位置に
正確に合せる為に鋼板位置合せ用のサイドガイドロール
設備を調整する必要がある。更に、 研磨ディスク圧接用
のバランスウエイトについても、バランスウエイト用の
重量分だけ装置重量に加算されるので、装置全体の重量
が大きくなってしまうという問題がある。本発明は、以
上の問題点を解決し、 鋼板端面のバリ除去作業を円滑に
行う事が出来る鋼板端面の自動バリ除去装置を提供する
事を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する為、鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置まで移
動させる搬入手段と、バリ除去後に鋼板を払い出す為の
搬出手段と、搬入手段と搬出手段の中間に設置された自
走式バリ除去手段からなる。その発明の要旨とするとこ
ろは、鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置まで移動さ
せる搬入手段（３）と、バリ除去後に鋼板を払い出す為
の搬出手段（４）と、搬入手段と搬出手段の中間に設置
されたバリ除去手段（５）からなり、上記バリ除去手段
は、研磨ディスク（６）及び研磨ディスク回転機構と、
鋼板搬送方向に垂直な鋼板端面に平行に研磨ディスクを
全幅走行させる直動レールを用いた走行機構と、鋼板搬
送方向に平行に研磨ディスクを走行させる搬送方向倣い
機構と、エアシリンダによる研磨ディスク昇降機構と、
研磨ディスクの圧接力を調整するエアバランス回路を具
備する事を特徴とする鋼板端面の自動バリ除去装置にあ
る。
成する為、鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置まで移
動させる搬入手段と、バリ除去後に鋼板を払い出す為の
搬出手段と、搬入手段と搬出手段の中間に設置された自
走式バリ除去手段からなる。その発明の要旨とするとこ
ろは、鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置まで移動さ
せる搬入手段（３）と、バリ除去後に鋼板を払い出す為
の搬出手段（４）と、搬入手段と搬出手段の中間に設置
されたバリ除去手段（５）からなり、上記バリ除去手段
は、研磨ディスク（６）及び研磨ディスク回転機構と、
鋼板搬送方向に垂直な鋼板端面に平行に研磨ディスクを
全幅走行させる直動レールを用いた走行機構と、鋼板搬
送方向に平行に研磨ディスクを走行させる搬送方向倣い
機構と、エアシリンダによる研磨ディスク昇降機構と、
研磨ディスクの圧接力を調整するエアバランス回路を具
備する事を特徴とする鋼板端面の自動バリ除去装置にあ
る。
【０００５】このような構成により従来は、鋼板幅が異
なる度にバリ除去装置の調整を行う必要があったが、バ
リ除去手段を鋼板端面に平行に自走させる事により、バ
リ除去装置に事前に鋼板幅値を入力しておくだけでバリ
除去手段は鋼板幅だけバリ部を研磨するので、調整作業
が不要となる。また、バリ除去手段は、鋼板端面のバリ
を除去する為の研磨ディスク及び研磨ディスク回転機構
と、鋼板端面に沿って研磨ディスクを走行させる直動レ
ールを用いた走行機構と、鋼板の停止位置ずれに研磨デ
ィスクを追従させる為の搬送方向倣い機構と、研磨ディ
スクの横に装備され鋼板端面と研磨ディスクの搬送方向
位置ずれを認識する検出部と、研磨ディスクを鋼板端面
に圧接・待避させ、且つ鋼板端面の高さ方向変化に追従
する為の上下方向倣い機構と、研磨ディスクの鋼板端面
への圧接及び鋼板端面からの研磨ディスクの待避を認識
する検出部と、研磨ディスクの圧接力を調整するエアバ
ランス回路を具備するものである。
なる度にバリ除去装置の調整を行う必要があったが、バ
リ除去手段を鋼板端面に平行に自走させる事により、バ
リ除去装置に事前に鋼板幅値を入力しておくだけでバリ
除去手段は鋼板幅だけバリ部を研磨するので、調整作業
が不要となる。また、バリ除去手段は、鋼板端面のバリ
を除去する為の研磨ディスク及び研磨ディスク回転機構
と、鋼板端面に沿って研磨ディスクを走行させる直動レ
ールを用いた走行機構と、鋼板の停止位置ずれに研磨デ
ィスクを追従させる為の搬送方向倣い機構と、研磨ディ
スクの横に装備され鋼板端面と研磨ディスクの搬送方向
位置ずれを認識する検出部と、研磨ディスクを鋼板端面
に圧接・待避させ、且つ鋼板端面の高さ方向変化に追従
する為の上下方向倣い機構と、研磨ディスクの鋼板端面
への圧接及び鋼板端面からの研磨ディスクの待避を認識
する検出部と、研磨ディスクの圧接力を調整するエアバ
ランス回路を具備するものである。
【０００６】また、研磨ディスクに上下方向及び搬送方
向の倣い機構を持たせる事により、鋼板形状が劣悪であ
ったり鋼板の停止位置が不良であっても研磨ディスクが
鋼板端面のバリ部に確実に倣い、バリを除去するので、
搬送設備側で鋼板端面位置を正確に設定する必要が無く
なり、搬送設備の大幅な簡略化が実現できる。更に、研
磨ディスクの圧接力を調整する方法として、バランスウ
エイトでなくエアバランス回路を使用することにより、
装置重量の大幅な軽量化が実現できる。
向の倣い機構を持たせる事により、鋼板形状が劣悪であ
ったり鋼板の停止位置が不良であっても研磨ディスクが
鋼板端面のバリ部に確実に倣い、バリを除去するので、
搬送設備側で鋼板端面位置を正確に設定する必要が無く
なり、搬送設備の大幅な簡略化が実現できる。更に、研
磨ディスクの圧接力を調整する方法として、バランスウ
エイトでなくエアバランス回路を使用することにより、
装置重量の大幅な軽量化が実現できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、 図１〜図１０に示す実施例
に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図面におい
て、符号３、４は鋼板の搬入手段及び搬出手段である。
５は自走式のバリ除去手段である。６は研磨ディスク、
７は研磨ディスク回転用モータ、８は研磨ディスク用軸
のプーリ、９は研磨ディスク回転用モータ軸のプーリ、
１０はタイミングベルト、１１はモータブラケットであ
る。１２はバリ除去手段走行用の直動レール、１３は走
行用モータ、１４はモータ軸先端のピニオン、１５は走
行用ラックである。１６は研磨ディスク昇降用エアシリ
ンダ、１７は研磨ディスク昇降用の直動レール、１８は
研磨ディスクが鋼板端面に圧接した事を検出する圧接検
出用センサ、１９はガイドシャフト、２０はセンサ用ブ
ラケットである。
に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図面におい
て、符号３、４は鋼板の搬入手段及び搬出手段である。
５は自走式のバリ除去手段である。６は研磨ディスク、
７は研磨ディスク回転用モータ、８は研磨ディスク用軸
のプーリ、９は研磨ディスク回転用モータ軸のプーリ、
１０はタイミングベルト、１１はモータブラケットであ
る。１２はバリ除去手段走行用の直動レール、１３は走
行用モータ、１４はモータ軸先端のピニオン、１５は走
行用ラックである。１６は研磨ディスク昇降用エアシリ
ンダ、１７は研磨ディスク昇降用の直動レール、１８は
研磨ディスクが鋼板端面に圧接した事を検出する圧接検
出用センサ、１９はガイドシャフト、２０はセンサ用ブ
ラケットである。
【０００８】研磨ディスクの昇降及びバリ除去時のエア
回路について、図９に示すように研磨ディスク降下時は
高速で降下させるため、電磁弁２１は励磁状態とし、電
磁弁２２は無励磁状態として研磨ディスクを高圧下で降
下させる。又、研磨ディスク上昇時は電磁弁２１は無励
磁状態として、電磁弁２２は励磁状態とする。更に、研
磨ディスクが鋼板端面のバリに圧接時は、電磁弁２１、
２２共に励磁状態として低圧下で鋼板端面を圧接する。
回路について、図９に示すように研磨ディスク降下時は
高速で降下させるため、電磁弁２１は励磁状態とし、電
磁弁２２は無励磁状態として研磨ディスクを高圧下で降
下させる。又、研磨ディスク上昇時は電磁弁２１は無励
磁状態として、電磁弁２２は励磁状態とする。更に、研
磨ディスクが鋼板端面のバリに圧接時は、電磁弁２１、
２２共に励磁状態として低圧下で鋼板端面を圧接する。
【０００９】ここで、ポイントは研磨ディスク及び回転
用モータは自重により降下しようとするので、常にエア
シリンダが上昇する方向に低圧力をかけておき、研磨デ
ィスクのバリへの圧接力を低く押さえる事にある。研磨
ディスク圧接時の微調整は圧力調整弁２３、２４、２５
で行う。２６は研磨ディスクを搬送方向に移動させる電
動シリンダ、２７は搬送方向移動用の直動レール、２
８、２９は鋼板端面検出用反射型センサである。
用モータは自重により降下しようとするので、常にエア
シリンダが上昇する方向に低圧力をかけておき、研磨デ
ィスクのバリへの圧接力を低く押さえる事にある。研磨
ディスク圧接時の微調整は圧力調整弁２３、２４、２５
で行う。２６は研磨ディスクを搬送方向に移動させる電
動シリンダ、２７は搬送方向移動用の直動レール、２
８、２９は鋼板端面検出用反射型センサである。
【００１０】図１０に示すように、鋼板の停止精度が悪
く鋼板停止時の位置ずれが発生しても、ａに示すように
センサ２８、２９が両方ともＯＮの場合は研磨ディスク
と鋼板端面は接近しすぎているので電動シリンダで研磨
ディスクを鋼板端面から後退させ、逆にｃに示すように
センサ２８、２９が両方ともＯＦＦの場合は研磨ディス
クと鋼板端面は離れすぎているので電動シリンダで研磨
ディスクを鋼板端面側へ前進させて、常に研磨ディスク
をｂの状態に保ち、確実に鋼板のバリを除去する事がで
きる。
く鋼板停止時の位置ずれが発生しても、ａに示すように
センサ２８、２９が両方ともＯＮの場合は研磨ディスク
と鋼板端面は接近しすぎているので電動シリンダで研磨
ディスクを鋼板端面から後退させ、逆にｃに示すように
センサ２８、２９が両方ともＯＦＦの場合は研磨ディス
クと鋼板端面は離れすぎているので電動シリンダで研磨
ディスクを鋼板端面側へ前進させて、常に研磨ディスク
をｂの状態に保ち、確実に鋼板のバリを除去する事がで
きる。
【００１１】次に本発明の装置の作用について述べる。
このようなバリ除去装置においては、あらゆる鋼板幅の
バリ除去作業を自動化するために、バリ除去装置に事前
に鋼板幅値を入力しておき、鋼板が所定の位置に停止し
た後、初期待機位置にあったバリ除去装置を図１に示す
ように所定の鋼板端面のバリ部片端まで鋼板幅方向に平
行に走行させる。
このようなバリ除去装置においては、あらゆる鋼板幅の
バリ除去作業を自動化するために、バリ除去装置に事前
に鋼板幅値を入力しておき、鋼板が所定の位置に停止し
た後、初期待機位置にあったバリ除去装置を図１に示す
ように所定の鋼板端面のバリ部片端まで鋼板幅方向に平
行に走行させる。
【００１２】次に、研磨ディスクを正確にバリ上部に設
定させる為に、研磨ディスクは鋼板端面に向かって前進
し、研磨ディスク横の鋼板端面検出センサが鋼板端面を
検出したら停止する。更に、研磨ディスクを鋼板端面に
圧接させる為に、エアシリンダにより研磨ディスクを高
圧力で高速下降させつつ、同時に研磨ディスクを回転さ
せ、研磨ディスクが鋼板端面に圧接した事を検出した後
に研磨ディスクのバリ部への圧接力を低圧に切り替え、
バリ除去装置全体を鋼板端面に沿って走行させつつバリ
を除去する。ここで、鋼板の形状が悪く鋼板端面が上下
方向に撓みを生じても、研磨ディスクが走行中は上下方
向倣い機構部により常に回転する研磨ディスクを鋼板端
面に軽く押し勝手に圧接しているので、常に適切な研削
量を保ったまま研磨ディスクを鋼板端面に追従させるこ
とが出来る。
定させる為に、研磨ディスクは鋼板端面に向かって前進
し、研磨ディスク横の鋼板端面検出センサが鋼板端面を
検出したら停止する。更に、研磨ディスクを鋼板端面に
圧接させる為に、エアシリンダにより研磨ディスクを高
圧力で高速下降させつつ、同時に研磨ディスクを回転さ
せ、研磨ディスクが鋼板端面に圧接した事を検出した後
に研磨ディスクのバリ部への圧接力を低圧に切り替え、
バリ除去装置全体を鋼板端面に沿って走行させつつバリ
を除去する。ここで、鋼板の形状が悪く鋼板端面が上下
方向に撓みを生じても、研磨ディスクが走行中は上下方
向倣い機構部により常に回転する研磨ディスクを鋼板端
面に軽く押し勝手に圧接しているので、常に適切な研削
量を保ったまま研磨ディスクを鋼板端面に追従させるこ
とが出来る。
【００１３】また、図１０に示すように、鋼板の停止精
度が悪く停止時の位置ずれが発生しても、研磨ディスク
が走行中は研磨ディスク横の鋼板端面検出センサにより
研磨ディスクと鋼板端面の相対距離を常時検出し、相対
距離が大きくなるとａに示すように搬送方向倣い機構部
により研磨ディスクを鋼板端面側に移動させ、相対距離
が小さくなるとｃに示すように搬送方向倣い機構部によ
り研磨ディスクを鋼板端面から離す事により、常に研磨
ディスクをｂの状態に保ち、鋼板端面に確実に追従させ
ることが出来る。
度が悪く停止時の位置ずれが発生しても、研磨ディスク
が走行中は研磨ディスク横の鋼板端面検出センサにより
研磨ディスクと鋼板端面の相対距離を常時検出し、相対
距離が大きくなるとａに示すように搬送方向倣い機構部
により研磨ディスクを鋼板端面側に移動させ、相対距離
が小さくなるとｃに示すように搬送方向倣い機構部によ
り研磨ディスクを鋼板端面から離す事により、常に研磨
ディスクをｂの状態に保ち、鋼板端面に確実に追従させ
ることが出来る。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、鋼
板の切断端面に発生したバリのバリ除去を簡易な搬送手
段及び小型化されたバリ除去装置で効率的に行う事が出
来る。
板の切断端面に発生したバリのバリ除去を簡易な搬送手
段及び小型化されたバリ除去装置で効率的に行う事が出
来る。
【図１】本発明に係る鋼板端面の自動バリ除去装置の概
略平面図、
略平面図、
【図２】本発明に係る鋼板端面の自動バリ除去装置の概
略側面図、
略側面図、
【図３】本発明に係るバリ除去手段の側面図、
【図４】本発明に係るバリ除去手段の正面図、
【図５】本発明に係るバリ除去手段の平面図、
【図６】本発明の昇降機構の正面図、
【図７】本発明の昇降機構の平面図、
【図８】本発明の鋼板剪断後の状態図、
【図９】本発明のエアバランス回路図、
【図１０】鋼板停止精度が劣悪な場合の研磨ディスク倣
い状態図である。
い状態図である。
１ 鋼板 ２ バリ ３ 搬入手段 ４ 搬出手段 ５ 自走式のバリ除去手段 ６ 研磨ディスク ７ 研磨ディスク回転用モータ ８ 研磨ディスク用軸のプーリ ９ 研磨ディスク回転用モータ軸のプーリ １０ タイミングベルト １１ モータブラケット １２ バリ除去手段走行用の直動レール １３ 走行用モータ １４ ピニオン １５ ラック １６ 研磨ディスク昇降用エアシリンダ １７ 研磨ディスク昇降用の直動レール １８ 研磨ディスク圧接検出用センサ １９ ガイドシャフト ２０ センサ用ブラケット ２１ 、２２ 電磁弁 ２２ 、２４、２５ 圧力調整弁 ２６ 電動シリンダ ２７ 搬送方向移動用の直動レール ２８、２９ 鋼板端面検出用センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 鋼板を簡易な搬送ロールで所定の位置ま
で移動させる搬入手段（３）と、バリ除去後に鋼板を払
い出す為の搬出手段（４）と、搬入手段と搬出手段の中
間に設置されたバリ除去手段（５）からなり、上記バリ
除去手段は、研磨ディスク（６）及び研磨ディスク回転
機構と、鋼板搬送方向に垂直な鋼板端面に平行に研磨デ
ィスクを全幅走行させる直動レールを用いた走行機構
と、鋼板搬送方向に平行に研磨ディスクを走行させる搬
送方向倣い機構と、エアシリンダによる研磨ディスク昇
降機構と、研磨ディスクの圧接力を調整するエアバラン
ス回路を具備する事を特徴とする鋼板端面の自動バリ除
去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2889997A JPH10225851A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 鋼板端面の自動バリ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2889997A JPH10225851A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 鋼板端面の自動バリ除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10225851A true JPH10225851A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12261262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2889997A Withdrawn JPH10225851A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 鋼板端面の自動バリ除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10225851A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008062348A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Kurimoto Ltd | 研削装置 |
| CZ301861B6 (cs) * | 2007-10-10 | 2010-07-14 | Zelenka@Miroslav | Delicí stroj pro tycovinu s odjehlovacím zarízením |
| CN105598532A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-05-25 | 常州市鼎龙环保设备有限公司 | 单板彩涂线去铝板毛刺机 |
| CN108994384A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-12-14 | 合肥欧语自动化有限公司 | 一种板材自动裁切装置 |
| CN111215699A (zh) * | 2019-11-01 | 2020-06-02 | 六安长城钢结构有限公司 | 一种钢板加工用切割机 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP2889997A patent/JPH10225851A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008062348A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Kurimoto Ltd | 研削装置 |
| JP4723441B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2011-07-13 | 株式会社栗本鐵工所 | 研削装置 |
| CZ301861B6 (cs) * | 2007-10-10 | 2010-07-14 | Zelenka@Miroslav | Delicí stroj pro tycovinu s odjehlovacím zarízením |
| CN105598532A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-05-25 | 常州市鼎龙环保设备有限公司 | 单板彩涂线去铝板毛刺机 |
| CN108994384A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-12-14 | 合肥欧语自动化有限公司 | 一种板材自动裁切装置 |
| CN108994384B (zh) * | 2018-07-04 | 2020-06-12 | 龙南建龙木业有限责任公司 | 一种板材自动裁切装置 |
| CN111215699A (zh) * | 2019-11-01 | 2020-06-02 | 六安长城钢结构有限公司 | 一种钢板加工用切割机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |