JP4723441B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

この発明は、研削位置が変化してもその変化に追従し、均一な研削を行う研削装置に関するものである。
研削する面に段差があったり、研削する対象物(以下、被研削物という)が移動する場合に、均一な研削を行うには、研削工具をその段差や被研削物の移動に追従させて、一定の押付力で研削を行う必要がある。
そのため、このような研削作業(以下、倣い研削という)は、熟練技能を持つ作業者がその経験と勘に基づき、手持ちの研削工具の姿勢や押し付け加減などを微調整することで実現されてきた。
しかし、研削工具を持っての手作業は3K作業と呼ばれ、最近では、熟練作業者の育成が難しくなってきたことと、研削面の仕上り状態が作業者の熟練度に強く依存するために品質管理も難しいことから、自動化が進められてきた。
このような倣い研削の自動化技術として、研削工具の押し付け力をロードセルで計測し、その計測値を使って研削工具の姿勢や押し付け加減を制御する技術がある。
特開平7−256546号公報
また、研削工具の自重をエアシリンダーで支持し、そのエアシリンダーのロッド伸縮動作によって被研削面の段差や凹凸に研削工具を追従させて均一に研削する技術がある。
特開2003−285251号公報
押し付け力をロードセル等で計測して、研削工具の姿勢や押し付け力を電気制御する場合、計測機器や演算・制御機器が必要となり装置の構成が複雑化する。
また、エアシリンダーのロッド伸縮動作によって研削工具を追従させて均一に研削する場合、研削時に発生する振動や衝撃、曲げモーメントなどをエアシリンダーのロッド伸縮だけで吸収することが難しく、それらに耐え得る機械剛性が必要となり、装置が重厚なものとなる。
この発明は、研削工具の押し付け力制御を簡単なものとし、そのうえ研削中に発生する振動や衝撃などを効率良く吸収する構成にすることで、簡単かつコンパクトながら機械強度に優れた自動倣い研削装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、この発明は、研削工具の自重をエアシリンダーで支持する構成としたうえで、研削中に発生する振動や衝撃を効率良く吸収する位置に研削工具や昇降スライダーを配置し、かつ、エアシリンダーの出力による曲げモーメントが研削装置の弱点である摺動部分(昇降ガイド)に働かないようにエアシリンダーを配置したのである。
この発明は、研削工具の押し付け力制御を簡単なものとし、そのうえ研削中に発生する振動や衝撃などを効率良く吸収する構成にしたので、簡単かつコンパクトながら機械強度に優れ、機械寿命の長い自動倣い研削装置を提供する。
この発明の一実施形態としては、研削工具とその研削工具に固設した昇降スライダーとから構成される研削ユニットと、前記昇降スライダーに滑合して昇降スライダーのスライド移動の案内となる昇降ガイドと、被研削物への研削材の押し付け力を加減する制御シリンダーを備え、前記研削ユニットの自重に逆らうようにその制御シリンダーの出力を研削ユニットに伝達させ、かつ、前記被研削物と前記研削材とが接触する位置(研削点)を前記昇降スライダーのスライド移動の下方延長線上に配置する構成を採用できる。
この構成によれば、制御シリンダーのロッド伸縮によって研削位置の変化に研削工具が追従し、一定の押し付け力で倣い研削ができ、その上、計測機器や演算機器、制御機器も必要ないから装置の複雑化を招かない。
また、研削点を昇降スライダーのスライド移動の下方延長線上に配置すれば、研削時の振動や衝撃を昇降スライダーのスライド移動(昇降)により直接的(直線的)に吸収できるから、研削装置に負担をかけずに済み、機械剛性に余裕を持たせる必要もなく、簡単かつコンパクトながら機械強度に優れた構造にできる。
また、昇降スライダーのスライド向きと制御シリンダーの軸心とを平行に配置し、かつ、前記昇降スライダーから等距離の位置に前記制御シリンダーを複数台設け、その上、隣接する2台の制御シリンダーと前記昇降スライダーを結んで形成される中心角θが、制御シリンダーの台数nで360°を除した値(360÷n)で均等になるように、制御シリンダーを配置した構成を採用できる。
ここで中心角θとは、例えば図2の構成においては、制御シリンダー5と昇降スライダー3を結ぶ仮想直線Lと、制御シリンダー5’と昇降スライダー3を結ぶ仮想直線Lによって形成される角をいう。
ところで、部品購入費用の低減や装置のシンプル化のために、通常は、制御シリンダーを1台とするものであるが、それだと2台の制御シリンダーを使うときに比べてシリンダー口径が大きくなり嵩張る。また、昇降スライダーと平行に並べて制御シリンダーを配置する場合、シリンダー口径が大きいとその分、制御シリンダーのロッド先端(支持点)と昇降スライダーとの距離が長くなるうえ、1台の制御シリンダーの支持では片持ち支持になるから、摺動部分(昇降ガイド)にかかる曲げモーメントが増大し、昇降スライダーや昇降ガイドの剛性が余計に必要となる。
この点、複数台のシリンダーとすると、各シリンダー口径を小さく出来るので嵩張らず、昇降スライダーと各シリンダー支持点との距離が短くなるから摺動部分(昇降ガイド)にかかる曲げモーメントが小さくなる。
また、隣接する2台の制御シリンダーと昇降スライダーを結んで形成される中心角θを均等に配分する構成を採用すれば、昇降スライダーにかかる曲げモーメントが相殺され、摺動部分(昇降ガイド)にかかる負担が低減される。
さらに、昇降スライダーの上部に上記制御シリンダーのロッド先端が当接する凸部材を設け、前記凸部材3aと前記制御シリンダー5のロッド先端を結合せずに、前記凸部材3aの下面に前記制御シリンダー5のロッド先端が制御シリンダー5の推力伝達時に当接する構成を採用できる。
この構成なら、昇降スライダーの上昇を妨げる力はその自重以外には作用しないので、昇降スライダーに上向きの急な衝撃が加わったときに、衝撃の吸収・緩和が効率良くできる。
ところで、シリンダーの出力を利用する装置の設計では、通常、ロッド先端にクレビス等を付け、シリンダーロッドと出力伝達対象物をピンで結合し、その出力伝達対象物の移動にロッドの伸縮が完全に追従する様にするものである。
ところが、上述の構成は、敢えてロッドと出力伝達対象物との結合を外したものである。この構成なら、上向きの急な荷重や衝撃を受けた際に、ロッドの伸長を待たずに即時にスライド移動(上昇)するから、急な荷重や衝撃を効率良く吸収できる。
さらに、上記昇降スライダーのスライド移動の上方延長線に上記制御シリンダーの軸心を合わせ、前記制御シリンダーのロッドの先端外周には昇降スライダーを持ち上げる突部が設けられ、前記昇降スライダーの上部には掛け部が設けられ、前記制御シリンダーのロッド上昇時に前記突部と前記掛け部が係合し、前記制御シリンダーのロッド上昇力を前記昇降スライダーに伝達する構成を採用できる。
この構成では、昇降スライダーのスライド移動の上方延長線に上記制御シリンダーの軸心を合わせて配置するので昇降スライダーには制御シリンダーの出力による曲げモーメントが加わらない。
図1乃至図3に本願発明の第1の実施例を示す。この実施例の研削装置は、研削ユニットUと昇降ガイド4と複数のエアシリンダーとからなる。
研削ユニットUは、昇降スライダー3と研削工具2、位置決め治具8とからなる。
昇降スライダー3の上端部には、横に突出する凸部材3aがボルト締結(図示せず)されていて、その凸部材3aの下面には制御シリンダーのロッド5aの伸長時にそのロッド先端のキャップ5cが当接する当接座が設けられている。昇降スライダー3の軸部3cは市販のボールスプライン軸を使っていて、ボールスプラインのナット側(昇降ガイド4)と滑合し軸方向に直線移動できる。昇降スライダー3の下端部3dにはタップ穴(図示せず)があけられ、そこで位置決め治具8とボルト締結されている。
ここで、ボールスプラインを採用したのは、摺動抵抗の少ないボールスプラインを使うと昇降スライダーのスライド移動が滑らかになり、被研削面の凹凸に倣って昇降スライダーが昇降する際の追従性を良くできるからである。従って、空気軸受や流体軸受、磁気軸受などの低摩擦軸受も同様に採用し得る。
研削工具2は、市販のエアグラインダーであり、圧縮空気を砥石回転の動力源として使用する。このエアグラインダーは、締め込みボルト8aの締め付けにより位置決め治具8に固定されている。また、その位置決め治具8の操作によって、砥石1と被研削物9との接触点(研削点t)が昇降スライダー3のスライド移動の延長線上となるように、研削工具2の位置と姿勢を調整することができる。
位置決め治具8は、研削工具2の角度や取付位置を調整する治具であって、角度を調整する場合、支点ピン8bを中心としてガイドピン8cが長穴内を移動できる範囲(約25度)内で傾動調整が可能である。適正角度に調整した後、締込ナット8dを締め込めばその角度に固定することができる。
昇降ガイド4は、ボールスプラインのフランジ付きナットのフランジ部分をベースユニット11にボルト止めしたものであり、ナット外面はベースユニット11の円筒部に嵌合しており、ナット内面は昇降スライダーの軸部3cと滑合している。
ベースユニット11は、ボルトナット(図示せず)によりマニプレータMのアームAの先端部に締結されている。
ここで使われるシリンダーは、押し付け力制御用と待機位置復帰用に分けられる。
本実施例では、押し付け力制御用エアシリンダー(以下、制御シリンダー5という)が2台と、待機位置復帰用エアシリンダー(以下、復帰シリンダー6という)が2台ある。
制御シリンダー5は、口径16ミリメートルの低摩擦形シリンダーを採用している。低摩擦形としたのは、被研削面の凹凸に倣って昇降スライダー3が昇降する際の制御シリンダー5のロッド伸縮の追従性を良くするためである。
ロッドの先端には、キャップ5c,6cが螺合されており、このキャップ5c,6cがロッド伸長時に昇降スライダー凸部材3aの下面に当接し、シリンダーの推力を昇降スライダー3に伝達する。
制御シリンダー5(2台)と昇降スライダー3との平面配置は、2台の制御シリンダー5の真中に昇降スライダー3を挟む配置であり、これら3つは一直線(L)上に配置されている(図2)。また、復帰シリンダー6と昇降スライダー3との平面配置は、前記直線(L)と直交する直線上で、2台の復帰シリンダー6の真中に昇降スライダー3を挟む配置となっている。
昇降スライダー3と昇降ガイド4との摺動部分には、各シリンダーの出力によって曲げモーメントが作用するところ、このように配置することで、曲げモーメントが相殺され、倣い研削装置の弱点である摺動部分の負担が減り、長寿命化が図られる。その上、昇降スライダーや昇降ガイドのサイズにゆとりを持たせる必要もなくなり、コンパクト化も図ることができる。
各シリンダーへ供給する圧縮空気は、減圧弁により設定圧力に保持される。この減圧弁は、各シリンダー側(下流側)の圧力Pを設定圧力Pに調整するもので、Pは圧縮空気源側(上流側)の圧力P以下に設定される。
この減圧弁は、P>Pのときには、下流側の圧縮空気を外に排気してPを設定圧力P0まで減圧する自動排気機能を備え、P<Pのときには、上流側の圧縮空気を下流側へ流してPを設定圧力Pまで増圧する機能を備え持つ。
ここで、減圧弁50の概略構成を図5を使って説明する。50aは調圧ハンドル、50bはスプリング、50cはダイヤフラム、50dは弁座、50eはニードル、50fはシートバルブ、50gはスプリング、50hは排気ポートである。
<Pのときには、スプリング50bの押し下げ力がダイヤフラム50cに及ぼすPの力より大きくなり、ダイヤフラム50cと弁座50dは下に押し下げられ、弁座50dを介してニードル50eを押し下げ、シートバルブ50fが開いて1次側から2次側へ圧縮空気が流れる。
>Pのときには、スプリング50bの押し下げ力がダイヤフラム50cに及ぼすPの力より小さくなり、ダイヤフラム50cが押し上げられる。このため、ニードル50eと弁座50dの間に隙間ができ、そこから2次側の圧縮空気が弁座中央の孔から排気ポート50hへと流れて外に排気される。
この設定圧力Pと制御シリンダーの口径から1台の制御シリンダーの出力が決まり、その出力を反発力Fとする。そのFと研削ユニットの自重Wから、制御シリンダーが2台あるときの研削工具の押し付け力Fは次式で与えられる。
F=W−2F
ここで、押し付け力F>0でなければ研削ができないから、2F<Wとなるように設定圧力Pが決定される。
図3は、本実施例の研削装置を使って、パイプの外周突条9aを研削する研削システム例を示す図である。以下、図3乃至図7を使って、この研削システムの操作と動作について説明する。
まず、パイプ9を4基の支持台(回転ローラー)10に載せる。4基の支持台のうち、少なくとも1基には電動モーター(図示せず)が取り付けられていて、その電動モーターの駆動でその支持台のローラーが回転する構造となっている。その支持台の回転に伴い、載せたパイプ9も従動し、その管軸周りに回転する。
パイプ9と砥石1が接触する研削点tは、パイプ外周突条9aの上端部である。研削時に砥石1がこの研削点tで外周突条9aと接触する様に、マニプレータMによって研削ユニットの位置や姿勢を調整する。この時、復帰シリンダー6のロッドは伸びていて昇降スライダー3は上昇限の待機位置にある。また、制御シリンダー5も同様にロッドが伸びた状態である。(図4(a))
つぎに、エアグラインダー2に圧縮空気を供給し、砥石1を回転させる。
パイプ9と砥石1の回転が所定の回転数に達した後に、復帰シリンダー6のロッドを後退限まで縮めると、制御シリンダー5のみの支持となった研削ユニットUは、砥石1がパイプの外周突条9aの上端(研削点t)に接触するまで下降する。接触後は押し付け力F(=W−2F)で砥石1が研削点tに押し付けられ、研削が行われる。
パイプ9を軸周りに回転させることで、外周突条9aの全周を研削していくが、外周突条9aの表面に段差や凹凸があったり、パイプ9に管軸方向の曲がりがあったり、歪みのために管断面形状が真円でなかったりすると、パイプ9の軸周り回転に伴い、外周突条9aと砥石1との接触点(つまり研削点t)の高さは変化する。(図6(a)(b))
この変化に研削ユニットUが追従できないと、削り残しや削り過ぎが発生する。本実施例では、ボールスプライン軸(昇降スライダー3)とボールスプラインナット(昇降ガイド4)が研削点tを通る鉛直線上を上下スライド可能に滑合され、また、研削ユニットUを、押付力Fでパイプ外周突条9aの上端面に上から預け載せる構造としているから、研削点tの上下方向の位置変化に対しては、研削ユニットUの上下スライド移動によって自然と倣い、追従を行う。
つまり、この研削点tの高さ変化は、換言すれば、パイプ外周突条9aによる砥石1(研削ユニットU)の支持位置の変化といえるから、その支持位置の変化によって上下スライド可能な研削ユニットUが持ち上げられたり、降ろされたりするわけである。(図4(b))
研削点tの変化が急な時は、研削ユニットUに衝撃が伝わったり、機械に有害な振動が発生する恐れがあるが、本実施例では研削点tから研削ユニットUに伝えられる上下方向の衝撃は、ボールスプライン軸(昇降スライダー3)の上下方向スライド移動によって直接的に、効率良く、吸収・緩和される。
また、研削によって研削ユニットUに捩りが発生する。研削ユニットUに伝わる捩りの主なものは、研削点tにおけるパイプ外周突条9aと回転砥石1との摩擦力によるものである。
ところで、機械設備において、捩りの影響を最も恐れる部分は、その設備の可動部分であり、本実施例の研削装置では、ボールスプライン軸(昇降スライダー3)とボールスプラインナット(昇降ガイド4)で構成される摺動部分である。この摺動部分に加わる捩りを極力低減するために、研削点tを通る鉛直線上に摺動部分の中心を配置した。これにより、摩擦力の作用点(研削点t)と摺動部分との横方向距離が小さくでき、研削点tにおける摩擦により発生する捩りの大きさを極小にすることができる。
図7に他の実施例を示す。
上述の第1実施例と異なる点は、制御シリンダーが1台のみである点と、その制御シリンダー75を昇降スライダー3の上部に配置した点である。研削ユニットUの自重Wに逆らう向き(上昇方向)に制御シリンダーの出力を伝達する点に違いはないが、制御シリンダー75を昇降スライダー3の上部に配置したことにより、制御シリンダー75が昇降スライダー3を上から引き上げる向きに出力を伝える点が異なる。
制御シリンダー75は、第1実施例の制御シリンダー5、5’(2台)の出力合計と同等の出力となるようにその口径を選定する。
この構成においても、第1実施例と同様に研削時の衝撃、捩り、および曲げモーメントの緩和と吸収効果が得られる。
この構成にすると、第1実施例では昇降スライダー3の横に付けていた制御シリンダーを昇降スライダー3の上に配置するので、研削装置の横方向のコンパクト化をより一層進めることができる。
なお、第1実施例では制御シリンダーを2台としたが、3台とする構成も取り得る。制御シリンダー5を3台とした場合の平面配置を図8に記す。
中心角θを均等に配分する配置とする以上、制御シリンダーの台数を3台、4台、5台・・・としても、第1実施例と同様の作用効果を奏する。
本発明の第1実施例の正面図 図1中のa〜a’断面図 第1実施例の研削装置を用いた研削システム例の全体図 (a)待機状態の正面図(b)倣い研削状態の正面図 減圧弁の構造説明図 研削点変化の説明図で(a)は楕円の影響を表し、(b)は管曲がりの影響を表す。 他の実施形態の正面図 他の実施形態の平面配置図
符号の説明
1 研削材(砥石)
2 研削工具
3,83 昇降スライダー
3a 凸部材
3b 掛け部
3c 軸部
3d 下端部
4,84 昇降ガイド
5,5’,75,85 制御シリンダー
5a シリンダーロッド
5b 突部
5c キャップ
6,86 復帰シリンダー
6a シリンダーロッド
6c キャップ
7 ストッパー
8 位置決め治具
8a 締め込みボルト
8b 支点ピン
8c ガイドピン
8d 締め込みナット
9 被研削物(パイプ)
9a 外周突条
10 支持台(回転ローラー)
11,811 ベースユニット
50 減圧弁
U 研削ユニット
M マニプレーター
A アーム
t 研削点
α,β,γ 研削点変化量

Claims (1)

  1. 研削工具2とその研削工具2に固設した昇降スライダー3とから構成される研削ユニットUと、前記昇降スライダー3に滑合して昇降スライダー3のスライド移動の案内となる昇降ガイド4と、被研削物9への研削材1の押し付け力を加減する制御シリンダー5を備え、前記研削ユニットUの自重に逆らうようにその制御シリンダー5の出力を研削ユニットUに伝達させる研削装置であって、
    前記昇降スライダー3のスライド移動が直線的であり、記昇降ガイド4が直線状であるとともに、前記被研削物9と前記研削材1とが接触する研削点tを前記昇降スライダー3のスライド移動の下方延長線上に配置し、
    記昇降スライダー3の上部に記制御シリンダー5のロッド先端が当接する凸部材3aを設け、前記凸部材3aと前記制御シリンダー5のロッド先端を結合せずに、前記凸部材3aの下面に前記制御シリンダー5のロッド先端が制御シリンダー5の推力伝達時に当接し、昇降スライダーの上昇を妨げる力が自重以外に作用しないことを特徴とする研削装置。
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