JPH049226A - プレス金型装置 - Google Patents

プレス金型装置

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Publication number
JPH049226A
JPH049226A JP1324968A JP32496889A JPH049226A JP H049226 A JPH049226 A JP H049226A JP 1324968 A JP1324968 A JP 1324968A JP 32496889 A JP32496889 A JP 32496889A JP H049226 A JPH049226 A JP H049226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
mold
die
wrinkle
wrinkle holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1324968A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kurita
栗田 伸哉
Masa Kasuya
粕谷 政
Takashi Sakai
隆司 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Seiki Co Ltd
Original Assignee
Taiho Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Seiki Co Ltd filed Critical Taiho Seiki Co Ltd
Priority to JP1324968A priority Critical patent/JPH049226A/ja
Publication of JPH049226A publication Critical patent/JPH049226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、しわ押えを有するプレス金型装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 プレス加工は、スタンピング(押し型)加工とドロー(
絞り)加工に大別される。
スタンピング(押し型)加工は、第3図に示すように、
プレス機械のスライダに取り付けられる上型1と、同ベ
ツドに取り付けられる下型2とによって、自由状態の被
加工素材を加工する加工法である。この上型1と下型2
には、加工時に係合するガイド突起1aとガイド凹部2
aが設けられている。このスタンピング(押し型)加工
用のプレス金型は、低融点合金によって製作可能で、製
作コストが安(、製作時間が短いという利点がある。し
かし、加工中、被加工素材が拘束を受けない自由成形方
法であるため、凹凸の多い複雑な形状や深絞り加工をす
る場合には、素材の肉余りや流れ込みによりシワや重な
りが生じ、加工品の精度及び品質に悪影響を及ぼすとい
う問題点がある。
これに対し、ドロー(絞り)加工においては、第4図に
示すように、下型3が、中心の加工部3aと、この加工
部3aの周囲のしわ押えリング3bとに分割されており
、しわ押えリング3bが、プレス機械に備えられたクツ
ションビン5により昇降可能にかつ上型4側に移動付勢
されて支持されている。そして上型4には、加工部3a
に対応する加工部4aと、しわ押えリング3bに対応す
るしわ押え部4bとが一体に設けられている。上型4と
下型3(しわ押えリング3b)には、スタンピング加工
用金型と同様のガイド突起4cとガイド凹部3cがそれ
ぞれ設けられている。
このドロー加工によると、被加工素材が加工部3aと4
aによる加工を受ける前に、その周縁が上型4のしわ押
え部4bと、下型3のしわ押え部3bとによって挟着さ
れる。このため加工部4aと3aによって加工を受ける
際、絞り状態が安定し、加工精度が良くなる。すなわち
、スタンピング加工におけるシワや重なりの原因は、絞
り加工中、被加工素材の外周部に生じる円周方向の圧縮
応力により、加工品の外周部(フランジ部)の素材が座
屈して波状に変形することによると考えられ、ドロー加
工によれば、この原因を除くことができる。
しかし、このような利点の反面、ドロー加工では、下型
3を、相対移動する加工部3aとしわ押えリング3bと
のセットとして製作しなければならないため、加工コス
トが高い。また、しわ押えリング3bを必要とするため
、その内部に組み込まれる加工部3aの寸法や形状は、
このしわ押えリング3bによって制約を受けることにな
る。このため、金型の製作コストが高くなり、製作時間
も長くなるという欠点を持っている。さらに、金型の製
作コストが高いので、多品種少量生産には適していない
「発明の目的」 本発明は、このような従来のプレス金型装置の問題を解
消し、しわ押えを有するプレス金型装置の金型製作費を
低減し、製作期間を短縮することを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、プレス金型の上型と下型にそれぞれ、被加工
素材の周縁を挟着するしわ押え部と、被加工素材を所要
形状に加工する加工部とを設け、かつ下型のしわ押え部
を加工部に対して移動可能としたプレス金型装置におい
て、上型のしわ押え部と加工部とをそれぞれ別部材から
構成して両者を固定し、下型の加工部を、しわ押え部に
対して移動可能な枠体と、この枠体内に設けられる加工
部本体とから構成したことを特徴としている。
この構成によると、しわ押え部を共通として、加工部の
みを別に形成することができ、加工コストが低減される
下型の加工部本体は枠体よりも低融点の合金から形成す
ると、加工が容易である。
また上型の加工部もまた、しわ押え部に固定される枠体
と、この枠体内に鋳造される加工部本体とから構成する
ことができ、この加工部本体を枠体よりも低融点の合金
から形成することができる。
別言すると、本発明は、上型と下型のしわ押え部をそれ
ぞれ、それぞれの加工部とは別体で、複数の加工部に対
して共通のマスターダイとして形成し、上型においては
このマスターダイに加工部を固定し、下型においてはこ
のマスターダイに対して加工部を移動可能としたことを
特徴としている。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は本
発明によるプレス金型装置の構成を示す図であり、第2
図は第1図のプレス金型装置におけるしわ押え部(マス
ターダイ)のみを示す図である。
上型10は、しわ押え部(マスターダイ)11と、この
しわ押え部11とは別体に構成される加工部(ダイ)1
2とから構成されている。加工部12は、しわ押え部1
1の中心の凹部11aに嵌合され同定される枠体12a
と、この枠体12a内に鋳造された加工部本体12bと
からなっている。
同様に、下型20は、しわ押え部21と、このしわ押え
部21とは別体に構成される加工部(ポンチ)22とか
ら構成されている。加工部22は、しわ押え部21の中
心の凹部21aに摺動自在な嵌合間係とされる枠体22
aと、この枠体22a内に鋳造された加工部本体22b
とからなっている。下型20が上型10と異なる点は、
枠体22a(加工部22)がしわ押え部21の凹部21
aに対して摺動可能な嵌合間係にあり、固定されないこ
とである。
そして、この上型10のしわ押え部11と下型20のし
わ押え部21とは、そのしわ押え面、つまり被加工素材
と接触する接触面11bと21bが、それぞれ平面同一
形状に形成されている。
加工部本体12bと22bは、例えば、枠体12bと2
2bの間に鋳造モデルを介在させた状態で、該枠体12
aと22a内に、これら枠体より低融点の合金を注湯し
、凝固させて形成することができる。
しわ押え部11と21には、従来の金型と同様のガイド
突起11cとガイド凹部21cが設けられている。
上記構成の本プレス金型装置は、次のように使用される
。まず上型においては、しわ押え部11の凹部11a内
に加工部12を固定して上型10を完成し、これをプレ
ス機械のスライドに取り付ける。下型20の加工部22
は、下型ホルダ23とともに、プレス機械のベツドに固
定される。他方しわ押え部21は、下型ホルダ23の貫
通孔23a°を通って上方に突出するクツションビン2
4によって支持される。クツションビン24は、前述の
ように、プレス機械に備えられたもので、常時はその上
方への付勢力により、しわ押え部21を、その上面21
bが加工部22の上面とほぼ同一レベルとなるように保
持する(第1図鎖線参照)。
加工時には、上型10と下型20の間の所定位置に被加
工素材を位置させた状態で、スライドを下降させる。す
ると、まず被加工素材の周縁が、上型10のしわ押え部
11と下型20のしわ押え部21の間に挟着される。次
いでさらに上型10が下降すると、上型10のしわ押え
部11に押されるしわ押え部21が下降しつつ、加工部
12と加工部22とにより、所要のプレス加工(ドロー
加工)が行なわれる。この加工自体は、従来のドロー加
工と同様である。
そして本発明によると、異なる金型を用意する場合、し
わ押え部11と21は、共通(マスターダイ)として、
加工部12と22のみを加工すればよい。この加工部1
2と22の製造コストは、スタンピング加工用金型と同
程度と考えられ、従って、マスターダイ11と21を用
いることにより、スタンピング加工用金型と同程度のコ
ストで、ドロー加工を行なうことができることとなる。
なお、本発明は、加工部12と22をそれぞれ一部材か
ら構成することを妨げるものではない。
特に上型10の加工部12は、しわ押え部11に固定さ
れるものであって、相対移動するものではないから、枠
体12aを用いることな(、加工部12を形成してもよ
い。
「発明の効果」 以上のように、本発明によるプレス金型装置は、上型と
下型のしわ押え部をマスターグイとして共用化すること
ができるので、異なる金型に対しても加工部のみを製作
すれば良く、従って、金型の製作コストを下げ、製作時
間を短縮することができる。特に、しわ押え部に対して
相対移動する下型の加工部を、枠体とこの中に設けられ
る加工部本体とから構成することにより、下型の加工コ
ストを低減することができる。上型の加工部も同様に、
枠体と加工部本体から構成し、これらの加工部本一体を
、枠体より低融点の合金から構成することにより、さら
に加工部の製造が容易になる。別言すると、本発明は、
しわ押え部をマスターグイとして共用化したので、スタ
ンピング加工用金型程度の製造コストで、ドロー加工が
可能となり、かつ高い加工精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプレス金型装置の実施例の構造を示す
断面図である。 第2図は第1図の金型から加工部を除いてしゎ押え部(
マスターグイ)を示す断面図である。 第3図は従来のスタンピング(押し型)加工用金型の断
面図である。 第4図は、ドロー(絞り)加工用金型の断面図である。 10・・・上型、11・・・しわ押え部(マスターグイ
)、lla・・・凹部、llb・・・ガイド突起、12
・・・加工部、12 a−枠体、12b・・・加工部本
体。 20・・・下型、21・・・しわ押え部、21a・・・
凹部、21b・・・しわ押え部、22・・・加工部、2
2a−・・枠体、22b・・・加工部本体、23・・・
下型ホルダ、24・・・クツションビン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレス金型の上型と下型にそれぞれ、被加工素材
    の周縁を挟着するしわ押え部と、被加工素材を所要形状
    に加工する加工部とを設け、この下型のしわ押え部を加
    工部に対して移動可能としたプレス金型装置において、 上記上型のしわ押え部と加工部とをそれぞれ別部材から
    構成して両者を固定し、 下型の加工部を、しわ押え部に対して移動可能な枠体と
    、この枠体内に設けられる加工部本体とから構成したこ
    とを特徴とするプレス金型装置。
  2. (2)請求項1において、上型の加工部は、しわ押え部
    に固定される枠体と、この枠体内に鋳造される加工部本
    体とから構成されているプレス金型装置。
  3. (3)請求項1または2において、上型および下型の加
    工部本体は枠体よりも低融点の合金からなっているプレ
    ス金型装置。
  4. (4)プレス金型の上型と下型にそれぞれ、被加工素材
    の周縁を挟着するしわ押え部と、被加工素材を所要形状
    に加工する加工部とを設け、この下型のしわ押え部を加
    工部に対して移動可能としたプレス金型装置において、 上記上型と下型のしわ押え部をそれぞれ、それぞれの加
    工部とは別体で、複数の加工部に対して共通のマスター
    ダイとして形成し、 上型においてはこのマスターダイに加工部を固定し、下
    型においてはこのマスターダイに対して加工部を移動可
    能としたことを特徴とするプレス金型装置。
JP1324968A 1989-12-15 1989-12-15 プレス金型装置 Pending JPH049226A (ja)

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JP1324968A JPH049226A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 プレス金型装置

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JP1324968A JPH049226A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 プレス金型装置

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JPH049226A true JPH049226A (ja) 1992-01-14

Family

ID=18171640

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JP1324968A Pending JPH049226A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 プレス金型装置

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JP (1) JPH049226A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023013819A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 株式会社ジーテクト プレス用金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023013819A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 株式会社ジーテクト プレス用金型

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