JPH0490131A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0490131A
JPH0490131A JP20584490A JP20584490A JPH0490131A JP H0490131 A JPH0490131 A JP H0490131A JP 20584490 A JP20584490 A JP 20584490A JP 20584490 A JP20584490 A JP 20584490A JP H0490131 A JPH0490131 A JP H0490131A
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JP
Japan
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amplitude
error signal
tracking error
circuit
signal
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Application number
JP20584490A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Kobayashi
小林 一利
Mitsuru Horisato
堀里 充
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、トラッキングエラー信号の振幅調整手段を有
する光学的情報記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、情報産業の発展に伴い、大容量記憶装置として光
デイスク装置が注目されてきた。この光デイスク装置で
は、光ピツクアップからの光ビームが、光ディスクの記
録層に正しく焦点を結ぶように制御するフォーカスサー
ボと、前記光ビームが光ディスクのトラックに追従する
ように制御するトラッキングサーボとが行われる。
光デイスク装置におけるトラッキングエラー信号の振幅
は、記録媒体、光ピツクアップ、信号処理系の電気的な
ばらつき等により変化する。これは、トラッキングサー
ボ系のゲインが変化することを意味し、安定した正確な
トラック追従を困難にする。
そこで、トラッキングエラー信号の振幅を調整する手段
が必要になる。
ここで、第8図を参照して、トラッキングエラー信号の
振幅を調整する装置の一例につり)で説明する。第8図
は光デイスク装置の一例を示すブロック図である。
この光デイスク装置は、スピンドルモータ52によって
回転される光ディスク51に対向するように設けられた
光ピツクアップ31を備え、この光ピツクアップ31は
、ボイスコイルモータ(以下、VCMと記す、)32に
よって、光ディスク51のトラックを横断する方向に移
動されるようになっている。前記光ピツクアップ31よ
り再生された信号は、1−ラッキングエラー信号生成回
路35に入力され、トラッキングエラー信号(以下、T
BSと記す、)が生成される。このTBSは、位相補償
回路36を経て、トラッキングアクチュエータドライバ
37に入力され、このドライバ37によって、光ピツク
アップ31に設けられたトラッキングアクチュエータが
駆動され、光ピツクアップ31からの光ビームが光ディ
スク51のトラックに追従するように制御される。また
、前記VCM32には、モアレガラススケール等のスケ
ール33が装着されており、固定側には、前記スケール
33に対向する発光部及び受光部を有する検出部34が
設けられ、これらスケール33及び検出部34でリニア
スケールが精成されている。
前記トラッキングエラー信号生成回路35からのTBS
は、振幅検出口F1639とローパスフィルタ(以下、
LPFと記す。)43とに入力される。
前記振幅検出回路39で検出された振幅は、A/D変換
器40でデジタル信号に変換されてCPU41に取り込
まれる。このCPU41は、TBSの振幅を調整するた
めの調整信号を出力し、この信号は、D/A変換器42
を経て、前記トラッキングエラー信号生成回路35のゲ
インを調整する。
また、前記LPF43の出力は、スイッチ44の一方の
入力端aに印加される。このスイッチ44の他方の入力
端すには、リニアスケールの出力信号がアンプ48で増
幅されて印加されている。
このスイッチ44の出力端Cからの出力信号は、位相1
ff1回路45を経て、スイッチ46の一方の入力端a
に印加される。このスイッチ46の他方の入力端すには
、前記D/A変換器42の出力が印加されている。この
スイッチ46の出力端Cかラノ出力信号は、VCMドラ
イバ47に入力され、このドライバ47によって、VC
M32が駆動される。前記スイッチ44は、CPU41
からの■CM/リニアスケール切換信号によって切り換
えられ、また、スイッチ46もCPU41の指示で切り
換えられる。
また、前記アンプ48の出力信号は、二値化回路49で
二値化され、この二値化信号は、CPU41と速度検出
回路50とに入力される。前記速度検出回路50の出力
信号は、前記VCMドライバ47に入力される。
次に、第9図ないし第11図を参照して、第8図の光デ
イスク装置の動作について説明する。
光ディスク51が装着されると、まず、フォーカスサー
ボが作動し、VCM32が例えばディスク内周方向から
外周方向へ、トラッキングエラー信号が発生する所まで
、予め設定されたリニアスケールのパルス数だけ移動す
る。このとき、スイッチ46は、CPU41の指示によ
り、入力端すと出力端Cが接続され、CPU41よりD
/A変換器42.スイッチ46を紅で、速度指示値が■
CMドライバ47に入力され、VCM32が移動を始め
る。一方、リニアスケールの信号は、アンプ48により
増幅され、二値化回路49に入力される。この二値化回
路49は、CPU41からの方向指示信号を受け、第1
0図及“び第11図に示ずように、移動方向により極性
が反転したパルスを出力する。第10図はVCM32が
ディスク内周側から外周側へ移動する場合を示し、(a
)はリニアスケール信号を示し、(b)は二値化回路4
9の出力信号を示す、また、第11図はVCM32がデ
ィスク外周側から内周側へ移動する場合を示し、(a)
はリニアスケール信号を示し、(b)は二値化回路49
の出力信号を示す、前記二値化回路49の出力が速度検
出回路50に入力され、この速度検出口B50から、V
CM32の速度に応じた電圧が出力され、VCMドライ
バ47に入力される。そして、ドライバ47によって、
CPU4 ]からの速度指示電圧とリニアスケールから
の速度検出電圧が等しくなるようにVCM32が駆動さ
れる。同時に、CPU41は、二値化回路4つによって
二値化されたパルス数をカウントする。そして、CPt
J41は、前記の所定のパルス数だけVCM32が移動
したことを認識すると、スイッチ44の入力端すと出力
端Cを接続し、スイッチ46の入力端aと出力端Cを接
続する。
これにより、リニアスケール信号はアンプ48゜スイッ
チ442位相補償回路45及びスイッチ46を経て、ド
ライバ47に入力され、第10図(a)及び第11図(
a)に示すリニアスケール信号のうちの太線で示すゼロ
クロス領域(第10図(a)では右上り部分、第11図
(a)では右下り部分)にVCM32がロックされるよ
うにサーボが働き、VCM32はリニアスケールにより
位置サーボがかけられる。
この位置サーボがかけられた状態でも、ディスク偏芯が
あるため光ビームは数トラツクを横断し、TESは第9
図に示すような波形となる。第9図(a)は振幅yが規
定値Yよりも小さいときのTBSを示し、第9図(b)
は振幅が規定値YのときのTESを示す。前述のように
、記録媒体等のばらつきによって、第9図(b)に示す
ような振幅規定値Yに対して、第9図(a)に示すよう
に振幅が異なるTBSが生じる。そこで、第8図の光デ
イスク装置では、TBSの振幅を振幅検出回路39で検
出し、A/D変換器40を通してCPU41に入力する
。CPU41は、第9図(a>に示す振幅yを測定し、
その振幅yが所定の値Yに対してy=yとなるように、
D/A変換器42を介してトラッキングエラー信号生成
回路35のゲインを調整する。
このようにTBS振幅の調整が終了すると、CPU41
の指示により、トラッキングサーボがオンされ、スイッ
チ44は入力端aと出力端Cが接続され、スイッチ46
は入力端aと出力端Cが接続され、TESに基づいてl
・ラッキングアクチュエータとVCM32を制御するい
わゆるデュアルサーボがかけられ、トラック追従動作に
入る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ディスクのI・ラッククロスパルスをカ
ウントしてシークを行う、いわゆるスケールレスのダイ
レクトシータ方式においては、1〜ラツキングサーボを
かけずにVCMをある箇所に固定維持することは困難で
あり、前述の従来技術のようにVCMを位置サーボで固
定し、フォーカスサーボのみをかけ、連続したTESの
振幅調整を行うことはできない。
また、従来の方式においても、VCMが位置サーボによ
って制御されているだけで、対物レンズはフリーな状態
であるため、加振中でのTES振幅調整は、対物レンズ
が光軸より大幅にずれるとTES振幅が低下してしまい
、信頼性が劣るという問題点がある。
また、1トラツクキープ状態でのTBS波形よりTBS
振幅調整を行う方法も考えられるが、電気ノイズ、ディ
スの傷等により、検出値の信頼性が劣ると共に、ディス
ク1回転につき1回しか測定できないため、データの平
均化を行うと、サンプリング時間が長くなり過ぎるとい
う問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特別
の調整時間を必要とせずに、正確なトラッキングエラー
信号の振幅調整が可能な光学的情報記録再生装置を提供
することを目的としている。
また、本発明は、上記目的に加え、より信頼性の高いI
・ラッキングエラー信号の振幅調整が可能な光学的情報
記録再生装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学的情報記録再生装置は、光ビームと記録媒
体上のトラックとの位置ずれを示すトラッキングエラー
信号に基づいて前記光ビームを前記トラックに追従させ
るトラッキングサーボ手段を有するものにおいて、前記
光ビームを他のトラツクに移動させるシーク中において
前記トラッキングエラー信号の振幅を検出する振幅検出
手段と、前記振幅検出手段によって検出された前記振幅
に基づいて、前記シーク中において、前記振幅が所定の
値となるように前記トラッキングエラー信号を調整する
振幅調整手段とを備えたものである。
好ましくは、前記振幅検出手段は、前記シークの動作期
間の後半において前記トラッキングエラー信号の振幅を
検出し、前記振幅y4整手段は、前記シークの動作期間
の後半において前記トラッキングエラー信号を調整する
[作用] 本発明では、振幅検出手段によって、シーク中において
トラッキングエラー信号の振幅が検出され、この振幅に
基づいて、シーク中において振幅調整手段によって、振
幅が所定の値となるようにトラッキングエラー信号が調
整される。この振幅調整は、好ましくは、シークの動作
期間の後半において行われる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例に係り、第1図
は光デイスク装置の構成を示すブロック図、第2図は波
高値検出回路及びA/D変換器の構成を示すブロック図
、第3図(a)及び(b)はシーク時の速度パターンを
示す説明図、第4図は振幅誤差がないときの本実施例の
動作を説明するための波形図、第5図は振幅誤差がある
ときの本実施例の動作を説明するための波形図、第6図
は外周方向移動時のオントラック指示のタイミングを説
明するための波形図、第7図は内周方向移動時のオント
ラック指示のタイミングを説明するための波形図である
本実施例の光デイスク装置は、シーク時に、外部スケー
ルを用いずに、トラッククロスパルスをカウントして目
標トラックにシークする、いわゆるダイレクトシークを
行うものである。
第1図に示すように、光デイスク装置は、スピンドルモ
ータ2によって回転される光ディスク1に対向するよう
に設けられた可動部光ピツクアップ3と、この可動部光
ピツクアップ3の近傍に設けられた固定光学系25とを
備え、これら可動部光ピツクアップ3と固定光学系25
とで、いわゆる分離光学系の光ピツクアップが構成され
ている。
前記可動部光ピツクアップ3は、ボイスコイルモータ(
以下、VCMと記す、)によって移動されるキャリッジ
4上に設けられ、前記光ディスク1のトラックを横断す
る方向に移動されるようになっている。また、前記可動
部光ピツクアップ3内には、図示しないが、前記固定光
学系25がらのレーザビームを光デイスク1側へ立上げ
る立上げミラーとこのミラーで反射されたレーザビーム
を集光して光ディスク1の記録層上に光スポットを形成
する対物レンズと、この対物レンズを移動可能に支持す
るフォーカスアクチュエータ及びトラッキングアクチュ
エータとが設けられている。また、前記固定光学系5内
には、図示しないが、レーザ光を出射する半導体レーザ
と光ディスク1からの戻り光を検出するための検出光学
系及び光検出器が設けられている。
前記固定光学系25によって再生された信号は、トラッ
キングエラー信号生成回路5に入力され、トラッキング
エラー信号(以下、TBSと記す、)が生成されるよう
になっている。このTESは、振幅可変器6を経て、C
PU 12によって切り換えられる2人力1出力の切換
スイッチ7の一方の入力端aに印加されるようになって
いる。この切換スイッチ7の出力端Cは、位相補償回路
8に接続されている。この位相補償回路8の出力はトラ
ッキング駆動回路9に入力され、このトラッキング駆動
回路9の出力によって、可動部光ピツクアップ3内のト
ラッキングアクチュエータが駆動されるようになってい
る。
また、前記振幅可変器6の出力は、波高値検出回路10
に入力され、この検出回路10にて第4図及び第5図に
示すTBSの波高値PとBが検出されるようになってい
る。このPとBは、A/D変換器11でデジタル信号に
変換されてCPUI2に入力されるようになっている。
このCPUI2は、P+B≠Y(Yは予め設定された値
)ならばP+B=Yとなるべき振幅調整電圧を発生し、
この振幅調整電圧はD/A変換器13でアナログ信号に
変換されて前記振幅可変器6の制御端に印加され、トラ
ッキングエラー信号生成回路5がらのTBSが振幅調整
され、この振幅可変器6がら出力されるTESがp+n
=yとなるように調整される。
前記波高値検出回路10及びA/D変換器11は、例え
ば第2図に示すように構成されている。
すなわち、波高値検出回路1oは、2つのピークホール
ド回路102,103を有し、振幅可変器6の出力は、
そのままピークホールド回路103に入力されると共に
、反転増幅器101で反転されてピークボールド回路1
02に入力されるようになっている。一方、A/D変換
器11は、2つのA/D変換器111,112とを有し
、ピークホールド回路102の出力はA/D変換器11
1でA/D変換され、ピークホールド回路10Bの出力
はA/D変換器112でA/D変換され、それぞれ、C
PU12に取り込まれるようになっている。また、前記
ピークホールド回路102,103は、CPU12から
のリセット信号によって一旦リセットされた後、検出動
作を開始するようになっている。
また、可動部光ピツクアップ3内の対物レンズの位置を
検出する対物レンズ位置検出回路14が設けられ、この
検出回路14の出力はフィルタ15を経て位相補償回路
17に入力されるようになっている。また、切換スイッ
チ7の出力がフィルタ(ローパスフィルタ)16を経た
信号、すなわち、TESの低周波成分も、前記位相補償
回路17にも入力されるようになっている。そして、フ
ィルタ16からのTESの低周波成分と、対物レンズ位
置検出回路14より得られフィルタ15を経た対物レン
ズ位置検出信号とにより、前記位相補償回路17でVC
Mドライブ信号を作り、このVCMドライブ信号が、キ
ャリッジ4を移動させるVCMに入力されると共に、反
作用補正回路18を経て前記トラッキング駆動回路9に
入力されるようになっている。前記反作用補正回路18
は、前記位相補償回路17の出力によりVCMが駆動さ
れた場合に、このVCM上のアクチュエータによって支
持された対物レンズと前記VCMとの間に相対加速度が
生じないように、位相補償回路17の出力に応じてアク
チュエータを駆動する信号を作るものである。
また、前記トラッキングエラー信号生成回路5の出力は
、CPU12の指示により極性を切り換える極性切換回
路26を経て、二値化回路19にも入力されている。こ
の二値化回路1つは、対物レンズからの光ビーム(先ス
ポット)が光ディスク1のトラックを横切ったときに生
じる正弦波状のTBSを二値化し、トラッククロスパル
スとして出力するようになっている。この二値化回路1
9の出力は、カウンタ20と速度検出回路22とに入力
されるようになっている。前記カウンタ20の出力は、
前記CPU12に入力されるようになっている。前記速
度検出回路22は、前記)・ラッククロスパルスをF/
V変換等して速度検出信号を出力するようになっている
。また、前記CPU12の指示により速度指示信号を出
力する速度指示回路21が設けられ、この速度指示回路
21からの速度指示信号と、前記速度検出回路22から
の速度検出信号とが、差動増幅器23に入力され、この
2つの信号の差が増幅されるようになっている。この差
動増幅器23の出力は、CPU 12の指示により極性
を切り換える極性切換回路24を経て、前記切換スイッ
チ7の他方の入力端すに印加されるようになっている。
また、前記速度指示回路21の出力はフィードフォーワ
ード回路27を紅て、前記位相補償回路17に入力され
るようになっている。前記フィードフォーワード回路2
7は、シーク時にVCMが対物レンズの動きに遅れなく
正確に追従するように、速度指示回路21からのトラッ
キングアクチュエータ駆動信号をある帯域で微分等して
位相補償回路17を介してVCMに与えるものである。
尚、図示しないが、光デイスク装置は、フォーカスサー
ボ回路と情報信号再生回路とを有している。
次に、本実施例の作用について説明する。
オントラック時は、切換スイッチ7は端子a−C問が接
続され、固定光学系25によって再生された信号は、ト
ラッキングエラー信号生成回路5に入力され、TBSが
生成される。このTBSは、振幅可変器6.切換スイッ
チ7及び位相補償回路8を経て、トラッキング駆動回路
9に入力される。
そして、このl・ラッキング駆動回路9の出力によって
、可動部光ピツクアップ3内のトラッキングアクチュエ
ータが駆動され、可動部光ピツクアップ3からの光ビー
ムを所望のトラックに追従させるトラッキングサーボが
行われる0丈な、前記切換スイッチ7の出力がフィルタ
16を経て生成されるTBSの低周波成分と、対物レン
ズ位置検出回路14より得られフィルタ15を経た対−
物レンズ位置検出信号とにより、位相補償回路17で■
CMドライブ信号が作られ、このVCMドライブ信号が
キャリッジ4を移動させるVCMに入力される。このよ
うに、トラッキングエラー信号の低周波成分に基づいて
VCMを駆動することにより、ディスク1の偏芯の影響
を抑えている。また、前記位相補償回路17の出力は、
反作用補正回路18を経て前記トラッキング駆動回路9
に入力され、対物レンズとVCMとの間に相対加速度が
生じないようにアクチュエータが駆動される。
次に、シーク時は、CPU12の指示により、速度指示
回路21から第3図に示すような速度指示信号が出力さ
れる。この速度指示信号は、次のようにして出力される
。すなわち、現在l・ラックから目標トラックへ移動す
るに従い、移動すべき総トラック数からカウンタ20に
よって得られる移動したトラック数が減算され、その値
に応じてCPU12から前記速度指示信号が出力される
前記速度指示信号のパターンは、例えば、第3図(a)
に示すようなショートストロークと、第3図(b)に示
すようなロングストロークの2通りある。どちらも、正
の等加速度による加速区間(1)、この加速区間の加速
度と絶対値が等しい員の加速度による第1の減速期間(
2)、シーク終了時には確実にオントラック可能な速度
vLまで緩やかに減速させる負の低加速度による第2の
減速区間(3)、及び前記速度■Lによる定速区間(5
)を有し、ロングストロークの場合には、更に、加速区
間(1)と第1の減速期間(2)の間に、最大速度によ
る定速区間(4)がある。
また、対物レンズからの光ビームがトラックを横切った
ときにトラッキングエラー信号生成回路5から生じる正
弦波状のTBSが、極性切換回路26を経て、二値化回
路19により二値化され、トラッククロスパルスが生成
され、速度検出回路22で、前記トラッククロスパルス
をF/V変換等して速度検出信号が生成される。尚、前
記極性切換回路26は、シークの方向が内周側か外周側
かで切り換えられる。
また、シーク開始と共にCPU12の指示により切換ス
イッチ7は端子b−c間の接続に切り換えられる。この
時点では、二値化回路19からトラッククロスパルスは
出力されないため、差動増幅器23からは、正の信号が
出力され、この信号が極性切換回路24を経て、更に切
換スイッチ7゜位相補償回路8及びドライブ回路9を経
て、トラッキングアクチュエータを駆動する。これによ
って、対物レンズが移動し光ビームがトラックを横切る
ためトラッククロスパルスが発生し、速度検出回路22
より速度検出信号が出力され、この速度検出信号の値が
速度指示回路21からの速度指示信号の値と同じになる
ようにトラッキングアクチュエータが駆動されるサーボ
ループが構成される。このとき、対物レンズのみが移動
してしまわないように、フィルタ16を経た切換スイッ
チ7の出力、すなわちTBSの低周波成分と、フィルタ
15を経た対物レンズ位置検出回路14の出力とにより
、位相補償回路17でVCMドライブ信号が生成され、
このVCMドライブ信号によって、キャリッジ4を移動
させるVCMが駆動される。
このように、本実施例では、シーク時にも常に、トラッ
キングアクチュエ〜りとVCMとを駆動する、いわゆる
デュアルサーボを行っている。このデュアルサーボによ
れば、ディスク1の偏芯やVCM加減速による対物レン
ズの振られ量を最少限に抑えることができる。また、前
記位相補償回路17からのVCMドライブ信号は反作用
補正回路18に入力され、この反作用補正回路18の出
力がトラッキング駆動回路9に入力され、VCMC動駆
動時トラッキングアクチュエータによって支持された対
物レンズと前記VCMとの間に相対加速度が生じないよ
うに、トラッキングアクチュエータの駆動が補正される
尚、前記極性切換回路24は、シークの方向が内周側か
外周側かで切り換えられる。
更に、速度指示回路21からの速度指示信号は、フィー
ドフォーワード回路27に入力され、こののフィードフ
ォーワード回路27の出力が前記位相補償回路17に入
力され、シーク時にVCMが対物レンズの動きに遅れな
く正確に追従するようにVCMが駆動される。
次に、シーク中におけるトラッキングエラー信号の振幅
調整の動作について、第4図及び第5図を参照して説明
する。
トラッキングエラー信号生成回路5は一般的に周波数特
性があり、シークの最大速度ではトラックを横切る周波
数は数百kHzになるため、第3図(b)に示すような
速度、パータンによるシーク中のTESの波形は第4図
(a)及び第5図(a)のようになる。シーク中では、
前述のように、トラッキングアクチュエータとVCMと
を用いたデユアフレサーボと、フィードフォワード〜ナ
ーボとにより、対物レンズのシフト量は最少限に抑えら
れており、シーク終了直前の定速区間(5)ではレンズ
シフトは更に減少してほとんど発生していない。第2減
速区間(3)を過ぎ、定速区間(5)に入ると、CPU
12より第4図(C)、第5図(b)に示すような振幅
調整指示命令が出され、所定時間の間、振幅調整動作を
行う。この振幅調整指示命令が出されると、まず、第5
図(e)に示すように、この指示命令の立ち下がりから
Δtの幅のリセット信号が、第2図に示ず波高値検出回
路10内のピークホールド回路102.103に送られ
る。そして、このリセット信号によって、ピークホール
ド回路102,103は一旦リセットされた後、振幅可
変器6を経たTESのボトム値Bとピーク値Pの検出動
作を開始する。尚、反転増幅器101を経た振幅可変器
6の出力が入力されるピークボールド回路102がボト
ム値Bを検出し、振幅可変器6の出力がそのまま入力さ
れるピークホールド回路103がピーク値Pを検出する
。検出されたボトム値Bとピーク値Pは、それぞれD/
A変換器111 、11.2によりデジタル信号に変換
され、CPU12に取り込まれる。
この結果、CPU12は複数のピーク値Pとボl〜ム値
Bを取り込み、それぞれの値の平均値P、Bを求める。
このように複数のサンプリングにより、ディスク1の傷
、ノイズ等の影響が除去されたP。
Bが算出される。ここで、第4図(d)及び(e)に示
すように、PとBの差が所定の範囲内ならば、CPU1
2は初期値を出力したままで出力を変化させずに所定の
トラックを移動してシーク終了となる。尚、前記所定の
範囲は、ピークホールド回路102.103の検出誤差
、ディスク1の小さな傷、外乱や、A/D変換、D/A
変換そしてCPU12での計算のまるめ誤差等を考慮し
て決められ、実際には±5%程度とする。
一方、PとBの和が所定の範囲外ならば、CPU12は
、前記平均値P、Bより、PとBの和が所定の範囲とな
るような出力をD/A変換器13に出力する。そして、
第5図(f)に示すような前記D/A変換器13の出力
を振幅可変器6の制御端に印加することにより振幅誤差
が除去される。
また、振幅誤差除去のための出力がD/A変換器13か
ら出力されてから、所定期間ΔT後に振幅誤差が除去さ
れたか否かの確認動作が行われる。
すなわち、CPU12は、前記所定時間ΔT後に、第5
図(e)に示すようにリセット信号をピークホールド回
路102,1.03に出力し、これらをリセットしてか
ら再びPとBを検出し、PとBの和が所定の範囲内とな
っているか否かを検出する。
尚、振幅誤差が除去されたか否かの判断は、P。
Bの複数の値を取り込んでそれらの平均値を求めるよう
にしても良い、また、平均値を求めるのではなく、複数
のPの値を加算したものと複数のBの値を加算したもの
との和を求め、その和が所定範囲内にあることで振幅誤
差が除去されたと判断しても良い。尚、この方法は、前
述した振幅誤差除去出力の演算に際しても使用可能であ
る。
CPU12は、前記確認動作で振幅誤差が除去されたと
判断された場合は、ディスク1上の光スポットが目標ト
ラックに達したことをカウンタ20の出力により判断し
て、第5図(g>に示すようなオントラック指示信号を
出力し、この指示信号により切換スイッチ7を端子a−
c側に切り換え、l−ラッキングサーボを開始する。
ここで、第6図及び第7図を参照して、オンI・ラック
指示のタイミングについて説明する。第6図は光スポッ
トがディスク外周方向へ移動する際のTBS、)ラック
クロスパルス、オントラック指示信号を示し、第7図は
光スポットがディスク内周方向へ移動する際のTBS、
)ラッククロスパルス、オントラック指示信号を示して
いる。外周方向移動時は第6図(a)に示すようなTB
S波形のうち右上がりの部分がトラックサーボ領域とな
るので、この右上がりの領域にサーボが引き込まれない
と安定したオントラック動作ができない、一方、内周方
向移動時は第7図(a>に示ずようなTBS波形のうち
右下がりの部分がトラックサーボ領域となる。そこで、
本実施例では、二値化回路19で第6図(b)、第7図
(b)に示すようなトラッククロスパルスを生成する前
に、極性切換回路26にて、外周方向移動時と内周方向
移動時とでTBSの極性を反転させている。これにより
、第6図(b)、第7図(b)に示すように、外周方向
移動時には右下がり時にトラッククロスパルスが発生し
、内周方向移動時には右上がり時にトラッククロスパル
スが発生する。従って、第6図(C)、第7図(c)に
示すようにトラッククロスパルスの立上がり時にオント
ラック指示を出すことにより、外周方向移動時にはTB
Sの右上がりの領域にサーボが引き込まれ、内周方向移
動時にはTBSの右下がりの領域にサーボが引き込まれ
ることになる。
尚、シークには、光デイスク装着時の光デイスク装置の
イニシャライズ(初期設定)時のシークを含む。
以上説明したように、本実施例によれば、シーク中に、
トラッキングエラー信号の振幅誤差を検出し、この振幅
誤差が略ゼロなるようにトラッキングエラー信号を調整
をするようにしたので、特別な調整時間を必要とせずに
安定した精度の高い振幅調整が可能となり、シーク後に
直ちに安定した正確なトラック追従動作が可能となる。
特に、イニシャライズ時のシーク中に振幅調整を行うこ
とにより、ディスクを装着して、初めてのオントラック
動作を安定且つ正確に行うことができる。
また、シーク中にトラッキングエラー信号の振幅調整を
行うので、特別の調整時間を必要とせず、特にイニシャ
ライズ時のシーク中に振幅調整を行うことにより、光デ
イスク装置のイニシャル時間が短くて済む。
また、トラッキングエラー信号は、周波数特性を持って
いるため、高速シーク時は振幅が小さくなる。また、加
速及び減速中は、対物レンズが光軸よりシフトしてしま
う虞がある。そこで、本実施例のように、シーク動作期
間の後半の低速の定速期間(5)にトラッキングエラー
信号の振幅調整を行うことにより、より信頼性の高い振
幅調整が可能となる。尚、第2減速期間(3)でも、十
分低速で加速度も小さいので、この第2減速期間(3)
中にトラッキングエラー信号の振幅調整を行っても良い
また、振幅誤差を検出する場合、TESの複数の波高値
を検出し、その平均値を求めるようにしたので、信頼性
の高い振幅誤差調整が可能となる。
尚、本発明は、再生専用型、追記型、@換型のいずれの
光学的情報記録再生装置に対しても適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、シーク中に、トラ
ッキングエラー信号の振幅を検出し、この振幅に基づい
て振幅が所定の値となるようにトラッキングエラー信号
を調整するようにしたので、特別の調整時間を必要とせ
ずに、正確なトラッキングエラー信号の振幅調整が可能
になるという効果がある。
特に、シークの動作期間の後半においてトラッキングエ
ラー信号の振幅を検出し、トラ・y’rングエラー信号
を調整することにより、より信頼性の高いトラッキング
エラー信号の振幅調整が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例に係り、第1図
は光デイスク装置の構成を示すプロ・ンク図、第2図は
波高値検出回路及びA/D変換器の構成を示すブロック
図、第3図(a)及び(b)はシーク時の速度パターン
を示す説明図、第4図は振幅誤差がないときの本実施例
の動作を説明するための波形図、第5図は振幅誤差があ
るときの本実施例の動作を説明するための波形図、第6
図は外周方向移動時のオントラック指示のタイミングを
説明するための波形図、第7図は内周方向移動時のオン
)・ラック指示のタイミングを説明するための波形図、
第8図は従来の光デイスク装置の一例を示すブロック図
、第9図はトラッキングエラー信号を示す波形図、第1
0図はVCMがディスク内周側から外周側へ移動する場
合のリニアスケール信号及び二値化回路出力信号を示す
波形図、第11図はVCMがディスク外周側から内周側
へ移動する場合のリニアスケール信号及び二値化回路出
力信号を示す波形図である。 1・・・光ディスク 3・・・可動部光ピツクアップ 6・・・振幅可変器 5・・・トラッキングエラー信号生成回路9・・・トラ
ッキング駆動回路 10・・・波高値検出回路 12・・・CPU 第3図 第3図 (b) 町間 第6図 第7c (1)トラ・・ノワグロス パルス (。、オントラ・ソワ 脂ホ@号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ビームと記録媒体上のトラックとの位置ずれを
    示すトラッキングエラー信号に基づいて前記光ビームを
    前記トラックに追従させるトラッキングサーボ手段を有
    する光学的情報記録再生装置において、前記光ビームを
    他のトラックに移動させるシーク中において前記トラッ
    キングエラー信号の振幅を検出する振幅検出手段と、前
    記振幅検出手段によって検出された前記振幅に基づいて
    、前記シーク中において、前記振幅が所定の値となるよ
    うに前記トラッキングエラー信号を調整する振幅調整手
    段とを備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置
  2. (2)前記振幅検出手段は、前記シークの動作期間の後
    半において前記トラッキングエラー信号の振幅を検出し
    、前記振幅調整手段は、前記シークの動作期間の後半に
    おいて前記トラッキングエラー信号を調整することを特
    徴とする請求項1記載の光学的情報記録再生装置。
JP20584490A 1990-07-31 1990-07-31 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0490131A (ja)

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