JPH0438724A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0438724A
JPH0438724A JP14353890A JP14353890A JPH0438724A JP H0438724 A JPH0438724 A JP H0438724A JP 14353890 A JP14353890 A JP 14353890A JP 14353890 A JP14353890 A JP 14353890A JP H0438724 A JPH0438724 A JP H0438724A
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offset
seek
track
circuit
error signal
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JP14353890A
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Inventor
Kazutoshi Kobayashi
小林 一利
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドラッギングサーボにおりる自動オフセット
調整手段を有する光学的情報記録再生装置に関するもの
である。
「従来の技術] 近年、情報産業の発展に伴い、大容撤記憶装置として光
デイスク装置が注目されてきた。この光デイスク装置で
は、光ピツクアップからの光ビームが、光ディスクの記
録層に正しく焦点を結ぶように制御するフォーカスザー
ボと、前記光ビームが光ディスクのトラックに追従する
ように制御する1ヘラツキングザーボどが行われる。
ところが、記録媒体、光ピツクアップ、信号処理系等の
電気的2機械的なばらつきや、温度変化等により、11
11記I・ラッキングサーボにおけるl・ラッキングエ
ラー信号にオフセットが発生し、このオフセットの発生
が正確なトラック追従を困難にしている。そこで、従来
より、特開昭62−162240号公報や、特開昭62
−141644号公報等に示されるように、トラッキン
グエラー信号のオフセットの調整手段が設けられていた
ここで、第9図及び第10図を参照して、トラッキング
エラー信号のオフセット調整の一例について説明する。
第9図(a)及び(b)は1トラツクキ一プ動作時のド
ラッギングエラー信号を示す波形図、第10図は光デイ
スク装置の一例を示ず11772図である。
この例では、11へラックキープ動作時のI〜ラッキン
グエラー信号の中心からに1部波形と下部波形との波高
値が等しくなるようにしている。すなわち、第9図(a
)に示すように、を部波形の波高値(以下Pと記す。)
と下部波形の波高値(以下Bと記す。)とが等しいとき
はI・ラッキンクオフセットがゼロであり、第9図(b
)に示ずようにPギBではトラッキングオフセット るので、この場合にはl)= Bとなるようにトラッキ
ングサーボ回路にオフセット電圧を印加する。
尚、この場合、ディスク13上のトラックはスパイラル
状に構成されており、前記11〜ラックキープとは、デ
ィスク13の1回転毎に光ビ・〜ムを元のトラックに戻
すことを言う。
第10図に上記オフセット調整を行う手段が設(−)ら
れた光デイスク装置の構成を示す。この装置1:は、ス
ピンドルモータ42によって回転される光ディスク43
に対向するように設りられな光ピツクアップ31を備え
、この光ピツクアップ31は、ボイスコイルモータ(以
下、VCMと記す。)44によって、光ディスク43の
トラックを横断する方向に移動されるようになっている
。前記光ピツクアップ31より再生された信号は、トラ
ッキンクエラー生成回路32に入力され、1−ラッAー
ンクエラー信号(以下、”T’ Esと記ず。)が生成
される。このTESは、加算器33,位相補償回路34
を経て、I・ラッキングアクヂュエータドライバ35に
入力され、このドライバ35によって、光ピツクアップ
31に設けられたトラッキングアクチヱエータが駆動さ
れ、光ピツクアップ31からの光ビームが光ディスク4
3のトラックに追従するように制御される。また、スピ
ンドルモータ42から、インデックスパルス発生回路4
1へ、スピンドルモータ42の回転位置を示す信号が入
力され、このインデックスパルス発生回路41から、1
回転につき1パルスのインデックス信号がCPU38に
入力される。このCPU38は、前記インデックス信号
を基にジA・ンプパルス発生回路3つを制御し、このジ
ャンプパルス発生回路39は、前記インデックス信号を
基に、ジャンプパルス、すなわち一対のキックパルスと
ブレーキパルスとを発生し、このジャンプパルスが前記
ドライバ35に入力されて、光ディスク43の同一箇所
で1トラックキープが行われ、このときに、第9図に示
すようなTBSが得られる。加算器33を経たT E 
Sは、波高値検出回路36に人力され、この検出回路3
6にて第9図に示ずPとBが検出される。このPとBは
、A/D変換器37を経てC PtJ 3 8に入力さ
れる。このCPU38は、P−?BならばP=Bとなる
べきオフセット電圧を発止し、このオフセット電圧はD
/A変換器40を経て加算器33に入力され、P=Bと
なるように調整される。
[発明が解決しようとする課題] 最近の光デイスク装置では、高速シーク化が進み、この
ため、光ピツクアップの軽層化が必須となり、可動部に
はフォーカスアクチュエータ、対物レンズ及び立1.げ
ミラーのみを備え、他の光学部品は固定部に設置された
、いわゆる分離光学系が実用化されつつある。この分離
光学系では、可動部のIi: tが大幅に軽減され、シ
ーク時の移動加速度を大きくでき、シーク時間の短縮に
つながる半面、光学系が分離されたため、可動部ピック
アップのディスク半径方向への移動に伴い、微妙な機械
的変位により、I・ラッギングエラーオフセッ)へが発
生し易いという欠点がある。そのため、例えば、内周ト
ラックから外周I・ラックヘシークした際に、1〜ラツ
キンクエラーオフセツトが発生し、正確な1〜ラック追
従動作ができないばかりか、極端な場合にはシーク終了
の際のオントラック動作に失敗するということにもなる
これに対し、前述のオフセラ)・調整方法では、11ヘ
ラツクキ一プ動作でオフセット調整を行うため、内周か
ら外周ヘシークし、シーク終了前に「1標値である外周
での最適オフセット量を知ることは不可能である。また
、不安定でありながら何とか目標トラックへ到達したと
しても、前述のオフセット調整方法では、1回の1トラ
ツクキ一プ動作で波高値のP、Bを測定するため、信頼
性がない。
また、数回ずつの1トラックキープのデータを観測すれ
ば信頼性の高い波高値検出ができるが、数回のサンプリ
ングを行って、波高値検出をし、演算し、結果を出力し
、再度数回のサンプリングを行い正確に調整できたこと
を確認すると、かなりの時間がかかる。例えば、ディス
ク回転数を3600 r p mとし、検出と確認をそ
れぞれ5回のサンプリングとすると、CPUの処理時間
を除いても(51−5) X ]、 6.7 m s 
= L 67 m sもかかってしまい、実用」−1前
述の方式では無理である。
また、前記特開昭62−162240号公報や、特開昭
62−1.4 ] 64 /]号公報も、l・ラックキ
ングエラーオフセットの調整方法を示している。
しかしながら、これらの方法ては、オントラック後、す
なわちトラッキングサーボを開始してからオフセットの
調整を行うので、サーボの引き込みに失敗する、あるい
は、制御が安定するまで時間がかる等の問題点がある。
本発明は、」1記事情に鑑みてなされたものであり、シ
ーク後に直ちに安定した正確なトラック追従動作を可能
とする光学的情報記録再生装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学的情報記録再生装置は、光ビームと記録媒
体上のトラックとの位置ずれを示すトラッキングエラー
信号に基づいて前記光ビームを前記トラックに追従させ
るトラッキングサーボ手段を有するものにおいて、前記
光ビームを他の1−ラックに移動さぜるシーク中におい
て前記I・ラッキングエラー信号のオフセットを検出す
るオフセット検出手段と、前記オフセット検出手段によ
って検出された前記オフセットに基づいて、前記シーク
中において、前記オフセットが略ゼロとなるように前記
トラッキングエラー信号を調整するオフセット調整手段
とを備えたものである。
好ましくは、前記オフセット検出手段は、前記シークの
動作期間の後半において萌記トラッキングエラー信号の
オフセットを検出し、前記オフセット調整手段は、前記
シークの動作期間の後半において前記トラッキングエラ
ー信号を調整する。
[作用] 本発明では、オフセット検出手段によって、シーク中に
おいてトラッキングエラー信号のオフセットが検出され
、このオフセットに基づいて、シーク中においてオフセ
ット調整手段によって、オフセットが略ゼロとなるよう
に1〜ラツキング工ラー信号が調整される。このオフセ
ット調整は、好ましくは、シークの動作期間の後半にお
いて行われる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第8図は本発明の一実施例に係り、第1図
は光デイスク装置の構成を示すブロック図、第2図は波
高値検出回路及びA/D変換器の構成を示すブロック図
、第3図(a)及び(b)はシーク時の速度パターンを
示す説明図、第4図はオフセットかないときの本実施例
の動作を説明するための波形図、第5図はオフセットが
あるときの本実施例の動作を説明するための波形図、第
6図は外周方向移動時のオントラック指示のタイミング
を説明するための波形図、第7図は内周方向移動時のオ
ントラック指示のタイミングを説明するための波形図、
第8図は可動部光ピックアップの位置に応じたオフセッ
トを説明するための説明図である。
本実施例の光デイスク装置は、シーク時に、外部スケー
ルを用いずに、トラッククロスパルスをカウントシて目
標I・ラックにシークする、いわゆるグイレフトシーク
を行うものである。
第1図に示すように、光デイスク装置は、スピンドルモ
ータ2によって回転される光ディスク1に対向するよう
に設けられた可動部光ピツクアップ3と、この可動部光
ピックアップ3の近傍に設けられた固定光学系25とを
備え、これら可動部光ピックアップ3と固定光学系25
とで、いわゆる分離光学系の光ピツクアップが構成され
ている。
前記可動部光ピツクアップ3は、ボイス=1イルモータ
(以下、VCMと記す。)によって移動されるキャリッ
ジ4−ヒに設けられ、前記光ディスク]のトラックを横
断する方向に移動されるJ:うになっている。また、前
記可動部光ピツクアップ31・1には、図示しないが、
前記固定光学系25からのレーザビームを光ディスクj
側へ立」二げる立上げミラーとこのミラーで反射された
レーザビームを集光して光ディスク1の記録層上に光ス
ボッl−を形成する対物レンズと、この対物レンズを移
動可能に支持するフ]−カスアクヂュエータ及びトうッ
キングアクチュエータとが設けられている。また、前記
固定光学系5内には、図示しないが、レーザ光を出射す
る半導体レーザと光ディスク1からの戻り光を検出する
ための検出光学系及び光検出器が設けられている。
前記固定光学系25によって再生された信号は、■・ラ
ッキングエラー信号生成回路5に入力され、トラッキン
グエラー信号(以下、TESと記す。)か生成されるよ
うになっている。このTF、Sは、加算器6を経て、C
I) U 12によってOJり換えられる2人力1出力
の切換スイッチ7の一方の入力端aに印加されるように
なっている。この切換スイッチ7の出力端Cは、位相補
償回路8に接続されている。この位相補償回路8の出力
はトラッキング駆動回路9に入力され、この1〜ラッキ
ング駆動回路9の出力によって、可動部光ピツクアップ
3内のトラッギングアクヂュエータが駆動されるように
なっている。
また、前記加算器6の出力は、波高値検出回路10に入
力され、この検出回路10にて第9図に示ずi” [’
、 Sの波高値PとBが検出されるようになっている。
このPとBは、A/D変換器11でデジタル信号に変換
されてCPU12に入力されるようになっている。この
c P U 1−2は、P−4BならばP == Bと
なるべきオフセット電圧を発生し、このオフセット電圧
はD/A変換器13でアナログ信号に変換されてIrf
記加算器6に入力されてI・ラッキングエラー信号生成
回路5からのTESに加算され、この加算器6から出力
される′T’ F、 SがP == Bとなるように調
整される。
前記波高値検出回路10及びA/D変換器]1は、例え
ば第2図に示すように構成されている。
すなわち、波高値検出回路10は、2つのピークボール
ド回路1.02 、10.3を有し、加算器6の出力は
、そのままピークボールド回路103に入力されると共
に、反転増幅器101で反転されてピークボールド回路
102に入力されるようになっている。一方、A/D変
換器11は、2つのA/D変換器1.11 、  ]、
 1.2とを有し、ピークホールド回路102の出力は
A/D変換器]11でA/D変換され、ピークボールド
回路1.03の出力はA/D変換器112でΔ/D変換
され、それぞれ、CP U ]、 2に取り込まれるよ
うになっている。
また、前記ピークボールド回路102,1.03は、C
P U 12からのリセッ1〜信号によって一旦すセッ
トされた後、検出動作を開始するようになっている。
また、可動部光ピツクアップ3内の対物レンズの位置を
検出する対物レンズ位置検出回路14が設けられ、この
検出回路14の出力はフィルタ1−5を経て位相補償回
路17に入力されるようになっている。また、切換スイ
ッチ7の出力がフィルタいコーパスフィルタ)16を経
た信号、すなわち、TBSの低周波成分も、前記位相補
償回路17にも入力されるようになっている。そして、
フィルタ]6からのT ESの低周波成分と、対物レン
ズ位置検出回路14より得られフィルタ15を経た対物
レンズ位置検出信号とにより、前記位相補償回路17で
VCMドライブ信号を作り、このVCMドライブ信号が
、キャリッジ4を移動させるVCMに入力されると共に
、反作用補正回路18を経て前記トラッキング駆動回路
9に入力されるようになっている。前記反作用補正回路
18は、前記位相補償回路17の出力によりVCMが駆
動された場合に、このV CM−11のアクチュエータ
によって支持された対物レンズと前記VCMとの間に相
対加速度が生じないように、位相補償回路]7の出力に
応じてアクチュエータを駆動する信号を作るものである
また、前記I・ラッキングエラー信号生成回路5の出力
は、CI)U 12の指示により極性を切り換える極性
切換回路26を経て、二値化回路19にも入力されてい
る。この二値化回路1つは、対物レンズからの光ビーム
(光スボッl−)が光ディスク1のトラックを横切った
ときに生じる正弦波状のTESを二値化し、トラックク
ロスパルスとして出力するようになっている。この二値
化回路19の出力は、カウンタ20と速度検出回路22
とに入力されるようになっている。前記カウンタ20の
出力は、前記CPU12に入力されるようになっている
。前記速度検出回路22は、前記トラッククロスパルス
をF/V変換等して速度検出信号を出力するようになっ
ている。また、前記CPU12の指示により速度指示信
号を出力する速度指示回路21が設けられ、この速度指
示回路2]−からの速度指示信号と、前記速度検出回路
22からの速度検出信号とが、差動増幅器23に入力さ
れ、この2つの信号の差が増幅されるようになっている
。この差動増幅器23の出力は、CPUI2の指示によ
り極性を切り換える極性切換回路24を経て、前記切換
スイッチ7の他方の入力端すに印加されるようになって
いる。
また、前記速度指示回路21−の出力はフィードフォー
ワード回i¥827を経て、航記位相補償回路17に入
力されるようになっている。前記フィードフォーワード
回路27は、シーク時にVCMが対物レンズの動きに遅
れなく正確に追従するように、速度指示回路2」からの
トラッキングアクチュエータ駆動信号をある帯域で微分
等して位相補償回路17を介してVCMに与えるもので
ある。
尚、図示しないが、光デイスク装置は、フォーカスサー
ボ回路と情報信号再生回路とを有している。
次に、本実施例の作用について説明する。
オントラック時は、切換スイッチ7は端子と10間が接
続され、固定光学系25によって再生された信号は、ト
ラッキングエラー信号生成回路5に入力され、TBSが
生成される。このTBSは、加算器6.切換スイッチ7
及び位相補償回路8を経て、トラ、ツキング駆動回路9
に入力される。そして、このl・ラッキング駆動回路9
の出力によって、可動部光ピツクアップ3内のトラッキ
ングアクチュエータが駆動され、可動部光ピツクアップ
3からの光ビームを所望のトラックに追従させるl・ラ
ッキングサーボが行われる。また、前記切換スイッチ7
の出力がフィルタ16を経て生成される’r Esの低
周波成分と、対物レンズ位置検出回路14より得られフ
ィルタ15を経た対物レンズ位置検出信号とにより、位
相補償回路17で■CMドライブ信号が作られ、このV
CMドライブ(3号がキャリッジ4を移動させるVCM
に入力される。このように、トラッキングエラー信号の
低周波成分に基づいてVCMを駆動することにより、デ
ィスク1の偏芯の影響を抑えている。また、前記位相補
償回路1−7の出力は、反作用補正回路18を経て前記
l・ラッキング駆動回路9に入力され、対物レンズとV
CMとの間に相対加速度が生じないようにアクチュエー
タが駆動される。
次に、シーク時は、CP U 1.2の指示により、速
度指示回路21から第3図に示すような速度指示信号が
出力される。この速度指示信号は、次のようにして出力
される。すなわち、現在トラックから目標トラックへ移
動するに従い、移動すべき総l・ラック数からカウンタ
20によって得られる移動したトラック数が減算され、
その値に応じてCPU l 2から前記速度指示信号が
出力される。
前記速度指示信号のパターンは、例えば、第3図(2t
)に示すようなシミ!−トストロークと、第3図(1)
)に示すようなロングストロークの2通りある。どちら
も、正の等加速度による加速区間(1)、この加速区間
の加速度と絶対値が等しい負の加速度による第1の減速
期間(2)、及びシーク終了時には確実にオントラック
可能な速度VLまで緩やかに減速させる負の低加速度に
よる第2の減速区間(3)を有し、ロングストロークの
場合には、更に、加速区間(1)と第1の減速期間(2
)の間に、最大速度による定j目(区間(4)がある。
また、対物レンズからの光ビームがトラックを横切った
ときにトラッキングエラー信号生成回路5から生じる正
弦波状のTESが、極性切換回路26を経て、二値化回
路1つにより二値化され、トラッククロスパルスが生成
され、速度検出回路22で、前記トラッククロスパルス
をF/V変換等して速度検出信号が生成される。尚、前
記極性切換回路26は、シークの方向が内周側か外周側
かで切り換えられる。
また、シーク開始と共にCl) LJ 12の指示によ
り切換スイッチ7は端子b−c間の接続に切り換1 つ えられる。この時点では、二値化回路1つからトラック
クロスパルスは出力されないため、差動増幅器23から
は、正の信号が出力され、この(g号が極性切換回路2
4を経て、更に切換スイッチ7゜位相補償回路8及びド
ライブ回路9を経て、トラッキングアクチュエータを駆
動する。これによって、対物レンズが移動し光ビームが
トラックを横切るためトラッククロスパルスが発生し、
速度検出回路22より速度検出信号が出力され、この速
度検出信号の値が速度指示回路21がらの速度指示信号
の値と同じになるように1ヘラツキングアクチユエータ
が駆動されるサーボループが構成される。このとき、対
物レンズのみが移動してしまわないように、フィルタ1
6を経た切換スイッチ7の出力、すなわちTBSの低周
波成分と、フィルタ15を経た対物レンズ位置検出回路
14の出力とにより、位相補償回路17でVCMドライ
ブ信号が生成され、このVCMドライブ信号によって、
キャリッジ4を移動させるVCMが駆動される。
このように、本実施例では、シーク時にも常に、1・ク
ツキングアクチュエータとVCMとを駆動する、いわゆ
るデュアルサーボを行っている。このデュアルサーボに
よれば、ディスク1の偏芯やVCM加減速による対物レ
ンズの振られ量を最少限に抑えることができる。また、
前記位相補償回路17からのVCMドライブ信号は反作
用補正回路18に入力され、この反作用補正回路18の
出力がトラッキング駆動回路9に入力され、VCMC動
駆動時l・クツキングアクチュエータによって支持され
た対物レンズと前記VCMとの間に相対加速度が生じな
いように、トラッキングアクチュエータの駆動が補正さ
れる。
尚、前記極性切換回路24は、シークの方向が内周側か
外周側かで切り換えられる。
更に、速度指示回路21からの速度指示信号は、フィー
ドフォーワード回路27に入力され、こののフィードフ
ォーワード回路27の出力が前記位相補償回路17に入
力され、シーク時にVCMが対物レンズの動きに遅れな
く正確に追従するようにVCMが駆動される。
次に、シーク中におけるトラッキングエラー信号のオフ
セット(以下、トラックオフセットず。)調整の動作に
ついて、第4図及び第5図を参照して説明する。
トラッキングエラー信号生成回路5は一般的に周波数特
性があり、シークの最大速度ではトラックを横切る周波
数は数百k H zになるため、第3図(1〕)に示ず
ような速度パータンによるシーク中のTBSの波形は第
4図(a)及び第5図(a>のようになる。シーク中で
は、萌述のように、トラッキングアクチュエータとVC
Mとを用いたデュアルサーボと、フィードフォワードサ
ーボとにより、対物レンズのシフ1〜景は最少限に抑え
られており、シーク終了直曲の第2減速区間(3)では
レンズシフ1〜は更に減少してほとんど発生していない
。第1減速区間を過ぎ、第2減速区間に入ると、CPU
12より第4図(C)、第5図(b)に示すようなオフ
セット調整指示命令が出され、所定時間の間、オフセッ
ト調整動作を行う。尚、ロングシークの場合もショー!
・シークの場合も、第2減速区間の長さは同しであるの
で、オフセラ)・調整指示命令の区間は第2減速区間か
終了するタイミングの直前に終了する。このオフセット
調整指示命令が出されると、まず、第5図(e )に示
すように、この指示命令の立ら下がりから△1゜の幅の
りセット信号が、第2図に示す波高値検出回路10内の
ピークホールド回路102,103に送られる。そして
、このリセッ1〜信号によって、ピークホールド回路1
.02,103は一月すセットされた後、加算器6を経
たTESのボl〜ム値Bとピーク値Pの検出動作を開始
する。尚、反転増幅器101を経た加算器6の出力が入
力されるピークボールド回路102がボトム値Bを検出
し、加算器6の出力がそのまま入力されるピークホール
ド回路103がピーク値Pを検出する。検出されたボト
ム値Bとピーク値Pは、それぞれI)/A変換器]、 
1. ]、 、 1−1.2によりデジタル信号に変換
され、CP U ]、 2に取り込まれる。この結果、
CPU12は複数のピーク値Pとボトム値Bを収り込み
、それぞれの値の平均値P、Bを求める。このように複
数のザンプリンタにより、ディスク1の傷、ノイズ等の
影響が除去されたP、Bが算出される。ここで、第4図
(d)及び(e)に示すように、PとBの差が所定の範
囲内ならば、CPL1]2は初期値を出力したままで出
力を変化させずに所定のトラックを移動してシーク終了
となる。
尚、前記所定の範囲は、ピークボールド回路102.1
03の検出誤差、ディスク1の小さな傷。
外乱や、A/D変換、D/A変換そしてCI−’ U 
]2での111算のまるめ誤差等を考慮して決められ、
実際には±5%程度とする。
−・方、PとBの差が所定の範囲外ならば、CPLJ 
]、 、2は、前記平均値P、Bより、POBあるい1
eII) = Bとなるような出力をD/A変換器13
に出力する。そして、第5図(f)に示すような前記1
) / A変換器13の出力をトラッキング駆動回路9
を介してトラッキングアクチュエータに加えることによ
りオフセットが除去される(オフセットが略ゼロになる
)。また、オフセット除去のための出力がD/A変換器
13から出力されてから、所定期間ΔT後にオフセット
が除去されたか否かの確認動作が行われる。すなわち、
CPU12は、前記所定時間ΔT後に、第5図(e)に
示すようにリセッ1〜信号をピークホールド回路1.0
2,103に出力し、これらをリセットシてから再びP
とBを検出し、P=BあるいはP−fBどなっているか
否かを検出する。尚、オフセラI・が除去されたか否か
の判断は、P、Bの複数の値を取り込んでそれらの平均
値を求めるようにしてら良い。また、平均値を求めるの
ではなく、複数のPの値を加算したものと複数のBの値
を加算したものとの差を求め、その差が基準値を越えて
いないことでオフセットが除去されたと判断しても良い
。尚、この方法は、前述したオフセット除去出力の演算
に際しても使用可能である。
CPU12は、前記確認動作でオフセットが除去された
と判断された場合は、ディスク1上の光スボッ1〜が目
標トラックに達したことをカウンタ20の出力により判
断して、第5図(g)に示すようなオンI・ラック指示
信号を出力し、この指示信月により切換スイッチ7を端
子a−c側に切り換え、)・ラッキングサーボを開始す
る。
もし、前記確認動作においてPとBの差が許容範囲外で
あった場合には、シーク終了命令(オントラック指示)
を出さずに、そのままvLの速度てシークを続り、再度
I・ラックオフセット調整を行い、調整終了後、トラッ
ククロスパルスを2〜3個カウンl−L、てからオンI
・ラック指示信号を出してオントラックさぜる。これは
、TBSのサーボ領域で安定してオントラックさせるな
めである。
この場合、目標トラックよりオーバーしてオントラック
するので、オントラック後、そのトラックのTDを読み
、目標トラックに再度シークするわ番・フであるが、オ
ーバートラックは10数本であるので、数msのロスで
済むことになる。
ここで、第6図及び第7図を参照して、オンI・ラック
指示のタイミングについて説明する。第6図は光スボッ
l〜がディスク外周方向へ移動する際のTBS、)ラッ
ククロスパルス、オントラック指示1.;号を示し、第
7図は光スポットがディスク内周方向へ移動する際のT
ES、l〜ラッククロスパルス、オントラック指示信号
を示している。外周方向移動時は第6図(a)に示すよ
うなT r’: S波形のうち右上がりの部分がトラッ
クサーボ領域となるので、この右上がりの領域にサーボ
が引き込Jれないと安定したオントラック動作ができな
い。一方、内周方向移動時は第7図(a)に示すような
TBS波形のうち右下がりの部分がトラックサーボ領域
となる。そこで、本実施例では、値化回路1つで第6図
N))、第7図(b)に示すようなトラッククロスパル
スを生成する萌に、極性切換回路26にて、外周方向移
動時と内周方向移動時とでTESの極性を反転させてい
る。これにより、第6図(b)、第7図(b)に示すよ
うに、外周方向移動時には右下がり時にトラッククロス
パルスが発生し、内周方向移動時には右上がり時にトラ
ッククロスパルスが発生ずる。従って、第6図(C)、
第7図(c)に示すようにトラッククロスパルスの立上
がり時にオントラック指示を出すことにより、外周方向
移動時にはT ESの右上がりの領域にサーボが引き込
まれ、内周方向移動時には′rR3の右下がりの領域に
サーボが引き込まれることになる。
ここで、第8図を参照して、可動部光ピックアップの位
置に応じて変化する1〜ラツキング工ラー信号のオフセ
ットについて説明する。
第8図に示す分離型ピックアップにおいて1〜ラツギン
グ制御を行う場合に、固定光学系25内の光源からの出
射光が可動部光ピツクアップ3の可動軸に対して傾きを
持っている場合や、ガイドレール等に機械的誤差があり
ディスク1の半径方向(トクッキング方向)位置によっ
て可動部光ピツクアップ3に位置ずれが発生ずる場合や
、光学的情報記録再生装置内の部材が外部温度変化の影
響により光軸ずれが発生ずる場合等に、トラッキングエ
ラーC,a号に位置ずれによるオフセットが生じる。第
8図は、前記光軸ずれが発生ずる状態の一例を示したも
ので、これによると、ディスク内周に位置する可動部ピ
ックアップ3が可動軸Aに対しある傾き誤差θを持って
いる場合、可動部光ビツクアップ3が移動してディスク
外周に位置した場合に固定光学系25においてディスク
1から反射光の光軸は、δ分だけずれを生じていること
から1〜ラツキング工ラー信号の検出器上でオフセット
が発生ずることが明らかである。このオフセット量は、
可動部光ピツクアップ3の位置に応して変化し、外周に
行く程増大する。
このような分離光学系においても、数百トラック程度の
シーク距離においてはトラックオフセットはほとんど発
生しないので、例えば3000トラック以」−のシーク
命令が出された場合にのみI・ラッキングオフセット調
整を行うようにすると、更に安定した動作となる。
また、1〜ラックオフセット調整動作が1度行われてか
ら所定の距離以上離れたトラックに移動したときに、次
のトラックオフセット うようにしても良い。このようにするには、シークの移
動距離はCPU12が認識しているので、この値を記憶
するカウンタ等の記憶下段を設けると良い。そして、シ
ーク動作が繰り返されるのに従ってこの記憶手段の記憶
値を、ある一方向の移動距離については加算し、これと
逆方向の移動距離は減算させる。この記憶手段の記憶値
をトラックオフセッl〜調整動作が行われる毎にリセッ
トシ、この記憶値が所定の値以−にになったときにトラ
ックオフセッI−調整動作を行うようにする。
以上説明したように、本実施例によれば、シーク中に、
I・ラッキングエラー信号のオフセラ)・を検出し、こ
のオフセットが略ゼロなるようにトラッキングエラー信
号を調整をするようにしたので、特別な調整時間を必要
とぜずに安定した精度の高いオフセラ)・調整が可能と
なり、シーク後に直ちに安定した正確なトラック追従動
作が可能となる。
また、シークの動作期間の後半においてl・ラッキング
エラー信号のオフセット調整を行うことにより、シーク
後のトラックオフセット 精度の高いオフセット調整が可能となる。
また、オフセットを検出する場合、TESの複数の波高
値を検出し、その平均値を求めるようにしたので、信頼
性の高いオフセット調整が可能となる。
尚、シーク後半の第2減速区間の代りに、あるいはこの
第2減速区間の後に、オフセラI・調整用の定速区間を
設けても良い。
尚、本発明は、itT生Q7川型、jD記型、書換型の
いずれの光学的情報記録再生装置に列しても適用するこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、シーク中、好まし
くはシークの動作期間のf& ’l’において、トラッ
A−ングエラー信号のオフセラ1へを検出し、このオフ
セラI・に基づいてオフセットが略ゼ1コとなるように
1〜ラツキング工ラー信号を調整するようにしたので、
シーク後に直ちに安定した正確なトラック追従動作が可
能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例に係り、第1図
は光ティスフ装置の構成を示ず71772図、第2図は
波高値検出回路及びA、 / D変換器の構成を示づブ
I7ツク図、第3図(=−L )及び(1))はシ−ク
時の速度パターンを示す説明図、第4図はオフセットか
ないときの本実施例の動作を説明するための波形図、第
5図はオフセラI・があるときの本実施例の動作を説明
するための波形図、第6図は外周方向移動時のオントラ
ック指示のタイミングを説明するための波形図、第7図
は内周方向移動時のオントラック指示のタイミングを説
明するための波形図、第8図は可動部光ピツクアップの
位jtffiに応になオフセットを説明するための説明
図、第9図(21)及び(b)は1トラツクキ一プ動作
時のトラッキングエラー信号を示す波形図、第10図は
光デイスク装置の一例を示すブロック図である。 1・・・光ディスク 3・IlF動部光ピックアップ 5・・・1〜ラッキングエラー信−8生成回路9・トラ
ッキング駆動回路 10・・・波高値検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ビームと記録媒体上のトラックとの位置ずれを
    示すトラッキングエラー信号に基づいて前記光ビームを
    前記トラックに追従させるトラッキングサーボ手段を有
    する光学的情報記録再生装置において、前記光ビームを
    他のトラックに移動させるシーク中において前記トラッ
    キングエラー信号のオフセットを検出するオフセット検
    出手段と、前記オフセット検出手段によって検出された
    前記オフセットに基づいて、前記シーク中において、前
    記オフセットが略ゼロとなるように前記トラッキングエ
    ラー信号を調整するオフセット調整手段とを備えたこと
    を特徴とする光学的情報記録再生装置。
  2. (2)前記オフセット検出手段は、前記シークの動作期
    間の後半において前記トラッキングエラー信号のオフセ
    ットを検出し、前記オフセット調整手段は、前記シーク
    の動作期間の後半において前記トラッキングエラー信号
    を調整することを特徴とする請求項1記載の光学的情報
    記録再生装置。
JP14353890A 1990-06-01 1990-06-01 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0438724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760991A (en) * 1994-02-14 1998-06-02 International Business Machines Corporation Disk storage unit positioning control for applying DC offsets to a tracking error
US5768229A (en) * 1996-05-20 1998-06-16 Fujitsu Limited Optical storage apparatus with track seeking control system
US5870356A (en) * 1996-10-14 1999-02-09 Fujitsu Limited Optical storage apparatus which detects a lens position signal without a lens position sensor

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US5768229A (en) * 1996-05-20 1998-06-16 Fujitsu Limited Optical storage apparatus with track seeking control system
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