JPH048861A - 可変ダクト - Google Patents

可変ダクト

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JPH048861A
JPH048861A JP10963490A JP10963490A JPH048861A JP H048861 A JPH048861 A JP H048861A JP 10963490 A JP10963490 A JP 10963490A JP 10963490 A JP10963490 A JP 10963490A JP H048861 A JPH048861 A JP H048861A
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後藤 弘之
Tokio Kohama
時男 小浜
Yoshitaka Nishio
佳高 西尾
Tatsuo Uno
達夫 宇野
Tsutomu Hiyoshi
日吉 力
Koichi Sumi
晃一 隅
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内燃機関の吸気騒音を低減するための、吸気
通路断面積を可変型とした吸気ダクトに関するものであ
る。
[従来技術] 一般に吸気ダクトにおいてはその断面積が太きい程吸気
抵抗か少なく、エンジンの出力は増加するか、逆に吸気
騒音はダクトの断面積か大きい程大きくなる。そこで現
状では吸気ダクトの断面積はエンジンの出力性能をある
程度犠牲にして吸気騒音か目標レベルに収まるように細
く設定されている。第8図はエンジン回転数と出力との
関係に付きダクトの断面積を大きくした時の出力向上効
果の例を示している。実線は吸気騒音を考慮した場合の
現在の吸気ダクトによる出力を、点線はダクトの断面積
を現在の吸気ダクトの1.8倍にした吸気ダクトによる
出力を示し、最大出力は56oorpm付近で約5馬力
向上している。然し第8図から分るように5600rD
mより低い回転数例えば4000rpm以下では吸入空
気量が少ないため両吸気ダクトによる出力差はなく、更
に吸気ダクトの断面積を現状以下にしてもエンジン出力
に対する悪影響は少ない。
上記の事柄から従来技術として第9図に示すようにダク
トとして二つの吸気通路74.75を設け、エンジンの
低回転時には一方の通路74をバルア76で閉じて吸気
騒音を低減し、高回転時にはバルブ76により吸気通路
74を開き、出力性能を向上させようとする考案かある
。この関係の先行技術資料として実公昭38−9002
号公報及び実開昭63−60072号公報がある。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら第9図に示す空気通路74.75はエンジン
回転6汰成分に付いてエンジン回転数と音圧レベルとの
関係を示す第2図の実験結果によれば次のような欠点が
ある。すなわち、第2図の一点鎖線(ハ)は従来の吸気
通路の1.8倍の断面積を有する、後述の本発明の第1
実施例においてバルブ開の時のダクトの音圧特性を示し
、300H2で音圧レベルのピークがある。点線(ロ)
は第9図の従来の技術において空気通路74のバルブ7
6を閉じ、空気通路75の断面積を通常の空気通路の断
面積の0.7倍とした場合のダクトの音圧特性を示して
いる。この両者を比較すると第9図のダクトは300H
2以下で(ハ)のダクトより音圧レベルが約10dB(
A>低くなっているが、300H2(エンジン回転数3
00Orpm>付近ではまだ音圧レベルのピークか存在
している。このピークは空気通路75のほぼ中央部が空
気通路75の長さによる1次共鳴音の振幅の腹となって
いるからでおり、このピークは空気通路75を細くして
もなくならす、車内で不快なこもり音になる。
この共鳴周波数f は波長を21とするとf  =C/
λ −C/2L”     (1)となる。
ここで、Cは音速であり、 L−=L+αである。αは
空気通路750入ロ形状やエアクリーナへのダクトの取
付形状にもよるが一般にはα=0.8d (dは空気通
路75の直径)である。
この発明は前記の共鳴音の発生を防止する、構造が簡単
で低コストの可変ダクトの提供を課題とする。
[課題を解決するための技術的手段] 上記の課題を解決するためこの発明はエアクリーナに結
合された吸気ダクト内に吸気ダクトの一端側からダクト
の長手方向に延出する仕切り壁を設けて仕切り壁により
主、副の2通路をダクト内に区画し、副通路内にエンジ
ンの運転状態に対応して副通路を開閉するバルブを設け
、バルブと仕切り壁の延出端との距離を、副通路を閉鎖
した時、該距離による副通路の共鳴周波数か吸気ダクト
長による共鳴周波数とほぼ同じになるように設定した構
成を有している。
[作用] バルブにより副通路を閉鎖するとバルブと仕切り壁の延
出端との距離により決る、消音効果を有する副通路の共
鳴周波数とダクト長による共鳴周波数とがほぼ同じにな
るように設定されているのでダクトの共鳴音は消音され
る。
[実施例] 以下実施例を示す図面によりこの発明を説明する。第1
図は第1実施例の可変ダクトD1を示す。
同図において吸気ダクト1はエアクリーナ3にその基端
部において取り付けられ、エンジンの出力を向上させる
ため従来のダクトより開口面積か1゜8倍人きくル2定
されている。吸気ダクト1内はその基端部からダクトの
ほぼ中央部まで延出する仕切り壁2により副通路4と主
通路5とに区画されている。副通路4内にはエアクリー
ナ3の近くて副通路4を開閉するハルプロか設けられて
いる。
主通路5は常【こ開口しており、その開口面積は従来の
ダクトの0.7倍程度に設定されている。エアクリーナ
3はホース8を介して図示しないエンジンに接続されて
いる。バルブ6の軸6aはリンク12を介して負圧アク
チュエータ7に連結されており、負圧アクチュエータ7
はソレノイドバルブ9を介して負圧源10とECUll
に接続している。ECLlllにはエンジンの回転数か
入力し、エンジン回転数が設定値以上になるとECUl
lの信号によりバルブ9が切り換えられて負圧源10の
負圧が負圧アクチュエータ7に導入され、リンク12に
よりバルブ6が開く。
第1図に示すようにバルブ6を閉じた状態において、副
通路4はバルブ6の位置を閉端、仕切り壁2の延出端を
開端とするサイトブランチとなる。
このサイトブランチの消音効果のある共鳴周波数をfl
 ′とすると f   −=(2n−1>、C/41      (2
)となる。
ここで  n=1.2.3・・・ =l+0,8d1 0.8d、は副通路4端に対する補正、dlは副通路4
の径である。
今  1 ′=1−/2となるように1′を設定すると
n−1では fl−= (2−1>、C/4 (L”/2>=C/2
L”=f1 となり、前述の吸気ダクト75、すなわち本実施例の可
変ダクトD1の吸気ダクト1の共鳴周波数と同じになり
、第2図の実線(イ)が示すように音圧レベルのピーク
を減少させることができ、滑かな吸気音特性が得られる
この効果はサイドブランチの開端位置が吸気ダクト1の
中央(共鳴音の腹)に近いほど大きい。
第3図は第2実施例の可変ダクトD2を示す。
なあ、第1実施例と同じ構成要素に対しては同じ符号を
付し、その説明を省く。可変ダクトD2では吸気ダクト
21の2次の共鳴音(ダクト長ざLを一波長α2とする
周波数f2)を消音するために仕切り壁22の長さを約
L7′4としているがざらに高次の共鳴音のピークを低
減することも可能である。
第4図は第3実施例の可変ダクトD3を示す。
なお、第1実施例と同じ構成要素に対しては同じ符号を
付し、その説明を省く。可変ダクトD3では仕切り壁3
2の閉端位置を吸気ダクト31の開口端側としており、
ここにバルブ6が取り付けられている。そして仕切り壁
32はエアクリーナ3に向って延出しその長さは吸気ダ
クト31の全長りの1/2となっている。34は副通路
でバルブ6が配置され、35は主通路である。その作用
、効果は第1実施例の可変ダクトD1と同じである。
この可変ダクトD3は負圧アクチュエータ7の搭載条件
によって可変ダクトD1と使い分けすることができる。
第5図(イ〉及び(ロ)は第4実施例の可変ダクトD4
を示す。なお、第1実施例と同じ構成要素に対しては同
じ符号を付し、その説明を省く。
可変ダクトD は可変ダクトD1の仕切り壁2の代りに
断面矩形状の仕切り壁42をエアクリーナ3に一体的に
設け、エアクリーナ3【こ近接して仕切り壁42の内部
にバルブ6を配置したものである。従って仕切り壁42
の内側が副通路44となり、外側が主通路45となる。
第4実施例の可変ダクトD4はダクト41が曲がっ−で
いる等のためダクト41側に仕切り壁やバルブ6の設定
か困難な時に有利である。
第6図は仕切り壁52を1/2以上に伸ばし、バルブ6
の位置により閉端、開端間の距離ををL/2とした第5
実施例の可変ダクトD5を示す。
54か副通路であり、55が主通路である。開端位置が
主通路の共鳴音の娠幅の腹から離れるので共鳴のピーク
を低減する効果は少し減少するが通路径を細くすること
による吸気騒音低下効果が増えるためさらに低周波側の
吸気音低減効果がある。
第7図は第6実施例の可変ダクトD6を示す。
可変ダクトD6は第1実施例の可変ダクトD1に対して
タクトの共鳴以外の周波数の音を低減するために副通路
64と主通路65との分岐部にレゾネータ66を82け
たものである。分岐部にレゾネータ66を設けたことに
より、ハルプロの開、閉のいずれの時においても騒音吸
収の効果か得られる。
[効果] この発明は上記の構成を有するので次のような勝れた効
果を有する。
(イ)エンジンの低回転域において吸気ダクトから発生
する共鳴音を低減させることができる。
(ロ)車内のこもり音かなくなりドライバー等の不快感
を解消する。
(ハ)構造が簡単でダクトを新たに製作する場合も改修
する場合も実施が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断正面図を示す。第2図は第1
実施例のダクトと従来のダクトとについてエンジンの回
転数に対する音圧レベルの特性の比較図を示す。第3図
は第2実施例の縦断正面図を示す。第4図は第3実施例
の縦断正面図を示す。 第5図(イ)は第4実施例の縦断正面図を示し、第5図
(ロ)は第5図(イ〉のA−A線断面図を示す。第6図
は第5実施例の縦断正面図を示す。 第7図は第6実施例の縦断正面図を示す。第8図は吸気
通路の断面積を拡大した場合と通常の断面積の場合とに
付いてエンジン出力の比較を示す図である。。第9図は
従来の副通路を有する可変ダクトの縦断正面図を示す。 45.55.65・・・主通路 6・・・バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エアクリーナに結合された吸気ダクト内に吸気ダクトの
    一端側からダクトの長手方向に延出する仕切り壁を設け
    て仕切り壁により主、副の2通路をダクト内に区画し、
    副通路内にエンジンの運転状態に対応して副通路を開閉
    するバルブを設け、副通路を閉鎖した時、バルブと仕切
    り壁の延出端との距離を、該距離による副通路の共鳴周
    波数が吸気ダクト長による共鳴周波数とほぼ同じになる
    ように設定したことを特徴とする可変ダクト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10212973A (ja) * 1997-01-31 1998-08-11 Isuzu Motors Ltd エンジン騒音低減装置
EP0889228A1 (en) * 1997-07-03 1999-01-07 Nissan Motor Co., Ltd. Intake noise reducing device for internal combustion engine
WO1999047807A1 (de) * 1998-03-13 1999-09-23 Filterwerk Mann + Hummel Gmbh Luftansaugeinrichtung für einen verbrennungsmotor

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