JPH0485462A - 鉄骨建物の方向変換装置 - Google Patents

鉄骨建物の方向変換装置

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JPH0485462A
JPH0485462A JP20177990A JP20177990A JPH0485462A JP H0485462 A JPH0485462 A JP H0485462A JP 20177990 A JP20177990 A JP 20177990A JP 20177990 A JP20177990 A JP 20177990A JP H0485462 A JPH0485462 A JP H0485462A
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JP
Japan
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building
shaped
steel
pillar
truck
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JP20177990A
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Hiroshi Imagawa
博 今川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、鉄骨建物等の方位を変えるための方向変換装
置に関する。
(従来の技術) 従来、木造建物のように比較的重量の軽い建物は、いわ
ゆるコロ方式と称して、建物の柱下端を連繋、固着した
横杆の下面に板を敷き、丸太またはパイプ等のコロの上
を移動させて、方向を変える方式が採用されていた。
しかしながら近来は鉄骨建物が普及し、重量が大きくな
ったため、建物の方向を変えるだけの作業にしても、コ
ロ方式では極めて困難である。
特開昭61−24769号公報に開示された回動自在な
2層式台車を用い、上下2段に交叉して敷設されたレー
ル間に、該台車を介在させて移動する方式がある。この
方式は重量建造物の移送と、方向移動が可能とあるが、
移送中に障害物等を避けるために方向を変えることは可
能であるが、建物の現在地に於て方向のみを変えるには
、実用上施工はむつかしい。
(発明が解決しようとする課題) 比較的重量の大きい鉄骨建物等を、現在地に於てその方
向を的確かつ円滑容易に変換する装置を提供することが
本発明の目的である。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) 鉄骨建物の並設各社(1)(2)(3)(4)(24)
  (25)を通じてそれ等の下端前面に、長い1本の
H型鋼、若しくは必要に応じ上下2段に重着したH型鋼
よりなる長い横杆(5)(5’)(6)を、添え当てて
ボルトにて固着し、更に4本の柱(1)(2)(3)(
4)で区画形成された各床面の対角位置にある柱(1)
(4)(2)(3)の下端を、鉄製のM5(7)にてそ
れぞれ係着し固定する。これによって建物の揺動、振動
を最小限にとどめることができる。
次いで、枕木を組み合わせた台材(8)の上面に、回転
変位可能な半球状ジヨイント式台座(A)(以下台座と
略称する)を載置し、該台座(A)の上面に、建物の方
向変換にあたり、支点となる要材(1)を乗載する。
なお、該要材(1)の底面を形成するベース板(9)と
、台座(A)との間に該ベース板(9)よりやや面積の
大きい滑り止め板(10)を介在させる。
ここで前記台座(A)は、下面開放の半球状凹部(22
)を形成する逆帽子形の上段部(11)と、これと同軸
に遊嵌する半球状凸部(23)を形成する帽子形の受盤
(12)とより、嵌脱かつ回動自在に形成されたジヨイ
ント式のものであって、受盤(12)の板状面は、上段
部(11)の板状面よりやや広い方が好ましい。
要材(1)以外の各社(2)(3)(4)(24)(2
5)は、内側に複数ケのロール(16)を転勤自在に軸
架してなる、チャンネル形の台車(14)の上面の両枠
(15)(15’)間に嵌合させた滑り止め板(10)
を介して乗載し、かつ該台車(14)は、前記同様の台
材(8)の上面に載置した適宜長さの円弧形レール(1
3)(13′)上に、台車枠の下端をまたがらせてロー
ル(16)がレールに接するよう乗載する。
この円弧形レール(13)(13’)は、各社毎に曲率
を異にする。即ち要材(1)下面のベース板(9)の中
心から、各社のベース板の中心に至る距離を半径として
描かれる円弧をもって、当該各柱下に使用する円弧板と
しての形状を股定する。
かくて建物は所定の方角に確実に移動することができる
またこの円弧形レール(13)(13’)は、使用位置
と使用条件によって板状のもの(第5図参照)と、内部
空洞の子箱形のもの(第6図参照)とあり、適宜選択さ
れる。
(作用) 建物を適宜の手段で牽引すると、要材(1)は台座(A
)を支点に回動し、それに従って他の各柱下の台車(1
4)が、円弧形レール(13)(13’)上をスムーズ
に転動し、建物は所定の方角に移動する。
この際各社のベース板(9)と、台座(A)及び台車(
14)との間に介在させた滑り止め板(10)は、滑脱
防止と緩衝に寄与するものである。
(実施例) 以下本発明の一実施例として、H型鋼を柱に建造された
建物の方向変換装置を、図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、正面図で、桁間に並設した各社の下端前面に
、2段に重着したH型鋼よりなる横杆(5)  (5’
)を添え当ててボルトで固着し、梁間にはH型鋼1本の
横杆(6)を、前記横杆(5′)の上部位置に於て、そ
れぞれの柱にボルトにて固着した実施例を示す。
各横杆(5)(5’)(6)は第4図に示すように、ア
ングル(17)を当接し、ポル)(18)で柱及び他の
横杆にそれぞれ固着する。
横杆が2段重ねの場合は、適宜の箇所に短冊状鉄板(1
9)を両側から当てがい、ボルトで重着する。
第2図は平面図で、建物を矢印方向に移動する時、4本
の柱(1)(2)(3)(4)の内、支点となる柱(1
)を、本発明では特に要材と呼ぶことにした。
要材を含む4本の柱で囲まれた床面(B)に於て、要材
(1)とその対角位置にある柱(4)との間、及び柱(
2)と柱(3)との間をそれぞれ筋交(7)で連結固定
する。そして第4図に示すように筋交(7)と要材(1
)とは、広角アングル(20)とポル)(18)で接合
し固定する。
筋交は適宜の位置に、ターンバックル(21)を利用す
れば効果的である。
他の床面(C)に於ても、前記同様に筋交を用いて対角
位置の柱間を固定する。
このようにして、横杆と筋交とにより建物の下方の骨格
が厳に固定されるので、移動時の揺動、振動は最小限に
とどめることができる。
凡そ建物の方向変換にあたり、要材(1)は現位置で回
動するだけで、他の柱は方向変換する角度に応じて、一
定距離だけ移動する。しかも移動に伴う柱下端の軌跡曲
線は、角柱毎に異なる。
本発明にかかる方向変換装置は、これ等の事象に立脚し
て、もっとも合理的な手段を開発し、この実施例ではほ
ぼ100屯までの鉄骨建物は、極めて円滑容易に、かつ
軽微な損傷も無く方向変換が可能となった。
通常の居住用若しくは類似の鉄骨建物では、150粍程
度のHa鋼を柱となし、数社の下端にベース板(9)と
称する厚さ15粍乃至20粍の方形鉄板を溶接し、該ベ
ース板を介して基礎コンクリートにボルト止めして立設
する。移動に際しては、当然ボルトを取り外しておく。
第3図は要材(1)の回動部を示す部分拡大図で、所要
の高さに枕木を組合せた台材(8)の上に、要材を支持
する半球状ジヨイント式台座(A)を載置し、該台座の
上面と要材のベース板(9)との間に、滑り止め板(1
0)を介在させて要材を台座上に乗載する。
台座(A)は、第3図及び第7図に示すとおり、下面開
放の半球状の四部(22)を形成する逆帽子形の上段部
(11)と、これと同軸に遊嵌する半球状凸部(23)
を形成する帽子形の受難(12)とより、嵌脱かつ回動
自在に形成されたジヨイント式のもので、受難の方形板
状面は、上段部の方形板状面よりやや広く、かつ上段部
の板状面は、前記ベース板(9)とほぼ同寸法に作成す
る。
本台座(A)は鉄製素材で予め製作する。
滑り止め板(10)は、木材、硬質ゴム、合成樹脂等を
素材に、厚さ15粍乃至30粍でベース板(9)とほぼ
同寸法の方形に作成する。
次に要材(1)以外の各社の移動は、柱毎に曲率の異な
る円弧形レール(13)(13’)と、該レール上を転
動する台車(14)とによって行われ、かつ当該柱にか
かる荷重の大小により、円弧形レールは第5図に示す板
状のものと、第6図に示す内部中空の手箱形のものとに
選択使用するのが好ましい。
例えば第1図に於て、荷重が大きい柱(2)の下には半
箱形のレール(13)を使用し、数社(2)に比較して
荷重の少ない柱(24)の下には、板状レール(13)
で充分である。何故なれば円弧形レールを載せる台材は
木材等であるため、余り荷重が大きいとレールが台材の
中にめり込むことがあり、薄い板状レールでは台車が転
勤できなくなる。このような時平箱形は効果的である。
何れにしてもこれら円弧形レール(13)(13′)は
、鋼鉄製が好適で、板状のものは厚さが15粍乃至20
粍、半箱形のものは60粍乃至100粍、長さは移動距
離にもよるが、1. 5米乃至4米のものが通常使われ
る。
なお、巾は台車(14)のロール(16)巾とほぼ等し
く、台車枠(15)(15’)の内法の約70%が好適
である。
前記のとおり円弧形レールは、柱毎に曲率を異にし、そ
の設定は要材(1)のベース板(9)の中心から、当該
柱のベース板の中心に至る距離を半径として描く円弧を
もってする。
台車(14)は、本発明者の発明にかかる特願平1−1
87908号記載の第8図に示すものを利用する。
そこで前記要材(1)の場合に準じて、先ず適宜の高さ
に枕木を組み合わせた台材(8)の上に円弧形レールを
載置しく第5図、第6図参照)、このレール上に台車枠
(15)(15’)の下端をまたがらせて台車(14)
をセットし、該台車枠の上面に前記同様の滑り止め板(
10)を介在させ、柱下端のベース板を乗載して移動準
備は完了する。
以上台車(14)及び前記台座(A)を布設して柱を乗
載するには、横杆の適宜位置に備えたジヤツキを利用し
て、通常の施工手段により実施すれば良い。
続いて適宜の手段にて建物を一方に牽引すると、要材(
1)は台座(A)を介して滑らかに回動し、同時に他の
柱は台車(14)のロール(16)が円弧形レール(1
3)  (13)の上を転動するの番こ伴って所定の方
向まで移動することができる。
ハ1発明の効果 本発明の装置を用いれば、従来のコロ方式では至難であ
った重量建物の方向変換は、スムーズにかつ容易に施工
することが可能となり、揺動、振動が最小限にまで防止
できるので、建物の破損は殆ど起こらなくなった。使用
装置や部材も繰り返し利用できるし、工期も短縮できる
ため経済効果は大きい。また本装置は、木造建物の場合
にも適用して、従来法より基かに効果的である。
10・・滑り止め板 12・・・受難  13. 14・・・・台車  15. 16・・・・・・ロール 18・・・・ボルト 20・ ・広角アングル 21・・・・ターンバックル 22・・・・・・凹部 l・・・上段部 3 ・・円弧形レール 5・・・台車枠 7・・・・・・アングル 9・・・・・・短冊状鉄板 ・・凸部
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は部分拡大正
面図、第4図は部分拡大平面図、第5図、第6図は部分
拡大正面図、第7図は断面図、第8図a、  bは斜視
図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の並設各社(1)(2)(3)(4)……を
    通じ、下端全面に長い1本のH型鋼、若しくは上下2段
    に重着したH型鋼にて形成した横杆(6)(5)(5′
    )を添え当てボルトで固着し、4本の柱によって区画さ
    れた各床面の対角位置にある柱(1)(4)(2)(3
    )の下端を、筋交(7)にてそれぞれ係着固定し、枕木
    を組み合わせた台材(8)の上面に、下面開放の半球状
    凹部を備えた逆帽子形の上段部(11)と、これと同軸
    に遊嵌する半球状凸部を備えた帽子形の受盤(12)と
    より、嵌脱かつ回動自在に形成した回転変位可能な半球
    状ジョイント式台座(A)を載置し、該台座(A)の上
    面に、建物の方向変換に際し、支点となる要(カナメ)
    柱(1)を滑り止め材(10)を介して乗載し、複数ヶ
    のロール(16)を内側に転動自在に軸架してなるチャ
    ンネル形の台車(14)の上面に、該台車の両台車枠(
    15)(15′)の間に嵌合させた滑り止め板(10)
    を介して、前記要柱 (1)以外の他の各柱(2)(3)(4)……を乗載し
    、前記同様に形成した台材(8)の上面に、適宜長さの
    円弧形レール(13)(13′)を、建物の移動方向に
    載置し、該円弧形レールに前記台車(14)を、台車枠
    の両下端をまたがらせて乗載した鉄骨建物の方向変換装
    置。
  2. (2)要(カナメ)柱(1)の中心から、他の各柱(2
    )(3)(4)……の中心に至る距離を半径として、描
    かれるそれぞれの円弧にて設定された、要柱以外の各柱
    の移動に使用する請求項(1)記載の円弧形レール(1
    3)(13)。
  3. (3)鋼鉄製の板状形、若しくは内部中空の平箱形に形
    成された、請求項(1)及び請求項(2)記載の円弧形
    レール(13)(13′)。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007092448A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Mase Kensetsu Kk 重構造物移動装置
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CN106677554A (zh) * 2016-12-29 2017-05-17 中国石油天然气第建设有限公司 一种用钢绞线千斤顶平移大型设备的方法

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