JPS5829388B2 - 線路等の接近作業機 - Google Patents
線路等の接近作業機Info
- Publication number
- JPS5829388B2 JPS5829388B2 JP52084965A JP8496577A JPS5829388B2 JP S5829388 B2 JPS5829388 B2 JP S5829388B2 JP 52084965 A JP52084965 A JP 52084965A JP 8496577 A JP8496577 A JP 8496577A JP S5829388 B2 JPS5829388 B2 JP S5829388B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tower
- construction
- work equipment
- railroad tracks
- bogie
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄道、道路等に接近して作業することのできる
作業機に関するものである。
作業機に関するものである。
営業中の鉄道、あるいは車両等の通行中の道路に接近し
て作業をする場合、外側に広く用地が取れれば問題はな
いが現実にはそのような余裕のない場所での作業が多く
なっている。
て作業をする場合、外側に広く用地が取れれば問題はな
いが現実にはそのような余裕のない場所での作業が多く
なっている。
そのため従来例えば第4図に示すような装置が開発され
ている。
ている。
すなわち鉄道の軌道aの両側に仮設レールbを敷設し、
軌道aをまたぐ大きさの門型の架台Cを移動自在に塔載
しこの架台C上にクレーンd、掘削機e等の施工設備を
載置する構成である。
軌道aをまたぐ大きさの門型の架台Cを移動自在に塔載
しこの架台C上にクレーンd、掘削機e等の施工設備を
載置する構成である。
従来のこのような装置は次のような欠点を有する。
(1)架台C上に塔載した諸設備で作業をするものであ
るため架台C自体が非常に大型の強固なものと□る。
るため架台C自体が非常に大型の強固なものと□る。
(2)すべての重量物が架台の上に塔載しであるから重
心が高く不安定である。
心が高く不安定である。
(3)鉄道における作業では出来るだけ架台を建築限界
に接近させたいわけだが従来の構成では一般に施工幅の
増減が出来ない。
に接近させたいわけだが従来の構成では一般に施工幅の
増減が出来ない。
本発明はこのような点を改善するためになされたもので
次のような施工機を提供することを目的とする。
次のような施工機を提供することを目的とする。
(1)軽量で簡易な構造の施工機、
(2)重量物を低い位置に置いて重心を下げた安定した
施工機、 (3)施工幅の増減の出来る施工機、 次に実施例について説明する。
施工機、 (3)施工幅の増減の出来る施工機、 次に実施例について説明する。
1 構成
全体の構成は第1図に示すように従来の装置に比してき
わめて簡易軽量なものである。
わめて簡易軽量なものである。
すなわち重心の低い台車1とその台車1に立てたタワー
2、及び2台の台車1上のタワー2間を接続する梁3と
により構成する。
2、及び2台の台車1上のタワー2間を接続する梁3と
により構成する。
台車1は複数の車輪11を有し車輪11の駆動装置、巻
上げ機の駆動装置、タワー2の作業用機器の動力源等の
諸設備12を塔載する。
上げ機の駆動装置、タワー2の作業用機器の動力源等の
諸設備12を塔載する。
諸設備12の塔載位置は車輪110車軸水平面からあま
り離れない平面にあり、従って台車1の重心は低い位置
にあることになる。
り離れない平面にあり、従って台車1の重心は低い位置
にあることになる。
車輪11は図では1軸の両側に2輪設ける構造について
示しであるが1輪だけ設ける構造、すなわちモルレール
形式の構造を採用することも出来る。
示しであるが1輪だけ設ける構造、すなわちモルレール
形式の構造を採用することも出来る。
更に台車1の上にはタワー2を建てる。
このタワー2は杭打機、アースオーガ、掘削機、土砂搬
出機等の作業機21を吊り上げたり吊りおろしたりする
ためのものでありトラスのような簡易な構造を採用する
。
出機等の作業機21を吊り上げたり吊りおろしたりする
ためのものでありトラスのような簡易な構造を採用する
。
第2図ではアースオーガを作業機21として吊った状態
を示す。
を示す。
タワー2と台車1とはピン22により結合しステー23
を調整することによりタワー2の傾斜角度が調整出来る
。
を調整することによりタワー2の傾斜角度が調整出来る
。
また両側のタワー2を両方とも作業機吊り上げ用とする
必要はなく少なくとも一方のタワー2が作業機吊り上げ
用であれば他方は梁3連結のための単なる支柱であって
もよい。
必要はなく少なくとも一方のタワー2が作業機吊り上げ
用であれば他方は梁3連結のための単なる支柱であって
もよい。
以上述べたような台車1を2台構成し、2台の台車1の
タワー2の間を横断方向梁3で連結する。
タワー2の間を横断方向梁3で連結する。
この梁3は台車1の走行方向と交差する軽量構造の2組
の梁31,32から構成し、鉄道線路側部の例では建築
限界上部に架けわたす。
の梁31,32から構成し、鉄道線路側部の例では建築
限界上部に架けわたす。
2組の梁3L32は相互に摺動可能な構造であり、例え
ばひとつの梁31の内部を他の梁32が出入り自在の構
造、あるいはひとつの梁31の側面のガイド部材に従っ
て他の梁32が摺動自在の構造などを採用する。
ばひとつの梁31の内部を他の梁32が出入り自在の構
造、あるいはひとつの梁31の側面のガイド部材に従っ
て他の梁32が摺動自在の構造などを採用する。
すなわち2組の梁31゜32は軸方向には滑動可能で他
方向の力には抵抗する状態で組合されている構造である
。
方向の力には抵抗する状態で組合されている構造である
。
タワー2と各梁とは直接剛結することなく各種の調節材
を介してピン34により連結する。
を介してピン34により連結する。
この調節材としては油圧ジヤツキ33、手動ジヤツキ、
クランプ付きのスクリウジャッキ35等を用い、特に1
本の調節材は方杖式にタワー2と梁3との間を連結して
梁を下方から支えるとよい。
クランプ付きのスクリウジャッキ35等を用い、特に1
本の調節材は方杖式にタワー2と梁3との間を連結して
梁を下方から支えるとよい。
このように梁3は単に両側のタワー2間を接続するだけ
の材料であり、この上に作業用の機器を搭載する目的は
まったく持っていない。
の材料であり、この上に作業用の機器を搭載する目的は
まったく持っていない。
なお調節材は必ずしも梁3の両側に設ける必要はなくひ
とつのタワー2とひとつの梁31とは直接結合する事も
可能である。
とつのタワー2とひとつの梁31とは直接結合する事も
可能である。
2 施工法
第2図に示すように建築限界に接近させて営業線4の両
側に仮設レール5を敷設する。
側に仮設レール5を敷設する。
この仮設レール5は台車1の車輪11が一輪の場合には
各台車1は当然モルレール形式となる。
各台車1は当然モルレール形式となる。
両台車1間の間隔はタワーと梁とを連結する調節材によ
って建築限界に接近した設計位置にセットする。
って建築限界に接近した設計位置にセットする。
図の実施例の場合にはスクリウジャッキ35のクランプ
を解除した後油圧ジヤツキ33を伸張、短縮し、再びク
ランプを固定する。
を解除した後油圧ジヤツキ33を伸張、短縮し、再びク
ランプを固定する。
外挿した梁31と内挿した梁32とは摺動して出入り自
在であるから調整は容易であり曲線部、軌条の交差部な
どの建築限界の変化する個所でも簡単にセットできる。
在であるから調整は容易であり曲線部、軌条の交差部な
どの建築限界の変化する個所でも簡単にセットできる。
基礎杭や柱列壁を施工する場合には作業機21としてア
ースオーガを設置しレールクランプやアウトリガで台車
1を保持して削孔する。
ースオーガを設置しレールクランプやアウトリガで台車
1を保持して削孔する。
削孔の際の土砂は台車1内に進行方向に並行に設けたス
クリュウコンベアにより台車1後方に排出する構造を採
用することも考えられる。
クリュウコンベアにより台車1後方に排出する構造を採
用することも考えられる。
削孔後のモルタル注入、鉄筋篭沈下、あるいはコンクリ
ート投入後は従来と同様であり、鉄筋籠等は別の運搬車
に乗せて仮レール5上を運ぶ。
ート投入後は従来と同様であり、鉄筋籠等は別の運搬車
に乗せて仮レール5上を運ぶ。
鉄筋籠の吊り込み時にはアースオーガは取外して運搬車
の上に仮置きしておけば台車1の重心が高くなることも
ない。
の上に仮置きしておけば台車1の重心が高くなることも
ない。
1本の杭の施工が終ったらアウトリガやレールクランプ
を解除して台車1を前進させる。
を解除して台車1を前進させる。
なお以上はアースオーガによる柱列壁の施工について説
明したが落鍾式杭打、振動式杭打等の施工に利用出来る
ことは勿論である。
明したが落鍾式杭打、振動式杭打等の施工に利用出来る
ことは勿論である。
また従来脚柱等のコンクリート用型枠は営業線側に控え
が取れないから型枠の鉛直性の保持が困難であった。
が取れないから型枠の鉛直性の保持が困難であった。
しかし本発明の作業機用タワーに型枠を固定すればコン
クリート打設時に生コンクリートの圧力が加わっても傾
斜したり大きくはらんだりする事のない強固な型枠を容
易に得ることが出来る。
クリート打設時に生コンクリートの圧力が加わっても傾
斜したり大きくはらんだりする事のない強固な型枠を容
易に得ることが出来る。
なお実施例では台車1とタワー2の相互の位置変更のな
い場合で説明したがタワー2が台車1上を移動可能とす
ることにより、本施工機の適用範囲は更に拡大されるも
のである。
い場合で説明したがタワー2が台車1上を移動可能とす
ることにより、本施工機の適用範囲は更に拡大されるも
のである。
本発明は次のような効果を期待することが出来る。
■ 線繊をまたいだ門型作業台の台上で重量の大きい機
械類を動かすのと異なり線路上には単なる連結用の細い
梁が横断するだけであるから装置全体は従来のものに比
してきわめて軽量に構成出来る。
械類を動かすのと異なり線路上には単なる連結用の細い
梁が横断するだけであるから装置全体は従来のものに比
してきわめて軽量に構成出来る。
■ 重量物はすべて台車上にありかつ台車上面は車輪軸
木平面に近いため従来の、線路上面に機械類の乗る装置
に比して重心がきわめて低く安定した走行が可能である
。
木平面に近いため従来の、線路上面に機械類の乗る装置
に比して重心がきわめて低く安定した走行が可能である
。
■ 線路横断方向の梁は単に両側のタワーを連結するた
めだけの簡単な構造である。
めだけの簡単な構造である。
従ってこの梁を、長さの調整が出来るような構造とする
事は実際上も容易である。
事は実際上も容易である。
これに対し従来のような台上に機械群を塔載する門型作
業台にあっては実際上その幅員を調整し得るように構成
する事はほとんど不可能である。
業台にあっては実際上その幅員を調整し得るように構成
する事はほとんど不可能である。
図は本発明に係る線路等の接近作業機の実施例を示す。
第1図:全体の概要の斜視図、第2図:その正面図、第
3図:その側面図、第4図:従来例の説明図。 1・・・台車、2・・・タワー、3・・・横断方向梁。
3図:その側面図、第4図:従来例の説明図。 1・・・台車、2・・・タワー、3・・・横断方向梁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 線路等の側方に設けた案内レール上に乗り、駆動装
置等を搭載し、かつ建築限界外の両側に位置した台車、 建築限界外に位置させて台車上に搭載し、杭打機等を取
り付けるためのタワー、 両タワーの上部を連結し、建築限界上に架けわたした伸
縮可能な横断方向梁、 より構成した線路等の接近作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084965A JPS5829388B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 線路等の接近作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084965A JPS5829388B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 線路等の接近作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5421001A JPS5421001A (en) | 1979-02-16 |
JPS5829388B2 true JPS5829388B2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=13845325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52084965A Expired JPS5829388B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 線路等の接近作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829388B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077582U (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-03 | 丸一株式会社 | 排水口の止水栓 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223859Y2 (ja) * | 1981-06-17 | 1987-06-18 | ||
JPS58173680U (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-19 | 住友重機械工業株式会社 | 橋型リクレ−マにおける自由脚固定装置 |
JP5292019B2 (ja) * | 2008-08-27 | 2013-09-18 | 東急建設株式会社 | 杭施工装置及び場所打ちコンクリート杭の構築方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106304A (ja) * | 1974-01-31 | 1975-08-21 |
-
1977
- 1977-07-18 JP JP52084965A patent/JPS5829388B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106304A (ja) * | 1974-01-31 | 1975-08-21 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077582U (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-03 | 丸一株式会社 | 排水口の止水栓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5421001A (en) | 1979-02-16 |
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