JP6363404B2 - 支保工の移動方法及び支保工 - Google Patents
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Description
支保工1Aは、下部構造10と、支持構造体ユニット20と、上部構造30と、上部支持構造体ユニット40と、移動用コロ51及び架台55を含む移動ユニット50とから概略構成される。
下部構造10は、水平材であるH型鋼を井桁状に組み合わせたものである。図3に下部構造10の平面図を示す。水平材は、大引き11と桁材12とを含む。図3中、中央に配置される支保工1Aの下部構造10は、行方向に離間して配置された2本の大引き11、11とこれと直行して列方向に所定間隔あけて配置された4本の桁材12、12、12、12とを備えている。大引き11及び桁材12はともにH型鋼であり、大引き11は桁材12の上部に配置される。大引き11と桁材12とは、互いのフランジ部でブルマン(登録商標)等のクランプ部材、ボルト締結、溶接等の各種の固定方法によって固定される。
支持構造体ユニット20は、複数の支持構造体201を備えている。今回説明に用いた支保工1Aでは、支持構造体ユニット20は、1行3列で3つの支持構造体201、201、201を備えている。図2は、支保工1Aを梁BMの長手方向から見た図である。支保工1Aは、3列の梁BMの施工に対応するため、3列の支持構造体201を備えている。なお、支持構造体201の列方向の数は、上記した2種類の支保工1A、1Bのいずれにおいても同様の数である。
上部構造30は、上記した下部構造10と同様に水平材であるH型鋼を井桁状に組み合わせたものである。水平材は、大引き11と桁材12とを含む。図示省略するが、支保工1Aの上部構造30は、2本の大引き11、11と6本の桁材12、12、12・・・とを備えている。大引き11及び桁材12はともにH型鋼であり、大引き11は桁材12の上部に配置される。大引き11と桁材12とは、互いのフランジ部でブルマン(登録商標)等のクランプ部材、ボルト締結、溶接等の各種の固定方法によって固定される。
上部支持構造体ユニット40は、上記した梁BMとなる上弦材UC及び下弦材LCを搭載するものである。図1及び図2では図示省略するが、上部支持構造体ユニット40は、複数の上部支持構造体(図7に上部支持構造体40aとして示している)と、上弦材UCを支持する束材(図7に束材BLとして示している)とを備える。上部支持構造体40aは、上記した支持構造体201と同様に、中空パイプ材を用いて組み立てている。束材BLは、下弦材LCの上に設置される板状の部材で、その上端が上弦材UCの下部の形状と対応しており、上弦材UCと下弦材LCとの間に配置される。また、上部支持構造体ユニット40には、作業者のための通路も設置されている。
移動ユニット50は、大引き11の下部に設けられている。図5(A)を用いて詳細に説明する。移動ユニット50は、支保工1Aを移動するための移動用コロ51と、移動用コロ51を取り付けるためのコロ用架台52と、添え板53と、ブルマン(登録商標)等のクランプ部材54と、支保工1Aを走行路Rに載置するための架台55とを備えている。
上記したように、支保工1Aの支持構造体201に昇降用のはしごを設けてもよいが、支保工1Aと一体に連結した階段からなる昇降施設や足場を設けてもよい。このような昇降施設は、地上から上部支持構造体ユニット40まで延びることで、上部支持構造体ユニット40に設けた作業用の通路に容易にアクセスすることができる。さらに、支保工1Aを移動させる際にも一緒に移動させることができる。
図5及び図7から図9を参照して、屋根構造RFSの工事の過程と支保工1Aの移動方法について説明する。図7のST1で示す状態は、屋根部RF及び梁BMの施工を予定している箇所に支保工1Aが配置され、上部支持構造体ユニット40に下弦材LCと束材BLが配置される様子を示している。このとき、支保工1Aは、架台55によって走行路R上に載置されている。移動用コロ51は、架台55によって走行路Rから浮いている状態である。図7のST2で示す状態は、下弦材LCと束材BLとを配置する際に、追加の上部支持構造体40aを組み立てた様子を示している。
Claims (3)
- 構造物を支持する支保工の移動方法であって、
前記支保工は、
複数の水平材を井桁状に配置した下部構造と、
前記下部構造に載置され、複数の支持構造体を含む支持構造体ユニットと、
前記支持構造体ユニットに載置され、複数の水平材を井桁状に配置した上部構造と、
前記下部構造の下部に設けられた移動用コロと、
前記下部構造の下部に取り外し可能に設けられた架台と、を備え、
前記移動用コロは、前記下部構造に固定されコロ用架台を介して前記下部構造に取り付けられ、
前記移動用コロは、複数のコロと、前記複数のコロを収容する筐体と、前記筐体の上端面に設けられたフランジ部とを備え、
前記移動用コロは、前記フランジ部が前記コロ用架台の下面に当接した状態で、前記フランジ部と前記コロ用架台の板状部とをクランプ部材により締め付けることで前記コロ用架台に固定可能であって、かつ、前記コロ用架台に対する前記移動用コロの取付角度を任意の角度で固定可能であり、
前記移動方法は、
前記架台が面状の走行路と接触して前記支保工が前記走行路に載置される状態から、
前記下部構造と前記走行路との間にジャッキを配置するジャッキ配置工程と、
前記ジャッキで前記支保工をジャッキアップすることにより、前記支保工を持ち上げるジャッキアップ工程と、
前記架台を取り外す工程と、
前記ジャッキで前記支保工をジャッキダウンすることにより、前記移動用コロを前記走行路に着地させるジャッキダウン工程と、
前記支保工を移動させる工程と、を含み、
前記ジャッキダウン工程の前に、前記下部構造に対する前記移動用コロの走行方向を変更するために、前記移動用コロの前記取り付け角度を変更する工程をさらに含むことを特徴とする支保工の移動方法。 - 前記支保工は、前記上部構造に載置され、前記構造物が搭載される上部支持構造体ユニットをさらに備え、
前記移動方法は、前記ジャッキ配置工程の前に、前記上部支持構造体ユニットが前記構造物の支持を解除する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の支保工の移動方法。 - 複数の水平材を井桁状に配置した下部構造と、
前記下部構造に載置され、複数の支持構造体を含む支持構造体ユニットと、
前記支持構造体ユニットに載置され、複数の水平材を井桁状に配置した上部構造と、
前記下部構造の下部に設けられた移動用コロと、
前記下部構造の下部に取り外し可能に設けられた架台と、を備え、
前記移動用コロは、前記下部構造に固定されコロ用架台を介して前記下部構造に取り付けられ、
前記移動用コロは、複数のコロと、前記複数のコロを収容する筐体と、前記筐体の上端面に設けられたフランジ部とを備え、
前記移動用コロは、前記フランジ部が前記コロ用架台の下面に当接した状態で、前記フランジ部と前記コロ用架台の板状部とをクランプ部材により締め付けることで前記コロ用架台に固定可能であって、かつ、前記コロ用架台に対する前記移動用コロの取付角度を任意の角度で固定可能であることを特徴とする支保工。
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JP2014120834A JP6363404B2 (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | 支保工の移動方法及び支保工 |
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