JPH0483353A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置の製造方法Info
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- JPH0483353A JPH0483353A JP19703390A JP19703390A JPH0483353A JP H0483353 A JPH0483353 A JP H0483353A JP 19703390 A JP19703390 A JP 19703390A JP 19703390 A JP19703390 A JP 19703390A JP H0483353 A JPH0483353 A JP H0483353A
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- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特にフリップチ
ップ(Flip Chip) 方式により実装される
半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するもの
である。
ップ(Flip Chip) 方式により実装される
半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するもの
である。
近年、ゲートアレイやマイクロコンピユータなどの論理
LSIは、その多機能化、高密度化に伴って外部端子(
入出力ピン)の数が急速に増大している。そのため、半
導体チップのポンディングバットにワイヤをボンディン
グして外部との接続を行うワイヤボンディング方式が限
界に達し、これに代わって、チップ上に半田で構成した
バンプ電極(半田バンプ)を形成し、この半田バンプを
介してチップを実装基板上にフェイスダウンボンディン
グするフリップチップ方式が注目されている。上δ己フ
リップチップ方式は、チップの周辺部のみならず中央部
にも端子を設けることができるので、チップの多ピン化
を促進することができ、かつチップ内部の配線長を短く
することができるので、論理LSIの高速化を促進する
ことができるという利点がある。
LSIは、その多機能化、高密度化に伴って外部端子(
入出力ピン)の数が急速に増大している。そのため、半
導体チップのポンディングバットにワイヤをボンディン
グして外部との接続を行うワイヤボンディング方式が限
界に達し、これに代わって、チップ上に半田で構成した
バンプ電極(半田バンプ)を形成し、この半田バンプを
介してチップを実装基板上にフェイスダウンボンディン
グするフリップチップ方式が注目されている。上δ己フ
リップチップ方式は、チップの周辺部のみならず中央部
にも端子を設けることができるので、チップの多ピン化
を促進することができ、かつチップ内部の配線長を短く
することができるので、論理LSIの高速化を促進する
ことができるという利点がある。
従来、半田バンプを介してチップを実装基板上にフェイ
スダウンボンディングする方法は、「1988年イー・
イー・シー(EEC)学会論文」P335〜P341な
どに記載されているように、チップの主面に半田バンプ
を形成した後、チップマウント装置を用いて上記半田バ
ンプを実装基板の主面の電極上に位置決めし、次いでチ
ップの背面(上面)にヒートブロックを押圧して適度の
荷重を印加しながら半田バンプを加熱、溶融するという
ものであった。
スダウンボンディングする方法は、「1988年イー・
イー・シー(EEC)学会論文」P335〜P341な
どに記載されているように、チップの主面に半田バンプ
を形成した後、チップマウント装置を用いて上記半田バ
ンプを実装基板の主面の電極上に位置決めし、次いでチ
ップの背面(上面)にヒートブロックを押圧して適度の
荷重を印加しながら半田バンプを加熱、溶融するという
ものであった。
しかしながら、上記従来技術は加熱の均一性、加熱時に
おける半田バンプ表面の酸化防止などについての配慮が
不充分であり、半田バンプの接続信頼性や接続寿命に問
題があった。
おける半田バンプ表面の酸化防止などについての配慮が
不充分であり、半田バンプの接続信頼性や接続寿命に問
題があった。
すなわち、チップの上方から半田バンプを加熱、溶融す
る上記方法は、熱が低温の基板側に逃げ易いため、半田
バンプを均一に加熱することが難しく、基板の電極表面
での半田の濡れ性が低下するという欠点がある。しかも
、溶融時の半田バンプにはヒートブロックの荷重が印加
されるため、半田バンプが潰れ易いという欠点もある。
る上記方法は、熱が低温の基板側に逃げ易いため、半田
バンプを均一に加熱することが難しく、基板の電極表面
での半田の濡れ性が低下するという欠点がある。しかも
、溶融時の半田バンプにはヒートブロックの荷重が印加
されるため、半田バンプが潰れ易いという欠点もある。
また、上記従来技術は、大気中で窒素ガスを吹き付けな
がら半田バンプを加熱、溶融するため、半田バンプの表
面に酸化被膜ができるのを充分に防止することができな
かった。
がら半田バンプを加熱、溶融するため、半田バンプの表
面に酸化被膜ができるのを充分に防止することができな
かった。
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり
、その目的は、半田バンプの接続信頼性や接続寿命を向
上させることのできる技術を提供することにある。
、その目的は、半田バンプの接続信頼性や接続寿命を向
上させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
C1)、実装基板の主面に半田バンプを介して半導体チ
ップをフェイスダウンボンディングする際、半田バンプ
を形成した半導体チップを実装基板の主面に位置決めし
、実装基板に第一のヒートブロックを当接して実装基板
を予備加熱した後、半導体チップの背面近傍に第二のヒ
ートブロックを配置し、その輻射熱によって半田バンプ
を加熱、溶融する。
ップをフェイスダウンボンディングする際、半田バンプ
を形成した半導体チップを実装基板の主面に位置決めし
、実装基板に第一のヒートブロックを当接して実装基板
を予備加熱した後、半導体チップの背面近傍に第二のヒ
ートブロックを配置し、その輻射熱によって半田バンプ
を加熱、溶融する。
(2)、上記実装基板に第一のヒートブロックを当接し
て実装基板を予備加熱する工程と、上記半導体チップの
背面近傍に第二のヒートブロックを配置してその輻射熱
で半田バンプを加熱、溶融する工程との間に、第二のヒ
ートブロックを半導体チップの背面に押圧してチップに
適度の荷重を印加する工程を付加する。
て実装基板を予備加熱する工程と、上記半導体チップの
背面近傍に第二のヒートブロックを配置してその輻射熱
で半田バンプを加熱、溶融する工程との間に、第二のヒ
ートブロックを半導体チップの背面に押圧してチップに
適度の荷重を印加する工程を付加する。
(3)、上記半田バンプを加熱、溶融する際の雰囲気は
、酸素濃度および水分濃度がいずれも0.1 p pm
以下となるような不活性ガス雰囲気とする。
、酸素濃度および水分濃度がいずれも0.1 p pm
以下となるような不活性ガス雰囲気とする。
上記した手段(1)によれば、半田バンプをチップの上
方から加熱する工程に先立って、実装基板を予備加熱し
ておくので、半田バンプを均一に加熱することができる
。また、溶融時の半田バンプにヒートブロックの荷重を
印加しないので、半田バンプが潰れることもない。
方から加熱する工程に先立って、実装基板を予備加熱し
ておくので、半田バンプを均一に加熱することができる
。また、溶融時の半田バンプにヒートブロックの荷重を
印加しないので、半田バンプが潰れることもない。
上記した手段(2)によれば、半田バンプを溶融する工
程に先立って、チップ上に適度の荷重を印加することに
より□、半田バンプの直径がばらついていたり、実装基
板の主面に反りがあったりした場合でも、全ての半田バ
ンプを電極と密着させることができるので、半田バンプ
を電極とが断線する不良を確実に回避することができる
。
程に先立って、チップ上に適度の荷重を印加することに
より□、半田バンプの直径がばらついていたり、実装基
板の主面に反りがあったりした場合でも、全ての半田バ
ンプを電極と密着させることができるので、半田バンプ
を電極とが断線する不良を確実に回避することができる
。
上記した手段(3)によれば、半田の表面に酸化被膜を
形成する原因となる酸素や、酸化被膜の形成を促進する
水分が殆ど含有されていない雰囲気中で半田バンプを加
熱、溶融するので、半田バンプの表面に酸化被膜が形成
されることはない。
形成する原因となる酸素や、酸化被膜の形成を促進する
水分が殆ど含有されていない雰囲気中で半田バンプを加
熱、溶融するので、半田バンプの表面に酸化被膜が形成
されることはない。
本実施例による半導体チップの実装方法を第1図〜第4
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
まず第1図に示すように、多数の半田バンプ1を形成し
たチップ2の主面を下方に向け、上記半田バンプ1を実
装基板3の主面の電極4上に正確に位置決めする。この
位置決めは、チップマウント装置などの機械を用いて行
う。上記半田バンプ1は、例えば3〜4重量%程度のS
nを含有するP b / S n合金からなり、その溶
融温度は320〜330℃程度である。半田バンプ1は
、例えば半田蒸着法およびリフトオフ法を用いてチップ
2の主面の電極パッド上に形成される。上転実装基板3
は、ムライトなどのセラミックからなり、その内層には
、例えばW(タングステン)からなる内部配線5が形成
されている。実装基板3の主面の電極3は、上記内部配
線5と同じWからなり、その表面には、Ni (下層
)およびAu(上層)のメツキが施されている。Auの
メツキは、電極3表面での溶融半田の濡れ広がり性を向
上させるために施される。実装基板3の寸法は、縦×横
=10〜14IIIIIXlO〜14諏程度である。
たチップ2の主面を下方に向け、上記半田バンプ1を実
装基板3の主面の電極4上に正確に位置決めする。この
位置決めは、チップマウント装置などの機械を用いて行
う。上記半田バンプ1は、例えば3〜4重量%程度のS
nを含有するP b / S n合金からなり、その溶
融温度は320〜330℃程度である。半田バンプ1は
、例えば半田蒸着法およびリフトオフ法を用いてチップ
2の主面の電極パッド上に形成される。上転実装基板3
は、ムライトなどのセラミックからなり、その内層には
、例えばW(タングステン)からなる内部配線5が形成
されている。実装基板3の主面の電極3は、上記内部配
線5と同じWからなり、その表面には、Ni (下層
)およびAu(上層)のメツキが施されている。Auの
メツキは、電極3表面での溶融半田の濡れ広がり性を向
上させるために施される。実装基板3の寸法は、縦×横
=10〜14IIIIIXlO〜14諏程度である。
次に、第2図に示すように、実装基板3を水平なステー
ジ6上に載せ、上方から実装基板3の主面に第一のヒー
トブロック7を当接して実装基板3を予備加熱する。実
装基板3の加熱温度は、半田バンプ1の溶融温度よりも
幾分低い温度とする。
ジ6上に載せ、上方から実装基板3の主面に第一のヒー
トブロック7を当接して実装基板3を予備加熱する。実
装基板3の加熱温度は、半田バンプ1の溶融温度よりも
幾分低い温度とする。
上記ステージ6は、10%程度の水素ガスを含む窒素ガ
ス雰囲気を形成した処理室内に設置されている。また、
上記処理室内は、酸素濃度および水分濃度がいずれも0
.1 p p m以下となるように調整されている。
ス雰囲気を形成した処理室内に設置されている。また、
上記処理室内は、酸素濃度および水分濃度がいずれも0
.1 p p m以下となるように調整されている。
次に、第3図に示すように、第二のヒートブロック8を
上方からチップ2の背面に押圧し、チップ2に適度の荷
重(約500g/チップ)を印加するとともに、チップ
2を予備加熱する。加熱温度は、半田バンプ1の溶融温
度よりも幾分低い温度とする。このとき、チップ2の背
面に加わる荷重が過剰にならないようにするため、第一
のヒートブロック7に設けたストッパー9aを使って第
二のヒートブロック8の高さを調整する。このように、
チップ2を予備加熱しながらその背面に適度の荷重を印
加すると、半田バンプ1が僅かに押し潰されるので、半
田バンプ1の直径がばらついていたり、実装基板3の主
面に反りがあったりして、一部の半田バンプ1と電極4
との間に僅かな隙間が生じていた場合でも、全ての半田
バンプ1が電極4と完全に密着するので、半田バンプ1
と電極4との断線不良を確実に回避することができる。
上方からチップ2の背面に押圧し、チップ2に適度の荷
重(約500g/チップ)を印加するとともに、チップ
2を予備加熱する。加熱温度は、半田バンプ1の溶融温
度よりも幾分低い温度とする。このとき、チップ2の背
面に加わる荷重が過剰にならないようにするため、第一
のヒートブロック7に設けたストッパー9aを使って第
二のヒートブロック8の高さを調整する。このように、
チップ2を予備加熱しながらその背面に適度の荷重を印
加すると、半田バンプ1が僅かに押し潰されるので、半
田バンプ1の直径がばらついていたり、実装基板3の主
面に反りがあったりして、一部の半田バンプ1と電極4
との間に僅かな隙間が生じていた場合でも、全ての半田
バンプ1が電極4と完全に密着するので、半田バンプ1
と電極4との断線不良を確実に回避することができる。
次に、第4図に示すように、第二のヒートブロック8を
チップ2の背面から僅か(数十μm程度)に離した後、
その輻射熱によってチップ2を加熱する。このとき、チ
ップ2の背面と第二のヒートブロック8との間隔を一定
にするため、第一のヒートブロック7に設けたストッパ
ー9bを使って第二のヒートブロック8の高さを調整す
る。チップ2を加熱する温度は、半田バンプ1の溶融温
度よりも幾分高い温度(340〜350℃程度)とする
。またこのとき、実装基板3に当接している第一のヒー
トブロックの温度を上げて実装基板3を340〜350
℃程度に加熱する。このようにして、実装基板3の電極
4とチップ2との間に挟まれた半田バンプ1をチップ2
側と実装基板3側の両方向から加熱するすることにより
、半田バンプ1は均一に溶融し、その表面張力によって
自己整合で電極4上に濡れ広がる。このとき、半田バン
プ1にはヒートブロック8の荷重が印加されていないの
で、溶融した半田バンプ1が潰れる虞れはない。
チップ2の背面から僅か(数十μm程度)に離した後、
その輻射熱によってチップ2を加熱する。このとき、チ
ップ2の背面と第二のヒートブロック8との間隔を一定
にするため、第一のヒートブロック7に設けたストッパ
ー9bを使って第二のヒートブロック8の高さを調整す
る。チップ2を加熱する温度は、半田バンプ1の溶融温
度よりも幾分高い温度(340〜350℃程度)とする
。またこのとき、実装基板3に当接している第一のヒー
トブロックの温度を上げて実装基板3を340〜350
℃程度に加熱する。このようにして、実装基板3の電極
4とチップ2との間に挟まれた半田バンプ1をチップ2
側と実装基板3側の両方向から加熱するすることにより
、半田バンプ1は均一に溶融し、その表面張力によって
自己整合で電極4上に濡れ広がる。このとき、半田バン
プ1にはヒートブロック8の荷重が印加されていないの
で、溶融した半田バンプ1が潰れる虞れはない。
このようにして、半田バンプ1が適正な形状となるよう
に溶融した後、ヒートブロック7.8を実装基板3、チ
ップ2から遠ざけ、半田バンプ1を冷却、凝固すること
により、チップ2を実装基板3にフェイスダウンボンデ
ィングする工程が完了する。
に溶融した後、ヒートブロック7.8を実装基板3、チ
ップ2から遠ざけ、半田バンプ1を冷却、凝固すること
により、チップ2を実装基板3にフェイスダウンボンデ
ィングする工程が完了する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前託実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
具体的に説明したが、本発明は、前託実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。
(1)、実装基板の主面に半田バンブを介して半導体チ
ップをフェイスダウンボンディングする際、半田バンブ
を形成した半導体チップを実装基板の主面に位置決めし
、実装基板に第一のヒートブロックを当接して実装基板
を予備加熱した後、半導体チップの背面近傍に第二のヒ
ートブロックを配置し、その輻射熱によって半田バンブ
を加熱、溶融することにより、半田バンブを均一に加熱
することができ、かつ半田バンブの潰れを防止すること
ができる。
ップをフェイスダウンボンディングする際、半田バンブ
を形成した半導体チップを実装基板の主面に位置決めし
、実装基板に第一のヒートブロックを当接して実装基板
を予備加熱した後、半導体チップの背面近傍に第二のヒ
ートブロックを配置し、その輻射熱によって半田バンブ
を加熱、溶融することにより、半田バンブを均一に加熱
することができ、かつ半田バンブの潰れを防止すること
ができる。
C)、上記実装基板に第一のヒートブロックを当接して
実装基板を予備加熱する工程と、上記半導体チップの背
面近傍に第二のヒートブロックを配置してその輻射熱で
半田バンブを加熱、溶融する工程との間に、第二のヒー
トブロックを半導体チップの背面に押圧してチップに適
度の荷重を印加する工程を付加することにより、半田バ
ンブの直径のばらつきや、実装基板の主面の反りに起因
する半田バンブの断線不良を確実に回避することができ
る。
実装基板を予備加熱する工程と、上記半導体チップの背
面近傍に第二のヒートブロックを配置してその輻射熱で
半田バンブを加熱、溶融する工程との間に、第二のヒー
トブロックを半導体チップの背面に押圧してチップに適
度の荷重を印加する工程を付加することにより、半田バ
ンブの直径のばらつきや、実装基板の主面の反りに起因
する半田バンブの断線不良を確実に回避することができ
る。
(3)、酸素濃度および水分濃度がいずれも0、lpp
m以下となるような不活性ガス雰囲気で上記半田バンブ
を加熱、溶融することにより、半田バンブの表面に酸化
被膜が形成されるのを防止することができる。
m以下となるような不活性ガス雰囲気で上記半田バンブ
を加熱、溶融することにより、半田バンブの表面に酸化
被膜が形成されるのを防止することができる。
(4)、上記(1)〜(3)により、半田バンブの接続
信頼性および接続寿命を向上させることができる。
信頼性および接続寿命を向上させることができる。
第1図乃至第4図は、本発明の一実施例である半導体集
積回路装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 1・・・半田バンブ、2・・・半導体チップ、3・・・
実装基板、4・・・電極、5・・・内部配線、6・・・
ステージ、7.8・・・ヒートブロック、9a、9b・
・・ストッパー 第1図 代理人 弁理士 筒 井 大 和 3:冥裂曇砿
積回路装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 1・・・半田バンブ、2・・・半導体チップ、3・・・
実装基板、4・・・電極、5・・・内部配線、6・・・
ステージ、7.8・・・ヒートブロック、9a、9b・
・・ストッパー 第1図 代理人 弁理士 筒 井 大 和 3:冥裂曇砿
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、実装基板の主面に半田バンプを介して半導体チップ
をフェイスダウンボンディングする工程を含む半導体集
積回路装置の製造方法であって、半田バンプを形成した
半導体チップを実装基板の主面に位置決めする工程、実
装基板に第一のヒートブロックを当接して実装基板を予
備加熱する工程および半導体チップの背面近傍に第二の
ヒートブロックを配置し、その輻射熱によって半田バン
プを加熱、溶融する工程を備えていることを特徴とする
半導体集積回路装置の製造方法。 2、第一のヒートブロックを実装基板に当接して実装基
板を予備加熱する工程と、第二のヒートブロックを半導
体チップの背面近傍に配置し、その輻射熱によって半田
バンプを加熱、溶融する工程との間に、第二のヒートブ
ロックを半導体チップの背面に押圧して半導体チップに
適度の荷重を印加する工程を付加することを特徴とする
請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。 3、半田バンプを加熱、溶融する際の雰囲気は、酸素濃
度および水分濃度がいずれも0.1ppm以下の不活性
ガス雰囲気であることを特徴とする請求項1記載の半導
体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19703390A JPH0483353A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19703390A JPH0483353A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483353A true JPH0483353A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16367623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19703390A Pending JPH0483353A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0483353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002368044A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | はんだボール付電子部品の組立方法及び電子部品 |
JP2005285959A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Tadahiro Omi | 雰囲気制御された接合装置、接合方法および電子装置 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19703390A patent/JPH0483353A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002368044A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | はんだボール付電子部品の組立方法及び電子部品 |
JP4590783B2 (ja) * | 2001-06-13 | 2010-12-01 | パナソニック株式会社 | はんだボールの形成方法 |
JP2005285959A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Tadahiro Omi | 雰囲気制御された接合装置、接合方法および電子装置 |
JP4532957B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-08-25 | 財団法人国際科学振興財団 | 雰囲気制御された接合装置、接合方法および電子装置 |
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