JPH0480687B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0480687B2 JPH0480687B2 JP60208892A JP20889285A JPH0480687B2 JP H0480687 B2 JPH0480687 B2 JP H0480687B2 JP 60208892 A JP60208892 A JP 60208892A JP 20889285 A JP20889285 A JP 20889285A JP H0480687 B2 JPH0480687 B2 JP H0480687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- tip
- distal end
- protective tube
- root canal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000004262 dental pulp cavity Anatomy 0.000 claims description 13
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 9
- 238000001839 endoscopy Methods 0.000 description 6
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、歯の根管内部等を観察するためのイ
メージフアイバを内蔵した細径の対物先端部を有
する内視鏡の改良に関する。
メージフアイバを内蔵した細径の対物先端部を有
する内視鏡の改良に関する。
〈従来の技術〉
歯の根管の内視に用いられるような内視鏡とし
て、第3図及び第4図に示すような構造のものが
ある。第3図は根管内視鏡の外観図、第4図はそ
の内部の概略構造を示すものである。両図に示す
ように、内視鏡先端は超細径の先端部1で構成さ
れている。先端部1は対物レンズ2を備えてお
り、これに対向して細いイメージフアイバ3が装
着されている。イメージフアイバ3の他端は接眼
部4まで延び、接眼レンズ5と対向している。
て、第3図及び第4図に示すような構造のものが
ある。第3図は根管内視鏡の外観図、第4図はそ
の内部の概略構造を示すものである。両図に示す
ように、内視鏡先端は超細径の先端部1で構成さ
れている。先端部1は対物レンズ2を備えてお
り、これに対向して細いイメージフアイバ3が装
着されている。イメージフアイバ3の他端は接眼
部4まで延び、接眼レンズ5と対向している。
また、内視鏡はライトガイド部6を有し、光源
7からの光を伝送するためのライトガイドフアイ
バ8が内視鏡先端に達しており、これにより被観
察個所に照明が与えられるようになつている。
7からの光を伝送するためのライトガイドフアイ
バ8が内視鏡先端に達しており、これにより被観
察個所に照明が与えられるようになつている。
このような構造の内視鏡で観察を行なう場合
は、内視したい個所に先端部1を挿入して行な
う。すなわち、光源7からの光をライトガイドフ
アイバ8によつて伝送し内視鏡先端より照明光と
して出射させる。一方、この照明下において、対
物レンズ2によつて把えられた像はイメージフア
イバ3の端面に結像しイメージフアイバ3を介し
て他端まで伝送されるので、その画像を接眼レン
ズ5により拡大して眼で見ることができる。
は、内視したい個所に先端部1を挿入して行な
う。すなわち、光源7からの光をライトガイドフ
アイバ8によつて伝送し内視鏡先端より照明光と
して出射させる。一方、この照明下において、対
物レンズ2によつて把えられた像はイメージフア
イバ3の端面に結像しイメージフアイバ3を介し
て他端まで伝送されるので、その画像を接眼レン
ズ5により拡大して眼で見ることができる。
このようにして、細いイメージフアイバ3を用
いた超細径の先端部1を挿入して内視を行なうこ
とができるので、例えば第5図に示すように、歯
9の根管の内視に好適であるが、先端部1が非常
に細いため、機械的に弱く、先端部1の損傷を招
き易い。
いた超細径の先端部1を挿入して内視を行なうこ
とができるので、例えば第5図に示すように、歯
9の根管の内視に好適であるが、先端部1が非常
に細いため、機械的に弱く、先端部1の損傷を招
き易い。
すなわち、取扱いまたは保管中にも先端部1切
損が起き易いし、しかも内視中においても、第5
図の如く指10が空中に浮いた形で支持するた
め、内視鏡の先端部1と歯9との相対位置が固定
しにくく、軸に直交する方向の力がかかり易く、
これによつても先端折損のおそれが大きい。
損が起き易いし、しかも内視中においても、第5
図の如く指10が空中に浮いた形で支持するた
め、内視鏡の先端部1と歯9との相対位置が固定
しにくく、軸に直交する方向の力がかかり易く、
これによつても先端折損のおそれが大きい。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は、内視鏡先端部分がこのように損傷し
易いという問題に鑑みてなされたもので、超細径
の対物先端部を保護し損傷を防止し得る内視鏡を
提供することを目的とする。
易いという問題に鑑みてなされたもので、超細径
の対物先端部を保護し損傷を防止し得る内視鏡を
提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、本発明に係る内視鏡
は、歯の根管等の内視に用いられる細径の対物先
端部を有する内視鏡であつて、先端部を覆うと共
に押されることにより軸方向に後退して相対的に
先端部を出すための可動の保護管を先端部に設け
たことを特徴とする。
は、歯の根管等の内視に用いられる細径の対物先
端部を有する内視鏡であつて、先端部を覆うと共
に押されることにより軸方向に後退して相対的に
先端部を出すための可動の保護管を先端部に設け
たことを特徴とする。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例に係る内視鏡の先端
の構造を示し、また第2図はその使用の一例を示
す。
の構造を示し、また第2図はその使用の一例を示
す。
第1図イ及びロ炉示すように、この根管内視鏡
は、先端部分に可動式の保護管11が設けられて
いる。すなわち、前述と同様に内部にレンズ及び
イメージフアイバ等を有する内視鏡先端部1は、
非使用時にはそれを覆うような中空の保護管11
によつて保護されている。保護管11は先端部1
を保護するためのものであると共に、使用時すな
わち内視中の安定な支持のためのものであり、進
退可能に設けられている。そして、図示の場合
は、この保護管11と内視鏡本体の間はバネ12
によつて接続され、先端側に付勢されており、通
常は第1図イに示す如く超細径の機械的に弱い先
端部1を収納している。また、上記バネ12の部
分は内視鏡の外装13によつて覆われている。
は、先端部分に可動式の保護管11が設けられて
いる。すなわち、前述と同様に内部にレンズ及び
イメージフアイバ等を有する内視鏡先端部1は、
非使用時にはそれを覆うような中空の保護管11
によつて保護されている。保護管11は先端部1
を保護するためのものであると共に、使用時すな
わち内視中の安定な支持のためのものであり、進
退可能に設けられている。そして、図示の場合
は、この保護管11と内視鏡本体の間はバネ12
によつて接続され、先端側に付勢されており、通
常は第1図イに示す如く超細径の機械的に弱い先
端部1を収納している。また、上記バネ12の部
分は内視鏡の外装13によつて覆われている。
このように、超細径の対物先端部を有する歯の
根管の内視に用いられる内視鏡において、先端部
分の構造を、先端部1の保護と内視中の安定な支
持のため、先端部1に保護管11を設けた二重構
造とし、しかもその保護管11はこれをバネ12
の付勢力に抗して押すと軸方向に後退し、相対的
に内視鏡先端がより先に出るような構造とされて
いる。
根管の内視に用いられる内視鏡において、先端部
分の構造を、先端部1の保護と内視中の安定な支
持のため、先端部1に保護管11を設けた二重構
造とし、しかもその保護管11はこれをバネ12
の付勢力に抗して押すと軸方向に後退し、相対的
に内視鏡先端がより先に出るような構造とされて
いる。
なお、この内視鏡の図示しない他の構造部分に
ついては、前述した第3図、第4図のものと同様
であつてよい。
ついては、前述した第3図、第4図のものと同様
であつてよい。
次に、第2図をも参照して非使用時の状態並び
に使用方法について説明する。
に使用方法について説明する。
まず、保管など非使用時にあつては、第1図ロ
に示すように、保護管11がバネ12によつて先
端部1を覆うように前進しているので、これによ
つて先端部1を保護することができる。従つて、
万一不用意な取扱いをしても、先端部1が保護管
11によつて保護されているから、先端部1が非
常に細く、機械的に弱いものでも先端部切損など
を防止することができる。
に示すように、保護管11がバネ12によつて先
端部1を覆うように前進しているので、これによ
つて先端部1を保護することができる。従つて、
万一不用意な取扱いをしても、先端部1が保護管
11によつて保護されているから、先端部1が非
常に細く、機械的に弱いものでも先端部切損など
を防止することができる。
次に、使用時においては、第2図に示す如く、
歯9の根管内への挿入に当つて、保護管11が後
退せしめられ、内視鏡先端部1のみが根管内へ伸
びていくので、上記保護管11があつてもこれが
先端部1の挿入の支障となることはない。しか
も、歯9の根管の内視の場合には、同図のように
その保護管11を歯9に押しつけることもできる
ため、歯9と内視鏡との相対位置が固定され、内
視鏡先端の折損を起こすような力もかかりにく
い。このため、作業性も向上し、前記第5図のよ
うな支持方法の場合は支持が不安定であるから、
折損を起こすような力がかからないようにするた
めに極めて困難な作業を要求されるのに対し、上
記構造によれば先端部分が損傷しにくい上、作業
者の負担の軽減も図ることができる。
歯9の根管内への挿入に当つて、保護管11が後
退せしめられ、内視鏡先端部1のみが根管内へ伸
びていくので、上記保護管11があつてもこれが
先端部1の挿入の支障となることはない。しか
も、歯9の根管の内視の場合には、同図のように
その保護管11を歯9に押しつけることもできる
ため、歯9と内視鏡との相対位置が固定され、内
視鏡先端の折損を起こすような力もかかりにく
い。このため、作業性も向上し、前記第5図のよ
うな支持方法の場合は支持が不安定であるから、
折損を起こすような力がかからないようにするた
めに極めて困難な作業を要求されるのに対し、上
記構造によれば先端部分が損傷しにくい上、作業
者の負担の軽減も図ることができる。
〈発明の効果〉
以上のように、本発明の内視鏡によれば、内視
鏡先端部分を保護しかつ内視中の安定な支持を行
なうことも可能となるので、非使用時、使用時に
わたつて先端部分の損傷を防止することができ、
しかも作業性の向上も図ることができる等の効果
を奏する。
鏡先端部分を保護しかつ内視中の安定な支持を行
なうことも可能となるので、非使用時、使用時に
わたつて先端部分の損傷を防止することができ、
しかも作業性の向上も図ることができる等の効果
を奏する。
第1図イ及びロは本発明の一実施例に係る根管
内視鏡の先端部分の構造を示す端面図及び一部を
断面とした側面図、第2図は同内視鏡の使用例を
示す図、第3図は従来の根管内視鏡の外観を示す
外観図、第4図はその内部の概略構造を示す図、
第5図はその支持方法を示す図である。 図面中、1……先端部、9……歯、11……保
護管、12……バネ。
内視鏡の先端部分の構造を示す端面図及び一部を
断面とした側面図、第2図は同内視鏡の使用例を
示す図、第3図は従来の根管内視鏡の外観を示す
外観図、第4図はその内部の概略構造を示す図、
第5図はその支持方法を示す図である。 図面中、1……先端部、9……歯、11……保
護管、12……バネ。
Claims (1)
- 1 歯の根管等の内視に用いられる細径の対物先
端部を有する内視鏡であつて、先端部を覆うと共
に押されることにより軸方向に後退して相対的に
先端部を出すための可動の保護管を先端部に設け
たことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208892A JPS6268437A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208892A JPS6268437A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268437A JPS6268437A (ja) | 1987-03-28 |
JPH0480687B2 true JPH0480687B2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=16563852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60208892A Granted JPS6268437A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268437A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228889A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像処理装置 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP60208892A patent/JPS6268437A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6268437A (ja) | 1987-03-28 |
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