JP2706695B2 - 内視鏡のライトガイド体彎曲構造 - Google Patents

内視鏡のライトガイド体彎曲構造

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JP2706695B2
JP2706695B2 JP1013537A JP1353789A JP2706695B2 JP 2706695 B2 JP2706695 B2 JP 2706695B2 JP 1013537 A JP1013537 A JP 1013537A JP 1353789 A JP1353789 A JP 1353789A JP 2706695 B2 JP2706695 B2 JP 2706695B2
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昌春 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内視鏡に係り、特に光源部側からの光を
内視鏡本体側に向けて導光するライトガイド体の彎曲構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
内視鏡には、生体内の患部や機械奥部のような暗い被
写体を観察することができるよう、内視鏡本体とは別に
キセノンランプやハロゲンランプ等の光源を設けた専用
の光源部を備えており、その光源部からの光を内視鏡本
体の先端部側まで導光させ、その先端部側に設けた照明
窓から被写体に向けて照射・照明させるようになってい
る。
そこで、この内視鏡には、例えば第4図に示すよう
に、内視鏡本体100基端側の操作部100aと光源部101との
間を光学的に接続させて光源からの光を内視鏡本体100
側に伝送させるため、光学繊維束を内部に配設した軟性
のライトガイド体102が、本体100基端側の側方に突出さ
せた状態で取付けられている。
ところで、一般にこのような内視鏡にあっては、本体
基端側操作部に設けた接眼部に目を当てがいながら観察
するようになっている。また、本体先端側に固体撮像素
子(CCD)を取付けたタイプの内視鏡についても、同様
の操作を行うようになっており、このため何れのタイプ
の内視鏡についても、挿入部の挿入動作等を考慮する
と、どうしても本体基端部を直立させたり水平方向まで
起こす等のホールド操作を行うことになる。
〔解決しようとする課題〕
ところが、このような内視鏡にあっては、例えば先の
ようなホールド操作を行いながら操作者が被写体を観察
するときに、挿入部基端側の側方から大きく彎曲した状
態で突出するライトガイド体102が操作者の体に接触す
る等して邪魔になり、操作性が悪い。しかも、特に第4
図に示すように、その本体100基端側を直立させた状態
に保持しながら観察する場合には、ライトガイド体102
がより大きな曲率半径で彎曲するので、本体基端側外周
面から略直角に直立した状態で設けたカバー体103の一
部に応力が集中して作用し弛みや亀裂等を生じたり、ラ
イトガイド体102が損傷したり、或いはこれら双方の間
に大きな隙間が形成される虞れもある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明は、本体外に設けた光源部からの光
を、本体基端側操作部の接続部から本体内部に取り入
れ、本体先端部に設けた照明窓から被写体に向けて照射
すべくライトガイド体を設けると共に前記接続部に前記
ライトガイド体に外挿され折れ止めをするカバー体を備
えた内視鏡において、前記カバー体は一定方向に彎曲す
る曲げ癖が付与され、その曲げ癖により前記ライトガイ
ド体を同方向に彎曲させると共に、前記カバー体の基端
部側に固定ねじを設け、この固定ねじを回動中心として
カバー体を回動させて接続部に対して所望の回転角度で
固定保持するものである。
〔作用〕
この発明の内視鏡のライトガイド彎曲構造は、一定方
向に彎曲したカバー体によってライトガイド体が案内さ
れながら無理なく彎曲し、換言すればライトガイド体が
本体基端側に対して小さな曲率半径でも無理なく彎曲さ
せることができ、しかもこのライトガイド体及びカバー
体の彎曲動作に対してこれら双方には応力の集中等がな
く弛みや亀裂等の発生が防止できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
第1図及び第2図はこの発明に係る内視鏡のライトガ
イド彎曲構造を示すものであり、このライトガイド彎曲
構造は、内視鏡本体1基端側の操作部外周面に対し略垂
直に突設した接続部1aに回動自在に取付けられ所定方向
に彎曲したカバー体2が使用されている。
なお、図中符号3は光源部(図略)側と内視鏡本体1
側とを光学的に接続する光学繊維束を内部に配設した可
撓性を有するライトガイド体を示すものである。
接続部1aには、カバー体2を軸線1を中心として回動
させると共にライトガイド体3を所望の角度に回動させ
た状態で固定させるため、固定ネジ4に螺合する雌ネジ
部1b及び止め具5の回動突起5aが嵌合する溝1cが形成さ
れている。また、この接続部1aには、使用後の洗浄の際
洗浄液が入り込まないようシール用のOリング6が設け
られている。
カバー体2は、予め所定方向に彎曲した状態で、即ち
下方側に載置した光源部に向けて無理なく彎曲させた状
態で、かつ内方側をライトガイド体3が嵌挿できるよう
に略管状に形成されており、ゴム等の材料で成形されて
基端側に止め具5を固着したものから構成されている。
そして、この実施例のカバー体2は、止め具5側の回動
孔5aに挿通させたネジ4によって接続部1a側に回動自在
に、或いは所望の角度に回動させた状態で固定させるこ
とができるようになっている。なお、このカバー体2と
しては、ゴム等の材料の他にプラスチック樹脂等で成形
しても良い。
ライトガイド体3は、中心側に光学繊維束が配設され
ていると共にその外周面側に保護部が設けられている。
そして、その保護部は可撓性を有するものによって形成
されており、内視鏡本体1基端側の接続部1aから光源部
までを接続するようになっている。そして、この実施例
の保護部は、カバー体2に内挿されている部分等が予め
そのカバー体2と略同一の曲率半径に彎曲された形状に
成形された構造となっており、内視鏡本体1をホールド
するときの操作が一層スムーズに行えるようになってい
る。
したがって、この実施例によれば、内視鏡本体1のホ
ールド操作の際、操作者の位置や姿勢に応じて第2図に
示すようにカバー体2を左右の随時回動させ、固定ネジ
4によって締付け固定すると、最良の回動角度にライト
ガイド体3を配置することができる。
次に、この発明の係る他の実施例の内視鏡のライトガ
イド彎曲構造について第3図を参照しながら説明する。
この実施例のライトガイド彎曲構造は、内視鏡本体7
側の接続部7aが使用状態を考慮して下方に傾斜した状態
で突設されていると共に、その接続部7aに彎曲した形状
のカバー体8が固定ネジ9によって回動自在に取付けら
れている。
したがって、この実施例によれば、ライトガイド体10
が内視鏡本体7に対して先の実施例のものよりも一層小
さな曲率半径に無理なく彎曲された状態で取付けられて
おり、狭いスペースでの使用が一層容易である。
また、この実施例によれば、洗浄液を湛えた洗浄槽内
にライトガイド体10を例えばスパイラル状に巻き回した
状態でコンパクトに収納し、その洗浄を行うような場合
には、洗浄槽が一層小さなもので済む。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係る内視鏡のラ
イトガイド彎曲構造によれば、ライトガイド体がカバー
体にガイドされ無理なく小さな曲率半径に彎曲させるこ
とができるようになっており、操作者の位置や姿勢等に
応じて所望の方向にコンパクトに彎曲させることができ
るため、内視鏡本体をホールドする際にライトガイド体
に邪魔されることがなく、操作性が格段と向上すると共
に、カバー体やライトガイド体の損傷等が有効に防止で
き信頼性も向上する。
また、この発明に係る内視鏡のライトガイド体彎曲構
造によれば、カバー体によってライトガイド体が無理な
くコンパクトにまとめられるため、保管時や洗浄時のス
ペースも小さくて済む等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る内視鏡のライトガイド体彎曲構
造を示す断面図、第2図はこの発明に係る内視鏡のライ
トガイド体彎曲構造の作用を説明するための略線図、第
3図はこの発明に係る内視鏡のライトガイド体彎曲構造
の他の実施例を示す側面図、第4図は従来の内視鏡のラ
イトガイド体等を示す側面図である。 1,7……本体、 1a……接続部、 3,10……ライトガイド体、 2,8……カバー体。 4……固定ねじ3

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体(1・7)外に設けた設けた光源部か
    らの光を、本体(1・7)基端側操作部の接続部(1a)
    から本体(1・7)内部に取り入れ、本体(1・7)先
    端部に設けた照明窓から被写体に向けて照射すべくライ
    トガイド体(3・10)を設けると共に前記接続部(1a)
    に前記ライトガイド体(3・10)に外挿され折れ止めを
    するカバー体(2)を備えた内視鏡において、 前記カバー体(2・8)は一定方向に彎曲する曲げ癖が
    付与され、その曲げ癖により前記ライトガイド体(3)
    を同方向に彎曲させると共に、 前記カバー体(2・8)の基端部側に固定ねじ(4)を
    設け、 この固定ねじ(4)を回動中心としてカバー体(2・
    8)を回動させて接続部(1a)に対して所望の回転角度
    で固定保持することを特徴とする内視鏡のライトガイド
    体彎曲構造。
JP1013537A 1989-01-23 1989-01-23 内視鏡のライトガイド体彎曲構造 Expired - Fee Related JP2706695B2 (ja)

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JPS6235441Y2 (ja) * 1980-01-17 1987-09-09
JPS5861203U (ja) * 1981-10-21 1983-04-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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