JP3902289B2 - 未洗浄内視鏡の誤使用防止機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は未洗浄内視鏡の誤使用防止機構に係り、特に洗浄処理されていない内視鏡が誤って再使用されることを防ぐために電気信号コネクター及びライトガイドコネクター等に適用される機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電子内視鏡装置は、内視鏡、光源装置内蔵制御ユニット(プロセッサー)、及び観察用モニタから成り、内視鏡は、電気信号コネクター及びライトガイドコネクターを介して制御ユニットと着脱自在に接続される。
検査に使用された内視鏡はプロセッサーから取り外され、内視鏡洗浄装置によって洗浄・消毒処理した後、再度プロセッサーに接続され繰り返し利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子内視鏡装置には、使用後にプロセッサーから離脱させた内視鏡を洗浄しないまま、再度プロセッサーに接続することが可能であったため、未洗浄内視鏡が誤って使用されるおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、検査に使用された内視鏡が洗浄処理を経ずに再度使用されることを防止する未洗浄内視鏡の誤使用防止機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、内視鏡用制御装置に着脱自在に接続される内視鏡側コネクター部材に突没自在に設けられ、没状態で内視鏡用制御装置との接続を可能にし、突出状態で前記内視鏡用制御装置との接続を阻むストッパー部材と、前記ストッパー部材を有したコネクター部材が接続される内視鏡用制御装置のコネクター部材に設けられ、前記内視鏡側コネクター部材の離脱時に前記ストッパー部材を突出状態にセットするストッパーセット手段と、内視鏡の洗浄時に前記ストッパー部材を有したコネクター部材に着脱自在に装着される洗浄装置側の防水キャップに設けられ、前記防水キャップの装着時に前記ストッパーセット手段で突出状態にセットしたストッパー部材を没状態に戻すストッパー解除手段と、から成ることを特徴としている。
【0005】
本発明によれば、内視鏡装置を検査に使用した後、内視鏡のコネクター部材を内視鏡用制御装置から外すと、内視鏡側コネクター部材に設けたストッパー部材が突出する。
その後、ストッパー部材が突出状態にある内視鏡のコネクター部材に洗浄装置の防水キャップを装着し、洗浄を行うと、防水キャップに設けられたストッパー解除手段によってストッパー部材が没状態に戻る。これにより、洗浄後の内視鏡のコネクター部材は内視鏡用制御装置に連結することが可能になる。一方、未洗浄の内視鏡は、ストッパー部材が突出状態に維持されているので、内視鏡用制御装置に接続することができない。これにより、検査に使用された内視鏡が洗浄処理を経ずに再度使用されることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明が適用された電子内視鏡の外観図である。同図に示すように内視鏡10は、操作部12、軟性部14、湾曲部16、先端硬質部18、ライトガイド(LG)軟性部20、LGコネクター22、電気信号コネクター24とから構成される。
【0007】
上記操作部12には、湾曲部16の湾曲方向を操作する操作ノブ26(左右方向)、27(上下方向)、空気・水を送出するための送気・送水ボタン30、吸引するための吸引ボタン32、鉗子を挿入する鉗子挿入口34等の各種操作部材等が設けられる。
先端硬質部18には、図示しない対物レンズ、鉗子・吸引口、送気・送水用ノズル、照明光を照射する照明窓等が設けられ、前記対物レンズの結像位置には固体撮像素子(CCD)が配置されている。
【0008】
軟性部14及び湾曲部16には、操作部12の鉗子挿入口34から挿入された鉗子を前記先端硬質部18の鉗子・吸引口に挿通する鉗子挿通用チューブや前記先端硬質部18の送気・送水用ノズルに空気又は水を搬送する送気・送水チューブ、照明窓に照明光を導く光学繊維からなるライトガイド、及び前記CCDによって変換された映像信号を導く導線等からなる信号ケーブルが配設される。
【0009】
また、LG軟性部20には、送気・送水チューブ、ライトガイド、信号ケーブルが配設され、途中で二経路に分岐される。分岐された一方の末端にはLGコネクター22が設けられ、他方の末端には電気信号コネクター24が設けられている。そして、送気・送水チューブはLGコネクター22の送水コネクタ36に、吸引チューブは吸引コネクタ38に、ライトガイドはLGコネクター22のライトガイド端子40に、信号ケーブルは電気信号コネクター24にそれぞれ導かれる。
【0010】
上記内視鏡10を検査に使用する場合には、LGコネクター22及び電気信号コネクター24を図示しない光源装置内蔵制御ユニット(プロセッサー)側の対応するコネクターに接続し、LGコネクター22のライトガイド端子40に照明光を供給するとともに、前記CCDで変換された映像信号を前記プロセッサー内で画像信号に変換し、モニタに表示する。これにより、モニタに観察像が映し出される。
【0011】
図2は、図1に示した電気信号コネクター24の外観図であり、図3は図2中A−A線に沿う要部断面図である。コネクター先端部には、リング部材42と、該リング部材42に形成された孔44を介して出没自在なストッパーピン46とが設けられている。リング部材42は、絶縁部48の外周に沿って回動自在に設けられ、ストッパーピン46は前記絶縁部48の外周面に設けられている。
【0012】
ストッパーピン46は、図3に示すようにリング部材42の周方向に対して片側(図中左側)の側面に斜面部(テーパ)46Aが形成されている。このストッパーピン46は、絶縁部48に形成された穴50に挿嵌されるとともに、バネ52によって径方向外側(図中上方)に向けて付勢されている。
図4は、図2に示したリング部材42の要部展開図であり、図中上側がコネクターの着脱口側に相当している。リング部材42には、前述の通り、前記ストッパーピン46を出没させるための孔44が形成されている。この孔44は、リング部材42の幅方向(図中上下方向)に対して略中央付近に設けられ、孔44の幅方向の内径が図中左方向の周面に沿って次第に小さくなる形状となっている。
【0013】
また、リング部材42の側部(コネクターの着脱口側)には、V字形状の切り込み部54が形成される。この切り込み部54の端面に、後述するプロセッサー56側のコネクター58のピン60及び後述する洗浄装置70の防水キャップ80のピン88が押し当てられ、これらピン60、88と切り込み部54の斜面の作用によってリング部材42が周方向に回動するようになっている。
【0014】
リング部材42が回動することによって、ストッパーピン46に対する孔44の位置が移動し、ストッパーピン46をリング部材44の下に没入させ、又は、ストッパーピン46を孔44から突出させることができる。このとき、図3に示したストッパーピン46の斜面部46Aと、図4に示したリング部材42の孔44の形状とが相まって、リング部材42の回動に対して、ストッパーピン46が滑らかに突没するようになっている。
【0015】
尚、リング部材42の幅方向に対して前記V字形状の切り込み部54の最大切り込み位置(V字状切り込みの頂点の位置)は、孔44よりも着脱口側(図中上側)にあり、ストッパーピン46の突没は、前記ピン60、88と切り込み部54との当接によるリング部材42の回動作用を妨げることはない。
図5には、電気信号コネクター24が接続されるプロセッサーのコネクター部が示されている。プロセッサー56側のコネクター58の円筒部内周面にはピン60が固設されており、該コネクター58にストッパーピン46の埋没した電気信号コネクター24を差し込むとピン60がリング部材42の切り込み部54の傾斜面に押し当てられ、リング部材42が回動する。このリング部材の回動動作については更に後述する(図8乃至図12)。
【0016】
続いて、内視鏡を洗浄するための洗浄装置について説明する。
図6は、本発明を適用した内視鏡洗浄装置の外観を示す斜視図である。同図に示す洗浄装置70は箱型に形成され、装置本体72と上蓋74とから構成される。装置本体72の上面には内視鏡10を洗浄する洗浄槽76が形成され、この洗浄槽76内には、回転型噴射装置78が設けられる。また、洗浄槽76の内側には、内視鏡10の電気信号コネクター24に取り付けられる防水キャップ80と、内視鏡10のLGコネクター22に取り付けられる防水キャップ82とが設けられている。
【0017】
装置本体72は、操作パネル84及び表示パネル86を有し、操作パネル84を操作して洗浄作業の内容に関する各種設定や洗浄開始等の指示を入力することができる。そして、上記表示パネル86には、洗浄作業の残り時間や、作業終了までの時間、トラブル発生時の警告等が表示される。
検査に使用された内視鏡10はプロセッサー56から取り外され、洗浄装置70の洗浄槽76に収納される。そして、電気信号コネクター24及びLGコネクター22にそれぞれ防水キャップ80、82が取り付けられ、上蓋74が閉じられる。操作パネル84のスタートボタンが押されると、回転型噴射装置78の噴射ノズル78Aから洗浄液が噴射され、内視鏡10の洗浄が行われる。尚、洗浄槽76に溜めた洗浄液や消毒液に内視鏡10を浸漬して洗浄・消毒することも可能である。
【0018】
図7は、図6に示した防水キャップ80の外観図である。同図に示すように防水キャップ80の内周面にはピン88が固設されている。防水キャップ80を内視鏡10の電気信号コネクター24に嵌め込むと、その押し込み力によって前記ピン88がリング部材42の切り込み部54の端面を押し、リング部材42を回動させる(図4参照)。
【0019】
次に、上記の如く構成された未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の作用について説明する。
検査に使用していた内視鏡10の電気信号コネクター24をプロセッサー56のコネクター58から取り外すと、図2に示したように電気信号コネクター24のストッパーピン46はリング部材42の孔44から突出した状態になる。
【0020】
この状態で内視鏡10を洗浄装置70の洗浄槽76に載置し、電気信号コネクター24に防水キャップ80を、LGコネクター22に防水キャップ82をそれぞれ取り付ける。このとき、図示しないガイドに従って、電気信号コネクター24と防水キャップ80の回転方向(周方向)の係合位置を規制しながら、電気信号コネクター24に防水キャップ80を装着すると、図8に示すように、防水キャップ80のピン88がリング部材42の切り込み部54の片側(図中左側)の斜面54Aの上部に当接する。
【0021】
この状態では未だリング部材42は回動せず、リング部材42の周方向(図8中矢印Bの方向)から見ると、図9に示すようにストッパーピン46はリング部材42の孔44から突出している。
その後、更に防水キャップ80を押し込むと、防水キャップ80のピン88が図8中下方向に移動し、リング部材42の切り込み部54の斜面54Aを押す。ピン88の押し付け力と斜面54Aの作用によって、リング部材42に図中右方向に移動(実際には回動)する力が加えられ、リング部材42が図8中右方向に回動する。
【0022】
このリング部材42の回動によって、リング部材42の孔44の縁部がストッパーピン46の斜面部46Aに迫り、該孔44の内径が回動方向に沿って次第に小さくなることと相まって、リング部材42の孔44の縁部がストッパーピン46の斜面部46Aを押す。この力によってストッパーピン46がリング部材42の下に埋没していく。
【0023】
防水キャップ80を完全に押し込んだ状態では、図10に示すように、防水キャップ80のピン88が切り込み部54の底部に達し、ストッパーピン46はリング部材42の下に完全に没する。
LGコネクター22についても防水キャップ82を取り付けた後、上蓋14を閉じてから操作パネル84のスタートボタンを押し、内視鏡10の洗浄を行う。
【0024】
洗浄完了後、防水キャップ80、82を外し、洗浄装置10から内視鏡10を取り出したときには、電気信号コネクター24のストッパーピン46はリング部材42の下に没入した状態となっている。ストッパーピン46が没状態にある洗浄後の内視鏡10は、図5に示したようにプロセッサー56のコネクター58に接続することができる。一方、未洗浄の内視鏡10はストッパーピン46が突出したままであり、該ストッパーピン46がプロセッサー56のコネクター58への接続を阻むことになる。
【0025】
続いて、洗浄済内視鏡を再使用する場合について説明する。
洗浄後の内視鏡10の電気信号コネクター24及びLGコネクター22を図示しないガイドに従って回転方向(周方向)の係合位置を規制しながら、プロセッサー56側のコネクターにそれぞれ差し込むと、図11に示すように、プロセッサー側のコネクター58に形成したピン60が電気信号コネクター24のリング部材42の切り込み部54の斜面54Bの上部に当接する。
【0026】
この状態から、更に電気信号コネクター24を押し込むと、リング部材42がピン60に対して図中上方向に移動し、ピン60が斜面54Bを押す。ピン60の押し付け力と斜面54Bの作用によって、リング部材42に図中左方向に移動(実際には回動)する力が加えられる。こうして、電気信号コネクター24の接続時の押し込み力によってリング部材42が図11中左方向に回動する。
【0027】
このリング部材42の回動によって、孔44の位置が移動し、電気信号コネクター24を完全に押し込んだ状態では、図12に示すように、孔44とストッパーピン46の位置が一致し、ストッパーピン46の上面は孔44によって完全に開放される。このとき、プロセッサー側のピン60は切り込み部54の底部に達する。
【0028】
従って、検査後に内視鏡10の電気信号コネクター24をプロセッサー56から外すと、バネ52の付勢力によってストッパーピン46が立ち上がり、図2に示した突出状態に至る。
このように、電気信号コネクター24に突没自在のストッパーピン46を設け、プロセッサー56からの離脱時にストッパーピン46を突出させ、洗浄装置70への接続によって該ストッパーピン46を埋没させるようにしたので、未洗浄内視鏡はストッパーピン46の突出によってプロセッサー56への接続を阻止できる。
【0029】
また、ストッパーピン46の突没状態を目視にて容易に確認することができるので、洗浄済の内視鏡であるか、未洗浄の内視鏡であるかを容易に判別できるという利点もある。
上記実施の形態では、ストッパーピン46を電気信号コネクター24に設けた場合を例に説明したが、ストッパーピン46をLGコネクター22に設けてもよい。
【0030】
また、上記実施の形態では、内視鏡用制御装置として、内視鏡の撮像手段(CCD)が出力した撮像信号を処理する信号処理装置と光源装置とが一体となった制御ユニット(プロセッサー)を例に説明したが、内視鏡用制御装置としては、撮像信号を処理する信号処理装置単体、又は光源装置単体という態様もある。
即ち、本発明は、撮像手段(CCD)を有する電子内視鏡を用いる内視鏡装置に限らず、撮像手段やモニタを利用しないファイバー内視鏡を用いる内視鏡装置にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内視鏡用制御装置と着脱される内視鏡のコネクター部材に突没自在のストッパー部材を設け、内視鏡離脱時に該ストッパー部材を突出させるとともに、洗浄時に洗浄装置の防水キャップを装着することによって前記ストッパー部材を埋没させるようにしたので、未洗浄内視鏡が洗浄処理を経ずに誤って再使用されることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電子内視鏡の外観図
【図2】図1に示した電気信号コネクターの外観図
【図3】図2中A−A線に沿う要部断面図
【図4】図2に示したリング部材の要部展開図
【図5】プロセッサーのコネクター部の構成を示す要部斜視図
【図6】本発明を適用した内視鏡洗浄装置の外観を示す斜視図
【図7】図6に示した防水キャップの構成を示す外観図
【図8】本発明の実施の形態に係る未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の作用を説明するために用いたリング部材の要部展開図
【図9】図8中矢印Bの方向から見たストッパーピンの突出状態を示す図
【図10】本発明の実施の形態に係る未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の作用を説明するために用いたリング部材の要部展開図
【図11】本発明の実施の形態に係る未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の作用を説明するために用いたリング部材の要部展開図
【図12】本発明の実施の形態に係る未洗浄内視鏡の誤使用防止機構の作用を説明するために用いたリング部材の要部展開図
【符号の説明】
10…内視鏡
22…ライトガイド(LG)コネクター
24…電気信号コネクター
42…リング部材
44…孔
46…ストッパーピン
54…切り込み部
56…プロセッサー(内視鏡用制御装置に相当)
58…コネクター(内視鏡用制御装置のコネクター部材に相当)
60…ピン(第1のピンに相当)
70…洗浄装置
80、82…防水キャップ
88…ピン(第2のピンに相当)
Claims (2)
- 内視鏡用制御装置に着脱自在に接続される内視鏡側コネクター部材に突没自在に設けられ、没状態で内視鏡用制御装置との接続を可能にし、突出状態で前記内視鏡用制御装置との接続を阻むストッパー部材と、
前記ストッパー部材を有したコネクター部材が接続される内視鏡用制御装置のコネクター部材に設けられ、前記内視鏡側コネクター部材の離脱時に前記ストッパー部材を突出状態にセットするストッパーセット手段と、
内視鏡の洗浄時に前記ストッパー部材を有したコネクター部材に着脱自在に装着される洗浄装置側の防水キャップに設けられ、前記防水キャップの装着時に前記ストッパーセット手段で突出状態にセットしたストッパー部材を没状態に戻すストッパー解除手段と、
から成ることを特徴とする未洗浄内視鏡の誤使用防止機構。 - 前記ストッパー部材を有した内視鏡側コネクター部材にはリング部材が回動自在に設けられ、該リング部材には前記ストッパー部材が出没する孔が形成されるとともに、該リング部材の側縁には略V字状の切り込み部が形成されて成り、
前記ストッパーセット手段は、コネクター部の連結時に前記リング部材の前記切り込み部の一方の斜面に当接して前記リング部材を回動させ、前記孔をストッパー部材の位置に一致させてストッパー部材を孔から突出させる第1のピン部材で構成され、
前記ストッパー解除手段は、前記防水キャップの装着時に前記切り込み部の他方の斜面に当接して前記リング部材を回動させ、前記孔を前記ストッパー部材の位置から退避させて前記ストッパー部材を前記リング部材の下側に埋没させる第2のピン部材で構成されることを特徴とする請求項1の未洗浄内視鏡の誤使用防止機構。
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