JPH10127577A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH10127577A JPH10127577A JP8290781A JP29078196A JPH10127577A JP H10127577 A JPH10127577 A JP H10127577A JP 8290781 A JP8290781 A JP 8290781A JP 29078196 A JP29078196 A JP 29078196A JP H10127577 A JPH10127577 A JP H10127577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- shutter
- connector
- scope
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄作業が容易に行な得る内視鏡を得る。
【解決手段】 スコープ1を構成する手元部3の先端基
板9にコネクタ8を固定し、それに手元部3および挿入
部2内に収容された光ファイバー4ならびにCCD6の
信号ケーブル7を接続する。基板9にコネクタ8の接続
面を閉塞する扇形のシャッタ12を回転可能にビス止め
し、このシャッタ12を常時コネクタ8の接続面を閉塞す
るようにバネ15で付勢すると共に、コネクタ8の囲りに
Oリング16を固定し、シャッタ12による閉塞時の気密性
を確保する。これによってスコープ1よりケーブル10を
取り外すことができ、ケーブル10をコネクタ8より取り
外すことで、コネクタ8の接続面が自動的にシャッタ12
で閉塞され、気密性が確保される。
板9にコネクタ8を固定し、それに手元部3および挿入
部2内に収容された光ファイバー4ならびにCCD6の
信号ケーブル7を接続する。基板9にコネクタ8の接続
面を閉塞する扇形のシャッタ12を回転可能にビス止め
し、このシャッタ12を常時コネクタ8の接続面を閉塞す
るようにバネ15で付勢すると共に、コネクタ8の囲りに
Oリング16を固定し、シャッタ12による閉塞時の気密性
を確保する。これによってスコープ1よりケーブル10を
取り外すことができ、ケーブル10をコネクタ8より取り
外すことで、コネクタ8の接続面が自動的にシャッタ12
で閉塞され、気密性が確保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機器や工業用
観察装置等として利用可能な内視鏡に係り、特に、洗浄
作業が容易に行な得るようにした内視鏡に関する。
観察装置等として利用可能な内視鏡に係り、特に、洗浄
作業が容易に行な得るようにした内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野では、人体の器官の内部を非手
術的手法によって観察する必要性が高く、このような場
合に内視鏡はきわめて有効な手段として利用される。ま
た、諸工業分野においても、例えばガス管の亀裂を敷設
状態のままで観察する場合等には、やはり内視鏡は有効
な手段として活用されている。この種の内視鏡(スコー
プ)30は、図3に示すように非可撓性または可撓性の細
長い挿入部31と、この挿入部の基端側にあって操作者に
よって把持される手元部(または操作部)32とを備えて
いる。この挿入部31および手元部32の中には、被検体内
に光を照射するために光源からの光をスコープ先端面に
導くライトガイド(光ファイバー)33と、光で照らされ
た体内部位を撮影するための対物レンズ34やCCD35な
どの撮像手段が収納配置されている。
術的手法によって観察する必要性が高く、このような場
合に内視鏡はきわめて有効な手段として利用される。ま
た、諸工業分野においても、例えばガス管の亀裂を敷設
状態のままで観察する場合等には、やはり内視鏡は有効
な手段として活用されている。この種の内視鏡(スコー
プ)30は、図3に示すように非可撓性または可撓性の細
長い挿入部31と、この挿入部の基端側にあって操作者に
よって把持される手元部(または操作部)32とを備えて
いる。この挿入部31および手元部32の中には、被検体内
に光を照射するために光源からの光をスコープ先端面に
導くライトガイド(光ファイバー)33と、光で照らされ
た体内部位を撮影するための対物レンズ34やCCD35な
どの撮像手段が収納配置されている。
【0003】このライトガイド33およびCCD35からの
信号ケーブルが挿入部31および手元部32の内部を挿通し
て、手元部32の末端部分(または側部分)からチューブ
コード(メインケーブル)36内で一体となって導出され
る。メインケーブル36の先端にはコネクタ37が設けられ
ており、光源部、CCD制御部、ビデオ信号処理部等か
らなるメインユニット38に着脱自在に接続されている。
信号ケーブルが挿入部31および手元部32の内部を挿通し
て、手元部32の末端部分(または側部分)からチューブ
コード(メインケーブル)36内で一体となって導出され
る。メインケーブル36の先端にはコネクタ37が設けられ
ており、光源部、CCD制御部、ビデオ信号処理部等か
らなるメインユニット38に着脱自在に接続されている。
【0004】内視鏡による観察の際には、メインケーブ
ル36の先端に設けられたコネクタ37をメインユニット38
のコネクタ受け39に差し込んで、メインユニット38内の
光源ランプを点灯すると、それよりの照明光がメインケ
ーブル36、手元部32、挿入部31内のライトガイドを介し
て挿入部先端面より体内部位に照射され、照明された対
象部位は撮像手段の対物レンズ34を通してCCD35に結
像され、CCD35による光電変換により得られたビデオ
信号は、メインケーブル36内の信号ケーブルを介してメ
インユニット38内のビデオ信号処理部に送られ、ビデオ
信号ケーブル39を介してモニタ40の画面上に体内部位の
画像が表示される。ところで、内視鏡の使用、特に、医
療分野で使用する場合には、使用後の洗浄が不可欠であ
る。内視鏡の洗浄は、容器内に収容された洗浄液に内視
鏡を浸漬することにより行なわれる。
ル36の先端に設けられたコネクタ37をメインユニット38
のコネクタ受け39に差し込んで、メインユニット38内の
光源ランプを点灯すると、それよりの照明光がメインケ
ーブル36、手元部32、挿入部31内のライトガイドを介し
て挿入部先端面より体内部位に照射され、照明された対
象部位は撮像手段の対物レンズ34を通してCCD35に結
像され、CCD35による光電変換により得られたビデオ
信号は、メインケーブル36内の信号ケーブルを介してメ
インユニット38内のビデオ信号処理部に送られ、ビデオ
信号ケーブル39を介してモニタ40の画面上に体内部位の
画像が表示される。ところで、内視鏡の使用、特に、医
療分野で使用する場合には、使用後の洗浄が不可欠であ
る。内視鏡の洗浄は、容器内に収容された洗浄液に内視
鏡を浸漬することにより行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡では洗浄作業を行なううえで次の問題がある。す
なわち、洗浄を必要とするのは、被検体内に差し込まれ
る挿入部であるにもかかわらず、従来の内視鏡は、図3
で明らかなようにスコープとケーブル(ライトガイドと
信号ケーブル内臓)とが一体化された構造であることか
ら、本来洗浄の必要のないケーブルも含めて洗浄する必
要がある。なお、最近ではケーブルにディスポーザブル
のシースをかぶせるものもあり、ケーブルの洗浄をより
必要としない構成になっているものもある。
内視鏡では洗浄作業を行なううえで次の問題がある。す
なわち、洗浄を必要とするのは、被検体内に差し込まれ
る挿入部であるにもかかわらず、従来の内視鏡は、図3
で明らかなようにスコープとケーブル(ライトガイドと
信号ケーブル内臓)とが一体化された構造であることか
ら、本来洗浄の必要のないケーブルも含めて洗浄する必
要がある。なお、最近ではケーブルにディスポーザブル
のシースをかぶせるものもあり、ケーブルの洗浄をより
必要としない構成になっているものもある。
【0006】また、スコープに一体に接続するケーブル
は2〜3mと長いので、洗浄作業ならびに、その後の消
毒や滅菌作業がやり難く、洗浄ならびに消毒、滅菌に長
時間を要する。さらに、スコープ、特に、挿入部内に収
容配置されているCCD等の撮像素子等は湿気や水分に
非常に弱く、スコープ内に水漏れ事故が発生すると内視
鏡を破損させることになり、スコープ内部の撮像素子等
を交換しなければならない。したがって、洗浄時スコー
プ内への漏水を防止するために、ケーブル先端のコネク
タに防水キャップを装着し、コネクタよりスコープ内に
洗浄液等が浸入しないようにしている。
は2〜3mと長いので、洗浄作業ならびに、その後の消
毒や滅菌作業がやり難く、洗浄ならびに消毒、滅菌に長
時間を要する。さらに、スコープ、特に、挿入部内に収
容配置されているCCD等の撮像素子等は湿気や水分に
非常に弱く、スコープ内に水漏れ事故が発生すると内視
鏡を破損させることになり、スコープ内部の撮像素子等
を交換しなければならない。したがって、洗浄時スコー
プ内への漏水を防止するために、ケーブル先端のコネク
タに防水キャップを装着し、コネクタよりスコープ内に
洗浄液等が浸入しないようにしている。
【0007】しかしながら、コネクタに防水キャップの
装着をうっかり忘れると、スコープ内に洗浄液等が漏水
し、内視鏡を破損する恐れがあり、また、洗浄の都度防
水キャップをコネクタに装着する必要があることから煩
わしく、また、防水キャップを紛失する恐れもある。ま
た、防水キャップをコネクタに装着したとしても、装着
が完全でなかったり、完全に装着したとしても洗浄作業
中に外れたり、不完全になるという危険性がある。さら
に、洗浄時にスコープに一体のケーブルを不要に屈曲さ
せる等してケーブルを損傷される恐れがある。
装着をうっかり忘れると、スコープ内に洗浄液等が漏水
し、内視鏡を破損する恐れがあり、また、洗浄の都度防
水キャップをコネクタに装着する必要があることから煩
わしく、また、防水キャップを紛失する恐れもある。ま
た、防水キャップをコネクタに装着したとしても、装着
が完全でなかったり、完全に装着したとしても洗浄作業
中に外れたり、不完全になるという危険性がある。さら
に、洗浄時にスコープに一体のケーブルを不要に屈曲さ
せる等してケーブルを損傷される恐れがある。
【0008】本発明は、上記に鑑み、洗浄時の防水性が
確保でき、洗浄作業を容易に行な得る内視鏡を提供する
ことを目的とする。
確保でき、洗浄作業を容易に行な得る内視鏡を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の内視鏡は、スコープに接続するケーブル
をスコープより取り外せるようにすると共に、スコープ
のケーブル接続部に防水シャッタを設け、このシャッタ
がケーブルの取り外しにより前記ケーブル接続部を自動
的に閉塞するようにしたことを特徴としている。
めに、本発明の内視鏡は、スコープに接続するケーブル
をスコープより取り外せるようにすると共に、スコープ
のケーブル接続部に防水シャッタを設け、このシャッタ
がケーブルの取り外しにより前記ケーブル接続部を自動
的に閉塞するようにしたことを特徴としている。
【0010】本発明の内視鏡は、上記のように構成され
ているので、スコープに接続するケーブルとを取り外
し、スコープとケーブルを分離することができる。ケー
ブルをスコープより取り外すと、防水シャッタがスコー
プのケーブル接続部を自動的に閉塞し、接続部を密閉す
るので、防水性が確保され、スコープを洗浄液に浸漬し
てもスコープ内に洗浄液が浸入することがない。
ているので、スコープに接続するケーブルとを取り外
し、スコープとケーブルを分離することができる。ケー
ブルをスコープより取り外すと、防水シャッタがスコー
プのケーブル接続部を自動的に閉塞し、接続部を密閉す
るので、防水性が確保され、スコープを洗浄液に浸漬し
てもスコープ内に洗浄液が浸入することがない。
【0011】また、スコープのみを洗浄でき、従来のよ
うにケーブルが付設していないので洗浄作業ならびに、
その後の消毒や滅菌作業が容易となる。さらに、スコー
プにケーブルが付設されていないので、従来のように洗
浄時にケーブルに不要な負担を与えることがないく、ケ
ーブルを損傷ないし破損することがない。
うにケーブルが付設していないので洗浄作業ならびに、
その後の消毒や滅菌作業が容易となる。さらに、スコー
プにケーブルが付設されていないので、従来のように洗
浄時にケーブルに不要な負担を与えることがないく、ケ
ーブルを損傷ないし破損することがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内視鏡の一実施例
について図面を参照しながら説明する。図1、図2は本
発明を実施した内視鏡の主要部であるスコープの構成を
示すもので、図1(a)(b)は、ケーブルが接続される手持
部先端の正面図ならびにシャッタの構成を示す図、図2
は図1のA−A′断面図である。図において、1は挿入
部2と円筒状の手元部3よりなるスコープ、4は照明用
の光ファイバー(ライトガイド)、5はレンズ、6はC
CD、7は信号ケーブル、8は手元部の先端の基板9に
実施例では偏心して固定されたケーブルが接続されるコ
ネクタ(雌)で、このコネクタ8に光ファイバー4と信
号ケーブル7とが接続されている。
について図面を参照しながら説明する。図1、図2は本
発明を実施した内視鏡の主要部であるスコープの構成を
示すもので、図1(a)(b)は、ケーブルが接続される手持
部先端の正面図ならびにシャッタの構成を示す図、図2
は図1のA−A′断面図である。図において、1は挿入
部2と円筒状の手元部3よりなるスコープ、4は照明用
の光ファイバー(ライトガイド)、5はレンズ、6はC
CD、7は信号ケーブル、8は手元部の先端の基板9に
実施例では偏心して固定されたケーブルが接続されるコ
ネクタ(雌)で、このコネクタ8に光ファイバー4と信
号ケーブル7とが接続されている。
【0013】コネクタ8には、一端がコネクタを介して
メインユニット(図示せず)に接続するライトガイドと
信号ケーブルを内臓するケーブル10の他端に接続された
コネクタ(雄)11が接続される。手元部3の基板9に
は、凹部9′が形成されており、この凹部内に扇形のシ
ャッタ12が回転自在にねじ止めされており、このシャッ
タ12は、シャッタ12の回転中心軸と基板9に植設された
ストッパーピン13ならびにシャッタ12の裏面に植設した
ストッパーピン14間に介在させたくの字型バネ15によ
り、図1に示すようにコネクタ8の接続面を常時閉塞す
るように付勢されている。
メインユニット(図示せず)に接続するライトガイドと
信号ケーブルを内臓するケーブル10の他端に接続された
コネクタ(雄)11が接続される。手元部3の基板9に
は、凹部9′が形成されており、この凹部内に扇形のシ
ャッタ12が回転自在にねじ止めされており、このシャッ
タ12は、シャッタ12の回転中心軸と基板9に植設された
ストッパーピン13ならびにシャッタ12の裏面に植設した
ストッパーピン14間に介在させたくの字型バネ15によ
り、図1に示すようにコネクタ8の接続面を常時閉塞す
るように付勢されている。
【0014】また、コネクタ8の接続面の周囲には、O
リング16が固定されており、シャッタ12によるコネクタ
8の接続面の閉塞時における気密性を確保するようにし
ている。さらに、基板9の凹部9′の周縁の凸出部に
は、シャッタ12の回転の許容範囲を規制するガイド溝17
が形成されており、また、ガイド溝17周辺の凸出部には
シャッタカバー18がネジ止めされていて、シャッタカバ
ー18には、図1の(b) に示すようにシャッタ12の回転許
容範囲にわたって扇形の開口が形成されている。なお、
図中19は、シャッタ12に固定されたシャッタ開放用のツ
マミで、シャッタカバー18外に突出している。
リング16が固定されており、シャッタ12によるコネクタ
8の接続面の閉塞時における気密性を確保するようにし
ている。さらに、基板9の凹部9′の周縁の凸出部に
は、シャッタ12の回転の許容範囲を規制するガイド溝17
が形成されており、また、ガイド溝17周辺の凸出部には
シャッタカバー18がネジ止めされていて、シャッタカバ
ー18には、図1の(b) に示すようにシャッタ12の回転許
容範囲にわたって扇形の開口が形成されている。なお、
図中19は、シャッタ12に固定されたシャッタ開放用のツ
マミで、シャッタカバー18外に突出している。
【0015】つぎに、上記のように構成された内視鏡の
動作について説明する。ケーブル10に接続されたコネク
タ11をスコープ1のコネクタ8に接続するには、ツマミ
19でシャッタ12を矢印方向にバネ13の付勢力に抗して回
転(実施例では90°回転)し、コネクタ8の接続面を
完全に露出させて、コネクタ11をコネクタ8に接続す
る。接続後、ツマミ19をはなしてもシャッタ端面がコネ
クタ11に当接し、コネクタ8の接続面が閉じられること
はない。
動作について説明する。ケーブル10に接続されたコネク
タ11をスコープ1のコネクタ8に接続するには、ツマミ
19でシャッタ12を矢印方向にバネ13の付勢力に抗して回
転(実施例では90°回転)し、コネクタ8の接続面を
完全に露出させて、コネクタ11をコネクタ8に接続す
る。接続後、ツマミ19をはなしてもシャッタ端面がコネ
クタ11に当接し、コネクタ8の接続面が閉じられること
はない。
【0016】この状態で、メインユニット(図示せず)
内の光源を点灯すると、それよりの照明光が、ケーブル
10内のライトガイドおよび、手元部3、挿入部2内の光
ファイバーに伝達され体内部位に照射される。照明され
た対象部位はレンズ5によりCCD6の素子面に結像さ
れ、CCD6による光電変換により得られたビデオ信号
は、ケーブル10内の信号ケーブルを介してメインユニッ
ト(図示せず)内のビデオ信号処理部に送られ、TVモ
ニタ等の表示装置の画面上に体内部位の画像が表示され
る。
内の光源を点灯すると、それよりの照明光が、ケーブル
10内のライトガイドおよび、手元部3、挿入部2内の光
ファイバーに伝達され体内部位に照射される。照明され
た対象部位はレンズ5によりCCD6の素子面に結像さ
れ、CCD6による光電変換により得られたビデオ信号
は、ケーブル10内の信号ケーブルを介してメインユニッ
ト(図示せず)内のビデオ信号処理部に送られ、TVモ
ニタ等の表示装置の画面上に体内部位の画像が表示され
る。
【0017】使用後(内視観察の終了後)、コネクタ11
をコネクタ8より外すと、バネ15の付勢力でもってガイ
ド溝17で規制されたコネクタ8を完全に覆う図1(a) に
示す位置にシャッタ12は自動的に戻り、コネクタ8の接
続面を閉塞する。この際、Oリング16によりシャッタ12
との間の気密性が確保される。この状態で、スコープ1
を洗浄液内に浸漬させて洗浄してもスコープ1内に洗浄
液が浸入することがない。
をコネクタ8より外すと、バネ15の付勢力でもってガイ
ド溝17で規制されたコネクタ8を完全に覆う図1(a) に
示す位置にシャッタ12は自動的に戻り、コネクタ8の接
続面を閉塞する。この際、Oリング16によりシャッタ12
との間の気密性が確保される。この状態で、スコープ1
を洗浄液内に浸漬させて洗浄してもスコープ1内に洗浄
液が浸入することがない。
【0018】また、スコープ1にはケーブルが付設して
いないので、洗浄作業ならびにその後の消毒や滅菌作業
が容易に行なえる。さらに、スコープにはケーブルが付
設されていないので、従来のように洗浄時にケーブルに
不要な屈曲等を与えることがないので、ケーブルの損傷
を防止することができる。なお、実施例では、シャッタ
をスライド式としたが、他の構成、例えば、手元部にシ
ャッタをビンジ取り付けし、ビンジを中心とする回動で
もって接続面を閉塞、開放するようにしてもよい。この
場合、シャッタをキャップ状にするのが有効である。
いないので、洗浄作業ならびにその後の消毒や滅菌作業
が容易に行なえる。さらに、スコープにはケーブルが付
設されていないので、従来のように洗浄時にケーブルに
不要な屈曲等を与えることがないので、ケーブルの損傷
を防止することができる。なお、実施例では、シャッタ
をスライド式としたが、他の構成、例えば、手元部にシ
ャッタをビンジ取り付けし、ビンジを中心とする回動で
もって接続面を閉塞、開放するようにしてもよい。この
場合、シャッタをキャップ状にするのが有効である。
【0019】
【発明の効果】本発明の内視鏡によれば、ケーブルをス
コープより取り外すことができ、その際、スコープのケ
ーブル接続部が防水シャッタで自動的に閉塞され、気密
性が確保されるので、洗浄時における洗浄液のスコープ
内への漏水が防止でき、スコープに損傷ないし破損させ
ることなく、洗浄を容易に行なうことができる。
コープより取り外すことができ、その際、スコープのケ
ーブル接続部が防水シャッタで自動的に閉塞され、気密
性が確保されるので、洗浄時における洗浄液のスコープ
内への漏水が防止でき、スコープに損傷ないし破損させ
ることなく、洗浄を容易に行なうことができる。
【0020】また、ケーブルに不要な負荷を与えること
がないので、スコープが故障した場合には、そのスコー
プのみを交換すればよいので、経済的である。
がないので、スコープが故障した場合には、そのスコー
プのみを交換すればよいので、経済的である。
【0021】さらに、スコープにはケーブルが付設して
いないので、自動洗浄装置やガス滅菌装置内のスペース
の有効利用を図ることができ、空いたスペースを他の機
器、器具の洗浄、滅菌に当てることができる。
いないので、自動洗浄装置やガス滅菌装置内のスペース
の有効利用を図ることができ、空いたスペースを他の機
器、器具の洗浄、滅菌に当てることができる。
【図1】本発明の内視鏡の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A′断面図である。
【図3】内視鏡の一般的な構成を示す図である。
1:スコープ 2:挿入部
3:手元部 4:光ファイバー(ライトガイド) 5:レンズ
6:CCD 7:信号ケーブル 8、11:コネクタ
9:基板 9′:凹部 10:ケーブル
12:シャッタ 13、14:ストッパーピン 15:バネ
16:Oリング 17:ガイド溝 18:シャッタカバー
19:ツマミ
3:手元部 4:光ファイバー(ライトガイド) 5:レンズ
6:CCD 7:信号ケーブル 8、11:コネクタ
9:基板 9′:凹部 10:ケーブル
12:シャッタ 13、14:ストッパーピン 15:バネ
16:Oリング 17:ガイド溝 18:シャッタカバー
19:ツマミ
Claims (1)
- 【請求項1】 スコープに接続するケーブルをスコープ
より取り外せるようにすると共に、スコープのケーブル
接続部に防水シャッタを設け、このシャッタが前記ケー
ブルの取り外し操作で前記ケーブル接続部を自動的に閉
塞するようにしたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290781A JPH10127577A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290781A JPH10127577A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127577A true JPH10127577A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17760435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8290781A Pending JPH10127577A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127577A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1913863A2 (en) * | 2006-10-10 | 2008-04-23 | Fujinon Corporation | Endoscope apparatus |
JP2010075391A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | ロータリジョイントおよびこれを用いる光断層画像化装置 |
JP2011005022A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡システムと内視鏡と冶具 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8290781A patent/JPH10127577A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1913863A2 (en) * | 2006-10-10 | 2008-04-23 | Fujinon Corporation | Endoscope apparatus |
JP2008093113A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Fujinon Corp | 内視鏡装置 |
EP1913863A3 (en) * | 2006-10-10 | 2013-03-13 | FUJIFILM Corporation | Endoscope apparatus |
JP2010075391A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | ロータリジョイントおよびこれを用いる光断層画像化装置 |
JP2011005022A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡システムと内視鏡と冶具 |
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