JP3418270B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3418270B2
JP3418270B2 JP05115595A JP5115595A JP3418270B2 JP 3418270 B2 JP3418270 B2 JP 3418270B2 JP 05115595 A JP05115595 A JP 05115595A JP 5115595 A JP5115595 A JP 5115595A JP 3418270 B2 JP3418270 B2 JP 3418270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は処置具挿通路内に挿通さ
れた処置具の先端側の突出方向を制御するための処置具
起上台を有する内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】周知のようにガストロスコープ、十二指
腸スコープ等の医療用内視鏡は、挿入部を患者の体腔内
に挿通して、患部の観察や処置等を行うものである。患
部を観察しながら鉗子を用いて生検組織の採取や治療を
行う際、所望の患部に鉗子を向ける機構が処置具起上装
置である。基本的に処置具起上装置は、特開平6−14
873に開示されているように挿入部の先端部に起上軸
を中心に回転可能に設けた処置具起上台と、これに連結
した起上操作用ワイヤ(起上ワイヤとも記す)とで構成
され、起上操作用ワイヤを手元操作部で進退させて処置
具起上台の角度を調整することにより鉗子の方向を定め
ている。 【0003】内視鏡の使用時、処置具起上台の起上軸と
先端構成部の嵌合部や起上操作用ワイヤの端部に接続さ
れているワイヤ固定部材と処置具起上台との嵌合部に体
腔内液が浸入する。従って、使用後には洗浄する必要が
ある。特に、ワイヤ固定部材や起上軸は、洗浄には大変
手間がかかる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に起上台と起上軸、起上台とワイヤ固定部材は嵌合して
いるため、嵌合している部分に汚れが溜まり易く洗浄に
手間がかかっていた。 【0005】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、汚れが溜まり難く、洗浄するのに手間のかからない
起上台、起上軸、ワイヤ固定部材を有する内視鏡を提供
することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明による内
視鏡は、挿入部の先端に配設された先端構成部本体と、
前記先端構成部本体に対して着脱自在な先端カバーと、
前記挿入部内に形成され、患部を処置するための処置具
を挿入部の先端側開口部まで誘導する処置具挿通路と、
前記処置具挿通路の開口部付近に配置され、前記処置具
が突出される方向を起上操作用ワイヤを介して誘導する
処置具起上台と、前記起上操作用ワイヤの先端部を前記
処置具起上台に取り付けるワイヤ固定部材と、前記処置
具起上台を回動自在に支持する起上軸とを有する内視鏡
において、前記処置具起上台には、前記ワイヤ固定部材
と前記起上軸の夫々の両端が係止されると共に、前記
ワイヤ固定部材と前記起上軸の両方、或いはどちらか一
方の前記両端以外の中央部を全て露出させて、この中
央部を洗浄或いは消毒可能にする切り欠きが形成され
ものであって、起上台、起上軸、ワイヤ固定部材の間に
溜まる汚れをブラシなどにより簡単に洗浄できる部分を
ふやし、洗浄の手間を省いた。 【0007】 【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。図1ないし図12は本発明の第1実施例に係り、
図1は第1実施例を備えた内視鏡装置の全体構成を示
し、図2はは挿入部の先端構成部の正面図(A)と、の
A−A線縦断面図(B)を示し、図3は図2(A)のB
−B線断面図により先端構成部の断面構造を示し、図4
は先端構成部の後端側の断面図を示し、図5は処置具起
上台の構造を上側からの斜視図(A)と下側からの斜視
図(B)で示し、図6及び図7は先端構成部における処
置具起上台付近での断面構造を示し、図8は保管用カバ
ーの構造を斜視図(A)及びC面での断面図(B)で示
し、図9は挿入部の基端まで覆う保管用カバーを示し、
図10は2つの保管用カバーの他の構成例を示し、図1
1はさらに他の保管用カバーを示し、図12は逃げ部を
設けた先端構成部本体の平面図を示す。 【0008】図1に示すように、第1実施例を備えた内
視鏡装置1は第1実施例の内視鏡としての電子内視鏡2
と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、電子内視鏡2に内蔵された撮像素子に対する信号処
理を行うビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ
4から出力される映像信号を表示するカラーモニタ5
と、電子内視鏡2の観察窓を洗浄するために送気及び送
水をそれぞれ行う送気装置6及び送水装置7と、ビデオ
プロセッサ4と接続され、映像信号を記録及び再生する
VTRデッキ8と、映像信号を記録する大容量の記録装
置であるビデオディスク9と、カラーモニタ5に表示さ
れた内視鏡像のハードコピーを得るビデオプリンタ10
とを有する。 【0009】電子内視鏡2は可撓性を有する細長の挿入
部11と、この挿入部11の後端に形成された太幅の操
作部12と、この操作部12から延出されたユニバーサ
ルコード13とを有し、ユニバーサルコード13の末端
に設けたコネクタ14を光源装置3に着脱自在で接続す
ることができる。 【0010】挿入部11は先端側から硬質の先端構成部
15と、湾曲自在の湾曲部16と、長尺の可撓部17と
が順次形成されており、操作部12に設けたグリップ部
18を把持してアングルノブ19を回動する操作を行う
ことにより、湾曲部16を上下、左右方向等に湾曲する
ことができる。このアングルノブ19には湾曲部16の
湾曲角度を固定するエンゲージレバー20が同軸的に設
けられている。 【0011】上記コネクタ14を光源装置3に接続する
ことにより光源装置3の図示しないランプからの照明光
が電子内視鏡2内のライトガイドファイバ42(図2参
照)に供給され、このライトガイドファイバ42により
伝送された照明光は先端構成部15の図2等に示す照明
レンズ21を経て出射され、患部等の被写体を照明す
る。照明された被写体は照明レンズ21に隣接して形成
された対物レンズ系22によりその焦点面に結像され、
その焦点面に配置されたCCD等の固体撮像素子により
光電変換される。 【0012】固体撮像素子は電子内視鏡2内の信号線及
びコネクタ14に接続されたスコープケーブル23を経
てビデオプロセッサ4と接続され、この固体撮像素子で
光電変換さえた信号はビデオプロセッサ4内の信号処理
回路により信号処理され、標準的な映像信号に変換され
てカラーモニタ5の表示画面に内視鏡像をカラー表示す
る。 【0013】挿入部11の基端或いはグリップ部18の
前端付近には鉗子等の処置具を挿入する処置具挿入口2
4Aが設けてある。この処置具挿入口24Aは内部で処
置具挿通路となる処置具チャンネル24(図3参照)と
連通し、この処置具チャンネル24の先端開口は先端構
成部15に設けた処置具チャンネル開口部25(図1、
図3参照)に通じている。 【0014】従って、この処置具挿入口24Aから鉗子
等の処置具を挿入することにより処置具チャンネル24
で処置具を誘導し、チャンネル開口部25から誘導され
た処置具の先端側を突出させて、治療の為の処置等を行
うことができる。 【0015】また、先端開口部25内には図3に示すよ
うに処置具起上台26が収納され、この処置具起上台2
6に先端が連結された起上ワイヤ27を介してこの起上
ワイヤ27の後端側と連結された(操作部12に設け
た)処置具起上レバー28を回動する操作を行うことに
より、起上ワイヤ27が押し引き(或いは牽引・弛緩)
されて処置具起上台26を起上・倒置させることがで
き、処置具の先端側の突出方向を制御することができ
る。上記処置具挿入口24Aは処置具を使用しない場合
には処置具栓29で閉塞される。 【0016】また、操作部12には先端構成部15の対
物レンズ系22の外表面へ送気・送水するための送気・
送水ピストン30と、吸引するための吸引ピストン31
とが設けられている。送気・送水ピストン30の操作に
より送気装置6からの空気或いは送水装置7からの洗浄
水は送気・送水ノズル32(図2参照)から対向する対
物レンズ系22の表面側に噴出され、対物レンズ系22
の表面に付着して観察の妨げになる付着物を除去するこ
とができる。 【0017】さらに操作部12の頂部にはビデオプロセ
ッサ4を制御して内視鏡画像を静止画とする指示を行う
フリーズスイッチ等のスイッチ33が設けてある。な
お、処置具挿入用開口部24Aの前方の挿入部11の基
端付近にはその折損を防止するための折れ止め部34が
設けてある。 【0018】図2及び図3に示すように先端構成部15
は先端構成部本体36と、この先端構成部本体36に着
脱自在となる先端カバー37とから構成される。図2に
示すように先端構成部本体36には、上述の照明レンズ
21、対物レンズ系22、対物レンズ系22の表面を洗
浄する水、空気を送る送気・送水ノズル32が設置され
ている。 【0019】また、先端構成部本体36には、図2に示
す照明レンズ21、対物レンズ系22、送気・送水ノズ
ル32が設けられた一方の側部の反対側の側部に図3に
示すように、処置具起上機構が設けてある。この処置具
起上機構を形成する処置具起上台26等が先端開口部2
5内に収納されている。 【0020】また、先端構成部本体36にその先端側か
ら着脱自在に取り付く先端カバー37は、ゴム等の弾性
部材で形成され、好ましい具体例として例えばゴム硬度
が70°のシリコンゴムで成形されている。 【0021】図3に示すように処置具チャンネル24の
前側には、処置具チャンネル24内を挿通されてきた処
置具77(図20参照)類を、患部に誘導する処置具起
上台26が設けられている。この処置具起上台26は起
上軸35の回りで回転自在に保持され、処置具起上台2
6の先端側には起上ワイヤ27の先端がワイヤ固定部材
48で固定されている。 【0022】そして、この起上ワイヤ27は挿入部11
内の図示しないワイヤチャンネル内を通って操作部12
に設けられている処置具起上レバー28に接続されてお
り、処置具起上レバー28を操作することによって起上
ワイヤ27を押し引きして処置具起上台26を起上軸3
5を中心に回動、つまり処置具起上台26を図3の実線
で示す状態から2点鎖線で示すように起上させたり、起
上させた状態から倒置及させたりすることができる。 【0023】図4に示すように先端構成部本体36の後
端側の2箇所にはポリサルホン等の絶縁材で形成された
係止ピン38が設けられ、各係止ピン38は、先端カバ
ー37の対応する2箇所に設けられた係止孔39にそれ
ぞれ係入されることにより、先端カバー37は先端構成
部本体36に係止する。 【0024】前記係止ピン38は先端構成部本体36の
後端部の上下方向の位置に設けられている。上側の係止
ピン38は下側の係止ピン38より高く、径が大きい。
先端カバー37は外表面40と内面41の性状が違って
いて、外表面40の方が滑り性がよい。なお、先端カバ
ー37は係止孔39周辺での肉厚は例えば1mmである。
図2(B)に示すように照明レンズ21の下方には光源
装置3からの照明光を挿入部11の先端側に伝送するラ
イトガイドファイバ42が断面が“コ”の字型のライト
ガイド蓋43(図3参照)内に接着剤44を充填させて
固定されている。 【0025】図2(B)に示すように、対物レンズ系2
2は観察窓を閉塞する第1レンズ22aと、この第1レ
ンズ22aの内側に配置されたプリズム22bと、この
プリズム22bにより光路が挿入部の軸方向に変更さ
れ、この挿入部の軸方向に配置されたレンズ後群22c
とから構成され、これらの光学系を通って固体撮像装置
45内の図示しない固体撮像素子に結像する。 【0026】この固体撮像素子は挿入部11内に挿通さ
れた図示しない信号ケーブル及び図1に示すコネクタ1
4から延出されたスコープケーブル23を介してビデオ
プロセッサ4と接続され、固体撮像素子で光電変換され
た信号はビデオプロセッサ4により信号処理されてカラ
ーモニタ5に映像が再生される。 【0027】図2(A)に示すように先端カバー37に
設けられている送気・送水ノズル用孔46は前記送気・
送水ノズル32からの送気・送水量を調整するよう送気
・送水ノズルの開口部47よりも小さく設計されてい
る。そしてユーザが所望の送気・送水量を得られるよう
に送気・送水ノズル用孔46の大きさの違う先端カバー
37を数種類の中から選択して使用することができる。 【0028】図2(B)及び図3に示すように先端構成
部本体36の後端には、(操作部12のアングルノブ1
9の湾曲操作で湾曲される湾曲部16が形成され、この
湾曲部16は湾曲管49を互いに回動自在に連結して形
成され、各湾曲管49の外側は湾曲管49を保護する湾
曲ゴム50で被覆されている。 【0029】湾曲ゴム50には先端構成部本体36に適
用可能な先端カバー37の製品番号が刻印されている。
湾曲ゴム50は先端構成部本体36に取り付けられたポ
リサルホン等の絶縁部材よりなるリング51に先端面を
密着させて糸巻き接着52(つまり糸を強固に巻回した
後、ほつれ等しないように接着剤を付ける)より固定さ
れている。前記リング51は先端カバー37と同じ黒色
をしている。 【0030】先端カバー37は使われる処置具77等、
電子内視鏡2に使われる用途、機能に応じて使い分けで
きるように数種類用意されている。例えば膵胆管造影チ
ューブ等腰の強いチューブ類等を使用する時、処置具7
7がシリコンゴムで形成された先端カバー37側に傾く
と、ゴムが処置具を支えきれず処置具77の先端がふら
ついてしまい術者の処置したい患部に処置具を誘導する
ことが困難となる。 【0031】前記状況の時には、図3に示すように先端
カバー37の処置具起上台26側の肉厚55を厚くした
先端カバー37を取り付けて電子内視鏡2を使用する。
また、この図3に示すように先端構成部本体36には処
置具チャンネルパイプ56と起上ワイヤパイプ57が接
着剤44で固定されている。 【0032】起上台26の外観図を図5に示し、図6,
図7に先端構成部15の処置具起上台26周りの断面図
を示す。図5に示すように起上台26は滑り台のような
斜面部を有し、その後端側には前記起上軸35が通され
る横孔60が設けてあり、前端の底部付近に設けた嵌合
孔61、62は起上ワイヤ27を固定するワイヤ固定部
材48の係止に使用される。このワイヤ固定部材48は
ほぼ円筒形状で中心孔は起上ワイヤ27を通して固定に
使用される。 【0033】起上台26のワイヤ固定部材48の嵌合孔
61,62は左右の大きさが違っている。図6及び図7
に示すように小径の嵌合孔61側の側面に突き当たり、
抜け止めとして機能する突き当て段差54が設けられて
いる。 【0034】また、図5ないし図7に示すように起上軸
35及びワイヤ固定部材48の嵌合による係止に使用さ
れる孔60、61、62の付近は中央部部分が両側を残
すように切り欠いた切り欠き63が設けてある。換言す
ると、起上軸35及びワイヤ固定部材48が嵌合された
場合における嵌合部分での中央付近が半径方向に切り欠
かれた切り欠き63が設けられていて、この切り欠き6
3により起上軸35とワイヤ固定部材48の側面の大部
分が(両端付近を除いて)露出する構造にして、洗浄或
いは消毒をより行い易いようにしていることが特徴とな
っている。 【0035】ワイヤ固定部材48及び起上軸35は処置
具起上台26の切り欠き63において露出している部分
に細径部58a,58bが設けられており洗浄液、消毒
液が十分にまわる或いは浸透するようになっている。な
お、突き当て段差54も切り欠き63に露出するように
して洗浄、消毒し易い構造にしている。 【0036】起上台26に接続された起上ワイヤ27
は、先端構成部本体36のスロープ部53上をつたって
挿入部4内に入り操作部2まで延出している。起上ワイ
ヤ27とスロープ部53の間には体腔内液が浸入し易く
溜まり易い。それを防ぐため起上ワイヤ27と処置具起
上台26の間に壁部59を設けている。 【0037】本実施例における先端構成部15の洗浄手
順はまずはじめに先端カバー37を外して先端構成部本
体36を洗う。洗う工程にはブラシ(図示しない)等に
より先端構成部本体36や起上台26をブラッシングす
る工程が含まれている。また起上軸35を洗浄する工程
では注射器(図示しない)やポンプ式のウォーターピッ
ク(図示しない)を用いて前記切り欠き63で露出して
いる起上軸35に洗浄液を吹きかける(以降フラッシュ
と記す。)。 【0038】フラッシュ後、起上台26を2,3回上下
動させて、再度洗浄液をフラッシュする。上記洗浄工程
終了後、消毒工程を行い、電子内視鏡2を保管するので
あるが、この保管の環境下での落下細菌が電子内視鏡2
に付着してしまうおそれがある。 【0039】挿入部11はあまり凹凸がないので落下細
菌は付着し難いが、先端構成部本体36や処置具起上台
26は構造が複雑なため落下細菌が付着し易いので、図
8(A)に示すように落下細菌を防止するための窓の開
いていない保管用カバー65を先端構成部本体36に取
り付けている。図8(B)は図8(A)のC面での保管
用カバー65の断面図を示す。 【0040】保管用カバー65は先端構成部本体36の
係止ピン38に係止する係止穴66が設けられている。
この保管用カバー65の係止穴66は貫通していない。
また図9に示す保管用カバー65′は挿入部11の基端
までを覆う構造になっている。図10では前記保管用カ
バー65′などよりも簡単に装着でき、安価な傘状落下
細菌防止カバー(傘状)67とOリング状落下細菌防止
カバー(Oリング状)68を示しており、先端構成部本
体36の基端より少し後方位置に傘状落下細菌防止カバ
ー67或いはOリング状落下細菌防止カバー68を取り
付けることによりその下側の先端構成部本体36側に落
下細菌が付着するのを防止するようにしている。 【0041】図11にはチューブ状落下細菌防止カバー
69を装着した電子内視鏡2の先端構成部15付近を示
す。 【0042】チューブ状落下細菌防止カバー69はシリ
コンゴム等の弾性部材で形成されているので、図11の
右側に示すチューブ状落下細菌防止カバー69を外径の
太い先端構成部15に装着すると図11の左側に示すよ
うに先端構成部15をカバーするように装着でき、落下
細菌の付着を防止する。 【0043】図12に示すように経内視鏡的乳頭切開術
に用いられる高周波電流の処置用ナイフが先端構成部本
体36に触れないように先端構成部本体36の起上台側
面70には逃げ部71が設けられている。 【0044】このように構成された第1実施例によれ
ば、処置具起上台26における起上軸35と起上ワイヤ
固定部材48が嵌合して取り付けられる孔60、61、
62の略中央部を切り欠いているので、嵌合部材として
の起上軸35と起上ワイヤ固定部材48の嵌合保持の機
能を確保し、かつ起上軸35と起上ワイヤ固定部材48
の大部分が露出している。 【0045】従って、起上軸35と起上ワイヤ固定部材
48の大部分が露出しているので注射器等により洗浄液
を直接吹きかけることができ、洗浄ブラシで直接ブラッ
シングすること等ができ、洗浄効果が向上する。また、
消毒液中に浸漬した場合にも切り欠き63により起上軸
35と起上ワイヤ固定部材48の大部分が露出している
ので消毒液に十分に浸かるようにすることができ、より
十分な消毒を可能にする。また、起上軸35と起上ワイ
ヤ固定部材48のどちらか一方(の大部分)を露出させ
るだけでも、洗浄にかかる手間を短縮することができ、
従って手間を省くことができる。 【0046】次に本発明の第2実施例を説明する。図1
3は第2実施例における処置具起上台26を示し、図1
3(A)は斜め上方からの斜視図、及び図13(B)は
斜め下方からの斜視図を示す。第1実施例の処置具起上
台26において、孔60、61、62と切り欠き63を
設ける代わりに、図13に示すように処置具起上台26
を回動自在に保持するように起上軸35に嵌合孔72a
とこの嵌合孔72aを起上軸35の軸方向にわたって切
り欠いた切り欠き72bと、起上ワイヤ固定部材48を
固定するために起上ワイヤ固定部材48に嵌合する嵌合
孔73aとこの嵌合孔73aの軸方向に沿って切り欠い
た切り欠き73bとが後端側及び先端底部付近にそれぞ
れ設けられている。 【0047】図14に起上ワイヤ固定部材48の外観図
と処置具起上台26の外観図を示す。起上ワイヤ固定部
材48にはその外周面を軸方向に例えば4箇所で切り欠
いた切り欠き部74が設けられている。この切り欠き部
74を設けたことにより洗浄液、消毒液が起上ワイヤ固
定部材48の周りに十分浸透する。 【0048】図15は電子内視鏡2の先端構成部15付
近の断面図、図16は図15のD矢視図を示す。 【0049】図15に示す先端カバー37の処置具誘導
路75の略中央部には図16(A)に示すように処置具
保持手段として処置具保持溝76が設けられている。こ
の処置具保持溝76は先端カバー37同様に、例えばシ
リコンゴムで形成されているため、図16(B),16
(C)に示すように外径の細い処置具77或いは太い処
置具77のように外径の大小にかかわらず処置具77を
保持し安定した状態で(つまり、弾性的に保持すること
により処置具77の軸方向がふらつくことなく処置具7
7を)処置具保持溝76が形成された処置具誘導路75
に沿って誘導できるようにしている。 【0050】図17は胆道用内視鏡78用の先端カバー
37を装着した電子内視鏡2の先端構成部15の外観図
を示し、図18は先端構成部15の断面図を示す。胆道
用内視鏡78は処置具77と同様に処置具チャンネル2
4内を挿通して先端構成部15より突出し、胆道検査を
行う内視鏡であるが、処置具77より径が太いため、処
置具77と同じ溝幅では胆道用内視鏡78が挿通できな
い。そのため胆道用内視鏡78用の先端カバー37の溝
幅は広く、また処置具誘導溝76の角度も処置具77用
の先端カバー37の場合より大きくなっている。 【0051】この第2実施例の作用は軸方向への切り欠
き72b,73bが設けてあるので、起上軸35及びワ
イヤ固定部材48を回転することにより、起上軸35及
びワイヤ固定部材48の側面を切り欠き72b,73b
に全て露出させることができ、確実に洗浄及び消毒がで
きる。その他はの効果は第1実施例とほぼ同様である。 【0052】次に本発明の第3実施例を説明する。第3
実施例では図20,21に示すように透明の弾性キャッ
プ80が先端構成部15に装着されている。 【0053】電子内視鏡2の処置具チャンネル開口25
はほとんど側方に開口しているので広い開口のため吸引
し難い(或いは吸引機能が小さい)ことがある。そこで
図20のように透明で弾性を有するキャップ80をかぶ
せると処置具チャンネル開口25が狭まるので吸引能が
向上する。その他は例えば第1実施例と同様の構成であ
る(図20及び図21では第1実施例の先端構成部より
も簡略化して示している)。 【0054】この実施例では弾性キャップ80はシリコ
ンゴムで形成されているため処置具77を電子内視鏡2
に挿通して処置具起上台26に起上させても図21のよ
うに弾性キャップ80を変形させて起上させることがで
きる。この実施例は第1実施例とほぼ同じ作用及び効果
が得られる。 【0055】なお、処置具起上台において、起上軸、ワ
イヤ固定部材の一方のみが露出するように処置具起上台
に切り欠きを設けたものも本発明に属する。なお、上述
した実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される
実施例等も本発明に属する。 【0056】また、上述の説明では固体撮像素子を内蔵
した電子内視鏡について説明したが、本発明はこれに限
定されるものでなく、対物レンズ系の結像位置にイメー
ジガイドファイバの先端面を配置したファイバースコー
プとも呼ばれる光学式内視鏡の場合にも同様に適用でき
る。 【0057】[付記] 2.請求項1において、前記切り欠きは前記起上軸、前
記ワイヤ固定部材に対し前記処置具起上台の略中央部分
に設けたことを特徴とする。 効果:略中央部を切り欠いたことにより、嵌合部材とし
ての起上軸、ワイヤ固定部材の嵌合の機能を確保しつつ
露出部分を大きく確保することができる。 3.請求項1において、前記切り欠きが前記起上軸、前
記ワイヤ固定部材の軸方向に設けられたことを特徴とす
る。 効果:請求項1と同じ。さらに軸方向に切り欠いてある
ので、回転させれば嵌合部材の全体が露出し、ブライン
ドとなる部分がなくなる。 【0058】4.請求項1において、前記切り欠き内に
配置される前記起上軸、前記ワイヤ固定部材の略中央部
を細径化したことを特徴とする。 効果:洗浄液、消毒液を十分浸透するスペースを設けた
ので洗浄性が向上する。 5.請求項1において、前記ワイヤ固定部材、前記起上
軸に軸方向の溝を設けたことを特徴とする。 効果:付記4と同じ。 6.請求項1において、前記ワイヤ固定部材の前記処置
具起上台へ当接する突き当て部が前記切り欠き内に露出
していることを特徴とする。 効果:突き当て部が露出しているので、従来ブラインド
となって洗浄に手間がかかっていた部分に洗浄液、消毒
液を浸透させることができるので洗浄性が向上する。 【0059】7.内視鏡の挿入部の先端に配設された先
端構成部本体と内視鏡操作部からの湾曲操作を先端構成
部に伝える湾曲部を有し、それに対して着脱自在な先端
カバーと前記先端カバーを係止する係止ピンを前記先端
構成部本体に有する内視鏡において、前記係止ピンを前
記先端構成部本体の湾曲方向の略上下方向に配置したこ
とを特徴とする内視鏡。 効果:上下方向に位置していることにより、カバーの左
右方向を摘むことによって係止ピンから先端カバーの係
止孔が簡単に外すことができる。また左右方向を常に摘
むことになるので観察窓、照明窓に触れて傷付けること
がなくなる。 8.付記7において、上下の係止ピンの大きさを変えた
ことを特徴とする。 効果:係止ピンの大きさを変えたことにより、装着時に
は小さい係止ピンの方が先に装着され、取り外しには小
さい係止ピンの方が先に取り外され、一方1度に先端カ
バーが外れることがなく脱落し難い。 9.付記7において、上下の係止ピンの高さを変えたこ
とを特徴とする。 効果:係止ピンの高さを変えたことにより、装着時には
高さの低い方が先に装着され、取り外しには低い方が先
に取り外され、一方1度に先端カバーが外れることがな
く脱落し難い。 【0060】付記7〜9の背景 従来技術として着脱自在な先端カバーを先端構成部本体
に係止する手段として、先端構成部本体に係止ピンを設
け、先端カバーの係止孔に係止する手段が考案されてい
る。しかしながら、係止ピンの配置する位置は、定まっ
ていなかったので、例えば係止を解除するために観察
窓、照明窓に触れて傷付ける可能性があった。観察窓、
照明窓を傷付けること等を解消することのできる内視鏡
を提供することを目的とし、この目的を達成するために
付記7〜9の構成にした。 【0061】10.医療用内視鏡において、前記内視鏡
の保管時に内視鏡に装着する落下細菌の防止カバーを着
脱自在に設けたことを特徴とする内視鏡。 効果:大がかりな収納スペースを必要とせずに、内視鏡
先端部の落下細菌を防止することができ、洗浄、消毒の
手間、暇が簡略できる。 11.付記10において、前記落下細菌防止カバーは内
視鏡先端部のみに装着されることを特徴とする。 効果:先端側のみの保護カバーとしたのは先端側には、
Aゴム等に凹凸があるため使用前の軽い拭き程度では落
下細菌を取り除くのに手間がかかっており、反対に挿入
部は拭き程度で落下細菌を取り除くことかできるので、
原価が安価であり洗浄、消毒の手間がかからない。 12.付記10において、前記落下細菌防止カバーが略
円錐形状に形成されたことを特徴とする。 効果:付記11と同じ。 13.付記10において、前記落下細菌防止カバーがリ
ング状に形成されたことを特徴とする。 効果:付記11と同じ。 【0062】付記10〜13の背景 従来技術では洗浄、消毒を終了した内視鏡を、次の症例
までに保管する際に、落下細菌が先端に付着するおそれ
があり、再度洗浄、消毒する手間がかかっていた。この
ため、再度洗浄、消毒する手間をかけることを必要とし
ないようにできる内視鏡を提供することを目的とし、こ
の目的を達成するために付記10〜13の構成にした。 【0063】14.内視鏡の挿入部の先端に配設された
先端構成部本体とそれに対して着脱自在な先端カバーを
有すると共に、患部を処置する様々な処置具を内視鏡先
端部まで誘導する処置具挿通路を有し、前記処置具挿通
路の開口部前方に処置具を誘導する処置具起上台を設け
た内視鏡において、前記先端カバーに処置具保持部材を
設けたことを特徴とする内視鏡。 効果:処置具の外径と処置具起上台の処置具誘導溝の内
径が一致していなくても、先端カバーに設けられた処置
具保持部材により処置具を固定し安定させることができ
るので、処置具がふらつくこともなく術者がスムーズに
患部の処置を行うことができる。 15.付記14において、前記処置具保持部材を前記処
置具起上台の回動軌道上になるよう前記処置具挿通路の
開口部近傍の前記先端カバーに設けたことを特徴とす
る。起上台の最大起上時のみの作動としたので保持部材
を小型化でき内視鏡先端部を小型化できるので内視鏡挿
入時の患者の苦痛を低減することができる。 16.付記14において、前記処置具保持部材を溝状に
形成したことを特徴とする。 効果:付記14と同じ。 【0064】付記14〜16の背景 従来技術として実公平3−40245号公報に開示され
ているように処置具の外径と接触している処置具起上台
の処置具誘導溝の内径は一致していなかったため、処置
具起上台を起上させた時、処置具がふらついてしまうこ
とがあった。そのため、処置具がふらつくことなく、ガ
イドできる内視鏡を提供することを目的とし、この目的
を達成するために付記14〜16の構成にした。 【0065】17.内視鏡の挿入部の先端に配設された
先端構成部本体とそれに対して着脱自在な先端カバーを
有する内視鏡において、前記先端カバーを外す第1の工
程と先端構成部本体を洗う第2の工程よりなることを特
徴とする内視鏡の洗浄方法。 効果:先端カバーを外した後に、内視鏡先端部を洗浄す
るので、従来先端カバーで隠れていた部分も簡単に洗浄
できるようになった。 18.請求項1において、第2の工程に掃除用ブラシ等
によるブラッシング工程を含むことを特徴とする内視鏡
の洗浄方法。 効果:請求項1においてさらにブラッシング工程をつけ
加えたことにより、さらに内視鏡の洗浄力が向上した。 【0066】付記17〜18の背景 先端カバー着脱式内視鏡の洗浄方法はこれまで明らかに
されていなかった。そのため、洗浄力の大きい洗浄方法
がなかった。そこで、洗浄力の大きい洗浄方法を提供す
ることを目的として、この目的を達成するために付記1
7及び18の工程を含む構成にした。 【0067】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部の先端に配設された先端構成部本体と、前記先端構
成部本体に対して着脱自在な先端カバーと、前記挿入部
内に形成され、患部を処置するための処置具を挿入部の
先端側開口部まで誘導する処置具挿通路と、前記処置具
挿通路の開口部付近に配置され、前記処置具が突出され
る方向を起上操作用ワイヤを介して誘導する処置具起上
台と、前記起上操作用ワイヤの先端部を前記処置具起上
台に取り付けるワイヤ固定部材と、前記処置具起上台を
回動自在に支持する起上軸とを有する内視鏡において、
前記処置具起上台には、前記ワイヤ固定部材と前記起上
軸の夫々の両端が係止されると共に、前記ワイヤ固定
部材と前記起上軸の両方、或いはどちらか一方の前記両
以外の中央部を全て露出させて、この中央部を洗浄
或いは消毒可能にする切り欠きを形成してあるので、起
上台、起上軸、ワイヤ固定部材の間に溜まる汚れをブラ
シなどにより簡単に洗浄できる部分をふやし、洗浄の手
間を省けるし、消毒もし易い。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例を備えた内視鏡装置の全体構成図。 【図2】図2(A)は挿入部の先端構成部の正面図、図
2(B)は図2(A)のA−A線縦断面図。 【図3】図2(A)のB−B線断面図。 【図4】図4は先端構成部の後端側の断面図。 【図5】処置具起上台の構造を斜め上方及び斜め下方か
ら見た場合の斜視図。 【図6】先端構成部における処置具起上台付近での構造
を示す断面図。 【図7】先端構成部における処置具起上台付近での構造
を示す断面図。 【図8】図8(A)は保管用カバーの構造を示す斜視
図、図8(B)は図8(A)のC面での断面図。 【図9】挿入部の基端まで覆う保管用カバーを示す側面
図。 【図10】保管用カバーの他の構成例を示す断面図。 【図11】さらに他の保管用カバーを示す断面図。 【図12】逃げ部を設けた先端構成部本体を示す平面
図。 【図13】第2実施例における処置具起上台を示し、図
13(A)は斜め上方から見た斜視図、図13(B)は
斜め下方から見た斜視図。 【図14】図14(A)はワイヤ固定部材を示す斜視
図、図14(B)はワイヤ固定部材を取り付けた起上台
を示す斜視図。 【図15】先端構成部における処置具起上台付近の構造
を示す縦断面図。 【図16】図15のD方向からの処置具誘導路の処置具
保持溝の機能を示す図。 【図17】胆道用内視鏡用の先端カバーを装着した電子
内視鏡の先端構成部の外観を示す斜視図。 【図18】図17における先端構成部の構造を示す断面
図。 【図19】第3実施例における先端構成部の構造を示す
断面図。 【図20】図19において処置具を突出した様子を示す
断面図。 【符号の説明】 1…内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…ビデオプロセッサ 5…カラーモニタ 6…送気装置 7…送水装置 11…挿入部 12…操作部 13…ユニバーサルコード 14…コネクタ 15…先端構成部 16…湾曲部 19…アングルノブ 21…照明レンズ 22…対物レンズ系 24…処置具チャンネル 25…処置具チャンネル開口部 26…処置具起上台 27…起上ワイヤ 28…処置具起上レバー 35…起上軸 36…先端構成部本体 37…先端カバー 48…ワイヤ固定部材 60…横孔 61、62…嵌合孔 63…切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 孝治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 広谷 純 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 飯田 善洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−76479(JP,A) 特開 平6−14873(JP,A) 実開 昭63−13101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入部の先端に配設された先端構成部本
    体と、前記先端構成部本体に対して着脱自在な先端カバ
    ーと、前記挿入部内に形成され、患部を処置するための
    処置具を挿入部の先端側開口部まで誘導する処置具挿通
    路と、前記処置具挿通路の開口部付近に配置され、前記
    処置具が突出される方向を起上操作用ワイヤを介して誘
    導する処置具起上台と、前記起上操作用ワイヤの先端部
    を前記処置具起上台に取り付けるワイヤ固定部材と、前
    記処置具起上台を回動自在に支持する起上軸とを有する
    内視鏡において、 前記処置具起上台には、前記ワイヤ固定部材と前記起上
    軸の夫々の両端が係止されると共に、前記ワイヤ固定
    部材と前記起上軸の両方、或いはどちらか一方の前記両
    以外の中央部を全て露出させて、この中央部を洗浄
    或いは消毒可能にする切り欠きが形成されていることを
    特徴とする内視鏡。
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