JPH0228889A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH0228889A
JPH0228889A JP63180860A JP18086088A JPH0228889A JP H0228889 A JPH0228889 A JP H0228889A JP 63180860 A JP63180860 A JP 63180860A JP 18086088 A JP18086088 A JP 18086088A JP H0228889 A JPH0228889 A JP H0228889A
Authority
JP
Japan
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image
image processing
transmission conversion
section
light guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP63180860A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Ogawa
一郎 小川
Kozo Yoshimura
吉村 耕三
Kenzo Ueshima
上嶋 謙三
Shinichi Nishimoto
西本 眞一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
J Morita Manufaturing Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd, J Morita Manufaturing Corp filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP63180860A priority Critical patent/JPH0228889A/ja
Priority to US07/354,993 priority patent/US4947245A/en
Priority to DE68918751T priority patent/DE68918751T2/de
Priority to EP89109161A priority patent/EP0343558B1/en
Publication of JPH0228889A publication Critical patent/JPH0228889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置に関し、特に詳細には、歯の治療
及び診断等に適した画像処理装置に関する。
〔従来技術〕
従来、虫歯、歯周病等の治療の際、口腔内を観察する装
置として、ビデオカメラにテレビを接続し、更に観察対
象を照射する光を導く照明用ライトガイドをビデオカメ
ラに外付けし、ビデオカメラで撮影した画像をテレビ等
で観察するものがしられている。このような装置では、
口腔内の観察及び歯の外観、即ち、単に外側からみえる
歯の情報のみしか記録、観察することができない。そこ
で、この様な装置のビデオカメラの先端部にオプション
として内視鏡を取り付けて、根管内も観察記録できるよ
うにした装置も考えられている。
〔発明の解決しようとする課題〕
上記のような従来の装置では、1つのこと、即ち、口腔
内の観察又は根管内の観察のいずれか一方しか行えなか
った。しかし、歯の治療等を適切に進めていくには、口
腔内の観察も根管内の観察も必要である。そのため、歯
医者は、それぞれの観察目的に応じた装置を複数購入し
なければならず、莫大な資金を準備しなければならなか
った。
また、従来の観察装置では、口腔内もしくは根管内の画
像を単に見たり又は記録したりしかできす、細かいとこ
ろを観察したり、患部の変化状態を一目瞭然に観察比較
したり出来なかった。
本発明は上記課題を達成するため、種々の観察対象、特
に口腔内及び根管内等の観察が可能な安価な画像処理装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の画像処理装置では、入力された画像情報を画像
信号に変換するイメージセンサ及び光を伝送する第1の
ライトガイドを含む伝送変換部と、前記伝送変換部の一
方の端部に着脱可能で、前記伝送変換部に画像情報を伝
達する画像情報取り込み部と、前記伝送変換部と信号ケ
ーブル及び第2のライトガイドを介して接続され、前記
イメージセンサを前記信号ケーブルを介した制御し画像
信号を形成出力する制御部と、照射用の光を発する光源
とを含み、前記光源の発した光が前記第2のライトガイ
ドを通って前記第1のライトガイドの一端に伝達される
コントロール部と、前記コントロール部に着脱可能に接
続され、前記画像信号を処理し、前記画像信号に基づき
所望の画像情報を作成する画像処理部とを備えたことを
特徴とする。
〔作用〕
本発明の画像処理装置は、観察対象に応じた種々の画像
取り込み手段と着脱可能な伝送変換手段を設け、この伝
送変換手段で取り込まれた画像を電気信号に変換し出力
し、この電気信号に基づき、観察対象の像を処理するこ
とにより、1つの装置で種々の観察を可能にしている。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明に従う実施例について説明
する。
同一符号を付した要素は同一機能を有するため重複する
説明は省略する。
第1図は本発明に従う実施例の画像処理装置の概略構成
図である。
図に示すように、実施例の画像処理装置10は口腔内視
鏡2a等の画像取り込み部2と、画像取り込み部2と伝
送変換部4とを有している。この伝送変換部4と画像取
り込み部2とは、互いに着脱可能になっており、伝送変
換部4に種々の画像取り込み部2を取り付けることによ
り、口腔内、根管内、X線フィルム等の画像情報を取り
出すことができる。この画像取り込み部2としては、例
えば、伝送変換部4の対物レンズ等の保護をする防水・
傷防止用アダプタ2 a s内視鏡2b、画像を拡大縮
小できるズーム機構2C,X線フィルム等を保持するホ
ルダー2d等が考えられる。伝送変換部4には、画像取
り込み部2より取り込まれた画像情報を電気信号に変換
するCCD等のイメージセンサ44とイメージセンサ4
4上に画像を結像させる対物レンズ43と、照射用光を
画像取り込み部2へ伝達するためのライトガイド48が
設けられている。
更に画像処理装置は、伝送変換部4に信号ケーブル45
とライトガイド48aを介して接続されるコントロール
部5と、このコントロール部に着脱可能な画像処理部3
とを有している。この信号ケーブル45とライトガイド
48aは一体となるように一つのチューブ内に入れられ
ている。このコントロール部5には、伝送変換部4内の
イメージセンサ44を制御し、画像信号と取り出す制御
部5aと、照射用の光を供給する光源5bとが設けられ
ている。そして、この制御部5aは信号ケーブル45を
介してイメージセンサ44に接続され、光源5aより発
した光はライトガイド48aを介してライトガイド48
の端面に導かれる。更に、このコントロール部5には、
操作スイッチ6が接続されている。この操作スイッチ6
は、この画像処理装置を使用する歯医者等が両手を自由
に使えるように足で操作するフートスイッチであること
が好ましい。
更にこの画像処理装置はコントロール部5に交換可能に
接続される画像信号記録装置3a等の画像処理部3か設
けられている。この画像処理部3はコントロール部5に
信号ライン5Cを介して接続されている。そして種々の
画像処理部3、例えば画像表示装置であるモニタテレビ
3a、画像記録装置であるVTR3a、スチルビデオレ
コーダ3b、画像印刷装置であるビデオプリンタ3c。
画像分割表示装置であるマルチビジョン3d等を交換す
ることにより、抽出した画像を見易くかつ互いに比較観
察することができる。
上記各構成部分について以下に説明する。
伝送変換部と制御部の構成 伝送変換部4及び制御部5の接続構成を第2図(a)に
示す。図に示すように、伝送変換部4及びコントロール
部5は互いに離間して配置され、伝送変換部4とコント
ロール部5は先に述べたように信号ケーブル45及びラ
イトガイド48aで接続されている。この信号ケーブル
45及び光ファイバは一体化され、図示のごとく、分岐
した後はそれぞれ信号ケーブルコネクタ、ライトガイド
コネクタが設けられ、これらのコネクタはコント0一ル
部5のそれぞれの接続端部に接続されている。そして、
通常、制御部5は固定され、伝送変換部4は歯医者が手
に持って使用する。
伝送変換部 伝送変換部4は、画像取り出し部2より取り出された画
像をイメージセンサ44上に合焦させる対物レンズ43
と、制御部5からの光を観察すべき対象に照射するため
の光を伝送する照明用ライトガイド48とを有している
。伝送変換部4は第2図(b)の断面図および第2図(
c)の正面図に示すように、先端面が開放された略円筒
状のボディ40と、ボディ40内に嵌め込まれたホルダ
41と、ホルダ41内に配設された対物レンズ43およ
びイメージセンサ44とを備えている。
この場合、対物レンズ43とイメージセンサ44は同一
の軸線上に設けられると共に、イメージセンサ44は対
物レンズ43の結像点に位置するようになっている。イ
メージセンサ44としては固体撮像素子(CCD)など
の光電変換素子を使用することができ、対物レンズ43
によって結像された像を光電変換して、制御部5に伝送
する。このため、イメージセンサ44には出力信号を伝
送する信号ケーブル45が接続されている。なお、対物
レンズ43はレンズ押え49によってホルダ41内に固
定されている。
また、伝送変換部4の先端には、画像取り込み部2が着
脱可能に取り付けられるようになっており、このためボ
ディ40先端には画像取り込み部2に形成される雌ねじ
に螺合する雄ねじ46が形成される。また、ボディ40
の先端の所定箇所には画像取り込み部2に形成される位
置決めピンが挿入される位置決め穴47が形成されてい
る。さらに、伝送変換部4のボディ40にはライトガイ
ド48か軸方向に挿通されている。ライトガイド48は
対物レンズ43の下側に位置するように設けられ、その
先端はボディ40の先端面に達しており、この先端から
光を出射する。
そして、これら対物レンズ43、ライトガイド48か取
り付けられるボディ40の先端か開放されているため、
伝送変換部4は単独で口腔の観察が可能となるものであ
る。すなわち、ライトガイド48から出射した照明によ
って対物レンズ43は口腔内の像をイメージセンサ44
上に結像し、イメージセンサ44の出力はこの画像をケ
ーブル45によってコントロール部5に伝送される。そ
してコントロール部5では伝送された電気信号を制御し
、画像処理部3へ伝送し、モニタテレビ3a等の映像に
よって口腔を観察することができるようになっている。
更に、イメージセンサ44がボディ40とホルダ41か
らなる2重管構造体内に収納されているため、漏れ光の
完全な遮断が行われ、イメージセンサ44は反射光のみ
による画像読取りが可能となっている。
コントロール部5 コントロール部5には、観察対象照射用の光を発するた
めの光源5bと、光源5bの前面に設けられ光源5bが
発した光を光ファイバ48の入射端面に集光するレンズ
5dが設けられている。コントロール部5には、イメー
ジセンサ44からの電気信号を制御し、画像処理部3に
伝送する制御部5 aが設けられている。更に、このコ
ントロール部5には画像処理部3及び光源5b等を制御
できるフートスイッチ6が接続されている。
防水・傷防止用アダプタ 口腔内の観察中、口腔内洗浄用の水が飛散し伝送変換部
4内に侵入したり、又歯の切削のドリル使用中の観察で
は削りカスが飛散し対物レンズ43等に傷をつける恐れ
かある。この様なことを防止するため、伝送変換部4に
は第2図(c)に示すように防水・傷防止用のアダプタ
を装着することが好ましい。
防水・傷防止用アダプタ2aの構成を第3図(a)に示
す。防水・傷防止用アダプタ2aは略円筒状のボディー
11とガラス等の透明板12とを有しており、このボデ
ィー11の一端側の内面には、伝送変換部4に形成され
た雄ねじ46に係合する雌ねじ14か形成されている。
透明板12はボディー11内に図のように軸心に対して
垂直となるように配置され、リテーナ13により保持さ
れている。この防水・傷防止用アダプタ2aを伝送変換
部4に装着する場合には、ゴムまたはシリコン等より成
るシールパツキン15を介して接続し、洗浄用の水、削
りカス等が伝送変換部4内に侵入するのを防止する。
上記のように構成された伝送変換部4の前面に防水・傷
防止用アダプタ2aを装着し、口腔Bの内祝を行う場合
には、第3図(b)に示すように、伝送変換部4を口腔
B内に挿入する。伝送部4内には光を出射する3本のラ
イトガイド48゜48′、像を結像する対物レンズ43
が設けられているため、その像がイメージセンサ44に
よって読み取られ、画像処理部3のモニタテレビ3aに
映し出すことができる。
内視鏡 根管及び盲のう内を観察する場合には、歯根に穴をあけ
るリーマの径よりも小さい挿入部分を有するものを使用
しなければならない。また、口腔内の細部を観察する場
合には、口内の観察対象近くまで画像取り込み部を差し
込まなければならない。したがって伝送変換部4そのも
のでは根管内及び口腔内の細部を観察することができな
いため、伝送変換部4の前面に内視鏡2aを装着して観
察を行う。以下この内視鏡2aについて説明する。
内視鏡2bは第4図(a)の外観および第4図(b)の
断面図に示すように、側面が傘形状のボディ20と、ボ
ディ20の先端面から延びるステンレスパイプの保護パ
イプ21とにより外形が形成されており、ボディ20と
保護パイプ21内にはイメージファイバ22が軸方向に
挿入されている。また、保護パイプ21の先端部内には
根管内の像をイメージファイバ22の端面に形成する対
物レンズ23が嵌め込まれている。イメージファイバ2
2はこの対物レンズ23によって結像された像を伝送す
るものである。第4図(C)は内視鏡2bの先端部の状
態を示す。この図に示すように、ライトガイド24は対
物レンズ23の周囲にその端面がくるように配置され、
観察対象を確実に照射できるようにしである。
さらに、ボディ20および保護パイプ21内には光ファ
イバなどからなるライトガイド24が挿通されている。
このライトガイド24はボディ20内で上下に分岐され
ており、保護パイプ21内には対物レンズ23を周囲か
ら覆うように挿入されている。ライトガイド24は上記
伝送変換部4内のライトガイド48を介して光源5bに
接続゛されて光源5bからの光を伝送し、その先端から
光を出射して根管内の照明を行うものである。なお、ボ
ディ20の後端部には伝送変換部4との接続のための雌
ねじ25が形成されると共に、伝送変換部4との位置決
めを行う位置決めピン26が少なくとも2本突出形成さ
れている。
伝送変換部4内のイメージセンサ44上に画像を結像さ
せるためガイドレンズ3が第4図(b)に示すように設
けられている。そしてこのガイドレンズ3は内視鏡2b
のボディ20の後端面に取り付けられる。ガイドレンズ
3は筒状のレンズホルダ30内に嵌め込まれ、このレン
ズホルダ30が円板状の調整ノブ31に螺合され、調整
ノブ31が取付ねじ32によってボディ20に固定され
ることでボディ20に取り付けられるものである。この
ガイドレンズ3は内視鏡2bのイメージファイバ22か
ら伝送された像を、上記伝送変換部4の対物レンズ43
に導く作用を行う。従って、ガイドレンズ3は本体部2
のイメージファイバ22と同一の軸線上に位置するよう
に取り付けられる。
第4図(d)はこのガイドレンズ3の取り付は構造を示
し、第4図(e)は内視鏡2bの伝送変換部接続側を示
している。図示の通り、ガイドレンズ3はレンズ押え3
3によってレンズホルダ30内に固定されている。また
、レンズホルダ30と調整ノブ31とはねじ部34によ
って相互に螺合されている。さらに、調整ノブ31には
取付ねじ32よりも大径に形成されて取付ねじ32が遊
挿される調整水35が形成されている。このような構造
では、取付ねじ32を締め付けて調整ノブ31を固定す
ることによりガイドレンズ3の固定が行われるが、取付
ねじ32を緩めると調整ノブ31はボディ20の後端面
に沿って幾分の移動が可能となっており、この調整ノブ
31を移動させることによりガイドレンズ3の光軸を伝
送部4の対物レンズ43の光軸と一致させることができ
る。また、取付ねじ32により固定された調整ノブ31
に対してレンズホルダ30を回転させることができ、こ
の回転によりレンズホルダ30が光軸方向に往復動する
ため、ガイドレンズ3のピント調整も可能となっている
第4図(f)は内視鏡2aを伝送変換部4に取り付けた
ときの光学系の基本構造を示す断面図である。根管の内
祝を行う内視鏡2aを伝送変換部4に取り付けた時、内
視鏡2aの後側部(右側)に設けられたガイドレンズ3
は、伝送変換部4の光学系と光軸が一致するようになる
。そして、伝送変換部4内の対物レンズ43とガイドレ
ンズ3とにより、イメージファイバ22の端面に形成さ
れた像がイメージセンサ44上に結像される。
第4図(g)は取り付は状態の断面図を示し、本体部2
のイメージファイバ22と伝送部4の対物レンズ43と
の間にガイドレンズ3(レンズホルダ30内に固定され
ている。)が位置する。取り付けに際しては、調整ノブ
31をスライドさせてガイドレンズ3と対物レンズ43
の光軸合わせを行うと共に、調整ノブ31に対してレン
ズホルダ30を回転させてガイドレンズ3のピント調整
を行う。これにより、本体部2の対物レンズ23により
結像されイメージファイバ22によって伝送された像は
ガイドレンズ3、伝送部4の対物レンズ43を通ってイ
メージセンサ44によって読取られ、モニタテレビ7に
映し出すことができる。
なお、内視鏡2aの第1のライトガイド24は第4図(
g)に示すように伝送変換部4のライトガイド48に光
結合され、そのためライトガイド2448はボディ20
,40を貫通して設けられたのと同等になる。この時2
4と48は20と40の接合面で結合してもよいし、2
4を突出させ、48をくぼませることもてきる。このた
め、ボディ20とボディ40とにおける接続部分からの
漏れ光に対しても上述の構造は有効に防止できるが、本
体部2のボディ20の後端面と画像信号形成部1aの先
端面とを共に、無反射コーティング処理することにより
、より一層の漏れ光防止が可能となる。
なお、伝送変換部4のボディ40を貫通するライトガイ
ド48は口腔内視の際には口腔内照明の出射端ともなり
、更に伝送変換部4には第2図(C)の如く別途に2本
のライトガイド48′ もあわせて設けられている。従
って、口腔内視の際にはライトガイド48の他に2本の
ライトガイド48′も照明に寄与するので、照度を十分
に保持することができる。
ここで、根管内を見るためには内視鏡の挿入部の大きさ
が1mm以下のものにしなければならない。
そこで、上記のように構成された内視鏡2a先端部分に
、第4図(a)に示すように、診断プローブ28を交換
可能に取り付け、診断プローブ28の先端部を歯の根管
内に挿入し根管の内祝を行う。この場合、診断プローブ
28は保護被覆が施されていると共に、根管の屈曲度に
対応できるように、種々の曲げ角度を有した複数のもの
が用意される。また、観察目的から要求される視野の範
囲などに対応して、適宜に対応可能なように、種々の光
学系(対物レンズ、イメージファイバなど)を有するも
のが複数用意される。このような観察目的に対応した外
形状および光学系については、第5図ないし第10図を
参照して説明する。
第5図に示すように、内視鏡2bについては接続パイプ
]00を設けるようにしてもよい。これは、保護パイプ
21を根管内に挿入したときに、先端か硬い歯に当たっ
たりして対物レンズ23とイメージファイバ22が位置
ずれしないようにするためのものである。この接続パイ
プ100により、イメージファイバ22と対物レンズ2
3は軸ずれすることなく、固定される。
第6図ないし第10図は、観察目的に応じて光学系や外
形形状を変えた例を示す。
第6図(a)のように、保護パイプ21に固定パイプ1
01を取り付け、これに光軸をに対して45°の反射面
を有するミラ一部材102を設けてもよい。このように
すれば、観察方向は下方向に現れる。また、第6図(b
)のように、イメジファイバ22の先端に接続パイプ1
00を設け、ここに魚眼レンズ103を設けてもよい。
このようにすれば、視野を180°の広がりとすること
ができる。
第14図に示すように、視野角の異なる対物レンズ23
を設けることにより、視野を異ならせてもよい。第7図
(a)は対物レンズ23の視野角を大きくしたときの例
で、同図(b)はそれを小さくしたときの例である。ま
た、画素数が多く口径の大きいイメージファイバ22を
用いるときゃ、口径の大きい対物レンズ23を用いると
きには、第8図のように太くすればよい。このようにす
れば、口腔内でも通常の伝送部2のみでは観察できない
部分を観察できる。
第9図は診断プローブ28の形状を変更した例を示す。
第9図(a)は診断プローブ28を45〜60°程度に
曲げた例を示し、同図(b)は90°程度に曲げた例を
示す。同図(a)の場合には、曲げ角度を小さくしても
良いものとして、例えば歯周、根管内の観察に用いられ
る。同図(b)の場合には、曲げ角度の大きいものとし
て、例えば歯の裏側や奥歯、根管内の観察に用いること
ができる。診断プローブ28の先端部27については、
第10図のように屈曲自在にしてもよい。
同図(a)において、先端部27はテフロンチュブある
いはナイロンチューブ等のように屈曲自在なもので形成
されており、同図(b)のように歯108の屈曲した根
管109内に挿入される。
ズーミング機構アダプタ 口腔内を観察する場合、伝送変換部4の対物レンズ43
のみでは、視野範囲や倍率が限られている。しかし、口
腔内をよく観察するためには、視野範囲を変更したり、
倍率を変更する必要があり、そのためには、ズーミング
機構を有するアダプタを取り付けることが好ましい。
第10図に、伝送変換部4に取り付けることができるズ
ーミング機構アダプタ2Cの構造を示す。
図に示すように、このズーミング機構アダプタ2Cは2
枚のレンズ16a、16bとこれらのレンズを収容する
ホルダ一部17と、レンズ16a116bを所定の関係
を保ちつつ軸線方向に移動させる移動機構((図示せず
)を作動させるピント/ズームリング17aとより構成
されている。そしてこのホルダ一部17の伝送変換部4
との接続側には伝送変換部4の雄ねじ46に係合する雌
ねじ17bが形成されている。また、このレンズ16a
、16bの光軸は伝送変換部4に装着されたとぎ、伝送
変換部4の対物レンズ43の光軸に一致するようにセッ
トされている。ここで、ズーミングを行う機構について
は、カメラのズームレンズと同様であるので詳細な説明
は省略する。このズーミング機構アダプタ2Cの光学系
と伝送変換部4の光学系との組み合わせた光学系を第1
1図(b)に示す。この図においてbの距離は一定なの
で、aの距離を大きくするとワイド画像を得ることがで
き、aの距離を小さくすることによりテレ画像を得るこ
とができる。ここで、この距離の変更はピント/ズーミ
ングリング17aを回すことにより行うことができる。
このようにレンズ16a、16b間の距離を手動で変更
せず、例えば、超音波モータ等を利用し、コントロール
部5に接続したフートスイッチ6を操作することにより
行うこともできる。また、このズーミング機構アダプタ
2Cには、先に説明した防水・傷防止用アダプタ2aの
機構をこのズーミング機構アダプタ2cに組み込み、内
部へ水、削りカスの侵入を防止するように構成されてい
る。
フィルムホルダー 歯の治療等では、歯根等のX線写真を撮影し、その歯根
の状態を透視して観察したり、また、口腔内の写真を撮
影し、治癒状態を調べたりすることがある。この場合、
このような画像情報を記録し、また他の情報と比較して
観察することが求められている。
そして、この様な要求を満足するためには、フィルム上
に残された画像情報を容易に検索するため、電子情報に
変更する必要かある。
そこで、上記伝送変換部4に装着し、フィルム上の画像
情報を取り込むためのフィルムアダプタ2dの構成を第
12図に示す。図に示すフィルムアダプタ2dは略円筒
形状のアダプタ本体18を有し、このアダプタ本体18
の伝送変換部4に装着する側の内面に伝送変換部4の雄
ねじ46と係合する雌ねじ18aが形成されてる。更に
、アダプタ本体18内にはフィルム19を軸線に対して
フィルム面が垂直になるように保持する面18bが形成
されており、フィルム19はこの面18bに押し付けら
れ、固定部材18cによりアダプタ本体18に固定され
る。更に、このアダプタ本体18は内部に貫通部を有し
、外部照明光源(バックライト)19aにより、フィル
ム面上の画像情報が対物レンズ43によりイメージセン
サ44上に結像されるようになっている。このフィルム
アダプタ2dの装着時には、光源5bを消灯し、バック
ライト19aのみで、フィルム19を照明する。第12
図(b)にこのフィルムアダプタ2dと伝送変換部4と
の光学系を示す。この様に、このフィルム19の固定位
置は、フィルム19が外部照明光源19aで投影された
とき、そのフィルム19上の画像が対物レンズ43でイ
メージセンサ44上に結像する位置にである。
このフィルムアダプタ2dを使用することにより、容易
にフィルム上の画像情報を、画像処理部3へ取り込み、
観察像をモニタテレビ3a等でリアルタイムに見ること
ができる。
画像処理部 画像処理部2としては、第1図に示したように、モニタ
テレビ3a、VTR3b、スチルビデオレコーダ3 C
% ビデオプリンタ3d、マルチビジョン3e等が考え
られ、これらの画像処理装置はコントロール部5に着脱
自在になっており、その用途に応じて、選択される。例
えば、VTR3bは口腔内の画像情報を連続的に記録す
ることができ、る。スチルビデオレコーダ3Cは1枚の
フロッピィディスクに10枚程度の画像情報を静止画像
として記録でき、検索するのに便利である。また、これ
を利用して映像カルテを作成することもできる。ビデオ
プリンタ3dは、画像情報のハードコピーができるため
、歯医者がカルテを作ったりするとき便利である。また
、マルチビジョン3eでは、複数の画像情報を同時にモ
ニタテレビ上に表すことができるため、治療経過を確認
したり、患者に説明するのに便利であり、患者−人一人
のデータ収集及び記録情報の整理も容易にできる。また
、これらの画像処理装置を組み合わせて利用することに
より、患者と医師とのコミニュケーションを映像を通じ
て図り、より良い治療効果を引き出すことが可能になる
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、種々の変
形例が考えられ得る。
具体的には、上記実施例では、歯科治療を対象として説
明しているが、これに限定されず、画像情報を取り扱う
場合及び種々の観察対象がある場合等についても適用で
きる。
また、画像取り込み部及び画像処理部の具体例も、上記
実施例に限定されず、その他の物を使用することもでき
る。
また更に上記実施例では、伝送変換部内のライトガイド
の数を3組としているがこの数に限定されず、幾つでも
良い。しかし2組以上あることが好ましい。
〔効果〕
本発明の画像処理装置では、以上述べたように、伝送変
換部を種々のアダプタに着脱可能に構成し、アダプタを
交換することにより、種々の画像情報を得ることができ
、更に、得られた画像情報を、処理する処理ユニットを
交換できるようにして、所望の画像情報を作成できるよ
うにしている。これにより、アダプタを交換するだけで
種々の画像情報を得ることかできるため、全体として安
価な画像処理装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う画像処理装置の概略構成図、第
2図は、第1図に示す画像処理装置の伝送変換部の具体
的構成を示す図、第3図は、第1図に示す画像処理装置
の防水・傷防止用アダプタの構成図、第4図は、第1図
に示す内視鏡の具体的構成を示す図、第5図乃至第10
図は、それぞれ内視鏡の変形例を示す図、第11図は、
第1図に示す画像処理装置のズーミング機構アダプタの
構成図及び第12図は、第1図に示すフィルムホルダー
の構成図である。 2・・・画像取り込み部、3・・・画像処理部、4・・
・伝送変換部、5・・・コントロール部、5a・・・制
御部、5b・・・光源、10・・・画像処理装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.入力された画像情報を画像信号に変換するイメージ
    センサ及び光を伝送する第1のライトガイドを含む伝送
    変換部と、 前記伝送変換部の一方の端部に着脱可能で、前記伝送変
    換部に画像情報を伝達する画像情報取り込み部と、 前記伝送変換部と信号ケーブル及び第2のライトガイド
    を介して接続され、前記イメージセンサを前記信号ケー
    ブルを介して制御し画像信号を形成出力する制御部と、
    照射用の光を発する光源とを含み、前記光源の発した光
    が前記第2のライトガイドを通って前記第1のライトガ
    イドの一端に伝達されるコントロール部と、 前記コントロール部に着脱可能に接続され、前記画像信
    号を処理し、前記画像信号に基づき所望の画像情報を作
    成する画像処理部とを備えた画像処理装置。
  2. 2.前記画像情報取り込み部が前記伝送変換部内の機構
    を保護する防水・傷防止用アダプタである請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 3.前記画像情報取り込み部が口腔内、根管内の画像情
    報を取り込む内視鏡である請求項1又は2記載の画像処
    理装置。
  4. 4.前記画像情報取り込み部がフィルムを保持するホル
    ダーであり、前記伝送変換部に取り付けられたとき、前
    記フィルムを外部照明の照射により前記フィルム上の画
    像を前記イメージセンサ上に合焦させる位置に前記フィ
    ルムを保持する請求項1記載の画像処理装置。
  5. 5.前記画像情報取り込み部がズーミング機構を有する
    レンズ機構である請求項1記載の画像処理装置。
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