JP2015116234A - 内視鏡の先端構造及びその製造方法 - Google Patents
内視鏡の先端構造及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015116234A JP2015116234A JP2013259727A JP2013259727A JP2015116234A JP 2015116234 A JP2015116234 A JP 2015116234A JP 2013259727 A JP2013259727 A JP 2013259727A JP 2013259727 A JP2013259727 A JP 2013259727A JP 2015116234 A JP2015116234 A JP 2015116234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- distal end
- end portion
- imaging optical
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】内視鏡の先端構造は、撮像光学系10と、撮像光学系の外周に配置された複数本の光ファイバーからなる照明光学系20と、撮像光学系及び照明光学系とからなる挿入物40が中空部に挿入されたチューブ状弾性体30とを備える。挿入物が先端部Fにおいて当該先端部より基端側の部分Bに対して外径が大径である構造又はチューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造を有する。先端部において挿入物がチューブ状弾性体に圧入され、これにより、チューブ状弾性体がその弾性収縮力により挿入物を締め付け、撮像光学系の外面と照明光学系の内面及び照明光学系の外面と当該チューブ状弾性体の内面を密着させた構造である。
【選択図】図1
Description
特許文献1に示す一般的な内視鏡の先端部構造には、光学部品等を保持するために先端部に複雑な形状の固定用部品を数点使っている。主な光学部品は固定用部品に組み付けられており、固定用部品間の防水には接着剤もしくはシーリングゴムの使用が必須である。
また、樹脂や接着剤の使用以外で部品を保持する方法として、特許文献3に示す熱収縮チューブが挙げられる。このチューブを細径内視鏡の外装部に利用し、熱収縮チューブの径が縮むことで、チューブ内の部品を固定することはできる。
特許文献2で示した、細径内視鏡の防水性の確保に樹脂を用いる方法は、内視鏡を組み立てる際に、樹脂の充填量や硬化が十分でないと、防水性を確保することができず不良が発生する。また、樹脂の充填による固定は、固定用部品を使用するよりも固定強度が低い為に、使用中に部品の脱落や破損を引き起こす可能性が高い。さらに、組立て時に樹脂がレンズ面に回り込んでしまう為、組み立て後に余計な樹脂を取り除く必要がある為、組立てのコストが上がってしまう。
また、高温下でチューブを収縮させる為、内部の光ファイバーや電子部品に熱負荷がかかってしまう。
また、熱収縮チューブの熱収縮は塑性変形であるので、熱収縮後、防水性を高めるような締め付け力が働かない。
締め付け力が働かないから、特許文献3に図示されるように、内視鏡の軸方向に沿って小径部、大径部、小径部の順で連続した部分を覆うように熱収縮チューブを設けなければ、熱収縮後に硬化安定した熱収縮チューブが内部のものに対してずれてしまうという問題がある。そのため、内視鏡の先端面近傍に径方向に凸な大径部を配置しなければならず、先端面の直径に対して内視鏡の先端構造を大径化させてしまうという問題、言い換えれば、先端面の直径が内視鏡の先端構造の最大径より小さくなり、撮像の受光面や照明光出射面を配置する先端面が小さくなってしまうという問題がある。
前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造又は前記チューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造を有し、
前記先端部において前記挿入物が前記チューブ状弾性体に圧入され、これにより、前記チューブ状弾性体がその弾性収縮力により前記挿入物を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面及び前記照明光学系の外面と当該チューブ状弾性体の内面を密着させたことを特徴とする内視鏡の先端構造である。
前記撮像光学系が前記ライトガイドファイバーバンドルの中空部に挿入され、
前記撮像光学系が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造を有し、
前記先端部において前記撮像光学系が前記ライトガイドファイバーバンドルに圧入され、これにより、前記ライトガイドファイバーバンドルがその弾性収縮力により前記撮像光学系を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面を密着させたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の先端構造である。
前記挿入工程前、前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造又は前記チューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造であって、当該先端部における前記挿入物の外径が前記チューブ状弾性体の内径より大きい構造を構成し、
前記挿入工程の実施に際し前記先端部においては前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することにより、前記チューブ状弾性体がその弾性収縮力により前記挿入物を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面及び前記照明光学系の外面と当該チューブ状弾性体の内面を密着させることを特徴とする内視鏡の先端構造の製造方法である。
前記挿入工程の実施に際し、前記挿入物をその基端から前記チューブ状弾性体の先端側開口へ挿入し、当該工程の最後に前記先端部において前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の先端構造の製造方法である。
前記挿入工程の実施に際し、前記挿入物をその先端から前記チューブ状弾性体の基端側開口へ挿入し、当該工程の最後に前記先端部において前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の先端構造の製造方法である。
前記照明光学系配置工程において、前記撮像光学系を前記ライトガイドファイバーバンドルの中空部に挿入し、
前記照明光学系配置工程前、前記撮像光学系が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造であって、当該先端部における前記撮像光学系の外径が前記ライトガイドファイバーバンドルの内径より大きい構造を構成し、
前記照明光学系配置工程の実施に際し前記先端部においては前記撮像光学系を前記ライトガイドファイバーバンドルに圧入することにより、前記ライトガイドファイバーバンドルがその弾性収縮力により前記撮像光学系を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面を密着させることを特徴とする請求項6から請求項8のうちいずれか一に記載の内視鏡の先端構造の製造方法である。
撮像光学系10には数千本の光ファイバーが束状に形成されたイメージファイバー11と、イメージファイバー11の先端面に密着固定されたGRINレンズ12が備わっている。GRINレンズ12は結像レンズの役割を果たす。
照明光学系20には、照明用の光源から観察対象まで光を伝播させる為の数百本の光ファイバーが束状に形成されたライトガイドファイバーバンドル21が備わっている。照明光学系20の照明光の出射端は、ライトガイドファイバーバンドル21の端面21aである。すなわち、端面21aの前方に光学部品が配置されず簡素な構成である。
ライトガイドファイバーバンドル21はチューブ状に形成され、その中空部に撮像光学系10が配置されている。
撮像光学系10と照明光学系20との外側には、柔軟な保護チューブ30が備わっており、生体と光学部品との接触を保護する。
ライトガイドファイバーバンドル21及び保護チューブ30は圧入に適した弾性を有する。
以上のような構造により、内視鏡を細径にすることができ、且つ、撮像光学系10の視野範囲に均一な照明光を照射することができる。
尚、迷光を遮光する為、レンズ枠13の代わりに、GRINレンズ12の周囲をブラックカーボン等で黒塗りしても良い。また、イメージファイバー11の側面全てを黒塗りすると、遮光効果がさらに向上する。
撮像光学系10には、図2に示す通り、イメージファイバー11の代わりに電子内視鏡等に用いられている光電素子14を用いても構わない。光電素子14はイメージファイバーよりも高画質な画像を得ることができる。図2において、15は光電素子14のベース基板、16は光電素子14の駆動電力及び光電素子14が撮像した映像信号を伝送する電気ケーブル、17は光電素子14に組み合わされる撮像レンズである。
撮像光学系10に用いるレンズは、GRINレンズに限らず、図2に示すように球面もしくは非球面のレンズを1枚若しくは複数用いて構わない。レンズを複数枚用いることで、GRINレンズでは達成の難しい広い視野角の撮像光学系を構成できる。
製造方法として、まず、図3に示すように撮像光学系10の外周に複数本の光ファイバーからなる照明光学系20を配置する照明光学系配置工程を実施する。本実施形態にあっては、照明光学系20はチューブ状のライトガイドファイバーバンドル21であるので、本照明光学系配置工程は、撮像光学系10をライトガイドファイバーバンドル21の中空部に挿入することによって行う。
本照明光学系配置工程前、撮像光学系10が先端部Fにおいて当該先端部Fより基端側の部分Bに対して外径が大径である構造を構成する。さらには、当該先端部Fにおける撮像光学系10の外径がライトガイドファイバーバンドル21の内径より大きい構造を構成する。すなわち、そのような外径、内径のものを選択する。
そして、本照明光学系配置工程の実施に際し先端部Fにおいては撮像光学系10をライトガイドファイバーバンドル21に圧入することにより、ライトガイドファイバーバンドル21がその弾性収縮力により撮像光学系10を締め付け、撮像光学系10の外面(本実施形態ではレンズ枠13の外面)と照明光学系20の内面(本実施形態においてはライトガイドファイバーバンドル21の内面)を密着させる。
本照明光学系配置工程により、図3(b)に示すように、撮像光学系10及び照明光学系20とからなる挿入物40が構成される。撮像光学系10と照明光学系20とからなる保護チューブ30に対する挿入物40は、レンズ枠13の厚み分により先端部Fにおいて当該先端部Fより基端側の部分Bに対して外径が大径化している。
なお、レンズ枠13の基端側外径周縁部を基端に向かって細くなるテーパー形状(円錐状のみならず縦断面において膨らみ又は凹みある形状を含む)に形成しておけば、レンズ枠13にライトガイドファイバーバンドル21を被せる際にスムーズに組立作業を行うことができ、ライトガイドファイバーバンドル21を破損するリスクを抑えることができる。
上述したように照明光学系配置工程によって、この挿入工程の前において、挿入物40が先端部Fにおいて当該先端部Fより基端側の部分Bに対して外径が大径である構造であって、当該先端部Fにおける挿入物40の外径が保護チューブ30の内径より大きい構造をすでに構成している。すなわち、そのような内径を有した保護チューブ30を選択して本挿入工程を実施する。
本挿入工程の実施に際し先端部Fにおいては挿入物40を保護チューブ30に圧入することにより、保護チューブ30がその弾性収縮力により挿入物40を締め付け、撮像光学系10の外面(本実施形態ではレンズ枠13の外面)と照明光学系20の内面(本実施形態においてはライトガイドファイバーバンドル21の内面)及び照明光学系20の外面(本実施形態においてはライトガイドファイバーバンドル21の外面)と保護チューブ30の内面を密着させる。
また、保護チューブ30の代表的な材料には、ナイロン、テフロン(登録商標)、シリコン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、PEEK等が挙げられる。
高い密着性を確保する為に、レンズ枠13の寸法と、ライトガイドファイバーバンドル21の寸法と、および保護チューブ30の寸法(組立前)とは、以下に説明するように半径範囲で一部重なっていることが望ましい。図5に掲載した表に示す構成1を用いて、寸法の重なりについて説明する。
撮像光学系10の最も外側にあたるレンズ枠13の外径を0.51 mmとし、照明光学系20の最も内側にあたるライトガイドファイバーバンドル21の内径を0.49 mmとした時、レンズ枠13の外径はライトガイドファイバーバンドル21の内径よりも僅かに大きい為、図3に示す通り、レンズ枠13をライトガイドファイバーバンドル21に挿入する際にバンドル21が僅かに押し広げられ、部品同士の密着性が向上する。その際の締めしろは、0.02 mmとなる。
照明光学系20の最も外側にあたるライトガイドファイバーバンドル21の外径を0.67 mmとし、保護チューブ30の内径を0.66 mmとする。ライトガイドファイバーバンドル21は、レンズ枠13が挿入されたたことで 0.02 mmの締めしろが発生しており、締めしろ分バンドル21の外径が膨らんで0.69 mmとなる。すると、図4に示す通り、ライトガイドファイバーバンドル21を保護チューブ30に挿入する際に保護チューブ30が僅かに押し広げられ、部品同士の密着性が向上する。その際の締めしろは0.03 mmとなる。この締めしろによる部品同士の密着が、内視鏡の先端部での密封性を確保する。
また、上記構成1とは別の寸法の一例として、図5に掲載した表に示す構成2の寸法関係であっても、同様の効果が得られる。
以上のようにして、外径1mm弱の防水性に優れた細径内視鏡の先端構造を精度よく容易に構成することができる。
次に、以上説明した実施形態に対して変形した他の実施形態について説明する。同様の部分は共通の符号を付して説明を省略する。
撮像光学系10の先端部は、レンズ枠を使って先端部の直径を大きくする代わりに、図6に示す様にGRINレンズ12Aの直径がイメージファイバー11の直径より大きい光学系を用いても同じ効果が得られる。
この場合、レンズ12Aの基端側外径周縁部を基端に向かって細くなるテーパー形状(円錐状のみならず縦断面において膨らみ又は凹みある形状を含む)に形成しておけば、GRINレンズ12Aにライトガイドファイバーバンドル21を被せる際にスムーズに作業を行うことができ、レンズ12A及びライトガイドファイバーバンドル21を破損するリスクを抑えることができる。
他の策として、図8に示す様に、保護チューブ30の先端部に内径小径部30aを形成してもよい。すなわち、保護チューブ30が先端部Fにおいて当該先端部Fより基端側の部分Bに対して内径が小径である構造を採用することである。
製造方法としては、挿入工程前、保護チューブ30が先端部Fにおいて当該先端部Fより基端側の部分Bに対して内径が小径である構造であって、当該先端部Fにおける挿入物40の外径が保護チューブ30(内径小径部30a)の内径より大きい構造を構成することを実施する。
この場合、挿入工程の実施に際しては、挿入物40をその先端から保護チューブ30の基端側開口へ挿入し、本工程の最後に先端部Fにおいて挿入物40を保護チューブ30の内径小径部30aに圧入する。
本構造では、照明光学系20はその外周の中心A1に対してとその内周の中心A2が偏在しており、撮像光学系10の中心A2は当該内視鏡の中心A1から偏在して配置されている。このような構造であっても、先端部において圧入を実施して密封し防水性を確保することができる。また、同じ直径内でも、図10に示す構造のように太いファイバーを配置することができる。
11 イメージファイバー
12 GRINレンズ
12A GRINレンズ
13 レンズ枠
14 光電素子
20 照明光学系
21 ライトガイドファイバーバンドル
21a 出射端面
22,22, 照明用の光ファイバー
23 シーリング材
30 保護チューブ(チューブ状弾性体)
30a 内径小径部
40 挿入物
F 先端部
Claims (10)
- 撮像光学系と、前記撮像光学系の外周に配置された複数本の光ファイバーからなる照明光学系と、前記撮像光学系及び前記照明光学系とからなる挿入物が中空部に挿入されたチューブ状弾性体とを備え、
前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造又は前記チューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造を有し、
前記先端部において前記挿入物が前記チューブ状弾性体に圧入され、これにより、前記チューブ状弾性体がその弾性収縮力により前記挿入物を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面及び前記照明光学系の外面と当該チューブ状弾性体の内面を密着させたことを特徴とする内視鏡の先端構造。 - 前記照明光学系は、複数の光ファイバーを束ねたチューブ状で弾性を備えたライトガイドファイバーバンドルであり、
前記撮像光学系が前記ライトガイドファイバーバンドルの中空部に挿入され、
前記撮像光学系が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造を有し、
前記先端部において前記撮像光学系が前記ライトガイドファイバーバンドルに圧入され、これにより、前記ライトガイドファイバーバンドルがその弾性収縮力により前記撮像光学系を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面を密着させたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の先端構造。 - 前記撮像光学系は、先端部外周に光学部品を内側に保持する筒状部品を備え、当該筒状部品の厚み分により、前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径化していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡の先端構造。
- 前記照明光学系はその外周とその内周とが同心状であり、前記撮像光学系の中心は当該内視鏡の中心に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の内視鏡の先端構造。
- 前記照明光学系はその外周の中心に対してとその内周の中心が偏在しており、前記撮像光学系の中心は当該内視鏡の中心から偏在して配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の内視鏡の先端構造。
- 撮像光学系の外周に複数本の光ファイバーからなる照明光学系を配置する照明光学系配置工程と、前記撮像光学系及び前記照明光学系とからなる挿入物をチューブ状弾性体の中空部に挿入する挿入工程とを備える内視鏡の先端構造の製造方法であって、
前記挿入工程前、前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造又は前記チューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造であって、当該先端部における前記挿入物の外径が前記チューブ状弾性体の内径より大きい構造を構成し、
前記挿入工程の実施に際し前記先端部においては前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することにより、前記チューブ状弾性体がその弾性収縮力により前記挿入物を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面及び前記照明光学系の外面と当該チューブ状弾性体の内面を密着させることを特徴とする内視鏡の先端構造の製造方法。 - 前記挿入工程前において、前記挿入物が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造を構成し、
前記挿入工程の実施に際し、前記挿入物をその基端から前記チューブ状弾性体の先端側開口へ挿入し、当該工程の最後に前記先端部において前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の先端構造の製造方法。 - 前記挿入工程前において、前記チューブ状弾性体が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して内径が小径である構造を構成し、
前記挿入工程の実施に際し、前記挿入物をその先端から前記チューブ状弾性体の基端側開口へ挿入し、当該工程の最後に前記先端部において前記挿入物を前記チューブ状弾性体に圧入することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の先端構造の製造方法。 - 前記照明光学系は、複数の光ファイバーを束ねたチューブ状で弾性を備えたライトガイドファイバーバンドルであり、
前記照明光学系配置工程において、前記撮像光学系を前記ライトガイドファイバーバンドルの中空部に挿入し、
前記照明光学系配置工程前、前記撮像光学系が先端部において当該先端部より基端側の部分に対して外径が大径である構造であって、当該先端部における前記撮像光学系の外径が前記ライトガイドファイバーバンドルの内径より大きい構造を構成し、
前記照明光学系配置工程の実施に際し前記先端部においては前記撮像光学系を前記ライトガイドファイバーバンドルに圧入することにより、前記ライトガイドファイバーバンドルがその弾性収縮力により前記撮像光学系を締め付け、前記撮像光学系の外面と前記照明光学系の内面を密着させることを特徴とする請求項6から請求項8のうちいずれか一に記載の内視鏡の先端構造の製造方法。 - 前記照明光学系配置工程の実施に際し、前記撮像光学系をその基端から前記ライトガイドファイバーバンドルの先端側開口へ挿入し、当該工程の最後に前記先端部において前記撮像光学系を前記ライトガイドファイバーバンドルに圧入することを特徴とする請求項9に記載の内視鏡の先端構造の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013259727A JP6187230B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 内視鏡の先端構造及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013259727A JP6187230B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 内視鏡の先端構造及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015116234A true JP2015116234A (ja) | 2015-06-25 |
JP6187230B2 JP6187230B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=53529532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013259727A Active JP6187230B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 内視鏡の先端構造及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6187230B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017102193A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | パナソニック デバイスSunx株式会社 | 同軸型ファイバヘッド、ファイバセンサ、及び同軸型ファイバヘッドの製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818204U (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | 日立電線株式会社 | 光フアイバカテ−テル |
JPS63153210U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | ||
JPH0228889A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像処理装置 |
-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013259727A patent/JP6187230B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818204U (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | 日立電線株式会社 | 光フアイバカテ−テル |
JPS63153210U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | ||
JPH0228889A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-01-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像処理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017102193A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | パナソニック デバイスSunx株式会社 | 同軸型ファイバヘッド、ファイバセンサ、及び同軸型ファイバヘッドの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6187230B2 (ja) | 2017-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2532296B1 (en) | Image pickup unit for endoscope | |
US10996456B2 (en) | Endoscope and camera module | |
US6398723B1 (en) | Endoscope having an immobilization system for components of an inner optical system | |
US20170245734A1 (en) | Resin distal end component for endoscope | |
JP4704386B2 (ja) | 内視鏡 | |
US8366611B2 (en) | Endoscope with sealing ring | |
WO2013128681A1 (ja) | 内視鏡 | |
US9784964B2 (en) | Image pickup unit for endoscope having multiple bonded frames | |
JP2015080646A (ja) | 内視鏡用レンズユニットおよびこれを備えた内視鏡 | |
JP6187230B2 (ja) | 内視鏡の先端構造及びその製造方法 | |
JP2014226338A (ja) | 内視鏡 | |
JP6994568B2 (ja) | 内視鏡および内視鏡の挿入部 | |
US11297211B2 (en) | Endoscope distal end structure and endoscope | |
US6997868B1 (en) | Autoclavable endoscope | |
WO2014068958A1 (ja) | 内視鏡および内視鏡用挿入部 | |
US9757013B2 (en) | Optics tube for an endoscope, rod lens, combination of an optics tube and at least one rod lens, and endoscope | |
US6917738B2 (en) | Optical fiber system with sealed fiber bundle | |
JP2014191222A (ja) | 内視鏡用レンズユニットおよびこれを備えた内視鏡 | |
US11647893B2 (en) | Endoscope | |
JP5922967B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP5527272B2 (ja) | チューブ継手構造、プローブ及び接続方法 | |
JP4531437B2 (ja) | 内視鏡の先端照明部の組立方法 | |
JP2017209235A (ja) | 内視鏡 | |
JP2018045212A (ja) | 撮像モジュール及びその製造方法 | |
JP4495521B2 (ja) | 内視鏡用観察ユニットおよび内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6187230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |