JPH048064Y2 - - Google Patents

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JPH048064Y2
JPH048064Y2 JP908587U JP908587U JPH048064Y2 JP H048064 Y2 JPH048064 Y2 JP H048064Y2 JP 908587 U JP908587 U JP 908587U JP 908587 U JP908587 U JP 908587U JP H048064 Y2 JPH048064 Y2 JP H048064Y2
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wheel
unit
wheels
axle
truck
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、荷物等の運搬のための手押台車の動
力化として、モータにより駆動する駆動車輪を有
する自走台車に関する。
〔従来の技術〕
このような台車として第9図、第10図に示す
ように、荷台1の下面に一対の自在車輪(キヤス
ター)2,3を設け、さらにその前方に車軸4を
同じくする駆動車輪5と遊車輪6を設けたものが
ある。
図中7は荷台1の下端に取付けた電動モータ
で、これはスプロケツト8及びチエ−ン9を介し
て前記車軸4側のスプロケツト10と連結する。
図示の例では、荷台1の後方にハンドル11と
バツテリー及び制御部12を設け、このハンドル
11を手で握りながらモータ7を駆動して駆動車
輪5により前進する。
このように前記台車は、ハンドル11で荷台1
の向きを定めることによりその方向性を操作する
ものであり、車軸4につける車輪の片方を固定さ
れていない遊車輪6としたのは、その操作性を有
効に発揮させるためである。すなわち、車軸4の
両側ともに固定された駆動車輪とすると、台車を
曲げようとすることが困難となつたり、また場合
によつては意図しない方向に曲がつてしまつたり
して操作性が思わしくないからである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記のごとき同一車軸4に対して駆
動車輪5と遊車輪6とを設けた台車では、第11
図に示すように床等に物や凸部があつてこれに遊
車輪6が乗り上げてしまうと駆動車輪5も床等か
ら浮いてしまい、その結果前進力が全く得られず
停止してしまうという不都合を生じる。なお、駆
動車輪5側が乗り上げた場合にはこれら物や凸部
上を該駆動車輪5が転送するので台車の進行は止
まらない。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
凹凸のある床面でも進行が妨げられることがな
く、かつ揺れが少なく安定して走行できる自走台
車を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、一対の自在
車輪の他に、モータにより回転する車軸の片側に
結合した駆動車輪と他の片側での遊車輪とを設け
た自走台車において、モータ及び伝達機構、車
軸、駆動車輪、遊車輪を1つのユニツトとして構
成し、台車下面に該ユニツトを上下方向へ回動自
在に取付けたことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、遊車輪が床面等の凸部や物に
乗り上げたとしても、その高さ分だけユニツト全
体が斜めの状態となり、駆動車輪は浮き上がるこ
とはない。このように、駆動車輪は遊車輪が上が
つても常に接地しており、台車の前進力は確保さ
れる。また、ユニツトが傾くだけで台車の荷台は
その影響を受けることがないので、該荷台は水平
状態を保てる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の自走台車の1実施例を示す正
面図、第2図は同上側面図で、前記従来例を示す
第9図、第10図と同一構成要素には同一参照番
号を付したものである。
すなわち、荷台1の下面後側に一対の自在車輪
2,3を設け、同下面の前方側には車軸4を同じ
くする駆動車輪5と遊車輪6を設けること及び荷
台1の後方にハンドル11を立上げ、その下部に
バツテリー及び制御部12を設けることなどは前
記従来例と同一である。
本考案の台車は、モータ8と、このモータ8と
前記車軸4とを連結するスプロケツト8,10や
チエーン9等からなる伝達機構と、車軸4と、及
び駆動車輪5、遊車輪6とを第3図、第4図に示
すように箱体やフレームでまとめるなどして1つ
の独立ユニツトAとして構成した。そして、該ユ
ニツトAの上部に設けた軸13を台車の荷台1の
下面に固着した軸受け14に結合する。
一例として該軸受け14はベアリング内蔵のも
ので、荷台1の下面前後方向に間隔を存して2個
取付けられ、一方軸13はユニツトAから突出す
る端部がこの軸受け14内に挿入する。
このようにして、ユニツトAは荷台1下に上下
方向に駆動自在に取付く。
次に使用法について説明すると、モータ7を始
動するとその回転は伝達機構であるスプロケツト
8、チエーン9、スプロケツト10を介して車軸
4に伝わり、駆動車輪5が転送して台車が前進す
ることは前記従来例と同じである。
第5図に示すように床や路面上に、物が置いて
あつたり、突起物があつたりして凸部15が存在
し、該凸部15上に遊車輪6が乗り上げるとその
分だけ軸13を支点としてユニツトAの全体が回
転する。これにより、駆動車輪5は床面等から離
れることはなく、台車は前進を続け、遊車輪6が
凸部15を乗り超え終えたときにユニツトAはも
との水平状態に戻る。
一方、駆動車輪5が凸部15上に乗り上げた場
合はこの車輪5がその上を転送することで前進は
続行され、さらにユニツトAは前記とは逆方向に
回転して遊車輪6も床面等から離れることがない
ので、きわめて安定した状態を保つ。
第6図、第7図は、本考案を応用した配膳車を
示す。荷台はステンレス製の前面板16aと後面
板16bとの間に棚板16cを複数段設けた棚1
6として構成し、後面板16bの背後にハンドル
11を形成する。図中17は、ハンドル11の中
央に設けた操作部、18はハンドル11の下部に
設けた制御部で、本実施例ではバツテリー19は
底板20の下面に取付けるようにした。
このような配膳車でも底板29の下面に、自在
車輪2,3とユニツトAとを設けるようにすれ
ば、前記のごとく床面上の障害物に対し支障なく
走行できる。特にユニツトAが傾いてもその上部
の底板20及びその上の棚16は傾くことなく水
平状態を保てるので、汁椀等こぼれやすいものを
運ぶにも最適なものである。
第8図はかかる配膳車に設けるストツパー21
を示すもので、該ストツパー21は自在車輪2,
3間に位置し、足踏み式のペダル22で伸縮する
脚柱からなる。そして、この脚柱は最長突出状態
で自在車輪2,3を床面から浮かすことにより停
止での安定状態を図る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の自走台車は、一対
の自在車輪の他に、モータにより回転する車軸の
片側に結合した駆動車輪と他の片側での遊車輪と
を設けた自走台車において、床面上に物や突起が
ありこれに遊車輪が乗り上げても駆動車輪は浮き
上がらず常に接地されているので、進行を妨げら
れることなく安定した運転ができるものである。
また、このような遊車輪や駆動車輪の片側乗り
上げによる変動は荷台上には影響を及ぼさず、荷
台は常に水平状態を保てるので、揺れの少ない運
搬が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自走台車の1実施例を示す正
面図、第2図は同上側面図、第3図は要部の正面
図、第4図は同上側面図、第5図は同上使用状態
を示す正面図、第6図は本考案を応用した配膳車
の側面図、第7図は同上背面図、第8図はストツ
パー部分の側面図、第9図は従来例を示す側面
図、第10図は同上正面図、第11図は従来品の
使用状態を示す要部の正面図である。 1……荷台、2,3……自在車輪、4……車
軸、5……駆動車輪、6……遊車輪、7……モー
タ、8,10……スプロケツト、9……チエー
ン、11……ハンドル、12……バツテリー及び
制御部、13……軸、14……軸受け、15……
凸部、16……棚、16a……前面板、16b…
…後面板、16c……棚板、17……操作部、1
8……制御部、19……バツテリー、20……底
板、21……ストツパー、22……ペダル、A…
…ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の自在車輪の他に、モータにより回転する
    車軸の片側に結合した駆動車輪と他の片側での遊
    車輪とを設けた自走台車において、モータ及び伝
    達機構、車軸、駆動車輪、遊車輪を1つのユニツ
    トとして構成し、台車下面に該ユニツトを上下方
    向へ回動自在に取付けたことを特徴とする自走台
    車。
JP908587U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH048064Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP908587U JPH048064Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JP908587U JPH048064Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS63115871U JPS63115871U (ja) 1988-07-26
JPH048064Y2 true JPH048064Y2 (ja) 1992-03-02

Family

ID=30794065

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JP908587U Expired JPH048064Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6067165B1 (ja) * 2016-05-13 2017-01-25 誠治 黒須 運搬用車両
DE102020004190A1 (de) 2019-08-08 2021-02-11 Makita Corporation Handwagen
JP7319859B2 (ja) * 2019-08-08 2023-08-02 株式会社マキタ 手押し式運搬車

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JPS63115871U (ja) 1988-07-26

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