JPH0331660Y2 - - Google Patents

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JPH0331660Y2
JPH0331660Y2 JP8524485U JP8524485U JPH0331660Y2 JP H0331660 Y2 JPH0331660 Y2 JP H0331660Y2 JP 8524485 U JP8524485 U JP 8524485U JP 8524485 U JP8524485 U JP 8524485U JP H0331660 Y2 JPH0331660 Y2 JP H0331660Y2
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JP
Japan
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cart
drive
auxiliary power
torsion bar
support rod
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JP8524485U
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JPS61200768U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば旅客用航空機内等で使用する
食事や飲物等を配膳したトレイを収納するカート
を、移動させる際に使用する補助動力装置に関す
る。
[従来技術] 旅客用航空機内で使用する食器等を運搬するカ
ートは、客席間の通路を乗務員が押しながら移動
させて乗客に配膳するが、飲食物を盛りつけた食
器を載せたトレイをカート内に載置すると、全体
で70〜100キログラムの重量に達する。ところが、
機内の床面はカーペツト敷きであつて摩擦が大き
く、通路が狭いうえに機種によつては巡航状態で
多少機首が上がり(約3度)床面が傾斜する場合
が生じ、カートの移動には相当の労力を必要とし
ていた。そこでカートに補助動力装置を装着して
労力の省力化が計られている。
従来より用いられている補助動力装置はカート
の長手方向の中央に左右2個の車輪を設け、ギヤ
やクラツチを介してモータで駆動する構成となつ
ているが、2つの駆動車輪は首振り回転をしない
ため、狭い機内での方向転換がしにくく、また地
上で洗浄する際には車輪や駆動部に洗浄剤がかか
るため、防水や防錆加工を施す必要があつた。
[考案が解決しようとする課題] そこで、本考案はカートの移動の補助をなす動
力装置を狭面積内での方向転換がし易く、かつカ
ート本体から取り外すことができる構成として、
不使用時にはカートから外すことにより、防水、
防錆処理を施す必要のない小型のカートの補助動
力装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案のカートの着
脱式補助動力装置は、箱状体であつて、底板下面
には溝を有する支持金具を固定するカート上部へ
係脱可能とした取付け手段を上端に固定し、下端
にカート下面へ挿入する部分を有するL字状トー
シヨンバーを固定した長尺状の支持棒と、モー
タ、ギヤ、クラツチ等よりなる駆動手段を内装す
ると共に、駆動手段により駆動される駆動輪を連
結した駆動部とを有し、この駆動部はトーシヨン
バーのカート下面へ挿入する部分に取付け部分を
介して連設すると共に、トーシヨンバーはカート
の下面の支持金具の溝に係脱可能として構成を具
備する。
[作用] カートの使用時には補助動力装置の支持棒の下
端に固定した駆動部および駆動輪を連設したトー
シヨンバーをカートの下面に支持金具の溝に係合
し、支持棒上部の取付け手段をカートの上部に取
付け、駆動部を作動させてカートを動かす。補助
動力装置が不用となつた場合には、支持棒上端の
取付け手段をカートから外し、さらに支持棒下端
のトーシヨンバーをカート下面に支持金具の溝か
ら外して、補助動力装置をカートから取り外す。
[実施例] 以下、カートの着脱式補助動力装置の実施例を
図面により説明する。
第1図はカートの着脱式補助動力装置の斜視図
である。
カート2は矩形上の箱体であつて、側面に四辺
は枠で囲周されている。カート2の底板の下面に
は支持金具13を取り付ける。支持金具13は両
側を折り曲げて、この折り曲げ部分に溝12を穿
設した板状体である。
カート2に取り付ける補助動力装置は長尺棒状
体の支持棒3と駆動部5とよりなる動力部本体1
と、カート2上部への取付け手段である支持棒3
の上端に固着した固定用クリツプ11、および、
動力部本体1の駆動部5に駆動される駆動輪6を
有している。
支持棒3はカート2の高さ寸法より少々長い寸
法を有する棒状体であつて、上端にはカート2の
上枠10に係合する係合部を有する固定用クリツ
プ11を固定すると共に、駆動部5のモータの回
転方向を選択し、駆動輪6の回転を前進または後
退させる操作レバー(スイツチレバー)18とを
設ける。支持棒3の下端にはL字型に折曲させた
トーシヨンバー4の一端を固着させている。
トーシヨンバー4の折曲した先端部分は補助動
力装置をカート2に取り付けた時、カート2の下
面に挿入する部分であつて、このトーシヨンバー
4の折曲先端部分には、トーシヨンバー4に平行
して橋脚状の取付け部を介して駆動部5を連設す
る。駆動部5にはモータ、クラツチ、ギヤ等の駆
動機器が内装されている。
駆動部5の両端には車輪が連設されており、一
方の車輪6(駆動輪)は駆動部5内の駆動機器に
連結して駆動部5で駆動され、他方の車輪7(ア
イドラー輪)は自由回動する車輪である。そし
て、アイドラー輪7が支持棒3側となるように支
持棒3の軸線に対して直角状に駆動部5を配設す
る。
支持棒3とアイドラー輪7との間には横移動用
の車輪14を設けている。横移動用車輪14はア
イドラー輪7の回転方向に対して直交する方向に
回転自在に駆動部5の取付け部分に取り付けられ
ている。
支持棒3の側壁にはバツテリイパツク9を収納
したバツテリイケース8を固着し、動力部本体1
にはバツテリイパツク9と駆動部5とを連絡する
配線が施されている。そして、バツテリイケース
8は上部を開口してバツテリイパツク9を交換で
きる構成としている。
次に、上記構成の補助動力装置を機内食トレー
17を収納したカート2に取り付けて操作する場
合を第2図を参照して説明する。
先ず支持棒3を駆動輪6の回転軸を中心に反時
計回りの方向に僅かに回動(第2図一点鎖線で示
す状態)させて、駆動輪6、アイドラー輪7を上
げ、横移動用車輪14で動力本体部1の重量を受
けさせる。横移動用車輪14を回転させて駆動輪
6を進行方向先端として、カート2の下部に駆動
輪6および駆動部5を挿入する。そして、支持金
具13の溝12に動力部本体1のトーシヨンバー
4の駆動部5に平行した部分を係止させる。次に
支持棒3を時計回り方向(第2図矢印方向)に回
動して、支持棒3上端に固定した固定用クリツプ
11をカート2の上枠10に嵌合させ支持棒3の
上端を固定する。支持棒3の上端をこのように固
定すると、支持金具13の溝12に係止している
トーシヨンバー4のばね力により、駆動部5の両
端の駆動輪6とアイドラー輪7は下方に押され、
動力部本体1およびカート2を駆動輪6とアイド
ラー輪7とで支持する。この時、支持金具13は
カート2の進行方向に対してカート2の中心位置
より後側の位置に固定することにより、支持棒3
の長さ寸法を短くすることができる。また、駆動
部5のトーシヨンバー4を支持金具13に係止さ
せてカート2に補助動力装置を取り付けた時、駆
動輪6の軌道中心線はカート2の長さ方向の中心
線に合致するように、駆動部5の長さおよび駆動
輪6とアイドラー輪7との間隔を設定する。
動力部本体1の上端に取り付けた操作レバー1
8で前進あるいは後退を選択し、スイツチをON
するとカートは前進あるいは後退する。前進時に
は駆動輪6はトーシヨンバー4のばね力で床面に
押圧されており、駆動部5の回転トルクが確実に
駆動輪6に伝達し、床面とのスリツプが減少して
駆動効率が向上する。また、駆動輪6はカート2
の走行中心線上にあり、かつ操作側に位置してい
るので、直進走行性が良く、方向転換が容易に行
える。
不用時には固定用クリツプ11をカート2の上
枠10から外し、第2図一点鎖線で示す方向に動
力部本体1を回動し、トーシヨンバー4を支持金
具13の溝12から外す。トーシヨンバー4の付
勢力により駆動部5が持ち上がり、それにともな
つて駆動輪6、アイドラー輪7が少々上昇して、
動力部本体1は横移動用車輪14で支持される。
この状態でカート2の下部から補助動力装置を取
り外す。そして、カートの洗浄作業をすると洗剤
液、水が補助動力装置にかかることがない。
[考案の効果] 以上のように、本考案のカートを移動させる補
助動力となる補助動力装置は、駆動手段および駆
動輪を固定した支持棒の上部は取付け手段により
カートの上部に係合取付けし、支持棒の下部をカ
ートの下面の支持金具に係合することにより、カ
ートに容易に取り付けることができる。そして、
不用時には支持棒の上部の取付け手段をカートか
ら外し、トーシヨンバーをカート下面から外すこ
とによりカートから補助動力装置を簡単に取り外
すことができるので、カートを洗浄する場合には
カートから補助動力装置を取り外しておくことに
より、カートの洗浄液を補助動力装置にかけるこ
とがなく、カートを確実に洗浄することができ、
さらに、補助動力装置に防水、防錆、電気的配線
等の格別の配慮を施す必要がない。さらに、駆動
輪を連設した駆動部はトーシヨンバーを介してカ
ート下面に取り付けるので、トーシヨンバーのば
ね作用により適度の押圧力が生じて、カーペツト
等の床面に凹凸に対しても、その振動をばねの弾
力である程度吸収でき、カートの内部に収納され
た食器等への影響を減少する。また、駆動輪の床
面への接地性が良いので床面とのスリツプが減少
し、カートのスムーズな移動ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は第
1図の実施例のカートへの装着を説明する斜視
図、第3図は第1図の実施例をカート下面より見
た図である。 1……動力部本体、2……カート、3……支持
棒、4……トーシヨンバー、5……駆動部、6…
…駆動輪、7……アイドラー輪、8……バツテリ
ーケース、9……バツテリーパツク、10……上
枠、11……固定用クリツプ、12……溝、13
……支持金具、14……横移動用車輪、15……
キヤスター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータ、ギヤ、クラツチ等によりなる駆動手段
    と、被移動物であるカートの下面に装着され、カ
    ートを支持する前記駆動手段により駆動される駆
    動輪とよりなるカートの補助動力装置において、 前記カートは箱状体であつて、底板下面には溝
    を有する支持金具を固定すると共に、 前記補助動力装置は上端に前記カート上部へ係
    脱可能とした取付け手段を固定し、下端に前記カ
    ート下面に挿入する部分を有するL字状トーシヨ
    ンバーを固定した長尺状の支持棒と、前記駆動手
    段を内装すると共に、前記駆動手段により駆動さ
    れる駆動輪を連結した駆動部とを有し、前記駆動
    部は前記トーシヨンバーのカート下面へ挿入する
    部分に取付け部を介して連設すると共に、前記駆
    動輪を有する駆動部を連設したトーシヨンバーは
    前記カートの下面の支持金具の溝に係脱可能とし
    たことを特徴とするカートの着脱式補助動力装
    置。
JP8524485U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH0331660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8524485U JPH0331660Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8524485U JPH0331660Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61200768U JPS61200768U (ja) 1986-12-16
JPH0331660Y2 true JPH0331660Y2 (ja) 1991-07-04

Family

ID=30635463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8524485U Expired JPH0331660Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

Country Status (1)

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JP (1) JPH0331660Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023685A1 (fr) * 2006-08-24 2008-02-28 Polynest Co., Ltd. Chariot

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023685A1 (fr) * 2006-08-24 2008-02-28 Polynest Co., Ltd. Chariot

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61200768U (ja) 1986-12-16

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