JPH0480386A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH0480386A
JPH0480386A JP19548390A JP19548390A JPH0480386A JP H0480386 A JPH0480386 A JP H0480386A JP 19548390 A JP19548390 A JP 19548390A JP 19548390 A JP19548390 A JP 19548390A JP H0480386 A JPH0480386 A JP H0480386A
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thiourea
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acid
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Hiromichi Tanaka
廣通 田中
Toshihisa Sumi
利久 墨
Masumi Hayashida
林田 真純
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Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の発明は、銀製品を洗浄するのに適した洗浄剤
組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
銀は電気、熱の最良導体として、また加工性、機械的性
質が良好であるため金属材料として、幅広く利用されて
いる。
化学工業方面では酢酸製造用コンデンサー ミルク、サ
イダー、ビールなどの製造の際のパイプ、サイフオン、
ある種のアセテート繊維製造の際のコック、バルブ、強
アルカリ (NaOH1KOI]等)溶融鋳造の際の容
器などに利用される。
さらに、銀はメツキとしてクロームメツキの下地として
ニッケルメッキの代用、電気関係では母線、電信用の低
電流継電機などの接点材料に使用される。また、銀は熱
伝導性が良く高荷重に耐え、高温の硬度が高いので空冷
または液冷飛行機エンジン用の軸受に使用される。
合金元素としての銀の用途は、貨幣、食器、装飾品(指
輪、ブローチ、ブレスレット等)、歯科材料に使用され
るほか、種々の銀ロウとして電気接点、工具のロウ付け
などに使用される。
このように、銀の金属としての用途は非常に広いが、銀
は次のような短所を有する。
水および酸素に対して安定であるが、オゾンにより黒色
の過酸化銀をつくる。水素、窒素、および炭素などとは
高温でも反応しないが、ハロゲンには比較的容易に侵さ
れる。イオウとも直接結合し、特に硫化水素は常温で容
易に硫化銀をつくり黒変させる。塩酸のような非酸化性
の酸には侵されないが、硝酸、硫酸には溶解する。水酸
化アルカリには溶けないが、酸素が共存すれば溶融水酸
化ナトリウムに溶ける。
そこで、銀製品を使用する上で問題となってくるのは、
以上のような黒色汚れである。
従来、このような黒色汚れは、炭酸水素ナトリウム水溶
液やチオ尿素を酸性溶液(但し硫酸、硝酸を除く)に溶
かしたもので除去するか、もしくはクレンザ−等で物理
的に除去していた。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記の黒色汚れは、炭酸水素ナトリウム
水溶液ではあまりよく除去できないし、クレンザ−では
磨くということに手間がかかる上、銀製品の表面に傷を
つける恐れもある。一方、チオ尿素の酸性水溶液は被洗
浄物を浸して置くだけでかなり良い結果が得られるが、
チオ尿素の水への溶解度が低いために溶液を調製する際
に物理的な攪拌が必要となり、溶解するのに時間と手間
が必要であった。調製する際に温水を使えば若干溶解性
は向上するが、それでも物理的な攪拌は必要であった。
そこで、この出願の発明は、チオ尿素を容易に溶解させ
る手段を検討した結果、調剤に発泡性を付与することに
よって上記課題を解決するに至ったものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この出願の発明では、チオ尿素および発泡剤
を含有した洗浄剤組成物としている。チオ尿素の含有量
は、0.1〜10重量%としたが、好ましくは0.5〜
5重量%がよく、また発泡剤の含有量は、10重量%以
上とした。チオ尿素の含有量を10重量%以上にすると
、チオ尿素が水に溶けきれないので不経済であり、また
発泡剤の含有量を10重量%以下にすると、発泡性に劣
る。さらに、チオ尿素の還元作用は、溶液のPHによっ
ても大きく影響されるので、水に溶解させた時のPHが
1〜6、好ましくはPH4以下とするのがよい。
前記発泡剤は、粉末の酸性物質と粉末のアルカリ物質に
よるものを基体とし、その配合比率は組成物10gを水
50gに溶かした時、p Hが1〜6になるように調製
する。PHが7以上になると発泡力が弱くなり、発泡に
よる攪拌力が低下するばかりではなく、銀製品表面の酸
化被膜を除去する能力も低下する。
酸性物質としては、スルファミン酸、硫酸水素ナトリウ
ムなどのような粉末の無機酸や、クエン酸、リンゴ酸、
酒石酸、コハク酸、アジピン酸などのような粉末の有機
酸が使用できる(中でも吸湿性の少ないスルファミン酸
、コハク酸などが好ましい)。酸性物質は単独でもよい
し、これらの混合物でも使用できる。
アルカリ物質としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、セスキ炭酸ナトリウムなどの炭酸塩を単独または
混合して使用できる。
また、浸透力を高めるためにカオチン、アニオン、ノニ
オン、両性系の各種界面活性剤を単独または混合して配
合できる。カオチン界面活性剤としては、脂肪族アミン
塩、第4級アンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミンなどが使用できる。アニオン界面活性剤として
は、アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキ
ル(フェニル)硫酸エステルなどの硫酸エステル塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩などのスルホン酸塩、リン
酸エステル塩なども使用できる。ノニオン界面活性剤と
しては、多価アルコールの脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキル(フェニル)エーテル、脂肪酸アルカ
ノールアミド、アミンオキシドなどが使用できる。両性
界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸、イ
ミダシリンなどが使用できる。
さらに、洗浄力を高めるために無機、有機の各種ビルダ
ーも配合することができる。ビルダーとしては、芒硝、
ケイ酸塩、5TPP、ゼオライ1〜などの無機ビルグー
、もしくはEDTA、クエン酸塩、NTA、ポリアクリ
ル酸ソーダなどの有機ビルダーを単独または混合して使
用できる。
剤形としては粉末、顆粒、錠剤のいずれでもよいが、錠
剤にする場合には打錠圧によって熔解時間が左右される
。一般に打錠圧を上げると、溶解に要する時間が長くな
る。それ故、錠剤にする場合に保形性、打錠性、溶解時
間などを考慮した上で打錠圧を決定・しなければならな
い。
[作用] この出願の発明の洗浄剤組成物は、上記構成としたため
、次のような作用を有する。
発泡剤を含有したことによって、水に熔解させた時に対
流が起こり、チオ尿素の溶解が助けられる。
チオ尿素の含有量を0.1〜10重量%、発泡剤の含有
量を10重量%以上としたことによって、チオ尿素は完
全に水に溶けきる。
水に溶解させた時のT)Hを1〜6となるように調製し
たことによって、チオ尿素の還元作用が充分に発揮され
る。
発泡剤に使用する酸性物質を粉末の無機酸および粉末の
有機酸とし、発泡剤に使用するアルカリ物質を炭酸塩と
したことによって、PHの調製が容易となる。
界面活性剤およびビルダーを配合したことによって、浸
透力および洗浄力が高められる。
〔実施例〕
以下、この出願の発明の洗浄剤組成物を、実施例に基づ
き詳細に説明する。
実施例1〜6 表1に示すような組成とした洗浄剤組成物(剤形は顆粒
)10gを容器に入れ、これに水(水温25’C)50
mRを注ぎ、容器を軽く振とうしたときの溶解時間を測
定した。測定結果を同表に示す。さらに、このように調
製した洗浄剤組成物を使用して、銀製品の黒色汚れの落
ち具合を判定した。判定結果も同表に示す。
実施例7 クエン酸60重量%、チオ尿素20重量%、炭酸カリウ
ム20重量%を含有し、錠剤(剤形はφ25m+nの円
形、打錠圧は200〜400Kg/ctfl )とした
洗浄剤組成物10gを容器に入れ、これに水(水温25
°C)50mを注ぎ、容器を軽く振とうしたときの溶解
時間を測定した。測定結果を表Hに示す。
比較例1〜2 表Iに示すような組成とした洗浄剤組成物(剤形は顆粒
)3gを容器に入れ、これに水(水温25°C)50d
を注ぎ、容器を軽く振とうしたときの溶解時間を測定し
た。測定結果を同表に示す。
さらに、このように調製した洗浄剤組成物を使用して、
銀製品の黒色汚れの落ち具合を判定した。
判定結果も同表に示す。
比較例3 クエン酸80重量%、チオ尿素20重量%を含有し、錠
剤(剤形はφ25mmの円形、打錠圧は200〜400
Kg/cnf )とした洗浄剤組成物10gを容器に入
れ、これに水(水温25°C)50meを注ぎ、容器を
軽く振とうしたときの溶解時間を測定した。測定結果を
表Hに示す。
(以下余白) 表■ [発明の効果〕 この出願の発明の洗浄剤組成物は、上記構成としたため
、次のような効果を有する。
発泡剤を含有したことによって、チオ尿素の水への溶解
性が向上し、溶液を調製する際に物理的な攪拌は不要と
なり、短時間で熔解できると共に手間のかからないもの
となる。
チオ尿素の含有量を0.1〜10重量%、発泡剤の含有
量を10重量%以上としたことによって、経済性に優れ
たものとなる。
水に溶解させた時のPHを1〜6となるように調製した
ことによって、銀製品の黒色汚れを落とす効果をより充
分に発揮することができる。
発泡剤に使用する酸性物質を粉末の無機酸および粉末の
有機酸とし、発泡剤に使用するアルカリ物質を炭酸塩と
したことによって、洗浄剤組成物の調製が非常に容易な
ものとなる。
界面活性剤およびビルダーを配合したことによって、銀
製品の黒色汚れを落とす効果をより充分に発揮すること
ができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.チオ尿素および発泡剤を含有したことを特徴とする
    洗浄剤組成物。
  2. 2.チオ尿素の含有量を0.1〜10重量%、発泡剤の
    含有量を10重量%以上としたことを特徴とする洗浄剤
    組成物。
  3. 3.水に溶解させた時のPHを1〜6となるように調製
    したことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄剤組
    成物。
  4. 4.発泡剤に使用する酸性物質を粉末の無機酸および粉
    末の有機酸とし、発泡剤に使用するアルカリ物質を炭酸
    塩としたことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄
    剤組成物。5.界面活性剤およびビルダーを配合したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の洗浄剤組成物。
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