JPS61164000A - 高級脂肪酸汚れ洗浄用アルカリ洗浄剤 - Google Patents

高級脂肪酸汚れ洗浄用アルカリ洗浄剤

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JPS61164000A
JPS61164000A JP466885A JP466885A JPS61164000A JP S61164000 A JPS61164000 A JP S61164000A JP 466885 A JP466885 A JP 466885A JP 466885 A JP466885 A JP 466885A JP S61164000 A JPS61164000 A JP S61164000A
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JP
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cleaning
fatty acid
higher fatty
alkaline
potassium
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浩一 山根
森見 悦子
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洗浄液のゲル化防止性に優れたアルカリ洗浄剤
に係わり、更に詳しくは洗浄の対象とする高級脂肪酸汚
れから生成する石けんによる洗浄液のゲル化を防止し得
る高級脂肪酸汚れ洗浄用アルカリ洗浄剤に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
アルカリ洗浄剤は工業的に広く使用され、陶磁器・ガラ
ス・金属の製造工程等の種々様々な工程で用いられてい
る。従来アルカリ洗浄剤のアルカリ基剤としては主とし
て経済的な意味から安価なナトリウム系のアルカリ基剤
を使用するのが一般的である。
ところが、洗浄の対象とする汚れが脂肪酸或いはその塩
である場合、上記の如き従来のアルカリ洗浄剤で洗浄す
ると洗浄液がゲル化し種々の不都合な問題を生じた。こ
のゲル化とはあたかも菓子のプリンの様に液体が流動性
を失うことを意味し、脂肪酸汚れの洗浄液の場合比較的
高温(50〜60℃以上〕では均一液体であるが低温に
なるとゲル化が起こる。この様な洗浄液のゲル化により
生ずる問題は、洗浄性が充分高く比較的低い温度でも洗
浄可能な場合においても、洗浄液が流動性金失うためゲ
ル化温度以上で使用する必要があり、エネルギーロスを
もたらすことである。またゲル化温度付近で操業すると
被洗浄物に洗浄液がのり状に付着し、被洗浄物による洗
浄液の持ち出しが多く、洗浄液の消費が著しく増加する
等の問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、ゲル化問題の原因は洗い落とされた成分
中に含まれる脂肪酸のナトリウム石けんが洗浄液中で巨
大ミセルを生成することによる事に着目し、鋭意検討し
た結果、本発明に到達し次。
即ち、本発明はアルカリ基剤として水酸化カリウム又は
カリウム塩、或はそれらの混合物を含有してなる高級脂
肪酸汚れ洗浄用アルカリ洗浄剤を提供するものである。
本発明のアルカリ洗浄剤を用い次場合は洗浄液のゲル化
温度が非常に低下する結果、ゲル化温度による制約がな
くなり、洗浄温度を下げる事が出来たり、洗浄対象物へ
の付着による洗浄液ロスが減少する等の顕著な効果を奏
することが出来る。
本発明の顕著な効果は洗浄の対象とする高級脂肪酸汚れ
から生成する脂肪酸セッケンをカリウム塩とする事に基
づいている。POち、ナトリウム石けんとカリウム石け
んの水に対する溶解度が異なる事、および水溶液中での
巨大ミセル構成能の差により、前者に比し後者の方がゲ
ル化温度が顕著に低くなるためである。
さらに本発明のアルカリ洗浄剤は従来のナトリウムをア
ルカリ金属とするアルカリを使用した洗浄剤−と比較し
て洗浄性がより増大するという効果をも有する。これは
原子量に於てはカリウムの方がナトリウムより大きいに
もかかわらず、水和水の数が異なるため、水溶液中での
水和した形での総イオン半径が、カリウムイオンの方が
ナトリウムイオンより小さいため、汚れへの浸透が速い
ことによると推定される。さらに本発明のアルカリ洗浄
剤に於ては、界面活性剤、有機キレート剤等金適宜配合
する事によりその洗浄性は一段と増大し、洗浄剤寿命も
長くすることが出来る。
本発明の実施に当っては洗浄剤調整のため硫(!!−)
!Jつ4、アオ7..ヵ、ワウ41,2.ヵ   1ト
リウム等の無機ビルダー等を添加してもさし支えがない
本発明に於てアルカリ基剤として用いられるカリウム塩
としては、珪酸カリウム(珪酸はオルト、メタ珪酸等)
、リン酸カリウム等の水溶液に於てpI(10以上を示
すものがめげられる。
洗浄液中のアルカリ基剤の濃度は一般に0.1%以上が
適当であり、好ましくは0.5〜5%であるO 本発明のアルカリ洗浄剤中に配合され得る界面活性剤と
しては次の様なものがあげられる。
R−Ouco)、(po)nH R−Nu(KO3m(PO) nH RO8O,M 式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニ
ル基または芳香族基である。その具体例としては、オク
テニル、デシル、ラウリル、パルずチル、ばリスチル、
ステアリル、オレイルの直鎖および分枝炭素鎖基、又は
ノニル、フェニル、オクチルフェニル基である。EO9
POはそれぞれエチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イドを示し、m、nはそれぞれ0以上の整数でm+nの
値が10近辺のものが好適に用いられる。鉦はナトリウ
ム、カリウム、リチウムである。
洗浄液中の界面活性剤の濃度は50 ppm以上、好ま
しくは100−200 Q ppllである。
本発明のアルカリ洗浄剤中に配合される有機キレート剤
としては次の様なものがあげられる。
即ちエチレンシアばン四酢酸塩(KOTA)、ニトリロ
三酢酸塩(NTA)、グルコン酸塩、クエン酸塩、リン
ゴ酸塩、ヒドロキシェチリデンジホスホン酸塩等である
洗浄液中の有機キレート剤の濃度は10 oppm以上
、好ましくは1000pE)11%1%である。
本発明のアルカリ洗浄剤の対象とする汚れは通常のアル
カリ洗浄剤(一般にはアルカリ金属がナトリウムである
アルカリ洗浄剤〕でゲル化する高級脂肪酸およびその塩
である。高級脂肪酸のアルキル基は、デシル、ラウリル
、パルぐチル、ミリスチル、ステアリル等である。また
ダイマー酸やトリマー*1含まれる。
本発明の洗浄剤の形態は粉末状態でも液状でもよいが、
使用時には上記の如き適当な濃度の水溶液として使用さ
れる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが1本
発明はこれらの実施例により制約を受けるものではない
試験方法 1、 ゲル化温度の測定 洗浄液にステアリン酸ナトリウム(石けん)を0.5%
添加し、70℃に加温攪拌して溶解させ、放冷しゲル化
する温度を測定する。
洗浄液の濃度は3%である。
Z 洗浄性試験 1〕 試験片 市販の鋼片(5PGO−D)、5X15X0,5(1)
lI)tl−ステアリン酸(5%〕のへキサン−ベンゼ
ン(1:1)m液に浸漬後乾燥して洗浄試験片とする。
2〕 洗浄試験 (1)  浸漬洗浄 s o orrttvヒーカーVcs o o rnt
o洗浄液を入れ、温度80℃で試験片を1分間浸漬する
。試験片を引き上げ、水道水で充分リンスし、水濡れ面
積率を測定する。
(2)  電解洗浄 500Mのビーカーに300−の洗浄 液を入れ、温度80℃で試験片を浸漬し、試験片の極性
を負にして、10 A / 4m2で1秒間通電する。
洗浄後水道水で充分リンスし、水濡れ面積率を測定する
(3)  使用した薬剤 界面活性剤はラウリルアルコールエチ v7オヤケイ4.9.ヤ□ヵ。□ヤニ1、  1キレー
ト剤はグルコン酸ナトリウムを使用した。 K OH、
K4SiO4,NaOH,Na4SinJ。
グルコン酸ナトリウムは試薬−1i!jを使用した。
(4)  試験結果 結果を奢1に示す。ゲル化温度は発明 例では58〜40℃であるが、比較例では60S62℃
であり、本発明の顕著な効果がわかる。洗浄性は各々対
応する配合系において、浸漬洗浄・電解洗浄とも、発明
例は比較例に比して約20%すぐれていることが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルカリ基剤として水酸化カリウム又はカリウム塩
    、或はそれらの混合物を含有してなる高級脂肪酸汚れ洗
    浄用アルカリ洗浄剤。 2、カリウム塩が珪酸カリウム又はリン酸カリウムであ
    る特許請求の範囲第1項記載の高級脂肪酸汚れ洗浄用ア
    ルカリ洗浄剤。
JP466885A 1985-01-14 1985-01-14 高級脂肪酸汚れ洗浄用アルカリ洗浄剤 Granted JPS61164000A (ja)

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JPH0232317B2 JPH0232317B2 (ja) 1990-07-19

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