JPH0479204A - インダクタンス素子 - Google Patents
インダクタンス素子Info
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- JPH0479204A JPH0479204A JP19329090A JP19329090A JPH0479204A JP H0479204 A JPH0479204 A JP H0479204A JP 19329090 A JP19329090 A JP 19329090A JP 19329090 A JP19329090 A JP 19329090A JP H0479204 A JPH0479204 A JP H0479204A
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- Japan
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- winding
- core
- inductance element
- electrode
- inductance
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- Pending
Links
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高周波回路等の電気回路に使用されるインダ
クタンス部品を構成するインダクタンス素子に関する。
クタンス部品を構成するインダクタンス素子に関する。
従来の技術と課題
従来のインダクタンス素子は、巻線をコアの胴部に巻き
回した後、巻線の始端部と終端部を固定しないままクリ
ーム半田を塗ったコア端部(端面)とフープ端子との間
に挾み込み、リフロー処理をしてフープ端子と巻線の両
端部とを電気的に接続し、固定していた。
回した後、巻線の始端部と終端部を固定しないままクリ
ーム半田を塗ったコア端部(端面)とフープ端子との間
に挾み込み、リフロー処理をしてフープ端子と巻線の両
端部とを電気的に接続し、固定していた。
ところで、電気回路の高周波化に伴い、インダクタンス
値のばらつきが少ないインダクタンス部品の要求が高ま
ってきている。しかし、従来のインダクタンス素子は前
述のようにコアの胴部に巻き回した巻線の両端部を、端
子が固定されるまでは特に仮固定していなかったため、
巻線がほどけたり、ずれたりしてインダクタンス値がば
らつき易いという問題点があった。この問題点を解決す
るために巻線を巻く際のテンションを上げると、細い巻
線の場合はコアの角で断線したり、太い巻線の場合はス
プリングバックが生じて巻き状態が変わるという新たな
不具合が発生した。
値のばらつきが少ないインダクタンス部品の要求が高ま
ってきている。しかし、従来のインダクタンス素子は前
述のようにコアの胴部に巻き回した巻線の両端部を、端
子が固定されるまでは特に仮固定していなかったため、
巻線がほどけたり、ずれたりしてインダクタンス値がば
らつき易いという問題点があった。この問題点を解決す
るために巻線を巻く際のテンションを上げると、細い巻
線の場合はコアの角で断線したり、太い巻線の場合はス
プリングバックが生じて巻き状態が変わるという新たな
不具合が発生した。
そこで、本発明の課題は、製造工程の途中で巻線がばら
けたりすることなく、インダクタンス値のばらつきが不
さいインダクタンス素子を提供することにある。
けたりすることなく、インダクタンス値のばらつきが不
さいインダクタンス素子を提供することにある。
題を解決するための手段と作用
以上の課題を解決するため、本発明に係るインダクタン
ス素子は、巻線の巻き始め端部をコアの一方の鍔部に仮
固定し、前記巻線の巻き終わり端部を前記コアの他方の
鍔部に仮固定することを特徴とする。
ス素子は、巻線の巻き始め端部をコアの一方の鍔部に仮
固定し、前記巻線の巻き終わり端部を前記コアの他方の
鍔部に仮固定することを特徴とする。
以上の構成のインダクタンス素子は、巻線の両端部が仮
固定されているため、後の製造工程で胴部に巻き回され
た巻線がほどけたり、ずれたりすることがなくなる。
固定されているため、後の製造工程で胴部に巻き回され
た巻線がほどけたり、ずれたりすることがなくなる。
火美然
以下、本発明に係るインダクタンス素子の一実施例をそ
の製造方法とともに添付図面を参照して説明する。
の製造方法とともに添付図面を参照して説明する。
まず、第1図に示す円形ドラム型コア1を準備する。コ
ア1は胴部1aとその両端に設けた鍔部1b。
ア1は胴部1aとその両端に設けた鍔部1b。
1bとからなる。コア1にはフェライト粉末材料の焼結
体等を使用する。鍔部1bの端面に後述の巻線及びフー
プ端子を固定するための電極3を形成する(第2図参照
)。この電極3は、Agペーストを塗布して焼成して形
成してもよいし、Cu、Niの蒸着、スパッタ等の方法
で形成してもよい。また、Cu等の金属膜を接着剤で貼
り付けてもよい。
体等を使用する。鍔部1bの端面に後述の巻線及びフー
プ端子を固定するための電極3を形成する(第2図参照
)。この電極3は、Agペーストを塗布して焼成して形
成してもよいし、Cu、Niの蒸着、スパッタ等の方法
で形成してもよい。また、Cu等の金属膜を接着剤で貼
り付けてもよい。
次に、第3図及び第4図に示すように、ノズル5から引
き出きれた巻線Wの巻き始め端部Mlを、例えばヒータ
チップ8で熱EE着して一方の電極3に仮固定する。余
分な巻線部分W′はカットされる。コア1を軸を支点に
して回転きせることにより、巻線Wがコア1の胴部1a
に巻き回される(第5図参照)、本実施例は、3.75
回巻きした後、巻線Wの巻き終わり端部能を、ヒータチ
ップ8で熱圧着して他方の電極3に仮固定する(第6図
参照)。この仮固定により巻線Wの巻き回し状態が安定
するので、インダクタンス値のばらつきの少ないインダ
クタンス素子が得られる。
き出きれた巻線Wの巻き始め端部Mlを、例えばヒータ
チップ8で熱EE着して一方の電極3に仮固定する。余
分な巻線部分W′はカットされる。コア1を軸を支点に
して回転きせることにより、巻線Wがコア1の胴部1a
に巻き回される(第5図参照)、本実施例は、3.75
回巻きした後、巻線Wの巻き終わり端部能を、ヒータチ
ップ8で熱圧着して他方の電極3に仮固定する(第6図
参照)。この仮固定により巻線Wの巻き回し状態が安定
するので、インダクタンス値のばらつきの少ないインダ
クタンス素子が得られる。
さらに、こうして得られたインダクタンス素子を使用し
てインダクタンス部品を製作する。第7図に示すように
、得られたインダクタンス素子を巻線Wの両端部Ml
、 W2がフープ端子10.10に圧接するようにフー
プ端子10.10の曲面形状の先端部の間に挾み込む。
てインダクタンス部品を製作する。第7図に示すように
、得られたインダクタンス素子を巻線Wの両端部Ml
、 W2がフープ端子10.10に圧接するようにフー
プ端子10.10の曲面形状の先端部の間に挾み込む。
インダクタンス素子は、フープ端子10のばね力によっ
て支持される。このとき、巻線Wはその両端部W1.W
2が仮固定されているので、巻線Wがほどけたり、引っ
掛かったすせず、インダクタンス素子をフープ端子10
に安定して挾み込むことができる。フープ端子10の先
端部には半田ペースト12が塗布されている。この半田
ペースト12は、コテを当てたり、レーザビームや光ビ
ームを照射する等の方法によって溶か妨れ、巻線Wの両
端部賀1.賢2、電極3及びフープ端子10を電気的に
接続すると共に機械的に固定する。次に、第8図に示す
ように、インダクタンス素子の周囲を樹脂15にてモー
ルドした後、フープ端子10を任意の長さにカット、折
り曲げて外部電極とする。
て支持される。このとき、巻線Wはその両端部W1.W
2が仮固定されているので、巻線Wがほどけたり、引っ
掛かったすせず、インダクタンス素子をフープ端子10
に安定して挾み込むことができる。フープ端子10の先
端部には半田ペースト12が塗布されている。この半田
ペースト12は、コテを当てたり、レーザビームや光ビ
ームを照射する等の方法によって溶か妨れ、巻線Wの両
端部賀1.賢2、電極3及びフープ端子10を電気的に
接続すると共に機械的に固定する。次に、第8図に示す
ように、インダクタンス素子の周囲を樹脂15にてモー
ルドした後、フープ端子10を任意の長さにカット、折
り曲げて外部電極とする。
こうしてインダクタンス部品が完成する。
なお、本発明に係るインダクタンス素子は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
形することができる。
限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
形することができる。
コアの形状は任意であって、矩形状等のものであっても
よい。
よい。
また、前記実施例においては、コア1の胴部1aに巻I
IWを巻き回す際に、予め巻き始め端部ν1を鍔部1b
の電極3に仮固定しておき、その後巻線Wを胴部1aに
巻き回した。しかし、本発明は、必ずしも巻き始め端部
賢1を予め電極3に仮固定しておく必要はなく、巻線W
を胴部1aに巻き回した後に、巻き始め端部用と巻き終
わり端部能とを電極3に仮固定してもよい。ただし、そ
の場合は巻線端部Wl、W2を緩まないように鍔部1b
等に押きえつけておく必要がある。
IWを巻き回す際に、予め巻き始め端部ν1を鍔部1b
の電極3に仮固定しておき、その後巻線Wを胴部1aに
巻き回した。しかし、本発明は、必ずしも巻き始め端部
賢1を予め電極3に仮固定しておく必要はなく、巻線W
を胴部1aに巻き回した後に、巻き始め端部用と巻き終
わり端部能とを電極3に仮固定してもよい。ただし、そ
の場合は巻線端部Wl、W2を緩まないように鍔部1b
等に押きえつけておく必要がある。
登肌Ω羞禾
以上のように、本発明によれば、巻線の巻き始め及び巻
き終わり端部をコアの鍔部に仮固定するため、巻線の巻
き回し状態が安定し、インダクタンス値のばらつきが少
ないインダクタンス素子が得られる。さらに、後の製造
工程において取り扱い易いインダクタンス素子となり、
例えばフープ端子にインダクタンス素子を挾み込む際に
も巻線がほどけたり、引っ掛かったすせず安定して挾み
込むことができる。
き終わり端部をコアの鍔部に仮固定するため、巻線の巻
き回し状態が安定し、インダクタンス値のばらつきが少
ないインダクタンス素子が得られる。さらに、後の製造
工程において取り扱い易いインダクタンス素子となり、
例えばフープ端子にインダクタンス素子を挾み込む際に
も巻線がほどけたり、引っ掛かったすせず安定して挾み
込むことができる。
また、太い巻線のコアの胴部に巻き回してもスプリング
バックによる巻線の戻りや緩みが生じなくなるので、許
容電流値の大きなインダクタンス素子を得ることができ
る。
バックによる巻線の戻りや緩みが生じなくなるので、許
容電流値の大きなインダクタンス素子を得ることができ
る。
第1図ないし第6図は本発明に係るインダクタンス素子
の製造手順の一例を示すもので、第1図はコアの外観を
示す斜視図、第2図は第1図に示したコアに電極を設け
た後の外観を示す斜視図、第3図及び第4図は巻線の巻
き始め端部を電極に仮固定する手順を示す正面図、第5
図は巻線をコアの胴部に巻き回している状態を示す正面
図、第6図は巻線の巻き終わり端部を電極に仮固定する
状態を示す正面図である。第7図はインダクタンス素子
をフープ端子に挾み込んだ状態を示す正面図、第8図は
インダクタンス部品の一部垂直断面図である。 1・・・コア、1a・・・胴部、1b・・・鍔部、W・
・・巻線、賀1・・・巻き始め端部、賢2・・・巻き終
わり端部。 特許出願人 株式会社村田製作所
の製造手順の一例を示すもので、第1図はコアの外観を
示す斜視図、第2図は第1図に示したコアに電極を設け
た後の外観を示す斜視図、第3図及び第4図は巻線の巻
き始め端部を電極に仮固定する手順を示す正面図、第5
図は巻線をコアの胴部に巻き回している状態を示す正面
図、第6図は巻線の巻き終わり端部を電極に仮固定する
状態を示す正面図である。第7図はインダクタンス素子
をフープ端子に挾み込んだ状態を示す正面図、第8図は
インダクタンス部品の一部垂直断面図である。 1・・・コア、1a・・・胴部、1b・・・鍔部、W・
・・巻線、賀1・・・巻き始め端部、賢2・・・巻き終
わり端部。 特許出願人 株式会社村田製作所
Claims (1)
- 1.胴部とその両端に設けた鍔部とからなるコアと、前
記コアの胴部に巻き回された巻線とから構成されるイン
ダクタンス素子において、 前記巻線の巻き始め端部を前記コアの一方の鍔部に仮固
定し、前記巻線の巻き終わり端部を前記コアの他方の鍔
部に仮固定することを特徴とするインダクタンス素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19329090A JPH0479204A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | インダクタンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19329090A JPH0479204A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | インダクタンス素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479204A true JPH0479204A (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16305459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19329090A Pending JPH0479204A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | インダクタンス素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0479204A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5792807A (en) * | 1981-06-05 | 1982-06-09 | Tdk Corp | Small-sized inductor |
JPS63197316A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-16 | Fujitsu Ltd | コイルの製造方法 |
JPS6446907A (en) * | 1988-07-21 | 1989-02-21 | Tdk Corp | Coil device |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP19329090A patent/JPH0479204A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5792807A (en) * | 1981-06-05 | 1982-06-09 | Tdk Corp | Small-sized inductor |
JPS63197316A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-16 | Fujitsu Ltd | コイルの製造方法 |
JPS6446907A (en) * | 1988-07-21 | 1989-02-21 | Tdk Corp | Coil device |
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