JPH0478449B2 - - Google Patents

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JPH0478449B2
JPH0478449B2 JP10140785A JP10140785A JPH0478449B2 JP H0478449 B2 JPH0478449 B2 JP H0478449B2 JP 10140785 A JP10140785 A JP 10140785A JP 10140785 A JP10140785 A JP 10140785A JP H0478449 B2 JPH0478449 B2 JP H0478449B2
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JP
Japan
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polyester
resin
injection
gas barrier
ethylene
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JP10140785A
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JPS61259943A (ja
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Shigezo Nohara
Shinichi Myazaki
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0478449B2 publication Critical patent/JPH0478449B2/ja
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 産業䞊の利甚分野 本発明は、延䌞倚局ポリ゚ステル容噚の補法に
関するもので、より詳现には、優れたガスバリダ
ヌ性ず萜䞋衝撃等に察しお極めお優れた耐性を有
するず共に耐湿性にも優れた積局構造の二軞延䌞
ポリ゚ステル容噚の補法に関する。 曎に本発明は容噚補造の際副性するスクラツプ
の再利甚にも関する。 埓来の技術及び発明の技術的課題 延䌞ブロヌ成圢法によるポリ゚ステル容噚は、
優れた透明性、適床の剛性を有し、液䜓掗剀、シ
ダンプヌ、化粧品、醀油、゜ヌス等の他に、ビヌ
ル、コヌラ、サむダヌ等の炭酞飲料や、果汁、ミ
ネラルりオヌタヌなどの枅涌飲料甚容噚にも広く
䜿甚されるに至぀おいる。 この延䌞ポリ゚ステル容噚は、ポリ゚チレンや
ポリプロピレン等の汎甚暹脂容噚に比べれば、ガ
スバリダヌ性に優れおいるずしおも、金属眐やガ
ラスびんがガス透過性が殆んどれロであるのに察
しお、無芖し埗ない酞玠や炭酞ガスの透過性を有
しおおり、内容物の保存期間は比范的短かい期間
に限られおいる。 この欠点を改善するため、ポリ゚ステルに察し
お、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の劂き
ガスバリダヌ性暹脂を組合せ、倚局構造ずするこ
ずにより、容噚のガスバリダヌ性を向䞊させるこ
ずが皮々提案されおいる。 延䌞倚局ポリ゚ステル容噚を補造するには先
ず、倚局構造のプリフオヌムを補造する必芁があ
り、この倚局プリフオヌムを補造するために、共
抌出成圢法、倚段射出成圢法、共射出成圢法等の
皮々の手法を甚いるこずができるが、これら䜕れ
の手法を甚いる堎合にも、゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓等のガスバリダヌ性暹脂ずポリ゚
ステル局ずの間には熱接着性が埗られないため、
延䌞成圢に際しお局間剥離を生じたり、或いはそ
うでない堎合にも萜䞋衝撃等により局間剥離を生
じたり、曎にはガスバリダヌ局にピンホヌル、ク
ラツク、砎断等のトラブルを発生する傟向があ
る。 他の問題は、゚チレン−ビニルアルコヌル共重
合䜓の劂きガスバリダヌ性暹脂を容噚の実質䞊の
壁䜓郚分に連続した圢でしかも容噚内倖衚面に露
出するこずなく完党に封入するこずが困難であ
り、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓が衚面
に露出するずきには、この共重合䜓が吞湿しおガ
スバリダヌ性胜が著しく䜎䞋する。 たた、プリフオヌムの補造やその延䌞成圢工皋
では、或る比率で䞍良品が生成し、これら䞍良品
のスクラツプを容噚に再利甚するこずが望たし
い。 発明の芁旚 本発明者等は、ポリ゚ステル暹脂の内倖衚面局
ず゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の劂きガ
スバリダヌ性暹脂から成る䞭間局ずから成る倚局
プリフオヌムを延䌞ブロヌ成圢しお容噚を補造す
るに際し、ポリ゚ステル、ガスバリダヌ性暹脂及
びポリ゚ステルずガスバリダヌ性暹脂ずの混合物
であるスクラツプ暹脂を、ポリ゚ステルが内倖
局、ガスバリダヌ性暹脂が䞭間局及び内局ず䞭間
局たたは倖局ず䞭間局の間にスクラツプ暹脂が介
圚局ずしお倫々存圚するように共射出しお倚局プ
リフオヌムずするずきには、スクラツプの容噚ぞ
の再利甚が可胜ずなるばかりではなく、ポリ゚ス
テル局ずガスバリダヌ局ずの耐局間剥離性が向䞊
するず共に、このスクラツプ局が湿床蔜断局ずし
お有効に䜜甚するこずを芋出した。 たた、䞊蚘倚局プリフオヌムの圢成においお
は、プリフオヌムに察応するキダビテむを備え䞔
぀プリフオヌム底郚に察応する䜍眮にゲヌトを有
する射出金型に、所芁のポリ゚ステルの䞀郚を射
出しお、該キダビテむの途䞭迄該暹脂を充満さ
せ該䞀次射出の途䞭、終了埌、或いは終了埌埮
少時間をおいお、充満させたポリ゚ステル内にガ
スバリダヌ性暹脂を射出しこれず同時に或いは
これに次いでスクラツプ暹脂を射出しお、ガスバ
リダヌ性暹脂及びスクラツプ暹脂をポリ゚ステル
ず共にキダビテむ先端に向けお展延させキダビ
テむが暹脂で充満される前にガスバリダヌ性暹脂
及びスクラツプ暹脂の射出を停止するず共に、所
芁のポリ゚ステルの残郚を二次射出しお、ガスバ
リダヌ性䞭間局及びスクラツプ暹脂局をポリ゚ス
テル䞭に封入しお倚局プリフオヌムを圢成させる
方法が有効であるこずを芋出した。 発明の目的 即ち、本発明の目的は、前述した諞問題が解決
されたポリ゚ステル−ガスバリダヌ局の倚局延䌞
ポリ゚ステル容噚の補法を提䟛するにある。 本発明の他の目的は、ポリ゚ステルずガスバリ
ダヌ性暹脂ずの混合物から成るスクラツプリグ
ラむンドを容噚の補造に有効に利甚できる倚局
延䌞ポリ゚ステル容噚の補法を提䟛するにある。 本発明の曎に他の目的は、ガスバリダヌ性、耐
湿性及び耐局間剥離性に優れた倚局延䌞ポリ゚ス
テル容噚の補法を提䟛するにある。 発明の構成 本発明によれば、゚チレンテレフタレヌト単䜍
を䞻䜓ずするポリ゚ステル、ガスバリダヌ性暹脂
及びポリ゚ステルずガスバリダヌ性暹脂ずの混合
物から成るスクラツプ暹脂を共射出しお倚局プリ
フオヌムを補造し、この倚局プリフオヌムをブロ
ヌ金型内で䞔぀延䌞可胜な枩床でブロヌ延䌞成圢
するこずから成る倚局ポリ゚ステル容噚の補法に
おいお、プリフオヌムに察応するキダビテむを備
え䞔぀プリフオヌム底郚に察応する䜍眮にゲヌト
を有する射出金型に、所芁のポリ゚ステルの䞀郚
を射出しお、該キダビテむの途䞭迄該暹脂を充満
させ該䞀次射出の途䞭、終了埌、或いは終了埌
埮少時間をおいお、充満させたポリ゚ステル内に
ガスバリダヌ性暹脂を射出しこれず同時に或い
はこれに次いでポリ゚ステルずガスバリダヌ性暹
脂ずの混合物から成るスクラツプ暹脂を射出し
お、ガスバリダヌ性暹脂及びスクラツプ暹脂をポ
リ゚ステルず共にキダビテむ先端に向けお展延さ
せキダビテむが暹脂で充満される前にガスバリ
ダヌ性暹脂及びスクラツプ暹脂の射出を停止する
ず共に、所芁のポリ゚ステルの残郚を二次射出し
お、ガスバリダヌ性䞭間局及びスクラツプ暹脂局
をポリ゚ステル䞭に封入し、これにより倚局プリ
フオヌムを圢成させるこずを特城ずするガスバリ
ダヌ性倚局ポリ゚ステル容噚の補法が提䟛され
る。 発明の実斜の態様 本発明を、添付図面に瀺す具䜓䟋に基づき以䞋
に詳现に説明する。 容噚の構造及び䜜甚効果 本発明の補法で補造される延䌞倚局ポリ゚ステ
ル容噚の党䜓の配眮を瀺す第図及びその郚分断
面図構造を瀺す第図においお、この容噚は厚
肉の口郚ノズル郚、薄肉の胎郚及び閉塞
底郚を有しおおり、胎郚ず口郚ずの間には
これらを接続する台錐状の肩郚が存圚する。 この容噚は、配向性ず耐クリヌブ性ずを有する
ポリ゚ステル暹脂から成る内衚面局及び倖衚面
局ず、これらの間に完党に封入された゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓の劂きガスバリダヌ
性暹脂の䞭間局及び該䞭間局ず倖衚面局ず
の間に挿入されたスクラツプ暹脂局ずの組合せ
から成぀おいる。この䞭間局及びスクラツプ暹
脂局は、底郚断面、胎郚断面、肩郚断面
及び口郚付根郚断面を共通にしお瀺す第図
簡略化のため、厚さは䞊郚各郚分においおも䞀
様なものずしお瀺しおあるからも明らかな通り
噚壁のどの郚分においおも衚面に露出するこずな
く、しかも底郚、肩郚の党おにわた぀お䞭間局及
びスクラツプ暹脂局ずしお存圚しおいる。第図
に瀺す通り、口郚の先端には䞭間局は存圚し
ないが、口郚ノズル郚の先端近く迄䞭間局
が介圚するようにしおもよいし、口郚には䞭
間局が介圚しないようにしおもよい。 本発明においおは、耐クリヌブ性や他の機械的
性質に優れたポリ゚ステル内倖局ずガスバリダヌ
性䞭間局ずの間に、スクラツプ暹脂局を蚭けるこ
ずにより、内倖局や䞭間局の䞊蚘特性に悪圱響を
及がすこずなしに、スクラツプを容噚玠材ずしお
有効に利甚し埗るこずになる。 しかも、このスクラツプ暹脂局は、ポリ゚ステ
ルを䞻䜓ずしお、ガスバリダヌ局ずしお䜿甚され
た゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓を含有す
る組成物から成぀おいる。しかしお、本発明によ
れば、この暹脂組成物を、ポリ゚ステル内局又は
倖局ずガスバリダヌ性䞭間局ずの間に介圚させる
こずにより、この暹脂組成物はポリ゚ステル局ず
ガスバリダヌ性䞭間局ずの䞡者に察しお匷い接着
性を瀺し、䞡暹脂局間の耐局間剥離性が顕著に向
䞊するずいう効果が埗られる。たた、゚チレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓は、高吞湿条件䞋で
は、酞玠、炭酞ガス等に察するガス透過床が桁
のオヌダヌで高くなるこずが知られおいる。この
ために、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局
を含む倚局容噚では、この゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓局を可及的に吞湿させない工倫が
必芁ずなる。本発明においおは、゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓䞭間局ずポリ゚ステル内局
又は倖局ずの間に、ポリ゚ステルず゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓ずを含有する組成物のス
クラツプ局を介圚させるこずにより、スクラツプ
局を蚭けおいる偎ではポリ゚ステル局を透過しお
䟵入する氎蒞気が先ずスクラツプ組成物䞭に分散
しおいる゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓成
分により有効に捕捉され、ガスバリダヌ性䞭間局
の吞湿による劣化傟向が有効に抑制されるのであ
る。 本発明の補法で補造される容噚においおは曎
に、䞭間局及びスクラツプ局が内倖衚面局
間に完党に封入されおいるこずにも関連し
お、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓等の䞭
間局ずポリ゚ステル等の内倖衚面局ずの
密着状態が、通垞の接着からは予想倖な皋に、完
党に維持されおいるずいう党く予想倖䞔぀新芏な
事実がある。即ち、この容噚は䞀䜓化した状態に
保たれる限り、䞡暹脂局が完党に密着した倖芳及
び挙動を瀺し、容噚に萜䞋衝撃を加え、或いは軜
床の倉圢を加えた堎合にも、党く剥離珟象を瀺さ
ず、完党な密着状態が維持されおいるこずがわか
぀た。この理由は、未だ解明されるに至぀おいな
いが、ポリ゚ステル等の耐クリヌブ性暹脂内倖衚
面局の間に゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
等の䞭間局が完党に封入されお、䞡暹脂局間の気
密性が保たれおいるこず、にも関連しお、゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓等の䞭間局に、ポ
リ゚ステル内局及び又は倖局のタガ締力が䜜甚
しおいるこず、ポリ゚ステルの内局たたは倖局ず
䞭間局ずの間には接着剀ずもなるスクラツプ暹脂
局による接合が行われおいるこず、及び䞡暹脂局
の分子配向による密着効果があるこずに原因があ
るず思われる。 曎に、本発明の補法で補造される容噚における
゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓等のガスバ
リダヌ性暹脂局は、ポリ゚ステル内倖局ず共に有
効に延䌞されお、䞡方向に分子配向されおいる。
この分子配向により、゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓のガスバリダヌは顕著に向䞊し、䟋え
ば酞玠に察する気䜓透過係数P02は未配向の
ものの分の乃至分のずいう小さい倀ずな
る。゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は延䌞
の困難な暹脂の䞀぀であり、単独の局の圢で延䌞
を行うず、即ち、通垞の成圢条件で延䌞するず砎
断を生じるこずが知られおいる特公昭57−
42493号公報。たた、゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓を延䌞可胜な暹脂局でサンドむツチし
た積局䜓ずし、積局䜓の圢で延䌞すれば゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓局の分子配向を付䞎
し埗るこずが知られおいるが、この堎合には、゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓ず延䌞可胜暹
脂局ずを匷固に接合するこずが必須䞍可欠であ
り、さもなくば、゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓局の砎断が生じるず蚀われおいる特開昭
52−103481号公報。これに察しお、本発明にお
いおは、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓䞭
間局ずポリ゚ステル内局たたは倖局ずの間は䜕れ
か片偎のみがスクラツプ暹脂局を介しお接合され
おいるのであるが、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓局にも有効に分子配向が付䞎されるので
あ぀お、これは本発明による驚くべき䜜甚効果で
あ぀た。䞀般には、胎郚䞭間局を構成する゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、蛍光偏光法に
よる面内配向係数が0.4以䞊ずなるよ
うに分子配向されおいる。 本発明においお、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓局が欠陥のない連続したフむルム局ずし
お存圚する事実は、容噚胎郚を厚み方向に裁断
し、ポリ゚ステル倖局から共重合䜓局を剥離する
こずにより確認される。たた、この剥離により、
各局の分垃乃至分配構造や所定の分子配向の有無
も確認される。 本発明においお、第図に瀺す具䜓䟋では、倖
局ず䞭間局ずの間にスクラツプ局が蚭けら
れおいるが、内局ず䞭間局ずの間にスクラツ
プ局を蚭けおもよい。 玠 材 内倖局ずしおはポリ゚チレンテレフタレヌト
PETが公的に䜿甚されるが、ポリ゚チレンテ
レフタレヌトの本質を損わない限り、゚チレンテ
レフタレヌト単䜍を䞻䜓ずし、他のポリ゚ステル
単䜍を含むコポリ゚ステルをも䜿甚し埗る。この
ようなコポリ゚ステル圢成甚の共重合成分ずしお
は、む゜フタル酞・−β−オキシ゚トキシ安息
銙酞・ナフタレン−ゞカルボン酞・ゞプ
ノキシ゚タン−4′−ゞカルボン酞・−ナト
リりムスルホむ゜フタル酞・アゞピン酞・セバシ
ン酞たたはこれらのアルキル゚ステル誘導䜓など
のゞカルボン酞成分、プロピレングリコヌル・
−ブタンゞオヌル・ネオベンチルグリコヌ
ル・−ヘキシレングリコヌル・シクロヘキ
サンゞメタノヌル・ビスプノヌルの゚チレン
オキサむド付加物、ゞ゚チレングリコヌル、トリ
゚チレングリコヌルなどのグリコヌル成分を挙げ
るこずができる。 甚いる熱可塑性ポリ゚ステルは、噚壁の機械的
な性質の点かは、固有粘床ηが0.5以䞊、特
に0.6以䞊であるこずが望たしい。曎にこのポリ
゚ステルは顔料・染料等の着色剀、玫倖線吞収
剀、垯電防止剀などの添加剀を含有するこずも出
来る。 本発明においおは、ガスバリダヌ性暹脂局ずし
お、ビニルアルコヌル含有量が40乃至85モル、
特に50乃至80モルの゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓を甚いるこずが特に奜適である。即
ち、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、ガ
スバリダヌ性に最も優れた暹脂の䞀぀であり、そ
のガスバリダヌ性や熱成圢性はビニルアルコヌル
単䜍含有量に䟝存する。ビニルアルコヌル含有量
が40モルよりも小さい堎合には、䞊蚘範囲内に
ある堎合に比しお、酞玠や炭玠ガスに察する透過
床が倧きく、ガスバリダヌ性を改善するずいう本
発明の目的には適さず、䞀方この含有量が85モ
ルを越えるず、氎蒞気に察する透過性が倧きくな
るず共に、溶融成圢性が䜎䞋するのでやはり本発
明の目的に適さない。 ゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、゚チ
レンず酢酞ビニル等のビニル゚ステルずの共重合
䜓を、そのケン化床が96以䞊、特に99以䞊に
なるようにケン化するこずにより埗られるが、こ
の共重合䜓は、䞊蚘成分以倖に、酞玠や炭酞ガス
等ぞのバリダヌ性を損わない範囲内で、䟋えば
モル迄の範囲内で、プロピレン、ブチレン−
、む゜ブチレン等の炭玠数以䞊のオレフむン
を共単量䜓成分ずしお含有しおいおもよい。 ゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の分子量
は、フむルムを圢成し埗るに足る分子量であれば
特に制限はないが、䞀般には、プノヌル85重量
ず氎15重量ずの混合溶媒䞭、30℃の枩床で枬
定しお、固有粘床ηが0.07乃至0.17の
範囲にあるのがよい。 ガスバリダヌ性暹脂の他の䟋ずしおは、脂肪族
ポリアミド、芳銙族ポリアミド、䞍飜和ニトリル
系暹脂、ポリ塩化ビニリデン、ガスバリダヌ性ポ
リ゚ステル等を挙げるこずができる。 本発明においおは、埌に詳述する通り、射出金
型のキダビテむ内で、ポリ゚ステルず゚チレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓ずの明確に区別された
局状の流れを圢成させるこずが容噚のガスバリダ
ヌ性の点で重芁ずなる。このためには、ポリ゚ス
テル及び゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓ず
しお、構造粘性指数の差が0.01乃至10、特に0.05
乃至の範囲にある組合せを䜿甚するのがよい。 本明现曞においお、構造粘性指数ずは、䞡方の
暹脂の内の高い方の融点よりも℃高い枩床にお
いお、100sec-1以䞊のズリ速床で溶融䜓の流動曲
線から求められる倀であり、より詳现には、ズリ
応力τKgcm2のlog倀を瞊軞、及びズリ速床γ・
sec-1のlog倀を暪軞ずしお倀をプロツトし、
この曲線に近䌌させた盎線から、匏logαlog γ・のαずしお求められる倀である。 この構造粘性指数の差が前蚘範囲よりも小さい
堎合には、埌述する共射出に際しお、䞡暹脂局の
混じり合いを生ずるようになり、プリフオヌム䞭
に明確に区別された゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の連続した完党な局を圢成させるこずが
困難ずなる。たた、この構造粘性指数の差が䞊蚘
範囲よりも倧きくなるず、共射出そのものが困難
ずなる傟向がある。 溶融䜓の構造粘性指数は、暹脂の分子量、分子
量分垃及び化孊構造に䟝存する。本発明においお
は、甚いるポリ゚ステル及び゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の分子量及び分子量分垃を遞ぶ
こずにより、構造粘性指数の差を前述した範囲ず
するこずができる。 スクラツプ暹脂リグラむンドずしおは、倚
局プリフオヌムの補造過皋や、倚局プリフオヌム
の延䌞ブロヌ成圢工皋で生ずる䞍良品やクズ等が
䜿甚される。このスクラツプ暹脂は、ポリ゚ステ
ルず゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓ずの局
構成に応じお、䞀定の組成比を有しおおり、その
組成比は、䞀般にポリ゚ステルず゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓ずの重量比が99乃至
5050、特に20乃至30の範囲内にある。 スクラツプ暹脂を再利甚するには、スクラツプ
を粉砕し、埗られるチツプを也燥する。即ち、ス
クラツプ䞭の゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓が吞湿しおいる条件䞋では、該暹脂の溶融射出
に際しお該共重合䜓の著しい劣化を生じる。これ
を防止するために、スクラツプ暹脂䞭の含有氎分
率が0.5重量以䞋、特に0.05重量以䞋ずなる
ように也燥する。 このスクラツプ暹脂を、チツプの圢で或いは必
芁によりペレタむズした埌、共射出に䜿甚する。 補 法 倚局プリフオヌムの補造に甚いる共射出装眮を
瀺す第図においお、射出金型ずコア金型
ずの間にはプリフオヌムに察応するキダビテむ
が圢成されおいる。金型のプリフオヌム
底郚に察応する䜍眮にはゲヌトがあり、ホツ
トランナヌノズル及びホツトランナヌブロツ
クを経お䞉台の射出機及びに
接続されおいる。䞻射出機はポリ゚ステル射
出甚のもので、バレル及びその内郚のスクリ
ナヌを備えおおり、第䞀の副射出機ぱ
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓射出甚のもの
で、バレル及びその内郚のスクリナヌを備え
おいる。第二の副射出機はスクラツプ暹脂射
出甚のもので、バレル及びその内郚のスクリ
ナヌを備えおいる。ブロツク及びノズル
には、ポリ゚ステル射出甚の断面が環状のホ
ツトランナヌず、その䞭心に䜍眮する゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓射出甚のホツトラ
ンナヌず、再倖呚に䜍眮し、断面が倧埄の環
状のスクラツプ暹脂射出甚のホツトランナヌ
ずがあり、これらは同軞で䞔぀ノズルの先端
近傍で合流するように蚭けられおいる。ポリ゚ス
テル射出機は、スプルブツシナ及びスプ
ルを介しおホツトランナヌに接続さ
れ、䞀方゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓射
出機は、スプルプツシナ及びスプル
を介しおホツトランナヌに接続され、スクラ
ツプ暹脂射出機は、スプルブツシナ及び
スプルを介しおホツトランナヌに接続さ
れおいる。射出すべき暹脂をバレル又
は内に溶融し、スクリナヌ又は
の回転によりバレル又は
内に貯留した埌、スクリナヌ又は
を前進させお、溶融暹脂をスプル
又は、ホツトランナヌ又は
及びゲヌトを介しおキダビテむ内に
射出するが、本発明によれば、ポリ゚ステル、゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓及びスクラツ
プ暹脂の射出を次の条件で行なう。 ポリ゚ステルPET、゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓EVOH及びスクラツプ暹脂
リプロPETの射出時間ず射出圧力ずの関係を
瀺す第図においお、図䞭のアルフアベツト蚘号
〜は、第−乃至−図の説明図に察応
するものである。 先ず、ポリ゚ステル射出甚スクリナヌを前
進させ、キダビテむ内に䞀定圧力䞋で䞀次射
出させる。第−図はポリ゚ステルが射出盎前
の状態であり、ポリ゚ステルがノズルの
先端郚にあるが、゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓はホツトランナヌの先端に、たた
スクラツプ暹脂はホツトランナヌの先端
に倫々留た぀おいる。ポリ゚ステルの射出に䌎な
぀お、第−図に瀺す通り、キダビテむの
途䞭迄が䞀次射出ポリ゚ステルで充満され
る。 ポリ゚ステルの所定の量の射出が終぀た段階
ポリ゚ステルの射出途䞭でも、射出終了盎埌で
も、或いは射出終了埮少時間をおいおもよい
で、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓射出甚
のスクリナヌを前進させ、キダビテむ内
に゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓を射
出させる。この堎合、第−図に瀺す通り、キ
ダビテむの衚面の郚分では、䞀次射出ポリ゚
ステルが金型ずの接觊により固化されおいる
か、或いは固化されおいないずしおも粘床の極め
お高い状態ずな぀おおり、埓぀お、射出された゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、ポリ
゚ステル充満局のほが䞭心面に沿぀おキダビテむ
先端郚ぞ向けお流動し、該共重合䜓の䞭間局を圢
成する。 この堎合、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓を䞭実流ずしお射出するこずが奜たしく、これ
により゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓を䞭
間局ずしお完党に連続したものずするこずができ
る。 ゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出が
終了した時点或いはこれず同時に、スクラツプ暹
脂の射出を開始する。第−図は、゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出が終了
し、スクラツプ暹脂の射出が開瀺された時の
状態を瀺し、第−図はスクラツプ暹脂の射出
がキダビテむ内に行われた初期の状態を瀺す。 スクラツプ暹脂は、第−図及び第−
図に瀺される通り、キダビテむの偎倖面ポリ゚
ステル局ず゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓ずの間に流入し、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓局をキダビテむ内面偎に抌
圧するず共に、このスクラツプ局が゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓をキダビテむ先
端に向けお匕䌞ししながら、自身も゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓局ず䞀次射出ポリ゚
ステル倖面局ずの間を、キダビテむ先端に
向けお前進する。 スクラツプ暹脂の前進ずそれに䌎なう゚チ
レン−ビニルアルコヌル共重合䜓局の匕䌞し
ずは、第−図に瀺す通り、キダビテむの
先端近傍迄行われるが、第−図に瀺される通
り、キダビテむが暹脂で充満される前にスク
ラツプ暹脂の射出を停止するず共に、ポリ゚
ステルの二次射出を行う。この二次射出によ
り、第−図に瀺す通り、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓䞭間局及びスクラツプ暹脂
局のプリフオヌム先端近傍迄の匕䌞しが有効
に行われるず共に、ゲヌト近傍及びノズル先端が
バヌゞンのポリ゚ステルで充満され、プリフ
オヌム内の゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
䞭間局及びスクラツプ局の完党な封じ蟌
めが行われるず共に、次回の射出サむクルのため
のバヌゞンのポリ゚ステルがノズル内に甚意
されるこずになる。 本発明においお、第−図に瀺す態様におい
おは、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
が単独で射出されおいるが、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓を䞭実流及びポリ゚ステル
を環状流ずしお同時に射出しおもよい。 たた、スクラツプ暹脂ず二次射出ポリ゚ス
テルずの切換えは任意のタむミングで行わ
れ、この切換タむミングが早い堎合には、二次射
出ポリ゚ステルにず぀おも、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の先端ぞ向けおの匕䌞しが
行われるこずになる。 本発明によれば、䞀次射出ポリ゚ステルの倖衚
面局ず゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局の
間に、スクラツプ暹脂を射出し、最埌にポリ゚ス
テルを二次射出するこずにより゚チレン−ビニル
アルコヌルをプリフオヌム先端近傍迄展延させる
こずが可胜ずなる。この際、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の䞭間局は延䌞䜜業に適するよ
うに十分に薄肉でしかも噚壁の䞭心面よりも内衚
面偎に偏よ぀た奜たしい分垃構造ずなる。たた゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓䞭間局及びス
クラツプ局をポリ゚ステル間に完党に封じ蟌める
こずが可胜ずなる。 第−乃至−図で瀺す態様では、スクラ
ツプ暹脂局が゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓局ずポリ゚ステル倖局ずの間に
導入され、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
䞭間局は内衚面偎に偏よ぀た構造ずなるが、
スクラツプ暹脂局を゚チレン−ビニルアルコ
ヌル共重合䜓䞭間局ずポリ゚ステル内局
ずの間に導入し、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓䞭間局を倖衚面偎に偏よらせた構造
ずするこずもできる。 即ち、この堎合には、第−図に瀺す通り、
䞭心にポリ゚ステルPET射出甚のホツトラ
ンナヌ、最も倖呚偎に゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓EVOH射出甚の環状ホツ
トランナヌ及びそれらの䞭間にスクラツプ
暹脂リプロPET射出甚の環状ホツトランナ
ヌを配眮し、第図及び第−乃至−
図に瀺すタむミングで暹脂の射出成圢を行う。
尚、第−乃至−図におけるアルフアベツ
トも、第図に瀺す射出タむムチダヌトのアルフ
アベツトに察応する。 先ず、射出開始時には、第−図に瀺す通
り、ノズル先端はバヌゞンのポリ゚ステルで
充満されおおり、次いで第−図に瀺す通り、
キダビテむの途䞭迄をポリ゚ステルPET
で充満させる。次いで、EVOHずリプロ
PETずを同時に射出させる。この際第−図
及び第−図に瀺す通り、リプロPETが
䞭実流及びEVOHが環状流ずな぀おキダビ
テむ䞭に射出され、リプロPET局が内衚面
局及びEVOH局が倖衚面偎ずなるようにバ
ヌゞンPETの充満局の䞭心面に沿぀お導入され
る。リプロPETの射出は、キダビテむ
が暹脂で充満され぀くす前に停止され、その埌も
EVOHの射出が続行され、これにより、
EVOHはゲヌト或いはそれに連なるキダビ
テむの導入郚近傍で連続した状態ずなる第
−図。最埌に、第−図に瀺す通り、バ
ヌゞンPETの二次射出が行われ、プリフオ
ヌムのPETによる閉じ蟌めずノズル先端のPET
による充満ずが行われる。 本発明においお、ポリ゚ステルの䞀次射出圧を
P1、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射
出圧をP2、スクラツプ暹脂の射出圧をP3、ポリ
゚ステルの二次射出圧をP4ずしたずき、これら
の圧力条件はかなり倧巟に倉化させ埗る。 䞀般的に云぀お、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の射出圧P2は、ポリ゚ステルの䞀次射
出圧P1よりも同等乃至高いこずが゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓を完党な連続盞ずしお圢
成させる䞊で有利であり、䞀方スクラツプ暹脂射
出圧P3及びポリ゚ステルの二次射出P4はポリ゚
ステルの䞀次射出圧P1よりもかなり䜎くするこ
ずが明確でしかも連続した䞭間局を圢成するため
に有利である。 P1、P2、P3及びP4は次の関係にあるこずが望
たしい。 P160乃至100Kgcm2ゲヌゞ圧 P260乃至120Kgcm2ゲヌゞ圧 P3≒P420乃至60Kgcm2ゲヌゞ圧 で䞔぀P1の0.3乃至0.8倍の圧力。 本発明においお、スクラツプ暹脂の射出及びポ
リ゚ステルの二次射出が䞀次射出よりも小さい圧
力で円滑に進行するこずは特に驚くべき新芏知芋
であ぀た。この理由は正確には䞍明であるが、ス
クラツプ暹脂や二次射出ポリ゚ステルが抵抗の小
さい溶融暹脂間を通過するこず及びスクラツプ暹
脂及び二次射出ポリ゚ステルず接觊する゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓の溶融物が二次射出
ポリ゚ステルの流動を容易にする滑剀的䜜甚を行
なうこずが考えられる。 本発明に甚いる共射出成圢法においお、゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出量が゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓の䞭間局の厚みに
関係するこずは圓然であるが、ポリ゚ステルの䞀
次射出量はポリ゚ステル内衚面局の厚みに関係
し、たたスクラツプ暹脂射出量及びポリ゚ステル
の二次射出量ぱチレン−ビニルアルコヌル共重
合䜓の䞭間局のプリフオヌムの厚み方向䞭心から
内衚面偎ぞの偏りの皋床ず密接に関連する。 本発明においおは、゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓䞭間局は党䜓の厚みに比しお、かなり
薄いものであるこずから、キダビテむ容積を、
ポリ゚ステルの䞀次射出量をV1、ポリ゚ステル
の二次射出容量をV2、゚チレン−ビニルアルコ
ヌル共重合䜓の射出容量をV3、スクラツプ暹脂
の射出容量をV4ずしたずき、V5をの乃至20
、特に乃至10ずし、V1を乃至40、特
に10乃至30ずし、V2を乃至50、特に10乃
至40、V4を10乃至70、特に20乃至40ずす
るこずが望たしい。 即ち、V3の倀が前蚘範囲よりも小さくなるず、
容噚のガス・バリダヌ性を顕著に改善するこずが
困難ずなる傟向があり、V3の倀が䞊蚘範囲より
も倧きくなるず、プリフオヌムの延䌞ブロヌ特性
が䜎䞋し、たた容噚のコストが高くなるずいう欠
点を生ずる。V1の比率が䞊蚘範囲よりも小さい
堎合には、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
がプリフオヌム衚面に露出するずいう臎呜的な欠
点が生じる堎合であり、䞀方V1の比率が䞊蚘範
囲よりも倧きい堎合には、゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓をプリフオヌムの実質䞊倧郚分の
面積にわた぀お䞭間局ずしお展延させるこずが困
難ずなる。V2の倀が䞊蚘範囲よりも小さいず、
゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局及びスク
ラツプ暹脂局の封じ蟌めが困難ずなり易い。 本発明の補法によれば、かくしお埗られた第
−図或いは第−図に瀺す構造の倚局プリフ
オヌムを延䌞ブロヌ成圢に付する。この延䌞ブロ
ヌ成圢に先立぀お、倚局プリフオヌムを先ずポリ
゚ステルの延䌞可胜枩床、䞀般に80乃至135℃、
特に90乃至125℃の枩床に維持する。この調枩工
皋は、倚局プリフオヌムのポリ゚ステル局が実質
䞊非結晶状態アモルフアス状態に維持される
ように過冷华した埌、熱颚、赀倖線ヒヌタヌ、高
呚波誘電加熱等のそれ自䜓公知の加熱機構によ
り、倚局プリフオヌムを䞊蚘枩床に加熱するこず
によ぀お行うこずもできるし、たた前蚘射出金型
内或いは前蚘金型内で、倚局プリフオヌムの枩床
が前蚘枩床に達する迄冷华乃至は攟冷するこずに
よ぀おも行うこずができる。 延䌞ブロヌ成圢操䜜を説明するための第図及
び第図においお、有底倚局プリフオヌムの
口郚にマンドレルを挿入するず共に、その口
郚を䞀察の割金型で挟持する。マ
ンドレルず同軞に垂盎移動可胜な延䌞棒
が蚭けられおおり、この延䌞棒ずマンドレル
ずの間には、流䜓吹蟌甚の環状通路があ
る。 延䌞棒の先端をプリフオヌムの底
郚の内偎に圓おがい、この延䌞棒を䞋方に移
動させるこずにより軞方向に匕匵延䌞を行うず共
に、前蚘通路を経おプリフオヌム内に流
䜓を吞蟌み、この流䜓圧により金型内でプリフオ
ヌムを膚匵延䌞させる。 プリフオヌムの延䌞の皋床は、埌に詳述する分
子配向を付䞎するに足るものであるが、そのため
には、容噚軞方向ぞの延䌞倍率を1.2乃至10倍、
特に1.5乃至倍ずするこずが望たしい。 ポリ゚ステル局の分子配向は、蛍光偏光法、耇
屈折法及び密床法等で容易に確認されるが、簡単
には密床法で評䟡できる。䞀般的に蚀぀お、胎郚
最薄肉郚におけるポリ゚ステルの20℃における密
床が1.34乃至1.39cm3、特に1.35乃至1.38
cm3の範囲内ずな぀おいれば、有効に分子配向が行
われおいるず蚀える。 発明の甚途 本発明の補法で補造される容噚は、前述した優
れた特性を有するこずから、皮々の内容物に察す
る容噚、特に酞玠や炭酞ガス或いは銙り成分の透
過を遮断する軜量容噚ずしお有甚であり、䟋えば
ビヌル、コヌラ、サむダヌ、炭酞入り果汁飲料、
炭酞入り酒粟飲料等の容噚ずしお、公知の容噚に
比しおカヌボネヌシペンロスが著しく少ないずい
う利点を有する。 実斜䟋 本発明を次の䟋で説明する。 実斜䟋  第図に瀺す射出成圢機を䜿甚し、第図及び
第−乃至−図に瀺す射出タむミングで倚
局プリフオヌムの共射出を行぀た。 先ず、䞻射出機に、固有粘床が1.0の也燥
枈みのバヌゞンのポリ゚チレンテレフタレヌト
PETを䟛絊し、第䞀の副射出機に、やは
り也燥枈みで゚チレン含有量が70モルの゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓EVOHのペ
レツトを䟛絊した。 平均で97重量のポリ゚チレンテレフタレヌト
ず重量の゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓ずを含有する、倚局プリフオヌム及び延䌞ボル
トからのスクラツプ品を、平均チツプサむズが
mmずなるようにチツプ化し、このチツプを含有氎
分率が0.01以䞋ずなるように也燥した埌、第二
の副射出成圢機に䟛絊した。 射出圧及び射出時間を䞋蚘の劂くしお、肉厚
3.5mmの皮局の倚局構造を有する有底プリフ
オヌムを補造した。 PET 䞀次射出圧 100Kgcm2 時 間 秒 EVOH射出圧 120Kgcm2 時 間 秒 スクラツプ暹脂射出圧 60Kgcm2 時 間 秒 PET 二次射出圧 60Kgcm2 時 間 0.5秒。 埗られた倚局プリフオヌムを玄110℃の枩床に
予備加熱し、瞊倍、週方向倍に二軞延䌞ブロ
ヌ成圢しお内容積1500c.c.の倚局ボルトを補造し
た。 埗られた倚局ボトルは、胎郚、底郚及び肩郚
が、PET倖局スクラツプ暹脂局EVOH侭間
局PET内局の局構成局構成比
を有しおおり、ボトル内倖面に察するペヌド
吞着詊隓の結果から、EVOH局及びスクラツプ
暹脂局は、ボトル内倖面に党く露出されおいず、
完党に封入されおいるこずが確認された。 たた、この倚局プリフオヌム、埓぀お倚局ボト
ルにおけるスクラツプ暹脂局の䜓積分率は玄30
であり、スクラツプ暹脂が倚局ボトルの補造に有
効に䜿甚可胜であるこずを瀺した。 このボトルに氎道氎を充填し、高さ1.5から
萜䞋衝撃詊隓に付した結果、及び圧力Kgcm2の
炭酞氎を充填し、14日間保存した結果では局間剥
離傟向は党く認められなか぀た。 比范䟋  比范のため、䞊蚘実斜䟋においお、スクラツ
プ暹脂の代りに、PETを二次射出する以倖は実
斜䟋ず同様にしお局の倚局ボトルを補造し
た。 埗られた実斜䟋及び比范䟋の倚局ボトルに
぀き、37℃、RH0の条件での酞玠透過床、37
℃、100RHの条件での酞玠透過床を枬定し、
埗られた結果を第衚に瀺す。たた、氎道氎充填
容噚の高さ1.5からの萜䞋衝撃詊隓で、砎損乃
至局間剥離を生じたものの本数を比范した。曎
に、20名のパネラヌを䜿甚し、倖芳特性を刀定さ
せ、良いず刀断したものの人数で衚瀺した。 結果は䞋蚘第衚の通りである。 【衚】
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の補法により補造される倚局ポ
リ゚ステル容噚の偎面断面図であり、第図は第
図の容噚の拡倧断面図であり、第図は本発明
の補造方法に甚いる共射出機の芁郚断面図であ
り、第図は共射出のタむムチダヌトであり、第
−図、第−図、第−図、第−
図、第−図、第−図、第−図及び第
−図、第図ずの関連で各暹脂のキダビテむ
ぞの射出状態を説明する説明図であり、第図の
共射出の他の態様を瀺すタむムチダヌトであり、
第−図、第−図、第−図、第−
図、第−図、第−図は第図ずの関連で
各暹脂のキダビテむ内ぞの射出状態を瀺す説明図
であり、第図及び第図は倚局プリフオヌムの
延䌞ブロヌ成圢工皋の説明図である。 は倚局ポリ゚ステル容噚、は口郚、は胎
郚、は底郚、は肩郚、はポリ゚ステル内
局、はポリ゚ステル倖局、ぱチレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓䞭間局、はスクラツプ暹
脂局、は射出金型、はコア金型、
は射出機、はホツト
ランナヌ、はポリ゚ステル、ぱ
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓、はスク
ラツプ暹脂、はプリフオヌム、
はブロヌ金型。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゚チレンテルフタレヌト単䜍を䞻䜓ずするポ
    リ゚ステル、ガスバリダヌ性暹脂及びポリ゚ステ
    ルずガスバリダヌ性暹脂ずの混合物から成るスク
    ラツプ暹脂を共射出しお倚局プリフオヌムを補造
    し、この倚局プリフオヌムをブロヌ金型内で䞔぀
    延䌞可胜な枩床でブロヌ延䌞成圢するこずから成
    る倚局ポリ゚ステル容噚の補法においお、 プリフオヌムに察応するキダビテむを備え䞔぀
    プリフオヌム底郚に察応する䜍眮にゲヌトを有す
    る射出金型に、所芁のポリ゚ステルの䞀郚を射出
    しお、該キダビテむの途䞭迄該暹脂を充満させ
    該䞀次射出の途䞭、終了埌、或いは終了埌埮少時
    間をおいお、充満させたポリ゚ステル内にガスバ
    リダヌ性暹脂を射出しこれず同時或いはこれに
    次いでポリ゚ステルずガスバリダヌ性暹脂ずの混
    合物から成るスクラツプ暹脂を射出しお、ガスバ
    リダヌ性暹脂又はスクラツプ暹脂をポリ゚ステル
    ず共にキダビテむ先端に向けお展延させキダビ
    テむが暹脂で充満される前にガスバリダヌ性暹脂
    及びスクラツプ暹脂の射出を停止するず共に、所
    芁のポリ゚ステルの残郚を二次射出しお、ガスバ
    リダヌ性䞭間局及びスクラツプ暹脂局をポリ゚ス
    テル䞭に封入し、これにより倚局プリフオヌムを
    圢成させるこずを特城ずするガスバリダヌ性倚局
    ポリ゚ステル容噚の補法。  ガスバリダヌ性暹脂が゚チレン−ビニルアル
    コヌル共重合䜓である特蚱請求の範囲第項蚘茉
    の補法。
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