JPH0477108B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0477108B2
JPH0477108B2 JP5237388A JP5237388A JPH0477108B2 JP H0477108 B2 JPH0477108 B2 JP H0477108B2 JP 5237388 A JP5237388 A JP 5237388A JP 5237388 A JP5237388 A JP 5237388A JP H0477108 B2 JPH0477108 B2 JP H0477108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
auto
entrance
boundary wall
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5237388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01226986A (ja
Inventor
Iehira Kadota
Takashi Sato
Tadashi Iino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP5237388A priority Critical patent/JPH01226986A/ja
Publication of JPH01226986A publication Critical patent/JPH01226986A/ja
Publication of JPH0477108B2 publication Critical patent/JPH0477108B2/ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、共同住宅における新規なオートロツ
ク装置の配置構造に関するものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題) 従来の共同住宅においては、共用出入口に安全
のためのオートロツク(錠)装置が装備されてな
かつたり、あるいは装備されていても1個所のみ
であつた。
なお、ここでいう1個所とは同一場所でのオー
トロツク装置の数ではなく、オートロツク装置が
装備されているゾーンの数であり、各住戸の玄関
扉のオートロツク装置を含まないことは云うまで
もない。かかる従来のオートロツクシステムで
は、不審者や侵入者の防犯に一重のチエツクしか
できず、防犯上の安全性に欠けるという問題があ
つた。
即ち、オートロツク装置を解除しうる鍵を持つ
た居住者と同時に出入口を通過すれば、鍵を持た
なくとも当該共同住宅に容易に侵入しうるためで
ある。
また、前記一重のオートロツク装置が故障した
場合、修理期間中は、防犯上の安全性は管理人等
の人手に頼るしかないため、不便であつた。
また、共同住宅の共用部分の使用対象者を、オ
ートロツク装置を解錠できる者とできない者の2
種類にしか分類できず、逆に、共用部分のスペー
ス(室)の使用対象者による分類も、オートロツ
ク装置を解錠できる者が使用しうるスペースとそ
の他のスペースという2種類にしか使い分けるこ
とができず、共用スペースが比較的広い場合でも
スペースの有効利用が図り難いという問題を有し
ていた。
本発明はかかる従来の問題点を解決し、共同住
宅における安全性を向上させ、かつ、共用スペー
スの多段階的な有効利用を可能とするオートロツ
ク装置の配置構造を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る共同住
宅におけるオートロツク装置の配置構造では、共
同住宅における共用スペースを第1スペース、第
2スペース及び第3スペースの3種類のスペース
に分割し、外部からの共用出入口の内部に外周壁
と第1境界壁とで画成された前記第1スペースが
配置され、第1境界壁には、第2出入口が形成さ
れており、その内部に外周壁と第1境界壁と第2
境界壁とで画成された前記第2スペースが配置さ
れ、第2境界壁には、第3出入口が形成されてお
り、その内部に外周壁と第2境界壁と第3境界壁
とで画成された前記第3スペースが配置されてお
り、前記第1スペースと第2スペースとの間の第
2出入口には第1のオートロツク装置が、また、
前記第2スペースと第3スペースとの間の第3出
入口には第2のオートロツク装置が設けられてい
ることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明
する。
本発明に係る共同住宅では、第1図の概念図に
示すように共用スペースを3種類のスペースに分
割し、第1スペース1は、外部との出入が自由な
スペース、第3スペース3は、完全な当該共同住
宅の居住者のみのプライベートスペースであり、
第2スペース2は、後述する如くその中間的なス
ペースとして構成している。
しかして、本実施例では、第1スペース1と第
2スペース2との境界壁4及び第2スペース2と
第3スペース3との境界壁5の2個所に各々オー
トロツク装置6,7が設けてある。
これを具体的な平面計画として示すと第2図の
ようになる。
即ち、外部からの共用出入口8を入ると、その
内部に外周壁17と第1境界壁4とで画成された
第1スペース1が配置されており、該第1スペー
ス1は、風除け室9と第1共用室10とで構成さ
れている。
第1境界壁4には、第2出入口18が形成され
ており、その内部に外周壁17と第1境界壁4と
第2境界壁5とで画成された第2スペース2が配
置されている。
第1スペース1と第2スペース2との間の第2
出入口18には、第1のオートロツク装置6が設
けられており、原則としてその解除キーを持つた
者のみが第2スペース2に入れるようになつてい
る。
第2スペース2は、第1ロビー11と第2共用
室12とで構成されている。
第2境界壁5には、第3出入口19が形成され
ており、その内部に外周壁17と第2境界壁5と
第3境界壁20とで画成された第3スペース3が
配置されている。
第2スペース2と第3スペース3との間の第3
出入口19には、第2のオートロツク装置7が設
けられており、原則として前記第1のオートロツ
ク装置6及び第2のオートロツク装置7の両方の
解除キーを持つた者のみが第3スペース3に入れ
るようになつている。
第3スペース3も、第2ロビー13と第3共用
室14とで構成されている。
しかして、本実施例では、当該共同住宅の居住
者のみが同一階の専用住戸15に、あるいはエレ
ベーター16を利用して上階の図示しない専用住
戸に到達でき、ここで各専用住戸の玄関扉を専用
キーで開くことにより、当該専用住戸に出入りす
ることができる。
かかる構成からなる本実施例においては、ま
ず、第2スペース2を介して2個所のオートロツ
ク装置6,7が設けてあるので、住戸の防犯上の
安全性が従来より格段に向上する。
即ち、居住者が第1のオートロツク装置6を解
除して、第2出入口18を開けて第1スペース1
から第2スペース2に入る際に、不審な人間がド
アが開いている間に同時に第2スペース2に入つ
たとしても、当該居住者がそれに気付き、第2の
オートロツク装置7を解除しなければ、当該不審
者は第3出入口19から第3スペース3には入れ
ない。
また、居住者は、その者が第2のオートロツク
装置7を自分で解除するか、あるいは専用住戸内
の他の居住者を呼出して当該オートロツク装置7
を内部側から解除してもらうかの手段を採らなけ
れば、その者が不審者であることを容易に見極め
ることができることとなり、結果として居住者専
用スペースである第3スペース3に不審な人間が
侵入するのを未然に防ぐことができ、安全性が向
上するものである。
また、一方のオートロツク装置が故障した場合
でも、修理期間中は他方のオートロツク装置を活
用できるので、安全性の低下を最小限に抑えるこ
とができる。
さらに、共用スペースを第1スペース1、第2
スペース2及び第3スペース3の3種類のスペー
スに分割し、各スペース1,2,3に各々第1共
用室10、第2共用室12及び第3共用室14を
設置するとともに、第2スペース2及び第3スペ
ース3に各々第1ロビー11及び第2ロビー13
を設置したことにより、当該共同住宅が数棟で構
成される団地等に属する場合には、第1共用室1
0は、当該団地外の人でも利用できるような地域
町内会の会議室等に使用し、第1ロビー11と第
2共用室12は、当該団地内の居住者だけが利用
できる団地集会所として使用し、さらに、第2ロ
ビー13と第3共用室14とは、当該共同住宅棟
の居住者のみが利用できる完全なプライベートス
ペースとして使用するといつたように、共用スペ
ースをプライバシーの面から多段階的に有効利用
することが可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変形例が可能なことは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、共同住
宅における共用スペースを第1スペース、第2ス
ペース及び第3スペースの3種類のスペースに分
割し、外部からの共用出入口の内部に外周壁と第
1境界壁とで画成された前記第1スペースが配置
され、第1境界壁には、第2出入口が形成されて
おり、その内部に外周壁と第1境界壁と第2境界
壁とで画成された前記第2スペースが配置され、
第2境界壁には、第3出入口が形成されており、
その内部に外周壁と第2境界壁と第3境界壁とで
画成された前記第3スペースが配置されており、
前記第1スペースと第2スペースとの間の第2出
入口には第1のオートロツク装置が、また、前記
第2スペースと第3スペースとの間の第3出入口
には第2のオートロツク装置が設けられているこ
とにより、共同住宅における防犯上の安全性を向
上させ、かつ、共用スペースの多段階的な有効利
用を可能とするオートロツク装置の配置構造を提
供することができ、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオートロツクシステムの
構成を示す概念図、第2図はその具体的な平面計
画例を示す説明図である。 1……第1スペース、2……第2スペース、3
……第3スペース、4……第1境界壁、5……第
2境界壁、6……第1のオートロツク装置、7…
…第2のオートロツク装置、10……第1共用
室、11……第1ロビー、12……第2共用室、
13……第2ロビー、14……第3共用室、15
……専用住戸、17……外周壁、18……第2出
入口、19……第3出入口、20……第3境界
壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共同住宅における共用スペースを第1スペー
    ス1、第2スペース2及び第3スペース3の3種
    類のスペースに分割し、外部からの共用出入口8
    の内部に外周壁17と第1境界壁4とで画成され
    た前記第1スペース1が配置され、第1境界壁4
    には、第2出入口18が形成されており、その内
    部に外周壁17と第1境界壁4と第2境界壁5と
    で画成された前記第2スペース2が配置され、第
    2境界壁5には、第3出入口19が形成されてお
    り、その内部に外周壁17と第2境界壁5と第3
    境界壁20とで画成された前記第3スペース3が
    配置されており、前記第1スペース1と第2スペ
    ース2との間の第2出入口18には第1のオート
    ロツク装置6が、また、前記第2スペース2と第
    3スペース3との間の第3出入口19には第2の
    オートロツク装置7が設けられていることを特徴
    とする共同住宅におけるオートロツク装置の配置
    構造。 2 前記第1スペース、第2スペース及び第3ス
    ペースには、各々共用室が設置されている特許請
    求の範囲第1項に記載の共同住宅におけるオート
    ロツク装置の配置構造。
JP5237388A 1988-03-04 1988-03-04 共同住宅におけるオートロック装置の配置構造 Granted JPH01226986A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5237388A JPH01226986A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 共同住宅におけるオートロック装置の配置構造

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JP5237388A JPH01226986A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 共同住宅におけるオートロック装置の配置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01226986A JPH01226986A (ja) 1989-09-11
JPH0477108B2 true JPH0477108B2 (ja) 1992-12-07

Family

ID=12913003

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JP5237388A Granted JPH01226986A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 共同住宅におけるオートロック装置の配置構造

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KR102394384B1 (ko) * 2021-06-16 2022-05-04 주식회사 광원 공동주택 출입구의 개선 구조시설

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JPH01226986A (ja) 1989-09-11

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