JPH0476878A

JPH0476878A - 光記録媒体のカートリッジ

Info

Publication number: JPH0476878A
Application number: JP2189836A
Authority: JP
Inventors: Isao Masaki; 功正木
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-07-18
Filing date: 1990-07-18
Publication date: 1992-03-11
Anticipated expiration: 2013-06-11
Also published as: JP2763184B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要コ光記録媒体を保護し、シャッタによって開閉されるヘッ
ドウィンドウを介してビームが照射されるカートリッジ
に関し、光記録媒体の表面への塵埃の付着を防止してきる光記録
媒体のカートリッジを提供するを目的とし、前記ヘッドウィンドウに該ヘッドウィンドウを覆う透明
プレートを設けるように構成する。

［産業上の利用分野〕本発明は、光記録媒体を保護し、シャッタにょって開閉
されるヘッドウィンドウを介してビームが照射されるカ
ートリッジに関する。

このような光記録媒体には、ビームを用いてデータのり
一ド／ライトを行なうので、光記録媒体か汚れると、リ
ード／ライト特性が劣化する。よって、光記録媒体に汚
れが付着しないことか要望されている。

［従来の技術］光記録媒体は、データのり一ド／ライト時には、高速で
回転駆動されるため、周囲の空気を巻き込み、空気中の
塵埃か記録媒体表面に付着してしまう。この汚れのため
に、レーザ光がディスク表面で散乱されたり、吸収され
たりして、トラッキングサーボ、フォーカシングサーボ
、データのり一ド／ライトか正常に行われなくなる。

この問題を解決するために、従来下記のような対策が行
われている。

■ハードディスクのように、密閉構造とする。

■光記録媒体表面に帯電防止処理を行なう。

■ドライブ環境をクリーンにするために、防塵装置を設
ける。

■定期的に光記録媒体表面をクリーニングする。

しかし、上述の■〜■の従来例においては、下記のよう
な問題点かある。

■光記録媒体の大きな利点である媒体の可換性か損なわ
れる。

■効果か一時的である。

■高性能な集塵機か必要となり、コストが高くなる。

■手間がかかる。更に、ユーザにクリーニングを行わせ
るには無理かある。

一方、光記録媒体をカートリッジ内に入れ、可換性を高
めたものも提供されている。

第１４図は従来の光記録媒体のカートリッジの一例を説
明する図である。

図において、６１はカートリッジ、６２はカドリッジ６
１内に回転可能に設けられた光記録媒体である。６３は
光記録媒体６２の回転中心に設けられ、チャッキング機
構によって把持され、回転駆動されるハブである。

カートリッジ６１には、ヘットウィンドウ６１ａ及びハ
ブ６３にチャッキング装置が係合するためのハブ穴６１
ｂか穿設されている。又、６４はヘッドウィンドウ６１
ａ１ハブ穴６１ｂを覆うシャッタである。

なお、図においては、ヘッドウィンドウ６１　ａ６１ｂ
は閉状態であるか、ンヤッタ６４が矢印１方向に移動す
ることにより、ヘッドウィンドウ６１ａ、ハブ穴６１ｂ
は開状態となる。

［発明が解決しようとする課題］しかし、上述のカートリッジ型の光記録媒体においても
、記録再生装置にセットすると、ヘッドウィンドウ６１
ａ及びハブ穴６１ｂか開状態となり、光記録媒体への塵
埃の付着は避けようがない。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、光記録媒体の表面への塵埃の付着を防止できる光記
録媒体のカートリッジを提供することにある。

また、本発明の別の目的は、カートリッジの厚さを薄く
し、記録再生装置を小型化することかできる光記録媒体
のカートリッジを提供することにある。

［課題を解決するための手段］第１図は本発明の光記録媒体のカートリッジの原理図で
ある。図において、１は光記録媒体２を保護するカート
リッジ、３はカートリッジ１に設けられたヘットウィン
ドウである。このヘッドウィンドウ３を介して、ビーム
か光記録媒体２が照射され、光記録媒体１に対してデー
タのリート／ライトかなされる。更に、このヘッドウィ
ンドウ３はシャッタ４によって開閉される。

そして、ヘッドウィンドウ３には、このヘッドウィンド
ウ３を覆う透明プレート５が設けられている。

［作用］第１図に示す光記録媒体の力！トリジンにおいて、ヘッ
ドウィンドウ３は透明プレート５によって覆われている
ので、空気中の塵埃のカートリッジ１内への侵入を禁止
する。

［実施例］次に、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の第１の実施例の光記録媒体のカートリ
ッジの正面図である第３図における■−■断面図、第３
図は第１の実施例の光記録媒体のカートリッジの正面図
、第４図は第１の実施例の変形例を説明する図、第５図
は本発明の第２の実施例の光記録媒体のカートリッジの
正面図である第８図におけるＶ−■断面図、第６図は第
８図におけるＶｌ−Ｖｌ断面図、第７図は第６図におい
てシャッタか開状態を説明する図、第８図は本発明の第
２の実施例の光記録媒体のカートリッジの正面図、第９
図は本発明の第３の実施例の光記録媒体のカートリッジ
の正面図である第１１図における■−■断面図、第１０
図は第１１図におけるＸ−Ｘ断面図、第１１図は本発明
の第３の実施例の光記録媒体のカートリッジの正面図、
第１２図は第１ｎ図における透明プレートの斜視図、第
１３図は本発明の第４の実施例を説明する構成図である
。

先ず第２図及び第３図を用いて本発明の第１の実施例を
説明する。第３図において、１０は光記録媒体を保護す
るカートリッジケースである。このカートリッジケース
１０には、矢印■方向に移動可能なシャッタ１１が設け
られている。そして、カートリッジケース１０には、ビ
ームが照射されるヘッドウィンドウ１０ａ及び光記録媒
体の／Ｘブが係合するハブ穴１０ｂか形成されている。

そして、シャッタ１１が図において、右側に移動するこ
とにより、ヘッドウィンドウ１０ａが外部に露出し、デ
ータのリード／ライトが行えるようになっている。

次に、第２図において、１３は光記録媒体である。この
光記録媒体１３は、先ず、透明基板１５上に形成された
記録膜１４ａと、透明基板１６上に形成された記録膜１
４ｂとを製造し、記録膜１４ａと記録膜１４ｂとを接着
剤で貼合わせたちのである。

尚、本実施例では、記録膜１４の厚さは、数百ｎｍ、透
明基板１５．１６はポリカーボネイトで厚さは１　、２
ｍ＋ｎである。

そして、ヘッドウィンドウ１０ａには、ポリカーボネイ
トの透明プレート１７．１８かヘッドウィンドウ１０ａ
を覆うように設けられている。

上記構成によれば、光記録媒体の表面への塵埃の付着を
防止してきる。しかも、記録媒体の可換性を損なうこと
なく、効果が持続し、コストもやすく、ユーザが定期的
なりリーニングを行う二ともない。

尚、本発明は上記実施例に限るものではない。

例えば、光記録媒体は上記実施例に限るものではない。

第２図及び第３図に示す光記録媒体においては、記録膜
１４ａ、ｂを挟むように透明基板１５．１６が形成され
ていた。しかし、本発明によれば、カートリッジ内に塵
埃が侵入しないので、記録層がむき出しでもデータのリ
ード／ライト特性が悪化することがない。よって、第４
図に示す光記録媒体２１においては、基板２２（第２図
においては透明基板１５又は１６に相当する）上に記録
膜２３．２４が形成されている。尚、このような光記録
媒体を両面フロントイルミネーションタイプの光記録媒
体という。

このような光記録媒体２１は、厚さを薄くすることがで
きるので、カートリッジの厚さも薄くすることができ、
記録再生装置も小型化することができる。

次に、第５図乃至第８図を用いて、本発明の第２の実施
例を説明する。これらの図において、第１の実施例と同
一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。

又、第５図乃至第７図においては、一方の面の構造のみ
を示し、他の面については同一構造なのて省略している
。本実施例においては、シャッタ１１の裏面に透明プレ
ート１７．１８に摺接可能なブラシ３１．３２　（３２
は図示せず）が設けられている。

上記構成によれば、カートリッジを装置に着脱する度に
、第６図及び第７図１と示すように、シャツタ１１は開
閉運動を行なう。よって、この開閉運動により、ブラン
３］、、３２か透明プレート１７１８上を摺接し、透明
プレート１７，１．８上の塵埃を除去することかできる
。

次に、第９図乃至第１１図を用いて、本発明の第３の実
施例を説明する。これらの図において、第１の実施例と
同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する
。又、第９図及び第１０図においては、一方の面の構造
のみを示し、他の面については同一構造なので省略して
いる。本実施例においては、カートリッジ１０に対して
着脱可能な透明プレート４１．．４２　（４２は図示せ
ず）を設けたものである。

以下、この透明プレート４１を用いて説明を行なう。こ
の透明プレート４１の両サイド面上部には、長平方向に
沿って凸部４１ａ、４１ｂか形成されている。

一方、カートリッジ１０には、これら凸部４１ａ４１．
ｂが係合可能な溝１０ｂ、１０ｃが形成されている。

二のような構成によれば、第９図において、透明プレー
ト４１を矢印方向に押圧することにより、透明プレート
４］の凸部４１ａ　　４１ｂと、カドリッジ１０の溝１
０ｂ、１０ｃとの係合／係合の解除を行なうことができ
る。

次に、第１３図を用いて本発明の第４の実施例を説明す
る。図において、５１はカートリッジ、５２はヘットウ
ィンドウ５１ａに設けられた透明プレートである。５３
は光記録媒体、５４は光記録媒体５３の回転中心に立設
された軸である。

この軸５４はカートリッジ５１の穴５１　ｂを介してカ
ートリッジ５１の外側に突出している。

更に、５５はカートリッジ５１の外側に突出している軸
５４を把持するチャッキングである。

このような構成によれば、従来ては、カートリッジのハ
ブ穴を介して空気中の塵埃が侵入することがあったが、
本実施例では、軸５４が挿通ずる最小限の穴５１ｂしか
開いていないので、塵埃の侵入を最小限にくいとめるこ
とかできる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、ヘッドウィンドウ
にヘッドウィンドウを覆う透明プレートを設けるように
構成したことにより、光記録媒体の表面への塵埃の付着
を防止でき、カートリッジの厚さを薄くすることかでき
る光記録媒体のカドリッジを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の第１の実施例の光記録媒体のカートリ
ッジの正面図である第３図における■■断面図、第３図は第１の実施例の光記録媒体のカートリッジの正
面図、第４図は第１の実施例の変形例を説明する図、第５図は
本発明の第２の実施例の光記録媒体のカートリッジの正
面図である第８図におけるＶ−■断面図、第６図は第８図における■−■断面図、第７図は第６図
においてンヤッタが開状態を説明する図、第８図は本発明の第２の実施例の光記録媒体のカートリ
ッジの正面図、第９図は本発明の第３の実施例の光記録媒体のカートリ
ッジの正面図である第１１図における■■Ｘ断面図第１０図は第１１図におけるＸ−Ｘ断面図、第１１図は
本発明の第３の実施例の光記録媒体のカートリッジの正
面図、第１２図は第１０図における透明プレートの斜視図、第１３図は本発明の第４の実施例を説明する構成図、第１４図は従来の光記録媒体のカートリッジの一例を説
明する図である。第１図乃至第１３図において１．１０．５１はカートリッジ、２．１３．５３は光記録媒体、３　１０ａ　　５１ａはヘッドウィンドウ、１１はシャ
ッタ、５゜５２は透明プレートである。１１シヤツタ

Claims

【特許請求の範囲】〔１〕光記録媒体（２）を保護し、シャッタ（４）によ
って開閉されるヘッドウィンドウ（３）を介してビーム
が照射されるカートリッジ（１）において、前記ヘッドウィンドウ（３）に該ヘッドウィンドウ（３
）を覆う透明プレート（５）を設けたことを特徴とする
光記録媒体のカートリッジ。〔２〕前記シャッタ（４）に、前記透明プレート（５）
に摺接可能なブラシを設けたことを特徴とする請求項１
記載の光記録媒体のカートリッジ。〔３〕前記透明プレート（５）は着脱可能であることを
特徴とする請求項１又は２記載の光記録媒体のカートリ
ッジ。〔４〕前記光記録媒体（２）の回転中心に軸を立設し、
該軸のうちチャッキングが把持する部分を前記カートリ
ッジ（１）の外側に突出せしめ、前記カートリッジ（１
）には前記軸が挿通する最小限の穴が穿設されたことを
特徴とする請求項１乃至３記載の光記録媒体のカートリ
ッジ。