JP2854372B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2854372B2
JP2854372B2 JP2065800A JP6580090A JP2854372B2 JP 2854372 B2 JP2854372 B2 JP 2854372B2 JP 2065800 A JP2065800 A JP 2065800A JP 6580090 A JP6580090 A JP 6580090A JP 2854372 B2 JP2854372 B2 JP 2854372B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク、光磁気ディスク等に対するデ
ィスクカートリッジに関する。
従来の技術 一般に、光デイスク又は光磁気デイスク装置は、デイ
スクカートリッジ(ケース)と、光ディスクに対して情
報の記録、再生又は消去の動作を行うドライブ装置(光
ヘッド)とからなり、高密度記録、ディスクが可搬性を
持つといった長所がある。ところが、光学式記録である
ため、光ヘッドには対物レンズ、偏向プリズムといった
光学部品が搭載されるため、ハードディスクに対する磁
気記録用ヘッドに比して重くなり、高速アクセスが困難
となる。
そこで、光デイスク装置において、見掛け上、高速ア
クセス化を図るため光ヘッドを複数個用いる方法があ
り、複数個の光ヘッドを備えた装置に対応させたディス
クカートリッジが提案されている。第3図にその構成例
を示す。このディスクカートリッジ1は、光磁気デイス
ク2用であり、光磁気ディスク片面に対して2つずつの
光ヘッド(後述する)を設けた装置に対するものであ
る。光磁気ディスク2をその中心のハブ3により回転自
在に収納する矩形状のケース4が設けられている。この
ケース4は上ハーフ4aと下ハーフ4bとよりなり、ケース
4両面には各々略V字状の窓5が形成されている。この
窓5はハブ3に対するターンテーブル(図示せず)の接
近を可能とするターンテーブル挿入窓5aと、2つの光ヘ
ッドの光磁気ディスクへのアクセスを可能とするヘッド
挿入窓5bとを一体的に形成したものである。よって、2
つのヘッド挿入窓5b部分は少なくともディスク半径方向
全幅に渡る長さに形成されており、2つの光ヘッドは中
心を通る各々の軸線A,B上をシーク移動して所望のトラ
ック上にアクセスすることになる。
このようなカートリッジの不使用時には、開口形成さ
れた窓5からの塵挨の侵入を防止する等の目的から、こ
の窓5を閉塞する開閉自在なシャッタ6が設けられる。
このシャッタ6は窓5形状に合わせて略V字形状で一回
り大きく形成され、かつ、ケース4を抱え込むような構
造とされ、紙面上下方向に移動自在に設けられている。
実線は閉塞状態を示し、仮想線は装置内セットされた場
合に図示しない機構による開放状態を示す。
このようなシャッタ6の移動ストロークLは、窓5の
幅Wとヘッド挿入窓5bの傾斜角θ(光磁気ディスク2の
中心Oを通りシャッタ6の移動方向に伸びる直線Cと軸
線A(又はB)とのなす角度)とにより決まる。即ち、 L≒W/cosθ ……(1) で表される。
発明が解決しようとする課題 ところで、窓5の幅Wと光磁気ディスクドライブ装置
との関係を検討してみる。光磁気ディスクドライブ装置
にあっては、焦点制御、トラッキング制御のために、光
ヘッド7において対物レンズ8をサーボ制御するアクチ
ュエータが必要であり、一般には、第4図(a)に示す
摺動軸9を備えた軸摺動型のアクチュエータ10、又は同
図(b)に示す板ばね11を備えた板ばね型のアクチュエ
ータ12が用いられる。何れのアクチュエータ10,12にし
ても、対物レンズ8に対して非対称形状とされており、
かつ、その配置も窓5bの幅方向(ジッタ方向J)にアク
チュエータ10,12が突出する状態の配置とするのが一般
的である。仮に、窓5bの長手方向(シーク方向S)にア
クチュエータ10,12が突出する状態に配置すると、レイ
アウト的に、中心付近でスピンドルモータと干渉した
り、外周付近で固定光学系と干渉する、といった不都合
を生ずるからである。
このように窓5、特にヘッド挿入窓5bの幅Wはアクチ
ュエータ10,12の大きさに関係している。ここに、幅W
が大きいとシャッタ6が大きくなるとともに、(1)式
よりこのシャッタ6の移動ストロークLも大きくなって
しまう。ディスクカートリッジ1において、シャッタ6
の大きさや、シャッタ6の移動ストロークLが大きいこ
とは、ユーザが手で触れる領域が小さくなってしまうこ
とを意味し、ディスクカートリッジの取扱い性が悪くな
る。また、一般に、シャッタを閉塞方向に付勢するばね
部材がカートリッジ内部に設けられるが、このばね部材
に大きなストロークを必要とし、ばね部材が大きくなっ
てしまう。
課題を解決するための手段 円盤状の情報記録ディスクを回転自在な状態に収納す
るケースの一部に複数のヘッドのためのヘッド挿入窓を
形成し、このヘッド挿入窓を開閉するシャッタを備えた
ディスクカートリッジにおいて、前記ヘッド挿入窓を前
記情報記録ディスクの中心を通り半径方向に伸びる直線
に対して片側の幅がW1で他側の幅がW2とした時にW1≠W2
の非対称幅形状に形成し、ターンテーブル挿入窓の直径
をDとし、餉記シャッタの移動方向に対し前記ヘッド挿
入窓がなす角度をθとした時、 W1+W2≦D・cosθ W2≦D(cosθ−1/2) なる関係にあるようにした。
作用 ヘッド挿入窓の幅がディスク中心を通り半径方向に伸
びる直線に対して非対称幅形状であるので、非対称形状
の対物レンズアクチュエータなるヘッドもヘッド挿入窓
に対し非対称幅に対応させ幅の広い側に配設させてシー
ク移動させる、といった配置により、ヘッド挿入窓を幅
狭としても支障のないヘッド動作が可能となる。つま
り、ヘッド挿入窓に余分な部分がなくなり、幅狭となる
ため、これを開閉するシャッタも小型化でき、かつ、シ
ャッタ開閉のための移動ストロークも短くできる。よっ
て、ユーザが触れる領域も大きくなり、取扱い性のよい
ものとなり、シャッタ閉塞付勢用のばね部材も小さいも
ので済むものとなる。
実施例 本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。第3図及び第4図で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示す。基本構成は第3図の場合と同様であ
るが、本実施例では窓5に代えて、ターンテーブル挿入
窓13、ヘッド挿入窓14,15を分離形成したものである。
ここに、ヘッド挿入窓14,15はディスク中心Oを通り半
径方向に伸びる直線=軸線D,Eに対する左右の幅W1,W2
がW1≠W2なる非対称幅形状に開口形成されている。本実
施例ではシャッタ6開放移動方向側の幅W1のほうが反対
の幅W2よりも広めとされている。軸線D,Eはシャッタ6
の移動方向Fに対し角度θとされている。また、ターン
テーブル挿入窓13の直径はDとされている。
このような構成において、W1,W2,D,θ間には、 W1+W2≦D・cosθ ……(2) W2≦D(cosθ−1/2) ……(3) なる関係がある。
また、シャッタ6の移動ストロークLは、ターンテー
ブル挿入窓13の開閉に必要なストロークL13と、アクチ
ュエータ挿入窓15(14も同様)の開閉に必要なストロー
クL13の内、大きいほうの値となる。ここに、 L13=D ……(4) L15=(W1+W2)/cosθ ……(5) となる。(5)式に(2)式を代入すると、 L15≦D となるので、L≒Dがシャッタ6の必要な移動ストロー
クとなる。
しかして、例えば第4図(b)に示したような板ばね
型のアクチュエータ12構成の光ヘッド7を用いた場合、
ヘッド挿入窓15(14側も同様)との関係は第2図に示す
ように設定される。即ち、W1≒W/2とすれば、非対称形
状のアクチュエータ12は軸線Eに対して幅広いW1側に支
障なく突出配設させることができる。つまり、(3)式
を満たす範囲内で幅W2の値をアクチュエータ12に合わせ
て狭く設定すればよく、ヘッド挿入窓14,15を幅狭なも
のとすることができる。
具体的数値例で説明する。まず、光磁気ディスク2は
外径86mmのいわゆる3.5インチディスクとし、ターンテ
ーブル挿入窓13の直径D=21mmとする。この場合、第3
図に示す従来構成では、窓5の幅W=D=21mmとするの
が一般的である。これに対し、本実施例構成において、
W1=W/2=21/2=10.5mm、W2=4mm、θ=45°とすると、
(2)(3)式の条件を満足する。これらの数値を
(4)(5)式に代入すると、L13=21mm、L15=20.5mm
となり、シャッタ6の必要な移動ストロークLは、
L13,L15の大きいほう、即ち、L=L13=21mmとなる。
即ち、移動ストロークLとして最低限必要な寸法である
L13=Dよりも大きくなることはない。ちなみに、従来
構成による場合、W=21mm、θ=45°を(1)式に代入
すると、L≒29.7mmなる。つまり、θ=45°、D=21mm
という同一条件であっても、本実施例構成によれば、移
動ストロークLとして従来の29.7mmから21mmに大幅に短
縮できる。また、W2=4mmであり、対物レンズ8の半径
は通常約3mm程度であるので、アクチュエータ12に特別
な小型化を要しない(第4図(a)と第2図との対比か
らも判るように両者は同一サイズのものである)。
なお、本実施例で用いるアクチュエータは第4図
(a)に示した型のアクチュエータ10であってもよい。
発明の効果 本発明は上述のように、円盤状の情報記録ディスクを
回転自在な状態に収納するケースの一部に複数のヘッド
のためのヘッド挿入窓を形成し、このヘッド挿入窓を開
閉するシャッタを備えたディスクカートリッジにおい
て、前記ヘッド挿入窓を前記情報記録ディスクの中心を
通り半径方向に伸びる直線に対して片側の幅がW1で他側
の幅がW2とした時にW1≠W2の非対称幅形状に形成し、タ
ーンテーブル挿入窓の直径をDとし、前記シャッタの移
動方向に対し前記ヘッド挿入窓がなす角度をθとした
時、 W1+W2≦D・cosθ W2≦D(cosθ−1/2) なる関係にあるようにしたので、ヘッド挿入窓をディス
ク中心を通り半径方向に伸びる直線に対して非対称幅形
状に形成したので、非対称形状の対物レンズアクチュエ
ータなるヘッドをヘッド挿入窓に対し非対称幅に対応さ
せ幅の広い側に配設させてシーク移動させる、といった
配置により、ヘッド挿入窓を幅狭としても支障のないヘ
ッド動作が可能となり、よって、ヘッド挿入窓に余分な
部分をなくし、幅狭なものとすることができ、これを開
閉するシャッタも小型化でき、かつ、シャッタ開閉のた
めの移動ストロークも短くでき、この結果、ディスクカ
ートリッジに対しユーザが触れる領域も大きくなり、取
扱い性を向上させることができ、さらには、シャッタ閉
塞付勢用のばね部材も小さいもので済ませることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略立体図、第2図は
そのヘッド挿入窓とアクチュエータとの配置関係を示す
平面図、第3図は従来例を示す概略立体図、第4図はそ
のヘッド挿入窓とアクチュエータとの配置関係を示す平
面図である。 2……情報記録ディスク、4……ケース、6……シャッ
タ、14,15……ヘッド挿入窓、O……ディスク中心、D,E
……直線、W1,W2……非対称幅

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の情報記録ディスクを回転自在な状
    態に収納するケースの一部に複数のヘッドのためのヘッ
    ド挿入窓を形成し、このヘッド挿入窓を開閉するシャッ
    タを備えたディスクカートリッジにおいて、前記ヘッド
    挿入窓を前記情報記録ディスクの中心を通り半径方向に
    伸びる直線に対して片側の幅がW1で他側の幅がW2とした
    時にW1≠W2の非対称幅形状に形成し、ターンテーブル挿
    入窓の直径をDとし、前記シャッタの移動方向に対し前
    記ヘッド挿入窓がなす角度をθとした時、 W1+W2≦D・cosθ W2≦D(cosθ−1/2) なる関係にあるようにしたことを特徴とするディスクカ
    ートリッジ。
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