JPH047643B2 - - Google Patents

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JPH047643B2
JPH047643B2 JP17910185A JP17910185A JPH047643B2 JP H047643 B2 JPH047643 B2 JP H047643B2 JP 17910185 A JP17910185 A JP 17910185A JP 17910185 A JP17910185 A JP 17910185A JP H047643 B2 JPH047643 B2 JP H047643B2
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JP
Japan
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hunting
signal
working machine
detection signal
detector
Prior art date
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Expired
Application number
JP17910185A
Other languages
English (en)
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JPS6240206A (ja
Inventor
Isamu Harada
Michihiro Watabe
Takeshi Yokochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication of JPS6240206A publication Critical patent/JPS6240206A/ja
Publication of JPH047643B2 publication Critical patent/JPH047643B2/ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トラクタの機体に連結された作業機
を油圧シリンダの伸縮によつて自動的に設定位置
に移動させうるとともに、移動時における作業機
のハンチングを防止しうるトラクタの油圧制御装
置に関するものである。
従来の技術 従来、トラクタの機体に作業機を連結し、作業
機の耕深や左右傾斜姿勢を検出する検出器からの
検出信号と、耕深や左右傾斜姿勢を設定する設定
器からの設定信号との偏差量に基づいて油圧シリ
ンダを伸縮させ、油圧シリンダの伸縮により作業
機を移動させて自動的に設定耕深や設定した左右
傾斜姿勢に維持することが一般的に行なわれてい
る。さらに、特開昭56−101404号公報に記載され
たように、偏差量に応じて連続信号又はパルス幅
が増減する変調パルス信号を出力し、これらの信
号により油圧シリンダの圧油の流入吐出を制御す
る電磁弁を連続的又は断続的に開弁して作業機の
移動速度を制御しつつ作業機を設定位置に移動さ
せる油圧制御装置がある。
発明が解決しようとする問題点 作業機を設定位置に移動させる制御精度は、制
御時における移動速度が早く、不感帯幅が狭い程
向上する。しかし一方では、油温、外気温、車
速、圃場の表面状態、耕深等の種々の誘発原によ
つて作業機がハンチングを起こす場合が有り、全
ての条件下においてハンチングの発生を防止する
ためには不感帯幅を広くしたり制御速度を遅くし
なければならず、制御精度が悪くなり、圃場の仕
上がり具合も悪くなつている。
また、不感帯幅変更手段や制御速度変更手段を
備えたものもあるが、一旦ハンチングを発生する
と作業を中断して不感帯幅変更等の調整を行な
い、調整後に作業を再開するものであるため、調
整に手間がかかり、作業能率が低下している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、ハンチング発生時には作業機の移動速度を自
動的に減速してハンチングを防止しうるトラクタ
の油圧制御装置を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 トラクタの機体1に油圧シリンダ4,7の伸縮
により移動される作業機3を連結し、作業機3の
位置を検出する検出器9,11と作業機3の位置
を設定する設定器12,13と油圧シリンダ4,
7の圧油の流入吐出を制御する電磁弁15,16
とを設ける。さらに、検出器9,11からの検出
信号と設定器12,13からの設定信号とを入力
し、検出信号と設定信号との偏差量が所定値以下
のときは電磁弁15,16を断続的に開弁すると
ともに偏差量に略比例してパルス幅を増減する変
調パルス信号を出力する制御ユニツト14を設け
る。制御ユニツト14内には、作業機3がハンチ
ング状態か否かを検出するハンチング検出手段
と、ハンチング状態であるとの検出に基づいて作
業機3の移動速度を減速する移動速度減速手段と
を設ける。
作 用 検出器9,11からの検出信号と設定器12,
13からの設定信号との偏差量に応じて制御ユニ
ツト14から変調パルス信号を出力し、電磁弁1
5,16を断続的に開弁して油圧シリンダ4,7
を伸縮させ、作業機3を移動させる。作業機3の
移動中にハンチング状態となつたときは、ハンチ
ング検出手段によつてハンチング状態であること
を検出し、その検出に基づき移動速度減速手段に
より作業機3の移動速度を自動的に減速し、ハン
チング状態を解消する。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
トラクタの機体1の後部には三点リンク機構2を
介して作業機である耕耘ロータリ3が昇降自在に
連結されている。前記機体1には油圧シリンダ4
の伸縮により上下回動する左右一対のリフトアー
ム5が設けられ、一方のリフトアーム5の先端部
と三点リンク機構2との間には棒状のリフトロツ
ド6が連結され、他方のリフトアーム5の先端部
と三点リンク機構2との間にはリフトロツドを兼
ねる伸縮自在な油圧シリンダ7が連結されてい
る。前記耕耘ロータリ3の機枠8には、耕耘ロー
タリ3の左右傾斜状態を検出する検出器である傾
斜検出器9と、整地板10の上下回動に応じて耕
深を検出する検出器である耕深検出器11が載置
されている。
前記機体1には、耕耘ロータリ3の左右傾斜状
態を設定する設定器である傾斜設定器12と、耕
深を設定する設定器である耕深設定器13とが設
けられている。さらに、前記傾斜検出器9と耕深
検出器11とからの検出信号及び傾斜設定器12
と耕深設定器13とからの設定信号を入力する制
御ユニツト14が設けられている。この制御ユニ
ツト14内には検出信号と設定信号とを比較演算
して偏差量を求める演算部、偏差量に応じて前記
油圧シリンダ4,7の圧油の流入吐出を制御する
電磁弁15,16を連続的に開弁する連続信号又
は断続的に開弁するパルス信号を出力する出力部
が内蔵されている。なお、このパルス信号は、偏
差量に略比例してパルス幅を増減する変調パルス
信号である。さらに、前記制御ユニツト14内に
は、第2図において示す検出信号の波形が所定の
波長を繰り返した場合(矢印A部)に前記耕耘ロ
ータリ3がハンチング状態となつたことを検出す
るハンチング検出手段と、ハンチング状態である
との検出に基づいて耕耘ロータリ3の移動速度を
減速する移動速度減速手段とが内蔵されている。
移動速度減速手段としては、第3図において破線
で示すように、変調パルス信号を出力する偏差量
の所定値を変更してパルス信号域を拡大するとと
もにパルス幅の増減率を緩やかにすることが行な
われている。
このような構成において、耕耘ロータリ3の左
右傾斜状態や耕深が設定値から外れた場合には、
検出信号と設定信号との比較演算により得られる
偏差量に基づいて制御ユニツト14から電磁弁1
5,16に向けて連続信号又は断続信号が出力さ
れる。偏差量が所定値以上の場合、即ち耕深等が
設定値から大きく外れた場合には連続信号が出力
され、電磁弁15,16が連続的に開弁されて圧
油の流入又は吐出が連続的に行なわれ、油圧シリ
ンダ4,7が連続的に伸縮して耕耘ロータリ3が
比較的速い速度で昇降等される。偏差量が所定値
以下である場合、即ち耕深等が設定値に近い場合
には変調パルス信号が出力され、電磁弁15,1
6が断続的に開弁され、かつ偏差量に略比例して
開弁時間が増減されることにより耕耘ロータリ3
は減速されつつ昇降等される。
ここで、耕耘ロータリ3がハンチング状態にな
ると検出信号は第2図A部において示すように所
定の波長を繰り返す。そこで、これをハンチング
検出手段により検出し、その検出結果に基づいて
第3図の破線で示すように移動速度減速手段によ
りパルス信号域を拡大するとともにパルス幅の増
減率を緩やかにする。これにより、耕耘ロータリ
3の昇降等の速度が通常状態より減速され、昇降
等の速度が低速になることによつてハンチング状
態が自動的に解消される。そして、ハンチング状
態が解消されれば、変調パルス信号のパルス幅は
再び第3図において実線で示す通常状態に回復す
る。また、パルス信号域を拡大するとともにパル
ス幅の増減域を緩やかにした補正状態は、主スイ
ツチOFFまでの間持続させてもよい。
なお、ハンチング検出手段としては、検出信号
の波長から検出するものについて説明したが、第
2図の矢印B部において示すように、検出信号の
振幅が所定幅を正負にわたつて越えたときにハン
チング状態であることを検出するものであつても
よい。
発明の効果 本発明は、上述のように作業機の位置を検出す
る検出信号の波形から作業機がハンチング状態に
なつたことを検出するハンチング検出手段と、ハ
ンチング状態検出時において作業機の移動速度を
減速する移動速度減速手段とを設けたことによ
り、ハンチング発生時には作業機の移動速度を自
動的に減速してハンチング状態を解消することが
でき、したがつて、不感帯幅を狭くし、ハンチン
グが発生していない状態では作業機の移動速度を
速くして作業機を設定位置に移動させる制御精度
を向上させることができ、さらに、ハンチング状
態の解消を作業を続行しつつ行なうことによつて
作業能率の向上を図ることができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はブロツク図、第2図は検出信号の波形図、第3
図は変調パルス信号のパルス幅補正図、第4図は
全体の側面図である。 1……機体、3……耕耘ロータリ(作業機)、
4,7……油圧シリンダ、9……傾斜検出器(検
出器)、11……耕深検出器(検出器)、12……
傾斜設定器(設定器)、13……耕深設定器(設
定器)、14……制御ユニツト、15,16……
電磁弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラクタの機体に油圧シリンダの伸縮により
    移動される作業機を連結し、前記作業機の位置を
    検出する検出器と前記作業機の位置を設定する設
    定器と前記油圧シリンダの圧油の流入吐出を制御
    する電磁弁とを設け、検出信号を出力する前記検
    出器と設定信号を出力する前記設定器とが入力側
    に接続されるとともに、前記検出信号と前記設定
    信号との偏差量が所定値以下のときは出力信号に
    より断続的に開弁される電磁弁が出力側に接続さ
    れる制御ユニツトを設け、この制御ユニツトに前
    記作業機がハンチング状態であるか否かを検出す
    るハンチング検出手段とハンチング状態であると
    の検出に基づいて前記作業機の移動速度を減速す
    る移動速度減速手段とを設けたことを特徴とする
    トラクタの油圧制御装置。 2 検出器の検出信号の波長が所定の波長を繰り
    返したときにハンチング状態であるとしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトラクタ
    の油圧制御装置。 3 検出器の検出信号の振幅が所定幅を正負にわ
    たつて越えたときにハンチング状態であるとした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のト
    ラクタの油圧制御装置。 4 検出信号と設定信号との偏差量の所定値を可
    変としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のトラクタの油圧制御装置。
JP17910185A 1985-08-14 1985-08-14 トラクタの油圧制御装置 Granted JPS6240206A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17910185A JPS6240206A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 トラクタの油圧制御装置

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JP17910185A JPS6240206A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 トラクタの油圧制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6240206A JPS6240206A (ja) 1987-02-21
JPH047643B2 true JPH047643B2 (ja) 1992-02-12

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ID=16060048

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755081B2 (ja) * 1986-04-18 1995-06-14 井関農機株式会社 作業機昇降制御装置
JPS6379508A (ja) * 1986-09-24 1988-04-09 三菱農機株式会社 圃場作業機における作業部の姿勢制御方法

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JPS6240206A (ja) 1987-02-21

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