JPH0476073A - マーキングペン用インキ - Google Patents

マーキングペン用インキ

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JPH0476073A
JPH0476073A JP2191033A JP19103390A JPH0476073A JP H0476073 A JPH0476073 A JP H0476073A JP 2191033 A JP2191033 A JP 2191033A JP 19103390 A JP19103390 A JP 19103390A JP H0476073 A JPH0476073 A JP H0476073A
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ink
resin
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marking pen
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JP2191033A
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Kiyoshi Kuroyanagi
黒柳 清
Yuzo Higaki
檜垣 勇三
Hiroyuki Goto
浩之 後藤
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NISSHIN FINE CHEM KK
Pilot Ink Co Ltd
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NISSHIN FINE CHEM KK
Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は揮発性有機溶剤を用いたマーキングペン用イン
キに関し、詳細にはペン先表面での溶剤の蒸発を抑制す
る作用を有する特定の化合物が配合されて、長時間のペ
ン先露出後にも即座の筆記可能なマーキングペン用イン
キに関するものである。
従来の技術 一般に油性マーキングペン用インキは紙等のインキ浸透
面ばかりでなくガラス、金属、プラスチック面等のイン
キネ浸透面にも筆記できることが求められるので、筆跡
を早く乾燥させるために揮発性の有機溶剤が溶媒として
用いられる。従ってマーキングペンのキャップ開放(キ
ャンプオフ)時のペン先からの溶剤蒸発による筆跡のか
すれや筆記不能状態の発生上いう問題がある。
この問題点の解決策として種々の提案がなされている。
例えば特公昭57−5274号ではペン先からの溶剤蒸
発抑制剤として炭素数4乃至22のアルキルアミドまた
はその誘導体を用いることを提案しているが、このイン
キはインキネ浸透面上の筆跡乾燥の遅いことに問題があ
る。また特公昭5739668号の一数式R+C0Rz
 (R+及びR2は炭素数10〜22のアルキル基)で
示されるケトンの使用の提案はペン先での乾燥抑制の効
果が充分であるとは言い難い。
発明が解決しようとする問題点 本発明はマーキングペンのペン先においてインキの蒸発
が抑制され、且つインキネ浸透面上で迅速に乾燥する筆
跡を与えるマーキングペン用インキを提供しようとする
ものである。
問題を解決するための手段 本発明のマーキングペン用インキは着色剤、樹脂、前記
樹脂を溶解する揮発性有機溶剤及び下記一般式(1)〜
(6)で示される含窒素化合物の少なくとも一種を含む
ものある。
一般式 %式% ここで、R1は炭素数8〜24のアルキル基、アルケニ
ル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアルケニル
基、Rz、Raは炭素数7〜25ノアルキル基、アルケ
ニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアルケニ
ル基、R4は水素又はメチル基、Xは塩素又はヒドロキ
シル基、Yは水素又はナトリウム、Zはヒドロキシル基
又は−00CR2、a、bは1まノJは2、I、 m、
 nは1〜3の数をそれぞれ表す。
着色剤としては油溶性染料、スピリットソルブル染料、
塩基性染料、不溶性アブ顔料、縮合ボリアヅ顔料、フタ
ロシアニン顔料、チオインジゴ顔料、スレン顔料、ペリ
ノン・ペリレン顔料、キナクリドン顔料等の有機顔料及
びカーボンブラック、チタン白等の無機顔料があげられ
る。これら着色剤はインキ組成中0.5−30重量%、
好ましくは3〜20重量%の範囲で用いられる。
樹脂としてはリジン系樹脂、ケトン樹脂、セルロース誘
導体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブ
チラール等があげられる。これら樹脂はインキ組成中1
〜30重量%、好ましくは3〜・15重量%の範囲で用
いられる。
揮発性有機溶剤は一般にマーキングペン用インキに用い
られる溶剤が適用され、エタノール、プロハノール等の
低級脂肪族アルコール、ヘキ4Jン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶剤、酢酸エチル、
酢酸ブチル等のエステル系溶剤、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、メチルグリ
コール、フ゛ロピルグリコール等のグリコールエーテル
剤、メチルグリコールアセテート、エチルグリコルアセ
テ−1・等のグリコールエーテルエステル系溶剤があげ
られる。これら溶剤はインキ組成中40〜95重量%、
好ましくは60〜85重量%の範囲で用いられる。
含窒素化合物はマーキングベンのペン先での溶剤蒸発抑
制剤として用いられ、前記一般式(1)〜(6)で示さ
れる化合物から選ばれるが、具体例としてドデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド、オクタデシルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、牛脂アルキルトリメチルア
ンモニウムクロライド、ポリオキシエチレンドデシルア
ミン、ポリオキシエチレンオクタデシルアミン、ポリオ
キシエチレンオレイルアミン、ポリオキシエチレンステ
アリルプロピレンジアミン、ポリオキシエチレン牛脂ア
ルキルプロピレンジアミン、2−ステアリルN−ステア
リロキシエチルイミダプリン、2−ステアリル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムクロライド、2−オレイル−N−カルボキシエチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムクロライド、2
−ミリスチル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムハイトロオキザイド、2−椰子
アルキル−4.4−ビス(ヒドロキシメチル) −1 
、3−オキサゾリン等があげられる。これら含窒素化合
物はインキ組成中0.1〜10重量%、好ましくは0.
3〜3重量%の範囲で用いられる。
また界面活性剤、高級脂肪酸エステル、二塩基酸エステ
ル、オレフィン系ワックス等の添加剤ヲ配合して、拭き
消し可能な筆記板用マーキングベン用インキとすること
もできる。
作用 本発明のインキはマーキングペンの露出されたペン先に
おいて、溶剤の蒸発につれてペン先表面に析出して脆い
薄膜を形成し、それ以上の溶剤が蒸発するのを抑制する
作用を果たす。そして前記薄膜はペン先の筆記面との擦
過により容易に破壊されるので、次の筆記時のペン先か
らのインキ流出には何らの悪影響も及ぼさない。またイ
ンキの筆跡の乾燥速度は、含窒素化合物を含まないイン
キの筆跡の乾燥性と全く変わらない。これは筆跡のイン
キ量は極微量であり、しかも相対的表面積が大であるの
で、筆跡の中の蒸発抑制剤の量は筆跡全面に連続の薄膜
を形成する程はなく、連続状の薄膜が形成されることな
く溶剤が蒸発して筆跡の速乾性が発揮されるものと考え
られる。
実施例 本発明の実施例インキについて、比較例インキと対比し
て以下に記載する。
(1)実施例インキ 有機溶剤全量に含窒素化合物を添加し、40℃に加温し
つつ1時間攪拌、溶解した後、樹脂と着色剤を添加して
攪拌、混合してインキとした。筆記板マーキングベン用
インキの例では、更に添加剤を加えて充分攪拌、混合し
てインキとした。
(2)比較例インキ 含窒素化合物を添加しない点を除いては前記と同様に処
理してインキを調製した。
試験方法 アクリル繊維束樹脂加工体からなるペン体及びポリエス
テル繊維束からなるインキ吸蔵体を備えたマーキングペ
ンに各試料インキを所定量充填して試料マーキングベン
とする。
(1)キャップオフ時間 各実施例インキ毎に試料マーキングペンを各1。
本づつ用意し、温度20〜25℃、相対湿度601 5
%の条件下で全数同時にキャップをはずして水平状態に
静置し、試料毎に異なる放置時間後に筆記して、かすれ
のない筆跡が得られる限度の放置時間を測定した。
尚、実施例インキのマーキングペンについては第1の試
料は20分後、第2の試料は40分後、以下60分後、
80分後というように20分間隔で試験し、比較例イン
キのマーキングペンについては5分間隔で試験した。
(2)筆跡乾燥時間 温度20〜25℃、相対湿度60±5%の条件下で、ホ
ーロー表面の筆記板上に直線を描き、直ちに筆跡をガー
ゼで擦過して筆跡が汚れなくなるまでの時間を測定した
実施例インキ及び比較例インキの組成及び各インキを用
いた試料マーキングペンについての試験結果を表1に示
す。
表中の組成の数値は総て重量部で示してあり、インキ原
料の詳細については注番号に従って以下に記す。
■ C,1,ソルヘントブラソク7 ■ 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体で表面処理された
カーボンブランク (C,1,77265)■ 塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体で表面処理された青色顔料(
C,1,69800)■ ポリビニルブチラールで表面
処理された赤色顔料(c、r、15585 ) ■ ロジン四 (荒用化学工業■製) ■ シクロヘキザノンーホルムアルデヒド縮合樹脂(西
独ヒュルス社製) ■ 2−ステアリル−N−ステアリロキシエチルイミダ
シリン ■ ポリオキシエチレン牛脂アルキルプロピレンジアミ
ン ■ 2−ステアリル−N−カルボキシメチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムハイドロオキサイド [相] ポリオキシエチレンアルキルエーテルの燐酸エ
ステル 発明の効果 表の結果の欄にみられるとおり、本発明のマーキングペ
ン用インキによる筆跡は蒸発抑制剤を配合しないインキ
と何ら変わることなく速乾性であり、マーキングペンの
ペン先でのドライアンプ抑制の点では著しい改良が認め
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 着色剤、樹脂、前記樹脂を溶解する揮発性有機溶剤及び
    下記一般式(1)乃至(6)で示される含窒素化合物の
    少なくとも一種を含有してなるマーキングペン用インキ
    。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(6) ここで、R_1は炭素数8〜24のアルキル基、アルケ
    ニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシアルケニ
    ル基、R_2、R_3は炭素数7〜25のアルキル基、
    アルケニル基、ヒドロキシアルキル基又はヒドロキシア
    ルケニル基、R_4は水素又はメチル基、Xは塩素又は
    ヒドロキシル基、Yは水素又はナトリウム、Zはヒドロ
    キシル基又は−OOCR_2、a、bは1または2、l
    、m、nは1〜3の数をそれぞれ表す。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994000522A1 (en) * 1992-06-19 1994-01-06 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Ethanolic ink for marking pen
CN114605868A (zh) * 2022-03-03 2022-06-10 李翌琦 一种环保香味墨水及其制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994000522A1 (en) * 1992-06-19 1994-01-06 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Ethanolic ink for marking pen
US5423907A (en) * 1992-06-19 1995-06-13 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaibha Ethanol-based ink for marking pens
CN114605868A (zh) * 2022-03-03 2022-06-10 李翌琦 一种环保香味墨水及其制备方法

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