JPH04750Y2 - - Google Patents

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JPH04750Y2
JPH04750Y2 JP1986049759U JP4975986U JPH04750Y2 JP H04750 Y2 JPH04750 Y2 JP H04750Y2 JP 1986049759 U JP1986049759 U JP 1986049759U JP 4975986 U JP4975986 U JP 4975986U JP H04750 Y2 JPH04750 Y2 JP H04750Y2
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JP
Japan
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backrest
connecting plate
seat
plate
center
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Expired
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JP1986049759U
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English (en)
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JPS62161851U (ja
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Publication of JPH04750Y2 publication Critical patent/JPH04750Y2/ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、椅子の背もたれを快適にリクライニ
ングさせる装置に関するものである。
〔従来の技術〕
椅子の座板と背もたれを共にリクライニングさ
せたり、背もたれ全体、あるいは、背もたれの上
部をリクライニングさせる椅子は、既に各種提供
されており、背もたれの上部をリクライニングさ
せる椅子としては、たとえば実開昭59−139152号
および同61−23854号公報に開示されているもの
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、これらのものは、背もたれを上下に分
割して、上部のみを傾動させるようになつている
ので、上部が後傾すると、脊椎が反り返つて、腰
部が前方に押し出されるようになり、不自然な姿
勢となつて不快である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、座板の後縁の中央部に設けた凸形部
と、背もたれの下縁の中央部に設けた凸形部に、
側面から見て谷形に湾曲する連結板の前縁と上縁
の中央部に設けた凹形部をそれぞれ嵌合し、かつ
座板の凸形部と連結板の凹形部の対向する側面同
士を、連結板を上方に付勢する連結具をもつて、
左右方向の連結軸により枢着するとともに、連結
板の凹形部と背もたれの凸形部の対向する側面同
士を、背もたれを前方に付勢する連結具をもつて
左右方向の連結軸により枢着したことにより、上
述の問題点の解決を図つたものである。
〔作用〕
本考案によると、座板と背もたれの間に連結板
が存在しており、その前後端2個所で屈曲するの
で、屈曲部の前方突出量が僅かである。
また座板と連結板と背もたれが、いずれも両側
部の側面において枢着されているので、屈曲部を
中央が後方に突出するように湾曲させて、椅子に
腰部の落ち着く凹所を形成することができ、着座
者は、自然に座席の中央に快適に着座することが
できる。
〔実施例〕
第1図と第2図は、本考案を適用した座席を示
すもので、座板1と背もたれ2と、両者の間に設
けた、側面から見て谷形に湾曲する連結板3とよ
りなつている。
座板1の後縁と背もたれ2の下縁の中央部は、
それぞれ凸形部1a,2aとなつており、これら
は、連結板3の前縁と上縁に形成した対応する凹
形部3a,3a内に嵌入している。
各凸形部1a,2aと対応する凹形部3aの対
向する側面同士は、第3図と第4図に示す連結具
4をもつて枢着されている。
連結具4は、断面前向コ形の縦長のケース5を
備え、ケース5の中央片5aの下端には、前方に
向かつた後立上るストツパ5bが連設されて、ケ
ース5の下端と前面下部を閉塞している。
ケース5の上部には、両側片5cを貫通する連
結軸6が枢設され、連結軸6の内端には、取付板
7が固着され、かつ連結軸6におけるケース5内
には、回動金具8が、ノツクピン9をもつて固着
されている。
回動金具8の後面下部は、常時はケース5の中
央片5aに重合し、後面上部は、前上方を向く傾
斜面8aとなつており、かつ前面には、縦長の板
ばね10の上部が、押え板11とビス12をもつ
て止着されている。
板ばね10の下端には、前向屈曲片10aが連
設され、その先端は、前記ストツパ5bの後面に
当接している。
第2図に示すように、前記ケース5は、連結板
3のおける凹形部3aの外側方上部に固着され、
かつ連結軸6は、連結板3の凹形部3aと背もた
れ2の凸形部2aの対向する側面を貫通し、取付
板7は、背もたれ2の凸形部2a内に固着されて
いる。
連結板3と座板1も、連結板3と背もたれ2の
場合と、上下反対向きとした連結具4をもつて、
同じ要領で枢着されている。
上述構成の座席において、着座者が背もたれ2
にもたれ掛かると、第5図に略示するように、背
もたれ2と連結板3は、共に上下の枢着部13,
14において、各回動金具8の傾斜面8aが、ケ
ース5の中央片5aに当接するまで、後下方に傾
動する。
従つて、上方の枢着部13の前方への突出量
は、従来の類似する座席より少ない。
また、枢着部13,14が座席の両側にあつ
て、連結軸6が左右方向を向いているので、上方
の凸形部2aと凹形部3aを後方に、また下方の
凸形部1aと凹形部3aを下方に湾曲させること
もできる。
〔考案の効果〕
本考案を適用した座席は、着座して背もたれに
もたれかかつても、背もたれと連結板の枢着部の
前方突出量が少なく、長時間快適に着座を続ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した椅子の座席の側面
図、第2図は、第1図のA−A線における一部切
欠矢視図、第3図は、背もたれと連結板との連結
具の正面図、第4図は、第3図のB−B線断面
図、第5図は、本考案を適用した椅子の座席の離
席時と後傾時の状態を示す線図である。 1……座板、1a……凸形部、2……背もた
れ、2a……凸形部、3……連結板、3a……凹
形部、4……連結具、5……ケース、5a……中
央片、5b……ストツパ、5c……側片、6……
連結軸、7……取付板、8……回動金具、8a…
…傾斜面、9……ノツクピン、10……板ばね、
10a……屈曲片、11……押え板、12……ビ
ス、13,14……枢着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座板の後縁の中央部に設けた凸形部と、背もた
    れの下縁の中央部に設けた凸形部に、側面から見
    て谷形に湾曲する連結板の前縁と上縁の中央部に
    設けた凹形部をそれぞれ嵌合し、かつ座板の凸形
    部と連結板の凹形部の対向する側面同士を、連結
    板を上方に付勢する連結具をもつて、左右方向の
    連結軸により枢着するとともに、連結板の凹形部
    と背もたれの凸形部の対向する側面同士を、背も
    たれを前方に付勢する連結具をもつて、左右方向
    の連結軸により枢着してなる椅子の座席の傾動装
    置。
JP1986049759U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH04750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986049759U JPH04750Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986049759U JPH04750Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62161851U JPS62161851U (ja) 1987-10-14
JPH04750Y2 true JPH04750Y2 (ja) 1992-01-10

Family

ID=30872508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986049759U Expired JPH04750Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JP (1) JPH04750Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2601906Y2 (ja) * 1992-07-17 1999-12-13 株式会社イトーキクレビオ 椅子における背もたれ装置
ES2282833T3 (es) * 2004-01-26 2007-10-16 Pro-Cord S.P.A. Silla con respaldo inclinable.

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139152U (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 株式会社ホウトク 椅子におけるクツシヨン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62161851U (ja) 1987-10-14

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