JPS624205Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624205Y2 JPS624205Y2 JP4723179U JP4723179U JPS624205Y2 JP S624205 Y2 JPS624205 Y2 JP S624205Y2 JP 4723179 U JP4723179 U JP 4723179U JP 4723179 U JP4723179 U JP 4723179U JP S624205 Y2 JPS624205 Y2 JP S624205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- flat plate
- piece
- plate part
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は椅子背凭部の傾動装置に関し、更に詳し
くは座部・背凭部を連続一体物となした型の椅子
において、背凭傾動装置を背凭部内に設けるとと
もに、背凭傾動時の傾動角度を確実に規制するこ
とによつて所定角度以上の無理な傾動又は復動時
の反動衝撃を防止又は緩和して衣服等の挾み込み
や部品損傷を防止し得るようにした傾動装置に関
するものである。
くは座部・背凭部を連続一体物となした型の椅子
において、背凭傾動装置を背凭部内に設けるとと
もに、背凭傾動時の傾動角度を確実に規制するこ
とによつて所定角度以上の無理な傾動又は復動時
の反動衝撃を防止又は緩和して衣服等の挾み込み
や部品損傷を防止し得るようにした傾動装置に関
するものである。
従来の椅子における背凭傾動装置は、座板にバ
ネ等から成る傾動機構を介して背凭を連設する構
成であつた為に傾動機構が露出して外観を不細工
にするだけでなく、衣服・手指等を挾み込むおそ
れがあり、又傾動機構自体も確実なストツパー機
能を有しなかつた為に過度の傾動又は復動時の衝
撃によつて部品損傷及び衝撃音を発生する欠点が
残されていた。
ネ等から成る傾動機構を介して背凭を連設する構
成であつた為に傾動機構が露出して外観を不細工
にするだけでなく、衣服・手指等を挾み込むおそ
れがあり、又傾動機構自体も確実なストツパー機
能を有しなかつた為に過度の傾動又は復動時の衝
撃によつて部品損傷及び衝撃音を発生する欠点が
残されていた。
本案は以上のような従来の欠点を除くべく考案
したもので、以下、添附の実施図例に基づき説明
する。
したもので、以下、添附の実施図例に基づき説明
する。
第１図は本案傾動装置を取付けた椅子の一例を
示し、椅子Ａは座板１と背凭２を連続する一体物
となし、これを支脚３上に適宜手段で固定して構
成され、背凭２の所定高さ位置において背凭２の
芯材４を上・下に２分し、該芯材の上・下片を後
記する傾動装置Ｂを介して連結し、該芯材、傾動
装置を共にクツシヨン材５、表張り６、裏張り７
等によつて被覆して背凭２を図中一点鎖線で示す
ように後向きに傾斜させ得るようになしている。
示し、椅子Ａは座板１と背凭２を連続する一体物
となし、これを支脚３上に適宜手段で固定して構
成され、背凭２の所定高さ位置において背凭２の
芯材４を上・下に２分し、該芯材の上・下片を後
記する傾動装置Ｂを介して連結し、該芯材、傾動
装置を共にクツシヨン材５、表張り６、裏張り７
等によつて被覆して背凭２を図中一点鎖線で示す
ように後向きに傾斜させ得るようになしている。
而して傾動装置Ｂは、背凭傾斜時に荷重を弾支
し、かつ背凭復動のための板バネ８と、前記背凭
２内部の芯材４の上・下片４′，４″を回動（即ち
上片４′を傾動）可能に連結するとともに該上片
４′の傾動角度を規制するためのストツパー金具
９，１０との組合せから成り、ストツパー金具
９，１０は第６図に示すように平板部にネジ・ビ
ス１４の貫通用の取付孔９′…１０′…を形成し、
両ストツパー金具の対向縁両側部に連結孔１１′
又は１２′を有する連結片１１又は１２を屈曲形
成して当該連結片１１，１２の連結孔１１′，１
２′に軸１３を挿通設置して軸１３を中心にして
上位のストツパー金具９、芯材４の上片４′を回
動可能となしている。
し、かつ背凭復動のための板バネ８と、前記背凭
２内部の芯材４の上・下片４′，４″を回動（即ち
上片４′を傾動）可能に連結するとともに該上片
４′の傾動角度を規制するためのストツパー金具
９，１０との組合せから成り、ストツパー金具
９，１０は第６図に示すように平板部にネジ・ビ
ス１４の貫通用の取付孔９′…１０′…を形成し、
両ストツパー金具の対向縁両側部に連結孔１１′
又は１２′を有する連結片１１又は１２を屈曲形
成して当該連結片１１，１２の連結孔１１′，１
２′に軸１３を挿通設置して軸１３を中心にして
上位のストツパー金具９、芯材４の上片４′を回
動可能となしている。
更に当該ストツパー金具９，１０は前記の如く
傾斜角度を規制する機能を有するものであるが、
その具体例として、第６図に示すように上位のス
トツパー金具９の下縁を屈曲して当止縁１５とな
すとともに下位のストツパー金具１０の上縁を同
じく当止縁１６となして両当止縁の対向端面を当
接可能となして、第２図、第４図に示すように両
ストツパー金具の前方への回動を阻止すべく構成
している。又、下位のストツパー金具１０の連結
片１２，１２はその上縁を所定の角度に切断して
第５図に示すように上位ストツパー金具９の当止
縁１５に当接させ得るようにして該上位ストツパ
ー金具９と一体の芯材上片４′の後方への傾斜角
度を規制するように構成している。
傾斜角度を規制する機能を有するものであるが、
その具体例として、第６図に示すように上位のス
トツパー金具９の下縁を屈曲して当止縁１５とな
すとともに下位のストツパー金具１０の上縁を同
じく当止縁１６となして両当止縁の対向端面を当
接可能となして、第２図、第４図に示すように両
ストツパー金具の前方への回動を阻止すべく構成
している。又、下位のストツパー金具１０の連結
片１２，１２はその上縁を所定の角度に切断して
第５図に示すように上位ストツパー金具９の当止
縁１５に当接させ得るようにして該上位ストツパ
ー金具９と一体の芯材上片４′の後方への傾斜角
度を規制するように構成している。
板バネ８は第６図に示すように軸１３が一側に
位置すべく中間に凹溝８″を設け、この上下に取
付孔８′…を形成し、取付けに際しては前記スト
ツパー金具９，１０の取付孔９′…１０′…と取付
孔８′…を連通させた状態でネジ又はビス１４…
によつて芯材４に取付けるものである。
位置すべく中間に凹溝８″を設け、この上下に取
付孔８′…を形成し、取付けに際しては前記スト
ツパー金具９，１０の取付孔９′…１０′…と取付
孔８′…を連通させた状態でネジ又はビス１４…
によつて芯材４に取付けるものである。
尚、背凭２のクツシヨン材５は、背当てクツシ
ヨンとしてだけでなく、その材質を考慮すること
によつて傾斜状態の背凭が復動する際において板
バネ８の復元弾力による両ストツパー金具９，１
０の衝突を緩和させ得るものである。又、図中１
７は芯材４の切断部を裏側から被覆するための被
覆材であり、適度の可撓性を有する素材によつて
形成され裏張り７に定着するものである。
ヨンとしてだけでなく、その材質を考慮すること
によつて傾斜状態の背凭が復動する際において板
バネ８の復元弾力による両ストツパー金具９，１
０の衝突を緩和させ得るものである。又、図中１
７は芯材４の切断部を裏側から被覆するための被
覆材であり、適度の可撓性を有する素材によつて
形成され裏張り７に定着するものである。
以上のようになる本案の背凭傾動装置は全ての
構成部材を椅子Ａの背凭２内に設置したので外観
を損なつたり衣服・手指等を挾み込むおそれが全
くなく、加えて背凭２の表張り６裏張り７の張設
が簡単に行え、更に従来背当てクツシヨンとして
の効果だけであつたクツシヨン材に背凭復動時の
緩衝効果を生ずる等の極めて有用な作用を生じ、
傾動装置自体も板バネ８、ストツパー金具９，１
０を芯材４に取付けるだけの簡単な構成であり、
組立て、取付けを容易かつ安価に行い得、しかも
両ストツパー金具９，１０には、連結片１２の上
端を当止縁１６の屈曲面に当接するだけで後方へ
のストツパー機能を発揮し、当止縁１５，１６端
面の当接により復帰時のストツパー機能が発揮さ
れるうえに板バネ８をストツパー金具９，１０と
芯材４間に介在させてなるから背凭２の後方への
傾斜はかたよりなく平均的な弾性により後方傾動
を可能とし且つ板バネ８に凹溝８″を作つたこと
から後方への弾性は弾力的で耐久性にとみ、使用
途上の疲労による切断事故の発生などのないコン
パクトな傾動装置を提供できるのである。
構成部材を椅子Ａの背凭２内に設置したので外観
を損なつたり衣服・手指等を挾み込むおそれが全
くなく、加えて背凭２の表張り６裏張り７の張設
が簡単に行え、更に従来背当てクツシヨンとして
の効果だけであつたクツシヨン材に背凭復動時の
緩衝効果を生ずる等の極めて有用な作用を生じ、
傾動装置自体も板バネ８、ストツパー金具９，１
０を芯材４に取付けるだけの簡単な構成であり、
組立て、取付けを容易かつ安価に行い得、しかも
両ストツパー金具９，１０には、連結片１２の上
端を当止縁１６の屈曲面に当接するだけで後方へ
のストツパー機能を発揮し、当止縁１５，１６端
面の当接により復帰時のストツパー機能が発揮さ
れるうえに板バネ８をストツパー金具９，１０と
芯材４間に介在させてなるから背凭２の後方への
傾斜はかたよりなく平均的な弾性により後方傾動
を可能とし且つ板バネ８に凹溝８″を作つたこと
から後方への弾性は弾力的で耐久性にとみ、使用
途上の疲労による切断事故の発生などのないコン
パクトな傾動装置を提供できるのである。
第１図は本案装置を取付けた椅子の一実施例を
示す側面図、第２図は本案要部を示す縦断面図、
第３図は同じく背凭傾斜状態の縦断面図、第４図
は第２図状態のストツパー金具を示す側面図、第
５図は第３図状態のストツパー金具を示す側面
図、第６図は本案装置の要部構成の一例を示す分
解斜視図である。 Ａ……椅子、Ｂ……傾動装置、１……座板、２
……背凭、３……支脚、４……芯材、５……クツ
シヨン材、６……表張り、７……裏張り、８……
板バネ、９，１０……ストツパー金具、１１，１
２……連結片、１３……軸、１４……ネジ又はビ
ス、１５，１６……当止縁、１７……被覆材。
示す側面図、第２図は本案要部を示す縦断面図、
第３図は同じく背凭傾斜状態の縦断面図、第４図
は第２図状態のストツパー金具を示す側面図、第
５図は第３図状態のストツパー金具を示す側面
図、第６図は本案装置の要部構成の一例を示す分
解斜視図である。 Ａ……椅子、Ｂ……傾動装置、１……座板、２
……背凭、３……支脚、４……芯材、５……クツ
シヨン材、６……表張り、７……裏張り、８……
板バネ、９，１０……ストツパー金具、１１，１
２……連結片、１３……軸、１４……ネジ又はビ
ス、１５，１６……当止縁、１７……被覆材。
Claims (1)
- 背凭２背面内の芯材４を上片４′、下片４″に二
分し、上片４′には平板部の下端を所定角度外方
へ屈曲させて当止縁１５を形成し、両側下部に連
結孔１１′を有する連結片１１を屈曲形成した上
方のストツパー金具９を位置し、下片４″には平
板部の上端を所定角度外方へ屈曲させ、前記スト
ツパー金具９の平板部と該平板部が直線状態で前
記当止縁１５の端面と互いに当接する端面を有す
る当止縁１６を形成し、又両側上部に連結孔１
２′を有し、前記ストツパー金具９の平板部と該
平板部が所定角度傾動状態で上端が前記当止縁１
５の屈曲内面に当接可能な高さとし且つ両平板部
が直線状態で前記当止縁１５の屈曲内面と上端が
離間した状態の高さ関係とした連結片１２を屈曲
形成した下方のストツパー金具１０を位置し、中
間に凹溝８″を設けた板バネ８を、前記上下のス
トツパー金具９，１０の両当止縁１５，１６で形
成される空間に板バネ８の凹溝８″を位置した状
態で上片４′、下片４″とストツパー金具９，１０
間に間挿し、軸１３で両連結片１１，１２を枢着
した状態で、上方ストツパー金具９の平板部は上
片４′内面に、下方ストツパー金具１０の平板部
は下片４″内面にビス等で固定してなる椅子背凭
の傾動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723179U JPS624205Y2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723179U JPS624205Y2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145955U JPS55145955U (ja) | 1980-10-20 |
| JPS624205Y2 true JPS624205Y2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=28928736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4723179U Expired JPS624205Y2 (ja) | 1979-04-09 | 1979-04-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624205Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012135493A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Itoki Corp | 背もたれ付き椅子及び椅子の背板用トップメンバー |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH662257A5 (de) * | 1983-07-20 | 1987-09-30 | Syntech Sa | Arbeitsstuhl. |
| JPS60160759U (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-25 | タカノ株式会社 | 椅子 |
| JPH046596Y2 (ja) * | 1985-03-23 | 1992-02-24 | ||
| JPH0443082Y2 (ja) * | 1989-06-08 | 1992-10-12 |
-
1979
- 1979-04-09 JP JP4723179U patent/JPS624205Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012135493A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Itoki Corp | 背もたれ付き椅子及び椅子の背板用トップメンバー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55145955U (ja) | 1980-10-20 |
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