JPH0474462A - 半導体集積回路用遅延素子 - Google Patents

半導体集積回路用遅延素子

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Publication number
JPH0474462A
JPH0474462A JP18853290A JP18853290A JPH0474462A JP H0474462 A JPH0474462 A JP H0474462A JP 18853290 A JP18853290 A JP 18853290A JP 18853290 A JP18853290 A JP 18853290A JP H0474462 A JPH0474462 A JP H0474462A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
insulating film
resistance
delay
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP18853290A
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English (en)
Inventor
Shuichi Tsukada
修一 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0474462A publication Critical patent/JPH0474462A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路用遅延素子に関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路において、従来の遅延回路は、抵抗と容
量の組合わせを基本とし必要に応じてバッファーを用い
た回路構成をとっており、CMO8半導体における回路
構成の例を第4図に示す。
抵抗として各トランジスタQ1〜Q4のオン抵抗を利用
し、また容量については、第5図に示すように、例えば
、P型シリコン基板401表面部に選択的に設けられた
素子分離領域403くフィールド酸化膜)で区画された
素子領域のN型拡散層402上に絶縁膜404を介し導
電膜(第1電極412)を形成した容量素子が用いられ
る。N型拡散層402はコンタクトホール408を介し
、ある電位に設定されたアルミニウム膜などの第2電極
配線409に接続されている。第4図の回路では、この
ような容量素子の第2電極配線を接地端に接続している
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体集積回路の遅延回路において、ト
ランジスタのオン抵抗は、温度変化に対し大きく変動し
、MOSトランジスタにおいて我々の経験によると、温
度変化に対するトランジスタのオン抵抗の変動率は、約
−0,25%/’Cである。遅延時間は、抵抗値に比例
するため、遅延時間の温度変化に対する変動率は約−〇
、25%/℃と非常に大きい、という問題点がある。
また、トランジスタのオン抵抗値は、製造時にばらつき
が大きく、制御が困難であるため、設定した遅延時間か
らばらついてしまうという問題点もある。
他方、半導体集積回路における抵抗素子として、温度変
化に対する抵抗値の変動が小さく、また、製造時の抵抗
値のばらつきを小さく抑えられる多結晶シリコン膜の抵
抗素子があるが、素子占有面積が大きくなるため遅延回
路に組み込まれることはほとんどない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路用遅延素子は、半導体基板表面
部に選択的に設けられた素子分離絶縁領域で区画された
素子領域に絶縁膜を介して所定幅の多結晶シリコン膜が
ジグザグ状に被着された抵抗素子からなる第1容量電極
と、前記絶縁膜下の導電層からなる第2容量電極とを有
するというものである。
〔実施例〕 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例の平面図、第1図
(b)は第1図(a)のY−Y線断面図である。
P型シリコン基板101表面を選択的に酸化したフィー
ルド絶縁膜(素子分離絶縁領域103)で区画された素
子領域に絶縁膜104を介して一定幅の多結晶シリコン
膜105がジグザグ状に形成されている。絶縁膜104
はMOS)ランジスタのゲート絶縁膜と同様の酸化シリ
コン膜であり、その直下部にはN型拡散層102(導電
層)が設けられている。このN型拡散層は、コンタクト
ホール108を介してアルミニウム膜からなる第2電極
配線109に接続されている。
第2電極配線を接地などの一定電位供給端子に接続し、
多結晶シリコン膜の抵抗素子の一端から入力された信号
は、RC分布定数回路による遅延をうけて他端から出力
される。
この遅延素子は、抵抗素子が容量素子の第1電極を兼ね
ているので、抵抗素子と容量素子を別々に設けるのに比
べて占有面積を少なくできる。従って、抵抗値の温度変
化による変動の小さい多結晶シリコン膜を利用すること
が可能となる。
第2図は第2の実施例の平面図である。
この実施例は、ジグザグ状の多結晶シリコン膜の3箇所
から出力端子207−1〜207−3をとりだしている
。このようにして、遅延時間の異なる複数の出力信号を
得ることができる。出力端子207−1からは最も遅延
時間の長い出力信号が得られる。
第3図(a)は第3の実施例の平面図、第3図(b)は
第3図(a)のY−Y線断面図である。
この実施例は、多結晶シリコン膜305上に窒化シリコ
ンM310、アルミニウム膜311(第2を極配線30
9と接続されている)を設けたもので、容量値を大きく
できるので遅延時間を大きくとれる(又は占有面積を小
さくできる)利点がある。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を有する。
(A)本発明で使用する多結晶シリコン膜の抵抗素子は
、トランジスタのオン抵抗に比べ、温度変化に対して、
抵抗値の変動が非常に小さい。このため、本発明遅延素
子における多結晶シリコン膜の抵抗の寄与率を、遅延回
路におけるトランジスタのオン抵抗の寄与率と比べ大き
くするほど温度変化に対する遅延時間の変動を小さく抑
えることができる。本発明の抵抗値をトランジスタのオ
ン抵抗と同程度に設定すれば、温度変化に対する遅延時
間の変動率は、従来のコンデンサ型のものと比べ、約半
分に低減できる。
(B)本発明て使用する多結晶シリコン膜は、製造時の
抵抗値のばらつきを小さく抑えることかできるため、多
結晶シリコン膜の抵抗の寄与率を、トランジスタのオン
抵抗の寄与率と比べ大きくするほど製造のばらつきによ
る遅延時間のばらつきを小さく抑えることができる。
(C)本発明は、従来のコンデンサ型の遅延回路よりも
、素子占有面積を小さくすることができる。拡散層の上
層に絶縁膜を介して導電膜を形成する構造となっていた
、従来のコンデンサ型の容量素子における導電膜を、抵
抗成分を持つジグザグ状の多結晶シリコン膜に置換えた
構造をなしている本発明の遅延素子は、従来の容量素子
と同し占有面積で比較すると、従来の遅延回路よりも遅
延時間を大きくとることができる。トランジスタのオン
抵抗をRTr、多結晶シリコン膜の抵抗をR8i、多結
晶シリコン膜を細長く形成するために、従来のコンデン
サ型の電極に切れ目を入れたため減少する電極の面積の
比率をαとおけば、本発明による遅延時間は、近似的に
次式であたえられる。
rQ  −a −(RTi 十R3i ) /RTrこ
こで、τ0は、従来のコンデンサ型構造の遅延時間であ
る。各値に現実的な値、RT r = 5 k(Ω)−
R3i=5k(Ω)、α−0,7を代入すれば、本発明
の遅延時間は14τ。となる。
(この結果はトランジスタの占有面積を無視しているこ
とに留意されたい。)。つまり同一の遅延時間を設定す
るには、本発明の方が従来のコンデンサ型のものより専
有面積を小さくすることがてきることになり、上述の条
件では、本発明の遅延素子は従来のコンデンサの占めて
いた専有面積よりも約23%小さくできる。
<D)本発明の基本構造はMOS)−ランジスタの構造
と類似しているため、MO3集積回路に使用するときは
、格別の新らしい工程を加える必要かない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例の平面図、第1図
(b)は第1図(a)のX−X線断面図、第2図は第2
の実施例の平面図、第3図(a)は第3の実施例の平面
図、第3図(b)は第3図(a)のY−Y線断面図、第
4図は従来の遅延回路の回路図、第5図(a>は従来の
遅延回路に使用する容量素子の平面図、第5図(b)は
第5図(a)のY−Y線断面図である。 101、:301.401・・・P型シリコン基板、1
02.302,402・・・N型拡散層、103203
.303,403・・・素子分離絶縁領域、104.3
04.404・・・絶縁膜、]05205305・・・
多結晶シリコン膜、106,206,306 ・=入力
端子、107,207−1〜207−2.307・・・
出力端子、108.208 308408・コンタクト
ホール、109,209,309.409・・・第2電
極配線、310・・・窒化シリコン膜、311・・・ア
ルミニウム膜、412・・第1電極、CI、C2−・・
容量、Q1〜Q6・・Mosトランジスタ、VCC・・
・電源端子、V、、内入力端子、VOU丁・・・出力端
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体基板表面部に選択的に設けられた素子分離絶縁
    領域で区画された素子領域に絶縁膜を介して所定幅の多
    結晶シリコン膜がジグザグ状に被着された抵抗素子から
    なる第1容量電極と、前記絶縁膜下の導電層からなる第
    2容量電極とを有することを特徴とする半導体集積回路
    用遅延素子。
JP18853290A 1990-07-17 1990-07-17 半導体集積回路用遅延素子 Pending JPH0474462A (ja)

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JP18853290A JPH0474462A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 半導体集積回路用遅延素子

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JP18853290A JPH0474462A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 半導体集積回路用遅延素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0474462A true JPH0474462A (ja) 1992-03-09

Family

ID=16225356

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18853290A Pending JPH0474462A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 半導体集積回路用遅延素子

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JP (1) JPH0474462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073837A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Oki Electric Ind Co Ltd 薄膜コンデンサとその製造方法

Cited By (1)

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