JPH0474296A - 自動販売機の商品搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、商品の取り出し口が上部にある自動販売機に
関する。

特に、自動販売機の下部に一旦落下した商品をその上部
にある取り出し口まで案内する自動販売機の商品搬送装
置に関する。

［従来の技術］ 自動販売機は１重力を利用する自然落下方式により、商
品収納部から取り出し口に商品を送り出す構造になって
いるので、一般に商品の取り出し口は自動販売機の下部
に配置されている。しだがって、購入者は屈んだ状態で
取り出し口から商品を取り出していた。

しかし、最近の自動販売機には商品の取り出し口を自動
販売機の上部に設け、購入者は屈むことなく商品を手に
できるものが現れてきた。

このような自動販売機は、購入者が指定した商品をその
下部に一旦落下させ、それをエレベータを用いて上部に
ある取り出し口の高さまで搬送し。

取り出し口に放出する構造になっている。

第３図は、自動販売機に用いられている従来のエレベー
タ機構の構成を示す図である。

なお、ここでは説明を容易にするために簡略化した構成
を示す。

図において、符号３１は上下に昇降する昇降部であり、
符号３３はガイドレールの一つであり。

図は上方で取り出し口方向に屈曲している他はほぼ垂直
に立っている形態を示す。バケット３５は。

昇降部３１に載せられ、昇降部３１の移動により各ガイ
ドレールに沿って案内する複数のガイドローラ３７を有
し、取り出し口方向の面が開口した箱形状になっている
。

このような構成により、商品が自動販売機の上部まで搬
送され、取り出し口に放出される。。

すなわち、バケット３５は、自動販売機の下部で商品収
納部から落下した商品を受け、昇降部３１の上方移動に
よりガイドレール３３に沿って上方に移動する。ガイド
レール３３は、その上方で取り出し口方向に屈曲してい
るので、バケ・ソト３５がその部分に差し掛かると、自
動的に開口面か下方になるように傾く。したがって、商
品はバケット３５の傾斜により転がり、あるいは滑って
取り出し口に放出される。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、従来のエレベータ機構は、自動販売機の上部
で商品の入ったバケット３５を傾斜させるために、少な
くとも１本の屈曲したガイドレール３３が必要であると
ともに、バケット３５にもガイドローラその他の部品が
必要であった。

したがって１部品点数が多く、また構造が比較的複雑で
あるのでコストの低減が困難であった。

本発明は、バケットを取り出し口方向に傾斜させる機構
を改良し１部品点数の削減を可能にした自動販売機の商
品搬送装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、昇降部と、該昇降部に沿って昇降する
バケットとを備え、前記バケットは前記昇降部の下部に
おいて、搬出されるべき商品を受け、前記昇降部の上方
に設けられた取り出し口まで移動して、前記商品を前記
取り出し口に搬出する形式の０動販売機の商品搬送装置
において、前記バケットの側面に、前記バケットを傾斜
させるための案内部材を設け、前記取り出し口に対応す
る所定の位置に設けられ、前記バケットの上昇の際、前
記案内部材と接触して、前記バケットを傾斜させるため
の停止部材を有していることを特徴とする自動販売機の
商品搬送装置が得られる。

［作用］ 本発明は、バケット案内部材を設け、さらにバケットが
上昇したときに、その案内板に接触する部材を自動販売
機本体側に備え、バケットの上昇に伴って案内部材を停
止部材に付き当てることにより、バケットを傾斜させる
ことができる。

［実施例］ 以下３図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第１図及び第２図は１本発明の第一実施例の構成を示す
図である。

なお１本実施例においても説明を容易にするために簡略
化した構成を示す。

第１図において、昇降部３１は従来と同様とする。本発
明の特徴とするところは、バケットを自動販売機の取り
出し口のある上部で傾斜させる機構として１本実施例で
は、バケット１１の側面に斜めに案内板１３を設け、取
り出し口の位置に対応する高さに、案内板１３に接触す
るストッパーローラ１５を備える構成にある。また、バ
ケット１１の底面には、テーバが設けられており、且つ
バケット１１と昇降部３１の間には、支承部１６（第２
図）が供えられている。これによって、バケラト１１は
支承部１６を中心にして回動可能な構成となっている。

第２図は、バケット１１の案内板１３とストッパーロー
ラ１５との関係を示し、（ａ）はバケット１１が上昇途
中にあり離れている状態、（ｂ）はバケット１１が上昇
途中にあり離れている状態。

（ｂ）は案内板１３とストッパーローラ１５がちょうど
接触した状態、（Ｃ）はバケット１１がさらに上方に移
動することにより傾斜した状態をそれぞれ示す。

第２図に示すように、バケット１１に案内板１３を設け
、自動販売機本体側にストッパーローラ１５を備えるこ
とにより、バケット１１の上昇に伴ってストッパーロー
ラ１５が案内板１３に接触し、バケット１１を傾斜させ
ることができる。したがって、バケット１１内の商品は
バケット１１の傾斜による転がり、あるいは滑って取り
出し口に放出される。

この構成によれば、ストッパローラ１５が見掛は上案内
板１３上をころがるような動きをするため、バケット１
１は緩かに傾斜回動じ、商品を取り出し口に対して、緩
かに搬出することができる。

したがって、搬出の際、商品に加わる衝撃を和らげるこ
とができる。

また、上記した実施例とは逆にバケット１１の側面に案
内部材としてローラを設け、バケットを停止させるスト
ッパーとして傾斜した板材を設けても、同様の動作が可
能である。

［発明の効果］ 以上説明したように２本発明は、簡単な構成によりバケ
ットの上昇に伴ってそれを傾斜させる機構を実現するこ
とができる。したがって１部品点数の削減が可能となり
、自動販売機の製造コストの低減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例構成を示す図、第２図は実施
例の動作を説明する図、第３図は従来のエレベータ機構
の構成を示す図。 １１・・・バケット、１３・・・案内板、１５・・・ス
トッパーローラ、３１・・・昇降部、３３・・・ガイド
レール。 ３５・・・バケット、３７・・・ガイドローラ。 第１図 （ａ） 第２図 （ｂ） （Ｃ） 第 手続補正′！Ｆ（自発） 平成３年６月１７１」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、昇降部と、該昇降部に沿って昇降するバケットとを
   備え、前記バケットは前記昇降部の下部において、搬出
   されるべき商品を受け、前記昇降部の上方に設けられた
   取り出し口まで移動して、前記商品を前記取り出し口に
   搬出する形式の自動販売機の商品搬送装置において、前
   記バケットの側面に、前記バケットを傾斜させるための
   案内部材を設け、前記取り出し口に対応する所定の位置
   に設けられ、前記バケットの上昇の際、前記案内部材と
   接触して、前記バケットを傾斜させるための停止部材を
   有していることを特徴とする自動販売機の商品搬送装置
   。 ２、請求項第１項において、前記案内部材は前記バケッ
   トの側面に斜めに設けられた傾斜案内板であり、他方、
   前記停止部材はローラであることを特徴とする自動販売
   機の商品搬送装置。 ３、請求項第１項において、前記案内部材は前記バケッ
   トの側面に設けられたローラであり、前記停止部材は前
   記バケットの昇降方向に対して傾斜して設けられた板材
   であることを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。