JPH047364A - 高酸化防止性樹脂組成物 - Google Patents

高酸化防止性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH047364A
JPH047364A JP2111374A JP11137490A JPH047364A JP H047364 A JPH047364 A JP H047364A JP 2111374 A JP2111374 A JP 2111374A JP 11137490 A JP11137490 A JP 11137490A JP H047364 A JPH047364 A JP H047364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
resin composition
hindered amine
weather resistance
hypophosphite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2111374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2830358B2 (ja
Inventor
Kozo Kotani
晃造 児谷
Taiichi Sakatani
泰一 阪谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2111374A priority Critical patent/JP2830358B2/ja
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to US07/781,597 priority patent/US5401797A/en
Priority to DE69118537T priority patent/DE69118537T2/de
Priority to CA002054088A priority patent/CA2054088A1/en
Priority to ES91118064T priority patent/ES2087948T3/es
Priority to EP91118064A priority patent/EP0538509B1/en
Priority to TW80108349A priority patent/TW208032B/zh
Publication of JPH047364A publication Critical patent/JPH047364A/ja
Priority to GR960400646T priority patent/GR3019551T3/el
Application granted granted Critical
Publication of JP2830358B2 publication Critical patent/JP2830358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/32Phosphorus-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、高酸化防止性樹脂組成物に間する。
詳しくは、熱安定剤、ヒンダードアミン系耐候性付与剤
とを含む著しく熱安定性および耐候性に優れた高酸化防
止性樹脂組成物に間する。
〈従来の技術〉 屋外で使用される樹脂の量は年々増加している。
これらの樹脂に対しては使用目的に応じた耐候性、が要
求されており、今までに多くの耐候性付与剤が開発され
てきた。最近ではHALS (ヒンダードアミンライト
スタビライザーの略)とよばれるヒンダードアミン系耐
候性付与剤がそれを含有する樹脂組成物の屋外暴露時の
機械的物性の低下や光沢、色調の変化を従来の耐候性付
与剤の場合よりも著しく改良できるため、用いられるこ
とが多い(例えば、特開昭59−86645号公報)。
また、これら樹脂の加工安定性や熱安定性は耐候性付与
剤ではほとんど付与できないため、熱安定剤(ヒンダー
ドフェノール系熱安定剤、イオウ系熱安定剤、亜リン酸
エステル系熱安定剤など)を通常の場合添加することが
行われている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、熱安定剤とヒンダードアミン系耐候性付与剤と
を含む樹脂組成物も使用条件によっては加工時のゲル化
、焼は付きや加工直後の変色などの熱安定性不良による
劣化を生じたり、また屋外暴露時に機械的物性の低下や
光沢、色調の変化などの耐候性不良による劣化を生じる
ことがあるなど熱安定性および耐候性が現状で十分に満
足なしベルにあるとは言いがたい。もちろん熱安定剤や
ヒンダードアミン系耐候性付与剤の樹脂への添加量を増
せば熱安定性や耐候性はある程度向上するが、逆に樹脂
′Mi成物が黄変したり、熱安定剤やヒンダードアミン
系耐候性付与剤が表面にブリードして外観を損ねたりす
るという問題を有する。
特に熱安定剤としてヒンダードフェノール系熱安定剤と
ヒンダードアミン系耐候性付与剤を併用した場合には、
ヒンダードフェノール系熱安定剤が黄変することおよび
ヒンダードアミン系耐候性付与剤がヒンダードフェノー
ル系熱安定剤の酸化防止性能を阻害することが公知であ
る。
本発明の目的は熱安定剤とヒンダードアミン系耐候性付
与剤とを含む著しく熱安定性および耐候性に優れた高酸
化防止性樹脂組成物を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは熱安定剤とヒンダードアミン系耐候性付与
剤とを含む樹脂組成物について研究を続けてきた。その
結果、熱安定剤とヒンダードアミン系耐候性付与剤とを
含む樹脂組成物に次亜燐酸化合物溶液を添加すると、熱
安定性および耐候性が更に著しく向上した高酸化防止性
樹脂組成物が得られることを知見し、本発明を完成させ
るに至った。
すなわち、本発明は樹脂、次亜燐酸化合物を有機溶媒に
溶解せしめた溶液、熱安定剤およびヒンダードアミン系
耐候性付与剤よりなることを特徴とする高酸化防止性樹
脂組成物である。
本発明で用いられる熱安定剤としては、2,6−ジアル
キルフェノール誘導体や2−アルキルフェノール誘導体
なとのヒンダードフェノール系化合物、2価のイオウ原
子を含むチオール結合もしくはチオエーテル結合を有す
るイオウ系化合物または、3価のリン原子を含む亜リン
酸エステル系化合物などを挙げることができる。
ヒンダードフェノール系熱安定剤としては、下記(1)
〜(8)式に示す化合物を例示することができる。
CH CM。
CH イオウ系熱安定剤としては下記(9)〜(16)式に示
す化合物を例示することができる。
CH,CH,C00C,、H□ CHzCHzCOOC+xHzs CHz CHz COOC+ x Ht tS CHzCHxCOOC+1Htt CH,CH,C○OC+−Hz* CHオCHICOOC,、Hll CHxCHxCOOC1*Hst CHオCH□COOC+sH□ CHtCH*C00C1tHts (!0) また、亜リン酸エステル系熱安定剤としてこよ、下記(
17)〜(33)式に示す化合物を仔11示することが
てきる。
一→− 0−01゜H*、)− ←OCl5Hz、)x (HzsC1xscH*cHzcOOcH□)4C(R
は炭素数12〜15のアルキル基)また、これらの熱安
定剤は、単独で用いても複数で用いてもかまわない。
本発明で用いられるヒンダードアミン系耐候性付与剤は
、分子量が250以上で、4−位に置換基を有する2、
2,6.6−チトラアルキルピペリジン誘導体であり、
その4−位の置換基としては、たとえばカルボン酸残基
、アルコキシ基、アルキルアミノ基、その他種々の基が
挙げられる。また、N−位にはアルキル基などが置換し
ていてもよく、具体的には、下記(34)〜(41)式
に示す化合物を例示することができる。
、CH2−Coo−R 本発明で用いられる次亜燐酸化合物は、一般式%式% X:金属イオン、アンモニウムイオン、あるいは4級ホ
スホニウムイオン a、bは自然数。aXc:b (但し、CはXの価数) 具体的に例示すれは、次亜燐酸リチウム、次亜燐酸ナト
リウム、次亜燐酸カリウム、次亜燐酸マグネシウム、次
亜燐酸カルシウム、次亜燐酸亜鉛、次亜燐酸チタン、次
亜燐酸バナジウム、次亜燐酸モリブデン、次亜燐酸マン
ガン、次亜燐酸コバルト、次亜燐酸アンモニウム、次亜
燐酸ブチルアンモニウム、次亜燐酸ジエチルアンモニウ
ム、次亜燐酸トリエチルアンモニウム、次亜燐酸テトラ
エチルアンモニウム、次亜燐酸テトラブチルホスホニウ
ム、次亜燐酸テトラフェニルホスホニウム、などが挙げ
られる。
本発明で用いられる次亜燐酸化合物を溶解するための有
機溶媒としては次亜燐酸化合物を溶解でき樹脂加工温度
以上に沸点を有するものが好ましい。具体的には多価ア
ルコール類、ポリアミン類などのプロトン性極性溶媒、
アルキルスルホキシド類などの非プロトン性極性溶媒な
どが挙げられる。 プロトン性極性溶媒として、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール(分子量150〜50000)、プロピレング
リコール、ポリプロレングリコール(分子量134〜5
0000) 、グリセリン、ジグリセリン、ヘキサグリ
セリン、トリメチロールプロパン、ヘキサメチレンジア
ミンなどが、非プロトン性極性溶媒としてはジメチルス
ルホキシドなどが好ましく用いられる。
本発明で用いられる樹脂としてポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペ
ンテン、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチ
レン−プロピレンランダム共重合体、エチレン−1−ブ
テン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチ
レン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−
1−オクテン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタク
リル酸メチル共重合体などのオレフィンと極性ビニル化
合物との共重合体およびアイオノマー樹脂などのオレフ
ィン系重合体、ポリメチルメタクリレートなどのアクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリウレタン樹脂などを例示することができる。
本発明の樹脂組成物の各成分の配合割合は例えば以下の
とおりである。
熱安定剤は樹脂100重量部に対して、0.01〜10
重量部の範囲で用いられ、好ましくは0゜05〜1重量
部である。0.01重量部より小さい場合には、熱安定
性向上効果に乏しく、10重量部を越えて加えても、熱
安定性の更なる顕著な向上が見られないので不経済でも
あり、また熱安定剤がブリードしたり変色したりするこ
とがあるので好ましくない。
ヒンダードアミン系耐候性付与剤は樹脂100重量部に
対して、通常0.01〜10重量部の範囲で用いられ、
好ましくは0.05〜1重量部である。0.01重量部
より小さい場合は耐候性付与効果に乏しく、10重量部
を越えて用いても耐候性付与効果の更なる顕著な向上が
見られないので不経済でもあり、また、耐候性付与剤が
ブリードし、変色することがあるので好ましくない。
次亜燐酸化合物の配合割合は通常ヒンダードアミン系耐
候性付与剤1重量部に対して0.001重量部以上10
0重量部以下で用いられる。0゜001重量部より小さ
い場合には熱安定性および耐候性の向上効果に乏しく、
100重量部を越えて用いても熱安定性および耐候性の
向上効果に更なる顕著な向上がみられないので不経済で
もあり、また、添加する次亜燐酸化合物溶液量が多くな
りすぎてブリードすることがあるので好ましくない。
次亜燐酸化合物を溶解するための有機溶媒の配合割合は
飽和溶解度以下の次亜燐酸化合物を含む溶液として、樹
脂100重量部に対して0.01以上30重量部以下の
範囲で用いられる。0.01重量部より小さい場合には
添加する次亜燐酸化合物量が十分てないため熱安定性お
よび耐候性の向上効果に乏しく、30重量部を越えて用
いるとブリードすることがあるので好ましくない。
本発明の樹脂組成物は、本発明の目的を損なわない範囲
で、紫外線吸収剤や防曇剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤
、難燃剤、顔料などを成分として含むことができる。
上述した各成分の配合方法は次亜燐酸化合物を次亜燐酸
化合物溶液として用いる以外は特に限定されず、バンバ
リーミキサ−、ミキシングロール、押出機などの一般的
な方法で配合することができる。
〈作用〉 本発明の樹脂組成物の高い酸化防止性能は、ヒンダード
アミン系耐候性付与剤から樹脂中酸化雰囲気下、誘導さ
れてくる化合物などと次亜燐酸化合物間の相互作用によ
り発現されていると考えられる。
〈発明の効果〉 本発明によれは、熱安定剤、ヒンダードアミン系耐候性
付与剤を含んだ樹脂組成物に次亜燐酸化合物を有機溶媒
に溶解せしめた溶液を添加することにより、熱安定性、
耐候性に優れた高酸化防止性樹脂組成物を得ることがで
きる。
本発明の樹脂組成物はフィルム、シート、繊維、成形品
など種々の相形に成形して農業用フィルム、自動車用材
料など多方面の用途に用いることができる。特に樹脂と
してポリエチレン、エチレン−1−ブテン共重合体など
のポリオレフィンやエチレン−酢酸ビニル共重合体など
を用いた場合の本発明の樹脂組成物から得られるフィル
ムは包装用フィルムや農業用のハウスやトンネルなどの
被覆材としてきわめて有用である。また、屋外用途とし
てバンパーなど自動車材料やガレージ屋根など建築材料
のように高い耐候性が求められる材料に本発明の樹脂組
成物は特に有用である。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。なお実施例中の試験法は次の通りで
ある。
熱安定性試験 厚さ1mmの試験片1gを(株)柴山科学器械製作所製
高分子材料劣化測定装置を用いて、暗所、酸素量40m
Lの条件下、所定の槽内温度で酸素吸収誘導期を測定し
た。酸素吸収誘導期は槽内温度が一定となった後、系内
の酸素が0.9mL減少するか、分解ガスのでる場合は
系内酸素体積が最小値を示すまでの時間で表した。酸素
吸収誘導期が長いほど、耐酸化劣化性すなわち熱安定性
が優れていることを示す。
耐候性試験 JISI号ダンヘルで打ち抜いた試験片をアイグラフィ
ックス(株)製のアイス−パーUVテスター(型式5U
V−Wl 1  改造品)を用いて光量100 mW/
 c m2、光源からの距1124cm、送風温度60
℃、相対湿度33%の条件下で経時させた。経時させた
試験片について、(株)島津製作所製オートグラフDS
S100を用いて、引張試験を行い伸び率α)を測定し
、伸び率が・もとの試験片の伸び率に対して半分になっ
たときの耐候性試験時間(以下、「耐候性半減期」とい
う)を求めた。この時間の値が大きいほど耐候性が優れ
ていることを示す。
また、本実施例中で用いた各種次亜燐酸化合物溶液は、
第1表にまとめて示した。
実施例1〜4 第2表に示すとおり樹脂、熱安定剤、ヒンダードアミン
系耐候性付与剤、次亜燐酸化合物溶液を配合し、バンバ
リーミキサ−で150℃、5分間混練したのち、押出機
により造粒してベレットを得た。このベレットをプレス
成形法により厚さ1mmのシートとインフレーション成
形法により厚さ50μのフィルムに成形し、熱安定性試
験(槽内温度210℃)、耐候性試験を行った。
結果は第2表に示すとおり、優れた酸化防止性能を有し
た。
比較例1〜4 次亜燐酸化合物溶液を用いずに第2表に示すとおりの配
合で実施例1〜4 と同様の試験を行った。
結果は第2表に示すとおり、いずれも酸化防止性能の劣
ったものであった。
実施例5〜6 第3表に示すとおり樹脂、熱安定剤、ヒンダードアミン
系耐候性付与剤、次亜燐酸化合物溶液を配合し、(株)
東洋精機製作所製ラボブラストミルで160℃、60r
pm、5分間混練したのち、プレス成形法により厚さ1
mmのシートに成形し、熱安定性試験(槽内温度190
℃)を行った。
結果は第3表に示すとおり、優れた酸化防止性能を有し
た。
比較例5〜6 第3表に示すとおりの配合で実施例5〜6と同様の試撃
を行った。
結果は第3表に示すとおり、いずれも酸化防止性能の劣
ったものであった。
実施例7〜15 第4表に示すとおり樹脂、熱安定剤、ヒンダードアミン
系耐候性付与剤、次亜燐酸化合物溶液を配合し、(株)
東洋精機製作所製ラボブラストミルで160℃、60r
pm、5分間混練したのち、プレス成形法により厚さ1
mmのシートに成形し、熱安定性試M(槽内温度210
℃)を行った。
結果は第4表に示すとおり、優れた酸化防止性能を有し
た。
比較例7〜11 第4表に示すとおりの配合で実施例7〜12と同様の試
験を行った。
結果は第4表に示すとおり、いずれも酸化防止性能の劣
ったものであった。
実施例16 第5表に示すとおり樹脂、熱安定剤、ヒンダードアミン
系耐候性付与剤、中和剤、次亜燐酸化合物溶液を配合し
、(株)東洋精機製作所製ラボプラストミルで160°
CC160rp、5分間混練したのち、プレス成形法に
より厚さ1mmのシートに成形し、熱安定性試験(槽内
温度190°C)を行った。
結果は第5表に示すとおり、優れた酸化防止性能を有し
た。
比較例12 第5表に示すとおりの配合で実施例16と同様の試験を
行った。
結果は第5表に示すとおり、酸化防止性能の劣ったもの
であった。
実施例17 第6表に示すとおり樹脂、熱安定剤、ヒンダードアミン
系耐候性付与剤、防曇剤、次亜燐酸化合物溶液を配合し
、バンバリーミキサ−で150℃、5分間混練したのち
、押出機により造粒してペレットを得た。このペレット
をインフレーション成形法により厚さ75μのフィルム
に成形し、耐候性試験を行った。
結果は第6表に示すとおり、優れた酸化防止性能を有し
た。
比較例13 第6表に示すとおりの配合で実施例17と同様の試験を
行った。
結果は第6表に示すとおり、酸化防止性能の劣ったもの
であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂、次亜燐酸化合物を有機溶媒に溶解せしめた
    溶液、熱安定剤およびヒンダードアミン系耐候性付与剤
    よりなることを特徴とする高酸化防止性樹脂組成物。
  2. (2)樹脂がオレフィン系重合体であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  3. (3)有機溶媒が分子量50000以下の多価アルコー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
JP2111374A 1990-04-25 1990-04-25 高酸化防止性樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2830358B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111374A JP2830358B2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 高酸化防止性樹脂組成物
DE69118537T DE69118537T2 (de) 1990-04-25 1991-10-23 Hochwirksame Antioxidans-Harzzusammensetzung
CA002054088A CA2054088A1 (en) 1990-04-25 1991-10-23 Highly antioxidant resin composition
ES91118064T ES2087948T3 (es) 1990-04-25 1991-10-23 Composicion de resina altamente antioxidante.
US07/781,597 US5401797A (en) 1990-04-25 1991-10-23 Highly antioxidant olefinic resin composition
EP91118064A EP0538509B1 (en) 1990-04-25 1991-10-23 Highly antioxidant resin composition
TW80108349A TW208032B (ja) 1990-04-25 1991-10-23
GR960400646T GR3019551T3 (en) 1990-04-25 1996-04-04 Highly antioxidant resin composition

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111374A JP2830358B2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 高酸化防止性樹脂組成物
CA002054088A CA2054088A1 (en) 1990-04-25 1991-10-23 Highly antioxidant resin composition
US07/781,597 US5401797A (en) 1990-04-25 1991-10-23 Highly antioxidant olefinic resin composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH047364A true JPH047364A (ja) 1992-01-10
JP2830358B2 JP2830358B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=27168971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2111374A Expired - Lifetime JP2830358B2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 高酸化防止性樹脂組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5401797A (ja)
EP (1) EP0538509B1 (ja)
JP (1) JP2830358B2 (ja)
CA (1) CA2054088A1 (ja)
DE (1) DE69118537T2 (ja)
ES (1) ES2087948T3 (ja)
GR (1) GR3019551T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006519917A (ja) * 2003-03-05 2006-08-31 イーストマン ケミカル カンパニー ポリカーボネート組成物

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998055543A1 (en) * 1997-06-05 1998-12-10 Dyneon Llc Polymer stabilization
US6077890A (en) * 1997-12-04 2000-06-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Stabilizer formulation for thermoplastic polymers
KR100448115B1 (ko) * 2000-11-30 2004-09-10 현대자동차주식회사 폴리아미드 수지 조성물
WO2003078523A1 (de) * 2002-03-15 2003-09-25 Bayer Chemicals Ag Stabilisator-kombinationen für polymersysteme
MY145338A (en) * 2003-12-04 2012-01-31 Dow Global Technologies Inc Stabilized polyethylene material
JPWO2007094383A1 (ja) * 2006-02-15 2009-07-09 三井化学株式会社 耐環境応力破壊改良剤及びこれを含んで成る耐環境応力破壊性改良樹脂組成物
US7855246B2 (en) 2007-12-05 2010-12-21 Uponor Innovation Ab Plastic pipe made of polyolefin
ES2607784T3 (es) * 2009-05-29 2017-04-04 Uponor Innovation Ab Métodos y composiciones para producir tubería que tiene resistencia oxidativa mejorada
GB201807302D0 (en) 2018-05-03 2018-06-20 Addivant Switzerland Gmbh Antidegradant blend
GB2584305B (en) * 2019-05-30 2022-07-13 Si Group Switzerland Chaa Gmbh Antidegradant blend
GB2584307A (en) * 2019-05-30 2020-12-02 Si Group Switzerland Chaa Gmbh Antidegradant blend

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1202698A (en) * 1966-10-28 1970-08-19 Ici Ltd Polyamides
US3954839A (en) * 1974-12-12 1976-05-04 Ciba-Geigy Corporation Hindered hydroxyphenylalkanoates of thioether isopropanols
JPS5266551A (en) * 1975-12-01 1977-06-02 Adeka Argus Chem Co Ltd Stabilizer for plastics
JPS57177053A (en) * 1981-04-23 1982-10-30 Adeka Argus Chem Co Ltd Synthetic resin composition
JPS62185723A (ja) * 1986-02-10 1987-08-14 Chisso Corp 着色防止性に優れたポリオレフイン組成物
JPS62201954A (ja) * 1986-03-03 1987-09-05 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 強化ポリオレフイン樹脂組成物.
US4822833A (en) * 1986-03-10 1989-04-18 Ciba-Geigy Corporation Stabilized rigid polyvinyl chloride compositions
JPH0726000B2 (ja) * 1986-04-07 1995-03-22 帝人株式会社 ポリエステル組成物
DD269035B1 (de) * 1986-11-06 1990-09-12 Dessau Magnetbandfab Verfahren zur herstellung magnetischer aufzeichnungstraeger
GB8725744D0 (en) * 1987-11-03 1987-12-09 Du Pont Canada Dual-ovenable nylon container
WO1990002772A1 (en) * 1988-09-09 1990-03-22 Sumitomo Chemical Company, Limited Resin composition having excellent heat stability and weatherability
JP2653681B2 (ja) * 1988-09-16 1997-09-17 旭電化工業株式会社 安定化された合成樹脂組成物
JP2830329B2 (ja) * 1990-03-22 1998-12-02 住友化学工業株式会社 安定化樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006519917A (ja) * 2003-03-05 2006-08-31 イーストマン ケミカル カンパニー ポリカーボネート組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69118537D1 (de) 1996-05-09
CA2054088A1 (en) 1993-04-24
JP2830358B2 (ja) 1998-12-02
GR3019551T3 (en) 1996-07-31
ES2087948T3 (es) 1996-08-01
US5401797A (en) 1995-03-28
EP0538509A1 (en) 1993-04-28
DE69118537T2 (de) 1996-09-05
EP0538509B1 (en) 1996-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3064611B2 (ja) 農業用被覆フィルム
JPH047364A (ja) 高酸化防止性樹脂組成物
JP6522788B2 (ja) 生分解性ポリエステル組成物
JPS6126620A (ja) エポキシ基含有エラストマ−加硫性組成物
CN105885288B (zh) 一种用于聚氯乙烯的辅助热稳定剂及其制备方法
JP2830329B2 (ja) 安定化樹脂組成物
JPS60124642A (ja) 安定化されたポリオレフィン組成物
CN106750523B (zh) 长效型橡胶防老剂及其制备方法
JP2822477B2 (ja) 熱安定性および耐候性に優れた樹脂組成物
EP0389640B1 (en) Resin composition having excellent heat stability and weatherability
JPS60123547A (ja) 熱安定化されたメタクリル共重合体組成物
JPH04351670A (ja) 耐候性樹脂組成物
JP2833105B2 (ja) 熱安定化ポリオレフィン樹脂組成物
JPH07188473A (ja) 農業用資材
JP3023490B2 (ja) 酸化防止性樹脂組成物
EP0165005B1 (en) Process for protecting flora using stabilised polymer films
JP2841650B2 (ja) 樹脂用酸化防止剤
KR100187313B1 (ko) 항산화성이 높은 수지 조성물
JP2794868B2 (ja) 反応性酸化防止剤およびこれを含有する高分子組成物
JPH02135238A (ja) 変色性の改良された界面活性剤含有耐候性樹脂組成物
JPS5927936A (ja) 安定化ポリオレフイン樹脂組成物
US7718725B2 (en) Smoke and fire inhibitors for PVC
JPH1135761A (ja) 塩素含有樹脂組成物
JPS6017225B2 (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物
JPH01263136A (ja) ポリオレフイン組成物