JPH047331A - ポリサルファイドポリマー、その製造方法、及びその硬化型組成物 - Google Patents

ポリサルファイドポリマー、その製造方法、及びその硬化型組成物

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JPH047331A
JPH047331A JP2109461A JP10946190A JPH047331A JP H047331 A JPH047331 A JP H047331A JP 2109461 A JP2109461 A JP 2109461A JP 10946190 A JP10946190 A JP 10946190A JP H047331 A JPH047331 A JP H047331A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリサルファイドポリマー及びその製造方法に
関し、特に可塑剤との相溶性に優れ、かつ低分子量成分
が少ないポリサルファイドポリマー及びその製造方法に
関する。また本発明は、可塑剤の使用量が少ない配合が
可能であり、硬化物に塗料を塗った場合、塗膜への可塑
剤の移行が少ないため、塗膜が軟化せず、シーリング材
に好適な硬化型組成物に関する。さらに本発明は、エポ
キシ樹脂の硬化剤として、硬化速度が速く耐久性の良好
な硬化物が得られるポリサルファイドポリマー及びそれ
を用いた硬化型組成物に関する。
〔従来の技術〕
1分子中に2個以上のチオール基を含むポリマーは、酸
化剤と混合すれば容易に硬化し、またチオール基はエポ
キシ基、イソシアネート基等とも容易に反応して高分子
量化することから、シーリング材、塗料、接着剤等に広
く用いられている。
これらのチオール基含有ポリマーの中で、米国特許第2
.466、963号に記載されているポリサルファイド
ポリマーは、優れた耐油性、耐薬品性、可とう性等をも
つことから、シーリング材の原料として長年使用されて
いる。また、上記ポリサルファイドポリマーは、1分子
中に2個以上のエポキシ基を含むエポキシ樹脂とともに
使用することにより、エポキシ樹脂に可とう性を付与す
ることができる。
また特公昭56−15751号は、ポリサルファイドポ
リマーと、メルカプトカルボン酸とポリ (オキシアル
キレン)ポリオールとのエステルポリマーからなる組成
物を開示している。
さらに本出願人らは先にポリサルファイドポリマーとチ
オール基含有ポリエーテルポリマーからなる汎用の安価
な可塑剤との相溶性に優れ、シーリング材に好適な重合
体組成物を出願した(特願平1−271265号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ポリサルファイドポリマーは、分子中にポリサルファイ
ド結合−5,−(x= 1〜5)の構造を含むため、極
性が高く、限られた可塑剤しか使用できない。即ち、汎
用の安価な可塑剤が使用できないた約、シーリング材等
の配合物にする際、コストが高くなる。また、ポリマー
の分子量に比べ、粘度が高いため、配合物の作業性を良
くするためには可塑剤を多量に添加する必要がある。こ
のため、ポリサルファイドポリマーによるシーリング材
の硬化物に塗料を塗布した場合、可塑剤のにじみだしに
より塗膜を軟化させるという問題があった。
また特公昭56−15751号に記載されているポリマ
ー組成物においては、エステルポリマー中ニジスルフィ
ド結合が含まれていないため、ポリサルファイドポリマ
ーとの相溶性が良好でない。このため、従来のポリサル
ファイドポリマーに相溶する可塑剤しか使用できないと
いう問題があった。
一方、特願平1−271265号に記載されているポリ
サルファイドポリマーとチオール基含有ポリエーテルポ
リマーからなる重合体組成物は、汎用の安価な可塑剤と
の相溶性に優れており、かつ可塑剤の添加量を少なくで
きる。しかし、低分子量成分が多いため、酸化剤等で硬
化させた場合、硬化物の伸びが必ずしも十分ではない。
したがって本発明の目的は、可塑剤との相溶性を良くす
るとともに、低分子量成分の少ないポリサルファイドポ
リマー及びそのポリサルファイドポリマーを製造する方
法を提供することである。
また、本発明のもう一つの目的は、このポリサルファイ
ドポリマーに対する可塑剤の使用量を少なくすることで
、硬化物に塗料を塗っても塗膜が軟化しない硬化型組成
物を提供することである。
さらに本発明のもう一つの目的は、エポキシ樹脂ととも
に用いた場合、接着性、耐水性が良く、硬化速度の速い
硬化型組成物を提供することで°ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、ポリサ
ルファイドポリマーの主鎖にポリエーテル鎖を導入した
ポリサルファイドポリマーは、ポリマーの極性が小さく
、従来のポリサルファイドポリマーのみの場合に相溶し
なかった可塑剤と相溶するようになり、粘度も低下し、
可塑剤使用量を少なくすることができ、またその硬化物
に塗料を塗った場合に、塗膜への可塑剤の移行が減少し
ており、汚染性が改良されることを見出した。また、こ
のポリサルファイドポリマーは分子量500以下の低分
子量成分が少く、このため、その硬化物の伸度が良好で
あることを見出した。さらにこのポリサルファイドポリ
マーを、エポキシ樹脂とともに使用すると、低温で凪速
に硬化し、かつ、十分な接着強度と耐水性とを有するこ
とを見出した。
以上に基づき本発明に想到した。
すなわち本発明のポリサルファイドポリマーは、(i)
主鎖中に−(R,0)、 −(但し、R1は炭素数2〜
4のアルキレン基、nは6〜200の整数を示す。
)で表されるポリエーテル部分と、 0θ州[”2)1.[1cH2Dt”、)1.−5X→
及び−(C)1.C)I (0)1) CH,−S、)
−(但し、Xは1〜5の整数である。)で示される構造
単位とを含有し、 かつ末端に、 (ロ)−C2H40CH20C2H,−5H及び/又は
−CH,C)l (DH) CH2−3Hで示されるチ
オール基を有することを特徴とする。
また本発明のこのポリサルファイドポリマーの製造方法
は、 (a) )Is (C2H40CH20C2H4Sx)
@C2)140CH20C2H4Sll(但し、Xは1
〜5の整数であり、mは1〜50の整数である。)で示
されるポリサルファイドポリマーと、 (b)主鎖中に−(R,0)、、−(但し、R9は炭素
数2〜4のアルキレン基、nは6〜200の整数を示す
。)で表されるポリエーテル部分と、 −([’)1.c)! ([1)1) C)1.−Sバ
ー(但し、Xは1〜5の整数である。)で示される構造
単位とを含有し、かつ末端に、 −CLCII (叶)CH2−3ll で示されるチオール基を有するチオール基含有ポリエー
テルポリマーとを、 (a)/(b)=95/ 5〜5 /95ノ重量比で、
反応サセルことを特徴とする。
本発明のこのポリサルファイドポリマーのもう一つの製
造方法は、 (a)HS(CJ40C1120C2H4Sx)@C2
1140CH20C2H4SH(但し、Xは1〜5の整
数であり、mは1〜50の整数である。)で示されるポ
リサルファイドポリマーと、 (b)主鎖中に−(R、0)。−(但し、R1は炭素数
2〜4のアルキレン基、nは6〜200の整数を示す。
)で表されるポリエーテル部分と、2個以上の水酸基を
有するポリオールにエピハロヒドリンを反応させて得ら
れるハロゲン末端プレポリマーと、(C) M S H
及び/又はM2S、  (但し、Mはアルカリ金属原子
であり、Xは1〜5の整数を示す。)とを (a)/(b) = 95/ 5〜5 /95の重量比
および、(a) 十(b)100重量部に対して(C)
1〜50重量部として、反応させることを特徴とする。
さらに本発明の硬化型組成物は、 (A)上記ポリサルファイドポリマーと、(B)酸化剤
と を含有することを特徴とする。
また本発明のもう一つの硬化型組成物は、(A)上記ポ
リサルファイドポリマーと、(C)分子中に2個以上の
エポキシ基を含有するエポキシ樹脂と、 (D)アミン類と を含有することを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明のポリサルファイドポリマーは、(1)主鎖中に
−(R,0)。−(但し、R1は炭素数2〜4のアルキ
レン基、nは6〜200の整数を示す。
)で表されるポリエーテル部分と、 Gi) ffC2H4OCH2OC,H,−5,→及び
−(CH2Cl(O旧CH,−5,)−(但し、Xは1
〜5の整数である。)で示される構造単位とを含有し、
かつ末端に、 (ロ)−C211,0CII20C2H,−3H及び/
又は−CII2C1((DH) CH,−SHで示され
るチオール基を有するものである。
このポリサルファイドポリマー中において、(i)のポ
リエーテル部分と、00で示される構造単位は、任意の
配列で結合したものでよく、またその割合は、−(R,
0)、、−成分が2〜95重量%、(C,Il、OCH
、OC2H、)成分が3〜70重量%、(CH2CII
 (OH) CH,)成分が1〜50重量%及びポリサ
ルファイド結合S、lが1〜60重量%となるのが好ま
しい。
前記−(R、0)、−成分が2重量%未満では、可塑剤
との相溶性を改良する効果が乏しい。一方95重量%を
超えると、ポリマー硬化物の耐候性が悪くなる。
(CJ40CLOCJ、)成分が3重量%未満では、ポ
リマーの硬化物の耐候性が悪く、一方70重量%を超え
ると、可塑剤との相溶性を改良する効果が乏しい。
また、(CH2Cl (OH) CL)成分が1重量%
未満では、ポリマー硬化物の耐候性が悪く、一方50重
量%を超えると、可塑剤との相溶性を改良する効果が乏
しい。
さらにポリサルファイド結合汎が1重量%未満では硬化
物の耐候性が悪く、一方60重量%を超えると、可塑剤
との相溶性を改良する効果が乏しい。
またこのポリサルファイドポリマーの数平均分子量(P
ln )は、通常600〜20000oであり、好まし
くは800〜50000である。
このような本発明のポリサルファイドポリマーは、 (a) R3(C2H4OCH2OC2H4Sx)mC
2H4OCH2OC2H4SHで表されるポリサルファ
イドポリマー出発物質と、(b)主鎖中に−(R,0)
、、−で表されるポリエーテル部分と、 −([:H2CH(OH) CH2−3,)−で示され
る構造単位とを含有し、 かつ末端に、 CH2Cl(叶)CH2−3H で示されるチオール基を有するチオール基含有ポリエー
テルポリマーとを、 (a)/(b)=95/ 5〜5 /95(D重量比で
、反応させることにより得ることができる。
(a)上記ポリサルファイドポリマー出発物質は、下記
一般式(1): %式% で表されるものである。
上記一般式中において、Xは1〜5の整数であり、好ま
しくは約2である。mは1〜50の整数である。
上記(a)ポリサルファイドポリマー出発物質は、室温
で流動性を有し、分子量が100〜200.000、好
ましくは 400〜50.000である。
このようなポリサルファイドポリマー出発物質の好まし
い例は米国特許第2.466、953号に記載されてい
る。
また(b)のチオール基含有ポリエーテルポリマーは、
主鎖中に−(R,0)、、−で示されるポリエーテル部
分を含有する。ここで、R,は炭素数2〜4のアルキレ
ン基であり、nは6〜200の整数を示す。
このようなポリエーテル部分の分子量は400〜100
00が好ましい。分子量が400未満では(a)のポリ
サルファイドポリマーと反応させた場合に可塑剤との相
溶性を改良する効果が少なく、一方10000を超える
とポリマーの粘度が高くなるため好ましくない。
また、この(b)チオール基含有ポリエーテルポリマー
は、その主鎖中に、 −(CH,CH(OH) CH,−5,)−(上記一般
式中において、Xは1〜5の整数であり、好ましくは約
2である) で示される構造単位を含有し、かつ末端に、−1’)I
2[”)l (0)1) f”)1.−5)Iで示され
るチオール基を有する。
(b)チオール基含有ポリエーテルポリマー中のポリサ
ルファイド結合汎の硫黄含量/メルカプタン含量の重量
比は、1.06以上であるのが好ましい。
SNの硫黄含量/メルカプタン含量の比が1.06未満
ではポリサルファイド結合の割合が少なく、(b)チオ
ール基含有ポリエーテルポリマーは(a)ポリサルファ
イドポリマー出発物質との相溶性が十分でなくなり、好
ましくない。
このようなチオール基含有ポリエーテルポリマーの好ま
しい例としては、特公昭47−48279号に記載され
ている公知の方法で合成されるものを挙げることができ
る。すなわちポリプロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等のポリアルキレングリコールにエビクロロ
ヒドリン、エビブロモヒドリン等のエビハロヒドリンを
付加した後に、MSH(但し、MはNa5K等のアルカ
リ金属原子を示す。)で表される水硫化ナトリウム、水
硫化カリウム等の水硫化アルカリ、及び/又はM2S。
(但し、Mは〜aSK等のアルカリ金属原子であり、X
は1〜5の整数を示す。)で表される多硫化ナトリウム
、多硫化カリウム等の多硫化アルカリと反応させること
により、下記一般式(2)で表される官能基を有するポ
リエーテルポリマーが得られる。
(ただしnは6〜200の整数であり、nは0〜2の整
数であり、Xは1〜5で整数である。)このようにして
得られるポリマーの主鎖には一部ホリスルフィド結合 
(但し、Sの重合数は1〜5であり、その平均値は約2
である)が含まれており、本発明の(b)チオール基含
有ポリエーテルポリマーとして好適である。
本発明の方法において、(a)ポリサルファイドポリマ
ー出発物質と(b)チオール基含有ポリエーテルポリマ
ーとの混合比は、重量比で、9515〜5/95、好ま
しくは90/ 10〜10/ 90である。ポリサルフ
ァイドポリマー出発物質が全体の5重量%未満では、硬
化物の耐候性が悪くなる。また、チオール基含有ポリエ
ーテルポリマーが5重量%未満では、可塑剤との相溶性
を改良する効果が少ない。
また(a)ポリサルファイドポリマー出発物質と、(b
)チオール基含有ポリエーテルポリマーとの反応条件は
30〜150℃、好まシくハ50〜120℃テ、2〜4
8時間、好ましくは4〜10時間攪拌すればよい。
(a)ポリサルファイドポリマー出発物質と、(b)チ
オール基含有ポリエーテルポリマーの反応は例えば下記
反応式(3): %式%) で示されるようなポリスルフィド結合の交換反応により
、(a)のポリサルファイドポリマー8発物質の主鎖に
ポリエーテル鎖が導入されていくものである。その際、
上記副生物は例えば下記一般式(4):で示される低分
子量成分である。そこで、30〜150℃、好ましくは
50〜120℃で加熱すると、分子量分布が平均化され
、(4)式で示される低分子量成分(数平均分子量50
0以下)を10重量%以下にすることができる。
また本発明のポリサルファイドポリマーは、前述の方法
においてチオール基含有ポリエーテルポリマーを合成す
る際に、(a)のポリサルファイドポリマー出発物質を
あらかじめ添加しておくことにより、−段の反応で製造
することもできる。
すなわち、前述と同様の方法により、主鎖が−(R、0
)。−(但し、R1は炭素数2〜4のアルキレン基、n
は6〜200の整数を示す。)で表され、末端に2個以
上の水酸基を有するポリプロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール等のポリアルキレングリコールに、エ
ビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン等のエビハロヒ
ドリンを付加して、ハロゲン末端プレポリマーを得、こ
の末端を水硫化アルカリ又は多硫化アルカリによりチオ
ール化するが、その際に一般式(1): (但し、Xは1〜5の整数で、好ましくは約2であり、
mは1〜50の整数である。)で示されるポリサルファ
イドポリマーを加えて同時に反応させる。
このような方法において、ハロゲン末端プレポリマーと
、ポリサルファイドポリマーとの重量比は、9515〜
5/95、好ましくは90/ 10〜10/90である
。ポリサルファイドポリマーが全体の5重量%未満では
、硬化物の耐候性が悪くなる。また、ハロゲン末端プレ
ポリマーが5重量%未満では、可塑剤との相溶性を改良
する効果が少ない。また上述の水硫化アルカリは、工業
的に生産されているフレーク状水硫化ナトリウムが好ま
しい。この水硫化ナトリウムは、純度的70%で微量の
多硫化す) IJウム成分を含有するものである。
上記(C) M S H及び/又はM2S、の添加量は
、通常(a)+(b) 100重量部に対して(C)1
〜50重量部、好ましくは、2〜35重量部である。(
C)成分の添加量が1重量部未満では、ハロゲン末端プ
レポリマーのチオール化が十分でなく、また50重量部
を超えると、ポリマーが合成中に著しく増粘するため好
ましくない。
このポリサルファイドポリマーの製造方法による反応は
、ハロゲン末端プレポリマーをチオール化する際に、ポ
リサルファイドポリマーも同時に加えることにより、前
述の製造方法の場合と同様に上述の(3)式の反応が行
われ、さらに(4)式のような低分子量成分の再分布を
も行わせることが可能となる。
また本発明においては、このようにして得られる新規な
ポリサルファイドポリマーに、(B)酸化剤を添加する
ことにより常温で容易に硬化し、シーリング材、接着剤
等に好適な硬化型組成物とすることができる。
本発明において、(B)酸化剤としては、従来チオール
基含有ポリマーの硬化剤として用いられてきた物質が使
用できる。これらの酸化剤の具体例としては、2nL、
FeL、PbO2、MgL、CaL、BaL、MnL、
TeO2,5e02、Pb3O4,5rOz、LiO2
等の無機過酸化物、ZnO、FeO、PbO、Fe2r
3.5b205、MgO1CoO1CaO1CuO1B
an等の無機酸化物、NaaCrO=、K2CrO1、
Na1Cr20i、KzCr、0. 、Na劉り。
NaBO2” )+202、K2C,O,、KMnO4
、過炭酸ソーダ(2Na2CO3+3H202)等の無
機酸化剤、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチル
ハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート
、過酢酸ソ−ダ、過酸化尿素等の有機過酸化物、ニトロ
ベンゼン、ジニトロベンゼン、パラキノンジオキシム等
の有機酸化剤等が挙げられるが、PbO2が最も広く利
用されている。本発明の硬化型組成物において、これら
の酸化剤の配合量は、酸化剤の種類によって異なるが、
−船釣には、(A)の新規なポリサルファイドポリマー
100重量部に対して、1〜50重量部であるのが好ま
しい。
本発明の硬化型組成物には、さらに経済性、組成物を施
工する際の作業性及び硬化後の物性を改良する目的で、
炭酸カルシウム、タルク、クレー酸化チタン、シリカ等
の充填材を添加することができる。また、本発明の硬化
型組成物は、ポリサルファイドポリマーのみの場合には
使用することができなかったジオクチルフタレート (
DOP)、ジヘプチルフタレー) (DHP>等の安価
なフタル酸エステルが相溶するため、これらを添加する
ことが可能である。塩素化パラフィン、水添ターフェニ
ル等の可塑剤も添加することができる。なお、本発明に
よるポリサルファイドポリマーとチオール基含有ポリエ
ーテルポリマーからなる重合体組成物は、ポリサルファ
イドポリマーのみの場合に比べて粘度が低いた袷、可塑
剤の添加量はポリマ〜 100重量部に対して40重量
部以下でも、十分な作業性が得られる。
また、本発明による新規な(A)ポリサルファイトポ1
J7−に、(C)1分子中に2個以上のエポキシ基を含
むエポキシ樹脂と、(D)アミン類とを配合することに
より、従来のポリサルファイドポリマーに比べて低温で
の硬化が速く、チオール基含有ポリエーテルポリマーの
みの場合に比べて可とう性を有し、十分な耐水接着性を
持った硬化物が得られる。
本発明で使用される(C)エポキシ樹脂としては、ビス
フェノールA1ハロゲン化ビスフエノールA1ビスフエ
ノールF、ハロゲン化ビスフェノールFルゾルシノール
、ハイドロキノン、ピロカテコール、4,4°−ジヒド
ロ牛シビフェニノベ1,5−ヒドロキシナフタリンなど
の多価フェノールにエビクロロヒドリンを付加させて得
られるエポキシW Jlf、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセリンなどの多価アルコールに
エビクロロヒドリンを付加させて得られるエポキシ樹脂
、及びオキシ安息香酸、フタル酸などの芳香族ジカルボ
ン酸にエビクロロヒドリンを付加させて得られるエポキ
シ樹脂などが挙げられる。
本発明で用いられる(D)アミン類は、エポキシ樹脂に
チオール基含有ポリマーを硬化剤として使用する際に硬
化促進剤として使われるものが好ましい。具体的には、
N、N−ジメチルプロピルアミン、N、N、 N’、N
’−テトラメチルへキサメチレンジアミンなどの脂肪族
3級アミン類、N−メチルピペリジン、N、 N’−ジ
メチルピペラジンなどの脂溝族3級アミン類、ベンジル
ジメチルアミン、ジメチルアミノメチルフェノール、2
.4.6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール
などの芳香族3級アミン類などが挙げられる。
このような硬化型組成物において、(C)エポキシ樹脂
100重量部に対して、(A>新規なポリサルファイド
ポリマーが5〜100重量部、(D)アミン類が2〜3
0重量部である。
〔実施例〕
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
合成例1 プロピレングリコールにプロピレンオキサイドを付加し
て得られる二官能性ポリプロピレングリコ−JL、(Q
)(価162) 1000 gと、278.3gのエビ
クロロヒドリンと、2.Ogの塩化第二錫五水塩とを2
Jの反応容器に仕込み、100tで3時間撹拌した。さ
らに、240.7gの水硫化ソーダ(純度70%)を加
え、1.5時間撹拌した。その後、塩を除去して淡黄色
透明な液状ポリマーを得た。得られたポリマーの硫黄含
量は6.0重量%、メルカプタン含量は4.3重量%で
あった。得られたポリマーを13C−NMRで分析した
ところ、ジスルフィド結合が存在することがvIi認さ
れた。
合成例2 グリセリンにプロピレンオキサイドを付加して得られる
三官能性ポリプロピレングリコール(0H価394HO
OOgと、715.9gのエピクロロヒドリンと、2.
0gの塩化第二錫五塩水とを21の反応容器に仕込み、
100℃で3時間撹拌した。さらに、619、1gの水
硫化ソーダ(純度70%)を加え、100℃に昇温し、
1.5時間撹拌した。その後、塩を除去して淡黄色透明
な液状ポリマーを得た。得られたポリマーの硫黄含量は
12.0重量%、メルカプタン含量は9.6重量%であ
った。得られたポリマーを13C−NMRで分析したと
ころ、ジスルフィド結合が存在することが確認された。
実施例1 合成例1で得たポリマー300gと、ポリサルファイド
ポリマー(東しチオコール■製、商品名“チオコールL
P55”)  300gを11の反応容器に仕込み、9
0℃で4時間加熱攪拌したところ、メルカプタン含量3
.2重量%、粘度60ポイズ(25℃)の褐色透明なポ
リマーが得られた。このボリマーヲケルパーミエーショ
ンクロマトグラフィーで分析したところ、数平均分子量
が500以下の成分は6.5重量%であった。
次に得られたポリマー20gに第1表に示す配合の硬化
剤3.5gを混合して、厚さ2 mmの型に流し込み、
20℃で20時間養生してシート状硬化物を得た。この
シート状硬化物について、ASTM 0638−84T
YPETVの規格に従って、引張り試験(引張り速度5
00闘/m1n)を行い、100%モジュラス、破断強
度及び伸びを測定した。また、JIS K 6301に
従ってA硬度を測定した。
結果を第2表に示す。
比較例1 合成例1で得られたポリマーとポリサルファイドポリマ
ー(東しチオコール■製、商品名“チオコールLP55
”)とを常温で重量比1/1に混合して得たポリマーに
ついて、実施例1と同様にしてゲルパーミェーションク
ロマトグラフィーで分析したところ、数平均分子量が5
00以下の成分は35.0重量%であった。
また、このポリマーを用いて、実施例1と同様な方法で
シート状硬化物を作成し、100%モジュラス、破断強
度、伸び及びA硬度を測定した。結果を第2表にあわせ
て示す。
実施例2 プロピレングリコールにプロピレンオキサイドを付加し
て得られる二官能性ポリプロピレングリコール(08価
162) 1000 gと、278Jgのエビクロロヒ
ドリンと、2.0gの塩化第二錫三水塩とを21の反応
容器に仕込み、100℃で3時間撹拌した。さらに、2
40.7gの水硫化ソーダ(純度70%)と、1278
gのポリサルファイドポリマー(東しチオコール■製、
商品名“チオコールLP55”)を加え、4時間攪拌し
た。その後、塩を除去して淡黄色透明な液状ポリマーを
得た。得られたポリマーをゲルパーミェーションクロマ
トグラフィーで分析したところ、数平均分子量が500
以下の成分は7,5重量%であった。
また、このポリマーを用いて、実施例1と同様な方法で
シート状硬化物を作成し、100%モジュラス、破断強
度、伸び及びA硬度を測定した。結果を第2表にあわせ
て示す。
第1表 硬化剤の配合 実施例3 実施例1で得られたポリマーと、第3表に示す各種可塑
剤とを重量比1015(ポリマー/可塑剤)で混合し、
相溶性を調べた。結果を第3表に示す。
実施例4 実施例2で得られたポリマーと、第3表に示す各種可塑
剤とを重量比to15(ポリマー/可塑剤)で混合し、
相溶性を調べた。結果を第3表にあわせて示す。
比較例2 ポリサルファイドポリマー(東しチオコール■製、商品
名“チオコールLP55”)と第3表に示す各種可塑剤
とを重量比1015(ポリマー/可塑剤)で混合し、相
溶性を調べた。結果を第3表にあわせて示す。
実施例5 実施例1で得られたポリマーに可塑剤、充填剤を第4表
の割合で配合して主剤を得た。一方、pb02(酸化剤
)と可塑剤、加硫助剤とを第5表に示す割合で配合して
硬化剤を得た。
この主剤、硬化剤を混合し、厚さ5 mmの型に流し込
み、シート状硬化物を得た。このシート状硬化物を、2
0℃で7日間養生後、表面に塩化ビニル樹脂を主成分と
する塗料(関西ペイント■製“ビニボン″)、ポリアク
リル酸エステルを主成分とする塗料(関西ペイント■製
“ビニデラックス”大同塗料■製“ヘキダイン″)を塗
布し、20℃で14日経過した後の各塗膜の状態を観察
した。
結果を第6表に示す。
実施例6 実施例2で得られたポリマーを用いて、実施例5と同様
にして硬化物を作成し、塗料を塗布して、各塗膜の状態
を観察した。
結果を第6表にあわせて示す。
比較例3 ポリマーとしてポリサルファイドポリマー(東しチオコ
ール■製、商品名“チオコールLP55″)を用い、可
塑剤としてブチルベンジルフタレートを使用し、酸化剤
を7.5重量部として、主剤硬化剤を混合し、厚さ5 
mmの型に流し込み、シート状硬化物を得た。このシー
ト状硬化物に対して、実施例5と同様にして塗料を塗布
して、各塗膜の状態を観察した。
結果を第6表にあわせて示す。
第4表 主剤の配合 第5表 硬化剤の配合 第  6 表 実施例7及び比較例4.5 合成例2で得たポリマー600gと、ポリサルファイド
ポリマー(東しチオコール■製、商品名“チオコールL
P3”)’ 200gとを11の反応容器に仕込み、9
0℃で4時間加熱攪拌したところ、メルカプタン含量8
.4重量%、粘度128ポイズ(25℃)の褐色透明な
ポリマーが得られた。このポリマーをゲルパーミェーシ
ョンクロマトグラフィーで分析したところ、数平均分子
量が500以下の成分は9.6重量%であった。
得られたポリマー80gに、ビスフェノールAタイプの
エポキシ樹脂(旭電化■製 商品名“EP−4100″
) 100 gと2.4.6− )リス (ジメチルア
ミノメチル)フェノール10gを混合し、冷間圧延鋼板
(1,6X 25X  100mm)の間にこの混合物
を挟み、20℃で14日間養生したもの、及び20℃で
7日後、水浸(20℃)で7日間養生したものについて
、その弓張りせん断接着強さを測定した。また、この配
合物を20gスケールで混合して20℃での硬化速度を
測定した。硬化の目安として流動性のなくなった時間を
ゲルタイム、タックのなくなった時間をタックフリータ
イムとして記録した。
結果を第7表に示す。
また、実施例7のポリマーの代わりにポリサルファイド
ポリマー(東しチオコール■製、商品名“チオコールL
P3”)を用いたものを比較例4とし、市販のチオール
基含有ポリエーテルポリマ(油化シェルエポキシ■製 
商品名“カップキュアー3−800LC”)を用いたも
のを比較例5として、同じ配合で引張りせん断接着強さ
と硬化速度を測定した結果を第7表にあわせて示す。
〔発明の効果〕
本発明の新規なポリサルファイドポリマーは、従来のポ
リサルファイドポリマーのみの場合では相溶し得なかっ
たジオクチルフタレート(DOP)、ジヘプチルフタレ
ー) (DHP)等の安価なフタル酸エステルが相溶す
るようになり、しかもポリマーの粘度が低いため、可塑
剤の使用量を減らすことができる。さらに、酸化剤によ
り硬化させた硬化物の表面に塗料を塗布した際、可塑剤
の移行による塗膜の軟化が少なくなる。また、従来のポ
リサルファイドポリマーとチオール基含有ポリエーテル
を混合したものに比べ本発明の製造方法によるポリマー
は、低分子量成分が少なく、酸化剤により硬化させた場
合に硬化物の伸度が良好となる。
さらに、エポキシ樹脂とアミン類とともに用いた場合、
低温での硬化が速く、かつ、十分な耐水接着性を有する
硬化物を与える。このような本発明の硬化型組成物は、
シーリング材、ボッティング材、接着剤等に使用するの
に好適である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)主鎖中に−(R_1O)_n−(但し、R
    _1は炭素数2〜4のアルキレン基、nは6〜200の
    整数を示す。)で表されるポリエーテル部分と、(ii
    )▲数式、化学式、表等があります▼、及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、xは1〜5の整数である。)で示される構造単
    位とを含有し、 かつ末端に、 (iii)−C_2H_4OCH_2OC_2H_4−
    SH及び/又は−CH_2CH(OH)CH_2−SH で示されるチオール基を有することを特徴とするポリサ
    ルファイドポリマー。
  2. (2)請求項1に記載のポリサルファイドポリマーにお
    いて、前記−(R_1O)_n−成分が2〜95重量%
    、(C_2H_4OCH_2OC_2H_4)成分が3
    〜70重量%、(CH_2CH(OH)CH_2)成分
    が1〜50重量%及びポリサルファイド結合S_xが1
    〜60重量%であることを特徴とするポリサルファイド
    ポリマー。
  3. (3)請求項1又は2に記載のポリサルファイドポリマ
    ーにおいて、前記ポリサルファイドポリマーの数平均分
    子量が600〜200000であることを特徴とするポ
    リサルファイドポリマー。
  4. (4)請求項1乃至3のいずれかに記載のポリサルファ
    イドポリマーにおいて、前記ポリサルファイド結合S_
    xがジスルフィド結合であることを特徴とするポリサル
    ファイドポリマー。
  5. (5)請求項1に記載のポリサルファイドポリマーの製
    造方法であって、 (a)HS(C_2H_4OCH_2OC_2H_4S
    _x)_mC_2H_4OCH_2OC_2H_4SH
    (但し、xは1〜5の整数で、mは1〜50の整数であ
    る。)で示されるポリサルファイドポリマーと、 (b)主鎖中に−(R_1O)_n−(但し、R_1は
    炭素数2〜4のアルキレン基、nは6〜200の整数を
    示す。)で表されるポリエーテル部分と、▲数式、化学
    式、表等があります▼ (但し、xは1〜5の整数である。)で示される構造単
    位とを含有し、 かつ末端に、 −CH_2CH(OH)CH_2−SH_ で示されるチオール基を有するチオール基含有ポリエー
    テルポリマーとを、 (a)/(b)=95/5〜5/95の重量比で、反応
    させることを特徴とする製造方法。
  6. (6)請求項1に記載のポリサルファイドポリマーの製
    造方法であって、 (a)HS(C_2H_4OCH_2OC_2H_4S
    _x)_mC_2H_4OCH_2OC_2H_4SH
    (但し、xは1〜5の整数で、mは1〜50の整数であ
    る。)で示されるポリサルファイドポリマーと、 (b)主鎖中に−(R_1O)_n−(但し、R_1は
    炭素数2〜4のアルキレン基、nは6〜200の整数を
    示す。)で表されるポリエーテル部分と、2個以上の水
    酸基を有するポリオールにエピハロヒドリンを反応させ
    て得られるハロゲン末端プレポリマーと、 (c)MSH及び/又はM_2S_x(但し、Mはアル
    カリ金属原子であり、xは1〜5の整数を示す。)とを (a)/(b)=95/5〜5/95の重量比および、
    (a)+(b)100重量部に対して(c)1〜50重
    量部として、反応させることを特徴とする製造方法。
  7. (7)(A)請求項1に記載のポリサルファイドポリマ
    ーと、 (B)酸化剤と を含有することを特徴とする硬化型組成物。
  8. (8)(A)請求項1に記載のポリサルファイドポリマ
    ーと、 (C)分子中に2個以上のエポキシ基を含有するエポキ
    シ樹脂と、 (D)アミン類と を含有することを特徴とする硬化型組成物。
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