JPH0472813A - Cmos回路 - Google Patents

Cmos回路

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JPH0472813A
JPH0472813A JP2183915A JP18391590A JPH0472813A JP H0472813 A JPH0472813 A JP H0472813A JP 2183915 A JP2183915 A JP 2183915A JP 18391590 A JP18391590 A JP 18391590A JP H0472813 A JPH0472813 A JP H0472813A
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JP
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output
channel
mosfet
circuit
channel mosfet
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Katsuhiko Takahashi
克彦 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CMO3(相補型MO3)回路に関し、例
えば比較的大きな負荷を駆動するCMO8出力回路に利
用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図には、−船釣なCMO3出力回路の回路図が示さ
れている。この回路は、■〕チャンネルMOSFET 
(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ、以下同じ)PL
とNチャンネルMOSFETNIからなるCMOSイン
バータ回路が駆動段を構成し、比較的大きなコンダクタ
ンスを持つPチャンネル出力MOSFET (絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ、以下同じ)P2とNチャン
ネル出力MOSFETN2とからなる出力段回路を駆動
する。このようなCMOS回路では、第10図に示すよ
うに、入力信号がV T HN 〜V D D −V 
T HPの範囲では、NチャンネルMOSFETN2と
PチャンネルMOSFETP2とが共にオン状態になり
、直流電流が流れるようになる。ここで、VTHNはN
チャンネルMOS F ETN 2のしきい値電圧、V
THPはPチャンふルMOS F ErF3のしきい値
電圧、VDDは電源電圧である。
このような直流電流が流れると、その消費電流を増加さ
せるばかりでなく、電源線を構成するボンディングワイ
ヤーや、フレーム及びプリント基板等の実装基板の配線
に寄生するインダクタンス成分等により比較的大きなパ
ルス性のノイズが発生するという問題が生じる。
そこで、論理しきい値の高いCMOS回路と低いCMO
S回路を駆動段に用いることにより、上記出力段MOS
FETでの貫通電流の低減する技術が、特開昭6i25
4521号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような回路では、駆動段にCMOS回路を用いる
ものであるため、そこにはやはり直流電流が流れてしま
う。また、NチャンネルとPチャンネルの出力MOS 
F ETに対応してCMOS回路を設けるものであるた
め、素子数が増加するものとなってしまう。そして、上
記の従来回路では、負荷に流れる出力電流については何
等の配慮も行われておらす、接地線又は電源線には負荷
に流れる出力電流による比較的大きなスイッチングノイ
ズが発生してしまうという問題を有する。
この発明の目的は、簡単な構成により電源線に発生ずる
ノイズを低減させたCMOS回路を提供することにある
この発明の他の目的は、高速化を図りつつ、上記ノイズ
の発生を防止したCMOS回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、駆動段を構成するPチャンネルMOSFET
とNチャンネルMOS F ETとの間に抵抗手段を設
け、そのドレイン出力をPチャンネル出力MOS F 
ETとNチャンネル出力MOSFETのゲートに供給す
る。
〔作 用〕
上記した手段によれば、駆動段では上記抵抗手段により
直流電流が制限できるとともに、両出力MOSFETの
ゲートには上記抵抗手段による電圧差が生じるから出力
段における直流電流も制限できる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るCMO3回路の一実施例の
回路図が示されている。同図の各回路素子は、公知のC
MO3集積回路の製造技術により、特に制限されないが
、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上において
形成される。
駆動段を構成するPチャンネルMOSFETP1とNチ
ャンネルMOS F ETN 1の共通化されるドレイ
ン間に抵抗素子として作用するNチャンネルMOS F
 ETN 2とPチャンネルM OS F ETP2と
が並列形態に接続される。上記NチャンネルMOSFE
TN2は、そのゲートに電源電圧VDDのようなバイア
ス電圧VNが与えられることにより定常的にオン状態と
なり、抵抗素子として動作する。同様に、上記Pチャン
ネルMOSFETP2は、そのゲートに回路の接地電位
のようなバイアス電圧VPが与えられることにより定常
的にオン状態となり、抵抗素子として動作する。
これにより、第2図に示すように駆動段回路は、CMO
Sインバータ回路を構成するPチャンネルMOSFET
PIとNチャンネルMOS F ETN■との間には、
上記並列形態のMOSFETN2゜R2に対応した抵抗
N2.R2からなる合成抵抗が設けられることになる。
上記駆動段を構成するNチャンネルMOSFETNIと
PチャンネルM○5FETPIのゲートは供給接続され
て入力信号VIが供給される。
このような駆動段を用いた場合には、第3図に示すよう
に、PチャンネルMOSFETPIのドレイン電圧va
とNチャンネルMOSFETNIのドレイン電圧vbに
は、上記のような抵抗手段による電圧差が生じる。この
ことは、入力信号レベルの変化からみれば、両信号va
とvbは、前記公報と同様に時間差が生じるいることに
なり、それより駆動させられる出力MOSFETとが同
時にオン状態になるタイミングがずれて、両出力MOS
 F ET間に流れる直流電流(貫通電流)を低減させ
るように作用する。そして、駆動段回路自身においても
、上記のような抵抗手段が設けられいてるから、駆動段
回路に流れる直流電流も低減させるという作用を合わせ
持つものとなる。このように、この実施例の駆動段回路
は、MOSFETN2又はR2のような簡単な回路を付
加することにより、出力段回路の他、駆動段回路自身の
直流電流を低減させることができる。
この実施例では、特に制限されないが、上記駆動段に対
して、2つに分割された出力回路が設けられる。
第1の出力回路は、上記駆動段回路の出力信号vaとv
bとを受けるPチャンネル出力MOSFETP3とNチ
ャンネル出力MOS F ETN 3から構成される。
これらの出力MOSFETP3とN3のソースとそれに
対応する電源線である電源電圧VDDと回路の接地線G
NDとの間には、順方向のダイオードDI、D2と、各
ダイオードDI、D2にそれぞれ並列形態に接続された
抵抗素子R1,R2とが設けられる。
上記ダイオードD1.D2と、それぞれに対応した抵抗
手段R1,R2は、次のような作用を行う。第4図に示
すように、出力信号■0がロウレベルからハイレベルに
変化するとき、Pチャンネル出力MOSFETP3がオ
フ状態からオン状態に変化して出力端子から比較的大き
な駆動電流(チャージアップ電流)を流すようにするも
のとなる。このとき、Pチャンネル出力MOS F E
TP3がオン状態を開始して抵抗R1に電流が流れると
、そのソース電位VP3を低下させるように負帰還をか
ける。これより、出力電流の急激な増加を抑制する。上
記抵抗R1に発生した電圧がダイオードDiの順方向電
圧に達すると、ダイオードD1がソース電位VP3を電
圧クランプして大きな駆動電流を形成する。そして、出
力電圧VOが電源電圧VDD付近に達して駆動電流が低
減すると、ダイオードDIがオフ状態となり、抵抗R1
による負帰還の作用により出力電圧VOはオーバーシュ
ートが生じることなく速やかに電源電圧VDDに達する
また、第5図に示すように、出力信号■0がハイレベル
からロウレベルに変化するとき、Nチャンネル出力MO
S F ETN 3がオフ状態からオン状態に変化して
出力端子から比較的大きな駆動電流(ディスチャージ電
流)を流すようにするものとなる。このとき、Nチャン
ネル出力MO5FETN3がオン状態を開始して抵抗R
2に電流か流れると、そのソース電位VN3を上昇させ
るように負帰還をかける。これより、出力電流の急激な
増加を抑制する。上記抵抗R2に発生した電圧がダイオ
ードD2の順方向電圧に達すると、タイオードD2がソ
ース電位VN3を電圧クランプして大きな駆動電流を形
成する。そして、出力電圧VOが回路の接地電位付近に
達して駆動電流が低減すると、ダイオードD2がオフ状
態となり、抵抗R2による負帰還の作用により出力電圧
VOはアンダーシュートが生じることなく速やかに回路
の接地電位に達する。
これにより、急激な出力電流の変化により電源電圧線や
回路の接地線に発生ずるパルス状のノイズを防止するこ
とができる。そして、上記負帰還作用により、出力信号
VOにオーバーシュートやアンダーシュートが発生する
ことがないから実質的な出力信号変化を高速にすること
ができる。
第2の出力回路は、次の回路により構成される。
上記駆動段回路の出力信号vaとvbとは、上記第1の
出力回路の出力信号によりスイッチ制御されるNチャン
ネル伝送ゲートMOSFETN5とPチャンネル伝送ゲ
ートMOSFETP5とをそれぞれ通してPチャンネル
出力MOSFETP4とNチャンネル出力MOSFET
N4のゲートに伝えられる。この第2の出力回路を構成
するPチャンネル出力MOSFETP4とNチャンネル
出力MOSFETN4とは、上記第1の出力回路の出力
MOSFETP3と出力MOS F ETN 3とそれ
ぞれ並列形態に接続される。
特に制限されないが、上記Pチャンネル出力MOSFE
TP4とNチャンネル出力MOSFETN4のゲートに
は、ゲート電圧の高速引き抜き(ディスチャージ)用の
PチャンネルMOSFETP6及びNチャンネルMOS
 F ETN 6とがそれぞれ設けられる。これらのM
O5FETP6とN6のゲートには、インバータ回路I
N1とIN2を通して上記駆動段回路の出力信号vaと
vbとが供給される。
この第2の出力回路の動作は、第6図の動作波形図を参
照して説明する。
入力信号Vlがロウレベルからハイレベルに変化すると
、駆動段の出力信号vaとvbば、前記のように抵抗手
段による電圧差(時間差)をもってハイレベルからロウ
レベルに変化する。このような駆動段の出力信号vaと
vbに応じて、前記のような第1の出力回路により出力
信号■0がロウレベルからハイレベルに変化する。
上記人力信号Vlがロウレベルのときには、出力信号V
Oはロウレベルになっており、第2の出力回路における
PチャンネルMOSFETP5がオン状態になり、Nチ
ャンネルMOS F BTN 5がオフ状態になってい
る。それ故、第2の出力回路のNチャンネル出力MOS
FETN’4のゲートに伝えられる駆動電圧VP5ば、
上記駆動電圧■bに対応して早いタイミングでハイレベ
ルからロウレベルに変化する。また、上記駆動電圧vb
がインバータ回路IN2のロジックスレッショルド電圧
に達すると、その出力信号がハイレベルになりディスチ
ャージ用のMO5FETN6をオン状態にする。これに
より、出力MO5FETN4は比較的早いタイミングで
ゲートに保持されたハイレベルがディスチャージされる
からオフ状態に変化する。
これに対して、上記NチャンネルMOSFETN5は、
第1の出力回路による出力電圧■0がそのしきい値電圧
に達すると、オン状態を開始して上記駆動電圧vaをP
チャンネル出力MOSFETP4のゲートに伝える。こ
のようにして、出力MOSFETP4のゲートに伝えら
れる駆動電圧が遅延されるから、出力MOSFETP4
は遅れてオン状態になり、出力MOS F ETN 4
との間で直流電流を流すことなく、第1の出力回路の出
力MOSFETP3とともに負荷に供給される駆動電流
を形成する。これにより、出力信号■0の立ち上がりを
速くする。なお、ディスチャージ用のPチャンネルMO
SFETP6は、インバータ回路rN1の出力信号が駆
動電圧vaOロウレベルへの変化に応してハイレベルに
なりため比較的早いタイミングでオフ状態になる。これ
により、上記のような伝送ゲートMOSFETN5によ
る出力MOSFETP4のゲート電圧の立ち下がりを阻
害することばない。
入力信号Vlがハイレベルからロウレベルに変化すると
、駆動段の出力信号vaとvbは、前記のように抵抗手
段による電圧差(時間差)をもって上記の場合とは逆に
しJウレヘルからハイレベルに変化する。このような駆
動段の出力信月■aとvbの変化に応じて、前記のよう
な第1の出力回路により出力信号VOがハイレベルから
ロウレベルに変化する。
上記人力信号■■がハイレベルのときには、出力信号■
0はハイレベルになっており、第2の出力回路のNチャ
ンネルMOSFETN5がオン状態になり、Pチャンネ
ルMOSFETP5かオフ状態になっている。それ故、
第2の出力回路のPチャンネル出力MOSFETP4の
ゲートに伝えられる駆動電圧VN5は、上記駆動電圧v
bに対応して早いタイミングでロウレベルからハイレベ
ルに変化する。また、上記駆動電圧vbがインバータ回
路1N1のロジンクスレソショルド電圧に達すると、そ
の出力信号がロウレベルになりディスチャージ用のMO
SFETP6をオン状態にする。これにより、出力MO
SFETP4は比較的早いタイミングでゲートに保持さ
れたロウレベルがディスチャージされるからオフ状態に
変化するものとなる。
これに対して、上記PチャンネルMOS F ETP5
は、第1の出力回路による出力電圧■0がそのしきい値
電圧に達すると、オン状態を開始して上記駆動電圧vb
をNチャンネル出力MOSFETPNのゲートに伝える
。このようにして、出力MOSFETN4のゲートに伝
えられる駆動電圧が遅延されるから、出力MOSFET
N4は遅れてオン状態になり、出力MOSFETP4と
の間で直流電流を流すことなく、第1の出力回路の出力
MOSFETN3とともに負荷に供給される駆動電流を
形成する。これにより、出力信号VOの立ち下がりを速
くする。なお、ディスチャージ用のNチャンネルMOS
FETN6は、インバータ回路IN2の出力信号か駆動
電圧vbのハイレベルへの変化に応じてロウレベルにな
りため比較的早いタイミングでオフ状態になる。これに
より、上記のような伝送ゲートMOSFETP5による
出力MOS F ETN 4のゲート電圧の立ち下がり
を阻害することはない。
この実施例では、上記のように出力回路を2つに分け、
出力信号VOの立ち上がりにおいては、第1の出力回路
において♀いタイミングで同図に縦線を付したような電
流IDが電源電圧V I) l)ラインに流れ、出力信
号VOの立ち下がりにおいては接地ラインに同様な電流
IDかに流れる。この電流IDには、直流電流(貫通電
流)と駆動電流とが含まれる。そして、第2の出力回路
においては、出力信号■Oの立ち上かりにおいては遅い
タイミングで同図に斜線を付したような電流IDが電源
電圧VDDラインに流れ、出力信号V○の立し下がりに
おいては同様な電流IDが接地ラインに流れる。この電
流IDは、上記のような時間差の設定により直流電流を
含まない駆動電流のみとなる。この実施例においては、
駆動電流の上記のような時間的な分散により、電源線に
発生するノイズを大幅に低減できる。
第7図には、この発明の他の一実施例の駆動段回路の回
路図が示されている。
この実施例では、図示しない出力回路を選択的に出力ハ
イインピーダンス状態にするトライステート出力機能を
持たせる機能が付加される。すなわち、上記のような抵
抗手段として作用するNチャンネルMOSFETN2と
PチャンネルMOSFETP2を出力制御信号DOCに
より共にオフ状態にする機能を付加し、この信号DOC
を用いてPチャンネル出力MOSFETを駆動する出力
端子(Va)にはにプルアップ用のPチャンネルMOS
FETP7を、Nチャンネル出力MOSFETを駆動す
る出力端子(v b)にはにプルダウン用のNチャンネ
ルMOS F ETN 7を設りて、上記制御信号DO
Cにより制御するものである。
すなわち、出力制御信号DOCがハイレー・ルのときに
は、上記MOSFETN2とR2を抵抗素子として動作
させ、前記のようなハイレベルとロウレベルの出力信号
を形成する。そして、出力制御信号DOCをロウレベル
にすると、上記抵抗素子としてのMOS F ETN 
2とR2をオフ状態にし、代わってプルアップとプルタ
ンウ用M OS FE TP7とR7をオン状態にして
ハイレベルとロウレベルの出力信号を形成する。このよ
うな簡単な回路の付加により、出力回路を構成するI〕
チャンネル出力MOSFETとNチャンネル出力MOS
FETとが共にオフ状態にって、出力ハイインピーダン
ス状態を作り出すことができる。
第8図には、この発明に係るCMO3出力回路の他の一
実施例の回路図が示されている。
この実施例では、前記第1図の実施例における遅延回路
を構成する伝送ゲー1−M03FETに代えて、ナンド
(NAND)ゲート回路G1とオアゲート回路G2とを
用いるようにするものである。
この構成においても、上記同様に出力MO3FrETP
4とR4とを時間差を持ってスイッチング動作を行わせ
ることができる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)駆動段を構成するPチャンネルMOS F ET
とNチャンネルMOSFETとの間に抵抗手段を設ける
という簡単な構成により、駆動段自身でも」−記抵抗手
段により直流電流が制限できるとともに、それにより駆
動される両出力MOSFETのゲートに上記抵抗手段に
よる電圧差が生じるから出力段における直流電流も制限
できるという効果が得られる。
(2)上記駆動段回路により駆動されるPチャンネル型
出力MOSFETとNチャンネルMOSFET出力MO
S F ETのそれぞれのソースとそれに対応する電源
端子との間に順方向にされたダイオードと抵抗手段とを
並列形態に設けることにより、駆動電流の急激な変化と
出力信号のオーバーシュートとアンダーシュートの発生
を防止することができるという効果が得られる。
(3)上記駆動段により駆動される出力回路として、上
記のようなダイオードと抵抗を付加した第1の出力回路
と、上記PチャンネルM OS F E T 側とNチ
ャンネルMOSFET側のそれぞれの駆動段出力を、上
記第1の出力MOSFETにより形成された出力信号を
受けるNチャンネル型とPチャンネル型の伝送ゲーh 
M OS F P、’Fとをそれぞれ通して受けるPチ
ャンネル出力MOSFETとNチャンネル出力MOS 
F ETからなる第2の出力回路とに分散することによ
り、直流電流を増加させることなく、負荷に流れる駆動
電流か分散できるから電源線に発生するノイズを大幅に
低減することができるとう効果が得られる。
(4)駆動段を構成する抵抗手段として、並列形態にさ
れたPチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSF
ETとを用いるとともに、上記駆動段のPチャンネルM
OSFET側のドレインとそれに対応した電源端子との
間には、上記抵抗手段として作用するNチャンネルMO
SFETとケートか共通化されたPチャンネルMO5F
ETを設Gノ、O NチャンネルMOS F ET側のドレインとそれに対
応した電源端子との間には、上記抵抗手段として作用す
るPチャンネルMOS F ETとゲートが共通化され
たNチャンネルMOS F ETとを設けて、これらの
MOSFETを出力制御信号により相補的に制御するこ
とにより、極めて簡単な構成によりトライステ−1〜出
力機能を持たせることができるという効果が得られる。
以上本発明者によりなされた発明を実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
例えば、第1図や第8図の実施例回路において、ダイオ
ードDI、D2は、PN接合ダイオードを用いるもの他
、MOSFETのゲートとドレインとを接続して用いる
ものであってもよい。また、抵抗素子R1,R2はMO
S F ETを用いるものであってもよい。また、駆動
段を構成するNチャンネルMOS F ETとPチャン
ネルMOSFETは、複数の入力信号に対応させて設け
ることにより論理機能を付加するものであってもよい。
例えば、ノアデー1−機能を付加する場合には、Pチャ
ンネルMOS F ETを直列形態にNチャンネルMO
SFETを並列形態にし、ナントゲート機能を付加する
場合にはPチャンネルMOS F ETを並列形態にN
チャンネルMOSFETを直列形態にすればよい。駆動
段により駆動させられる出力回路としては、単にCMO
3出力回路であってもよい。
上記出力回路は、半導体集積回路装置の外部端子に接続
される負荷を駆動するもの他、半導体集積回路内部にお
いて比較的大きな容量性負荷等を駆動するものに用いる
ものであってもよい。
この発明は、CMO3回路として広く利用することがで
きる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、駆動段を構成するPチャンネルMOS F
 ETとNチャンネルMOSFETとの間に抵抗手段を
設けるという簡単な構成により、駆動段自身でも上記抵
抗手段により直流電流が制限できるとともに、それによ
り駆動される両出力MOSFETのゲートに上記抵抗手
段による電圧差が生じるから出力段における直流電流も
制限できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るCMO5回路の一実施例を示
す回路図、 第2図は、その駆動段回路の等価回路図、第3図は、そ
の駆動段回路の動作を説明するための入出力特性図、 第4図は、第1の出力回路の動作の一例を説明するため
の波形図、 第5図は、第1の出力回路の動作の他の一例を説明する
だめの波形図、 第6図は、第2の出力回路の動作の一例を説明するため
の波形図、 第7図は、駆動段回路の他の一実施例を示す回路図、 第8図は、この発明に係るCMO3回路の他の一実施例
を示す回路図、 第9図は、−船釣なCMO3回路の回路図、第10図は
、その直流電流を説明するだめの電圧−電流特性図であ
る。 P1〜P7・・PチャンネルMOS F ET、N1〜
N7・・NチャンネルMOSFETX INI〜IN3
・・インバータ回路、Dl、D2・・ダイオード、R1
,R2・・抵抗、Gl、G2・・ゲート回路 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、PチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSF
    ETとの間に抵抗手段が設けられた駆動段回路と、上記
    PチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSFET
    のドレイン出力をそれぞれ受けるPチャンネル出力MO
    SFETとNチャンネル出力MOSFETからなる出力
    段回路とを含むことを特徴とするCMOS回路。 2、上記Pチャンネル型出力MOSFETとNチャンネ
    ルMOSFET出力MOSFETのそれぞれのソースと
    それに対応する電源端子との間には、出力MOSFET
    の流す電流方向に対して順方向にされたダイオード手段
    と抵抗手段とを並列形態に設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のCMOS回路。 3、上記PチャンネルMOSFET側とNチャンネルM
    OSFET側とのドレイン出力をそれぞれ受ける第1の
    Pチャンネル型出力MOSFETと第1のNチャンネル
    MOSFET出力MOSFETのソースと電源端子との
    間にこれら第1の出力MOSFETの流す電流方向に対
    して順方向にされたダイオード手段と抵抗手段とを並列
    形態に設けるとともに、上記PチャンネルMOSFET
    側とNチャンネルMOSFET側のそれぞれのドレイン
    出力を、上記第1の出力MOSFETにより形成された
    出力信号を受けるNチャンネル型とPチャンネル型の伝
    送ゲートMOSFETとをそれぞれ通して上記第1の出
    力MOSFETのそれぞれと並列形態にされた第2のP
    チャンネル出力MOSFETと第2のNチャンネル出力
    MOSFETとを設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のCMOS回路。 4、上記抵抗手段は、並列形態にされたPチャンネルM
    OSFETとNチャンネルMOSFETとからなり、P
    チャンネルMOSFET側のドレインとそれに対応した
    電源端子との間には、上記抵抗手段として作用するNチ
    ャンネルMOSFETとゲートが共通化されたPチャン
    ネルMOSFETが設けられ、NチャンネルMOSFE
    T側のドレインとそれに対応した電源端子との間には、
    上記抵抗手段として作用するPチャンネルMOSFET
    とゲートが共通化されたNチャンネルMOSFETが設
    けられ、これらのMOSFETを出力制御信号により相
    補的に制御することを特徴とする特許請求の範囲第1、
    第2又は第3項記載のCMOS回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09107282A (ja) * 1995-10-13 1997-04-22 Nec Corp 出力バッファ回路
CN102634234A (zh) * 2012-03-27 2012-08-15 河北永泰柯瑞特化工有限公司 用于毛皮染色的染料混合物

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JPH09107282A (ja) * 1995-10-13 1997-04-22 Nec Corp 出力バッファ回路
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