JPH0472413B2 - - Google Patents

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JPH0472413B2
JPH0472413B2 JP59105006A JP10500684A JPH0472413B2 JP H0472413 B2 JPH0472413 B2 JP H0472413B2 JP 59105006 A JP59105006 A JP 59105006A JP 10500684 A JP10500684 A JP 10500684A JP H0472413 B2 JPH0472413 B2 JP H0472413B2
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JP
Japan
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phase
pll
signal
switch means
loop
Prior art date
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JP59105006A
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Mitsuo Makimoto
Motoi Ooba
Sadahiko Yamashita
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS60248022A publication Critical patent/JPS60248022A/ja
Publication of JPH0472413B2 publication Critical patent/JPH0472413B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/10Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は高周波多チヤンネル無線機等に用いら
れる周波数シンセサイザに関するものである。 従来例の構成とその問題点 最近、多チヤンネル無線機にはその局部発振源
として位相同期(以下、PLLと略記する。)方式
の周波数シンセサイザが広く用いられるようにな
つてきている。 第1図にこれらに利用されている周波数シンセ
サイザの代表的な回路構成を示す。第1図におい
て、発振源として電圧制御発振器(以下、VCO
と略記する。)101を用い、この出力は電力分
配器102を介してRF出力103、プリンスケ
ーラ104の入力となる。RF出力は受信機の局
部発振源として利用される。プリンスケーラ10
4の出力は可変分周器105に入力され、チヤン
ネル指定信号端子118より入力されるデイジタ
ル信号により、その分周数が決定される。分周さ
れた出力は、位相比較器(以下PDと略記する。)
106に比較信号入力される。一方、PD106
の基準信号は温度補償された水晶発振器(以下、
TCXOと略記する。)107を固定分周器108
で分周して得られる。 PD106で位相比較された信号は、低域通過
フイルタ等で構成されるループフイルタ(以下、
LPFと略記する。)109で直流成分を選択し、
VCO101の制御端子に加えられる。以上のよ
うに制御ループが形成され、RF出力周波数は、
端子118からチヤンネル指定信号により制御さ
れ、その周波数安定度はTCXO107と同一の
高安定度が得られる。 ところで最近、移動無線機、特に携帯型の電池
動作の無線機の低消費電力化の研究が活発になさ
れている。これは携帯機の場合低消費電力化が電
池の長寿命化につながるからである。無線機は待
受け状態において常に受信機を動作させており、
受信機の消費電力の70〜80%は前述の周波数シン
セサイザで占られている。また周波数シンセサイ
ザは現在の技術レベルでは、VCO101の消費
電流が約20mA(5〜8V動作電圧)に対し、プリ
ンスケーラ104,TCXO107等制御系の消
費電流が30〜40mA(5V動作電圧)となり、発振
器より制御系の消費電力がはるかに大きいものと
なつている。このため制御系の低消費電力デバイ
スの研究開発が重要となつてきている。そこで、
待受け時に制御系の電源を切り、VCO101の
制御電圧(保持電圧)をアナログ的に保持した
り、AFCループを構成したりして一定に保ち周
波数を安定化するとともに、大巾な省電力化を実
現しようという提案がなされている。このような
動作を、一般的に間欠動作制御と呼ぶ。この間欠
動作とは、例えば20秒間を15のグループに分割
し、各受信機はいずれかのグループに属して該当
グループの時間1.4のみ、動作することで、当該
受信機の電池の平均使用電流を大幅に低減して、
省電力化を図るものである。(例えば、「新版・移
動通信方式」、1981年3月発行、(株)科学新聞社出
版局) ところが、位相同期ループ(PLL)が形成さ
れていない非PLL動作時は、系そのものは不安
定で長時間の動作は困難であり、適切な時間間隔
で一時的にPLL動作に復帰させなければならな
い。また通話時にはPLLを構成して安定化を図
る必要がある。したがつて周波数シンセサイザ
は、PLL動作、非PLL動作をくりかえして行う
ことが必要不可欠となる。 ところが、周波数シンセサイザを上述の如く、
PLL動作、非PLL動作させる場合その切替時に
系が極めて不安定になりやすい。すなわち、非
PLL動作時には、周波数ではPLL動作時と完全
に一致していても、PLL動作に復帰させた場合
にはPD106に入力される比較信号、基準信号
の周波数が一致しても位相は2つの信号間に何ら
の相関もないために、その出力は場合によつては
大きな誤差電圧を発生し、ループの再引込みに数
10〓〜100〓以上の時間を要することになり、受
信不能の状態となる。このような不安定な状態で
は、受信系が誤動作したり、基地局からの呼出し
信号を識別できないという欠点を有していた。 発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、上記間欠動作を行う
ことにより基本的に省電力化を図るものであり、
そのような構成においてさらに、周波数シンセサ
イザがPLL動作と非PLL動作をする場合、前述
非PLL動作から前記PLL動作に復帰する切替時
点の同期引込みを確実に、かつ短時間に行ない、
切替時の周波数変動を極力減少させて無線受信機
の誤動作を低減しようとするものである。 発明の構成 電圧により制御される、発振源としての第1の
発振器、 前記第1の発振器の出力を分周するプリスケラ
ー、 前記プリスケラーの出力を指定チヤンネルに応
じて分周する第1の分周器、 基準信号源としての第2の発振器、 前記第2の発振器の出力を分周する第2の分周
器、 前記第1、第2の分周器の、双方の出力の位相
を比較する第1の位相比較器、 前記第1の位相比較器の出力を積分し、その積
分値である電圧を前記第1の発振器に印加するル
ープフイルター、 前記第1の位相比較器から前記ループフイルタ
ーに印加される電圧を保持する電圧保持回路、 前記第1の位相比較器に入力される前記第1、
第2の分周器の、双方の出力の周波数、位相を一
致させるように制御するループ制御手段とにより
電気的な接続がループ系を形成する位相同期ルー
プ装置を有し、当該ループ系を形成するPLL時
と当該ループ系を切断する非PLL時とを周期的
に繰り返して間欠動作を行なう周波数シンセサイ
ザにおいて、 前記ループ制御手段は、 前記PLL時と非PLL時との切替信号である
PLL時信号と非PLL時信号とを入力する切替信
号入力手段と、 前記第1、第2の分周器の、双方の出力の位相
を比較する第2の位相比較器と、 前記第2の位相比較器により前記第1、第2の
分周器の出力の位相の一致、不一致を検出して、
当該位相の位相一致信号、及び位相不一致信号を
出力する零位相検出手段と、 前記ループフイルターと前記第1の位相比較器
との間に設けられ、前記位相同期ループ装置内の
ループ系を電気的に接続・切断する第1のスイツ
チ手段と、 前記ループフイルターと前記電圧保持回路との
間に設けられ、当該電圧保持回路に保持されてい
る電圧値を前記ループフイルターに印加する電圧
印加系を電気的に接続・切断する第2のスイツチ
手段と、 前記第2の発振器と前記第2の分周器との間に
設けられ、前記第2の発振器の出力を前記第2の
分周器に対し断続動作をして供給することで、当
該第2の分周器における分周を変化させる第3の
スイツチ手段と、 前記零位相検出手段からの位相不一致信号と、
前記切替信号入力手段からのPLL時信号とを検
出した時には、前記第1のスイツチ手段を切断、
前記第2のスイツチ手段を接続、前記第3のスイ
ツチ手段を断続動作させ、 また、前記零位相検出手段からの位相一致信号
と、前記切替信号入力手段からのPLL時信号と
を検出した時には、前記第1のスイツチ手段を接
続、前記第2のスイツチ手段を切断、前記第3の
スイツチ手段を接続させ、 さらに、前記切替信号入力手段からの非PLL
時信号を検出した時には、前記第1のスイツチ手
段を切断、前記第2のスイツチ手段を接続、前記
第3のスイツチ手段を接続させることで、非
PLLからPLL動作切替時の位相同期状態への引
き込みを安定して行える如く制御を行なうするス
イツチ制御手段と を設けたものである。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例について説明する。 第2図本発明の一実施例における周波数シンセ
サイザのブロツク構成を示すものである。なお第
2図において、第1図と同一機能をもつブロツク
には同一の番号を符しているので重復する部分の
説明は省略する。また、以下で説明する周波数シ
ンセサイザは、前述の従来例の構成でも説明した
ように当該ループ系を形成するPLL時と当該ル
ープ系を切断する非PLL時とを周期的に繰り返
す間欠動作を行うもので、さらに詳しく述べれ
ば、停止状態(スリープ・モード)から待受け状
態(スタンバイ・モード)に変化する直前で瞬時
に、かつ安定にPLLを立ち上げ、待受け状態で
はPLLを維持し、その後の停止状態では非PLL
となる。 よつて、このような系においては、例えば移動
無線機Aから、基地局を介して、移動無線機Bを
呼び出す場合、移動無線機Aの「呼」が移動無線
機Bにおける「停止状態」に生じた際には、基地
局は周期的に繰り返される移動無線機Bの「待ち
受け状態」になるまで、移動無線機Bに対する
「呼」を保留している。一方、移動無線機Bは周
期的に繰り返される自己の「待ち受け状態」直前
で、PLLを立ち上げて安定状態となるため、移
動無線機Bの当該「待ち受け状態」となつた際
に、基地局が移動無線機Bに対する「呼」を初め
て行なうことで、移動無線機Bはその時点で
「呼」を確認できる(例えば、ポケツト・ベル)。
本発明はこのような系に係る周波数シンセサイザ
である。 いま同図の周波数シンセサイザがPLL動作
(但し、零位相時)している場合は、ループの切
断スイツチ110は閉じ、電圧保持回路111は
開き、またTCXO107と固定分周器間108
に挿入されているスイツチ121も閉じた状態と
なる。この時は第1図と全く同様の動作をする。
次に非PLL動作をしている場合には、PLL時と
非PLL時とで切替わる切替信号端子125がH
レベルとなり、ループスイツチ110はOFF、
電圧保持回路111がONとなるとともに、プリ
ンスケーラ104、可変分周器105、固定分周
器106,113の電源もOFFとなり、この回
路は動作していない。すなわち低消費電力化を実
現している。この時TCXO107は動作させな
くても良いが、高安定な周波数が要求される場合
は常時動作させておいてもよい。この状態におい
てはVCO101は外部の電圧保持回路からの電
圧でその制御電圧を一定に保ち、出力周波数を一
定にするように動作する。なお電圧保持回路11
4はコンデンサ等のアナログ的は保持回路でもよ
いし、また受信機のIF出力周波数の時間平均値
が一定の周波数をとることに着目し、これを基準
にしてAFCループを構成する等の方法で達成で
きる。 次に非PLL動作よりPLL動作(但し、現時点
では非零位相時)に移行する場合、切替信号端子
125がLレベルとなると同時に第2図に示す周
波数シンセサイザのすべての回路に電源が接続さ
れ、同時にチヤンネル指定信号端子118から可
変分周回路105へチヤンネル指定信号(特定の
分周比設定信号)が入力されて動作状態となると
ともに、位相モニタ用の位相比較器113で位相
ずれを検出する。零位相検出器115で零位相
(Hレベル)と判定すると、インバータ116を
介してORゲート117の2つの入力はすべてL
レベルとなり、出力もLレベルとなり、スイツチ
111はOFF、インバータ112を通つた信号
はHレベルとなるので、スイツチ110はONと
なり、PLLのループが構成される。この時、位
相も周波数もほぼ一致した状態でループスイツチ
110が投入されるから同期引込みは瞬時に達成
される。逆に位相が一致していない場合には何ら
かの手段で固定分周器108あるいは可変分周器
105の出力の位相を変化させ、位相差がなくな
るような状態でPLL動作に復帰しなければなら
ない。第2図の実施例では固定分周回路108の
位相を変化させる例を示している。 TCXO107と固定分周回路108間に挿入
されるスイツチ121は通常はON状態で、パネ
ル発生器120が動作している時ON/OFFを繰
り返す動作をする。パルス発生器120は、ルー
プ切替信号の立下り(PLL復帰時)にトリガー
される単安定マルチバイブレータ122の出力と
ORゲート117の出力をインバータ123で反
転した信号の論理積をANDゲート124でとつ
て得られる信号で制御される。この制御は切替時
に位相が一致しない時間だけHレベルとなり、こ
の期間だけパルス発生器120は動作する。いま
パルス発生器120の繰り返し周期を適切に選ぶ
と、スイツチON時にPD113で観測する位相
誤差は、時間的にほぼ直線的に変化するため、位
相差がほぼ零となる時間が必ず存在できるように
することができ、その時点でPLLループスイツ
チ110を投入することが可能となる。以下、さ
らに詳しく説明すると、パルス発生器120の繰
返し周期はTCXO107のそれよりも十分大き
く(100〜1000倍程度)、またそのパルス幅は
TCXO107の繰返し周期の2倍以上に選ぶ。
そして、PLL時(かつ、非同期時)にANDゲー
ト124の出力がLレベルになると、パルス発生
器120はパルスを発生する。そして、スイツチ
121は、パルス発生器120の当該パルスを入
力することで、開閉動作を行い、一方、パルス発
生器120が動作していない状態(パルスを発生
しない状態)で、スイツチ121はON(閉)状
態となつている。 従つて、パルス発生器120が動作していない
状態では、固定分周回路108への入力端には
TCXO107からの連続した周期の信号が送出
される。逆に、パルス発生器120が動作する
と、固定分周回路108への入力端には信号が間
引かれた不連続状態の信号が送出される。 さて、固定分周回路108は待受け型のカウン
タであるから、入力されたパルスの数Nをカウン
トした後にパルス信号を発生する。 よつて、パルス発生器120が動作していない
状態での固定分周回路108の出力パルス周期を
T0(すなわち、固定分周回路108は、T0周期
で、1パルスを発生)とすると、パルス発生器1
20が動作した場合、当該固定分周回路108に
対する周期は入力が間引かれるために、T0+ΔT
(但し、ΔT〓T0)だけ周期が長くなる。そのた
め、TCXO107と可変分周回路105との実
際の位相差、すなわち時間遅れを「τ」とし、ポ
ルス発生器120を上述の如く動作させれば、当
該位相差は時間に比例して縮まり、「τ/ΔT」
サイクル後には両者の時間遅れを解消、すなわち
位相を一致させることができる。 以下、具体的な数値により第3図を用いて説明
する。説明を簡単にするために、例えば、 固定分周回路108の出力パルス周期を T0=10μS(マイクロ・セカンド) [=1KHz(キロ・ヘルツ)]、 固定分周回路108と可変分周回路105との
実際の位相差、すなわち時間遅れを τ=3μS(マイクロ・セカンド) そして、パルス発生器120が動作した場合、
固定分周回路108の入力を間引くことにより生
じる周期の変化を ΔT=1μS(マイクロ・セカンド) とする。 以上のような条件において、パルス発生器1
20が動作していない状態(PLL時であつて、
かつ零位相の場合。及び非PLL時。)では、固
定分周回路108への入力端には、第3図aに
示すようなTCXO107からの連続した周期
の信号(第3図aでは、その信号周期を1μSと
する)が送出される。ここで、固定分周回路1
08は上述の如く、待受け型のカウンタである
から、TCXO107から送出されたパルスの
数N=10(1〜10,11〜20,21〜30)個をカウ
ントした後、第3図bに示すようなパルス信号
B,C,Dを発生する。すなわち、固定分周回
路108の出力パルス周期はT0=10μSとなつ
ている。 次に、パルス発生器120が動作する状態
(PLL時、かつ非零位相の場合)であつて、例
えば第3図b、同図cに示すように、固定分周
回路108と可変分周器105の出力間で3μS
の位相差があつた際、パルス発生回路120が
スイツチ121に対する断続動作を開始する。
すなわち、第3図dに示すように、パルス信号
Iを発生し、スイツチ121を「開」状態にし
てTCXO107のパルス信号「1」を間引く。
そのため、固定分周回路108はTCXO10
7のパルス信号「11」を入力して初めてN=10
のパルス数をカウントするので、この時点で第
3図eに示すようにパルス信号Lを発生する。
このようなパルス発生器120の作用により、
固定分周回路108の出力パルス周期は、見か
け上、 T0′=T0+ΔT =10+1=11μS となる。そして、このパルス信号Lを発生した
時点での固定分周回路108と可変分周回路1
05と位相差、すなわち時間遅れは3μSから
2μSに縮まる(1サイクル目)。 以下、同様にパルス発生器120はそれぞれパ
ルス信号J,Kを発生して、TCXO107のパ
ルス信号「12」、「23」をそれぞれ間引いて固定分
周回路108にカウントをさせる(2サイクル
目、3サイクル目のM,N)ことで、TCXO1
07のパルス信号「33」が出力される時点で、固
定分周回路108と可変分周回路105と位相差
は解消され、位相が一致する。 なお、以下、スイツチ110,111、121
を制御する各論理回路、すなわちインバータ11
2,116,123,OR回路117、単安定マ
ルチバイブレータ123、パルス発生器120の
動作論理表を示しておく。同表においては、パル
ス発生器120は非PLL時では図示しない制御
手段によりパルス発生動作を強制的に停止状態に
されているため、当該状態を示す欄においては
「−」で示している。また、単安定マルチバイブ
レータ123は、切替信号端子に入力される切替
信号がPLL時にHレベルからLレベルに変化す
る際に、当該PLL時間中をカバーする十分長い
パルスを発生するものとする。
【表】 以上は固定分周回路出力の位相をシフトさせる
方法であるが、可変分周回路105の出力の位相
シフトも同様な方法で実現可能である。 なお以上述べた切替時の制御回路は、ほとんど
すべて低消費電力が可能なCMOS等のデバイス
で構成できる。 発明の効果 以上述べたように本発明は、PLL動作、非
PLL動作を行う方式の低消費電力シンセサイザ
の非PLLからPLL動作切替時の位相同期状態へ
の引込みを瞬時に、かつ安定に行うものであり、
無線機の誤動作を防止するうえで、その価値は極
めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のPLL方式の周波数シンセサイ
ザのブロツク結線図、第2図は本発明の一実施例
における周波数シンセサイザのブロツク結線図、
第3図は同周波数シンセサイザの要部波形図であ
る。 101……電圧制御発振器、105……可変分
周回路、106,113……位相比較器、107
……水晶発振器、110,111,121……ス
イツチ回路、114……電圧保持回路、120…
…パルス発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧により制御される、発振源としての第1
    の発振器、 前記第1の発振器の出力を分周するプリスケラ
    ー、 前記プリスケラーの出力を指定チヤンネルに応
    じて分周する第1の分周器、 基準信号源としての第2の発振器、 前記第2の発振器の出力を分周する第2の分周
    器、 前記第1、第2の分周器の、双方の出力の位相
    を比較する第1の位相比較器、 前記第1の位相比較器の出力を積分し、その積
    分値である電圧を前記第1の発振器に印加するル
    ープフイルター、 前記第1の位相比較器から前記ループフイルタ
    ーに印加される電圧を保持する電圧保持回路、 前記第1の位相比較器に入力される前記第1、
    第2の分周器の、双方の出力の周波数、位相を一
    致させるように制御するループ制御手段とにより
    電気的な接続がループ系を形成する位相同期ルー
    プ装置を有し、当該ループ系を形成するPLL時
    と当該ループ系を切断する非PLL時とを周期的
    に繰り返して間欠動作を行なう周波数シンセサイ
    ザにおいて、 前記ループ制御手段は、 前記PLL時と非PLL時との切替信号である
    PLL時信号と非PLL時信号とを入力する切替信
    号入力手段と、 前記第1、第2の分周器の、双方の出力の位相
    を比較する第2の位相比較器と、 前記第2の位相比較器により前記第1、第2の
    分周器の出力の位相の一致、不一致を検出して、
    当該位相の位相一致信号、及び位相不一致信号を
    出力する零位相検出手段と、 前記ループフイルターと前記第1の位相比較器
    との間に設けられ、前記位相同期ループ装置内の
    ループ系を電気的に接続・切断する第1のスイツ
    チ手段と、 前記ループフイルターと前記電圧保持回路との
    間に設けられ、当該電圧保持回路に保持されてい
    る電圧値を前記ループフイルターに印加する電圧
    印加系を電気的に接続・切断する第2のスイツチ
    手段と、 前記第2の発振器と前記第2の分周器との間に
    設けられ、前記第2の発振器の出力を前記第2の
    分周器に対し断続動作をして供給することで、当
    該第2の分周器における分周を変化させる第3の
    スイツチ手段と、 前記零位相検出手段からの位相不一致信号と、
    前記切替信号入力手段からのPLL時信号とを検
    出した時には、前記第1のスイツチ手段を切断、
    前記第2のスイツチ手段を接続、前記第3のスイ
    ツチ手段を断続動作させ、 また、前記零位相検出手段からの位相一致信号
    と、前記切替信号入力手段からのPLL時信号と
    を検出した時には、前記第1のスイツチ手段を接
    続、前記第2のスイツチ手段を切断、前記第3の
    スイツチ手段を接続させ、 さらに、前記切替信号入力手段からの非PLL
    時信号を検出した時には、前記第1のスイツチ手
    段を切断、前記第2のスイツチ手段を接続、前記
    第3のスイツチ手段を接続させることで、非
    PLLからPLL動作切替時の位相同期状態への引
    き込みを安定して行える如く制御を行なうするス
    イツチ制御手段と を具備することを特徴とする周波数シンセサイ
    ザ。
JP59105006A 1984-05-23 1984-05-23 周波数シンセサイザ Granted JPS60248022A (ja)

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JP59105006A JPS60248022A (ja) 1984-05-23 1984-05-23 周波数シンセサイザ

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JPS60248022A JPS60248022A (ja) 1985-12-07
JPH0472413B2 true JPH0472413B2 (ja) 1992-11-18

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JP59105006A Granted JPS60248022A (ja) 1984-05-23 1984-05-23 周波数シンセサイザ

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