JPH0650819B2 - 周波数シンセサイザ - Google Patents
周波数シンセサイザInfo
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- JPH0650819B2 JPH0650819B2 JP59070203A JP7020384A JPH0650819B2 JP H0650819 B2 JPH0650819 B2 JP H0650819B2 JP 59070203 A JP59070203 A JP 59070203A JP 7020384 A JP7020384 A JP 7020384A JP H0650819 B2 JPH0650819 B2 JP H0650819B2
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Links
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/0802—Details of the phase-locked loop the loop being adapted for reducing power consumption
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/16—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/18—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
- H03L7/197—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between numbers which are variable in time or the frequency divider dividing by a factor variable in time, e.g. for obtaining fractional frequency division
- H03L7/199—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between numbers which are variable in time or the frequency divider dividing by a factor variable in time, e.g. for obtaining fractional frequency division with reset of the frequency divider or the counter, e.g. for assuring initial synchronisation
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超高周波多チャンネル携帯型FM無線機、特に
それに用いられる周波数シンセサイザに関するもので、
無線機の低消費電力化に利用されるものである。
それに用いられる周波数シンセサイザに関するもので、
無線機の低消費電力化に利用されるものである。
従来例の構成とその問題点 最近、800〜900MHz帯多チャンネル移動通信が実
用化され、さらに携帯化への努力がなされている。この
ためには無線機の低消費電力化を図る事が最大の問題で
ある。無線機は多チャンネル化されており、周波数シン
セサイザを搭載し、高安定な局発源を構成してチャンネ
ル選択を行なう。しかし待受け時においても、この周波
数シンセサイザは常に動作しているため、待受け時の消
費電力を低減するには、シンセサイザの低消費電力化が
重要な問題となる。
用化され、さらに携帯化への努力がなされている。この
ためには無線機の低消費電力化を図る事が最大の問題で
ある。無線機は多チャンネル化されており、周波数シン
セサイザを搭載し、高安定な局発源を構成してチャンネ
ル選択を行なう。しかし待受け時においても、この周波
数シンセサイザは常に動作しているため、待受け時の消
費電力を低減するには、シンセサイザの低消費電力化が
重要な問題となる。
第1図および第2図を用いて従来の無線機、周波数シン
セサイザについて述べる。
セサイザについて述べる。
第1図はFM方式無線機受信部の代表的なブロック図で
あり、アンテナで受信された信号は受信信号端子101
に入力されRF増巾器102で増巾されたあと、第1ミ
キサ103に入力される。第1ミキサ103の他の入力
端子には第1局部発振器104が接続されており、その
出力は第1IFフィルタ105に入力される。通常この第
1局発源104は周波数シンセサイザが利用され、その
周波数を指定して通話チャンネルを選択する構成となっ
ている。第1IF信号は、第2ミキサ106に入り第2局
部固定発振器107の出力と混合され、その出力はIF
フィルタ108に入力されたあとIF増巾器109、振
巾制限回路110、FM検波器111を通ってFM復調さ
れる。この受信部は、自動車電話等の場合は同時送受信
を行なっているため通話時も待受け時も常に動作してい
る部分である。受信部には多くの回路が含まれている
が、消費電力の50〜70%は第1局発104に用いら
れる周波数シンセサイザで占められる。
あり、アンテナで受信された信号は受信信号端子101
に入力されRF増巾器102で増巾されたあと、第1ミ
キサ103に入力される。第1ミキサ103の他の入力
端子には第1局部発振器104が接続されており、その
出力は第1IFフィルタ105に入力される。通常この第
1局発源104は周波数シンセサイザが利用され、その
周波数を指定して通話チャンネルを選択する構成となっ
ている。第1IF信号は、第2ミキサ106に入り第2局
部固定発振器107の出力と混合され、その出力はIF
フィルタ108に入力されたあとIF増巾器109、振
巾制限回路110、FM検波器111を通ってFM復調さ
れる。この受信部は、自動車電話等の場合は同時送受信
を行なっているため通話時も待受け時も常に動作してい
る部分である。受信部には多くの回路が含まれている
が、消費電力の50〜70%は第1局発104に用いら
れる周波数シンセサイザで占められる。
第2図は無線機に用いられる従来の代表的な位相同期
(以下、PLLと略す。)形周波数シンセサイザのブロ
ック構成図である。発振源は電圧制御発振器(VCO)
201であり、この出力は電力分配器202で局発出力
(ミキサ入力)とプリスケーラ入力とに分けられる。プ
リスケーラ204は通常ECL型のスワローカウンタを用
いる。この出力は可変分周器205を通ったあと位相比
較器(以下、P.Dと略す。)206の1つの入力とな
る。又、温度補償水晶発振器(以下、TCXOと略
す。)207の出力は固定分周器208を通り基準信号
としてP.D206に加えられ、可変分周器205から
の信号と位相比較され、その出力はループフィルタ20
9を通ったあと制御電圧としてVCO201に加えられ
る。可変分周器205はその分周数をチャンネル指定信
号端子211を通して加えられる信号で可変でき、VCO
201の出力周波数を選択できるようになっている。
(以下、PLLと略す。)形周波数シンセサイザのブロ
ック構成図である。発振源は電圧制御発振器(VCO)
201であり、この出力は電力分配器202で局発出力
(ミキサ入力)とプリスケーラ入力とに分けられる。プ
リスケーラ204は通常ECL型のスワローカウンタを用
いる。この出力は可変分周器205を通ったあと位相比
較器(以下、P.Dと略す。)206の1つの入力とな
る。又、温度補償水晶発振器(以下、TCXOと略
す。)207の出力は固定分周器208を通り基準信号
としてP.D206に加えられ、可変分周器205から
の信号と位相比較され、その出力はループフィルタ20
9を通ったあと制御電圧としてVCO201に加えられ
る。可変分周器205はその分周数をチャンネル指定信
号端子211を通して加えられる信号で可変でき、VCO
201の出力周波数を選択できるようになっている。
このような構成において、700〜1000MHz帯のシ
ンセサイザを実現するとすれば、現状においてはVCO
201:20mA,プリスケーラ204:20〜30m
A,PLL用LSI(第2図の破線部210):5m
A,TCXO207:〜5mAで総計50〜60mAの
消費電流となる。すなわち信号源(VCO201)より
も、周波数制御系での消費電力の方が大きいという欠点
を有していた。
ンセサイザを実現するとすれば、現状においてはVCO
201:20mA,プリスケーラ204:20〜30m
A,PLL用LSI(第2図の破線部210):5m
A,TCXO207:〜5mAで総計50〜60mAの
消費電流となる。すなわち信号源(VCO201)より
も、周波数制御系での消費電力の方が大きいという欠点
を有していた。
発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、無線機の待受け時に位相周期
形周波数シンセサイザを間欠的に動作させ、待受け時の
平均消費電流を大巾に低減するとともに、位相同期ルー
プが形成されない場合においても十分な周波数安定度を
確保する周波数シンセサイザを提供しようとするもので
ある。
形周波数シンセサイザを間欠的に動作させ、待受け時の
平均消費電流を大巾に低減するとともに、位相同期ルー
プが形成されない場合においても十分な周波数安定度を
確保する周波数シンセサイザを提供しようとするもので
ある。
発明の構成 本発明は、 発振源としての第1の発振器と、 前記第1の発振器の出力を分周するプリスケーラと、 前記プリスケーラの出力を指定チャンネルに応じて分周
する第1の分周器と、 基準信号源としての第2の発振器と、 前記第2の発振器の出力を分周する第2の分周器と、 前記第1、第2の分周器の出力の位相を比較する位相比
較器と、 前記位相比較器の出力を積分するループフィルターと、 前記位相比較器と前記ループフィルターとの間に設けら
れ、当該位相比較器から当該ループフィルターへの出力
を切断することによりループ切断状態とし、一方当該位
相比較器から当該ループフィルターへの出力を接続する
ことによりループ接続状態とするスイッチ回路と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に前記ループフィ
ルターの出力である保持電圧値の電圧変化を補償する如
く、当該補償の傾きを持つ電圧を制御信号として出力す
るランプ信号発生器と、 一端に前記ループフィルターの出力を入力するととも
に、他端に前記ランプ信号発生器からの制御信号が前記
スイッチ回路のループ切断状態時に印加され、演算増幅
を行って前記第1の発振器を制御する演算増幅器と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に少なくとも前記
プリスケーラ、第1、第2の分周器、位相比較器、ある
いは第2の発振器の電源を切断する電源切断手段と、 前記スイッチ回路のループ接続状態開始時に前記電源切
断手段が行った電源切断の復帰を所定の順序に従って実
行する電源復帰手段とを設けることにより、上記目的を
達するものである。
する第1の分周器と、 基準信号源としての第2の発振器と、 前記第2の発振器の出力を分周する第2の分周器と、 前記第1、第2の分周器の出力の位相を比較する位相比
較器と、 前記位相比較器の出力を積分するループフィルターと、 前記位相比較器と前記ループフィルターとの間に設けら
れ、当該位相比較器から当該ループフィルターへの出力
を切断することによりループ切断状態とし、一方当該位
相比較器から当該ループフィルターへの出力を接続する
ことによりループ接続状態とするスイッチ回路と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に前記ループフィ
ルターの出力である保持電圧値の電圧変化を補償する如
く、当該補償の傾きを持つ電圧を制御信号として出力す
るランプ信号発生器と、 一端に前記ループフィルターの出力を入力するととも
に、他端に前記ランプ信号発生器からの制御信号が前記
スイッチ回路のループ切断状態時に印加され、演算増幅
を行って前記第1の発振器を制御する演算増幅器と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に少なくとも前記
プリスケーラ、第1、第2の分周器、位相比較器、ある
いは第2の発振器の電源を切断する電源切断手段と、 前記スイッチ回路のループ接続状態開始時に前記電源切
断手段が行った電源切断の復帰を所定の順序に従って実
行する電源復帰手段とを設けることにより、上記目的を
達するものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について説明する。
第3図は本発明の一実施例における周波数シンセサイザ
のブロック構成を示すものである。
のブロック構成を示すものである。
第3図において、無線機に用いられるPLL型周波数シ
ンセサイザにおける電圧制御発振器(以下、VCOと略
す。)301の出力は電力分配器302により分配され、
一方の出力は局発出力端子303を通じ送信及び受信機へ
供給される。他方の出力はプリスケーラ304により分
周され、可変分周器305に入力される。可変分周器3
05は無線機制御部より出力されるシンセサイザ制御信
号306により指定チャンネル相当の分周数が設定さ
れ、プリスケーラ304の出力を分周し、位相比較器
(以下、P.Dと略す。)307へ入力する。他方、基
準信号は温度補償水晶発振器(以下、TCXOと略
す。)308の出力を固定分周器309により分周し
P.D307の他方の入力となる。P.D307の出力
はループフィルタ310を通じ雑音等を除去、直流化し、
VCO301への制御電圧とする。低消費電力化を図る
ためPLL動作を間欠的に行なわせるためには、前記、VCO
301への制御電圧を常に一定にかつ安定に供給しつづ
ける必要がある。間欠PLL動作のためループ切断用ス
イッチ311をP.D307とループフィルタ310と
の間、またはループフィルタ内に直列に接続する。この
ループ切断用スイッチ311がOFFの時、VCO30
1の制御電圧は第4図に示すような電圧変化となる。な
お第4図中に示すa,bの傾きはそれぞれの間欠動作形
周波数シンセサイザにより定まるもので、主な原因とし
てはループ切断用スイッチ311からのリーク、VCO
301の制御端子からのリークが考えられる。本発明の
特徴として、この制御電圧の変化を補正するためループ
フィルタ310とVCO301との間に演算増巾器31
2を設けている。そしてその演算増巾器312の一端
へ、ループ切断信号を入力するランプ信号発生器313
から、第4図に示した電圧傾斜と同じ傾きを持つ信号が
印加されている。そのため、VCO301に加わる制御
電圧を一定にする事ができる。さらにはループフィルタ
310の出力に演算増巾器312を用いる事によりルー
プフィルタ310内に保持された電荷の漏えいが少くな
く制御電圧変化を小さくすることができる。また補正電
圧を演算増巾器312を用いて加えるため、直接的なル
ープフィルタ310への影響を少くなくする事ができ
る。なおループ切断用スイッチ311の制御は無線機制
御部からの制御信号により行なわれるが、実際のループ
切断はP.D307の出力がない時点で行なう必要があ
り、そのため固定分周器309の出力と前記無線機制御
部からの制御とでループ切断制御器314によりループ
切断信号を発生し、ループ切断用スイッチ311、ラン
プ信号発生器313を制御する。さらに低消費電力化の
ためループ切断後、ループ切断制御器314によりプリ
スケーラ304、TCXO308、PLL用LSI315
(可変および固定分周器305,309、P.D307
を含む)の電源供給を止める。なお、電源供給が断続す
ることによりTCXO308出力が安定しない場合には
TCXO308の電源切断は行なわない。このような電
源供給を行なうことにより低消費電力で安定した間欠形
PLLシンセサイザ動作を可能とする。
ンセサイザにおける電圧制御発振器(以下、VCOと略
す。)301の出力は電力分配器302により分配され、
一方の出力は局発出力端子303を通じ送信及び受信機へ
供給される。他方の出力はプリスケーラ304により分
周され、可変分周器305に入力される。可変分周器3
05は無線機制御部より出力されるシンセサイザ制御信
号306により指定チャンネル相当の分周数が設定さ
れ、プリスケーラ304の出力を分周し、位相比較器
(以下、P.Dと略す。)307へ入力する。他方、基
準信号は温度補償水晶発振器(以下、TCXOと略
す。)308の出力を固定分周器309により分周し
P.D307の他方の入力となる。P.D307の出力
はループフィルタ310を通じ雑音等を除去、直流化し、
VCO301への制御電圧とする。低消費電力化を図る
ためPLL動作を間欠的に行なわせるためには、前記、VCO
301への制御電圧を常に一定にかつ安定に供給しつづ
ける必要がある。間欠PLL動作のためループ切断用ス
イッチ311をP.D307とループフィルタ310と
の間、またはループフィルタ内に直列に接続する。この
ループ切断用スイッチ311がOFFの時、VCO30
1の制御電圧は第4図に示すような電圧変化となる。な
お第4図中に示すa,bの傾きはそれぞれの間欠動作形
周波数シンセサイザにより定まるもので、主な原因とし
てはループ切断用スイッチ311からのリーク、VCO
301の制御端子からのリークが考えられる。本発明の
特徴として、この制御電圧の変化を補正するためループ
フィルタ310とVCO301との間に演算増巾器31
2を設けている。そしてその演算増巾器312の一端
へ、ループ切断信号を入力するランプ信号発生器313
から、第4図に示した電圧傾斜と同じ傾きを持つ信号が
印加されている。そのため、VCO301に加わる制御
電圧を一定にする事ができる。さらにはループフィルタ
310の出力に演算増巾器312を用いる事によりルー
プフィルタ310内に保持された電荷の漏えいが少くな
く制御電圧変化を小さくすることができる。また補正電
圧を演算増巾器312を用いて加えるため、直接的なル
ープフィルタ310への影響を少くなくする事ができ
る。なおループ切断用スイッチ311の制御は無線機制
御部からの制御信号により行なわれるが、実際のループ
切断はP.D307の出力がない時点で行なう必要があ
り、そのため固定分周器309の出力と前記無線機制御
部からの制御とでループ切断制御器314によりループ
切断信号を発生し、ループ切断用スイッチ311、ラン
プ信号発生器313を制御する。さらに低消費電力化の
ためループ切断後、ループ切断制御器314によりプリ
スケーラ304、TCXO308、PLL用LSI315
(可変および固定分周器305,309、P.D307
を含む)の電源供給を止める。なお、電源供給が断続す
ることによりTCXO308出力が安定しない場合には
TCXO308の電源切断は行なわない。このような電
源供給を行なうことにより低消費電力で安定した間欠形
PLLシンセサイザ動作を可能とする。
さらに待受けチャンネル受信時に受信部316内に持つ
受信レベル検出器317により一定受信レベルがある場
合のみ上記間欠動作を行なうことにより、より安定した
PLL間欠周波数シンセサイザ動作を可能とする。
受信レベル検出器317により一定受信レベルがある場
合のみ上記間欠動作を行なうことにより、より安定した
PLL間欠周波数シンセサイザ動作を可能とする。
第5図,第6図,第7図のそれぞれにランプ信号発生手
段の他の実施例を示す。
段の他の実施例を示す。
第5図に示すランプ信号発生回路はVCO301の制御電
圧変化にほぼ比例する傾きを持つ電圧を演算増巾器に印
加し制御電圧の変化を補正するものである。演算増巾器
501はループフィルタ310の出力を、コンデンサ5
02により直流成分除去した信号(制御電圧の変化分)
を抵抗503を介して入力し、抵抗504,505で定め
られる増巾度で増巾されループ内演算増巾器506に入
力される。演算増巾器506の他端入力端子にはループ
フィルタ310からの出力が抵抗507を介して入力さ
れる。この結果、出力電圧は制御電圧変化分を補正し、
抵抗508,509により定められる増巾度で増巾され
VCO301に加えられる。
圧変化にほぼ比例する傾きを持つ電圧を演算増巾器に印
加し制御電圧の変化を補正するものである。演算増巾器
501はループフィルタ310の出力を、コンデンサ5
02により直流成分除去した信号(制御電圧の変化分)
を抵抗503を介して入力し、抵抗504,505で定め
られる増巾度で増巾されループ内演算増巾器506に入
力される。演算増巾器506の他端入力端子にはループ
フィルタ310からの出力が抵抗507を介して入力さ
れる。この結果、出力電圧は制御電圧変化分を補正し、
抵抗508,509により定められる増巾度で増巾され
VCO301に加えられる。
第6図は周波数シンセサイザのチャンネル指定値により
決まる傾きを持つ電圧を発生するもので、指定チャンネ
ルコード信号601を入力とするD/Aコンバータ60
2の出力電圧は電圧可変形抵抗器603を制御する。演
算増巾器604の増巾度は抵抗605と上記電圧可変形
抵抗器値により決定される。抵抗606とコンデンサ6
07により一定勾配のランプ信号が発生され演算増巾器
により指定チャンネル相当の傾きを持つランプ波に変換
される。スイッチ608,609は前記ループ切断信号
により駆動されるもので、スイッチ608はループ切断
時にONし、抵抗606、コンデンサ607による積分
回路に電流を供給する。一方スイッチ609はPLLル
ープ形成時にONし、コンデンサ607の電荷を放電す
るとともにランプ信号発生回路出力をゼロとしてPLL
ループへの影響をなくす。なお抵抗606に接続される
電源は他に一定電位のものであれば良い。
決まる傾きを持つ電圧を発生するもので、指定チャンネ
ルコード信号601を入力とするD/Aコンバータ60
2の出力電圧は電圧可変形抵抗器603を制御する。演
算増巾器604の増巾度は抵抗605と上記電圧可変形
抵抗器値により決定される。抵抗606とコンデンサ6
07により一定勾配のランプ信号が発生され演算増巾器
により指定チャンネル相当の傾きを持つランプ波に変換
される。スイッチ608,609は前記ループ切断信号
により駆動されるもので、スイッチ608はループ切断
時にONし、抵抗606、コンデンサ607による積分
回路に電流を供給する。一方スイッチ609はPLLル
ープ形成時にONし、コンデンサ607の電荷を放電す
るとともにランプ信号発生回路出力をゼロとしてPLL
ループへの影響をなくす。なお抵抗606に接続される
電源は他に一定電位のものであれば良い。
また、電圧可変形抵抗器603は図中のFETの他か、
印加電圧によって抵抗値が変化するものであれば良い。
さらに抵抗605と電圧可変形抵抗器603はVCO制
御電圧の傾きが指定チャンネルの増減により逆になる場
合に置換えれば良い。
印加電圧によって抵抗値が変化するものであれば良い。
さらに抵抗605と電圧可変形抵抗器603はVCO制
御電圧の傾きが指定チャンネルの増減により逆になる場
合に置換えれば良い。
第7図はVCO301の制御電圧により決まる傾きを持
つ電圧を発生するもので、ループフィルタ310の出力
信号(制御電圧)の一方は演算増巾器702を通してV
CO301に加えられる。他方はサンプルホールド回路
703に入力され、ループ切断信号によりループ切断時
にVCO制御電圧を保持する。この動作により制御電圧
によって傾きの定まる電圧を発生することが可能とな
る。なお、一点鎖線で囲まれる電圧発生回路700は第
6図の一点鎖線で示した構成600と同一であるので、
その説明は省略する。
つ電圧を発生するもので、ループフィルタ310の出力
信号(制御電圧)の一方は演算増巾器702を通してV
CO301に加えられる。他方はサンプルホールド回路
703に入力され、ループ切断信号によりループ切断時
にVCO制御電圧を保持する。この動作により制御電圧
によって傾きの定まる電圧を発生することが可能とな
る。なお、一点鎖線で囲まれる電圧発生回路700は第
6図の一点鎖線で示した構成600と同一であるので、
その説明は省略する。
以上のような制御電圧補正回路を用いることにより、安
定な周波数シンセサイザの間欠動作を可能とする。
定な周波数シンセサイザの間欠動作を可能とする。
なお、上述の如く、ループ切断用スイッチ311からの
リーク、VCO301の制御端子からのリーク等に対
し、本発明の制御電圧は一定に変化させるがための構成
の説明を行ってきたが、厳密には、制御電圧は時定数を
持って放電することからそのような構成で一定に変化さ
せることができないと一般的に考えることができる。ま
た、ループ切断時の制御電圧は可変分周器305の分周
値によって変化するため、単に一定の傾きの電圧を印加
しても制御電圧の正確な補正にならないと一般的に考え
ることができる。
リーク、VCO301の制御端子からのリーク等に対
し、本発明の制御電圧は一定に変化させるがための構成
の説明を行ってきたが、厳密には、制御電圧は時定数を
持って放電することからそのような構成で一定に変化さ
せることができないと一般的に考えることができる。ま
た、ループ切断時の制御電圧は可変分周器305の分周
値によって変化するため、単に一定の傾きの電圧を印加
しても制御電圧の正確な補正にならないと一般的に考え
ることができる。
しかし、高インピーダンスのオペアンプ、リークが比較
的少ないコンデンサを用いることで、時定数を1秒程度
で実現できる。具体的には、リーク抵抗500kΩ,容
量2μFを用いるとすれば、 時定数τ=CR =500×103×2×10-6 =1.0sec となる。よって、ループ・オープン時間を100mS以下
に選ぶと、この時間内で近似的には「一定に放電する」
と表現できる(なお、PLLの引き込み時間は10mSで
達成できると仮定すれば、 ON時間=10mS、OFF時間=100mSとして、
「1:10」の間欠動作が可能となり、約1/10の省電力
化が実現できる)。
的少ないコンデンサを用いることで、時定数を1秒程度
で実現できる。具体的には、リーク抵抗500kΩ,容
量2μFを用いるとすれば、 時定数τ=CR =500×103×2×10-6 =1.0sec となる。よって、ループ・オープン時間を100mS以下
に選ぶと、この時間内で近似的には「一定に放電する」
と表現できる(なお、PLLの引き込み時間は10mSで
達成できると仮定すれば、 ON時間=10mS、OFF時間=100mSとして、
「1:10」の間欠動作が可能となり、約1/10の省電力
化が実現できる)。
また、分周値に対応する電圧は、ループフィルタ(を形
成するコンデンサ)に保持されているため、その差分だ
け電圧を補償すればよいこととなる。よって、一定の電
圧を印加すれば補正は可能となる。しかし、厳密な補正
を実施しようとするならば、第6図に示すように電圧の
傾きを、当該分周値によって変化させるようにしても良
い。
成するコンデンサ)に保持されているため、その差分だ
け電圧を補償すればよいこととなる。よって、一定の電
圧を印加すれば補正は可能となる。しかし、厳密な補正
を実施しようとするならば、第6図に示すように電圧の
傾きを、当該分周値によって変化させるようにしても良
い。
発明の効果 以上に述べたように本発明は、無線機の待受け時にPL
L動作形周波数シンセサイザを間欠的に動作させ、待受
け時の平均消費電流を大巾に低減するとともに、PLL
ループが形成されない場合でも十分な周波数安定度を確
保することのでき、その効果は大なるものがある。
L動作形周波数シンセサイザを間欠的に動作させ、待受
け時の平均消費電流を大巾に低減するとともに、PLL
ループが形成されない場合でも十分な周波数安定度を確
保することのでき、その効果は大なるものがある。
第1図は従来の無線機受信部のブロック結線図、第2図
は同要部の周波数シンセサイザのブロック結線図、第3
図は本発明の一実施例における周波数シンセサイザのブ
ロック結線図、第4図はVCO制御電圧のループ切断によ
る変化を示す特性図、第5図,第6図,第7図は同周波
数シンセサイザにおけるランプ信号発生手段の他の実施
例を示す回路図である。 301……VCO、302……電力分配器、303……
局発出力端子、304……プリスケーラ、305……可
変分周器、307……位相比較器、308……TCX
O、310……ループフィルタ、306……周波数シン
セサイザ制御信号、311……ループ切断用スイッチ、
314……ループ切断制御器、315……PLL用LS
I、316……受信部、317……レベル検出器、31
2,501,506,604,702……演算増巾器、
503,607……コンデンサ、504,505,50
7,508,605,606……抵抗、602……D/
Aコンバータ、603……電圧可変形抵抗、608,6
09……スイッチ、703……サンプルホールド回路。
は同要部の周波数シンセサイザのブロック結線図、第3
図は本発明の一実施例における周波数シンセサイザのブ
ロック結線図、第4図はVCO制御電圧のループ切断によ
る変化を示す特性図、第5図,第6図,第7図は同周波
数シンセサイザにおけるランプ信号発生手段の他の実施
例を示す回路図である。 301……VCO、302……電力分配器、303……
局発出力端子、304……プリスケーラ、305……可
変分周器、307……位相比較器、308……TCX
O、310……ループフィルタ、306……周波数シン
セサイザ制御信号、311……ループ切断用スイッチ、
314……ループ切断制御器、315……PLL用LS
I、316……受信部、317……レベル検出器、31
2,501,506,604,702……演算増巾器、
503,607……コンデンサ、504,505,50
7,508,605,606……抵抗、602……D/
Aコンバータ、603……電圧可変形抵抗、608,6
09……スイッチ、703……サンプルホールド回路。
Claims (6)
- 【請求項1】発振源としての第1の発振器と、 前記第1の発振器の出力を分周するプリスケーラと、 前記プリスケーラの出力を指定チャンネルに応じて分周
する第1の分周器と、 基準信号源としての第2の発振器と、 前記第2の発振器の出力を分周する第2の分周器と、 前記第1、第2の分周器の出力の位相を比較する位相比
較器と、 前記位相比較器の出力を積分するループフィルターと、 前記位相比較器と前記ループフィルターとの間に設けら
れ、当該位相比較器から当該ループフィルターへの出力
を切断することによりループ切断状態とし、一方当該位
相比較器から当該ループフィルターへの出力を接続する
ことによりループ接続状態とするスイッチ回路と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に前記ループフィ
ルターの出力である保持電圧値の電圧変化を補償する如
く、当該補償の傾きを持つ電圧を制御信号として出力す
るランプ信号発生器と、 一端に前記ループフィルターの出力を入力するととも
に、他端に前記ランプ信号発生器からの制御信号が前記
スイッチ回路のループ切断状態時に印加され、演算増幅
を行って前記第1の発振器を制御する演算増幅器と、 前記スイッチ回路のループ切断状態時に少なくとも前記
プリスケーラ、第1、第2の分周器、位相比較器、ある
いは第2の発振器の電源を切断する電源切断手段と、 前記スイッチ回路のループ接続状態開始時に前記電源切
断手段が行った電源切断の復帰を所定の順序に従って実
行する電源復帰手段と を具備する周波数シンセサイザ。 - 【請求項2】第1の発振器は電圧制御発振器であり、第
2の発振器は温度補償水晶発振器であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項3】第1の分周器は可変分周器であり、第2の
分周器は固定分周器であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項4】ランプ信号発生器は、第1の発振器の制御
電圧変化にほぼ比例する補償の傾きを持つ電圧を演算増
幅器に印加することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項5】ランプ信号発生器は、指定チャンネルの値
により決まる補償の傾きを持つ電圧を演算増幅器に印加
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の周波
数シンセサイザ。 - 【請求項6】ランプ信号発生器は、第1の発振器の制御
電圧により決まる補償の傾きを持つ電圧を演算増幅器に
印加することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
周波数シンセサイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070203A JPH0650819B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 周波数シンセサイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070203A JPH0650819B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 周波数シンセサイザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60214117A JPS60214117A (ja) | 1985-10-26 |
JPH0650819B2 true JPH0650819B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=13424724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59070203A Expired - Lifetime JPH0650819B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 周波数シンセサイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650819B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2750580B2 (ja) * | 1988-08-11 | 1998-05-13 | 東洋通信機株式会社 | データ受信機の局部発振方式 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5866423A (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フエ−ズロツクル−プ回路 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP59070203A patent/JPH0650819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60214117A (ja) | 1985-10-26 |
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