JPH0472409A - 排気装置 - Google Patents
排気装置Info
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- JPH0472409A JPH0472409A JP18277790A JP18277790A JPH0472409A JP H0472409 A JPH0472409 A JP H0472409A JP 18277790 A JP18277790 A JP 18277790A JP 18277790 A JP18277790 A JP 18277790A JP H0472409 A JPH0472409 A JP H0472409A
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮栗上凹■朋丘國
本発明は、車両における排気装置に関し、特に排気管お
よびマフラーの構造に関する。
よびマフラーの構造に関する。
従来技玉
内管と外管の間に中間材を介在させた二重パイプ構造の
排気管に関し、従来実公昭50−15055号公報記載
の例がある。
排気管に関し、従来実公昭50−15055号公報記載
の例がある。
すなわち回倒を示す第1図において、排気管01は内管
02と外管04との間に軟質性合成樹脂03が介在した
二重パイプ構造をしており、同排気管01の端部に溶接
されたフランジ05は掛止具06を介してポルト07に
よりエンジン08に固着されており、内管02と外管0
4とは所定箇所において一体に溶接されている。
02と外管04との間に軟質性合成樹脂03が介在した
二重パイプ構造をしており、同排気管01の端部に溶接
されたフランジ05は掛止具06を介してポルト07に
よりエンジン08に固着されており、内管02と外管0
4とは所定箇所において一体に溶接されている。
また制振効果を有するマフラーの従来構造は、二重構造
または板厚を厚くして剛性を高くするほか、サンドイッ
チ鋼板等の制振材を使用するものがある。
または板厚を厚くして剛性を高くするほか、サンドイッ
チ鋼板等の制振材を使用するものがある。
”しよ゛と る課
制振・吸音材入りの二重パイプ構造の場合でも内管と外
管とがともに、エンジンにフランジを介して一体に固定
されているので、エンジン振動は内管および外管のどち
らにも直接伝達される。
管とがともに、エンジンにフランジを介して一体に固定
されているので、エンジン振動は内管および外管のどち
らにも直接伝達される。
したがって中間材としての制振吸音材は、内管と外管の
干渉による振動および音の発生は防止することはできる
が、積極的に振動および音を吸収することはできず、制
振・吸音材の効果を十分発揮することはできない。
干渉による振動および音の発生は防止することはできる
が、積極的に振動および音を吸収することはできず、制
振・吸音材の効果を十分発揮することはできない。
また従来マフラー等で制振効果を得るため二重構造また
は板厚を厚くしたり、あるいはサンドインチ鋼板等を用
いたりしていたが、いずれも重量的に大きく、また従来
のサンドイッチ制振材は耐熱温度が200°C以下で排
気系材料としては耐熱性に問題があった。
は板厚を厚くしたり、あるいはサンドインチ鋼板等を用
いたりしていたが、いずれも重量的に大きく、また従来
のサンドイッチ制振材は耐熱温度が200°C以下で排
気系材料としては耐熱性に問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、制振・吸音効果の高い軽量の排気装置を供す
る点にある。
する処は、制振・吸音効果の高い軽量の排気装置を供す
る点にある。
るための および
上記目的を達成するために、本発明は内管と外管の間に
制振・吸音材からなる中間材を介装した二重パイプ構造
の排気管において、エンジンの排気ポート側に固着され
る排気管フランジに前記内管と外管のいずれか一方の端
部を一体に固定し、他方を前記中間材を介して浮動保持
する構成とした排気装置である。
制振・吸音材からなる中間材を介装した二重パイプ構造
の排気管において、エンジンの排気ポート側に固着され
る排気管フランジに前記内管と外管のいずれか一方の端
部を一体に固定し、他方を前記中間材を介して浮動保持
する構成とした排気装置である。
二重パイプ構造の排気管の一方の内管または外管がフラ
ンジを介してエンジンに一体に溶接されるので、他方の
外管または内管は制振・吸音材たる中間材を介して浮動
保持されるためエンジン振動に対しダイナミックダンパ
ーとして作用し、伝達振動音を吸収し、振動音の低減と
管本体の制振性を向上させることができる。
ンジを介してエンジンに一体に溶接されるので、他方の
外管または内管は制振・吸音材たる中間材を介して浮動
保持されるためエンジン振動に対しダイナミックダンパ
ーとして作用し、伝達振動音を吸収し、振動音の低減と
管本体の制振性を向上させることができる。
また排気管や排気消音筒の外板材または内壁材に耐熱性
制振鋼板を用いた構成とすることで、板厚の薄い軽量化
された外板材または内壁材でも振動減衰特性に優れ、か
つ高い排気温度に対しても耐熱性を有する。
制振鋼板を用いた構成とすることで、板厚の薄い軽量化
された外板材または内壁材でも振動減衰特性に優れ、か
つ高い排気温度に対しても耐熱性を有する。
夫施■
以下第2図ないし第4図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
例について説明する。
エンジンのシリンダヘッド1の排気ポート2から延出す
る排気管3は、金属製の内管4と外管5との間に制振・
吸音材たるグラスウールからなる中間材6が介装されて
いる。
る排気管3は、金属製の内管4と外管5との間に制振・
吸音材たるグラスウールからなる中間材6が介装されて
いる。
排気管3の上流端に取付けられるフランジ7は、円板の
対称部分が外側へ膨出した形状をして中央に排気管3の
内管4の外径より若干大きい内径の円孔7aおよび一対
の膨出部にそれぞれボルト孔7bが穿設されている。
対称部分が外側へ膨出した形状をして中央に排気管3の
内管4の外径より若干大きい内径の円孔7aおよび一対
の膨出部にそれぞれボルト孔7bが穿設されている。
排気管3の上流端は、内管4が外管5および中間材6よ
りも若干突出しており、この内管4の突出部をフランジ
7の中央円孔7aに若干の間隔を存して嵌入し、外管5
および中間材6の端面をフランジ7の円孔7aの周辺部
に当接して外管5とフランジ7とを溶接し排気管3にフ
ランジ7を取付ける。
りも若干突出しており、この内管4の突出部をフランジ
7の中央円孔7aに若干の間隔を存して嵌入し、外管5
および中間材6の端面をフランジ7の円孔7aの周辺部
に当接して外管5とフランジ7とを溶接し排気管3にフ
ランジ7を取付ける。
このように排気管3に取付けられたフランジ7は、シリ
ンダへラド1の排気ポート2の周縁取付部に前記ボルト
孔7bを貫通したボルト8により螺着される。
ンダへラド1の排気ポート2の周縁取付部に前記ボルト
孔7bを貫通したボルト8により螺着される。
内管4は、フランジ7より若干前方に突出しているが、
排気ポート2の周縁の切欠きに遊嵌されて、内管4はシ
リンダヘッド1に触れいていない。
排気ポート2の周縁の切欠きに遊嵌されて、内管4はシ
リンダヘッド1に触れいていない。
したがって排気管3は、外管5がフランジ7を介してシ
リンダへラド1に一体に固着され、内管4はこの外管5
に中間材6を介して保持されることになる。
リンダへラド1に一体に固着され、内管4はこの外管5
に中間材6を介して保持されることになる。
なお排気管3の下流端はマフラー9に嵌入している。
本実施例の排気装置は以上のような構造をしているので
、エンジンの振動はこれと一体の外管5に伝達されるが
、中間材6を介して浮動状態にある内管4がダイナミッ
クダンパーとして作用し、内管4から外管5への伝達経
路が遮断され、それにより振動伝達が激減し、振動伝播
による振動音を低減させることができる。
、エンジンの振動はこれと一体の外管5に伝達されるが
、中間材6を介して浮動状態にある内管4がダイナミッ
クダンパーとして作用し、内管4から外管5への伝達経
路が遮断され、それにより振動伝達が激減し、振動伝播
による振動音を低減させることができる。
この実験の結果を第4図に示す。
第4図は、振動音の周波数特性を示すグラフであり、実
線が本実施例の排気装置の場合で破線が内管と外管を端
部で一体に固着した排気装置の場合の結果である。
線が本実施例の排気装置の場合で破線が内管と外管を端
部で一体に固着した排気装置の場合の結果である。
破線では高周波数域で振動音の突出箇所を示しているが
、本実施例の実線では振動が吸収されて高周波数域での
突出振動音は減衰しているとともに、低周波数帯での振
動音の減衰がみられる。
、本実施例の実線では振動が吸収されて高周波数域での
突出振動音は減衰しているとともに、低周波数帯での振
動音の減衰がみられる。
以上は排気管3の外管5をシリンダヘッド1に一体に固
定し、内管4を中間材6を介して浮動状態としたが、第
5図図示の例は逆に内管14をフランジ17を介してシ
リンダヘッド11に一体に固定し、外管15を中間材1
6を介して浮動状態としている。
定し、内管4を中間材6を介して浮動状態としたが、第
5図図示の例は逆に内管14をフランジ17を介してシ
リンダヘッド11に一体に固定し、外管15を中間材1
6を介して浮動状態としている。
内管14を固定するフランジ17は、中央の円孔周縁部
が一方の側へ階段状に突出して、外管15の外径より大
きい内径の円筒部17aと内管14の外径と略等しい内
径を有する円筒部17bとが形成されており、同円筒部
17a、17bに排気管I3の上流端が嵌入される。
が一方の側へ階段状に突出して、外管15の外径より大
きい内径の円筒部17aと内管14の外径と略等しい内
径を有する円筒部17bとが形成されており、同円筒部
17a、17bに排気管I3の上流端が嵌入される。
中間材16および外管15は空隙を存して円筒部17a
に遊嵌され、これらより突出した内管14は径の小さく
なった円筒部17bに嵌入され、かつ当接面を溶接され
て内管14と一体に固着される。
に遊嵌され、これらより突出した内管14は径の小さく
なった円筒部17bに嵌入され、かつ当接面を溶接され
て内管14と一体に固着される。
フランジ17はシリンダへンド11の排気ポート12ム
こボルト18により蝮着される。
こボルト18により蝮着される。
したがって内管14はシリンダヘッド11に一体に固定
され、外管15は中間材16を介して浮動状態にあるの
で、外管15はダイナミックダンパーとして働らき、内
管14の振動を吸収して振動音を減衰させることができ
る。
され、外管15は中間材16を介して浮動状態にあるの
で、外管15はダイナミックダンパーとして働らき、内
管14の振動を吸収して振動音を減衰させることができ
る。
実験によると振動音の周波数特性は前記第4図に示す効
果と殆ど同じとなった。
果と殆ど同じとなった。
また本実施例ではフランジ17に円筒部17aを形成し
、外管15を遊嵌するようにし、フランジ170表面を
斜め下方に向けるようにしているので、雨水等の浸入を
防止することができる。
、外管15を遊嵌するようにし、フランジ170表面を
斜め下方に向けるようにしているので、雨水等の浸入を
防止することができる。
次に制振調板を用いたマフラー21の構造を第6図およ
び第7図に図示する。
び第7図に図示する。
マフラー21のアウターパイプ22は、外管23に金属
複合型制振鋼板が用いられており、マフラー21の振動
を抑制して振動音を減衰させることができる。
複合型制振鋼板が用いられており、マフラー21の振動
を抑制して振動音を減衰させることができる。
この金属複合型制振鋼板は分散した金属コア材を2枚の
鋼板に挾んで拡散接合により複合化したものであり、鋼
板間の摩擦による振動エネルギーを熱エネルギーに変換
して振動を抑制する。
鋼板に挾んで拡散接合により複合化したものであり、鋼
板間の摩擦による振動エネルギーを熱エネルギーに変換
して振動を抑制する。
なお同金属複合型制振綱板は、皮材としての鋼板に普通
媚、特殊鋼、ステンレス畑が用いられ、金属コア材には
基本的に鉄を用いており、高分子材料は用いず耐熱性を
有する。
媚、特殊鋼、ステンレス畑が用いられ、金属コア材には
基本的に鉄を用いており、高分子材料は用いず耐熱性を
有する。
かかる金属複合型制振綱板からなる外管23の内側には
、吸音のほか断熱目的も兼ねて中間材24としてグラス
ウールが、内管25のパンチングプレートで押圧保持さ
れている。
、吸音のほか断熱目的も兼ねて中間材24としてグラス
ウールが、内管25のパンチングプレートで押圧保持さ
れている。
なお外管23としては、ほかに耐熱性の高い制振金属を
用いてもよく、例えば鋼板表面に粒界酸化層を有し、粒
界酸化層にミクロクラックを生じさせた粒界酸化型制振
鋼板が考えられ、同鋼板はクラックによるスリップ・ダ
ンピングを利用して制振性を得るものである。
用いてもよく、例えば鋼板表面に粒界酸化層を有し、粒
界酸化層にミクロクラックを生じさせた粒界酸化型制振
鋼板が考えられ、同鋼板はクラックによるスリップ・ダ
ンピングを利用して制振性を得るものである。
この制振金属または金属複合型制振鋼板はマフラーばか
りでなく排気管にも使用でき、同様の効果を有する。
りでなく排気管にも使用でき、同様の効果を有する。
また中間材24のグラスウールの代わりにセラミックを
使用しても断熱効果を得ることができ、これを保持する
パンチングプレートも通常の金属管とすることも可能で
ある。
使用しても断熱効果を得ることができ、これを保持する
パンチングプレートも通常の金属管とすることも可能で
ある。
本実施例では、制振鋼板を外管23に用いたが内管に使
用することもでき、外管に通常の金属管を用いるように
してもよい。
用することもでき、外管に通常の金属管を用いるように
してもよい。
外管に金属管を用いたマフラーの場合、製造に際し冷び
き加工により生産効率を上げることが可能である。
き加工により生産効率を上げることが可能である。
第8図は、マフラーの加工工程の一部を模式化して示し
たもので、内管31に制振綱板を用い、金属製の外管3
2によりグラスウールの中間材33を外側から押圧保持
するマフラーの製造方法である。
たもので、内管31に制振綱板を用い、金属製の外管3
2によりグラスウールの中間材33を外側から押圧保持
するマフラーの製造方法である。
内管31の内部には予め数台分のセパレータ34とイン
ナーパイプ35とを所定間隔を存して順次固定しておき
、このような内管31の外側に中間材33および外管3
2を緩かに順次嵌め合わせておく。
ナーパイプ35とを所定間隔を存して順次固定しておき
、このような内管31の外側に中間材33および外管3
2を緩かに順次嵌め合わせておく。
そしてこの斂台分に相当するマフラ一部材の一端を、所
定のダイス36に通して後チャックで固定して引っ張る
ようにする。
定のダイス36に通して後チャックで固定して引っ張る
ようにする。
ダイス36は、内周面がテーパしており、先細の内径は
嵌め合わされた中間材33の外径より小さい。
嵌め合わされた中間材33の外径より小さい。
したがって上記の如く一端をチャックで固定されて冷び
きがなされると、外管32はダイス36のテーパ面に沿
ってすぼめるように変形を受は中間材33を押圧し、内
管31との間で挟圧して固定する。
きがなされると、外管32はダイス36のテーパ面に沿
ってすぼめるように変形を受は中間材33を押圧し、内
管31との間で挟圧して固定する。
こうして冷びきされた長尺のマフラ一部材を所定の間隔
で切断していけば、数台骨のマフラーを効率良く製造す
ることができる。
で切断していけば、数台骨のマフラーを効率良く製造す
ることができる。
以上の工程は自動化が可能である。
従来のようにパンチング板等の内管および中間材を完成
寸法に製造し、1台分ごとに手作業でマフラー外管に内
管と中間材を挿入していく方法に比べ大幅に生産効率を
向上させることができる。
寸法に製造し、1台分ごとに手作業でマフラー外管に内
管と中間材を挿入していく方法に比べ大幅に生産効率を
向上させることができる。
また従来中間材の外管への挿入時にめくれが発生したり
、隙間が生じたりし飛散等による耐久性の劣化や吸音性
能の低下等の不具合のおそれがあったが、本例の如く冷
びき加工することで、生産工程を自動化し、製品の安定
化が図れるとともに、中間材と外管の密着力強化により
制振・吸音性能も向上する。
、隙間が生じたりし飛散等による耐久性の劣化や吸音性
能の低下等の不具合のおそれがあったが、本例の如く冷
びき加工することで、生産工程を自動化し、製品の安定
化が図れるとともに、中間材と外管の密着力強化により
制振・吸音性能も向上する。
以上の冷びき加工は、外管に圧力をかけて変形するもの
であったが、第6図および第7図図示の外管に制振調板
を用いたマフラーにおいては、内管を水圧等により拡大
して中間材を押圧し密着固定することができ、制振・吸
音性能の高いマフラーを効率良く生産できる。
であったが、第6図および第7図図示の外管に制振調板
を用いたマフラーにおいては、内管を水圧等により拡大
して中間材を押圧し密着固定することができ、制振・吸
音性能の高いマフラーを効率良く生産できる。
以上の実施例におけるマフラーは中間材にグラスウール
等を用いて制振・吸音効果をもたせていたが、この中間
材に代わるものとして金属繊維を使用するものがある。
等を用いて制振・吸音効果をもたせていたが、この中間
材に代わるものとして金属繊維を使用するものがある。
第9図および第10図は、制振鋼板からなるマフラー外
板41の一部の内周面に極細の金属繊維42をロー付は
等で植毛溶着したものである。
板41の一部の内周面に極細の金属繊維42をロー付は
等で植毛溶着したものである。
金属繊維42は、銅またはステンレス製の線径が約30
μ、長さが5m+程度の繊維であり、インナーバイブ4
3の入口近傍のマフラー外板41の内周面に多数植毛さ
れて敷きつめられている。
μ、長さが5m+程度の繊維であり、インナーバイブ4
3の入口近傍のマフラー外板41の内周面に多数植毛さ
れて敷きつめられている。
極細の金属繊維が排気音に対して振動することで、音エ
ネルギーを熱エネルギーに変換し吸音効果を発揮する。
ネルギーを熱エネルギーに変換し吸音効果を発揮する。
第11図はその吸音効果を示す実験結果である。
実線が金属繊維42を植毛したマフラーについての振動
音の周波数特性であり、破線は金属繊維42を植毛して
いないマフラーについてのものである。
音の周波数特性であり、破線は金属繊維42を植毛して
いないマフラーについてのものである。
金属繊維42が植毛されていない場合には、高振動音の
突出箇所があったが、金属繊維42が植毛された場合は
かかる突出はなくなり、さらに高周波域での振動音が大
きく減衰している。
突出箇所があったが、金属繊維42が植毛された場合は
かかる突出はなくなり、さらに高周波域での振動音が大
きく減衰している。
また金属線[42はマフラーの内部表面積を数十倍に拡
大して排気温度を低下させるのに役立つ。
大して排気温度を低下させるのに役立つ。
なお金属繊維42はマフラー外板41に直接溶着される
ためグラスウールの場合に問題となる飛散による耐久性
の劣化のおそれがなく、かつグラスウールの場合、これ
を固定するパンチング板などが必要であるが、これらが
不要となり軽量化を図ることができる。
ためグラスウールの場合に問題となる飛散による耐久性
の劣化のおそれがなく、かつグラスウールの場合、これ
を固定するパンチング板などが必要であるが、これらが
不要となり軽量化を図ることができる。
金属繊維の植毛はマフラー外板の内周面に限らず、第1
2図に示すようにマフラー外板45の内部に設けられた
セパレータ46の表面に金属繊維47を植毛溶着しても
同様の効果が得られる。
2図に示すようにマフラー外板45の内部に設けられた
セパレータ46の表面に金属繊維47を植毛溶着しても
同様の効果が得られる。
また第13図に図示するように制振鋼板からなる排気管
51の内部に金属繊維52を植毛することで音エネルギ
ーを吸収して排気管51の振動音を減衰させることがで
きる。
51の内部に金属繊維52を植毛することで音エネルギ
ーを吸収して排気管51の振動音を減衰させることがで
きる。
11塚B伽果
本発明は、二重パイプ構造の排気管の内管または外管の
一方をフランジを介してエンジンに一体に固定され、他
方は中間材を介して浮動状態で保持される構成により、
浮動保持された管がダイナミックダンパーとして作用し
、伝達振動音の低減と管本体の制振性を向上させること
ができる。
一方をフランジを介してエンジンに一体に固定され、他
方は中間材を介して浮動状態で保持される構成により、
浮動保持された管がダイナミックダンパーとして作用し
、伝達振動音の低減と管本体の制振性を向上させること
ができる。
また排気管や排気消音筒の外板材または内壁材に耐熱性
制振鋼板を用いることで、板厚の清い外板等により軽量
化を図ると同時に排気温度にも耐えて振動を抑制するこ
とができる排気装置を供することができる。
制振鋼板を用いることで、板厚の清い外板等により軽量
化を図ると同時に排気温度にも耐えて振動を抑制するこ
とができる排気装置を供することができる。
第1図は従来の排気管の構造を示す断面図、第2図は本
発明に係る一実施例の排気装置の要部断面図、第3図は
同実施例のフランジの正面図、第4図は同実施例の振動
音の周波数特性を示す図、第5図は別実施例の排気装置
の要部断面図、第6図は本発明に係る一実施例のマフラ
ーの側断面図、第7図は同正断面図、第8図はマフラー
製造のための冷ひき加工法を示す模式図、第9図は金属
繊維を植毛したマフラーの側断面図、第10図は同正断
面図、第11図は同実施例における振動音の周波数特性
を示す図、第12図は金属繊維を用いた別実施例のマフ
ラーの側断面図、第13図は金属繊維を排気管に用いた
例を示す排気管の一部欠截した斜視図である。 1・・・シリンダヘッド、2・・・排気ポート、3・・
・排気管、4・・・内管、5・・・外管、6・・・中間
材、7・・・フランジ、8・・・ボルト、9・・・マフ
ラー11・・・シリンダヘッド、12・・・排気ポート
、13・・・排気管、14・・・内管、15・・・外管
、16・・・中間材、17・・・フランジ、18・・・
ボルト、 21・・・マフラー、22・・・アウターパイプ、23
・・・外管、24・・・中間材、25・・・内管、26
・・・インナーパイプ、31・・・内管、32・・・外
管、33・・・中間材、34・・・セパレータ、35・
・・インナーパイプ、36・・・ダイス、41・・・マ
フラー外板、42・・・金属繊維、43・・・インナー
パイプ、 45・・・マフラー外板、46・・・セパレータ、47
・・・金属繊維、 51・・・排気管、 52・・・金属繊維。
発明に係る一実施例の排気装置の要部断面図、第3図は
同実施例のフランジの正面図、第4図は同実施例の振動
音の周波数特性を示す図、第5図は別実施例の排気装置
の要部断面図、第6図は本発明に係る一実施例のマフラ
ーの側断面図、第7図は同正断面図、第8図はマフラー
製造のための冷ひき加工法を示す模式図、第9図は金属
繊維を植毛したマフラーの側断面図、第10図は同正断
面図、第11図は同実施例における振動音の周波数特性
を示す図、第12図は金属繊維を用いた別実施例のマフ
ラーの側断面図、第13図は金属繊維を排気管に用いた
例を示す排気管の一部欠截した斜視図である。 1・・・シリンダヘッド、2・・・排気ポート、3・・
・排気管、4・・・内管、5・・・外管、6・・・中間
材、7・・・フランジ、8・・・ボルト、9・・・マフ
ラー11・・・シリンダヘッド、12・・・排気ポート
、13・・・排気管、14・・・内管、15・・・外管
、16・・・中間材、17・・・フランジ、18・・・
ボルト、 21・・・マフラー、22・・・アウターパイプ、23
・・・外管、24・・・中間材、25・・・内管、26
・・・インナーパイプ、31・・・内管、32・・・外
管、33・・・中間材、34・・・セパレータ、35・
・・インナーパイプ、36・・・ダイス、41・・・マ
フラー外板、42・・・金属繊維、43・・・インナー
パイプ、 45・・・マフラー外板、46・・・セパレータ、47
・・・金属繊維、 51・・・排気管、 52・・・金属繊維。
Claims (2)
- (1)内管と外管の間に制振・吸音材からなる中間材を
介装した二重パイプ構造の排気管において、エンジンの
排気ポート側に固着される排気管フランジに前記内管と
外管のいずれか一方の端部を一体に固定し、他方を前記
中間材を介して浮動保持したことを特徴とする排気装置
。 - (2)内部にエンジンの排気通路を形成した排気管また
は排気消音筒の外板材または内壁材に耐熱性制振鋼板を
用いたことを特徴とする排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182777A JP2965631B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182777A JP2965631B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0472409A true JPH0472409A (ja) | 1992-03-06 |
JP2965631B2 JP2965631B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16124236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2182777A Expired - Fee Related JP2965631B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2965631B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540898A (ja) * | 2005-05-04 | 2008-11-20 | フォーレシア・システムズ・デシャップマン | ダブルシェル式マニホルド |
US8382095B2 (en) | 2009-03-05 | 2013-02-26 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding unit, image reading device including same, and image forming apparatus including the image reading device with independent cover and restriction member |
JP2017066964A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | エンジンの排気接合部構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60133122U (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 二つの部材のうちいずれか一方に断熱材が備えられている部材どおしの取付構造 |
JPS6249611U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-27 | ||
JPS6465381A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-10 | Aichi Steel Works Ltd | Vibration-damping composite metallic pipe |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP2182777A patent/JP2965631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60133122U (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 二つの部材のうちいずれか一方に断熱材が備えられている部材どおしの取付構造 |
JPS6249611U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-27 | ||
JPS6465381A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-10 | Aichi Steel Works Ltd | Vibration-damping composite metallic pipe |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540898A (ja) * | 2005-05-04 | 2008-11-20 | フォーレシア・システムズ・デシャップマン | ダブルシェル式マニホルド |
US8382095B2 (en) | 2009-03-05 | 2013-02-26 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding unit, image reading device including same, and image forming apparatus including the image reading device with independent cover and restriction member |
JP2017066964A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | エンジンの排気接合部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2965631B2 (ja) | 1999-10-18 |
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