JPH0471995B2 - - Google Patents

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JPH0471995B2
JPH0471995B2 JP62175415A JP17541587A JPH0471995B2 JP H0471995 B2 JPH0471995 B2 JP H0471995B2 JP 62175415 A JP62175415 A JP 62175415A JP 17541587 A JP17541587 A JP 17541587A JP H0471995 B2 JPH0471995 B2 JP H0471995B2
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JP
Japan
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organic solvent
layer
electroformed
model
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JP62175415A
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Juichi Tazaki
Osamu Ishigami
Akira Ichikawa
Motoki Yoshino
Kunimasa Kawamura
Akira Soyama
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Priority to US07/218,247 priority patent/US4846938A/en
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D1/00Electroforming
    • C25D1/08Perforated or foraminous objects, e.g. sieves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポーラス状電鋳体の製造方法に関し、
一層詳細には、例えば、自動車の内装部品である
表皮体を真空成形法により成形するためのポーラ
ス状電鋳体の製造方法であつて、模型表面に形成
された導電層に有機溶剤を塗布して前記有機溶剤
で溶出可能な粒子をこの導電層に溶着させ、次い
で、電鋳処理を施して後、前記粒子を溶出させて
電鋳体を得ることにより、所望の部位に必要数の
通気孔を形成することが出来、しかも、前記通気
孔の直径を容易に選択することを可能にしたポー
ラス状電鋳体の製造方法に関する。
[発明の背景] 一般に、自動車の内装部品であるコンソールボ
ツクス等はその外表面に凹凸状の表皮模様が形成
されている。この場合、前記コンソールボツクス
等の表皮体は、通常、ポリ塩化ビニル等の合成樹
脂のシートを用い、複数の通気孔を有する、所
謂、ポーラス状電鋳体からなる電鋳型を介して真
空成形法により成形されている。
ところで、この種の真空成形法に用いられるポ
ーラス状電鋳体を製造するために、従来から、
種々の方法が採用されている。例えば、表皮模様
を有する模型の表面に導電層を形成して後、電鋳
処理を施して析出された金属により電鋳殻を得、
前記電鋳殻を導電層から剥離してドリル加工また
はレーザ加工を施すことによりポーラス状電鋳体
を製造する方法が知られている。
然しながら、前記の従来技術では、レーザ加工
を行おうとすれば、設備全体が相当に高価なもの
となると共に、特に多数の通気孔を形成する際に
かなりの時間がかかつてしまい、極めて生産性の
悪いものとなる不都合が指摘されている。また、
ドリル加工では、ドリルの直径に限度があるため
に微細な直径の通気孔を得ることが出来ず、さら
に、前記レーザ加工と同様に多数の通気孔を得る
ために多くの工数が必要となるという欠点が露呈
している。
一方、特開昭第60−152692号に開示されている
ように、導電性を有する塗膜に塩化ビニルラツカ
ー液等の絶縁物質を混入したスプレー層を模型の
表面に形成し、この模型を所定の電解液中におい
て電解処理を施してポーラス状電鋳体を得る方法
がある。ところが、前記の方法によれば、電鋳体
の所望の部位に通気孔を選択的に形成することが
出来ない。従つて、電鋳体が複雑な形状を有する
際、真空成形法により前記電鋳体に樹脂シートを
効果的に密着させることが困難となり、成形不良
が発生する虞がある。しかも、専用の電解液を用
意しなければならないという難点が露呈してい
る。
さらにまた、模型の表面に銀鏡反応により銀層
を形成し、この銀層の通気孔を必要とする領域に
銀腐蝕剤を塗布して後、電鋳処理を施してポーラ
ス状電鋳体を得る方法が特開昭第61−253392号に
開示されている。然しながら、前記方法では、銀
層において通気孔を必要としない領域にシール処
理を行うと共に、前記通気孔を必要とする領域に
銀腐蝕剤を塗布する作業を行わなければならな
い。結果的に、電鋳体の製造工程全体が煩雑とな
り、前記電鋳体を効率的に製造することが困難と
なる欠点が生ずる。しかも、銀腐蝕剤を使用する
ため、通気孔の形成個所を特定することが出来
ず、且つ前記通気孔の直径を任意に選択すること
が不可能となつてしまう。
そこで、本出願人は、先ず、模型表面に導電層
を形成し、前記導電層の表面に粒子の層を密着さ
せて後、電鋳処理して電鋳殻を得、さらに前記粒
子を溶出させて複数のの通気孔を有するポーラス
状電鋳体を製造する方法を提案している(特開昭
第61−163290号)。この方法によれば、極めて簡
単な手段により無数の微細な通気孔を有する電鋳
体を容易に且つ効率的に製造することが出来ると
いう効果が得られる。
[発明の目的] 本発明はこの種の電鋳体の製造方法についてな
されたものであつて、模型の表面に銀鍍金処理を
施して導電層を形成し、前記導電層に積層して銀
に対して不活性な有機溶剤層を設けてこの有機溶
剤で溶出可能な粒子を溶着させ、次いで、前記有
機溶剤層を除去して後この模型に電鋳処理を施し
て電鋳殻を形成し、さらにこの電鋳殻を有機溶剤
内に浸漬させて粒子を溶出除去してポーラス状電
鋳体を製造することにより、粒子の配置状態を選
択して任意の部位に所定の数の通気孔を形成する
ことが出来、しかも、導電層に前記粒子を溶着さ
せることにより通気孔の直径を種々調整すること
を可能にしたポーラス状電鋳体の製造方法を提供
することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は模型の
表面に導電層を形成する第1の工程と、 前記導電層の表面に当該導電層に対し不活性な
有機溶剤層を設ける第2の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、任意の位置に対応し
て前記有機溶剤で溶解可能な粒子を配設する第3
の工程と、 前記粒子を前記有機溶剤で溶融させて該粒子を
前記導電層に溶着させるとともに、前記有機溶剤
層を除去する第4の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して粒子の直径より薄
い層の電鋳殻を形成する第5の工程と、 前記電鋳殻を模型から分離させ有機溶剤で前記
粒子を溶出させて複数の通気孔を有する電鋳体を
得る第6の工程と、 からなることを特徴とする。
さらに、本発明は模型の表面に導電層を形成す
る第1の工程と、 前記導電層の表面に当該導電層に対し不活性な
有機溶剤層を設ける第2の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、任意の位置に対応し
て前記有機溶剤で溶解可能な第1の粒子を配設す
る第3の工程と、 前記第1の粒子を前記有機溶剤で溶融させて該
第1の粒子を前記導電層に溶着させるとともに、
前記有機溶剤層を除去する第4の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して前記第1の粒子の
直径より薄い層の第1の電鋳殻を形成する第5の
工程と、 前記第1の電鋳殻の表面に有機溶剤層を設ける
第6の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、前記第1の電鋳殻の
表面から外部に露呈する前記第1の粒子に対応し
て前記有機溶剤で溶解可能な第2の粒子を配設す
る第7の工程と、 前記第2の粒子と第1の粒子同士を前記有機溶
剤で溶融させて該第2の粒子を前記第1の粒子に
溶着させるとともに、前記有機溶剤層を除去する
第8の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して前記第2の粒子の
直径より薄い層の第2の電鋳殻を前記第1の電鋳
殻上に形成する第9の工程と、 前記第6工程乃至第9工程を所定の回数だけ繰
り返した後、前記電鋳殻を模型から分離させ有機
溶剤で前記粒子を溶出させて複数の通気孔を有す
る電鋳体を得る第10の工程と、 からなることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るポーラス状電鋳体の製造方
法についてこれを実施するための装置との関連に
おいて好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明方法に
より製造されるポーラス状電鋳体の概略を示す。
前記電鋳体10は薄板状を呈しており、所定の形
状に成形されると共に、凹凸模様等の表皮面12
が形成される。電鋳体10には複数の通気孔14
が設けられており、夫々の通気孔14は表皮面1
2側から外部に開放される開口部16と、その表
皮面12に対応する裏面側から外部に開放する開
口部18とに連通する。
次いで、前記電鋳体10の製造工程に使用され
る模型20を第2図a乃至dに示す。前記模型2
0の上面部22は所望の表皮体の形状に対応して
おり、この上面部22に表皮模様が形成されてい
る。
一方、第2図dにおいて、参照符号24は電鋳
槽を示す。前記電鋳槽24には電解液26が充満
されており、この電解液26中に模型20が浸漬
される。この場合、模型20の上面側には電源2
8の正極に導線30a乃至30cを介して接続さ
れている電極32a乃至32cが近接して配置さ
れ、この模型20に後述するようにして形成され
る導電層は導線34を介して前記電源28の負極
に接続される。
本発明に係るポーラス状電鋳体の製造方法を実
施するための装置は基本的には以上のように構成
されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
先ず、本発明方法では、粒子としてポリスチレ
ン粒子あるいはアクリル粒子を使用する。そし
て、前記ポリスチレン粒子を溶出し導電層(銀鍍
金層)に対し不活性で且つ揮発性のある有機溶剤
としてメチルエチルケトン、二塩化エチレン、ト
ルエン、四塩化エチレンおよびキシレンが採用さ
れる。一方、アクリル粒子に対しては有機溶剤と
してメチレンクロライドまたは二塩化エチレンを
用いることが望ましい。
そこで、第2図aに示すように、模型20の上
面部22に銀鍍金処理を施して薄膜状の導電層3
6を形成する。
次に、前記導電層36の表面に有機溶剤を塗布
し、所定の肉厚を有する溶剤層38を形成すると
共に、前記溶剤層38の所望の位置に複数のポリ
スチレン等の粒子40を配設する(第2図b参
照)。これによつて、夫々の粒子40の溶剤層3
8に浸漬される部位が溶融される。そして、第2
図cに示すように、溶剤を蒸発させて溶剤層38
を除去すると、導電層36上には複数の粒子40
が所定の配置状態で溶着されることになる。
その際、導電層36と粒子40との溶着状態を
容易に視認することが出来るため、後述する電鋳
処理により製造される電鋳体10の通気孔14の
位置を予め確認することが可能となる。
このように、模型20の上面部22に、導電層
36と粒子40とを設けて後、第2図dに示すよ
うに、この模型20をを電鋳槽24の電解液26
中に浸漬させる。さらに、電源28の負極に接続
されている導線34を導電層36に接続し、この
電源28の正極に導線30a乃至30cを介して
接続されている電極32a乃至32cを模型20
の上面部22の形状に対応して電解液26内に配
置し、前記模型20に電鋳処理を施す。このた
め、電解液26中のニツケル等の金属が析出し、
この金属が導電層36の表面部に夫々の粒子40
の間隙を埋めるようして積層され、電鋳殻42が
形成される。その際、前記電鋳殻42は粒子40
の直径より薄肉に選択されており、前記粒子40
の端部はこの電鋳殻42の表面から電解液26内
に露呈している。
次いで、模型20を電鋳槽24から取り出し、
電鋳殻42を粒子40と一体的に前記模型20か
ら剥離して後、この電鋳殻42を溶剤層38を形
成する際に使用した溶剤と同様な溶剤中に浸漬さ
せる。これによつて、粒子40が電鋳殻42から
溶出除去され、所定の通気孔14を有する電鋳体
10が製造されるに至る。
この場合、本実施態様によれば、電鋳体10の
所望の部位に通気孔14を正確に且つ容易に形成
することが出来る。
すなわち、第2図bに示すように、導電層36
に、例えば、トルエンからなる溶剤層38を設
け、このトルエンにより溶出可能なポリスチレン
の粒子40を電鋳体10の通気孔14に対応する
位置に配設すれば、前記粒子40の一部が溶剤層
38により溶融する。従つて、溶剤層38を蒸発
させると、第2図cに示すように、導電層36上
に粒子40が溶着することになる。このため、電
鋳体10に設けられる通気孔14の位置並びに形
状を予め確認することが出来、品質に優れたポー
ラス状電鋳体を効率的に製造することが可能とな
る。
しかも、粒子40の直径と溶剤層38の肉厚を
選択することにより、通気孔14に連通する開口
部16の直径を種々選択することが出来る。
すなわち、本実施態様では、実質的に、直径が
0.5mm〜0.6mmのポリスチレンの粒子40を用い、
有機溶剤としてトルエンを採用した。そして、導
電層36に前記トルエンからなる溶剤層38を
10μm〜20μmの肉厚で形成することにより、第3
図に示すように、粒子40の導電層36に対する
溶着部位41、すなわち、開口部16の直径が
0.2mm〜0.3mmとなつた。この場合、アクリルの粒
子40とメチレンクロライドとを用いる際、前記
粒子40の直径を0.5mm〜0.6mmとし、メチレンク
ロライドからなる溶剤層38を20μm〜30μmの厚
さに選択すれば、前記と同様に開口部16の直径
が0.2mm〜0.3mmになることが確認された。
従つて、ポリスチレン等からなる粒子40の直
径と溶剤層38の肉厚とを種々選択すれば、電鋳
体10に形成される開口部16の直径を効果的に
変更し得ることは容易に諒解されよう。
さらにまた、本実施態様では、従来のように通
気孔14を設けるべくドリル加工やレーザ加工等
を行う必要がなく、製造工程に供せられる設備が
高騰することを阻止すると共に、当該電鋳体10
を一挙に効率的に製造することが可能となるとい
う効果が得られる。
ところで、第4図に示すように、電鋳体10よ
りも肉厚で複雑な形状を呈する通気孔14aを有
する電鋳体10aは、前述した工程を繰り返すこ
とにより容易に製造することが出来る。
すなわち、第2図dにより電鋳処理が施され、
導電層36に電鋳殻42が形成されて後、電鋳槽
24から取り出された模型20を第5図aに示
す。そこで、前記電鋳殻42の表面に再度溶剤層
38aを所定の肉厚で塗布すると共に、その溶剤
層38aに粒子40aを配設する。このため、前
記粒子40aは溶剤層38aに浸漬されている部
分を溶融し、予め電鋳殻42に埋設されてその端
部を外部に露呈している粒子40と溶着する(第
6図b参照)。
次いで、溶剤を蒸発させて溶剤層38aを除去
して後、模型20を電鋳槽24内に浸漬してこの
模型20に電鋳処理を施せば、所望の肉厚を有す
る電鋳殻42aが形成されるに至る(第5図c参
照)。さらに、模型20を電鋳槽24から取り出
し、電鋳殻42aをこの模型20から剥離して溶
剤に浸漬することにより、粒子40aおよび40
が溶出除去されて複雑な形状の通気孔14aを有
する電鋳体10aが得られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、模型表面に導
電層を形成し、この導電層に有機溶剤を介して粒
子を溶着させて後、電鋳処理を施して電鋳殻を
得、さらにこの電鋳殻から前記粒子を溶出除去さ
せて複数の通気孔を有する電鋳体を製造してい
る。このため、粒子の位置を選択することによ
り、電鋳体の所望の部位に所定の数の通気孔を容
易に且つ確実に形成することが出来る。しかも、
有機溶剤を用いて粒子を導電層に溶着することに
より、特に、電鋳体の表皮面側の開口部の直径を
十分に大きく形成することが可能となり、また、
この開口部の直径を種々選択し得るという効果が
挙げられる。さらに、電鋳体の製造工程が一挙に
簡素化し、前記電鋳体を効率的に製造することが
出来るという利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて
説明したが、本発明はこの実施態様に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法により製造され
る電鋳体の概略断面図、第2図a乃至dは本発明
方法を実施する際の概略説明図、第3図は本発明
方法の途上において導電層に粒子が溶着した状態
を示す一部拡大図、第4図は他の電鋳体の一部縦
断面図、第5図a乃至第4図に示す電鋳体の製造
方法を示す概略説明図である。 10…電鋳体、12…表皮面、14…通気孔、
16,18…開口部、20…模型、22…上面
部、24…電鋳槽、40…粒子、42…電鋳殻。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 模型の表面に導電層を形成する第1の工程
    と、 前記導電層の表面に当該導電層に対し不活性な
    有機溶剤層を設ける第2の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、任意の位置に対応し
    て前記有機溶剤で溶解可能な粒子を配設する第3
    の工程と、 前記粒子を前記有機溶剤で溶融させて該粒子を
    前記導電層に溶着させるとともに、前記有機溶剤
    層を除去する第4の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して粒子の直径より薄
    い層の電鋳殻を形成する第5の工程と、 前記電鋳殻を模型から分離させ有機溶剤で前記
    粒子を溶出させて複数の通気孔を有する電鋳体を
    得る第6の工程と、 からなることを特徴とするポーラス状電鋳体の製
    造方法。 2 模型の表面に導電層を形成する第1の工程
    と、 前記導電層の表面に当該導電層に対し不活性な
    有機溶剤層を設ける第2の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、任意の位置に対応し
    て前記有機溶剤で溶解可能な第1の粒子を配設す
    る第3の工程と、 前記第1の粒子を前記有機溶剤で溶融させて該
    第1の粒子を前記導電層に溶着させるとともに、
    前記有機溶剤層を除去する第4の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して前記第1の粒子の
    直径より薄い層の第1の電鋳殻を形成する第5の
    工程と、 前記第1の電鋳殻の表面に有機溶剤層を設ける
    第6の工程と、 前記有機溶剤層の表面に、前記第1の電鋳殻の
    表面から外部に露呈する前記第1の粒子に対応し
    て前記有機溶剤で溶解可能な第2の粒子を配設す
    る第7の工程と、 前記第2の粒子と第1の粒子同士を前記有機溶
    剤で溶融させて該第2の粒子を前記第1の粒子に
    溶着させるとともに、前記有機溶剤層を除去する
    第8の工程と、 前記模型に電鋳処理を施して前記第2の粒子の
    直径より薄い層の第2の電鋳殻を前記第1の電鋳
    殻上に形成する第9の工程と、 前記第6工程乃至第9工程を所定の回数だけ繰
    り返した後、前記電鋳殻を模型から分離させ有機
    溶剤で前記粒子を溶出させて複数の通気孔を有す
    る電鋳体を得る第10の工程と、 からなることを特徴とするプーラス状電鋳体の製
    造方法。
JP17541587A 1987-07-13 1987-07-13 Production of porous electrocast body Granted JPS6417888A (en)

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JP17541587A JPS6417888A (en) 1987-07-13 1987-07-13 Production of porous electrocast body
CA000571547A CA1328240C (en) 1987-07-13 1988-07-08 Method of manufacturing a porous electroformed object
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US07/218,247 US4846938A (en) 1987-07-13 1988-07-13 Method of manufacturing a porous electroformed object

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JPS6417888A JPS6417888A (en) 1989-01-20
JPH0471995B2 true JPH0471995B2 (ja) 1992-11-17

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