JPH0471988A - ポンツーン - Google Patents
ポンツーンInfo
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- JPH0471988A JPH0471988A JP18445390A JP18445390A JPH0471988A JP H0471988 A JPH0471988 A JP H0471988A JP 18445390 A JP18445390 A JP 18445390A JP 18445390 A JP18445390 A JP 18445390A JP H0471988 A JPH0471988 A JP H0471988A
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- Japan
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- pontoon
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- fin
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- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 239000011162 core material Substances 0.000 abstract description 4
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
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- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、浮き桟橋の構成要素であるポンツーンに関す
る。
る。
浮き桟橋は、潮差の大きいところに設置されて船客の乗
降や荷物の荷役をするために船舶を繋留する施設の一種
で、−船釣に、主体となるポンツーン、陸岸とポンツー
ンを結ぶ連絡橋、ポンツーンとポンツーンを結ぶ渡橋及
びポンツーンを碇繋する係留鎖又は係留杭からなる。こ
こにポンツーン(pontoon) とは、直方体の
形をした浮体である。
降や荷物の荷役をするために船舶を繋留する施設の一種
で、−船釣に、主体となるポンツーン、陸岸とポンツー
ンを結ぶ連絡橋、ポンツーンとポンツーンを結ぶ渡橋及
びポンツーンを碇繋する係留鎖又は係留杭からなる。こ
こにポンツーン(pontoon) とは、直方体の
形をした浮体である。
従来のポンツーンは、単純な浮体であるため、荷重が偏
って掛かった場合にはすぐに傾斜し、不安定であった。
って掛かった場合にはすぐに傾斜し、不安定であった。
このような問題を解決するため、本発明者は、ポンツー
ン本体の底部にフィンを連設し、ポンツーン本体の上に
人が乗ったときの重心の移動に伴うポンツーン本体の急
激な回動に対して抵抗を持たせ、全体の揺動を抑止する
ことを先に提案した(特願平1−344158号)〔発
明が解決しようとする課題〕 ところが、前記の先の提案によるポンツーンでは、フィ
ンがポンツーン本体の急激な回動に対しては抵抗となっ
て揺動が抑止される反面、横波がポンツーンに押し寄せ
た場合、フィンが抵抗面となるため、フィンが無い場合
に比べてポンツーン本体が却って波とともに大きく揺れ
るという問題があった。
ン本体の底部にフィンを連設し、ポンツーン本体の上に
人が乗ったときの重心の移動に伴うポンツーン本体の急
激な回動に対して抵抗を持たせ、全体の揺動を抑止する
ことを先に提案した(特願平1−344158号)〔発
明が解決しようとする課題〕 ところが、前記の先の提案によるポンツーンでは、フィ
ンがポンツーン本体の急激な回動に対しては抵抗となっ
て揺動が抑止される反面、横波がポンツーンに押し寄せ
た場合、フィンが抵抗面となるため、フィンが無い場合
に比べてポンツーン本体が却って波とともに大きく揺れ
るという問題があった。
そこで・本発明は、フィンを設けたことによる不都合を
解消し、ポンツーン本体の揺れを抑制すると共に消波効
果を高めることを目的とする。
解消し、ポンツーン本体の揺れを抑制すると共に消波効
果を高めることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明のポンツーンは、底部
にフィンを連設したポンツーン本体の複数を、所要間隔
を隔てて前記フィンの面と直交する方向に連結したこと
を特徴とする。
にフィンを連設したポンツーン本体の複数を、所要間隔
を隔てて前記フィンの面と直交する方向に連結したこと
を特徴とする。
前記フィンには通水孔を設けて水の流れに対する抵抗を
小さくすることができる。
小さくすることができる。
本発明においては、波に対する複数(以下の説明では2
つの場合を例示する)のポンツーン本体の挙動とフィン
の役割が問題となる。
つの場合を例示する)のポンツーン本体の挙動とフィン
の役割が問題となる。
第3図は、海面における表面波の様子を示すもので、表
面波の波長をλ、波の高さの半分をRとしたときに、距
離L0 を隔てた異なる2点における粒子の動きを表し
たものである。21点及び22点の粒子の動きは、波の
進行方向をX軸、静水時の波面のレベルを0としたとき
、次の座標で表される。ただし、23点の座標をxl+
yl 、22点の座標をx2+yz とする。
面波の波長をλ、波の高さの半分をRとしたときに、距
離L0 を隔てた異なる2点における粒子の動きを表し
たものである。21点及び22点の粒子の動きは、波の
進行方向をX軸、静水時の波面のレベルを0としたとき
、次の座標で表される。ただし、23点の座標をxl+
yl 、22点の座標をx2+yz とする。
X+=Rs+nωt
yI =RCO8wt
X2 = Lo +R51n(ωt −2rr Lo/
λ)y2 =Rcos(ωt−2πLo/λ)本発明に
おける2つのポンツーン本体は、連結しない場合には前
記の21点と22点における個々の粒子と類似した動き
を行う。
λ)y2 =Rcos(ωt−2πLo/λ)本発明に
おける2つのポンツーン本体は、連結しない場合には前
記の21点と22点における個々の粒子と類似した動き
を行う。
P、点と23点との間の距離lは、単純にX軸座標の差
のみで表すと次のようになる。
のみで表すと次のようになる。
j! = X 2 X
−Lo +Rs+n(ωt 2 rr Lo/λ)
R51nωt= Lo+R−Ksin(cc+t−φ
)但し、K = 2(1−cos(2πLo/λ))
本発明では、2つのポンツーン本体をり。の距離を隔て
て連結している。したがって、水の粒子が2点間で前記
式で表されるlのようにり。を中心として正弦波で狭ま
ったり広がったりしようとするときに、距離が一定であ
る2つのフィンがこれを抑止する抵抗として作用するこ
とになる。
R51nωt= Lo+R−Ksin(cc+t−φ
)但し、K = 2(1−cos(2πLo/λ))
本発明では、2つのポンツーン本体をり。の距離を隔て
て連結している。したがって、水の粒子が2点間で前記
式で表されるlのようにり。を中心として正弦波で狭ま
ったり広がったりしようとするときに、距離が一定であ
る2つのフィンがこれを抑止する抵抗として作用するこ
とになる。
その抵抗力の大きさは前記のKで変化する。すなわち、
しわが波長λの半分(又はL 0= (2n+1) /
2:nは整数)であるときにに=、!2で最大となり、
Lo が波長λの整数倍のときに零で最小になる。
しわが波長λの半分(又はL 0= (2n+1) /
2:nは整数)であるときにに=、!2で最大となり、
Lo が波長λの整数倍のときに零で最小になる。
したがって、ポンツーン本体間の距離は設置される港湾
に特有な波の波長に基づいて決定することが必要である
。
に特有な波の波長に基づいて決定することが必要である
。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は一部
切欠側面図である。これらの図において、1.3はポン
ツーン本体、2.4はそれぞれ長方形のフィンである。
切欠側面図である。これらの図において、1.3はポン
ツーン本体、2.4はそれぞれ長方形のフィンである。
フィン2.4には、通水孔を設けることにより、波の影
響を小さくすることができるが、必ずしも設ける必要は
ない。5は両ポンツーン本体1.3を連結する連結板で
ある。
響を小さくすることができるが、必ずしも設ける必要は
ない。5は両ポンツーン本体1.3を連結する連結板で
ある。
なお、ポンツーン本体1.3としては、第2図に示すよ
うに心材11を発泡スチロールとし、その周囲にコンク
!1−)12の層を形成して構成することができる。こ
のコンクリート12は、たとえば発泡スチロールの心材
11の周囲に金網を張り、コンクリートを塗ることによ
って製造することができる。
うに心材11を発泡スチロールとし、その周囲にコンク
!1−)12の層を形成して構成することができる。こ
のコンクリート12は、たとえば発泡スチロールの心材
11の周囲に金網を張り、コンクリートを塗ることによ
って製造することができる。
前記コンク+J−N2の厚みは、例えば2〜4 cmと
することができる。因みに、従来の厚みは6〜1OOf
fl程度であり、コンクリートの材料を低減することが
できる。
することができる。因みに、従来の厚みは6〜1OOf
fl程度であり、コンクリートの材料を低減することが
できる。
前記フィン2.4は例えばI!;!fil板製の板材で
形成することができ、コンクリート12に埋め込まれた
アンカーポル[3とボルト14で締め付けることにより
固定されている。
形成することができ、コンクリート12に埋め込まれた
アンカーポル[3とボルト14で締め付けることにより
固定されている。
本装置において、フィン2に作用する波力はフィン2〜
4間の水とフィン4の背面水による抵抗により減衰する
ので、消波効果も奏する。
4間の水とフィン4の背面水による抵抗により減衰する
ので、消波効果も奏する。
なお、ポンツーン本体1個にフィンを2個設けた場合と
、本発明のポンツーン本体2個の場合の機能の差につい
て模型実験をしたところ、本発明のようにポンツーン2
個の場合の方が、波浪による動揺量は半分以下であるこ
とが確認できた。これは、ポンツーン本体の背面側の垂
直面もフィンと同様に波の抵抗となり、これがポンツー
ン1個の場合は背面が1面であるのに対し、ポンツーン
2個の場合は背面の2面が抵抗面となることから推測で
きる。
、本発明のポンツーン本体2個の場合の機能の差につい
て模型実験をしたところ、本発明のようにポンツーン2
個の場合の方が、波浪による動揺量は半分以下であるこ
とが確認できた。これは、ポンツーン本体の背面側の垂
直面もフィンと同様に波の抵抗となり、これがポンツー
ン1個の場合は背面が1面であるのに対し、ポンツーン
2個の場合は背面の2面が抵抗面となることから推測で
きる。
以上に述べたように、本発明によれば、複数のポンツー
ン本体の底部にフィンを設けたものを所定の間隔で連結
したので、単一のフィンの場合に比べて波に対する揺動
が抑制される。また、複数のポンツーンを連結すること
により、波エネルギーを吸収し、消波効果が大きい。こ
の消波効果に注目した場合、他の消波設備に比べて軽構
造であるため、経済的である。
ン本体の底部にフィンを設けたものを所定の間隔で連結
したので、単一のフィンの場合に比べて波に対する揺動
が抑制される。また、複数のポンツーンを連結すること
により、波エネルギーを吸収し、消波効果が大きい。こ
の消波効果に注目した場合、他の消波設備に比べて軽構
造であるため、経済的である。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図はその
一部切欠側面図、第3図は本発明の原理を示す説明図で
ある。 1.3:ポンツーン本体 2.4=フィン5;連結板
11:心材 12:コンク 14:ナツト リ− 13:アンカーボルト 特許出願人 大洋技術開発株式会社 代 理 人 小 堀 益第 図
一部切欠側面図、第3図は本発明の原理を示す説明図で
ある。 1.3:ポンツーン本体 2.4=フィン5;連結板
11:心材 12:コンク 14:ナツト リ− 13:アンカーボルト 特許出願人 大洋技術開発株式会社 代 理 人 小 堀 益第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、底部にフィンを連設したポンツーン本体の複数を、
所要間隔を隔てて前記フィンの面と直交する方向に連結
したことを特徴とするポンツーン。 2、フィンに通水孔を設けた請求項1記載のポンツーン
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18445390A JPH0471988A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ポンツーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18445390A JPH0471988A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ポンツーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471988A true JPH0471988A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16153416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18445390A Pending JPH0471988A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ポンツーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471988A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06329081A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-11-29 | Hitachi Zosen Corp | 高速船 |
WO2012057112A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 三菱重工業株式会社 | 浮体の動揺低減装置 |
JP2012131297A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 動揺低減装置及び揺れ低減浮体 |
CN107323613A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-11-07 | 深圳市云洲创新科技有限公司 | 一种无人船中探测设备的减摇装置和无人船 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5881888A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-17 | Sanoyasu:Kk | 減揺型ポンツ−ン |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18445390A patent/JPH0471988A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5881888A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-17 | Sanoyasu:Kk | 減揺型ポンツ−ン |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06329081A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-11-29 | Hitachi Zosen Corp | 高速船 |
WO2012057112A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 三菱重工業株式会社 | 浮体の動揺低減装置 |
JP2012131297A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 動揺低減装置及び揺れ低減浮体 |
CN107323613A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-11-07 | 深圳市云洲创新科技有限公司 | 一种无人船中探测设备的减摇装置和无人船 |
CN107323613B (zh) * | 2017-06-27 | 2019-03-15 | 深圳市云洲创新科技有限公司 | 一种无人船中探测设备的减摇装置和无人船 |
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