JPH0452328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452328B2 JPH0452328B2 JP60054810A JP5481085A JPH0452328B2 JP H0452328 B2 JPH0452328 B2 JP H0452328B2 JP 60054810 A JP60054810 A JP 60054810A JP 5481085 A JP5481085 A JP 5481085A JP H0452328 B2 JPH0452328 B2 JP H0452328B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- wave
- mooring
- waves
- pedestal
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- Expired - Lifetime
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/11—Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
Landscapes
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は浮体を使用した消波装置に関する。
(ロ) 従来の技術
従来の浮消波装置は、主として、波の進行方行
を遮るような壁面を浮力体より垂下したり、或は
長大な浮体を波に対し横方行に係留して浮消波装
置を構成していた。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしこれらの浮消波装置は、いずれも波浪の
大きな衝撃を受け、これに耐えるため、丈夫な複
数本の係留索を用いる多点係留とする必要があ
り、 かつ沈錘も大重量の大型のものを要する等、係
留装置が大型となり、その費用も高額になる等問
題があつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、複数個の浮体を、吃水が浮体の中
程にくるよう、適宜間隔でジグザグ状に架台に配
置し、波が浮体間の間隙を通過する時発生する
渦、あるいは浮体に当つて生ずる反射波等によ
り、波のエネルギーを消費させ、波が通過しなが
ら次第にエネルギーを消費していくため、浮消波
装置に過大な衝撃力が加わらず、そのため、係留
装置も比較的小規模ですみ、かつ構造が簡単で経
済的な浮消波装置に関する。以下図面に従つてそ
の内容を詳述する。 第1図は本発明の浮消波装置の斜視図で、浮体
に円筒形の浮体を使用した場合を示したものであ
る。第2図はその平面図である。 図中1は合成樹脂製あるいは金属製の外皮にポ
リウレタン等の発泡樹脂を充填した円筒形の浮力
体で、適宜の間隙2,2′をもつて架台3の上面
に固定されている。架台3はアングル等の条材で
組立てられ、上面4は浮体1を固定するため、平
面状に荒い格子状に組まれ、両端に係留環5を設
けた下部横桁材6と斜め材7により図示のように
立体的に組立てられている。8は架台3の中段に
取り付けた水平板である。下部横桁材6の両側端
面には、タイヤ等の防舷材9が取りつけられてい
る。10は両端面に設けられて隣の浮消波装置
3′と連結するための連結環である。 第3図はいくつかの浮消波装置3′を連結索1
1により1列に連結して消波堤を構成し、海底に
係留した使用状態を示すもので、第4図はその状
態の側面図である。 図示のように消波堤の両端は1本の係留索12
により、またその途中は隣接する浮消波装置3の
係留環5を連結した係留枝索12′の中央の三つ
目環13に連結した1本の係留索12により水底
のアンカーまたは沈錘14に係留されている。ま
た係留索12の途中でほぼ水深に相当する位置に
三ツ目環13を挿入し、シヤツクルを介して水底
の補助沈錘15に連結され、係留索12は垂直に
殆んどたるむことなく補助沈錘15にいたる。な
お補助沈錘15の水中重量は浮消波装置の予備浮
力より小さくしてある。 (ホ) 作用 本装置の前方から押し寄せた波は、まず浮体の
狭少な間隙2を高速で通過し、急に広がるため、
激しい渦流となる。また次の間隙2′を通過する
場合も同様に激しい渦流を発生し、波浪の上層部
は段階的にエネルギーを急速に消耗して鎮静化す
る。 また波浪のエネルギーの1部は浮体に当り反射
波となり他の浮体に衝突し、あるいは入射波と干
渉して急速にエネルギーを消耗していく。波のエ
ネルギーは主として表層部にあるため、このよう
にして浮消波装置を通過した波は急速に波高を減
じ、小波となり鎮静化する。またこの実施例で
は、架台3の中段に水平板8を設けたが、このよ
うにすれば、波浪の中層部は水平板8により波の
分子の円又は橢円運動を抑制させ急速に中層部の
波のエネルギーを消耗し鎮静化を助ける。 また係留索の途中のほぼ水深に相当する床に補
助沈錘15を設けたことにより、大きい波浪がき
た場合、水底の地面より沈錘15を持ち上げるこ
ととなり、それだけ波のエネルギーの消耗に役立
つものである。 (ヘ) 実施例 第5図は本発明の別の実施例で、浮体に方形の
浮体を取付けた例を示したものである。この場合
も、前記の円筒型の浮体と同様の作用効果がある
が、前例より反射波の発生による消波効果がやや
増大する。 (ト) 発明の効果 以上のように本浮消波装置は構造が簡単で製作
費が安く、かつ波浪により抵抗が他の一般の浮消
波堤に比べ格段に少く、係留装置が経済的であ
り、魚類の養殖設備等の前方に設置する消波装置
として時に有効である。
を遮るような壁面を浮力体より垂下したり、或は
長大な浮体を波に対し横方行に係留して浮消波装
置を構成していた。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしこれらの浮消波装置は、いずれも波浪の
大きな衝撃を受け、これに耐えるため、丈夫な複
数本の係留索を用いる多点係留とする必要があ
り、 かつ沈錘も大重量の大型のものを要する等、係
留装置が大型となり、その費用も高額になる等問
題があつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、複数個の浮体を、吃水が浮体の中
程にくるよう、適宜間隔でジグザグ状に架台に配
置し、波が浮体間の間隙を通過する時発生する
渦、あるいは浮体に当つて生ずる反射波等によ
り、波のエネルギーを消費させ、波が通過しなが
ら次第にエネルギーを消費していくため、浮消波
装置に過大な衝撃力が加わらず、そのため、係留
装置も比較的小規模ですみ、かつ構造が簡単で経
済的な浮消波装置に関する。以下図面に従つてそ
の内容を詳述する。 第1図は本発明の浮消波装置の斜視図で、浮体
に円筒形の浮体を使用した場合を示したものであ
る。第2図はその平面図である。 図中1は合成樹脂製あるいは金属製の外皮にポ
リウレタン等の発泡樹脂を充填した円筒形の浮力
体で、適宜の間隙2,2′をもつて架台3の上面
に固定されている。架台3はアングル等の条材で
組立てられ、上面4は浮体1を固定するため、平
面状に荒い格子状に組まれ、両端に係留環5を設
けた下部横桁材6と斜め材7により図示のように
立体的に組立てられている。8は架台3の中段に
取り付けた水平板である。下部横桁材6の両側端
面には、タイヤ等の防舷材9が取りつけられてい
る。10は両端面に設けられて隣の浮消波装置
3′と連結するための連結環である。 第3図はいくつかの浮消波装置3′を連結索1
1により1列に連結して消波堤を構成し、海底に
係留した使用状態を示すもので、第4図はその状
態の側面図である。 図示のように消波堤の両端は1本の係留索12
により、またその途中は隣接する浮消波装置3の
係留環5を連結した係留枝索12′の中央の三つ
目環13に連結した1本の係留索12により水底
のアンカーまたは沈錘14に係留されている。ま
た係留索12の途中でほぼ水深に相当する位置に
三ツ目環13を挿入し、シヤツクルを介して水底
の補助沈錘15に連結され、係留索12は垂直に
殆んどたるむことなく補助沈錘15にいたる。な
お補助沈錘15の水中重量は浮消波装置の予備浮
力より小さくしてある。 (ホ) 作用 本装置の前方から押し寄せた波は、まず浮体の
狭少な間隙2を高速で通過し、急に広がるため、
激しい渦流となる。また次の間隙2′を通過する
場合も同様に激しい渦流を発生し、波浪の上層部
は段階的にエネルギーを急速に消耗して鎮静化す
る。 また波浪のエネルギーの1部は浮体に当り反射
波となり他の浮体に衝突し、あるいは入射波と干
渉して急速にエネルギーを消耗していく。波のエ
ネルギーは主として表層部にあるため、このよう
にして浮消波装置を通過した波は急速に波高を減
じ、小波となり鎮静化する。またこの実施例で
は、架台3の中段に水平板8を設けたが、このよ
うにすれば、波浪の中層部は水平板8により波の
分子の円又は橢円運動を抑制させ急速に中層部の
波のエネルギーを消耗し鎮静化を助ける。 また係留索の途中のほぼ水深に相当する床に補
助沈錘15を設けたことにより、大きい波浪がき
た場合、水底の地面より沈錘15を持ち上げるこ
ととなり、それだけ波のエネルギーの消耗に役立
つものである。 (ヘ) 実施例 第5図は本発明の別の実施例で、浮体に方形の
浮体を取付けた例を示したものである。この場合
も、前記の円筒型の浮体と同様の作用効果がある
が、前例より反射波の発生による消波効果がやや
増大する。 (ト) 発明の効果 以上のように本浮消波装置は構造が簡単で製作
費が安く、かつ波浪により抵抗が他の一般の浮消
波堤に比べ格段に少く、係留装置が経済的であ
り、魚類の養殖設備等の前方に設置する消波装置
として時に有効である。
第1図は本発明の装置の斜視図、第2図はその
平面図、第3図は本装置を1列に並べて浮消波堤
を構成した斜視図、第4図はその側面図で消波の
状況を図示したもの、第5図は本発明の別の実施
例を示したものである。 1……浮体、2,2′……浮体間の間隙、3…
…架台、5……係留環。
平面図、第3図は本装置を1列に並べて浮消波堤
を構成した斜視図、第4図はその側面図で消波の
状況を図示したもの、第5図は本発明の別の実施
例を示したものである。 1……浮体、2,2′……浮体間の間隙、3…
…架台、5……係留環。
Claims (1)
- 1 条材により平面状の荒い格子に組立てた上面
と下方に位置する下部横桁材とを斜め条材により
立体的に組立てた架台と、架台上面に適宜間隔で
ジグザグ状に配設した吃水が浮体の中程にくるよ
うにした複数個の浮体と、該浮体下方の架台中段
に水平に取付けた水平板とよりなり、浮体により
波の上層部のエネルギーを、水平板により波の中
層部のエネルギーを消耗鎮静化するようにしたこ
とを特徴とする浮消波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60054810A JPS61211409A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 浮消波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60054810A JPS61211409A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 浮消波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211409A JPS61211409A (ja) | 1986-09-19 |
JPH0452328B2 true JPH0452328B2 (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=12981069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60054810A Granted JPS61211409A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 浮消波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61211409A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5707172A (en) * | 1995-06-21 | 1998-01-13 | Waterfront Construction, Inc. | Floating wave attenuators |
DE10209998B4 (de) * | 2002-03-07 | 2004-04-08 | Gerhard Stock | Gasausdehnungselement für eine Anordnung zum Umwandeln von thermischer in motorische Energie |
JP2005105720A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 懸垂式カーテンウォール遮水板組立体 |
GB2434823A (en) | 2006-02-06 | 2007-08-08 | Engineering Business Ltd | Transport and installation of offshore structures |
JP5941310B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2016-06-29 | 西松建設株式会社 | 海中構造物の転倒及び滑動を防止する方法 |
CA3073188A1 (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | Pichit BOONLIKITCHEVA | Wave capturing and attenuating structure |
CN109837863A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-04 | 长江航道规划设计研究院 | 一种河道防冲促淤装置及其安装方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6175111A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-17 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 浮防波堤 |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP60054810A patent/JPS61211409A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6175111A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-17 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 浮防波堤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61211409A (ja) | 1986-09-19 |
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