JPH0471669A - アルミニウム塗装板の製造方法 - Google Patents
アルミニウム塗装板の製造方法Info
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- JPH0471669A JPH0471669A JP18382290A JP18382290A JPH0471669A JP H0471669 A JPH0471669 A JP H0471669A JP 18382290 A JP18382290 A JP 18382290A JP 18382290 A JP18382290 A JP 18382290A JP H0471669 A JPH0471669 A JP H0471669A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は飲食街の缶蓋などに使用されるアルミニウム塗
装板の製造方法に関するものである。
装板の製造方法に関するものである。
アルミニウムまたはアルミニウム合金板は成形性、耐食
性、開缶性などに優れているため飲食街の缶蓋の他、建
材、自動車用材などに広く使われている。
性、開缶性などに優れているため飲食街の缶蓋の他、建
材、自動車用材などに広く使われている。
このアルミニウムまたはアルミニウム合金板(以下アル
ミニウム板と略す)はリン酸クロメート処理等表面処理
された後塗装焼付されるアルミニウム塗装板として使用
される場合が多い。
ミニウム板と略す)はリン酸クロメート処理等表面処理
された後塗装焼付されるアルミニウム塗装板として使用
される場合が多い。
従来アルミニウム塗装板は、コイル状に巻かれたアルミ
ニウム板をアンコイルして塗料により塗膜を形成した後
、雰囲気温度を制御したガス加熱炉中を通過させて塗膜
を焼付け硬化させ再びコイル状に巻取るコイルコーティ
ング方法により製造されている。
ニウム板をアンコイルして塗料により塗膜を形成した後
、雰囲気温度を制御したガス加熱炉中を通過させて塗膜
を焼付け硬化させ再びコイル状に巻取るコイルコーティ
ング方法により製造されている。
このコイルコーティング方法に使用される設備のうち、
ガス加熱炉は長大である必要があるためにその大部分を
占めているのが現状である。
ガス加熱炉は長大である必要があるためにその大部分を
占めているのが現状である。
塗膜の密着性を向上させるため粗面化処理や陽極酸化処
理を施した場合にもこのガス加熱炉を用いて焼付け硬化
処理が行われている。
理を施した場合にもこのガス加熱炉を用いて焼付け硬化
処理が行われている。
しかるにこのガス加熱炉による焼付け硬化は、加熱が塗
膜外側から進行するため、生産効率向上のための高速化
や設備の縮小のために急速加熱を行うと、塗膜の内側(
アルミニウム板側)の溶剤が蒸発し難くなり、塗膜表面
にワキが発生し、塗膜の硬化も不均一であり内部応力が
大きくなるため、塗膜の密着性、加工性、耐食性などに
問題が生しる。
膜外側から進行するため、生産効率向上のための高速化
や設備の縮小のために急速加熱を行うと、塗膜の内側(
アルミニウム板側)の溶剤が蒸発し難くなり、塗膜表面
にワキが発生し、塗膜の硬化も不均一であり内部応力が
大きくなるため、塗膜の密着性、加工性、耐食性などに
問題が生しる。
このため急激な加熱はできないため、必然的に炉長を長
(せざるを得なかった。
(せざるを得なかった。
また密着性を向上させるために粗面化処理や陽極酸化処
理した後、塗装した場合にもガス加熱炉で2速加熱する
と塗膜外側から熱が伝わるため塗膜内側の溶剤が蒸発し
に<<、特にアルミニウム板近傍では形状が複雑になっ
ているため、溶剤の蒸発が不充分となりやすく、硬化も
不均一でアンカー効果が余り発揮できなかった。
理した後、塗装した場合にもガス加熱炉で2速加熱する
と塗膜外側から熱が伝わるため塗膜内側の溶剤が蒸発し
に<<、特にアルミニウム板近傍では形状が複雑になっ
ているため、溶剤の蒸発が不充分となりやすく、硬化も
不均一でアンカー効果が余り発揮できなかった。
本発明はかかる状況に鑑み鋭意検討の結果、急速加熱し
ても健全な塗膜の得られるアルミニウム塗装板の製造方
法を開発したもので、アルミニウム板の表面に塗料によ
り塗膜を形成させた後加熱して塗膜を焼き付け硬化させ
るアルミニウム塗装板の製造方法において、加熱を塗膜
の外側からではなくアルミニウム板側から行うことを特
徴とするアルミニウム塗装板の製造方法である。
ても健全な塗膜の得られるアルミニウム塗装板の製造方
法を開発したもので、アルミニウム板の表面に塗料によ
り塗膜を形成させた後加熱して塗膜を焼き付け硬化させ
るアルミニウム塗装板の製造方法において、加熱を塗膜
の外側からではなくアルミニウム板側から行うことを特
徴とするアルミニウム塗装板の製造方法である。
ここにおいて加熱を塗膜の外側からではなくアルミニウ
ム板側から行うためには誘導加熱によるのが好都合であ
る。
ム板側から行うためには誘導加熱によるのが好都合であ
る。
アルミニウム塗装板の用途としては飲食缶の缶蓋用が最
も多いが他の用途にも使用されることは勿論である。
も多いが他の用途にも使用されることは勿論である。
塗装下地処理としては、リン酸クロメート処理以外にも
、ジルコン処理、フッ酸等の酸洗浄など他の処理以外方
法も適用可能である。
、ジルコン処理、フッ酸等の酸洗浄など他の処理以外方
法も適用可能である。
またアルミニウム板を塗装する前に化学的工・7チング
または/および電解エンチングにより粗面化処理したり
、陽極酸化処理しておけば塗膜の密着性は更に向上する
。
または/および電解エンチングにより粗面化処理したり
、陽極酸化処理しておけば塗膜の密着性は更に向上する
。
〔作用]
本発明においてアルミニウム板側から塗膜を加熱するこ
と即ち塗膜内部から加熱することにより、溶剤の蒸発が
塗膜内部より順次スムーズに進行し、短時間で完了する
。その後は溶剤の大部分が1発しているので塗膜の硬化
温度に急速に加熱することができる。従って、焼付硬化
処理の時間短縮と加熱設備の縮小が可能となる。またア
ルミニウム板の近傍の塗膜も充分に硬化するため塗膜の
密着性、加工性にも優れている。
と即ち塗膜内部から加熱することにより、溶剤の蒸発が
塗膜内部より順次スムーズに進行し、短時間で完了する
。その後は溶剤の大部分が1発しているので塗膜の硬化
温度に急速に加熱することができる。従って、焼付硬化
処理の時間短縮と加熱設備の縮小が可能となる。またア
ルミニウム板の近傍の塗膜も充分に硬化するため塗膜の
密着性、加工性にも優れている。
さらに、粗面化処理や陽極酸化処理によって複雑な表面
形状をしたアルミニウム板の場合でも、アルミニウム板
の近傍も充分に硬化するため、これらの処理の効果が相
乗的に発揮され、塗膜の密着性、加工性は一段と向上す
る。
形状をしたアルミニウム板の場合でも、アルミニウム板
の近傍も充分に硬化するため、これらの処理の効果が相
乗的に発揮され、塗膜の密着性、加工性は一段と向上す
る。
塗膜の加熱を外側からではなく、内側(アルミニウム板
側)から行うための具体的な方法としては誘導加熱によ
る方法が簡単でしかも効果的である。それは誘導加熱に
よれば導体であるアルミニウム板のみが発熱し、不導体
である塗膜自体は発熱しないからである。
側)から行うための具体的な方法としては誘導加熱によ
る方法が簡単でしかも効果的である。それは誘導加熱に
よれば導体であるアルミニウム板のみが発熱し、不導体
である塗膜自体は発熱しないからである。
その他の加熱方法としてはアルミニウム板に通電して発
熱させる方法もあるが、通電方法が機構的に複雑となり
、簡便ではない。
熱させる方法もあるが、通電方法が機構的に複雑となり
、簡便ではない。
〔実施例]
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する。
缶蓋用のJIS5182アルミニウム合金板(0,32
aa板厚)を常法により脱脂、エツチングまたは粗面化
処理後リン酸クロメート処理した。次いでこの材料と陽
極酸化処理した材料を第1表に示す塗装、焼付条件にて
製造したアルミニウム塗装板の塗装外観、及び、レトル
ト処理(120°C×す。
aa板厚)を常法により脱脂、エツチングまたは粗面化
処理後リン酸クロメート処理した。次いでこの材料と陽
極酸化処理した材料を第1表に示す塗装、焼付条件にて
製造したアルミニウム塗装板の塗装外観、及び、レトル
ト処理(120°C×す。
ここでTピール強度と、フェザリング性とは塗膜2次密
着性に係わる試験であり、その試験方法は以下の通りで
ある。
着性に係わる試験であり、その試験方法は以下の通りで
ある。
・Tビール強度
試験片作成方法を第4図に、測定方法を第5図に示す。
焼付け後の試料を5mmX100−に切出し、このサン
プル6の2枚の間にホットメルト接着剤7を挟み、ホッ
トプレス8によって200°C130secの加熱圧着
を行った。
プル6の2枚の間にホットメルト接着剤7を挟み、ホッ
トプレス8によって200°C130secの加熱圧着
を行った。
その試験片を純水中に100°C13C13O浸漬した
後第5図の如く引張試験機に取りつけ、引張速度を20
0閣/minにて剥離を行い、その際のチャート紙の記
録から剥離強度即ちTピール強度を求めた。
後第5図の如く引張試験機に取りつけ、引張速度を20
0閣/minにて剥離を行い、その際のチャート紙の記
録から剥離強度即ちTピール強度を求めた。
尚、9はアルミニウム板、10は塗膜である。
・フェザリング性
焼付け後の試料を第2図に示したような缶の缶蓋(キャ
ンエンド)2に成形し、スコア3、タブ4を取りつけた
。その試験片を純水中100°C53C53O浸漬した
後タブ4を引っ張った後の第3図に示す塗膜残り5の巾
を測定した。
ンエンド)2に成形し、スコア3、タブ4を取りつけた
。その試験片を純水中100°C53C53O浸漬した
後タブ4を引っ張った後の第3図に示す塗膜残り5の巾
を測定した。
第1表から明らかなように本発明例Nα1〜6はいずれ
も従来例1〜6よりもフェザリング性、Tピール強度に
優れ、また塗装外観もよく、短時間で焼付けができるの
で、焼付け処理の高速化が可能である。
も従来例1〜6よりもフェザリング性、Tピール強度に
優れ、また塗装外観もよく、短時間で焼付けができるの
で、焼付け処理の高速化が可能である。
これに対し従来例では本発明例に比較してフェザリング
性、Tピール強度のいずれも劣るだけではなく、塗装外
観、高速化のいずれかが劣っている。
性、Tピール強度のいずれも劣るだけではなく、塗装外
観、高速化のいずれかが劣っている。
以上述べた如く、本発明によれば塗膜の密着性に優れた
アルミニウム塗装板を効率よく製造することができ、工
業上顕著な効果を奏するものである。
アルミニウム塗装板を効率よく製造することができ、工
業上顕著な効果を奏するものである。
図。第2図は、本発明が適用される一例を示す食品用臼
の斜視図、第3図は、第2図のスコア部分を示す正面図
、第4図は本発明の実施例における試験片作成方法を示
す側面図、第5図は同しく試験方法を示す側面図である
。
の斜視図、第3図は、第2図のスコア部分を示す正面図
、第4図は本発明の実施例における試験片作成方法を示
す側面図、第5図は同しく試験方法を示す側面図である
。
1・・・缶、
2・・・缶蓋、
3・・・スコア、
4・・・タ
フ、
5・・・塗膜残り、
6・・・サンプル、
7・・・
ホットメルト接着剤、
8・・・ホットプレス、
9・・・アルミニウム板、
10・・・塗膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)アルミニウムまたはアルミニウム合金板の表面に塗
料により塗膜を形成させた後加熱して塗膜を焼き付け硬
化させるアルミニウム塗装板の製造方法において、加熱
を塗膜の外側からではなくアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金板側から行うことを特徴とするアルミニウム塗
装板の製造方法。 2)加熱を誘導加熱により行うことを特徴する請求項1
記載のアルミニウム塗装板の製造方法。 3)アルミニウム塗装板が飲食街の缶蓋として用いられ
ることを特徴とする請求項1記載のアルミニウム塗装板
の製造方法。 4)アルミニウムまたはアルミニウム合金板が化学エッ
チングまたは/および電解エッチングにより粗面化処理
されていることを特徴とする請求項1記載のアルミニウ
ム塗装板の製造方法。 5)アルミニウムまたはアルミニウム合金板が陽極酸化
処理されていることを特徴とする請求項1記載のアルミ
ニウム塗装板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18382290A JPH0471669A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | アルミニウム塗装板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18382290A JPH0471669A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | アルミニウム塗装板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471669A true JPH0471669A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16142462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18382290A Pending JPH0471669A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | アルミニウム塗装板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471669A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147896A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Chubu Electric Power Co Inc | 高分子材料の熱硬化方法、及び熱硬化装置 |
CN112606374A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-06 | 吴甲平 | 一种适用于不同厚度的铝板覆膜压平装置 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18382290A patent/JPH0471669A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147896A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Chubu Electric Power Co Inc | 高分子材料の熱硬化方法、及び熱硬化装置 |
CN112606374A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-06 | 吴甲平 | 一种适用于不同厚度的铝板覆膜压平装置 |
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