JPH0471631A - ポリスルホン系多孔質膜の処理方法 - Google Patents
ポリスルホン系多孔質膜の処理方法Info
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Landscapes
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- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、種々の膜分離プロセスに利用可能なポリスル
ホン系多孔質膜の処理方法に関する。
ホン系多孔質膜の処理方法に関する。
(従来の技術)
ポリスルホン系の多孔質膜は精密濾過膜、限外濾過膜、
複合膜の支持膜などに多用されているが、これはポリス
ルホン系樹脂の優れた耐熱性や化学的安定性に負うとこ
ろが大きい。とりわけ121°Cで蒸気滅菌ができる点
は、この膜が食品工業や医薬、発酵分野、あるいは電子
工業用に高い信転性を持って利用される理由であると推
定される。
複合膜の支持膜などに多用されているが、これはポリス
ルホン系樹脂の優れた耐熱性や化学的安定性に負うとこ
ろが大きい。とりわけ121°Cで蒸気滅菌ができる点
は、この膜が食品工業や医薬、発酵分野、あるいは電子
工業用に高い信転性を持って利用される理由であると推
定される。
しかしながら、ポリスルホン系樹脂とても160°C付
近になると、熱による変形によって膜性能の変化が生し
、例えば、多孔質膜においては透水能が低下してくる。
近になると、熱による変形によって膜性能の変化が生し
、例えば、多孔質膜においては透水能が低下してくる。
この理由は定かでないが、熱による収縮で孔がつふれて
ゆく方向に変形が進んでいくためと考えられる。
ゆく方向に変形が進んでいくためと考えられる。
したがって、現状のポリスルホン系多孔質膜は、常用で
95°C程度、蒸気滅菌時で121°Cの温度が限界で
あり、100°C以上の液体(高圧下における純水や高
沸点の溶剤)の濾過や滅菌温度をさらに高くしたい場合
などに対応することができない。
95°C程度、蒸気滅菌時で121°Cの温度が限界で
あり、100°C以上の液体(高圧下における純水や高
沸点の溶剤)の濾過や滅菌温度をさらに高くしたい場合
などに対応することができない。
(発明が解決しようとする課B)
本発明は、上記の問題点を克服し、160°C付近の高
温においても透水の低下を起こさないポリスルホン系多
孔質膜を提供するものである。
温においても透水の低下を起こさないポリスルホン系多
孔質膜を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記の課題を解決するため検討を進めた
結果、ポリスルホン系多孔質膜を高温で熱処理する際、
単に160°C付近の液体へ浸漬したのでは孔の収縮に
より透水能の低下が起きるが、孔へ所定の温度に加熱さ
れた液体を加圧下で通液して濾過させることにより、そ
の後高温で膜を処理しても透水能が低下しなくなること
を知り、本発明を完成するに至ったのである。
結果、ポリスルホン系多孔質膜を高温で熱処理する際、
単に160°C付近の液体へ浸漬したのでは孔の収縮に
より透水能の低下が起きるが、孔へ所定の温度に加熱さ
れた液体を加圧下で通液して濾過させることにより、そ
の後高温で膜を処理しても透水能が低下しなくなること
を知り、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、ポリスルホン系多孔質膜へ、加熱
された液体を加圧下で通液して濾過させることを特徴と
するポリスルホン系多孔質膜の処理方法である。本発明
において、前記のように、ポリスルホン系多孔質膜を単
に160°C付近の液体へ浸漬したのでは孔の収縮によ
り透水能の低下が起きるが、所定の温度に加熱された液
体を加圧下で通液して濾過させると、その後高温で膜を
処理しても透水能が低下しなくなる理由は定かてないが
、ポリスルホン系多孔質膜の孔が収縮しようとする力よ
り、孔へ通液している際の圧力が大きいため、孔がつぶ
れない状態で熱による膜構造の固定が行われることによ
るものと推定される。この本発明方法によって、160
°C付近の高温で処理しても、透水能の低下を起こさな
いポリスルホン系多孔質膜を得るという目的を達成する
ことができたのである。
された液体を加圧下で通液して濾過させることを特徴と
するポリスルホン系多孔質膜の処理方法である。本発明
において、前記のように、ポリスルホン系多孔質膜を単
に160°C付近の液体へ浸漬したのでは孔の収縮によ
り透水能の低下が起きるが、所定の温度に加熱された液
体を加圧下で通液して濾過させると、その後高温で膜を
処理しても透水能が低下しなくなる理由は定かてないが
、ポリスルホン系多孔質膜の孔が収縮しようとする力よ
り、孔へ通液している際の圧力が大きいため、孔がつぶ
れない状態で熱による膜構造の固定が行われることによ
るものと推定される。この本発明方法によって、160
°C付近の高温で処理しても、透水能の低下を起こさな
いポリスルホン系多孔質膜を得るという目的を達成する
ことができたのである。
本発明におけるポリスルホン系多孔質膜とは、主鎖にス
ルホン結合および芳香環を含んだポリマーよりなる多孔
質膜を示し、代表的なものには、下記構造式(1)、
(2)のような構造を持つものが知られている。膜の孔
径は特に限定されず、電子顕微鏡で観察可能な数ミクロ
ン程度の孔径を持つ精密濾過膜から、数オングストロー
ム程度の孔径を持つ小孔径の限外濾過膜まで幅広い領域
にわたって適用できる。
ルホン結合および芳香環を含んだポリマーよりなる多孔
質膜を示し、代表的なものには、下記構造式(1)、
(2)のような構造を持つものが知られている。膜の孔
径は特に限定されず、電子顕微鏡で観察可能な数ミクロ
ン程度の孔径を持つ精密濾過膜から、数オングストロー
ム程度の孔径を持つ小孔径の限外濾過膜まで幅広い領域
にわたって適用できる。
H3
ここで、主鎖中の芳香環は、必要に応じて水素以外の官
能基に置換されていてもよい。これらのポリスルホン系
樹脂から多孔質膜を得るには、ポリマーを適当な溶剤に
溶かし製膜原液とした後、純水等の凝固浴で製膜原液を
凝固、脱溶剤させる公知の方法(例えば、特開昭58−
156018)を用いることができる。
能基に置換されていてもよい。これらのポリスルホン系
樹脂から多孔質膜を得るには、ポリマーを適当な溶剤に
溶かし製膜原液とした後、純水等の凝固浴で製膜原液を
凝固、脱溶剤させる公知の方法(例えば、特開昭58−
156018)を用いることができる。
膜の形態も平膜、管状膜等特に限定されないが、サニタ
リー性、逆洗性に優れ、膜面積を多くとれる中空糸膜を
用いるのが好適である。
リー性、逆洗性に優れ、膜面積を多くとれる中空糸膜を
用いるのが好適である。
膜へ加熱された液体を通液濾過させる条件は、膜の構造
を固定化する効果、膜の耐熱性、得られる膜の性能を考
えて設定されるものであるが、液体の温度は、実際に膜
を使用する温度よりも若干高めにするのが好ましい。ま
た、処理温度の上限は、ポリスルホン系多孔質膜の軟化
がはしまる175°C付近とするのが好ましく、処理温
度の下限については、実際の使用温度より高い温度であ
れば特に限定されない。ただし、通常のポリスルホン系
多孔質膜は、121″Cの蒸気滅菌時に実質的な性能変
化を起こさないため、それ以上の温度での使用を想定し
て125〜175°C1好ましくは150〜170°C
で処理するのが適当である。
を固定化する効果、膜の耐熱性、得られる膜の性能を考
えて設定されるものであるが、液体の温度は、実際に膜
を使用する温度よりも若干高めにするのが好ましい。ま
た、処理温度の上限は、ポリスルホン系多孔質膜の軟化
がはしまる175°C付近とするのが好ましく、処理温
度の下限については、実際の使用温度より高い温度であ
れば特に限定されない。ただし、通常のポリスルホン系
多孔質膜は、121″Cの蒸気滅菌時に実質的な性能変
化を起こさないため、それ以上の温度での使用を想定し
て125〜175°C1好ましくは150〜170°C
で処理するのが適当である。
濾過の際にかける圧力については、濾過温度で加圧した
時、膜が破裂しない程度にしなければならないが、15
0〜170°Cの温度では0.5〜1、 5kg/c1
Mが適当である。なお、温度を下げるにしたがって加圧
できる最高圧力は上がっていく。
時、膜が破裂しない程度にしなければならないが、15
0〜170°Cの温度では0.5〜1、 5kg/c1
Mが適当である。なお、温度を下げるにしたがって加圧
できる最高圧力は上がっていく。
濾過する液体については、ポリスルホン系樹脂を化学的
に侵さないものであれば特に限定されず、100〜12
0°C付近であれば純水を加圧下で用いてもよいし、そ
れ以上の温度であればグリセリンまたはその水溶液のよ
うな高沸点の有機溶液を用いるのがよい。
に侵さないものであれば特に限定されず、100〜12
0°C付近であれば純水を加圧下で用いてもよいし、そ
れ以上の温度であればグリセリンまたはその水溶液のよ
うな高沸点の有機溶液を用いるのがよい。
なお、本発明において最終的に得られる膜の性能は、液
体の種類と処理温度が同じであれば、あとは濾過圧力に
よって決定されるので、できるだけ大きな透水能を維持
したければ、その温度において膜が破損しない最大圧力
で濾過すればよい。
体の種類と処理温度が同じであれば、あとは濾過圧力に
よって決定されるので、できるだけ大きな透水能を維持
したければ、その温度において膜が破損しない最大圧力
で濾過すればよい。
濾過時間については、その温度で膜構造が固定化するま
での時間ととらえることができるが、160゛C付近の
処理であれば1時間の処理で十分である。
での時間ととらえることができるが、160゛C付近の
処理であれば1時間の処理で十分である。
(実施例)
以下に本発明を実施例をもってより具体的に説明するが
、本発明は、実施例によって何ら制限されるものではな
い。
、本発明は、実施例によって何ら制限されるものではな
い。
実施例1
ポリスルホン20重量%、N、N−ジメチルアセトアミ
ド70重量%、テトラエチレングリコール10重量%の
組成の製膜原液を作製し、この液を中空糸製造用の環状
ノズルから押し出し、内部および外部凝固液として純水
を用いて製膜原液を内外面から凝固させ、外径1.35
mm、内径0゜72mmの中空糸膜を得た。この膜の圧
力1.0誌/ ctA、25°Cにおける純水の透水率
は5.0ボ/ボ・日であった。
ド70重量%、テトラエチレングリコール10重量%の
組成の製膜原液を作製し、この液を中空糸製造用の環状
ノズルから押し出し、内部および外部凝固液として純水
を用いて製膜原液を内外面から凝固させ、外径1.35
mm、内径0゜72mmの中空糸膜を得た。この膜の圧
力1.0誌/ ctA、25°Cにおける純水の透水率
は5.0ボ/ボ・日であった。
次に、含水状態のこの膜をグリセリンに浸漬し、160
°Cで加熱した後、中空糸膜内部へ圧力0゜5 kg/
cfflで160°Cに加熱されたグリセリンを1時間
通水、濾過した。この膜を純水でよく洗浄し、圧力1.
0kg/ctll、25°Cで純水の透水率を測定した
ところ、6.2m/rrf・日であった。
°Cで加熱した後、中空糸膜内部へ圧力0゜5 kg/
cfflで160°Cに加熱されたグリセリンを1時間
通水、濾過した。この膜を純水でよく洗浄し、圧力1.
0kg/ctll、25°Cで純水の透水率を測定した
ところ、6.2m/rrf・日であった。
さらに、この膜を160°Cのグリセリン中に2時間浸
漬し、よく洗浄してから再び純水の透水率を測定したと
ころ、6.0m/rrr・日であり、実質的な透水率の
低下はなかった。
漬し、よく洗浄してから再び純水の透水率を測定したと
ころ、6.0m/rrr・日であり、実質的な透水率の
低下はなかった。
実施例2
処理に用いるグリセリンの温度を170°Cとする以外
は、実施例1と同様の処理を行ったところ、170 ”
Cグリセリン濾過後の純水の透水率6.5rrr/ポ・
日、170°Cグリセリン浸漬後の透水率6.3m/r
rr・日であり、実質的な透水率の低下はなかった。
は、実施例1と同様の処理を行ったところ、170 ”
Cグリセリン濾過後の純水の透水率6.5rrr/ポ・
日、170°Cグリセリン浸漬後の透水率6.3m/r
rr・日であり、実質的な透水率の低下はなかった。
実施例3
濾過圧を1.0kg/c+flとする以外は、実施例1
と同様の処理を行ったところ、160°Cのグリセリン
濾過後の純水の透水率7.8m/r+(・日、160°
Cグリセリン浸漬後の純水の透水率が7.6ホ/ホ・日
であり、実質的な透水率の低下はなかった。
と同様の処理を行ったところ、160°Cのグリセリン
濾過後の純水の透水率7.8m/r+(・日、160°
Cグリセリン浸漬後の純水の透水率が7.6ホ/ホ・日
であり、実質的な透水率の低下はなかった。
実施例4
実施例1で得られた熱処理前の中空糸膜400本をステ
ンレス類、内径4cm、長さ25cmのケースに封入し
、両端をエポキシ樹脂で封止したモジュールを作製した
。このモジュールへ内圧式0゜5 kg/Cl1lでグ
リセリンを通水し、160°Cに加熱して1時間濾過を
行った。その後、モジュールをよく洗浄し、1.0kg
/c4.25°Cで純水の透水率を測定したところ、8
80d/分であった。次に、このモジュールを160°
Cのグリセリンに2時間浸漬し、よく洗浄した後、再び
純水の透水率を測定したところ、870d/分であり、
実質的な透水率の低下はなかった。本発明をモジュール
の状態に通用しても単糸と同し効果を得ることができる
。
ンレス類、内径4cm、長さ25cmのケースに封入し
、両端をエポキシ樹脂で封止したモジュールを作製した
。このモジュールへ内圧式0゜5 kg/Cl1lでグ
リセリンを通水し、160°Cに加熱して1時間濾過を
行った。その後、モジュールをよく洗浄し、1.0kg
/c4.25°Cで純水の透水率を測定したところ、8
80d/分であった。次に、このモジュールを160°
Cのグリセリンに2時間浸漬し、よく洗浄した後、再び
純水の透水率を測定したところ、870d/分であり、
実質的な透水率の低下はなかった。本発明をモジュール
の状態に通用しても単糸と同し効果を得ることができる
。
比較例
実施例1で得られた熱処理前の中空糸膜を160°Cお
よび170°Cのグリセリンに2時間浸漬したところ、
その後の純水の透水率は、それぞれ3゜5ボ/ボ・日、
2.8m/rr?・日であり、高温のグリセリンを濾過
していない膜には透水率の低下がみられた。
よび170°Cのグリセリンに2時間浸漬したところ、
その後の純水の透水率は、それぞれ3゜5ボ/ボ・日、
2.8m/rr?・日であり、高温のグリセリンを濾過
していない膜には透水率の低下がみられた。
(発明の効果)
本発明により、160°C付近の高温において、透水率
の低下を起こさないポリスルホン系多孔質膜を得ること
ができる。
の低下を起こさないポリスルホン系多孔質膜を得ること
ができる。
Claims (2)
- (1)ポリスルホン系多孔質膜へ、加熱された液体を加
圧下で通液して濾過させることを特徴とするポリスルホ
ン系多孔質膜の処理方法。 - (2)多孔質膜の形状が中空糸膜である請求項1記載の
ポリスルホン系多孔質膜の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18405790A JPH0471631A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | ポリスルホン系多孔質膜の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18405790A JPH0471631A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | ポリスルホン系多孔質膜の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471631A true JPH0471631A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16146621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18405790A Pending JPH0471631A (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | ポリスルホン系多孔質膜の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0471631A (ja) |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP18405790A patent/JPH0471631A/ja active Pending
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