JP2000334277A - ポリスルホン系中空糸膜、その製造方法およびそれを用いた流体処理装置 - Google Patents
ポリスルホン系中空糸膜、その製造方法およびそれを用いた流体処理装置Info
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Abstract
ることにより、中空糸切れを低減し生産性向上に寄与
し、さらに分離膜本来の性能低下を改善するとともに膜
の耐久性を向上したポリスルホン系中空糸膜を提供す
る。 【解決手段】ポリスルホンと親水性高分子とからなる中
空糸膜において、透水性能が16000ml/mmHg
/hr/m2以上、糸伸度が50%以上、溶出物が低
く、また親水性高分子は架橋されていないことを特徴と
するポリスルホン系中空糸膜。また、米国NSF規格の
シスト(胞子量の低減)試験に適合していることを特徴
とする流体処理装置。
Description
且つ中空糸伸度の優れたポリスルホン系中空糸膜、その
製造方法および、これを用いた、限外ろ過・浄水器など
の流体処理装置に関するものである。
拡大と装置の小型化の双方を達成するため、中空糸型の
流体処理装置が幅広く適用されている。
ルを内蔵したタイプが一般的である。中空糸膜モジュー
ルは複数本の中空糸膜が筒状のケースに収納され、中空
糸の一端あるいは両端が樹脂で接着固定されているもの
で、周知の技術でモジュール化できる。
リメチルメタアクリレート、ポリアクリルニトリル、ポ
リエチレン、ポリスルホンなどが知られており、なかで
もポリスルホン中空糸膜は強度、耐熱性、耐薬品性に優
れるため、性能・操作性に有利で市場のシェアを拡大し
ている。
いては、ポリスルホン本来は疎水性の高分子であるた
め、膜の水濡れ性を改善することが要求され、ポリスル
ホンに親水性の高分子を付加する技術が知られている。
は、例えば特開昭58−19490号公報が提案されて
いるが、この方法は分子間凝集力が強すぎて表面の孔や
貫通すべき内部の孔を閉鎖してしまうため透水性能は十
分とはいえないものであった。
特開昭63−97205号公報には親水性高分子を架橋
することにより溶出物が少なく、高透水性の膜を得るこ
とが記載されているが、高伸度の膜を得るには至ってい
ない。
中空糸膜は、高透水性能化しようとすると強伸度低下を
伴うものであった。中空糸膜の強伸度低下は、中空糸膜
モジュール製造の際に糸が切れ生産性が低下したり、あ
るいは流体処理中に中空糸が切れ被処理液がリークする
といった分離膜本来の性能低下を引き起こす。
糸伸度を向上することにより中空糸切れを低減し、生産
性さらに分離膜本来の性能低下を改善した中空糸膜、そ
の製造方法および、これを用いた、限外ろ過・浄水器な
どの流体処理装置を提供することを目的としている。
る。 (1)ポリスルホン系ポリマーと親水性高分子とからな
る中空糸膜において、中空糸膜の透水性能が16000
ml/mmHg/hr/m2以上であり、且つ中空糸膜
の伸度が50%以上であるポリスルホン系中空糸膜。 (2)中空糸膜の伸度が60%以上である上記(1)記
載のポリスルホン系中空糸膜。 (3)親水性高分子がポリビニルピロリドンである上記
(1)または(2)記載のポリスルホン系中空糸膜。 (4)中空糸膜の、粒径0.15μm粒子の排除率が9
5%以上であるする上記(1)〜(3)いずれか記載の
ポリスルホン系中空糸膜。 (5)中空糸膜を、中空糸膜:水=1:100の浴比で
70℃,1時間浸積し抽出した液のUV260nm吸光
度が0.2以下である上記(1)〜(4)いずれか記載
のポリスルホン系中空糸膜。 (6)中空糸膜が、ジメチルアセトアミドに実質的に完
全可溶である上記(1)〜(5)いずれか記載のポリス
ルホン系中空糸膜。 (7)上記(1)〜(6)いずれか記載のポリスルホン
系中空糸膜を用いた流体処理装置であって、米国NSF
規格のシスト(胞子量の低減)試験に適合している流体
処理装置。 (8)前記流体処理装置が浄水器である上記(7)記載
のポリスルホン系中空糸膜を用いた流体処理装置。 (9)ポリスルホン系ポリマー、その良溶媒および親水
性高分子とからなる原液を2重環状の口金から紡糸する
中空糸の製造方法であって、該中空糸を脱溶媒し乾燥
後、140℃以下の温度で熱処理する上記(1)記載の
ポリスルホン系中空糸膜の製造方法。 (10)熱処理の前後に、温水で中空糸を洗浄する上記
(9)記載のポリスルホン系中空糸膜の製造方法。
空糸膜および中空糸モジュールについて詳細に説明す
る。
返し単位に−SO2−を含む構造を有するポリマーを言
い、例えば、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポ
リアリルスルホン等を挙げることができるが、中でもポ
リスルホンが好ましい。
状をしたものであり、工程仕掛かり上の中間製品のこと
を言い、中空糸膜とは、形状は中空糸とほぼ同じである
が、工程処理を完了した出来上がり製品のことと定義す
る。
する中空糸状の分離膜のことで、ポリスルホンと親水性
高分子とを基材とした中空糸膜である。
たは膨潤するものを言う。親水性高分子とはポリビニル
ピロリドン、ポリエチレングリコール、けん化ポリ酢酸
ビニルに代表される親水性を有した高分子であり、なか
でもポリビニルピロリドンが好適に用いられる。
いが、内径は100〜400μm、好ましくは200〜
300μm、外径については150〜600μm、好ま
しく250〜500μmのものが流体処理の圧損などを
考慮し望ましい。また、中空糸膜は微多孔質であるが、
膜中の孔径サイズ、孔径分布については用途により変え
ることができ特に限定はしないが、例えば浄水器用のポ
リスルホン系中空糸膜でいうと、膜中に存在する孔の直
径の範囲が0.1〜5μmで、中空糸断面において内径
側から外径側に至るにつれて孔径サイズが連続的に変化
するグラディエーション構造のものが分画特性、透水性
と膜寿命の点から好ましい。さらには、小さな孔しか存
在しない緻密な活性層と比較的大きな孔で形成された支
持層とからなる膜が好適に使用される。
に周知の技術が適用できるが、ポリスルホン、その良溶
媒、親水性高分子と水とを混合した紡糸原液を、ポリス
ルホン良溶媒、凝固剤、親水性高分子などからなる注入
液とともに2重環状の口金から吐出し(液体注入法)、
気体雰囲気下を通過後に液体浴中に導入(乾湿式紡糸)
し紡糸する方法などが適用できる。
離を利用する方法や製膜後に溶媒・造孔剤等を抽出除去
する方法などがある。
を得るには、膜中の親水性高分子(例えばポリビニルピ
ロリドン(以下PVPと略称))を架橋させずジメチル
アセトアミド(以下DMACと略称)に可溶とさせるこ
とが必要条件である。PVPは乾燥状態で150℃以上
の熱処理により架橋し、DMACに不溶化するが、乾燥
状態で150℃未満であればPVPの架橋は無く、DM
ACに実質的に完全可溶となり、その結果高伸度の中空
糸膜が得られることが判った。
糸膜の高透水性能を達成するためには、中空糸中に存在
するPVPを膜中で凝集させる必要がある。室温で乾燥
したのみの中空糸膜は、水を導入した際に、中空糸膜中
でPVPが膨潤してしまい十分な水透過性能が得られな
いことがわかった。
糸を乾燥状態にした後に高温下で処理することが必要で
あることが判り、高伸度で且つ高透水性能の中空糸膜を
得るためには、中空糸をPVPが架橋しない範囲の高温
下で乾熱処理することが必要であることがわかった。
熱処理温度は、140℃以下、さらには135℃以下で
行うことが好ましい。
め、中空糸膜に水を導入した際にPVPが溶出すること
が考えられるが、PVPの溶出に関しては、中空糸中の
PVPを膜中に凝集させた後に、中空糸を温水洗浄し中
空糸中に残った余剰のPVPを洗い流すことで、溶出を
低減することが出来る。同時に、余剰のPVPを洗い流
すことで、膜中に残ったPVPの膨潤による水透過性能
の低下を抑えることもできる。温水洗浄の温度はPVP
を抽出洗浄するため、60℃以上、さらには80℃以上
で実施することが好ましい。
して、ジメチルアセトアミドに実質的に完全に可溶であ
ることが挙げられるが、これは中空糸膜中に含有される
親水性高分子が架橋していないことをあらわすものであ
り、10mlのジメチルアセトアミドに0.1gのポリ
スルホン系中空糸膜を浸漬後1時間振とうした時、残留
固形物を目視で観察することにより評価できる。すなわ
ち残留固形物が残らない場合、これを「実質的に完全可
溶」という。
て、PVPを熱架橋すると、中空糸膜が硬く脆くなり、
中空糸の伸度が低くなる。中空糸伸度が低い場合、被処
理液の外圧により中空糸膜が切れやすく、過酷条件下あ
るいは経時使用時に、被処理液がリークする可能性があ
る。
VPの架橋はないが、中空糸膜に被処理液である水を通
水した際にPVPが膜中で膨潤し、水の透過を阻害する
ため、透水性能が低下する可能性がある。
め、本発明の中空糸膜は、親水性高分子が架橋しない範
囲の温度下で熱処理することにより、高伸度・高透水性
の双方を満たす中空糸膜を得ることができる。
透水性能と高い糸伸度の双方を満足することに特徴があ
るが、その透水性能は16000ml/mmHg/hr
/m 2以上、好ましくは18000ml/mmHg/h
r/m2以上、糸伸度は50%以上、好ましくは60%
以上である。
1本を速度50mm/分で引っ張った際に、破断した時
の長さ(伸びた長さ)を百分率[{(伸びた長さ[mm]/
50mm)−1}×100]で表した物性値である。
粒径0.15μmサイズの粒子を95%以上排除できる
ことが好ましいが、98%以上さらには99%以上排除
できることが望ましい。
を有効長20mmにカットしたミニ中空糸膜モジュールを
サンプルとし、25℃、TMP500mmHg下で中空
糸内部から水を導入し、中空外部に透過する水量を測定
し、中空糸膜の内表面基準で算出したものである。
0.15μmのホ゜リメチルメタクリレート(以下PMMA)ビーズ
を用い、予めPMMAビーズの懸濁液と濁度との関係を
測定しておき、中空糸を介してろ過したろ液の濁度を測
定することで排除率[{1−(ろ液の濁度/処理前の濁
度)}×100]を求めることができ、本発明では10
本の中空糸を有効長120mmにカットした中空糸モジ
ュールを100mmHgの圧力で中空糸の外側から内側
にろ過し、そのろ液を測定することにより排除率を算出
するものとする。
水=1:100の浴比で70℃、1時間浸積し抽出した
液のUV260nm吸光度を測定することにより評価で
き、水(ブランク)と抽出液のUV吸収の差が0.2以
下、さらには0.1以下であることが好ましい。
膜モジュールの1例を断面図として図1に示す。
のポリスルホン系中空糸膜2を筒状ケース3に組み込
み、ポッティング樹脂4により筒状ケース3に液密且つ
中空開口面5が得られるよう接着固定(ポッティング)
されている。中空開口面を得つつ接着固定するには、予
め中空糸膜の端部を封止し、その後静置下あるいは遠心
下でポッティング樹脂を注入することで対応できる。
されており、所定の流体処理装置への収納が可能であ
る。
置の内、浄水器に関するものの1例を断面図として図2
に示す。
取り付けて用いられる水道蛇口直結型の浄水器の一例で
ある。詳細には、中空糸膜モジュール1と活性炭7とを
本体ケース14に収納した濾過部8と水供給部10とか
らなる浄水器で、水の浄水経路としては、水供給部9か
ら供給された水は、流路切替可能な多方弁11の操作に
よりパス12を通り濾過部8へ供給され、濾過部8では
活性炭7を通過し、図中の上方部から水が流れ出て中空
糸膜2を透過した後に、浄化された水が中空開口端面5
から濾過水排出口13へ排出される。
モジュールを収納した流体処理装置が米国NSF規格の
シスト(胞子量の低減)試験に適合していることが好ま
しいが、NSF規格とは米国国家規格であるNSFイン
ターナショナル規格のことで、公衆衛生並びに品質問題
および環境問題などの活動運営に当たり第三者機関とし
てNSFが規格化したもので、米国国家規格/NSFイ
ンターナショナル規格のことである。シスト(胞子量の
低減)試験はNSF規格の「DRINKING WATER TREATMENT
UNITS-HEALTH EFFECTS」に唱えられいる一つの規格で
ある。試験方法についても記載されおり、その概要は
「3〜4μmの粒子が5×104個/L以上含まれた処
理水を60psiの圧力で流体処理装置に流し、所定サ
イクルでオンオフを繰り返し、処理水流量が初期値の2
5%まで減少した時の粒子排除率が99.95%以上で
あること」である。
とポリビニルピロリドン(以下PVP、BASF社製K
−90:分子量120万)7部とジメチルアセトアミド
(以下DMAC)75部と水3部を110℃、14hr
で溶解攪拌し紡糸原液を作製した。
μm、内径700μm、注入孔450μmの環状スリッ
ト口金から、PVP(BASF社製K−30:分子量4
万)/グリセリン/DMAC=30/15/55からな
る注入液とともに37℃の空気中に吐出し、70mm下
方の80℃凝固浴中へ浸積し、更に温水浴を通過せしめ
た後、カセに巻き取り束ねた。
トし90℃の温水シャワーで洗浄した。
であった。 [実施例1]上記の中空糸を乾燥した後、135℃の乾
熱下で4hr処理し、更に90℃の温水シャワーで洗浄
し、乾燥後、中空糸膜を得た。
たところ、中空糸膜は可溶で残留の固形物はなかった。 [実施例2]上記の中空糸を乾燥した後、135℃の乾
熱下で8hr処理した。更に90℃の温水シャワーで洗
浄し、乾燥後、中空糸膜を得た。
ろ、中空糸膜は可溶で残留の固形物はなかった。 [実施例3]上記の中空糸を乾燥後、135℃の乾熱下
で4hr処理したのち引き続き140℃に昇温し1hr
処理した。更に90℃の温水シャワーで洗浄し、乾燥
後、中空糸膜を得た。
ろ、中空糸膜は可溶で残留の固形物はなかった。 [比較例1]上記の中空糸を乾燥した後、170℃の乾
熱下で5hr処理した。更に90℃の温水シャワーで洗
浄し、乾燥後、中空糸膜を得た。
ろ、中空状の不溶化分が残った。 [比較例2]上記の中空糸を室温下で乾燥し、中空糸膜
を得た。
ろ、中空糸膜は可溶で残留の固形物はなかった。 [比較例3]ポリスルホン樹脂(アモコ社製:P−35
00)15部とPVP(K−90)7部とDMAC75
部と水3部を110℃、14hrで溶解攪拌し紡糸原液
を作製した。
μm、内径700μm、注入孔450μmの環状スリッ
ト口金から、PVP(K−30)/グリセリン/DMA
C=30/15/55からなる注入液とともに37℃の
空気中に吐出し、70mm下方の60℃凝固浴中へ浸積
し、更に温水浴を通過せしめた後、カセに巻き取り束ね
た。
し90℃の温水シャワーで洗浄した。中空糸は外径46
0μm、内径220μmであった。
熱下で5hr処理した。更に90℃の温水シャワーで洗
浄し、乾燥後、中空糸膜を得た。
ろ、中空糸膜は可溶で残留の固形物はなかった。 [実施例4] モジュールの製造 上述した中空糸膜は888本を1束にし、図1の如くU
状に曲げ、内径φ27mm、高さ71mmの筒状ケース
に組み込み、筒状ケースの一端をホ゜リウレタン樹脂で接着固
定し中空糸膜モジュールを得た。 [実施例5]実施例4で得た中空糸膜モジュールを本体ケ
ースに収納し、活性炭を充填し、図2に示すような浄水
器を得た。
伸度/破断強度、0.15μmPMMA粒子の排除率、中空糸溶
出物(UV吸収)を実施し、浄水器の評価としてNSF
規格シスト試験を実施した。加えて、中空糸膜をモジュ
ール化する際に発生した中空糸膜の糸切れ不良率につい
ても評価した。
リスルホン系中空糸膜は、高い透水性能を維持しつつ且
つ糸伸度を向上することができる。そのことにより中空
糸切れを低減し生産性向上に寄与し、さらに分離膜本来
の性能低下を改善した中空糸膜を提供することができ
る。
示す断面図。
Claims (10)
- 【請求項1】ポリスルホン系ポリマーと親水性高分子と
からなる中空糸膜において、中空糸膜の透水性能が16
000ml/mmHg/hr/m2以上であり、且つ中
空糸膜の伸度が50%以上であることを特徴とするポリ
スルホン系中空糸膜。 - 【請求項2】中空糸膜の伸度が60%以上であることを
特徴とする請求項1記載のポリスルホン系中空糸膜。 - 【請求項3】親水性高分子がポリビニルピロリドンであ
ることを特徴とする請求項1または2記載のポリスルホ
ン系中空糸膜。 - 【請求項4】中空糸膜の、粒径0.15μm粒子の排除
率が95%以上であることを特徴とする請求項1〜3い
ずれか記載のポリスルホン系中空糸膜。 - 【請求項5】中空糸膜を、中空糸膜:水=1:100の
浴比で70℃,1時間浸積し抽出した液のUV260n
m吸光度が0.2以下であることを特徴とする請求項1
〜4いずれか記載のポリスルホン系中空糸膜。 - 【請求項6】中空糸膜が、ジメチルアセトアミドに実質
的に完全可溶であることを特徴とする請求項1〜5いず
れか記載のポリスルホン系中空糸膜。 - 【請求項7】請求項1〜6いずれか記載のポリスルホン
系中空糸膜を用いた流体処理装置であって、米国NSF
規格のシスト(胞子量の低減)試験に適合していること
を特徴とする流体処理装置。 - 【請求項8】前記流体処理装置が浄水器であることを特
徴とする請求項7記載のポリスルホン系中空糸膜を用い
た流体処理装置。 - 【請求項9】ポリスルホン系ポリマー、その良溶媒およ
び親水性高分子とからなる原液を2重環状の口金から紡
糸する中空糸の製造方法であって、該中空糸を脱溶媒し
乾燥後、140℃以下の温度で熱処理することを特徴と
する請求項1記載のポリスルホン系中空糸膜の製造方
法。 - 【請求項10】熱処理の前後に、温水で中空糸を洗浄す
ることを特徴とする請求項9記載のポリスルホン系中空
糸膜の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15137599A JP3921873B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ポリスルホン系中空糸膜の製造方法 |
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JP15137599A JP3921873B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ポリスルホン系中空糸膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000334277A true JP2000334277A (ja) | 2000-12-05 |
JP3921873B2 JP3921873B2 (ja) | 2007-05-30 |
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ID=15517195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15137599A Expired - Lifetime JP3921873B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | ポリスルホン系中空糸膜の製造方法 |
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JP (1) | JP3921873B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002072247A1 (fr) * | 2001-03-08 | 2002-09-19 | Toray Industries, Inc. | Membrane a fibres creuses, module a membrane a fibres creuses et purificateur d'eau |
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WO2017164020A1 (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 東レ株式会社 | 中空糸膜モジュール、浄水器用カートリッジおよび浄水器 |
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-
1999
- 1999-05-31 JP JP15137599A patent/JP3921873B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN108883370A (zh) * | 2016-03-22 | 2018-11-23 | 东丽株式会社 | 中空丝膜组件、净水器用滤筒和净水器 |
JPWO2017164020A1 (ja) * | 2016-03-22 | 2019-01-24 | 東レ株式会社 | 中空糸膜モジュール、浄水器用カートリッジおよび浄水器 |
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