JPH0470835B2 - - Google Patents

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JPH0470835B2
JPH0470835B2 JP9192687A JP9192687A JPH0470835B2 JP H0470835 B2 JPH0470835 B2 JP H0470835B2 JP 9192687 A JP9192687 A JP 9192687A JP 9192687 A JP9192687 A JP 9192687A JP H0470835 B2 JPH0470835 B2 JP H0470835B2
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JP
Japan
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power outage
line
diode
call
loop
Prior art date
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Expired
Application number
JP9192687A
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English (en)
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JPS63258193A (ja
Inventor
Takahiro Kobayashi
Minoru Mashiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP9192687A priority Critical patent/JPS63258193A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボタン電話装置の停電用電話機回路
に関するものである。
〔従来の技術〕 ボタン電話装置は、通常、主電源として商用交
流電源を用いており、これの停電時にも特定のボ
タン電話機による外線発着信および外線通話を可
能とするため、停電用電話機を定めておき、主電
源の停電に応じてこの電話機を外線へ直接々続す
るものとなつている。
すなわち、例えば特開昭62−42697号公報によ
り開示されているとおり、通電時に主装置内の電
源により通話電流の供給を行なうものとし、直流
的に分離するため、線路変成器を介して外線との
交換接続を行なうのに対し、停電時には、線路変
成器を介さずに外線と停電用電話機とを直接々続
し、これにより停電時の外線通話を可能としてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、停電用電話機側から見たとき、通電時
は線路変成器を介して外線と接続され、これのリ
アクタンス成分が外線の線路インピーダンスと合
成されて現われ、誘導性または少容量性のものと
なるのに対し、停電時には外線の線路インピーダ
ンスのみとなり、大容量性となるため、通話回路
の側音平衡度がこれに応じて変化し、いずれの条
件においても良好な通話特性を実現することがで
きない問題を生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手
段により構成するものとなつている。
すなわち、上述の停電用電話機において、共通
の通話回路を含む主電源の通電時に用いる通電中
通話ループと主電源の停電時に用いる停電中通話
ループとを選択的に形成する常時動作の停電検出
リレー接点と、通電中通話ループと停電中通話ル
ープとへ各個にかつ直列に挿入され互いにループ
電流の廻り込みを阻止する第1および第2のダイ
オードと、停電中通話ループ内へ挿入され整流出
力端間に前記第2のダイオードを介して通話回路
の接続されるダイオードブリツジと、このダイオ
ードブリツジの共通線側整流出力端と第1のダイ
オードの線路側との間へ互いに直列として接続さ
れたコンデンサおよび抵抗器とを設けたものであ
る。
〔作用〕
したがつて、通電時に通電中通話ループが形成
された場合は、コンデンサおよび抵抗器の直列回
路が線路側へ並列に接続され、直接外線へ接続さ
れたときと同等の大容量性を呈するものとなり、
停電により停電中通話ループが形成された場合に
は、第1のダイオードが逆にバイアスによりオフ
となつてコンデンサおよび抵抗器を切離すため、
これの影響がなくなり、いずれの場合も外線の線
路インピーダンスを基準として側音平衡度を最適
に設定すればよいものとなる。
〔実施例〕
以下、実施例を示すブロツク図によつて本発明
の詳細を説明する。
同図においては、主装置(以下、KSU)1に
電話局からの回線または構内交換機からの線路等
が外線2として収容されていると共に、各1対の
通話線3および信号線4により接続された停電用
のボタン電話機(以下、ST)5が収容されてお
り、このほかにも図上省略した一般用のSTが複
数台収容されている。
また、KSU1は、商用交流電源を主電源ACと
して用い、これを電源部(以下、PS)11によ
り変圧、整流および安定化を行ない、電源+Vと
して各部へ供給するものとなつている。
こゝにおいて、KSU1へ収容された外線2は、
外線回路(以下、LIC)12および線路変成器TL
を介して通話路スイツチ(以下、TSW)13へ
接続され、ST5からの通話線3は、PS11の整
流出力により動作する停電監視用のリレーPFの
接点pf0,pf1、直流阻止用のコンデンサCA,CB
および、線路変成器T1を介しTSW13へ接続さ
れていると共に、ST5の直流ループ閉成検出を
行なうリレーLA,LBを介し電源+Vおよび電源
帰路が接続され、これによつて通話電流の供給を
行なうものとなつており、アナログスイツチ等を
用いたTSW13中のクロスポイントにより、各
変成器T1,TLを介し外線2とST5との間の交換
接続を行ない、かつ、線路変成器T1〜Toを介し
て収容された各ST相互間の交換接続を行なうも
のとなつている。
また、信号線4に対し電源の供給を行なうと共
に、ST5に対する制御データの送信、および、
ST5からの操作データ受信をパルス信号等によ
り行なう送受信回路(以下、SRC)14が設け
てあり、これによる各STの操作データ受信、お
よび、LIC12による着信の検出に応じ、図上省
略した制御部が制御上の判断を行ない、各STに
対する制御データ送信および各部の制御により、
交換接続、LIC12による外線2の捕捉およびダ
イヤル発信等を行なつている。
一方、ST5は、信号線4に対しSRC51が橋
絡接続され、これにより操作データの送信および
制御データの受信を行なつていると共に、塞流線
輪CHを介し電源安定化部(以下、REG)52が
接続されており、これにより、KSU1のSRC1
4から供給された電源を安定化のうえ、局部電源
Eとして図上省略した制御部、表示回路等へ供給
しており、これの出力によりリレーPFと同様な
リレーPTが動作するものとなつている。
また、通話線3に対しては、リレーPTの接点
pt0、フツクスイツチHS1〜HS3を介し、ハンド
セツトを含む通話回路(以下、TKC)53、お
よび、ダイヤル回路(以下、DIC)54が接続さ
れており、主電源ACの通電時には、リレーPTが
常時動作しているため、フツクスイツチHS1、第
1のダイオードD1、TKC53の電源側端子Vc
TKC53の共通線側端子G、ダイオードブリツ
ジ(以下、DB)55の共通線側整流出力端
(−)による通電中通話ループが形成されている
のに対し、停電時には、リレーPTが復旧するた
め、フツクスイツチHS2、DB55、第2のダイ
オードD2、TKC53の電源側端子Vc、TKC53
の共通線側端子G、DB55の共通線側整流出力
端(−)による停電中通話ループが形成されると
共に、ダイオードD3を介しDIC54がTKC53
と並列に接続されるものとなつており、DB55
の共通線側整流出力端(−)とダイオードD1
線路側との間には、互いに直列としたコンデンサ
C1および抵抗器R1が接続されている。
したがつて、主電源ACの通電と停電とに応じ、
リレーPTの接点pt0により通電中通話ループと停
電中通話ループとが選択的に形成されると共に、
ダイオードD1とD2とが各通話ループ中へ各個に
かつ直列に挿入され、互いにループ電流の廻り込
みを阻止する方向として極性が定められており、
TKC5は、各通話ループ共通であると共に、停
電中通話ループにおいては、これの線路側にDB
55が挿入され、DB55の整流出力端(+)、
(−)間にダイオードD2を介しTKC53が接続さ
れるものとなつている。
このため、通電時には、KSU1のリレーPFも
常時動作しており、リレーLA,LBを介して通話
電流が供給され、ST5のオフフツクにより、フ
ツクスイツチHS1、ダイオードD1、TKC53、
DB55、フツクスイツチHS3の通電中通話ルー
プへ通じ、この場合にはコンデンサC1および抵
抗器R1がTKC53に対し並列として接続された
うえ、各変成器T1,TLおよびTSW13を介し外
線2との交換接続がなされ、各変成器T1,TL
リアクタンス成分によるTKC53から見た線路
インピーダンスの誘導性または少容量性を、コン
デンサC1および抵抗器R1の選定により補償する
ことが自在となる。
これに対し、停電時には、リレーPF,PTが共
に復旧し、各変成器T1,TLを介さずに外線2と
ST5とが接続されると共に、オフフツクにより、
フツクスイツチHS2、DB55、ダイオードD2
TKC53、DB55、フツクスイツチHS3の停電
中通話ループが閉成し、外線2の線間電圧極性に
かゝわらずダイオードD2,D3へ順方向電流が通
じ、これによりDIC54によるダイヤル発信、お
よび、TKC53による外線通話が自在になると
共に、ダイオードD1は逆方向バイアスの印加に
よりオフとなり、コンデンサC1および抵抗器R1
がTKC53から切離され、TKC53から見た線
路インピーダンスは、外線2の条件によつてのみ
定まるものとなる。
したがつて、各変成器T1,TLを介して外線2
へ接続したとき、TKC53から見た線路インピ
ーダンスが外線2へ直接々続された場合とほゞ同
等になるものとしてコンデンサC1および抵抗器
R1を選定することにより、通電時、停電時に
かゝわらずTKC53から見た線路インピーダン
スがほゞ一定となり、これに応じてTKC53中
の側音平衡回路網を最適に設定すれば、通電時、
停電時のいずれにおいても最適な側音平衡度とな
り、常に良好な通話特性を得ることができる。
たゞし、条件によつては各変成器TL,T1中の
いずれか一方を省略してもよく、リレーPTの動
作、復旧にKSU1からの制御データによる指令
を用いても同様であり、各通話ループの正極、負
極を反対とし、負極側へダイオードD1,D2を挿
入してもよい等、種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれ
ば、簡単な構成により、通電時、停電時にかゝわ
らず、通話回路から見た線路インピーダンスが
ほゞ一定となり、側音平衡度を最適に維持するこ
とが容易となるため、常な良好な外線との通話特
性が実現し、各種ボタン電話装置の停電用電話機
において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すブロツク図である。 1……KSU(主装置)、2……外線、3……通
話線、5……ST(ボタン電話機)、11……PS
(電源部)、13……TSW(通話路スイツチ)、5
2……REG(電源安定化部)、53……TKC(通
話回路)、54……DIC(ダイヤル回路)、55…
…DB(ダイオードブリツジ)、TL,T1〜To……
線路変成器、PF,PT……リレー、pf0,pf1,pt0
……接点、HS1〜HS3……フツクスイツチ、D1
D3……ダイオード、C1……コンデンサ、R1……
抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主電源の通電時に主装置内の線路変成器を介
    して外線と交換接続され、前記主電源の停電時に
    は前記線路変成器を介さずに前記外線と直接々続
    されて外線通話を行なうボタン電話装置の停電用
    電話機において、共通の通話回路を含む前記主電
    源の通電時に用いる通電中通話ループと前記主電
    源の停電時に用いる停電中通話ループとを選択的
    に形成する常時動作の停電検出リレー接点と、前
    記通電中通話ループと停電中通話ループとへ各個
    にかつ直列に挿入され互いにループ電流の廻り込
    みを阻止する第1および第2のダイオードと、前
    記停電中通話ループ内へ挿入され整流出力端間に
    前記第2のダイオードを介して前記通話回路の接
    続されるダイオードブリツジと、該ダイオードブ
    リツジの共通線側整流出力端と前記第1のダイオ
    ードの線路側との間へ互いに直列として接続され
    たコンデンサおよび抵抗器とを設けたことを特徴
    とするボタン電話装置の停電用電話機回路。
JP9192687A 1987-04-16 1987-04-16 ボタン電話装置の停電用電話機回路 Granted JPS63258193A (ja)

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