JPH047032Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047032Y2 JPH047032Y2 JP1985164615U JP16461585U JPH047032Y2 JP H047032 Y2 JPH047032 Y2 JP H047032Y2 JP 1985164615 U JP1985164615 U JP 1985164615U JP 16461585 U JP16461585 U JP 16461585U JP H047032 Y2 JPH047032 Y2 JP H047032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- gear box
- fuel tank
- steering gear
- tire storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は前後輪操舵車、特にその後輪用ステア
リングギヤボツクスの配置に関する。
リングギヤボツクスの配置に関する。
(従来の技術)
車両において、後輪も操舵すべく車体後部のト
ランクルームの下方に後輪用ステアリングギヤボ
ツクスを配置することが行われ、一般にリヤシー
トの下方に配置された燃料タンクの後方に後輪用
ステアリングギヤボツクスが位置している。
ランクルームの下方に後輪用ステアリングギヤボ
ツクスを配置することが行われ、一般にリヤシー
トの下方に配置された燃料タンクの後方に後輪用
ステアリングギヤボツクスが位置している。
(考案が解決しようとする問題点)
斯かる前後輪操舵車にあつては、路面の突起物
に対し前進時は燃料タンクにより後輪用ステアリ
ングギヤボツクスの保護が図れるが、後進時にお
ける対策として専用ガード等を設ける必要が生じ
る。
に対し前進時は燃料タンクにより後輪用ステアリ
ングギヤボツクスの保護が図れるが、後進時にお
ける対策として専用ガード等を設ける必要が生じ
る。
そこで本考案の目的は、トランクルーム底板に
設けられるスペアタイヤ収納部に着目し、専用ガ
ードを別設することなく後進時における後輪用ス
テアリングギヤボツクスの保護も図れるようにし
た前後輪操舵車を提供するにある。
設けられるスペアタイヤ収納部に着目し、専用ガ
ードを別設することなく後進時における後輪用ス
テアリングギヤボツクスの保護も図れるようにし
た前後輪操舵車を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
以上の問題を解決して目的を達成すべく本考案
は、車体後部のトランクルームの下方に後輪用の
ステアリングギヤボツクスを配置した前後輪操舵
車において、トランクルーム底板の一部を下方へ
膨出してスペアタイヤ収納部を形成し、該スペア
タイヤ収納部の前方に離間して燃料タンクを配置
するとともに、該燃料タンクとスペアタイヤ収納
部の間に形成された空間に後輪用ステアリングギ
ヤボツクスを配置して、該後輪用ステアリングギ
ヤボツクスをスペアタイヤ収納部底板及び燃料タ
ンク下面より上方に配置したことを特徴とする。
は、車体後部のトランクルームの下方に後輪用の
ステアリングギヤボツクスを配置した前後輪操舵
車において、トランクルーム底板の一部を下方へ
膨出してスペアタイヤ収納部を形成し、該スペア
タイヤ収納部の前方に離間して燃料タンクを配置
するとともに、該燃料タンクとスペアタイヤ収納
部の間に形成された空間に後輪用ステアリングギ
ヤボツクスを配置して、該後輪用ステアリングギ
ヤボツクスをスペアタイヤ収納部底板及び燃料タ
ンク下面より上方に配置したことを特徴とする。
(作用)
後輪用ステアリングギヤボツクスは、路面突起
物に対して、直進時は燃料タンクにより、後進時
はスペアタイヤ収納部により、夫々保護される。
物に対して、直進時は燃料タンクにより、後進時
はスペアタイヤ収納部により、夫々保護される。
(実施例)
以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図及び第2図は前後輪操舵装置の主要部の
斜視図と側面図で、1は前輪用ステアリングギヤ
ボツクス、11は後輪用ステアリングギヤボツク
スで、前輪用ステアリングギヤボツクス1にはハ
ンドルの回転を入力するピニオン軸2とラツク軸
3が組込まれ、ラツク軸3の両端には既知の如く
タイロツドを介して前輪用ナツクルアームが連結
される。更に前輪用ステアリングギヤボツクス1
には回転取出用ピニオン軸4が組込まれ、後方に
突出するこのピニオン軸4にはジヨイント5を介
してリンケージ軸6が連結される。
斜視図と側面図で、1は前輪用ステアリングギヤ
ボツクス、11は後輪用ステアリングギヤボツク
スで、前輪用ステアリングギヤボツクス1にはハ
ンドルの回転を入力するピニオン軸2とラツク軸
3が組込まれ、ラツク軸3の両端には既知の如く
タイロツドを介して前輪用ナツクルアームが連結
される。更に前輪用ステアリングギヤボツクス1
には回転取出用ピニオン軸4が組込まれ、後方に
突出するこのピニオン軸4にはジヨイント5を介
してリンケージ軸6が連結される。
また後輪用ステアリングギヤボツクス11には
回転入力用ピニオン軸12とラツク軸13が組込
まれ、前方に突出するピニオン軸12には前記リ
ンケージ軸6がジヨイント7を介し側面視で屈曲
して連結され、ラツク軸13の両端には同様にタ
イロツドを介して後輪用ナツクルアームが連結さ
れる。
回転入力用ピニオン軸12とラツク軸13が組込
まれ、前方に突出するピニオン軸12には前記リ
ンケージ軸6がジヨイント7を介し側面視で屈曲
して連結され、ラツク軸13の両端には同様にタ
イロツドを介して後輪用ナツクルアームが連結さ
れる。
一方、第3図は車体後部の透視側面を示し、2
1はリヤシート、22はトランクルームで、リヤ
シート21の下方からトランクルーム底板23の
前部下方にかけて車巾方向に延在する燃料タンク
29が配設され、トランクルーム底板23の中間
部乃至後部で、且つ車巾方向中央部には下方へ膨
出するスペアタイヤ収納部24が形成され、この
スペアタイヤ収納部24と燃料タンク29間には
空間が形成され、図中、26はスペアタイヤであ
る。
1はリヤシート、22はトランクルームで、リヤ
シート21の下方からトランクルーム底板23の
前部下方にかけて車巾方向に延在する燃料タンク
29が配設され、トランクルーム底板23の中間
部乃至後部で、且つ車巾方向中央部には下方へ膨
出するスペアタイヤ収納部24が形成され、この
スペアタイヤ収納部24と燃料タンク29間には
空間が形成され、図中、26はスペアタイヤであ
る。
斯かるスペアタイヤ収納部24とその前方に配
置した燃料タンク29との間に形成された空間で
あつて、その車巾方向中央部に前記後輪用ステア
リングギヤボツクス11を配置し、且つこのギヤ
ボツクス11を及び燃料タンク29下面より上方
に位置させる。
置した燃料タンク29との間に形成された空間で
あつて、その車巾方向中央部に前記後輪用ステア
リングギヤボツクス11を配置し、且つこのギヤ
ボツクス11を及び燃料タンク29下面より上方
に位置させる。
このように後輪用ステアリングギヤボツクス1
1を配置したため、路面突起物に対し前進時は燃
料タンク29により、また後進時はスペアタイヤ
収納部24によつてギヤボツクス11はそれぞれ
保護されることとなり、燃料タンク29及びスペ
アタイヤ収納部24はともにギヤボツクス11の
ガードとしても機能する。
1を配置したため、路面突起物に対し前進時は燃
料タンク29により、また後進時はスペアタイヤ
収納部24によつてギヤボツクス11はそれぞれ
保護されることとなり、燃料タンク29及びスペ
アタイヤ収納部24はともにギヤボツクス11の
ガードとしても機能する。
(考案の効果)
以上のように本考案の前後輪操舵車によれば、
後輪用ステアリングギヤボツクスを、路面突起物
に対して、直進時は燃料タンクにより、後進時は
スペアタイヤ収納部により、夫々保護できるた
め、新たに保護部材が不要で、軽量化でき、また
ギヤボツクス自体にも衝撃に耐え得る剛性が不要
となり、この面からも軽量化でき、全体として信
頼性を保ちつつ、コストを軽減することができ
る。
後輪用ステアリングギヤボツクスを、路面突起物
に対して、直進時は燃料タンクにより、後進時は
スペアタイヤ収納部により、夫々保護できるた
め、新たに保護部材が不要で、軽量化でき、また
ギヤボツクス自体にも衝撃に耐え得る剛性が不要
となり、この面からも軽量化でき、全体として信
頼性を保ちつつ、コストを軽減することができ
る。
第1図は前後輪操舵装置主要部の斜視図、第2
図は同側面図、第3図は車体後部の透視側面図で
ある。 尚、図面中、11は後輪用ステアリングギヤボ
ツクス、22はトランクルーム、23は底板、2
4はスペアタイヤ収納部、25は底板、29は燃
料タンクである。
図は同側面図、第3図は車体後部の透視側面図で
ある。 尚、図面中、11は後輪用ステアリングギヤボ
ツクス、22はトランクルーム、23は底板、2
4はスペアタイヤ収納部、25は底板、29は燃
料タンクである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体後部のトランクルームの下方に後輪用のス
テアリングギヤボツクスを配置した前後輪操舵車
において、 トランクルーム底板の一部を下方へ膨出してス
ペアタイヤ収納部を形成し、該スペアタイヤ収納
部の前方に離間して燃料タンクを配置するととも
に、 該燃料タンクとスペアタイヤ収納部の間に形成
された空間に後輪用ステアリングギヤボツクスを
配置して、該後輪用ステアリングギヤボツクスを
スペアタイヤ収納部底板及び燃料タンク下面より
上方に配置したことを特徴とする前後輪操舵車。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985164615U JPH047032Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | |
US06/922,040 US4706977A (en) | 1985-10-25 | 1986-10-21 | Steering device for front and rear wheels |
GB8625373A GB2182007B (en) | 1985-10-25 | 1986-10-23 | Steering device for front and rear wheels |
DE19863636285 DE3636285A1 (de) | 1985-10-25 | 1986-10-24 | Lenkvorrichtung fuer vorder- u. hinterraeder eines fahrzeugs, insbesondere eines motorfahrzeugs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985164615U JPH047032Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272270U JPS6272270U (ja) | 1987-05-08 |
JPH047032Y2 true JPH047032Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31093894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985164615U Expired JPH047032Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047032Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58214468A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP1985164615U patent/JPH047032Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58214468A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6272270U (ja) | 1987-05-08 |
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